JP6154796B2 - 横形製袋充填機におけるシール装置 - Google Patents

横形製袋充填機におけるシール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6154796B2
JP6154796B2 JP2014236572A JP2014236572A JP6154796B2 JP 6154796 B2 JP6154796 B2 JP 6154796B2 JP 2014236572 A JP2014236572 A JP 2014236572A JP 2014236572 A JP2014236572 A JP 2014236572A JP 6154796 B2 JP6154796 B2 JP 6154796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing
auxiliary
shaft
auxiliary roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014236572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016098014A (ja
Inventor
伊藤 弘人
弘人 伊藤
昌孝 二村
昌孝 二村
晃 水谷
晃 水谷
齋藤 勲
勲 齋藤
Original Assignee
株式会社フジキカイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジキカイ filed Critical 株式会社フジキカイ
Priority to JP2014236572A priority Critical patent/JP6154796B2/ja
Publication of JP2016098014A publication Critical patent/JP2016098014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6154796B2 publication Critical patent/JP6154796B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、フィルムの重合端縁部に縦シールを施す横形製袋充填機におけるシール装置に関するものである。
横形製袋充填機において、筒状成形したフィルムの重合端縁部を圧着して縦シールを施す一対の圧着ローラを備えた縦シール装置に、該圧着ローラのフィルム搬送上流側で重合端縁部を挟持する一対の補助ローラを付設する場合がある(例えば特許文献1参照)。補助ローラは、自由回転可能に配設されており、補助ローラでフィルムの重合端縁部を挟持することで、フィルムの重合端縁部を引っ張って被包装物をタイトに包装したり、被包装物の収容部側にフィルムが引っ張られて重合端縁部に施す縦シール幅が変化するのを防止している。補助ローラは、基台に取り付けられ、この基台から突出するシャフトがフレームに回転自在に取り付けられている。シャフトに連結したリンクを動かすことで、補助ローラが基台と共にシャフトを軸に回動し、フィルム搬送方向前後に傾斜するよう姿勢を調節し得るようになっている。補助ローラは、フィルム搬送方向に回転軸が直交する関係より前方へ傾けるにつれて、被包装物をタイトに包装するようにフィルムの重合端縁部を下方へ引っ張ることができ、その傾斜角度は、包装品種などに応じて適宜に調節される。
特開2005−37477号公報
被包装物やフィルムなどを変更するなど、包装品種を変える場合には、変更する包装品種の包装を過去に行っていたとしても、その包装品種に適した補助ローラの姿勢が判らなくなってしまうので、試運転を繰り返して調節することを要し、補助ローラの調節作業が煩雑である。
すなわち本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、補助ローラの姿勢調節を簡単に行い得る横形製袋充填機におけるシール装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の横形製袋充填機におけるシール装置は、
連続して搬送される帯状のフィルムの左右両側縁を重ね合わせた重合端縁部に、縦シールを施す横形製袋充填機におけるシール装置において、
前記重合端縁部を挟持して圧着する一対の圧着ローラと、
両圧着ローラのフィルム搬送上流側に近接して配設されて自由回転する一対の補助ローラにより、前記重合端縁部を挟持する補助ローラ機構とを備え、
前記補助ローラ機構は、
横形製袋充填機本体側に支持された軸受部材と、
該軸受部材に回動可能に支持され、フィルム搬送方向と交差する左右方向に延在する支持軸と、
該支持軸に配設され、両補助ローラを相対的に近接・離間移動可能に支持する支持部材と、
中空状に形成された前記支持軸の中空部分に挿通して支持された開閉軸を有し、前記横形製袋充填機本体の左右方向一側方に臨む開閉操作部材の操作に伴う前記開閉軸の動作により、両補助ローラを相対的に近接・離間させる開閉手段と、
前記横形製袋充填機本体の左右方向一側方に臨むと共に連係手段を介して前記支持軸に連係する姿勢操作部材の操作により該支持軸を回動し、支持軸の回動に伴ってフィルム搬送方向前後に傾動する両補助ローラの姿勢を段階的に位置決め保持する調節手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、調節手段によって補助ローラの姿勢を段階的に位置決め保持するので、包装品種などに合わせた補助ローラの姿勢調節を簡単に行うことができる。また、包装品種などの変更に応じて補助ローラの姿勢を調節する場合に、過去の調整時に設定した調節段階で補助ローラの姿勢を保持し得るので、包装品種などに適した設定の再現性が高く、補助ローラの調節作業に熟練度を要さない。しかも、一対の補助ローラを相対的に近接・離間させる開閉手段の開閉操作部材と、調節手段の姿勢操作部材とが横形製袋充填機本体の一側方に臨むように配置されているので、補助ローラの姿勢調節作業および補助ローラを近接・離間させる開閉作業を行い易い。補助ローラを、圧着ローラのフィルム搬送方向上流側に近接して配設してあるので、補助ローラによりフィルムを絞り込むなど、補助ローラによって整えられたフィルムの状態を保ったまま圧着ローラで縦シールを施すことができる。従って、フィルムの重合端縁部に、シワなどの不良がない適切な縦シールを施すことができる。開閉軸は、中空の支持軸に挿通される構成なので、汚れや埃が溜まり難く、掃除の手間を軽減し得る。
請求項2に係る発明では、前記支持部材は、
一方の補助ローラを自由回転可能に支持する固定支持部と、
該固定支持部に動作可能に配設され、自由回転可能に支持した他方の補助ローラを、その動作に伴って一方の補助ローラに対して近接・離間させる可動支持部とを備え、
前記開閉手段は、
前記支持軸に回動可能に支持された前記開閉軸と、
該開閉軸の左右方向一端部に配設され、その操作により開閉軸を回動可能な前記開閉操作部材と、
前記可動支持部を、他方の補助ローラが一方の補助ローラに向けて近接する方向へ動くように付勢する付勢手段と、
前記開閉軸の左右方向他端部に前記可動支持部に当接可能に設けられ、該開閉軸の回動に伴って他方の補助ローラを一方の補助ローラから離間するように前記可動支持部を動かすカム部とを備え、
前記開閉操作部材は、両補助ローラが近接する近接位置と離間する離間位置との回動範囲を超える操作が規制手段により規制されることを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、中空の支持軸に挿通される開閉軸と、開閉軸を回動操作する開閉操作部材と、開閉軸の回動により可動支持部を動かすカム部と、可動支持部を付勢する付勢手段からなる簡単な構成の開閉手段により、両補助ローラを相対的に近接・離間させることができる。このように、開閉手段は、構成が簡単なので、清掃などのメンテナンスを行い易い。また、開閉操作部材を回動規制する規制手段を備えているので、両補助ローラを近接位置および離間位置とすることができる。
請求項3に係る発明では、前記連係手段は、
前記支持軸の左右方向一端部に、一端部が連結されたアームと、
該アームの他端部に一端部が回転可能に連結されたレバーと、
回動操作される前記姿勢操作部材に、該姿勢操作部材の回動中心と中心をずらして設けられると共に、前記レバーの他端部に連係し、姿勢操作部材の回動操作と共に回動してレバーを動かす偏心カムとを備え、
前記姿勢操作部材は、所定角度毎の回動位置で保持可能に構成されたことを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、支持軸に連結されたアームと、このアームに連結されたレバーと、姿勢操作部材と共に回動して、レバーを動かす偏心カムとからなる簡単な構成の連係手段により、支持軸および支持部材を回動して補助ローラの姿勢を調節することができる。このように、連係手段は、構成が簡単なので、清掃などのメンテナンスを行い易い。開閉手段の開閉軸を保持する支持軸を回動させて、補助ローラの姿勢を変更する構成であるので、補助ローラを近接・離間させるための部材と補助ローラの姿勢を変更するための部材を共用することができ、部品点数を減らすことができる。
請求項4に係る発明では、前記軸受部材は、前記圧着ローラを支持するベースに配設されたことを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、軸受部材が、圧着ローラを支持するベースに配設されているので、軸受部材に支持される支持軸および支持部材に設けられた補助ローラと圧着ローラとの位置ズレを防止できる。
請求項5に係る発明では、前記補助ローラは、その周面に設けられた前記重合端縁部の挟持面までの外径が、前記圧着ローラのシール面までの外径より小さいことを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、補助ローラを圧着ローラより小さくすることで、補助ローラを圧着ローラにより近付けて配置することができる。また、補助ローラの回転モーメントを小さくすることができるので、フィルムの重合端縁部への搬送抵抗を軽減できる。
本発明に係る横形製袋充填機におけるシール装置によれば、補助ローラの傾斜角度の調節を簡単に行い得る。
本発明の実施例に係る横形製袋充填機のシール装置を示す概略斜視図である。 実施例の補助ローラ機構を示す概略斜視図である。 実施例の補助ローラ機構を示す概略正面図である。 実施例の補助ローラ機構を示す概略側面図である。 実施例の補助ローラ機構を示す概略平面図である。
次に、本発明に係る横形製袋充填機におけるシール装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
図1は、実施例に係る横形製袋充填機のシール装置の全体構成を示すものであって、横形製袋充填機は、原反ロールから引き出した帯状のフィルムFを、製袋手段で該フィルムFの左右両側縁を重ね合わせて筒状に成形すると共にフィルムF内に供給コンベヤから所定間隔毎に物品Gを供給し、シール装置においてフィルムFを連続搬送しつつ該フィルムFの重合端縁部Lに縦シールを施すよう構成される。製袋手段のフィルム搬送方向下流側には、筒状成形したフィルムFの重合端縁部Lを挟持してフィルム搬送方向下流側に向けて該フィルムFを搬送する一対の送りローラ10,10が配設されている。また、送りローラ10,10のフィルム搬送方向下流側には、フィルムFの重合端縁部Lを挟持して圧着する一対の圧着ローラ12,12を含む縦シールユニットが配設され、この圧着ローラ12,12のフィルム搬送方向上流側には、該圧着ローラ12,12に近接配置された一対の補助ローラ16,18を有する補助ローラ機構14が配設されている。そして、送りローラ10,10と補助ローラ16,18との間には、フィルム搬送方向と平行に延在する加熱面間に挟んだ重合端縁部Lを加熱する一対の加熱ブロック20,20が配設されており、加熱ブロック20,20で加熱された重合端縁部Lを圧着ローラ12,12で挟持して圧着することで、縦シールを施すようになっている。そして、筒状に形成されたフィルムF内に供給された物品Gの前後に横シールを施すと共にフィルムFを切断することで包装品を得ている。なお、フィルムFの搬送路を挟んだ一側方(フィルム搬送方向と交差する左右方向一側方)が横形製袋充填機の運転操作側として設定されており、この操作側を手前、これと反対側を奥と指称するものとする。
図1に示すように、補助ローラ機構14は、横形製袋充填機本体を構成するフレームに固定されたベース(横形製袋充填機本体側)22に配設され、このベース22には圧着ローラ12,12を含む縦シールユニットも配設されている。図2〜図5に示すように、補助ローラ機構14は、ベース22に配設された軸受部材24と、この軸受部材24に回動可能に配設され、左右方向に延在する支持軸26と、この支持軸26に配設され、一対の補助ローラ16,18を相対的に近接・離間移動可能に支持する支持部材28とを備えている。また、補助ローラ機構14は、重合端縁部Lの搬送路を挟んで左右方向に並ぶ両補助ローラ16,18を相対的に近接・離間させる開閉手段30と、支持軸26を回動することで該支持軸26に配設された支持部材28を回動し、両補助ローラ16,18をフィルム搬送方向前後に傾くよう段階的に姿勢変位させる調節手段32とを備えている。
前記軸受部材24は、ベース22の手前側に立設された取付部材34を介してベース22の上側に支持されており、軸受部材24の左右方向に貫通する軸孔に挿通した支持軸26を、左右方向の軸回りに回動可能に支持している。図2に示すように、支持軸26には、軸受部材24から奥側に突出する奧側端部に、前記支持部材28が配設されている。支持部材28は、軸受部材24から奥側に向けて左右方向に延びる固定支持部36と、この固定支持部36にフィルム搬送方向に沿う軸回りに回動可能に配設された可動支持部38とから構成される。また、支持部材28には、固定支持部36に手前側の第1補助ローラ(一方の補助ローラ)16が自由回転可能に配設されると共に、可動支持部38に奥側の第2補助ローラ(他方の補助ローラ)18が自由回転可能に配設されており、可動支持部38の回動に伴って第2補助ローラ18が第1補助ローラ16に対して近接・離間変位するよう構成される。
図4に示すように、前記補助ローラ16,18は、支持部材28に立設された軸部40と、この軸部40の上端に設けられたローラ部42とからなり、ローラ部42の外周面に周方向に延在する凹凸を有する挟持面が形成されている。なお、補助ローラ16,18は、軸部40に対して上下方向の軸回りにローラ部42が自由回転するよう構成されている。両補助ローラ16,18は、互いに近接配置されて挟持面の凹凸が互いに噛み合った近接位置でフィルムFの重合端縁部Lを挟持し、第2補助ローラ18が奥側へ傾動して第1補助ローラ16から離間した離間位置で、重合端縁部Lの挟持を解除するようになっている。補助ローラ16,18は、重合端縁部Lを挟持する挟持面までの外径が、圧着ローラ12における重合端縁部Lを圧着するシール面までの外径より小さいローラであり、例えば圧着ローラ12の外径(直径)が80mm〜100mm程度であるのに対して、外径(直径)が20mm〜30mm程度の補助ローラ16,18が用いられている。また、両補助ローラ16,18は、両圧着ローラ12,12のシール面間にできる隙間に、該補助ローラ16,18の一部がかかるように近接配置されて、圧着ローラ12,12による重合端縁部Lの圧着位置と補助ローラ16,18による重合端縁部Lの挟持位置とを近接させている(図5参照)。
図3〜図5に示すように、開閉手段30は、支持軸26に動作可能に配設された開閉軸44を有し、横形製袋充填機の手前側に臨む開閉操作部材46の操作に伴う開閉軸44の動作により、両補助ローラ16,18を相対的に近接・離間させるようになっている。より具体的には、開閉軸44は、左右方向に貫通する中空状に形成された支持軸26の中空部分に挿通されて、支持軸26によって左右方向の軸回りに回動可能に支持されている。支持軸26の手前側に突出する開閉軸44の手前側端部には、レバー形状の開閉操作部材46が配設されており、開閉操作部材46の回動操作により開閉軸44を回動し得るようになっている。
図4に示すように、可動支持部38は、第1補助ローラ16の軸部40を支持する固定支持部36の台状部分より手前側に設けられた当接部48が、支持軸の奥側に突出する開閉軸44の奥側端面に臨んでいる。可動支持部38は、第2補助ローラ18の軸部40を支持する台状部分と当接部48との中間部が固定支持部36に対して軸支されている。また、固定支持部36の奥側に設けられた保持部50と可動支持部38の奥側端面との間には、コイルばねからなる付勢手段52が架設されており、付勢手段52によって可動支持部38を第2補助ローラ18が第1補助ローラ16に向けて近接する方向へ動作するよう付勢している。すなわち、可動支持部38は、手前側へ向けた付勢手段52の弾力的な付勢によって、両補助ローラ16,18が近接位置となるように姿勢保持される。また、付勢手段52の弾力的な付勢によって、近接位置にある両補助ローラ16,18が挟持する重合端縁部Lに対して適宜の挟持圧を付与している。
図4に示すように、開閉軸44の奧側端部には、可動支持部38の当接部48に当接可能な端面カムからなるカム部54が設けられ、カム部54において奥側(可動支持部38)に臨む端面形状が、左右方向に凹凸するように形成されている。カム部54は、開閉操作部材46の回動操作に伴う開閉軸44の回動により可動支持部38の当接部48に臨む凹凸部分が切り替わり、両補助ローラ16,18を近接位置とする場合は、カム部54の凹部分を当接部48に臨ませるようにし、このとき開閉操作部材46が開閉軸44から下方傾斜した姿勢となっている(図3の実線参照)。両補助ローラ16,18を離間位置とする場合は、当接部48に対してカム部54の凹部分から凸部分を臨ませるように開閉軸44を回動することで、該凸部分で当接部48を付勢手段52の付勢に抗して奥側に押して、第2補助ローラ18を第1補助ローラ16から離間させるように可動支持部38が回動される。なお、両補助ローラ16,18の離間位置において、開閉操作部材46が開閉軸44から上方傾斜した姿勢となる(図3の二点鎖線参照)。そして、開閉手段30は、当接部48に対してカム部54の凸部分から凹部分を臨ませるように開閉軸44を回動することで、付勢手段52の付勢によって可動支持部38が手前側に回動し、第2補助ローラ18が第1補助ローラ16に近接する近接位置に戻る。
図3に示すように、前記開閉手段30は、両補助ローラ16,18が近接する近接位置と離間する離間位置との範囲を超える開閉操作部材46の操作を規制する規制手段56を備えている。規制手段56は、開閉操作部材46に左右に貫通すると共に開閉軸44を中心とした円弧長孔状に延在するよう形成された規制孔58と、後述するアーム68に手前側に突出するように設けられ、規制孔58に挿入された規制軸60とから構成される。規制手段56は、近接位置に対応する開閉操作部材46の閉位置で規制軸60が規制孔58の長手方向一端部に位置規制されることで、閉位置を越えた開閉操作部材46の回動操作を規制すると共に、離間位置に対応する開閉操作部材46の開位置で規制軸60が規制孔58の長手方向他端部に位置規制されることで、開位置を越えた開閉操作部材46の回動操作を規制するようになっている。
前記調節手段32は、連係手段62を介して支持軸26に連係する姿勢操作部材64の操作により該支持軸26および支持部材28を回動し、支持部材28の回動に伴ってフィルム搬送方向前後に傾く両補助ローラ16,18の姿勢を段階的に位置決めして保持するよう構成される。連係手段62は、軸受部材24の手前側に突出する開閉軸44の手前側端部(左右方向一端部)に、後端部(一端部)が連結されたアーム68と、このアーム68の前端部(他端部)に上端部(一端部)が回転可能に連結されたレバー70と、このレバー70の下端部(他端部)に連係するように姿勢操作部材64に設けられ、姿勢操作部材64の回動操作と共に回動してレバー70を動かす偏心カム72とを備えている。姿勢操作部材64は、横形製袋充填機の手前側に臨むように配置された円形状の部材であり、その中心が取付部材34に回転可能に軸支されて、左右方向の軸回りに回転可能になっている。姿勢操作部材64は、開閉操作部材46のフィルム搬送方向上流側に隣接して配置され、横形製袋充填機の手前側に臨む両操作部材46,64を、何れも手前側から操作可能になっている。姿勢操作部材64には、ボス状の偏心カム72が奥側に突出するように一体的に設けられており、偏心カム72がレバー70の下端部に設けられたカム受け孔70aに嵌っている。偏心カム72は、カム受け孔70aに係合する外周面が円形に形成され、姿勢操作部材64の回動中心から半径方向外側にその中心をずらした偏心位置に設けられている。調節手段32は、姿勢操作部材64の回動操作と共に回動する偏心カム72の回動によりレバー70が上下動し、これによりアーム68が支持軸26を中心に揺動することで支持軸26を回動するようになっている。
実施例では、姿勢操作部材64が所定回動角度毎に位置決め可能に構成され、これにより両補助ローラ16,18の姿勢を所定角度毎に保持可能になっている。具体的には、図3に示すように、姿勢操作部材64には、その回動中心から半径方向外側に外れた位置に、ボールプランジャなどの係止体74が奥側に向けて配設されており、偏心カム72およびレバー70のカム受け孔70aを介して奥側に臨む係止体74が取付部材34に凹設された凹部76に弾力的に係脱するようになっている。凹部76は、係止体74の回動軌跡に合わせて姿勢操作部材64の回転中心の回りに所定角度間隔で複数形成されており、係止体74の先端のボールがばねに付勢されて凹部76に嵌り込んで、姿勢操作部材64の回動方向へ回動を所定角度毎に係止するようになっている。姿勢操作部材64の手前側の面には、係止体74と凹部76との係止間隔に合わせて目盛りが付されており、目盛りに合わせて補助ローラ16,18の姿勢を設定し得る。実施例では、姿勢操作部材64の目盛り「2」の操作位置で両補助ローラ16,18の軸部40がフィルム搬送方向に対して垂直に直交する姿勢となって、両補助ローラ16,18の挟持面がフィルム搬送方向と平行になる。また、姿勢操作部材64を「2」より目盛りが大きくなるように回動操作することで、両補助ローラ16,18の軸部40がフィルム搬送方向下流側へ傾いた姿勢となって、両補助ローラ16,18の挟持面がフィルム搬送方向上流側から下流側に向かうにつれて下方傾斜するようになる。更に、姿勢操作部材64を「2」より目盛りが小さくなるように回動操作することで、両補助ローラ16,18の軸部40がフィルム搬送方向上流側へ傾いた姿勢となって、両補助ローラ16,18の挟持面がフィルム搬送方向上流側から下流側に向かうにつれて上方傾斜するようになる。
次に、実施例に係る横形製袋充填機におけるシール装置の作用効果について説明する。前記補助ローラ機構14によれば、調節手段32によって補助ローラ16,18の姿勢を段階的に位置決めして保持し得るので、包装品種などに合わせた補助ローラ16,18の姿勢調節を簡単に行うことができる。また、包装品種などの変更に応じて補助ローラ16,18の姿勢を調節する場合に、過去の調整時に設定した調節位置で補助ローラ16,18の姿勢を保持し得るので、包装品種などに適した設定の再現性が高く、補助ローラ16,18の調節作業に熟練度を要さない。ここで、調節手段32は、姿勢操作部材64に設けられた係止体74が取付部材34に所定角度間隔毎に設けられた凹部76に嵌合して姿勢操作部材64の回動が係止されることで、補助ローラ16,18の姿勢を保つ構成であるから、姿勢操作部材64の回動操作に際して、補助ローラ16,18の調節位置が直観的に判り易い。また、姿勢操作部材64には、目盛りが付されているから、包装品種などに応じて適した設定が判っている場合には、目盛りの数値に合わせて姿勢操作部材64を回動するだけで、補助ローラ16,18の姿勢を包装品種などに合わせて適切に設定し得る。
前記補助ローラ16,18を、圧着ローラ12,12のフィルム搬送方向上流側に近接して配設してあるので、補助ローラ16,18によりフィルムFを絞り込むなど、補助ローラ16,18によって整えられたフィルムFの状態を保ったまま圧着ローラ12,12で縦シールを施すことができる。従って、フィルムFの重合端縁部Lに、シワなどの不良がない適切な縦シールを施すことができる。しかも、一対の補助ローラ16,18を相対的に近接・離間させる開閉手段30の開閉操作部材46と、調節手段32の姿勢操作部材64とが横形製袋充填機本体の手前側に臨むように配置されているので、補助ローラ16,18の姿勢調節作業および補助ローラ16,18を近接・離間させる開閉作業を行い易い。
前記補助ローラ機構14は、中空の支持軸26に挿通される開閉軸44と、この開閉軸44を回動操作する開閉操作部材46と、開閉軸44の回動により可動支持部38を動かすカム部54と、可動支持部38を付勢する付勢手段52からなる簡単な構成の開閉手段30により、両補助ローラ16,18を相対的に近接・離間させることができる。このように、開閉手段30は、構成が簡単なので、清掃などのメンテナンスを行い易い。特に開閉軸44は、中空の支持軸26に挿通される構成なので、汚れや埃が溜まり難く、掃除の手間を軽減し得る。
前記補助ローラ機構14は、支持軸26に連結されたアーム68と、このアーム68に連結されたレバー70と、姿勢操作部材64と共に回動して、レバー70を動かす偏心カム72とからなる簡単な構成の連係手段62により、支持軸26および支持部材28を回動して補助ローラ16,18の姿勢を調節することができる。このように、連係手段62は、構成が簡単なので、清掃などのメンテナンスを行い易い。また、開閉手段30の開閉軸44を保持する支持軸26を回動させて、補助ローラ16,18の姿勢を変更する構成であるので、補助ローラ16,18を近接・離間させるための部材と補助ローラ16,18の姿勢を変更するための部材を共用して、全体として部品点数を減らすことができる。また、開閉操作部材64を回動規制する規制手段56を備えているので、両補助ローラ16,18をより確実に近接位置および離間位置とすることができる。開閉手段30は、開閉軸44に設けられたカム部54の凹凸によって可動支持部38を動かす構成であるから、開閉軸44が無制限に回ると、可動支持部38に当接するカム部54の部分が変わり、第2補助ローラ18の位置が定まらない。ここで、開閉手段30は、カム部54の凹部分が可動支持部38の当接部48に相対する開閉軸44の回動位置で、開閉操作部材48が規制手段56によって閉位置を越えて回動しないように規制されるから、両補助ローラ16,18を近接位置で適切に保持できる。同様に、開閉手段30は、カム部54の凸部分が可動支持部38の当接部48に相対する開閉軸44の回動位置で、開閉操作部材46が規制手段56によって開位置を越えて回動しないように規制されるから、両補助ローラ16,18を離間位置で適切に保持できる。
前記軸受部材24が、圧着ローラ12,12を支持するベース22に配設されているので、軸受部材24に支持される支持軸26および支持部材28に設けられた補助ローラ16,18と、圧着ローラ12,12との位置ズレを防止できる。補助ローラ16,18を圧着ローラ12,12より小さくすることで、補助ローラ16,18を圧着ローラにより近付けて配置することができる。また、補助ローラ16,18の回転モーメントを小さくすることができるので、フィルムFの重合端縁部Lへの搬送抵抗を軽減できる。
(変更例)
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1)両補助ローラを近接・離間させる機構は、実施例の構成に限定されず、例えば両方の補助ローラが動いて互いに近接・離間変位する構成であってもよい。また、実施例では、カム機構を用いて、両補助ローラを相対的に近接・離間させるようにしたが、これに限られず、例えばリンクやギヤなどの機構を用いてもよい。更に、開閉軸を回動させる構成に代えて、開閉軸を左右方向にスライドさせることで、両補助ローラを相対的に近接・離間させてもよい。
(2)連係手段は、実施例で説明した偏心カムを用いたリンク機構に限られず、ギヤやその他の機構を用いてもよい。
(3)開閉操作部材および姿勢操作部材の形状は、実施例に限られず、レバー状、ダイヤル状やその他の形状であってもよく、回動操作に限るものではない。
(4)調節手段において補助ローラの姿勢を段階的に位置決めして保持する機構として、実施例では係止体と凹部とからなる構成を説明したが、これ限られず、例えばラチェット機構やその他の構成を採用し得る。また、姿勢操作部材を段階的に係止する構成ではなく、例えば支持軸を段階的に係止する構成であってもよい。
(5)調節手段の目盛りは必要に応じて付せばよい。
(6)規制手段は、規制孔と規制軸とによる構成に限られず、例えば規制軸が開閉操作部材の外縁部に当接することで回動規制する構成やその他の構成であってもよい。
(7)補助ローラは、軸部に対してローラ部が自由回転する構成に限られず、軸部が支持部材に対して自由回転可能に配設されて、全体として回転する構成であってもよい。
(8)実施例では、加熱ブロックで加熱した重合端縁部を圧着ローラで挟持して圧着したが、加熱ブロックに加えてまたは加熱ブロックを省略して、圧着ローラで重合端縁部を加熱しつつ挟持すると共に圧着して、縦シールを施す構成であってもよい。
12 圧着ローラ,14 補助ローラ機構,16 第1補助ローラ(一方の補助ローラ),
18 第2補助ローラ(他方の補助ローラ),22 ベース,24 軸受部材,
26 支持軸,28 支持部材,30 開閉手段,32 調節手段,36 固定支持部,
38 可動支持部,44 開閉軸,46 開閉操作部材,52 付勢手段,54 カム部,
56 規制手段,62 連係手段,64 姿勢操作部材,68 アーム,70 レバー,
72 偏心カム,F フィルム,L 重合端縁部

Claims (5)

  1. 連続して搬送される帯状のフィルム(F)の左右両側縁を重ね合わせた重合端縁部(L)に、縦シールを施す横形製袋充填機におけるシール装置において、
    前記重合端縁部(L)を挟持して圧着する一対の圧着ローラ(12,12)と、
    両圧着ローラ(12,12)のフィルム搬送上流側に近接して配設されて自由回転する一対の補助ローラ(16,18)により、前記重合端縁部(L)を挟持する補助ローラ機構(14)とを備え、
    前記補助ローラ機構(14)は、
    横形製袋充填機本体側に支持された軸受部材(24)と、
    該軸受部材(24)に回動可能に支持され、フィルム搬送方向と交差する左右方向に延在する支持軸(26)と、
    該支持軸(26)に配設され、両補助ローラ(16,18)を相対的に近接・離間移動可能に支持する支持部材(28)と、
    中空状に形成された前記支持軸(26)の中空部分に挿通して支持された開閉軸(44)を有し、前記横形製袋充填機本体の左右方向一側方に臨む開閉操作部材(46)の操作に伴う前記開閉軸(44)の動作により、両補助ローラ(16,18)を相対的に近接・離間させる開閉手段(30)と、
    前記横形製袋充填機本体の左右方向一側方に臨むと共に連係手段(62)を介して前記支持軸(26)に連係する姿勢操作部材(64)の操作により該支持軸(26)を回動し、支持軸(26)の回動に伴ってフィルム搬送方向前後に傾動する両補助ローラ(16,18)の姿勢を段階的に位置決め保持する調節手段(32)とを備えた
    ことを特徴とする横形製袋充填機におけるシール装置。
  2. 前記支持部材(28)は、
    一方の補助ローラ(16)を自由回転可能に支持する固定支持部(36)と、
    該固定支持部(36)に動作可能に配設され、自由回転可能に支持した他方の補助ローラ(18)を、その動作に伴って一方の補助ローラ(16)に対して近接・離間させる可動支持部(38)とを備え、
    前記開閉手段(30)は、
    前記支持軸(26)に回動可能に支持された前記開閉軸(44)と、
    該開閉軸(44)の左右方向一端部に配設され、その操作により開閉軸(44)を回動可能な前記開閉操作部材(46)と、
    前記可動支持部(38)を、他方の補助ローラ(18)が一方の補助ローラ(16)に向けて近接する方向へ動くように付勢する付勢手段(52)と、
    前記開閉軸(44)の左右方向他端部に前記可動支持部(38)に当接可能に設けられ、該開閉軸(44)の回動に伴って他方の補助ローラ(18)を一方の補助ローラ(16)から離間するように前記可動支持部(38)を動かすカム部(54)とを備え、
    前記開閉操作部材(46)は、両補助ローラ(16,18)が近接する近接位置と離間する離間位置との回動範囲を超える操作が規制手段(56)により規制されることを特徴とする請求項1記載の横形製袋充填機におけるシール装置。
  3. 前記連係手段(62)は、
    前記支持軸(26)の左右方向一端部に、一端部が連結されたアーム(68)と、
    該アーム(68)の他端部に一端部が回転可能に連結されたレバー(70)と、
    回動操作される前記姿勢操作部材(64)に、該姿勢操作部材(64)の回動中心と中心をずらして設けられると共に、前記レバー(70)の他端部に連係し、姿勢操作部材(64)の回動操作と共に回動してレバー(70)を動かす偏心カム(72)とを備え、
    前記姿勢操作部材(64)は、所定角度毎の回動位置で保持可能に構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の横形製袋充填機におけるシール装置。
  4. 前記軸受部材(24)は、前記圧着ローラ(12)を支持するベース(22)に配設されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の横形製袋充填機におけるシール装置。
  5. 前記補助ローラ(16,18)は、その周面に設けられた前記重合端縁部(L)の挟持面までの外径が、前記圧着ローラ(12)のシール面までの外径より小さいことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の横形製袋充填機におけるシール装置。
JP2014236572A 2014-11-21 2014-11-21 横形製袋充填機におけるシール装置 Active JP6154796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014236572A JP6154796B2 (ja) 2014-11-21 2014-11-21 横形製袋充填機におけるシール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014236572A JP6154796B2 (ja) 2014-11-21 2014-11-21 横形製袋充填機におけるシール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016098014A JP2016098014A (ja) 2016-05-30
JP6154796B2 true JP6154796B2 (ja) 2017-06-28

Family

ID=56076147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014236572A Active JP6154796B2 (ja) 2014-11-21 2014-11-21 横形製袋充填機におけるシール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6154796B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6594836B2 (ja) * 2016-09-29 2019-10-23 株式会社フジキカイ 横形製袋充填機におけるフィルム供給装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005037477A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Fuji Photo Film Co Ltd シート状感光材料の包装方法
JP5036352B2 (ja) * 2007-03-09 2012-09-26 株式会社フジキカイ 包装フィルムの縦シール方法および装置
JP5350989B2 (ja) * 2009-11-16 2013-11-27 株式会社フジキカイ 縦形製袋充填機の物品保持移送装置
JP5833873B2 (ja) * 2011-09-28 2015-12-16 株式会社川島製作所 包装機におけるシール用ロール圧着装置
JP5528409B2 (ja) * 2011-10-17 2014-06-25 株式会社フジキカイ 製袋充填機におけるシール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016098014A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6746467B2 (ja) 袋詰め包装機のグリッパー装置
JP6140086B2 (ja) 袋移送装置
JP5996360B2 (ja) 袋詰め包装における袋口開口方法及び装置
JPWO2010087218A1 (ja) 可撓性基板の位置制御装置
JP2008094456A (ja) 縦シール機構
JP2015164864A (ja) 袋移送装置
JP2007076719A (ja) 製袋包装機及び該製袋包装機を備えた包装箱詰めシステム
JP6154796B2 (ja) 横形製袋充填機におけるシール装置
JP4355951B2 (ja) サンドイッチ包装機の搬送装置
WO2016121496A1 (ja) 包装装置
CN101104446B (zh) 粉体装填包装袋用封口机及封口方法
JP5350865B2 (ja) センターシール装置
JP4565899B2 (ja) 製袋包装機
JP6255178B2 (ja) 包装機
JP6105505B2 (ja) サンドイッチ包装機の袋詰サンドイッチ保持装置
JP5833873B2 (ja) 包装機におけるシール用ロール圧着装置
JP7241394B2 (ja) ローラ装置
JP2008044666A (ja) 横シール機構およびそれを備えた縦型充填包装機
WO2016117635A1 (ja) 搬送装置
JP7444649B2 (ja) 製袋充填機の縦シール装置
JPH0891326A (ja) 包装機におけるフィルム開口保持装置
JP2013252901A (ja) 製袋包装機
JP7121987B2 (ja) フィルム補正装置及び包装装置
JP2008037427A (ja) 縦形製袋充填機
JP3413568B2 (ja) 圧着ローラ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6154796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250