JP6160368B2 - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、ヒートポンプ給湯装置1は、湯水を貯留する貯湯タンク5を備えた貯湯タンクユニット2、貯湯タンク5の湯水の加熱を行うヒートポンプユニット3、ヒートポンプ給湯装置1を制御する制御ユニット4、貯湯タンクユニット2とヒートポンプユニット3との間に湯水を循環させる循環用配管8a,8b等から構成されている。
図1に示すように、ヒートポンプユニット3は、冷媒により湯水を加熱する為のヒートポンプ式熱源機20、主制御ユニット16に接続され且つヒートポンプ式熱源機20を制御する為の補助制御ユニット33、これらを一体的に収納する為の外装ケース35等を備えている。
図2,図3に示すように、外装ケース35は、薄鋼板製の箱状に形成され、左右1対の側板41,42と、前側板43と、後側板44と、天板45と、底板46とを備えている。外装ケース35の内部は、複数の仕切り板47によって送風室51と機械室52と給湯加熱室53とに区画されている。複数の仕切り板47は、垂直な縦仕切り板48と水平な横仕切り板49と有し、夫々が薄鋼板製のものである。
図1に示すように、圧縮機21は、気相状態の冷媒を断熱圧縮して温度上昇させる公知の密閉型圧縮機である。
図1に示すように、ヒートポンプ給湯装置1は、主制御ユニット16と補助制御ユニット33からなる制御ユニット4によって制御される。各種の温度センサ等の検出信号が制御ユニット4に送信され、この制御ユニット4により、貯湯タンクユニット2とヒートポンプ式熱源機20の動作、各種のポンプの作動・停止、各種の弁の開閉状態の切り換え及び開度調整等を制御し、各種運転(貯湯運転、給湯運転等)を実行する。
図4〜図6に示すように、横仕切り板49(上部仕切り板)は、左右方向に長い矩形板状の金属製薄板の四辺を上方に折り曲げて立ち上がり形状としたトレイ状に形成されている。即ち、横仕切り板49の左右端部及び前後端部には、上方に屈曲されたフランジ部54a〜54dが夫々略全長に亙って形成されている。
図4〜図6に示すように、開口部55は、平面視にて前後方向に長い矩形状に形成され、送風室51の上方において切起し片55aを切り起すことで形成されている。切起し片55aは、上方に向けて切り起され、開口部55の右端縁部に上方に突出するように設けられている。横仕切り板49の上面に凝縮熱交換器22を載置した際に、切起し片55aは、凝縮熱交換器22を覆った保温材32の左端部を受け止めて凝縮熱交換器22を位置決めすることができる。
図4に示すように、配管挿通孔56は、平面視にて左右方向に長い長円形状に形成され、横仕切り板49の後端近傍部の右端部に設けられている。配管挿通孔56には、凝縮熱交換器22に接続される循環用配管8a,8bと冷媒通路25a,25bが挿通される。
図4,図5に示すように、突条部57は、横仕切り板49の左右方向中央部分の右側寄り部分において上方に凸となるように且つ前後方向に延びるように設けられている。突条部57は、例えば、断面視正方形状のゴム製パッキンから構成され、横仕切り板49の上面に両面テープ等で貼り付けられている。
図5に示すように、横仕切り板49には、この横仕切り板49上の水の流れを開口部55に向かうように誘導する誘導部58が設けられている。即ち、横仕切り板49は、水平面に対して僅かに傾斜する姿勢となるように左方下がり傾斜状に左右1対の側板41,42に固定されている。横仕切り板49の水平面に対する傾斜角度αは、例えば、1〜3°程度に設定されるが、特にこの角度に限定する必要はない。この横仕切り板49の傾斜状配置が、誘導部58に相当するものである。
ヒートポンプ式熱源機20において、雨天時には、前側板43の開口部43aや左側板41と後側板44の外気取込用開口部を介して送風室51に雨水が侵入してしまう。この状態で、ヒートポン式熱源機20を稼動した場合や送風室51に逆風が吹き込んだ場合、送風ファン27が回転するが、この回転に伴い送風室51に侵入した雨水が巻き上げられる。この巻き上げられた雨水は、送風ファン27の回転領域Fと横仕切り板49の開口部55が前後方向にズレて形成されている為、大部分の雨水は開口部55から給湯加熱室53に侵入せず横仕切り板49の底面に衝突して落下することになる。
(1)第1変更例
図7に示すように、横仕切り板49Aにおいて、配管挿通孔56Aの周縁には、バーリング加工で形成された上方に突出する筒状部56aが形成されている。この筒状部56aによって、配管挿通孔56Aへ雨水が流れ込むのを防止して、雨水が送風室51へ侵入するのを防止することができる。この構造の場合、ゴム製パッキンによる突条部57を省略しても良い。
図8,図9に示すように、横仕切り板49Bは、水平姿勢に固定され、上方に凸となる前後方向に延びるように形成された複数の突条部57B(所謂、ビート部)を備えている。保温材32Bを横仕切り板49Bの上に載置する場合、複数の突条部57Bによって保温材32Bと横仕切り板49Bとの間に空気層が形成されるので、保温材32Bの保温性を向上することができる。
前記実施例において、誘導部58として、横仕切り板49を傾斜状に配置しているが、特にこの構造に限定する必要はなく、横仕切り板49を水平姿勢に固定し、横仕切り板49に水の流れを開口部55に向かうような排水路的な凹部を設けた構造であっても良い。
21 圧縮機
22 凝縮熱交換器
23 膨張弁(膨張手段)
24 蒸発熱交換器
27 送風ファン
35 外装ケース
47 仕切り板
49,49A,49B 横仕切り板(上部仕切り板)
51 送風室
52 機械室
53 給湯加熱室
55 開口部
55a 切起し片
56,56A 配管挿通孔
57,57B 突条部
58 誘導部
F 回転領域
Claims (3)
- 外装ケースの内部が、複数の仕切り板によって送風ファンと蒸発熱交換器が配置された送風室と、圧縮機と膨張手段が配置された機械室と、前記送風室と前記機械室の上方に跨がるように形成され且つ凝縮熱交換器が配置された給湯加熱室とに区画されたヒートポンプ給湯装置において、
前記複数の仕切り板は、前記外装ケース内の上端側部分に前記給湯加熱室を区画する為の上部仕切り板を有し、
前記上部仕切り板は、前記送風室の上方において上方に向けて切り起された切起し片と、この切起し片を切り起すことで形成された開口部とを有し、
前記開口部は、平面視において前記送風ファンの回転領域から前後方向に外れた位置に設けられたことを特徴とするヒートポンプ給湯装置。 - 前記上部仕切り板には、この上部仕切り板上の水の流れを前記開口部に向かうように誘導する誘導部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置。
- 前記上部仕切り板には、前記機械室側と連通する配管挿通孔が設けられ、前記開口部と前記配管挿通孔との間には、上方に凸となる前後方向に延びる突条部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒートポンプ給湯装置。
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JP2013175481A JP6160368B2 (ja) | 2013-08-27 | 2013-08-27 | ヒートポンプ給湯装置 |
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