JP6160955B2 - 発光ダイオード駆動装置、それを備えた車両用照明装置および車両 - Google Patents

発光ダイオード駆動装置、それを備えた車両用照明装置および車両 Download PDF

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Description

本発明は、発光ダイオードの光源を点灯駆動させる発光ダイオード駆動装置、発光ダイオード駆動装置を備えた車両用照明装置および車両に関するものである。
近年、車両の前照灯、車内灯、尾灯、補助灯やデイタイム・ランニング・ライトなどの、光源に発光ダイオードを用いた車両用照明装置が利用されつつある。車両用照明装置は、発光ダイオードの光源を発光ダイオード駆動装置により点灯駆動している。
この種の発光ダイオード駆動装置としては、図13に示す、光源102の短絡の有無を判別する故障判別回路部105を備えたものが知られている(たとえば、特許文献1)。
特許文献1の発光ダイオード駆動装置Aは、電源108から供給される電力を変換して昇圧した直流電圧を出力する駆動回路部103を備えている。駆動回路部103は、複数の発光ダイオード101を直列接続して形成される光源102に昇圧した直流電圧を印加して光源102を点灯させる。発光ダイオード駆動装置Aは、光源102の両端間の電圧を検出する電圧検出回路部104を備えている。電圧検出回路部104は、光源102の両端間に直列に接続された電圧検出抵抗104a、104bにより光源102の両端間の電圧を検出する。駆動回路部103は、光源102に供給する電力をPWM制御して、所定の一定の電力に保っている。なお、発光ダイオード駆動装置Aは、電流検出抵抗107aにより光源102に流れる電流を検出する電流検出回路部107を備えている。また、発光ダイオード駆動装置Aは、故障判別回路部105で判別された光源102の短絡の有無を表示する表示部106を備えている。
特開2009−111035号公報
ところで、発光ダイオード駆動装置は、発光ダイオードの光源における短絡故障を、より精度よく検出することが求められており、上述の特許文献1の発光ダイオード駆動装置の構成だけでは十分ではなく、更なる改良が求められている。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、発光ダイオードの光源における短絡故障を、より精度よく検出することが可能な発光ダイオード駆動装置、それを備えた車両用照明装置および車両を提供することにある。
本発明の発光ダイオード駆動装置は、直流電源からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して発光ダイオードの光源に印加するDC−DCコンバータと、上記光源に流れる電流を検出する電流検出部と、上記電流検出部で検出した電流値と上記光源に給電する所定の基準電流値とが一致するように上記DC−DCコンバータを定電流制御する制御回路部と、を備え、上記制御回路部は、上記光源に給電する上記所定の基準電流値を設定する基準電流指令部と、上記光源の短絡故障を判別する電圧の閾値を設定する閾値電圧設定部と、上記光源の電圧を検出する電圧検出部が検出した電圧値と上記閾値電圧設定部の上記閾値とを比較する比較回路部と、を有しており、前記閾値電圧設定部は、前記光源における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って前記閾値を設定し、上記制御回路部は、上記基準電流指令部が上記所定の基準電流値を低減する場合、上記閾値電圧設定部の上記閾値を低下させることを特徴とする。
この発光ダイオード駆動装置において、上記制御回路部は、上記電流検出部が上記所定の基準電流値よりも電流値が低下したことを検出した場合、上記閾値電圧設定部の上記閾値を低下させることが好ましい。
この発光ダイオード駆動装置において、上記制御回路部は、上記光源における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って上記閾値を段階的に変化させていることが好ましい。
この発光ダイオード駆動装置において、上記制御回路部は、上記光源に出力する電流が予め設定した第1電流値より小さい場合において、上記光源における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って上記閾値を設定しており、上記光源に出力する電流が上記第1電流値以上の場合において、上記閾値を固定値とすることが好ましい。
この発光ダイオード駆動装置において、上記制御回路部は、上記光源の温度を検出する温度検出部と電気的に接続しており、上記温度検出部で検出した温度が予め設定した所定の温度よりも高い場合、上記光源に出力する電流を低減するように、上記DC−DCコンバータを定電流制御することが好ましい。
本発明の車両用照明装置は、発光ダイオードと、当該発光ダイオードを上記光源として点灯させる上述の発光ダイオード駆動装置とを備えてなることを特徴とする。
本発明の車両は、発光ダイオードと、当該発光ダイオードを上記光源として点灯させる上述の発光ダイオード駆動装置とを備えてなることを特徴とする。
本発明の発光ダイオード駆動装置は、発光ダイオードの光源における短絡故障を、より精度よく検出することが可能となる。
本発明の車両用照明装置は、車両用照明装置の光源として備えられた発光ダイオードにおける短絡故障を、より精度よく検出することが可能となる。
本発明の車両は、車両の光源として備えられた発光ダイオードにおける短絡故障を、より精度よく検出することが可能となる。
図1は、実施形態1の発光ダイオード駆動装置の回路構成図である。 図2は、実施形態1の発光ダイオード駆動装置に関し、光源の順電流−順電圧特性と閾値との関係を説明するグラフである。 図3は、実施形態1の発光ダイオード駆動装置に関し、光源の順電流−順電圧特性と別の閾値との関係を説明するグラフである。 図4は、実施形態1の発光ダイオード駆動装置に関し、光源の順電流−順電圧特性と他の閾値との関係を説明するグラフである。 図5は、実施形態1の発光ダイオード駆動装置の動作を説明するフローチャート図である。 図6は、実施形態1の発光ダイオード駆動装置の要部の動作を説明するグラフである。 図7は、実施形態1と比較する発光ダイオード駆動装置に関し、光源の順電流−順電圧特性と閾値との関係を説明するグラフである。 図8は、実施形態1と比較する発光ダイオード駆動装置に関し、光源の順電流−順電圧特性と別の閾値との関係を説明するグラフである。 図9は、実施形態2の発光ダイオード駆動装置の回路構成図である。 図10は、実施形態3の発光ダイオード駆動装置の回路構成図である。 図11は、実施形態3の発光ダイオード駆動装置の要部の動作を説明するグラフである。 図12は、実施形態3の発光ダイオード駆動装置の動作を説明するフローチャート図である。 図13は、従来例の発光ダイオード駆動装置の概略回路構成図である。
(実施形態1)
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10について、図1ないし図6を用いて説明する。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、図1に示すように、直流電源20からの直流電圧Vinを所定の直流電圧V2に変換して発光ダイオード21aの光源21に印加するDC−DCコンバータ1を備えている。発光ダイオード駆動装置10は、光源21に流れる電流を検出する電流検出部3と、電流検出部3で検出した電流値Ioutと光源21に給電する所定の基準電流値とが一致するようにDC−DCコンバータ1を定電流制御する制御回路部4と、を備えている。制御回路部4は、光源21に給電する所定の基準電流値を設定する基準電流指令部41を有している。制御回路部4は、光源21の短絡故障を判別する電圧の閾値を設定する閾値電圧設定部42と、光源21の電圧を検出する電圧検出部2が検出した電圧値Voutと閾値電圧設定部42の閾値とを比較する比較回路部43と、を有している。制御回路部4は、基準電流指令部41が所定の基準電流値を低減する場合、閾値電圧設定部42の閾値を低下させる。
これにより、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、発光ダイオード21aの光源21における短絡故障を、より精度よく検出することが可能となる。
以下、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10の具体的な構成について詳述する。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、たとえば、車両に搭載した車載バッテリを直流電源20として電気的に接続する。発光ダイオード駆動装置10は、電源スイッチ(図示していない)を介して供給された直流電源20の電源電圧たる直流電圧Vinを、光源21の点灯駆動に適した所定の直流電圧V2に変換するDC−DCコンバータ1を備えている。発光ダイオード駆動装置10は、DC−DCコンバータ1の入力端1aa,1abを介して、直流電源20と電気的に接続している。発光ダイオード駆動装置10は、DC−DCコンバータ1の出力端1ba,1bbを介して、光源21と電気的に接続している。光源21は、複数個の発光ダイオード21aを電気的に直列接続したLEDモジュールを構成している。光源21は、発光ダイオード21aの数が限られるものではない。また、光源21は、複数個の発光ダイオード21aを電気的に直列接続したものだけに限られず、電気的に直並列接続させたもので構成してもよい。
ここでは、複数個の発光ダイオード21aを電気的に直列接続したLEDモジュールで車両の前照灯を構成し、LEDモジュールと、LEDモジュールを光源21として点灯させる発光ダイオード駆動装置10と、を備えることで、車両用照明装置を構成している。
DC−DCコンバータ1は、たとえば、フライバック型コンバータで構成することができる。DC−DCコンバータ1は、制御回路部4からの駆動信号によってオン・オフが制御されるパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などのスイッチング素子1aを備えている。DC−DCコンバータ1は、直流電源20側の1次巻線の一端が直流電源20の正極に接続されるとともに、1次巻線の他端がスイッチング素子1aを介して直流電源20の負極に接続されるトランス1bを備えている。DC−DCコンバータ1は、トランス1bの光源21側の2次巻線の一端にアノードが接続された逆流防止用のダイオード1cと、ダイオード1cのカソードと2次巻線の他端との間に接続された平滑コンデンサ1dと、を備えている。DC−DCコンバータ1は、制御回路部4によりスイッチング素子1aがオンしているとき、1次巻線に電流が流れてトランス1bにエネルギが蓄えられる。DC−DCコンバータ1は、スイッチング素子1aがオフしたときに、トランス1bに電流を流し続けようとする向きに逆起電力が発生する。DC−DCコンバータ1は、スイッチング素子1aがオフしたときに、トランス1bに蓄えられているエネルギが2次巻線よりダイオード1cを介して平滑コンデンサ1dに供給される。DC−DCコンバータ1は、トランス1bに生じた逆起電力と、平滑コンデンサ1dに充電された電荷による電圧とを重畳する。
DC−DCコンバータ1は、トランス1bに生ずる逆起電力がトランス1bで形成される磁束の大きさに依存するため、トランス1bに流れる電流が大きいほど逆起電力が大きくなる傾向にある。また、DC−DCコンバータ1は、トランス1bに流れる電流が時間長の増大に従い逆起電力が大きくなるため、スイッチング素子1aのオン時間が長いほど直流電圧V2が大きくなる傾向にある。DC−DCコンバータ1は、スイッチング素子1aの1周期におけるオン時間とオフ時間の比率であるデューティ比を変えることにより、直流電圧V2の大きさを変えることができる。本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、制御回路部4によりスイッチング素子1aのデューティ比を変更して制御するPWM(Pulse Width Modulation)制御を行うことで、光源21に適した所定の直流電圧V2を光源21に印加することができる。
DC−DCコンバータ1は、トランス1bの直流電源20側となる一次巻線と光源21側となる二次巻線とのインダクタンスの比や、スイッチング素子1aのデューティ比を調整することによって、昇圧動作および降圧動作の何れも行うことができる。発光ダイオード駆動装置10は、直流電源20からの直流電圧Vinが、たとえば、12Vの自動車車載バッテリである場合、DC−DCコンバータ1を動作させて、光源21の駆動電圧(たとえば、14V)に合わせた所定の直流電圧V2に昇圧することができる。また、発光ダイオード駆動装置10は、直流電源20からの直流電圧Vinが、たとえば、24Vや48Vの自動車車載バッテリである場合、DC−DCコンバータ1を降圧動作させて、光源21の駆動電圧(たとえば、14V)に合わせた所定の直流電圧V2に降圧することができる。
すなわち、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、スイッチング素子1aのオン・オフを周期的に行うことで、直流電源20からの直流電圧Vinを昇圧や降圧し、DC−DCコンバータ1から所定の直流電圧V2を出力することができる。また、発光ダイオード駆動装置10は、スイッチング素子1aのオン・オフを制御することで、光源21を定電流制御することができる。
発光ダイオード駆動装置10は、光源21の電圧を検出する電圧検出部2を備えている。電圧検出部2は、DC−DCコンバータ1に設けた抵抗部2aにより構成することができる。抵抗部2aは、たとえば、DC−DCコンバータ1の出力端となる平滑コンデンサ1dの両端間に直列接続された2つの分圧抵抗(図示していない)で構成することができる。電圧検出部2は、2つの分圧抵抗で光源21の電圧を分圧した分圧電圧を検出して制御回路部4側に出力する構成とすればよい。発光ダイオード駆動装置10は、電圧検出部2が検出した分圧電圧が光源21の両端間の電圧と比例するので、分圧電圧を検出することにより光源21の電圧値Voutを検出することができる。
発光ダイオード駆動装置10は、光源21に流れる電流を検出する電流検出部3を備えている。電流検出部3は、光源21と平滑コンデンサ1dとの間に挿入し、直流電源20の負極側に一端を接続した抵抗3aを用いて構成することができる。電流検出部3は、抵抗3aの両端に生じる電圧降下を、光源21に流れる電流の電流値Ioutに対応する信号電圧として出力することができる。電流検出部3は、信号電圧を制御回路部4に出力する構成としている。発光ダイオード駆動装置10は、信号電圧が光源21に流れる電流と比例するので、信号電圧を検出することにより光源21に流れる電流値Ioutを検出することができる。
発光ダイオード駆動装置10は、DC−DCコンバータ1を定電流制御する制御回路部4を備えている。制御回路部4は、電流検出部3で検出した電流値Ioutと、光源21に給電する所定の基準電流値とを比較する比較部44を備えている。制御回路部4は、比較部44の比較結果に基づいてスイッチング素子1aのデューティ比を調整した駆動信号の生成を指令する駆動信号指令部45を備えている。制御回路部4は、駆動信号指令部45から出力される信号に対応するデューティ比の駆動信号をスイッチング素子1aに出力する駆動信号生成部46を備えている。駆動信号生成部46は、パワーMOSFETたるスイッチング素子1aのゲート電極と接続に接続している。駆動信号生成部46は、駆動信号生成部46が出力する駆動信号により、スイッチング素子1aのオン・オフ動作を制御することで、DC−DCコンバータ1を定電流制御する。言い換えれば、制御回路部4は、電流検出部3から出力される信号電圧に基づいて、光源21に流れる電流値Ioutと、光源21に給電する所定の基準電流値とが一致するようにDCーDCコンバータ1を定電流制御するため、比較部44、駆動信号指令部45や駆動信号生成部46を備えている。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、光源21の電圧を検出する電圧検出部2が検出した電圧値Voutと、閾値電圧設定部42の閾値と、を比較する比較回路部43と、を備えている。比較回路部43は、光源21の電圧を検出する電圧検出部2が検出した電圧値Voutと、光源21の電圧の閾値を設定する閾値電圧設定部42からの閾値との比較結果を停止信号指令部47に出力する。停止信号指令部47は、比較回路部43からの比較結果において、電圧検出部2の検出した電圧値Voutが閾値以下であれば、光源21を短絡故障と判定する。停止信号指令部47は、比較回路部43からの比較結果において、電圧検出部2の検出した電圧値Voutが閾値よりも大きければ、光源21が正常と判定する。停止信号指令部47は、光源21が短絡故障であると判定する場合、駆動信号指令部45にDC−DCコンバータ1の動作を停止するための停止信号を出力する。発光ダイオード駆動装置10は、停止信号を受けた駆動信号指令部45が駆動信号生成部46に指令を出力し、DC−DCコンバータ1を停止する。
発光ダイオード駆動装置10は、直流電源20からの直流電圧Vinの変動を監視する電源監視部48を好適に備えている。電源監視部48は、基準電流指令部41と電気的に接続している。電源監視部48は、直流電源20からの直流電圧Vinが所定の入力電圧よりも低い場合、基準電流値を低下させる信号を基準電流指令部41に出力する。基準電流指令部41は、電源監視部48からの信号を受けて低下させた基準電流値を比較部44に出力する。比較部44は、基準電流値と、電流検出部3で検出した電流値Ioutとの差を比較し、比較した結果を駆動信号指令部45に出力する。駆動信号指令部45は、基準電流値と、電流検出部3で検出した電流値Ioutとの差を小さくする駆動信号を生成するように駆動信号生成部46に指令を出力する。すなわち、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、基準電流指令部41が設定した所定の基準電流値と、電流検出部3が検出した電流値Ioutとを比較部44で比較し、比較した差分が小さくなるように駆動信号のデューティ比を変えて、光源21への出力電流I2を一定にする定電流制御を行う。なお、発光ダイオード駆動装置10では、定電流制御の精度を向上するために、検出した電流値Ioutと基準電流値との差を増幅する誤差増幅部(図示していない)を好適に設けることができる。
発光ダイオード駆動装置10は、直流電源20からの直流電圧Vinを監視する電源監視部48が直流電圧Vinの低下を検出した場合、基準電流指令部41が設定した所定の基準電流値を低減し、発光ダイオード駆動装置10を保護することができる。発光ダイオード駆動装置10は、基準電流指令部41が設定した所定の基準電流値に応じて、直流電圧V2の閾値を可変に制御することができる。
制御回路部4は、たとえば、適宜のプログラムで駆動するマイクロコンピュータを用いて、基準電流指令部41、閾値電圧設定部42、比較回路部43、比較部44、駆動信号指令部45、駆動信号生成部46、停止信号指令部47や電源監視部48を構成できる。プログラムは、マイクロコンピュータに設けられた記憶装置(図示していない)に記憶させておけばよい。なお、電圧検出部2は、制御回路部4を構成するマイクロコンピュータのA/D変換回路部(図示していない)を利用して、検出した電圧を制御回路部4に取り込むことができる。同様に、電流検出部3は、制御回路部4を構成するマイクロコンピュータのA/D変換回路部を利用して、検出した電圧を制御回路部4に取り込むことができる。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、PWM制御により、光源21に流れる電流値Ioutと、所定の基準電流値とを一致するように定電流制御することができ、光源21に生ずる短絡判別の精度を、より高めることが可能となる。
以下、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10について図2ないし図4を用いて説明する。また、本実施形態と比較する発光ダイオード駆動装置について図7および図8を用いて説明する。なお、各図において、同じ記号は、同じ意味を示している。
まず、最初に、本実施形態と比較する発光ダイオード駆動装置について説明する。
本実施形態と比較する発光ダイオード駆動装置は、図7に示すように、光源21の順電流Ifと順電圧Vfとの関係を示す順電流−順電圧特性を、便宜的に直線L1と直線L2とで図示している。直線L1と直線L2とは、それぞれ異なる光源21の順電流−順電圧特性を示している。直線L1と直線L2との違いは、半導体発光素子である発光ダイオード21aの製造工程によって不可避的に生ずるばらつきに起因している。すなわち、発光ダイオード21aは、半導体発光素子の製造時のばらつきに起因して、順電流−順電圧特性にばらつきが生ずる場合がある。特に、複数個の発光ダイオード21aを電気的に直列接続して構成した光源21では、光源21における順電流−順電圧特性のばらつきが大きくなる傾向にある。なお、直線L2は、光源21の順電圧Vfばらつきの下限の光源21を示している。また、図中においては、発光ダイオード21aの光源21における定格電流を破線で示している。
ところで、本実施形態と比較のための発光ダイオード駆動装置では、光源21の短絡故障を判別する閾値を一定として構成している。比較のための発光ダイオード駆動装置は、たとえば、電圧検出部2が検出した電圧値Voutと、所定の電圧値で固定した直線L6で示す閾値とを比較し、電圧値Voutが閾値よりも低ければ、光源21を短絡故障と判別することができる。
比較のための発光ダイオード駆動装置は、図7に示すように、直線L6で示す閾値と、電圧検出部2が検出した直線L1,L2の順電流−順電圧特性を示す光源21の電圧値Voutとを比較することにより、光源21における短絡故障を検出できる。
比較のための発光ダイオード駆動装置は、直流電源20の劣化などにより、直流電源20からの直流電圧Vinが低下した場合、発光ダイオード駆動装置の故障を避けるため、出力電流I2を定格電流より若干低い所定の基準電流値に低減する場合がある。この場合、比較のための発光ダイオード駆動装置は、所定の基準電流値の低減に伴い光源21の順電流−順電圧特性に従って順電圧Vfが低下する。そのため、比較のための発光ダイオード駆動装置では、図7に示す直線L2の順電流−順電圧特性を示す光源21の場合、閾値の設定によっては、出力電流I2の低減に伴い順電圧Vfが閾値を下回り、光源21の短絡故障ではないにも関わらず、短絡故障と判断する虞がある。
比較のための発光ダイオード駆動装置は、定格電流を流しているときの光源21の短絡故障または光源21の発光ダイオード21aの一部が短絡した短絡故障を検出するための閾値を、図8に示す直線L7に設定することも考えられる。比較のための発光ダイオード駆動装置は、図8に示す直線L7の閾値の場合、図7の直線L6の閾値と比較して、直線L1,L2の順電流−順電圧特性における順電圧Vfの下限値を、より小さくしている。
比較のための発光ダイオード駆動装置は、出力電流I2を低減した場合でも光源21の短絡故障と判定しないようにするため、出力電流I2を低減した場合の順電圧Vfよりも小さいところに、図8の直線L7で示すような短絡故障の閾値を設定する必要がある。しかしながら、図8に示す比較のための発光ダイオード駆動装置では、定格電流を流しているときの光源21の発光ダイオード21aの一部が短絡故障したような短絡故障を検出する精度が悪化してしまう虞がある。
なお、順電流Ifとは、光源21の発光ダイオード21aが発光するときに流れる電流をいう。また、順電圧Vfとは、発光ダイオード21aの光源21に順方向の電流を流したとき、光源21の両端に加わる電圧をいう。さらに、定格電流とは、予め設計された光源21に流すことのできる最大の電流値をいう。一般に、発光ダイオード21aは、発光ダイオード21aが破壊されることなく発光する設計値を定格値に規定しており、光源21は、各発光ダイオード21aの定格電流に基づいて、基準電流値を定めればよい。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10では、比較のための発光ダイオード駆動装置における光源21の短絡故障の誤検出や検出精度の低下を改善するため、光源21における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って図2の直線L3で示す閾値を設定している。
発光ダイオード駆動装置10は、閾値電圧設定部42の閾値を、直線L3で示す閾値に設定しておくことで、基準電流指令部41が設定した所定の基準電流値が変化しても、光源21の短絡を精度よく検出することが可能となる。そのため、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、光源21の短絡故障の誤検出や検出精度の低下を抑制することが可能となる。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、光源21の順電圧Vfと出力電流I2の関係を、順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って、図2に示す直線状に閾値を設定するものだけに限られない。本実施形態の発光ダイオード駆動装置10では、図3に示すように、制御回路部4は、光源21における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って折線L4で示すように閾値を段階的に変化させてもよい。折線L4で示す閾値は、光源21を構成する個々の発光ダイオード21aの定格順電流と直列接続する個数に対応して階段状に設定することもできる。なお、閾値は、便宜的に直線を折り曲げた折線で表示しているが、曲線状の部分を含んでいても構わない。図3に示す発光ダイオード駆動装置10では、電圧の閾値を2段階に変化させているが、n段(nは、正の自然数)の段階的に変化させるように構成してもよい。発光ダイオード駆動装置10は、電圧の閾値を段階的に変化させる構成により、制御回路部4の構成を、より簡略化できる利点がある。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、光源21の順電圧−順電流特性の関係に基づき、光源21の定格電流近傍の出力電流I2の場合と定格電流より大きい出力電流I2の場合とで特性を異ならせてもよい。発光ダイオード駆動装置10は、通常、光源21に定格電流以上の電流を流さないように構成するため、定格電流より大きい出力電流I2の領域で電圧の閾値を固定としている。さらに、発光ダイオード駆動装置10は、図4の折線L5で示す閾値のように、定格電流近傍と定格電流より大きい出力電流I2の場合、電圧の閾値を一定値とし、出力電流I2の低減により順電圧Vfが低下する領域では電圧の閾値を小さくするように切り替えるものでもよい。発光ダイオード駆動装置10は、図4に示すように、光源21の定格電流近傍の出力電流I2の場合、光源21の順電圧−順電流特性と並行に基準電流指令部41が設定した所定の基準電流値を設定している。また、発光ダイオード駆動装置10は、光源21の定格電流より大きい出力電流I2の場合、電圧の閾値を一定値としてもよい。
すなわち、制御回路部4は、光源21に出力する電流が予め設定した第1電流値(図4中の一点鎖線を参照)より小さい場合において、光源21における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って閾値を設定している。また、制御回路部4は、光源21に出力する電流が第1電流値以上の場合において、閾値を固定値とする。本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、折線L5で示す閾値に設定しておくことで、基準電流指令部41が設定した所定の基準電流値が、定格電流以下において、どのように変化しても、光源21の短絡を精度よく検出することが可能となる。そのため、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、光源21の短絡の誤検出を、より抑制することが可能となる。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、図5のフローチャート図で示す動作を行うことができる。
発光ダイオード駆動装置10では、制御回路部4は、直流電源20の直流電圧Vinが予め設定した所定の駆動電圧の範囲内であるかを電源監視部48で監視する(ステップS1)。
電源監視部48は、直流電源20の劣化、故障や寿命などにより、直流電源20からの直流電圧Vinが所定の駆動電圧よりも低いことを検出した場合、基準電流指令部41が基準電流値を低下させ、発光ダイオード駆動装置10の駆動を停止する。また、制御回路部4は、電源監視部48からの信号により、直流電源20の劣化などにより、図6に示すように、直流電源20からの直流電圧Vinの低下を検出した場合、基準電流指令部41は、基準電流値を演算して予め設定した基準電流値から低下させた新たな基準電流値を出力する(ステップS2)。制御回路部4は、電源監視部48からの信号により、直流電源20からの直流電圧Vinが所定の範囲内にある場合、予め設定した基準電流値を出力してDC−DCコンバータ1を駆動する。
次に、発光ダイオード駆動装置10は、制御回路部4がDC−DCコンバータ1を動作させて直流電源20からの直流電圧Vinを所定の直流電圧V2に変換し、基準電流値に一致するような出力電流I2を光源21に流す。発光ダイオード駆動装置10は、出力電流I2を検出する(ステップS3)。発光ダイオード駆動装置10は、電流検出部3の電流検出値が予め設定した基準電流値と一致するように、制御回路部4がスイッチング素子1aをPWM制御する駆動信号のデューティ比の駆動信号を演算する(ステップS4)。発光ダイオード駆動装置10は、演算された駆動信号に基づいて、DC−DCコンバータ1の直流電圧V2を制御する。発光ダイオード駆動装置10は、基準電流値に基づいて、光源21の短絡故障の閾値を設定する(ステップS5)。発光ダイオード駆動装置10は、電圧検出部2が光源21の電圧を検出する(ステップS6)。
次に、発光ダイオード駆動装置10では、比較回路部43は、電圧検出部2が検出した電圧値Voutと、閾値とを比較する(ステップS7)。発光ダイオード駆動装置10は、電圧値Voutが閾値よりも大きい場合、DC−DCコンバータ1を動作させるための駆動信号の出力を継続する(ステップS8)。また、発光ダイオード駆動装置10は、電圧値Voutが閾値以下の場合、DC−DCコンバータ1を停止させるため、駆動信号の出力の停止を行う(ステップS9)。
以下、図1に戻って、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10に用いられる各構成について詳述する。
DC−DCコンバータ1は、直流電源20からの直流電圧Vinを所定の直流電圧V2に変換して、発光ダイオード21aの光源21に印加することができるものである。DC−DCコンバータ1は、たとえば、フライバック型コンバータで構成することができる。DC−DCコンバータ1は、フライバック型コンバータだけに限られない。DC−DCコンバータ1は、フォワード型コンバータ、チョークコンバータ、ハーフブリッジ型コンバータやフルブリッジ型コンバータで構成してもよい。
電圧検出部2は、光源21の電圧を検出することが可能なものである。電圧検出部2は、たとえば、DC−DCコンバータ1の出力端間に直列接続された2つの分圧抵抗で構成することができる。発光ダイオード駆動装置10は、電圧検出部2が検出した分圧電圧が光源21の両端間の電圧と比例するので、分圧電圧を検出することにより光源21の電圧値Voutを検出することができる。
電流検出部3は、光源21に流れる電流を検出することが可能なものである。電流検出部3は、たとえば、DC−DCコンバータ1内に設けた抵抗3aを用いて構成することができる。電流検出部3は、抵抗3aの両端に生じる電圧降下を、出力電流I2の電流検出値に対応する信号電圧として出力できればよい。発光ダイオード駆動装置10は、信号電圧が光源21に流れる電流と比例するので、信号電圧を検出することにより光源21に流れる電流を検出することができる。
制御回路部4は、電流検出部3で検出した電流と光源21に給電する所定の基準電流値とが一致するようにDC−DCコンバータ1を定電流制御することが可能なものである。制御回路部4は、たとえば、適宜のプログラムで駆動するマイクロコンピュータを用いて構成することができる。制御回路部4は、マイクロコンピュータを用いて、光源21に給電する所定の基準電流値を設定する基準電流指令部41を構成することができる。制御回路部4は、マイクロコンピュータを用いて、光源21の短絡故障を判別する電圧の閾値を設定する閾値電圧設定部42を構成することができる。制御回路部4は、マイクロコンピュータを用いて、光源21の電圧を検出する電圧検出部2が検出した電圧値Voutと閾値電圧設定部42の閾値とを比較する比較回路部43を構成することができる。制御回路部4は、基準電流指令部41が所定の基準電流値を低減する場合、閾値電圧設定部42の閾値を低下できればよい。マイクロコンピュータは、適宜のプログラムや閾値を記憶する記憶装置と接続して構成することができる。
(実施形態2)
図9に示す本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、図1に示す実施形態1の基準電流指令部41が閾値電圧設定部42の閾値を直接的に制御する代わりに、出力電流I2の検出値に応じて閾値電圧設定部42の閾値を制御する点が相違する。なお、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10では、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10では、図9に示すように、制御回路部4は、所定の基準電流値よりも光源21に流れる電流値Ioutが低下したことを電流検出部3で検出した場合、閾値電圧設定部42の閾値を低下させることができるように構成している。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、光源21が定電流制御されているので、基準電流指令部41が設定した所定の基準電流値を低減する制御を行った場合、DC−DCコンバータ1のデューティ比が小さくなり、結果的に電流検出部3で検出した電流値Ioutも小さくなる。
これにより、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、発光ダイオード21aの光源21における短絡故障を、より精度よく検出することが可能となる。なお、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、実施形態1と同様に、図2ないし図4に示すように、電流検出部3で検出した電流値Ioutに応じて、電圧の閾値を制御することで、光源21における短絡故障を、より精度よく検出することが可能となる。
(実施形態3)
図10に示す本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、図1に示す実施形態1と略同様であり、制御回路部4が温度検出部5と電気的に接続している点が主として相違する。なお、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10では、図10に示すように、制御回路部4は、光源21の温度Taを検出する温度検出部5と電気的に接続している。制御回路部4は、温度検出部5で検出した温度Taが予め設定した所定の温度よりも高い場合、光源21に出力する電流を低減するように、DC−DCコンバータ1を定電流制御する。
発光ダイオード21aの光源21は、一般に、光源21が高温になるにつれて、光源21の抵抗が小さくなり、電流が流れやすくなる温度特性を有している(図11を参照)。発光ダイオード駆動装置10は、温度検出部5で検出した光源21の温度Taに基づいて、光源21の順電流−順電圧特性の温度変化による変動を低減するように、DC−DCコンバータ1を駆動することができる。したがって、発光ダイオード駆動装置10は、光源21の温度Taが変動しても、DC−DCコンバータ1の出力電流I2を略一定にすることができるため、光源21の順電流−順電圧特性の温度変化による変動を低減することができる。また、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、光源21の温度Taが上昇しすぎて、光源21や発光ダイオード駆動装置10が損傷することを抑制することができる。さらに、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、光源21の温度Taの上昇に伴って、出力電流I2を定格電流から低減させても、発光ダイオード21aの光源21における短絡故障を、より精度よく検出することができる。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、図5に示す実施形態1の動作の工程に、光源21の温度Taを検出する工程を追加して動作させる。本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、図12のフローチャート図で示すように、基準電流値を演算する工程(ステップS2)の前に、光源21の温度Taを検出する工程(ステップS1−2)を設ければよい。
なお、図10に示す本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、発光ダイオード駆動装置10内に温度検出部5を設けているが、発光ダイオード駆動装置10内に温度検出部5を設けるものだけに限られない。発光ダイオード駆動装置10は、発光ダイオード駆動装置10外部の光源21近傍に温度検出部5を設けてもよい。この場合、発光ダイオード駆動装置10は、光源21の温度Taを、より精度よく検出ができる。温度検出部5は、サーミスタなどの感温素子で構成することができる。温度検出部5は、感温素子に電流を流し、サーミスタの両端電圧を測定することで、光源21の温度Taを検出することができる。
なお、本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、実施形態1と同様に、図2ないし図4に示すように、電流検出部3で検出した電流値Ioutに応じて、電圧の閾値を制御することで、光源21における短絡故障を、より精度よく検出することが可能となる。本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、実施形態1と同様の構成に基づいて説明したが、実施形態2の構成に温度検出部5を接続させて構成することもできる。いずれにしろ本実施形態の発光ダイオード駆動装置10は、発光ダイオード21aの光源21における短絡故障を、より精度よく検出することが可能となる。
また、本実施形態では、発光ダイオード21aと、発光ダイオード21aを光源21として点灯させる本実施形態の発光ダイオード駆動装置10とを備えて照明器具を構成することもできる。照明器具は、車両用照明装置を構成することができる。さらに、本実施形態では、発光ダイオード21aと、発光ダイオード21aを光源21として点灯させる本実施形態の発光ダイオード駆動装置10とを備えた車両を構成することもできる。この場合、車両用照明装置は、たとえば、車両の車体の前方に搭載した発光ダイオード21aを光源21とすることで、車両用前照灯装置とすることができる。
1 DC−DCコンバータ
2 電圧検出部
3 電流検出部
4 制御回路部
5 温度検出部
10 発光ダイオード駆動装置
20 直流電源
21 光源
21a 発光ダイオード
41 基準電流指令部
42 閾値電圧設定部
43 比較回路部

Claims (7)

  1. 直流電源からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して発光ダイオードの光源に印加するDC−DCコンバータと、前記光源に流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部で検出した電流値と前記光源に給電する所定の基準電流値とが一致するように前記DC−DCコンバータを定電流制御する制御回路部と、を備え、
    前記制御回路部は、前記光源に給電する前記所定の基準電流値を設定する基準電流指令部と、前記光源の短絡故障を判別する電圧の閾値を設定する閾値電圧設定部と、前記光源の電圧を検出する電圧検出部が検出した電圧値と前記閾値電圧設定部の前記閾値とを比較する比較回路部と、を有しており、
    前記閾値電圧設定部は、前記光源における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って前記閾値を設定し、
    前記制御回路部は、前記基準電流指令部が前記所定の基準電流値を低減する場合、前記閾値電圧設定部の前記閾値を低下させることを特徴とする発光ダイオード駆動装置。
  2. 前記制御回路部は、前記電流検出部が前記所定の基準電流値よりも電流値が低下したことを検出した場合、前記閾値電圧設定部の前記閾値を低下させることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード駆動装置。
  3. 前記制御回路部は、前記光源における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って前記閾値を段階的に変化させていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光ダイオード駆動装置。
  4. 前記制御回路部は、前記光源に出力する電流が予め設定した第1電流値より小さい場合において、前記光源における順電流−順電圧特性の傾きと平行方向に沿って前記閾値を設定しており、前記光源に出力する電流が前記第1電流値以上の場合において、前記閾値を固定値とすることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発光ダイオード駆動装置。
  5. 前記制御回路部は、前記光源の温度を検出する温度検出部と電気的に接続しており、前記温度検出部で検出した温度が予め設定した所定の温度よりも高い場合、前記光源に出力する電流を低減するように、前記DC−DCコンバータを定電流制御することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の発光ダイオード駆動装置。
  6. 発光ダイオードと、該発光ダイオードを前記光源として点灯させる請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の発光ダイオード駆動装置とを備えてなることを特徴とする車両用照明装置。
  7. 発光ダイオードと、該発光ダイオードを前記光源として点灯させる請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の発光ダイオード駆動装置とを備えてなることを特徴とする車両。
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