JP6160563B2 - 多重巻線回転電機の制御装置 - Google Patents

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本発明は、多重巻線回転電機の制御装置に関する。
従来、下記特許文献1に見られるように、互いに磁気結合された2つの巻線群を有する3相2重巻線電動機を、2つの巻線群のそれぞれと個別に接続されたインバータを操作することで制御する技術が知られている。この技術は、2つの巻線群の間の磁気結合により、2つの巻線群のうち一方に流れる電流に起因した干渉電圧が他方に生じることで、電動機の電流制御系の応答性が低下することに対処するためのものである。こうした技術により、干渉電圧の影響を抑制し、電流制御系の応答性の低下を抑制している。
特開2003−153585号公報
ここで、上記特許文献1に記載された技術は、各巻線に正弦波電圧を印加する制御領域を前提とするものである。このため、電動機の高回転領域において実施される弱め界磁制御領域等、正弦波電圧を印加する制御領域以外の制御領域において、磁気結合に起因した制御性の低下を抑制できる技術が望まれる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の巻線群を有する多重巻線回転電機に適用され、複数の巻線群を構成する第1巻線群と第2巻線群との間の磁気結合に起因して、回転電機の制御性の低下を好適に抑制できる多重巻線回転電機の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明は、ステータに巻回されてかつ互いに磁気結合された複数の巻線群(10a,10b)、及び前記複数の巻線群に対する共通のロータ(12)を有する多重巻線回転電機(10)と、前記複数の巻線群のうち第1巻線群(10a)に電気的に接続され、前記第1巻線群に電圧を印加する第1電力変換回路(INV1)と、前記複数の巻線群のうち第2巻線群(10b)に電気的に接続され、前記第2巻線群に電圧を印加する第2電力変換回路(INV2)と、を備える制御システムに適用され、前記第1電力変換回路の出力電圧ベクトルの位相である第1電圧位相と、前記第2電力変換回路の出力電圧ベクトルの位相である第2電圧位相との差を電圧位相差とし、前記回転電機の電力と、前記回転電機のトルクと、前記電力又は前記トルクと相関を有するパラメータの値とのうち、いずれか1つを制御量とし、前記第1巻線群及び前記第2巻線群のそれぞれに対応する前記制御量を目標値に制御するための操作量を算出する操作量算出手段(35a,35b;42a,42b)と、前記操作量に基づき、前記第1電力変換回路と前記第2電力変換回路とを操作する操作手段(40a,40b)と、を備え、前記操作量算出手段は、前記第2巻線群に対応する前記制御量を前記目標値に制御するための操作量として、前記電圧位相差を算出することを特徴とする。
第1巻線群に対応する制御量を第1目標値に制御するための第1操作量として第1電圧位相を算出し、第2巻線群に対応する制御量を第2目標値に制御するための第2操作量として第2電圧位相を算出する。そして、第1電圧位相に基づき第1電力変換回路を操作し、第2電圧位相に基づき第2電力変換回路を操作する。こうした構成を採用する場合、第1,第2巻線群のそれぞれに対応する制御量の制御性が大きく低下する。制御性低下の要因は、第1巻線群と第2巻線群との間の磁気結合に起因して、第1電圧位相に応じて、第2巻線群に対応する制御量に対する第2電圧位相の関係が変化し得るためである。すなわち、第2電圧位相が所定位相だけ変化した場合の第2巻線群に対応する制御量の変化量の符号が第1電圧位相に応じて変化し得る。また、制御性低下の要因は、上記磁気結合に起因して、第2電圧位相に応じて、第1巻線群に対応する制御量に対する第1電圧位相の関係が変化し得るためである。すなわち、第1電圧位相が所定位相だけ変化した場合の第1巻線群に対応する制御量の変化量の符号が第2電圧位相に応じて変化し得る。
ここで、本発明者は、第2電圧位相にかかわらず、第2巻線群に対応する制御量に対する電圧位相差の関係に線形性がある電圧位相差の領域があることを見出した。そこで、上記発明では、第2巻線群に対応する制御量を目標値に制御するための操作量として、電圧位相差を算出する。このため、磁気結合に起因した制御量の制御性の低下を好適に抑制することができる。
第1実施形態にかかるモータ制御システムの構成図。 同実施形態にかかる発電制御処理を示すブロック図。 第1電圧位相に対する第1発電電力の関係を示す図。 第2電圧位相に対する第1発電電力の関係と、電圧位相差に対する第2発電電力の関係とを示す図。 関連技術にかかる発電制御処理を示すブロック図。 関連技術にかかる発電制御処理の一例を示すタイムチャート。 第1実施形態にかかる発電制御処理の一例を示すタイムチャート。 48V系の線形領域と24V系の線形領域との違いを示す図。 第2実施形態にかかる発電制御処理を示すブロック図。
(第1実施形態)
以下、本発明にかかる多重巻線回転電機の制御装置を車載主機としてエンジンを備える車両に適用した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、モータ10は、3相2重巻線回転機であり、具体的には、巻線界磁型同期モータである。本実施形態では、モータ10として、スタータ(電動機)及びオルタネータ(発電機)の機能を統合したISG(Integrated Starter Generator)を想定している。モータ10を構成するロータ12は、界磁巻線11を備え、また、図示しないエンジンのクランク軸と動力伝達が可能とされている。モータ10は、発電機として機能する場合、エンジンから動力の供給を受けて発電する。
モータ10のステータは、2つの巻線群(以下、第1巻線群10a、第2巻線群10b)を備えている。第1巻線群10a及び第2巻線群10bのそれぞれは、異なる中性点を有する3相巻線からなる。各巻線群10a,10bは、互いに磁気結合され、また、ロータ12を共有している。
モータ10には、第1巻線群10a及び第2巻線群10bのそれぞれに対応した2つのインバータ(以下、第1インバータINV1、第2インバータINV2)が電気的に接続されている。詳しくは、第1巻線群10aには、第1インバータINV1が接続され、第2巻線群10bには、第2インバータINV2が接続されている。第1インバータINV1は、直流電源としての第1バッテリ18a(具体的には、リチウムイオン蓄電池やニッケル水素蓄電池)に接続され、第2インバータINV2は、直流電源としての第2バッテリ18b(具体的には鉛蓄電池)に接続されている。ちなみに、本実施形態において、各インバータINV1,INV2が「第1,第2電力変換回路」に相当する。
なお、本実施形態では、第1バッテリ18aとして、その端子間電圧V1(具体的には例えば、同一の充電率(SOC)における開放端電圧)が第2バッテリ18bの端子間電圧V2よりも低いものを用いている。特に本実施形態では、第1バッテリ18aの端子間電圧が第2バッテリ18bの端子間電圧の半分程度となるものを想定している。具体的には例えば、第1バッテリ18aの端子間電圧として「24V」程度を想定しており、第2バッテリ18bの端子間電圧として「48V」程度を想定している。上記端子間電圧の設定に伴い、本実施形態では、第1巻線群10aを構成する巻線のそれぞれのターン数N1を、第2巻線群10bを構成する巻線のターン数N2よりも小さく設定している。特に、本実施形態では、ターン数N1を、ターン数N2の半分程度に設定している。
第1インバータINV1は、第1上アームスイッチSUp1〜SWp1と第1下アームスイッチSUn1〜SWn1との直列接続体を3組備えている。各相の第1上アームスイッチSUp1,SVp1,SWp1と第1下アームスイッチSUn1,SVn1,SWn1との接続点は、第1巻線群10aを構成する各相のステータ巻線に接続されている。本実施形態では、各スイッチSUp1〜SWn1として、電圧制御形の半導体スイッチング素子を用いており、具体的にはNチャネルMOSFETを用いている。各スイッチSUp1〜SWn1のそれぞれには、フリーホイールダイオードDUp1〜DWn1が逆並列に接続されている。なお、フリーホイールダイオードDUp1〜DWn1は、各スイッチSUp1〜SWn1のボディーダイオードであってもよい。
第2インバータINV2は、第1インバータINV1と同様に、第2上アームスイッチSUp2〜SWp2と第2下アームスイッチSUn2〜SWn2との直列接続体を3組備えている。各相の第2上アームスイッチSUp2,SVp2,SWp2と第2下アームスイッチSUn2,SVn2,SWn2との接続点は、第2巻線群10bを構成する各相のステータ巻線に接続されている。本実施形態では、各スイッチSUp2〜SWn2として、電圧制御形の半導体スイッチング素子を用いており、具体的にはNチャネルMOSFETを用いている。各スイッチSUp2〜SWn2のそれぞれには、フリーホイールダイオードDUp2〜DWn2が逆並列に接続されている。なお、フリーホイールダイオードDUp2〜DWn2は、各スイッチSUp2〜SWn2のボディーダイオードであってもよい。
第1インバータINV1の端子のうち第1バッテリ18a側には、第1電気負荷20aが電気的に接続されている。本実施形態において、第1電気負荷20aは、各種車載機器の制御回路や、ナビゲーション装置、オーディオ装置を含む。第1電気負荷20aは、発電機としてのモータ10及び第1バッテリ18aのうち少なくとも一方を電力供給源として駆動されるものとする。第2インバータINV2の端子のうち第2バッテリ18b側には、第2電気負荷20bが電気的に接続されている。本実施形態において、第2電気負荷20bは、ハンドル操作をアシストするための電動パワーステアリング装置を含む。第2電気負荷20bは、モータ10及び第2バッテリ18bのうち少なくとも一方を電力供給源として駆動されるものとする。第1電気負荷20aの要求電圧は、第2電気負荷20bの要求電圧よりも低く設定されている。
本実施形態にかかる制御システムは、回転角センサ22、第1電圧センサ24a、第2電圧センサ24b、第1電流センサ26a、及び第2電流センサ26bを備えている。回転角センサ22は、モータ10の回転角(電気角θ)を検出する。第1電圧センサ24aは、第1インバータINV1の電源電圧VDC1(入力電圧ともいう)を検出し、第2電圧センサ24bは、第2インバータINV2の電源電圧VDC2を検出する。第1電流センサ26aは、第1インバータINV1の母線電流IDC1を検出する。第2電流センサ26bは、第2インバータINV2の母線電流IDC2を検出する。ここで、母線電流とは、各上アームスイッチのドレイン側(高電位側)とバッテリの正極端子とを電気的に接続する電気経路に流れる電流、又は各下アームスイッチのソース側(低電位側)とバッテリの負極端子とを電気的に接続する電気経路に流れる電流のことである。図1には、各上アームスイッチのドレイン側とバッテリの正極端子とを電気的に接続する電気経路に流れる電流を母線電流として検出する電流センサを例示した。なお、各電流センサ26a,26bとしては、例えば、カレントトランスを備えるものを用いることができる。
上記各種センサの検出値は、制御装置30に取り込まれる。制御装置30は、中央処理装置(CPU)やメモリを備え、メモリに格納されたプログラムをCPUにて実行するソフトウェア処理手段である。制御装置30は、これら各種センサの検出値に基づき、第1,第2インバータINV1,INV2を構成する各スイッチSUp1〜SWn1,SUp2〜SWn2を操作する操作信号gUp1〜gWn1,gUp2〜gWn2を生成して出力する。
制御装置30は、界磁回路30aを備えている。界磁回路30aは、モータ10を構成する界磁巻線11に流れる界磁電流Ifを制御する。
続いて、図2のブロック図を用いて、本実施形態にかかる発電制御処理について説明する。この処理は、制御装置30によって実行される。また、この処理は、モータ10の回転速度(電気角速度)が規定回転速度以上となる高回転領域において実行される。
速度算出部31は、回転角センサ22によって検出された電気角θに基づき、モータ10の電気角速度ωを算出する。界磁電流算出部32は、電気角速度ω、第1目標電力P24tgt、及び第2目標電力P48tgtに基づき、界磁電流Ifを算出する。第1,第2目標電力P24tgt,P48tgtは、ロータ12の回転中に第1,第2巻線群10a,10bにおいて発電すべき電力の目標値である。本実施形態では、電気角速度ω、第1目標電力P24tgt、及び第2目標電力P48tgtと界磁電流Ifとが関係付けられたマップを用いて界磁電流Ifを算出する。算出された界磁電流Ifは、界磁回路30aに入力される。
第1発電電力算出部33aは、第1電流センサ26によって検出された母線電流IDC1と、第1電圧センサ24aによって検出された電源電圧VDC1とに基づき、第1発電電力P24rを算出する。具体的には、母線電流IDC1と電源電圧VDC1との乗算値として、第1発電電力P24rを算出する。第2発電電力算出部33bは、第2電流センサ28によって検出された母線電流IDC2と、第2電圧センサ24bによって検出された電源電圧VDC2とに基づき、第2発電電力P48rを算出する。具体的には、母線電流IDC2と電源電圧VDC2との乗算値として、第2発電電力P48rを算出する。第1偏差算出部34aは、第1目標電力P24tgtと第1発電電力P24rとの偏差である第1偏差ΔP24を算出する。具体的には、第1目標電力P24tgtから第1発電電力P24rを減算することで、第1偏差ΔP24を算出する。第2偏差算出部34bは、第2目標電力P48tgtと第2発電電力P48rとの偏差である第2偏差ΔP48を算出する。具体的には、第2目標電力P48tgtから第2発電電力P48rを減算することで、第2偏差ΔP48を算出する。
第1制御器35a(「第1操作量算出手段」に相当)は、第1発電電力P24rを第1目標電力P24tgtにフィードバック制御するための操作量として第1位相操作量δ48を算出する。第2制御器35b(「第2操作量算出手段」に相当)は、第2発電電力P48rを第2目標電力P48tgtにフィードバック制御するための操作量として第2位相操作量「δ24−δ48」を算出する。以下、図3及び図4を用いて、各制御器35a,35bについて説明する。
図3に、第2電圧位相δ48が−180°,−60°,60°とされる場合のそれぞれにおける第1電圧位相δ24に対する第1発電電力P24の関係を示す。ここで、第1電圧位相δ24とは、モータ10の回転座標系(dq座標系)における第1インバータINV1の第1出力電圧ベクトルVn1と基準となる軸とのなす角度のことである。本実施形態では、第1出力電圧ベクトルVn1とq軸とのなす角度を第1電圧位相δ24とする。第1電圧位相δ24は、q軸から反時計まわりの方向を正と定義する。第2電圧位相δ48は、dq軸座標系における第2インバータINV2の第2出力電圧ベクトルVn2とq軸とのなす角度のことである。本実施形態において、第2電圧位相δ48は、q軸から反時計まわりの方向を正と定義する。
図示されるように、第1発電電力P24に対する第1電圧位相δ24の関係は、第2電圧位相δ48に応じて変化する。これは、第1巻線群10aと第2巻線群10bとが互いに磁気結合されているためである。第2電圧位相δ48に応じて第1発電電力P24に対する第1電圧位相δ24の関係が変化することから、第1電圧位相δ24を所定位相だけ変化させた場合の第1発電電力P24の変化量の符号が第2電圧位相δ48に応じて異なる場合がある。例えば、図中、第2電圧位相δ48が−180°の場合において第1電圧位相δ24が−10°から0°まで変化したときの第1発電電力P24の変化量の符号「−」は、第2電圧位相δ48が60°の場合において第1電圧位相δ24が−10°から0°まで変化したときの第1発電電力P24の変化量の符号「+」と異なる。このため、第1電圧位相δ24を操作量とした第1発電電力P24の制御性が大きく低下する。なお、第2発電電力P48に対する第2電圧位相δ48の関係も、第1電圧位相δ24に応じて変化する。
ここで、本発明者は、図4(a)に示すように、第1電圧位相δ24をその取り得る範囲(例えば、−180°〜180°)において様々に変化させた場合において、第1発電電力P24に対する第2電圧位相δ48の関係に線形性がある電圧位相差の領域(以下、第1線形領域)があることを見出した。本実施形態において、第1線形領域は、第2電圧位相δ48が所定位相だけ変化(進角)した場合の第1発電電力P24の変化量の符号が同じになる(負となる)領域のことである。また、本発明者は、図4(b)に示すように、第2電圧位相δ48をその取り得る範囲(例えば、−180°〜180°)において様々に変化させた場合において、第2発電電力P48に対する電圧位相差「δ24−δ48」の関係に線形性がある電圧位相差の領域(以下、第2線形領域)があることを見出した。本実施形態において、第2線形領域は、電圧位相差「δ24−δ48」が所定位相だけ変化(進角)した場合の第2発電電力P48の変化量の符号が同じになる(正となる)領域のことである。
こうした知見に基づき、本実施形態では、上記第1位相操作量として、第2電圧位相δ48を用い、上記第2位相操作量として、第1電圧位相δ24から第2電圧位相δ48を減算した値である電圧位相差を用いた。先の図2の説明に戻り、第1制御器35aは、第1偏差ΔP24に基づく比例積分微分制御によって第1位相操作量δ48を算出する。より具体的には、下式(eq1)に示すように、第1偏差ΔP24を入力とした比例制御器の出力値δp1と、第1偏差ΔP24を入力とした積分制御器の出力値δi1と、第1偏差ΔP24を入力とした微分制御器の出力値δd1との加算値として、第1位相操作量δ48を算出する。
Figure 0006160563
上式(eq1)において、「Kp1」は第1比例ゲインを示し、「Ki1」は第1積分ゲインを示し、「Kd1」は第1微分ゲインを示す。
第2制御器35bは、第2偏差ΔP48に基づく比例積分微分制御によって第2位相操作量「δ24−δ48」を算出する。より具体的には、下式(eq2)に示すように、第2偏差ΔP48を入力とした比例制御器の出力値δp2と、第2偏差ΔP48を入力とした積分制御器の出力値δi2と、第2偏差ΔP48を入力とした微分制御器の出力値δd2との加算値として、第2位相操作量「δ24−δ48」を算出する。
Figure 0006160563
上式(eq2)において、「Kp2」は第2比例ゲインを示し、「Ki2」は第2積分ゲインを示し、「Kd2」は第2微分ゲインを示す。
第1非干渉項算出部36は、第1位相操作量δ48に基づき、第1非干渉項「K1×C21/A×δ48」を算出する。第2非干渉項算出部37は、第2位相操作量「δ24−δ48」に基づき、第2非干渉項「K2×C12/A×(δ24−δ48)」を算出する。ここで、第1,第2非干渉項は、下式(eq3)から導くことができる。
Figure 0006160563
上式(eq3)において、「V24,V48」は第1,第2インバータINV1,INV2の電源電圧(VDC1,VDC2に相当)を示し、「Ld24,Ld48」は、第1,第2巻線群10a,10bのd軸インダクタンスを示し、「Lq24,Lq48」は、第1,第2巻線群10a,10bのq軸インダクタンスを示す。「Md,Mq」は、第1,第2巻線群10a,10bの間のd,q軸における相互インダクタンスを示す。「Lf」は界磁巻線11のインダクタンスを示し、「If」は界磁電流を示す。上式(eq3)において、干渉係数C21,C12が存在することから、非干渉制御を設けることとした。なお、上式(eq3)は、本発明者による実験等によって導かれたものである。
第1非干渉項算出部36において、「C21/A」が第2インバータINV2の電源電圧VDC2に依存する。このため、第1非干渉項算出部36は、第1位相操作量δ48に加え、電源電圧VDC2に基づき、第1非干渉項「K1×C21/A×δ48」を算出する。なお、「K1」は、発電電力を電圧位相に変換するための係数である。
第2非干渉項算出部37において、「A」は電気角速度ωに依存し、「C12」は第1,第2インバータINV1,INV2の電源電圧VDC1,VDC2に依存する。このため、第2非干渉項算出部37は、第2位相操作量「δ24−δ48」に加え、電気角速度ω及び各電源電圧VDC1,VDC2に基づき、第2非干渉項「K2×C12/A×(δ24−δ48)」を算出する。なお、「K2」は、発電電力を電圧位相に変換するための係数である。
第1補正部38aは、第2非干渉項算出部37によって算出された第2非干渉項を、第1制御器35aによって算出された第1位相操作量δ48から減算する。第2補正部38bは、第1非干渉項算出部36によって算出された第1非干渉項を、第2制御器35bによって算出された第2位相操作量「δ24−δ48」から減算する。加算部39は、第2補正部38bの出力値と第1補正部38aの出力値とを加算する。ここで、加算部39の出力値が第1電圧位相の指令値δ24cとなり、第1補正部38aの出力値が第2電圧位相の指令値δ48cとなる。なお、第1補正部38aの出力値は、第1線形領域の下限値及び上限値の範囲に制限され、第2補正部38bの出力値は、第2線形領域の下限値及び上限値の範囲に制限される。また、本実施形態において、第1非干渉項算出部36、第2非干渉化項算出部37、第1補正部38a及び第2補正部38bが「非干渉化手段」に相当する。
第1変調器40aは、加算部39から出力された第1電圧位相の指令値δ24cに基づき、第1操作信号gUp1〜gWn1を生成して各スイッチSUp1〜SWn1に出力する。本実施形態において、第1変調器40aは、まず、第1電圧位相の指令値δ24cに基づき、第1d,q軸指令電圧vd1,vq1を算出する。ここで、第1d軸指令電圧vd1は、例えば「−sin(δ24c)」によって算出し、第1q軸指令電圧vq1は、例えば「cos(δ24c)」によって算出する。そして、算出した第1d,q軸指令電圧vd1,vq1を固定座標系における3相指令電圧に変換する。各相指令電圧が0以上の場合に「VDC1/2」とし、それ以外の場合に「−VDC1/2」とすることで、矩形波パターンに基づいた第1操作信号gUp1〜gWn1を生成する。
第2変調器40bは、第1補正部38aから出力された第2電圧位相の指令値δ48cに基づき、第2操作信号gUp2〜gWn2を生成して各スイッチSUp2〜SWn2に出力する。なお、第2操作信号の生成手法は、第1操作信号の生成手法と同様であるため、その詳細な説明を省略する。また、本実施形態において、各変調器40a,40bが「操作手段」に相当する。
続いて、図5〜図7を用いて、本実施形態の効果について説明する。ここで、効果の説明に先立ち、図5を用いて関連技術について説明する。なお、図5において、先の図2に示した処理と同一の処理については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、関連技術では、第1,第2制御器41a,41bが備えられている。第1制御器41aは、第1偏差ΔP24に基づく比例積分微分制御により、第1位相操作量として第1電圧位相δ24を算出する。第2制御器41bは、第2偏差ΔP48に基づく比例積分微分制御により、第2位相操作量として第2電圧位相δ48を算出する。第1変調器40aは、第1電圧位相δ24に基づき第1操作信号gUp1〜gWn1を生成する。第2変調器40bは、第2電圧位相δ48に基づき第2操作信号gUp2〜gWn2を生成する。
図6に関連技術にかかる発電制御処理の一例を示し、図7に本実施形態にかかる発電制御処理の一例を示す。なお、図6及び図7において、「SP」によって縦軸スケールが互いに同一であることを示し、「ST」によって横軸スケールが互いに同一であることを示している。また、図6及び図7において、発電電力の符号は、正となる場合にモータ10が発電機として機能することを示し、負となる場合にモータ10が電動機として機能することを示している。
図6に示す例では、第2電圧位相δ48が第1発電電力P24の制御に及ぼす影響により、第1巻線群10aと第1バッテリ18aとの間の電流の流通方向が想定した方向とは逆方向となる。その結果、発電制御が発散することとなる。これに対し、図7に示す本実施形態によれば、発電制御を発散させることなく、第1,第2発電電力P24r,P48rを第1,第2目標電力P24tgt,p48tgtに追従させることができる。
以上説明したように、本実施形態では、第1偏差ΔP24に基づき第1位相操作量δ48を算出し、第2偏差ΔP48に基づき第2位相操作量「δ24−δ48」を算出した。そして、算出された第1位相操作量δ48に基づき第2インバータINV2を操作し、算出された第1,第2位相操作量δ48,「δ24−δ48」から定まる第1電圧位相δ24に基づき第1インバータINV1を操作した。このため、第1,第2巻線群10a,10bの間の磁気結合に起因した第1,第2発電電力P24r,P48rの制御性の低下を好適に回避することができる。
また、本実施形態では、第1,第2巻線群10a,10bのうち、出力電圧の高い方に対応する第2発電電力を電圧位相差「δ24−δ48」で操作し、低い方に対応する第1発電電力を第2電圧位相δ48で操作した。これは、先の図4(b)に示した第2線形領域を広くし、制御範囲を広くとるためである。ここで、巻線群の出力電圧が高い方が低い方よりも線形領域を広くできることを、第1巻線群10aを例にして図8に示した。なお、図8(a)は、第1バッテリ18aの端子間電圧を所定電圧とした場合の第1発電電力P24に対する電圧位相差の関係を示し、図8(b)は、第1バッテリ18aの端子間電圧を上記所定電圧よりも低い電圧とした場合の上記関係を示す。
さらに、本実施形態では、非干渉制御を行うことにより、発電電力の制御性をより向上させることができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について、先の第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、図9に示すように、第1制御器42aにおける各フィードバックゲインKp1,Ki1,Kd1を電気角速度ωに基づき可変設定する。また、第2制御器42bにおける各フィードバックゲインKp2,Ki2,Kd2を電気角速度ωに基づき可変設定する。なお、図9において、先の図2に示した処理と同一の処理については、便宜上、同一の符号を付している。
上記ゲインの可変設定は、モータ10の回転速度にかかわらず、発電電力の応答性を高く維持するためになされる。以下、これについて説明する。なお、以下の説明は、「線形化に基づく極座標系での制御入力を用いたSPMSMの電流制御の提案:宮島孝幸ら、外2名、平成25年電気学会半導体電力変換研究会、SPC−13−020、pp.25〜30」を参考にした。
第1巻線群10aの回転座標系における電圧方程式を、下式(eq4)のように表す。
Figure 0006160563
上式(eq4)において、「v24d,v24d」は第1巻線群10aにおけるd,q軸電圧を示し、「i24d,i24d」は第1巻線群10aにおけるd,q軸電流を示し、「i48d,i48d」は第2巻線群10bにおけるd,q軸電流を示す。また、「R」は巻線抵抗を示し、「L」は自己インダクタンスを示し、「M」は第1,第2巻線群10a,10bの間の相互インダクタンスを示し、「p」は微分演算子を示し、「Ke」は逆起電力定数を示す。なお、上式(eq4)において、第1巻線群10aにおけるd,q軸インダクタンスは同一であると仮定し、第1,第2巻線群10a,10bの間のd,q軸における相互インダクタンスは同一であると仮定している(Ld24=Lq24=L、Md=Mq=M)。
ここで、上式(eq4)において、簡単化のために右辺第2項が定数α,βであると仮定すると、下式(eq5)が導かれる。
Figure 0006160563
上式(eq5)を下式(eq6)のように変形する。
Figure 0006160563
上式(eq6)において、「Va」は第1電圧ベクトルの振幅を示し、「δ」は第1電圧位相を示す。ここで、上式(eq6)を平衡点まわりで線形化し、振幅及び電圧位相からd,q軸電流までの伝達関数を導く。ここで、平衡点を下式(eq7)とする。
Figure 0006160563
上記平衡点まわりで上式(eq6)を線形化すると、下式(eq8)が導かれる。
Figure 0006160563
上式(eq8)において、「id24o,iq24o」は、平衡点におけるd,q軸電流を示し、「s」はラプラス演算子を示す。また、上式(eq6)の「α,β」は定数であるため、平衡点まわりでの線形化の際に消去される。ここで、各伝達関数ΔP11(s)〜ΔP22(s)の分母に注目すると、各伝達関数の極p1,p2は、虚数を「j」とすると下式(eq9)で表される。
Figure 0006160563
上式(eq9)は、極が電気角速度ωに応じて変化することを示している。すなわち、電気角速度ωに応じて各伝達関数ΔP11(s)〜ΔP22(s)の共振角速度が変化することを示している。なお、第2巻線群10bの電圧方程式についても同様である。
このため、本実施形態では、発電電力制御の閉ループ制御系における閉ループ極が安定するように、電気角速度ωに基づき各フィードバックゲインKp1,Ki1,Kd1,Kp2,Ki2,Kd2を可変設定する。具体的には、閉ループ極が上記伝達関数の極よりも遅くならないように、電気角速度ωに基づき各フィードバックゲインを可変設定する。なお、各フィードバックゲインは、例えば、電気角速度ωと各フィードバックゲインとが関係付けられたマップを用いて算出すればよい。このマップにおいて定められる各フィードバックゲインは、例えば極配置法によって定めることができる。こうした構成によれば、電気角速度ωにかかわらず、発電電力の制御性を高く維持することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記各実施形態において、第1バッテリ18aの端子間電圧を、例えば「12V」程度に設定してもよい。この場合、第1巻線群10aを構成する巻線のそれぞれのターン数N1が第2巻線群10bを構成する巻線のターン数N2の「1/4」程度に設定される。
・電動機の制御量としては、発電電力に限らず、例えばトルクであってもよい。この場合、先の図2において、第1,第2発電電力算出部33a,33bに代えて、第1,第2巻線群10a,10bに流れる電流によって発生する第1,第2トルクTrq1,Trq2を算出する第1,第2トルク算出部を制御装置30に備えればよい。ここで、第1,第2トルク算出部は、例えば、第1,第2巻線群10a,10bのV,W相電流(固定座標系における第1,第2巻線群10a,10bに流れる電流)を検出する電流センサの検出値に基づき,第1,第2トルクTrq1,Trq2を算出すればよい。
また、制御量としては、例えば、回転座標系(dq座標系)における第1,第2巻線群10a,10bに流れるd,q軸電流であってもよい。これは、d,q軸電流が、電動機の発電電力やトルクと相関を有することに基づく。
・上記各実施形態において、第1制御器が第1位相操作量として第1電圧位相δ24を算出してもよい。これは、第1発電電力P24に対する第1電圧位相δ24の関係に線形性がある電圧位相差の領域があることに基づく。
・モータとしては、2つの巻線群を有するものに限らず、互いに磁気結合された3つ以上の巻線群を有するものであってもよい。この場合、3つ以上の巻線群のうち1つを第1巻線群とし、残余の1つを第2巻線群とすればよい。また、モータとしては、巻線界磁型同期モータに限らず、永久磁石界磁型同期モータ等、他のモータであってもよい。さらに、モータを構成する第2巻線群の印加電圧が第1巻線群の印加電圧以下であってもよい。この場合であっても、磁気結合に起因した第1,第2発電電力の制御性の低下を回避することはできる。
10…モータ、10a,10b…第1,第2巻線群、30…制御装置、INV1,INV2…第1,第2インバータ。

Claims (5)

  1. ステータに巻回されてかつ互いに磁気結合された複数の巻線群(10a,10b)、及び前記複数の巻線群に対する共通のロータ(12)を有する多重巻線回転電機(10)と、
    前記複数の巻線群のうち第1巻線群(10a)に電気的に接続され、前記第1巻線群に電圧を印加する第1電力変換回路(INV1)と、
    前記複数の巻線群のうち第2巻線群(10b)に電気的に接続され、前記第2巻線群に電圧を印加する第2電力変換回路(INV2)と、を備える制御システムに適用され、
    前記第1電力変換回路の出力電圧ベクトルの位相である第1電圧位相と、前記第2電力変換回路の出力電圧ベクトルの位相である第2電圧位相との差を電圧位相差とし、
    前記回転電機の電力と、前記回転電機のトルクと、前記電力又は前記トルクと相関を有するパラメータの値とのうち、いずれか1つを制御量とし、
    前記第1巻線群及び前記第2巻線群のそれぞれに対応する前記制御量を目標値に制御するための操作量を算出する操作量算出手段(35a,35b;42a,42b)と、
    前記操作量に基づき、前記第1電力変換回路と前記第2電力変換回路とを操作する操作手段(40a,40b)と、を備え、
    前記操作量算出手段は、前記第2巻線群に対応する前記制御量を前記目標値に制御するための操作量として、前記電圧位相差を算出することを特徴とする多重巻線回転電機の制御装置。
  2. 前記操作量算出手段は、
    前記第1巻線群に対応する前記制御量を第1目標値に制御するための第1操作量として、前記第1電圧位相又は前記第2電圧位相を算出する第1操作量算出手段(35a;42a)と、
    前記第2巻線群に対応する前記制御量を第2目標値に制御するための第2操作量として、前記電圧位相差を算出する第2操作量算出手段(35b;42b)と、を含み、
    前記操作手段は、前記第1操作量と前記第2操作量とに基づき、前記第1電力変換回路と前記第2電力変換回路とを操作する請求項1記載の多重巻線回転電機の制御装置。
  3. 前記第2巻線群の印加電圧は、前記第1巻線群の印加電圧よりも高く設定されている請求項2記載の多重巻線回転電機の制御装置。
  4. 前記第1巻線群に流れる電流によって前記第2巻線群に印加される干渉電圧と前記第2巻線群に流れる電流によって前記第1巻線群に印加される干渉電圧とのそれぞれを非干渉化するための操作量により、前記第1操作量と前記第2操作量とを補正する非干渉化手段(36,37,38a,38b)をさらに備える請求項2又は3記載の多重巻線回転電機の制御装置。
  5. 前記操作量算出手段(42a,42b)は、前記第1巻線群及び前記第2巻線群のそれぞれに対応する前記制御量を目標値にフィードバック制御するための操作量を比例積分微分制御によって算出して、かつ前記比例積分微分制御におけるフィードバックゲインを前記回転電機の電気角速度に応じて可変設定する請求項1〜4のいずれか1項に記載の多重巻線回転電機の制御装置。
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