JP6156129B2 - 二次電池の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池の制御に関し、特に、劣化状態に応じた二次電池の制御に関する。
バッテリ容量に対して比較的大きな電流で行う放電(以下、大電流での放電、あるいはハイレート放電とも記載する)が継続的に行なわれると、あるタイミングでバッテリ電圧が急激に低下し始める減少が生じる場合がある。
このような問題に対して、WO2012/101678号(特許文献1)には、二次電池を充放電したときの電流値の履歴に基づいて、ハイレート放電による劣化を評価するための評価値を算出し、目標値を超える評価値の積算値がしきい値を超えたときに放電電力の上限値を低下させる技術が開示されている。
WO2012/101678号
ところで、二次電池に振動が加わることで劣化速度が大きくなる場合がある。そのため、実際の二次電池の劣化状態が評価値に基づく二次電池の劣化状態よりも劣化している可能性がある。その場合に、適切なタイミングで劣化状態に応じた二次電池の入出力制御を実行できない場合がある。上述した公報にはこのような問題について何ら考慮されていない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、二次電池が受ける振動を考慮して劣化状態に応じた二次電池の制御を実行する二次電池の制御装置を提供することである。
この発明のある局面に係る二次電池の制御装置は、二次電池における振動強度を検出する検出部と、二次電池の充電電流値および放電電流値の履歴に基づいて、大電流での放電による二次電池の劣化に関する評価値を算出し、算出された評価値を積算することにより算出される積算値がしきい値を超えると二次電池の電力の入出力を制限する制御装置とを備える。制御装置は、検出部によって検出された振動強度に応じた振動係数を用いてしきい値および評価値のうちのいずれかを補正する。
この発明によると、振動強度に応じた振動係数を用いてしきい値および評価値のうちのいずれかを補正することにより、振動を考慮したしきい値および積算値のいずれかを算出することができる。そのため、振動を考慮したしきい値および積算値のうちのいずれかを用いて二次電池の電力の入出力を制限するか否かを判断することによって、二次電池の劣化状態に応じて適切なタイミングで二次電池の電力の入出力の制限を実行することができる。したがって、二次電池が受ける振動を考慮して劣化状態に応じた二次電池の制御を実行する二次電池の制御装置を提供することができる。
二次電池の制御装置を搭載した車両の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施の形態におけるバッテリの劣化状態に応じて入出力を制限する制御処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における振動を考慮したしきい値を算出する制御処理を示すフローチャートである。 振動検出値と振動係数との関係および振動係数の算出方法を説明するための図である。 第1の実施の形態におけるECUの動作を説明するための図である。 第2の実施の形態におけるバッテリの劣化状態に応じて入出力を制限する制御処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における振動を考慮した劣化評価値を算出する制御処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるECUの動作を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返されない。
<第1の実施の形態>
本実施の形態に係る二次電池の制御装置は、二次電池が設けられる車両に搭載される。車両は、たとえば、駆動源であるモータに電力を供給する二次電池を搭載した電気自動車であってもよいし、エンジンと駆動源となるモータとを搭載したハイブリッド車両であってもよい。
図1に示すように、車両には、PCU(Power Control Unit)300と、バッテリ400と、モータ500と、ECU600とを含む。
バッテリ400は、二次電池であって、より詳細には、複数のリチウムイオン電池セルを一体化したモジュールを、さらに複数直列に接続して構成された組電池である。リチウムイオン電池セルの正極は、リチウムイオンを可逆的に吸蔵/放出可能な材料(たとえばリチウム含有酸化物)から成り、充電過程においてリチウムイオンを電解液に放出し、放電過程において、負極から放出された電解液中のリチウムイオンを吸蔵する。リチウムイオン電池セルの負極は、リチウムイオンを可逆的に吸蔵/放出可能な材料(たとえば炭素)から成り、充電過程において、正極から放出された電解液中のリチウムイオンを吸蔵し、放電過程においてリチウムイオンを電解液に放出する。バッテリ400としては、ハイレート放電によって劣化する二次電池であればよく、特にリチウムイオン電池に限定されるものではない。
モータ500は、三相交流モータであり、バッテリ400に蓄えられた電力により駆動する。モータ500の駆動力は、減速機を経由して車輪(いずれも図示せず)に伝えられる。
一方、回生制動時には、車輪によりモータ500が駆動され、モータ500が発電機として作動させられる。これによりモータ500は、制動エネルギーを電力に変換する回生ブレーキとして作用する。モータ500により発電された電力は、PCU300を経由してバッテリ400に蓄えられる。
ECU600は、車両の運転状態や、アクセル開度、アクセル開度の変化率、シフトポジション、バッテリ400のSOC、メモリに保存されたマップおよびプログラムなどに基づいて演算処理を行なう。これにより、ECU600は、車両が所望の運転状態となるように、車両に搭載された機器類を制御することになる。
ECU600には、バッテリ400の充放電電圧値を検出する電圧計610と、充放電電流値を検出する電流計612と、バッテリ温度TBを検出するバッテリ温度センサ614と、バッテリ400における振動強度Gを検出する振動センサ616とが接続されている。なお、振動センサ616は、複数箇所に設けられてもよい。
ECU600は、電圧計610が検出した充放電電圧値と電流計612が検出した充放電電流値より、バッテリ400の充放電電力値を算出するとともに、充放電電流値を積算して、バッテリ400のSOCを算出する。電流計612により検出された充放電電流値の履歴は、メモリに記憶される。
ECU600は、バッテリ400へ充電する電力の制限値である充電電力制限値(以下、「充電電力制限値」をWINと表す)、およびバッテリ400から放電する電力の制限値である放電電力制限値(以下、「放電電力制限値」をWOUTと表す)を設定する。バッテリ400への充電電力値、およびバッテリ400からの放電電力値は、このWINおよびWOUTを超えないように制限される。なお、WOUTの最大値(放電電力の最大値)は、W(MAX)である。また、バッテリ400の充電電力および放電電力を制限する方法は、その他の周知技術を用いてもよく、ここではそれらについての詳細な説明は繰返さない。
本実施の形態において、バッテリ400からのハイレート放電が継続的に行なわれると、内部抵抗が増加し、あるタイミングでバッテリ400からの出力電圧が急激に低下し始める現象が生じる場合がある。さらにこの現象を継続させると、バッテリ400が劣化する場合がある。ハイレート放電が継続的に行なわれることによる電解液中のイオン濃度の偏りが、この劣化の要因の1つと考えられている。ハイレート放電による劣化が生じると、その後放電電流値を低下させたり充電したりしても、出力電圧は回復しない。そのため、このような劣化が生じる前に、ハイレート放電を抑制する必要がある。一方で、ハイレート放電を抑制し過ぎると、運転者が要求する車両の動力性能を発揮することができなくなってしまう。
本実施の形態において、ECU600は、バッテリ400の電解液中のリチウムイオン濃度の偏りの変化に応じて劣化評価値Dを算出し、算出された劣化評価値Dの積算値ΣDを算出し、積算値ΣDがしきい値Tを超える場合に、バッテリ400の入出力を制限する。劣化評価値Dは、バッテリ400の充電電流値の履歴および放電電流値の履歴に基づいて算出される。
このような構成を車両において、バッテリ400に振動が加わることで劣化速度が大きくなる場合がある。そのため、実際のバッテリ400の劣化状態が評価値に基づくバッテリ400の劣化状態よりも劣化している場合がある。その場合、適切なタイミングで劣化状態に応じたバッテリ400の入出力制御を実行できない場合がある。
そこで、本実施の形態においては、ECU600が、振動センサ616によって検出された振動強度Gに応じた振動係数を用いてしきい値Tを補正する点を特徴とする。具体的には、ECU600は、振動強度Gに応じた振動係数f1(G)を予め定められた値T(0)に乗算して積算値ΣDのしきい値Tを算出する。
図2を参照して、本実施の形態に係る二次電池の制御装置であるECU600が実行する、バッテリ400の劣化状態に応じて入出力を制限する制御処理について説明する。なお、この制御処理は、予め定められたサイクルタイムΔT(たとえば、0.1秒)で繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、ECU600は、バッテリ400の劣化評価値Dを算出する。たとえば、今回のサイクルタイムで算出されるバッテリ400の劣化評価値を今回値D(N)とすると、ECU600は、今回値D(N)を、前回値D(N−1)−評価値減少量D(−)+評価値増加量D(+)として算出する。なお、D(0)(初期値)は、たとえば、0である。なお、前回値D(N−1)は、前回のサイクルタイムで算出されたバッテリ400の劣化評価値である。
評価値減少量D(−)は、前回の評価値算出時から1サイクルタイムΔTが経過したことに伴うリチウムイオンの拡散によるリチウムイオン濃度の偏りの減少に応じて算出される。たとえば、ECU600は、評価値減少量D(−)を、忘却係数A×サイクルタイムΔT×前回値D(N−1)として算出する。
忘却係数Aは、バッテリ400の電解液中のリチウムイオンの拡散速度に対応する係数である。忘却係数Aは、忘却係数A×サイクルタイムΔTの値が0から1までの値になるように設定される。また、忘却係数Aは、リチウムイオンの拡散速度が速いと推定される場合に、大きい値に設定される。具体的には、忘却係数Aは、バッテリ温度TBが同じであれば、SOCが高いほど大きい値に設定されSOCが同じであれば、バッテリ温度TBが高いほど大きい値に設定される。
そのため、評価値減少量D(−)は、忘却係数Aが大きい(すなわちリチウムイオンの拡散速度が速い)ほど、またサイクルタイムΔTが長いほど大きい値になる。なお、評価値減少量D(−)の算出方法は、この算出方法に限定されるものではない。
評価値増加量D(+)は、前回の評価値算出時から1サイクルタイムΔTが経過する間の放電によるリチウムイオン濃度の偏りの増加に応じて算出される。たとえば、ECU600は、評価値増加量D(+)を、(電流係数B/限界しきい値C)×放電電流値I×サイクルタイムΔTとして算出する。この算出方法から明らかなように、評価値増加量D(+)は、放電電流値Iが大きい程、また、サイクルタイムΔTが長いほど大きい値になる。なお、評価値増加量D(+)の算出方法は、この算出方法に限定されるものではない。
S102にて、ECU600は、劣化評価値Dの積算値ΣDを算出する。ECU600は、たとえば、今回の積算値ΣD(N)を、劣化評価値Dの今回値D(N)+前回までの積算値ΣD(N−1)として算出する。なお、ΣD(0)(初期値)は、0である。
S104にて、ECU600は、バッテリ400が受ける振動を考慮したしきい値Tを算出する処理を実行する。ECU600は、たとえば、後述する図3に示す制御処理によって今回のしきい値T(N)を算出する。
S106にて、ECU600は、積算値ΣDが今回のしきい値Tよりも大きいか否かを判定する。ECU600は、今回の積算値ΣD(N)が今回のしきい値T(N)よりも大きいか否かを判定する。積算値ΣDがしきい値Tよりも大きいと判定される場合(S106にてYES)、処理はS108に移される。もしそうでないと判定される場合(S106にてNO)、処理はS110に移される。
S108にて、ECU600は、劣化評価値Dに基づくバッテリ400の入出力制限を実行する。具体的には、ECU600は、バッテリ400の放電電力の許容値であるWOUTの大きさをバッテリ400の状態(劣化評価値Dおよび積算値ΣDを除く)に基づく最大値よりも小さい値に制限し、バッテリ400の充電電力の許容値であるWINの大きさをバッテリ400の状態(劣化評価値Dおよび積算値ΣDを除く)に基づく最大値よりも小さい値に制限する。なお、WOUTおよびWINの制限量は、たとえば、バッテリ400の劣化状態(たとえば、劣化評価値Dあるいは積算値ΣD)に応じて設定すればよい。
S108にて、ECU600は、劣化評価値Dに基づくバッテリ400の入出力制限を実行しない。ECU600は、たとえば、S106にて実施したWOUTおよびWINの制限を解除する。ECU600は、たとえば、劣化評価値Dおよび積算値ΣD以外のバッテリの状態(たとえば、SOC等)に基づいてWOUTおよびWINを設定し、設定されたWOUTおよびWINの範囲内でバッテリ400の入出力(充放電)を制御する。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係る二次電池の制御装置であるECU600が実行する、振動を考慮したしきい値Tを算出する制御処理について説明する。なお、この制御処理についても、上述したとおり予め定められたサイクルタイムΔTで繰り返し実行される。
S150にて、ECU600は、振動センサ616から振動強度Gの検出値Gxを取得する。S152にて、ECU600は、取得した検出値Gxと所定の関数f1(G)とを用いて今回の振動係数f1(Gx)を算出する。
S154にて、ECU600は、算出された振動係数f1(Gx)と、予め定められた値T(0)とを乗算した値f1(Gx)×T(0)を、今回のしきい値T(N)として算出する。予め定められた値T(0)は、振動強度が0Gである場合を想定して、ハイレート放電による劣化が許容できる積算値ΣDの範囲の上限値である。
ECU600は、たとえば、取得した検出値Gxと、以下に説明するように図4に示すように規定される所定の関数f2(G)の逆数となる関数f1(G)とを用いて振動係数f1(Gx)を算出する。
図4の上段のグラフは、横軸を振動強度Gとし、縦軸を抵抗増加率とするものであり、振動強度Gと抵抗増加率との関係を示す。抵抗増加率は、振動強度が0G(検出値ゼロ)である場合における抵抗値の増加量Rとの比を示す。すなわち、振動強度が0Gである場合の抵抗増加率は、「1」となる。
また、図4の下段のグラフは、横軸をバッテリ400の使用期間とし、縦軸をバッテリ400の内部抵抗の抵抗値とするものであり、使用期間と、抵抗値との関係を示す。
図4の上段のグラフ上において、振動強度Gがゼロであって、かつ、抵抗増加率が「1」であることを示す位置と、振動強度Gが2Gであって、かつ、抵抗増加率がRG2/Rであることを示す位置と、振動強度Gが4Gであって、かつ、抵抗増加率がRG4/Rであることを示す位置とを結ぶ曲線により関数f2(G)が規定される。本実施の形態における所定の関数f1(G)は、関数f2(G)の逆数の関係となる関数である。図4の上段のグラフに示すように、関数f2(G)の値は、1以上の値になる。そのため、関数f1(G)の値は、0よりも大きく、かつ、1以下の値となる。
なお、抵抗増加率RG2/Rは、振動強度が2Gである場合の抵抗増加量RG2の振動強度が0Gである場合の抵抗増加量Rに対する比を示す。また、抵抗増加率RG4/Rは、振動強度が4Gである場合の抵抗増加量RG4の振動強度が0Gである場合の抵抗増加量Rに対する比を示す。
抵抗増加量Rは、図4の下段のグラフに示すように、振動強度が0Gである状態が所定期間継続する場合のバッテリ400の内部抵抗の抵抗値の増加量を示す。抵抗増加量RG2は、振動強度が2Gである状態が所定期間継続する場合のバッテリ400の内部抵抗の抵抗値の増加量を示す。さらに、抵抗増加量RG4は、振動強度が4Gである状態が所定期間継続する場合のバッテリ400の内部抵抗の抵抗値の増加量を示す。
抵抗増加量R,RG2,RG4は、実験等により算出される。なお、「2G」は、重力加速度の2倍の値を示すものとする。「4G」は、重力加速度の4倍の値を示すものとする。また、図4の下段のグラフにおいて、バッテリ400の使用期間に代えて、車両の走行距離、走行時間、走行回数等のバッテリ400の使用履歴としてもよく、特に使用期間に限定されるものではない。
したがって、取得した検出値Gxに基づく振動係数f1(Gx)は、抵抗増加率RGx/R(=f2(Gx))の逆数の値となる。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る二次電池の制御装置であるECU600の動作について図5を用いて説明する。
たとえば、振動強度Gの検出値がゼロである場合(振動無(0G))を想定する。サイクルタイムΔT毎に劣化評価値Dが算出され(S100)、算出された劣化評価値Dに基づいて積算値ΣDが算出され(S102)、しきい値Tが算出される(S104)。
このとき、振動強度Gの検出値がゼロ(0G)であるため(S150)、振動係数f1(0G)は1となる(S152)。そのため、今回のしきい値T(N)は、予め定められた値T(0)と同じ値になる(S154)。
ハイレート放電が生じるなどした場合には、評価値増加量D(+)が増加し、劣化評価値Dが大きくなるため、積算値ΣDも増加していく。積算値ΣDがしきい値T(=T(0))よりも低い場合には(S106にてNO)、バッテリ400の入出力制限は実行されない(S110)。一方、時間t(1)にて、積算値ΣDがしきい値Tを超えると(S106にてYES)、バッテリ400の入出力制限が実行される(S108)。このとき、WINおよびWOUTが制限されることにより積算値ΣDの増加が抑制される。
このとき、抵抗増加率(上述の抵抗増加量Rに対する抵抗増加率)は、時間t(1)になるまでは、積算値ΣDの増加とともに増加していくが、時間t(1)以降において、バッテリ400の入出力制限が実行されることによって増加が抑制され、抵抗増加率が劣化許容値以下に抑制される。
次に、たとえば、振動強度の検出値が4Gである場合(振動有(4G))を想定する。サイクルタイムΔT毎に劣化評価値Dが算出され(S100)、算出された劣化評価値Dに基づいて積算値ΣDが算出され(S102)、しきい値Tが算出される(S104)。
このとき、振動強度Gの検出値が4Gであるため(S150)、振動係数f1(4G)が算出される(S152)。そのため、振動係数f1(4G)と予め定められた値T(0)とを乗算した値が今回のしきい値T(N)として算出される(S154)。f1(4G)は、1よりも小さい値であるため、今回のしきい値T(N)は、予め定められた値T(0)よりも小さい値となる。
積算値ΣD(N)がしきい値T(=f1(4G)×T(0))よりも低い場合には(S106にてNO)、バッテリ400の入出力制限は実行されない(S108)。一方、振動強度Gの検出値が4Gである場合には、しきい値Tが予め定められた値T(0)よりも小さいため、積算値ΣDは、時間t(1)よりも前の時間t(0)にて、しきい値Tを超える(S106にてYES)。そのため、時間t(0)にて、バッテリ400の入出力が実行され(S108)、WINおよびWOUTが制限されることにより積算値ΣDの増加が抑制される。
このとき、抵抗増加率は、時間t(0)になるまでは、振動強度Gの検出値がゼロである場合よりも高い増加量で増加していくが、時間t(0)以降において、入出力制限が実行されることによって増加が抑制され、抵抗増加率が劣化許容値以下に抑制される。
そのため、図5の破線に示す比較例のように、振動強度Gの検出値に関わらず、積算値ΣDと予め定められた値T(0)との比較によりバッテリ400の入出力制限の実行の可否を決定する場合と比較して、早期に入出力制限が実行されることにより、抵抗増加率が劣化許容値を超えることが抑制される。
以上のようにして、本実施の形態に係る二次電池の制御装置によると、振動センサ616によって検出された振動強度Gに応じた振動係数f1(G)に予め定められた値T(0)を乗算して今回のしきい値T(N)を算出することにより(しきい値Tを補正することにより)、振動を考慮したしきい値Tを算出することができる。そのため、振動を考慮したしきい値Tを用いてバッテリ400の電力の入出力を制限するか否かを判断することによって、バッテリ400の劣化状態に応じて適切なタイミングでバッテリ400の電力の入出力の制限を実行することができる。したがって、二次電池が受ける振動を考慮して劣化状態に応じた二次電池の制御を実行する二次電池の制御装置を提供することができる。
<第2の実施の形態>
以下、第2の実施の形態に係る二次電池の制御装置について説明する。本実施の形態に係る二次電池の制御装置が搭載される車両は、上述の第1の実施の形態に係る二次電池の制御装置が搭載される車両の構成と比較して、ECU600の動作が異なる。それ以外の構成については、上述の第1の実施の形態に係る二次電池の制御装置が搭載される車両の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態においては、ECU600が、振動センサ616によって検出された振動強度Gに応じた振動係数を用いて劣化評価値Dを補正する点を特徴とする。具体的には、ECU600は、振動強度Gに応じた振動係数f2(G)を劣化評価値Dに乗算することにより、劣化評価値Dを、振動を考慮した値に変換し、変換された値を積算して積算値ΣDを算出する。なお、振動係数f2(G)については、上述の第1の実施の形態において説明したとおりであるため、その詳細な説明は繰り返さない。
図6を参照して、本実施の形態に係る二次電池の制御装置であるECU600が実行する、バッテリ400の劣化状態に応じて入出力を制限する制御処理について説明する。
S200にて、ECU600は、バッテリ400の劣化評価値Dを算出する。なお、劣化評価値Dの算出方法については、上述の第1の実施の形態における劣化評価値Dの算出方法(図2のS100)と同様である。そのため、その詳細な説明は繰り返さない。
S202にて、ECU600は、算出された劣化評価値Dを、振動を考慮した値に変換する変換処理を実行する。なお、当該変換処理について後述する。
S204にて、ECU600は、変換処理において変換された劣化評価値Dの積算値ΣDを算出する。なお、積算値ΣDの算出方法については、上述の第1の実施の形態における劣化評価値Dの積算値ΣDの算出方法(図2のS102)と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
S206にてECU600は、積算値ΣDがしきい値T(=T(0))よりも大きいか否かを判定する。積算値ΣDがしきい値Tよりも大きいと判定される場合(S206にてYES)、処理はS208に移される。もしそうでないと判定される場合(S206にてNO)、処理はS210に移される。
S208にて、ECU600は、劣化評価値Dに基づくバッテリ400の入出力制限を実行する。S210にて、ECU600は、劣化評価値Dに基づくバッテリ400の入出力制限を実行しない。バッテリ400の入出力の制限については、上述の第1の実施の形態におけるバッテリ400の入出力制限(図2のS108)と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
次に、図7を参照して、本実施の形態に係る二次電池の制御装置であるECU600が実行する、振動強度Gに応じて劣化評価値Dを、振動を考慮した値に変換する変換処理について説明する。
S250にて、ECU600は、振動センサ616から振動強度Gの検出値Gxを取得する。S252にて、ECU600は取得した検出値Gxと所定の関数f2(G)とを用いて振動係数f2(Gx)を算出する。
S254にて、ECU600は、算出された振動係数f2(Gx)と、劣化評価値Dとを乗算した振動を考慮した値を算出する。ECU600は、たとえば、今回の劣化評価値D(N)×振動係数f2(Gx)を今回の劣化評価値D(N)に置き換えることにより、振動を考慮した値を算出する。
なお、所定の関数f2(G)については、上述の第1の実施の形態において説明したとおりであるため、その詳細な説明は繰り返さない。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る二次電池の制御装置であるECU600の動作について図8を用いて説明する。
たとえば、振動強度Gの検出値がゼロである場合(振動無(0G))を想定する。サイクルタイムΔT毎に劣化評価値Dが算出され(S200)、算出された劣化評価値Dが振動を考慮した値に変換され(S202)、変換された値に基づいて積算値ΣDが算出される(S204)。
このとき、振動強度Gの検出値がゼロ(0G)であるため(S250)、振動係数f2(0G)は1となる(S252)。そのため、劣化評価値Dの値と、振動を考慮した値とは同じ値となる(S254)。
ハイレート放電が生じるなどした場合には、評価値増加量D(+)が増加し、劣化評価値Dが大きくなるため、積算値ΣDも増加していく。積算値ΣDがしきい値T(=T(0))よりも低い場合には(S206にてNO)、バッテリ400の入出力制限は実行されない(S210)。一方、時間t(4)にて、積算値ΣD(N)がしきい値Tを超えると(S206にてYES)、バッテリ400の入出力制限が実行される(S208)。このとき、WINおよびWOUTが制限されることにより積算値ΣDの増加が抑制される。
このとき、抵抗増加率は、時間t(4)になるまでは、積算値ΣDの増加とともに増加していくが、時間t(4)以降において、バッテリ400の入出力制限が実行されることによって増加が抑制され、抵抗増加率が劣化許容値以下に抑制される。
次に、たとえば、時間t(2)になるまでは、振動強度Gの検出値が0Gとなり、時間t(2)以降に振動強度Gの検出値が4Gとなる場合(振動有(4G))を想定する。時間t(2)となるまでの変化は、上述の振動強度Gの検出値がゼロである場合の積算値ΣDの変化と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
一方、時間t(2)にて、算出された劣化評価値Dが振動を考慮した値に変換される際(S202)、振動強度Gの検出値が4Gであることから(S250)、振動係数としてf2(4G)が算出される(S252)。そのため、劣化評価値D(N)に振動係数f2(4G)が乗算された値が振動を考慮した値として算出される(S254)。
今回の振動を考慮した値D(N)×f2(4G)は、f2(4G)の値が1よりも大きい値であるため、今回の劣化評価値D(N)よりも大きい値となる。そのため、時間t(2)以降において、積算値ΣDの増加量は、時間t(2)になるまでの振動検出値が0Gである場合の積算値ΣDの増加量よりも大きくなる。
積算値ΣDがしきい値Tよりも低い場合には(S206にてNO)、バッテリ400の入出力制限は実行されない(S210)。一方、時間t(4)よりも前の時点である時間t(3)にて積算値ΣDがしきい値Tを超えるため(S206にてYES)、バッテリ400の入出力制限が実行される(S208)。そのため、WINおよびWOUTが制限されることにより積算値ΣDの増加が抑制される。
このとき、抵抗増加率は、時間t(3)になるまでは、振動強度Gに応じて増加量で増加していくが、時間t(3)以降において、バッテリ400の入出力制限が実行されることによって増加が抑制され、抵抗増加率が劣化許容値以下に抑制される。
そのため、図8の破線に示す比較例のように、振動強度Gの検出値を考慮せずに算出された積算値ΣDとしきい値Tとの比較によりバッテリ400の入出力制限の実行の可否を決定する場合と比較して、早期に入出力制限が実行されることにより、抵抗増加率が劣化許容値を超えることが抑制される。
以上のようにして、本実施の形態に係る二次電池の制御装置によると、振動センサ616によって検出された振動強度Gに応じた振動係数f2(G)を劣化評価値Dに乗算して、劣化評価値Dを補正して、補正された値を積算して積算値ΣDが算出されるので、振動を考慮した積算値ΣDを算出することができる。そのため、振動を考慮した積算値ΣDを用いてバッテリ400の電力の入出力を制限するか否かを判断することによって、バッテリ400の劣化状態に応じて適切なタイミングでバッテリ400の電力の入出力の制限を実行することができる。したがって、二次電池が受ける振動を考慮して劣化状態に応じた二次電池の制御を実行する二次電池の制御装置を提供することができる。
上述の第1および第2の実施の形態においては、いずれも積算値ΣDがしきい値Tよりも大きいと二次電池の入出力制限をするものとして説明したが積算値ΣDがしきい値Tよりも大きいと二次電池が劣化している状態であると判断し、判断結果を利用者(車両の乗員や作業員)に通知するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
300 PCU、400 バッテリ、500 モータ、600 ECU、610 電圧計、612 電流計、614 バッテリ温度センサ、616 振動センサ。

Claims (3)

  1. 二次電池における振動強度を検出する検出部と、
    前記二次電池の充電電流値および放電電流値の履歴に基づいて、大電流での放電による前記二次電池の劣化に関する評価値を算出し、算出された前記評価値を積算することにより算出される積算値がしきい値を超えると前記二次電池の電力の入出力を制限する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記検出部によって検出された前記振動強度に応じた振動係数を用いて前記しきい値および前記評価値のうちのいずれかを補正する、二次電池の制御装置。
  2. 前記しきい値を補正する場合の前記振動係数は、前記振動強度が前記検出部によって検出された前記振動強度である状態が所定期間継続する場合の前記二次電池の内部抵抗値の増加量に対する、前記振動強度がゼロである状態が前記所定期間継続する場合の前記二次電池の内部抵抗値の増加量の比によって算出される、請求項1に記載の二次電池の制御装置。
  3. 前記評価値を補正する場合の前記振動係数は、前記振動強度がゼロである状態が所定期間継続する場合の前記二次電池の内部抵抗値の増加量に対する、前記振動強度が前記検出部によって検出された前記振動強度である状態が前記所定期間継続する場合の前記二次電池の内部抵抗値の増加量の比によって算出される、請求項1に記載の二次電池の制御装置。
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