JP6154601B2 - 車両制御装置 - Google Patents
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Description
例えば、坂道の一時停止時にブレーキペダルを踏み込んだらその時の制動力を保持してブレーキペダルから足を離しても車両を停止させておくことにより車両のずり下がりを防止するずり下がり防止制御と、車両を発進させる際には保持していた制動力を自動的に解除して坂道を発進する坂道発進制御とを行なうことによって、坂道発進を容易に行なうことができるようにした坂道発進補助装置(Hill Start Assist system)が開発されている。
図1は本発明の第1実施形態にかかる車両制御装置の構成図であり、図2は本発明の第2実施形態にかかる車両制御装置の構成図であり、図3は本発明の第3実施形態にかかる車両制御装置の構成図である。図1,図2,図3において同符号は同様のものを示す。これらの図を用いて、各実施形態を説明する。
(構成)
本実施形態にかかる車両制御装置は、図1に示すように、アイドルストップ制御を行なうアイドルストップ用ECU(ISSECU)12と、車両挙動制御(ESP制御)及びABS制御を行なう車両挙動制御用ECU(ABS/ESPECU、車両挙動制御手段)13と、を備えている。また、この車両には、エンジンの作動を制御するエンジンECU11が装備されている。なお、本実施形態では、図示しないが、エンジンと変速機との間のクラッチがアクチュエータで作動する自動クラッチであり、変速機が機械式変速機をアクチュエータで操作される機械式自動変速機であるものとする。
本実施形態では、クラッチが自動クラッチであり且つ変速機が自動変速機なので、エンジン停止条件には、下記の(1)〜(4)の条件(各条件を個別条件とも言う)が設定され、これらの各条件がいずれも成立した場合に、エンジン停止条件が成立する。
(1)車両が停止あるいは停止直前(以下、単に「停止」という)であること。
(2)常用ブレーキが操作されていること。
(3)Dレンジが選択されていること。
(4)その他の条件が成立していること。
上記の(2)の条件は、ブレーキスイッチからON信号が入力されていれば成立し、OFF信号が入力されていれば成立しない。
また、上記の(3)の条件は、シフトポジションセンサから入力された選択レンジ信号がDレンジに対応する信号であれば成立し、そうでなければ成立しない。
上記の(4)の条件としては、図示しないドアが開放されていないこと、シートベルトが外されていること、PTO(Power Take Off)装置が作動していないこと、キャブチルト時でないことなどが挙げられる。
何れの場合も、エンジン停止条件は例示であり、これらに限るものでなはない。
本実施形態では、クラッチが自動クラッチであり且つ変速機が自動変速機なので、エンジン再始動条件は、アイドルストップのためのエンジン停止中に、下記の(I)および(II)の条件が設定され、これらの各条件のいずれかが成立した場合に、エンジン再始動止条件が成立する。
(I)Dレンジの選択中にブレーキ操作が解除されること。
(II)エンジン停止中に非走行レンジ(例えばPレンジやNレンジ)に切り替えられ、非走行レンジから走行レンジ(例えばDレンジまたはRレンジ)に切り替えられること。
何れの場合も、エンジン再始動条件は例示であり、これらに限るものでなはない。
本発明の第1実施形態にかかる車両制御装置は上述のように構成されているので、以下のような作用及び効果を得ることができる。
アイドルストップ条件が成立するとアイドルストップ制御部12aによりエンジン10が停止されるので、燃費を向上させ、排出ガスを低減させることができる。
特に、制動力を保持する電磁バルブ26は、ハイドロリックユニット22の下流の各車輪のホイールシリンダ23に至る下流側圧油流路25a〜25dにそれぞれ介装されており、流路断面積が大きい上流側圧油流路24a,24bにはバルブが介装されないので、上流側圧油流路24a,24b内を圧油が円滑に流通する。また、下流側圧油流路25a〜25dは上流側圧油流路24a,24bよりも流路断面積が小さいので、上流側圧油流路に介装する場合よりも小型の電磁バルブ26を適用しても、流路抵抗を招きにくい。
(構成)
本実施形態にかかる車両制御装置は、図2に示すように、アイドルストップ制御を行なうアイドルストップ用ECU(ISSECU)12と、車両挙動制御(ESP制御)及びABS制御を行なう車両挙動制御用ECU(ABS/ESPECU)13と、油圧式常用ブレーキ20の圧油流路内の圧油の流通をバルブ26によって遮断して制動力を保持し車両の移動を防止する制動力保持制御用ECU(ロックブレーキECU、制動力保持手段)14と、を備えている。
本発明の第2実施形態にかかる車両制御装置は上述のように構成されているので、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
特に、ISSECU12AとロックブレーキECU14とが別体になっているので、既存のISSECU12AやロックブレーキECU14を適用して装置を構成することが容易である。
(構成)
本実施形態にかかる車両制御装置は、図3に示すように、アイドルストップ制御を行なうアイドルストップ用ECU(ISSECU)12と、車両挙動制御(ESP制御)及びABS制御を行なう車両挙動制御用ECU(ABS/ESPECU)13と、坂道での一時停止時にブレーキペダルを踏み込んだ際に油圧式常用ブレーキ20の圧油流路内の圧油の流通をバルブ26によって遮断して制動力を保持し車両の移動を防止し車両を発進させる際に制動力を自動的に解除する坂道発進補助制御用ECU(ヒルホールダーECU、坂道発進補助制御手段)15と、を備えている。つまり、本実施形態は、第2実施形態のロックブレーキECU14をヒルホールダーECU15に変更したものと言える。
本発明の第3実施形態にかかる車両制御装置は上述のように構成されているので、第1,2実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
特に、ISSECU12とヒルホールダーECU15とが別体になっているので、既存のISSECU12やヒルホールダーECU15を適用して装置を構成することが容易である。
しかも、ヒルホールダーECU15が、坂道での車両のずり下がりを防止すると共に、その後の車両の発進を補助するので、車両のずり下がりを招くことなく坂道発進を容易に安定して行なうことができる。
例えば、上記実施形態では、バッテリ10と各バルブ26との間の給電系統に、DC/DCコンバータ31を介装し、エンジンの再始動時には、DC/DCコンバータータ31がバッテリ10の電圧を昇圧して電磁バルブ26に出力し、電圧低下を回避し電磁バルブ26の閉鎖状態を保持するようにしているが、電圧低下の影響がなければDC/DCコンバータータ31は省略可能である。
また、上記実施形態では、車両挙動制御用ECU13がABS及びESPの両者を実施する構成になっているが、ABS及びESPの一方のみを実施する構成にしてもよい。
11 エンジンECU
12 アイドルストップ用ECU(ISSECU)
12a アイドルストップ制御部(アイドルストップ制御手段)
12b 制動力保持制御部(制動力保持手段,ずり下がり防止制御手段)
13 車両挙動制御用ECU(ABS/ESPECU、車両挙動制御手段)
14 制動力保持制御用ECU(ロックブレーキECU、制動力保持手段)
15 坂道発進補助制御用ECU(ヒルホールダーECU、坂道発進補助制御手段)
20 油圧式常用ブレーキ
21 ブレーキブースタ
21a マスターシリンダ
22 ハイドロリックユニット(油圧ユニット)
23 ホイールシリンダ
24a,24b 上流側圧油流路
25a〜25d 下流側圧油流路
26 制動力を保持するためのバルブ
30 バッテリ
31 DC/DCコンバータ(昇圧コンバータ)
Claims (4)
- アイドルストップ条件が成立するとエンジンを停止させ再始動条件が成立するとエンジンを再始動させるアイドルストップ制御手段と、
油圧式の常用ブレーキの圧油流路内の圧油の流通をバルブによって遮断して制動力を保持し車両の移動を防止する制動力保持手段と、
各車輪のホイールシリンダ内の油圧を調整する油圧ユニットにより各車輪の制動力を個別に制御して前記車両の走行安定性を確保する車両挙動制御手段と、を備え、
前記油圧ユニットの上流の上流側圧油流路の流路断面積は前記油圧ユニットの下流の前記各車輪のホイールシリンダに至る下流側圧油流路の流路断面積よりも大きく設定され、
前記バルブは、前記各下流側圧油流路にそれぞれ介装されている
ことを特徴とする、車両制御装置。 - 前記制動力保持手段は、前記車両の坂道でのずり下がりを防止するずり下がり防止制御手段を含み、前記ずり下がり防止制御手段によって保持していた制動力を自動的に解除して前記車両を発進させる坂道発進制御手段をさらに備えている
ことを特徴とする、請求項1記載の車両制御装置。 - 前記制動力保持手段は、前記車両の駐車ブレーキを作動させた停車中の作業時に前記常用ブレーキを作動させて前記車両の停止状態を保持する作業時補助制動手段を含む
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両制御装置。 - 前記バルブは、前記エンジンの始動時のスタータモータに給電するバッテリの電力により閉鎖状態を保持する電磁バルブであって、
前記エンジンの前記再始動時に前記バッテリの電圧を昇圧して前記電磁バルブに出力する昇圧コンバータを備えている
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両制御装置。
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