JP6151607B2 - 開閉体用ロック装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、防水板(防水扉、防潮板、止水板等を含む)、マンホールの蓋、床下収納庫の蓋、OAフロアの開閉式床板等の開閉体に使用するのに好適な開閉体用ロック装置に関する。
建物の開口部の床面等に設けられ、平常時はほぼ水平状態で床面の一部として使用されるが、洪水等の緊急時には、起立させて建物の開口部を閉塞し、洪水の水が建物内に侵入するのを防止するようにした防水板(例えば特許文献1または2参照)においては、手動操作により、防水板(止水板)を起立させるための回転取っ手を設けたものがある(例えば特許文献3参照)。
このような防水板においては、防水板が不用意に開いたり、いたずら等により起立させられたりするのを防止するため、例えば特許文献4に示されているようなデッドボルト式のロック装置を設けて、防水板を閉止状態でロックすることが考えられる。
特開平10−238240号公報 特開平10−246074号公報 特開2008−133708号公報 特開2008−303614号公報
しかし、防水板にデッドボルト式のロック装置を設けただけでは、施錠状態において、防水板上を通行する歩行者の踏み込みやその他の振動等により、デッドボルトが解錠方向にずれ動いて、ロック装置が不用意に解錠し、防水板が開いてしまうというおそれがある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、歩行者の踏み込み時の上下動や振動等により、デッドボルトが解錠することがなく、信頼性が高く、しかも容易に操作することができるようにした開閉体用ロック装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 枠体に開閉自在に装着された開閉体と前記枠体とのいずれか一方に設けられ、かついずれか他方に設けた受孔にデッドボルトが係合することにより、前記開閉体を閉止位置に保持するようにした開閉体用ロック装置において、側面にデッドボルト突出孔が設けられたロックケースと、一部が前記ロックケースのデッドボルト突出孔より突出して、前記受孔に係合する施錠位置と、前記一部が前記受孔から離脱するまで退避した解錠位置とに移動可能として前記ロックケース内に設けられたデッドボルトと、前記デッドボルトを、施錠位置から解錠位置、およびその逆方向に移動させる操作手段と、一部が前記デッドボルトの移動軌跡内に位置して、前記デッドボルトの少なくとも施錠位置から解錠位置への移動を阻止する係止位置と、前記一部が前記デッドボルトの移動軌跡から退避して、前記デッドボルトの移動を許容する係止解除位置とに移動可能として、前記ロックケースに設けられた規制手段とを備えるものとする。
このような構成によると、開閉体が閉止位置に位置している状態で、デッドボルトを施錠位置とし、かつ規制手段を係止位置としておくことにより、施錠位置としたデッドボルトの一部が受孔に係合して、開閉体は閉止位置に確実に保持され、しかも、係止位置とした規制手段により、デッドボルトは施錠位置から解錠位置方向への移動が阻止されるので、開閉体やロック装置上を歩行者が通行しても、歩行者の踏み込み時の上下動や振動等によっても、デッドボルトが解錠位置方向に不用意に移動することはなく、施錠時の信頼性を高めることができる。
また、規制手段を係止解除位置に移動させることにより、操作手段によって、デッドボルトを施錠位置から解錠位置へ自由に移動させることができ、容易に操作することができる。
(2) 上記(1)項において、規制手段が、ロックケースの上面に設けたロックピン挿通孔を挿通し、下端部がデッドボルトの移動軌跡内に進退するようにしたロックピンを備えるものとする。
このような構成によると、ロックピンを、ロックケースの上面に設けたロックピン挿通孔に挿入するだけで、デッドボルトの施錠位置から解錠位置方向への移動を簡単に阻止することができ、規制手段の構成を簡素化することができる。
(3) 上記(2)項において、ロックケースの上面に平面視非円形の凹部を設け、この凹部の底面にロックピン挿通孔の上端を開口させ、前記ロックピン挿通孔に挿通させたロックピンにおける軸部の上端に、前記凹部内に嵌合しうるとともに、向きを変えることにより、下面の一部がロックケースの上面に当接して、前記凹部内への嵌合を阻止するようにした拡大頭部を設け、この拡大頭部が前記凹部に嵌合することにより、軸部の下端部がデッドボルトの移動軌跡内に進入して、ロックピンが係止位置に位置し、かつ前記拡大頭部の下面の一部がロックケースの上面に当接して停止することにより、軸部の下端部がデッドボルトの移動軌跡から退避して、ロックピンが係止解除位置に位置するようにする。
このような構成によると、ロックピンの拡大頭部をロックケースの上面における凹部に嵌合させておくことにより、ロックピンを施錠位置に保持しておくことができ、その状態から、拡大頭部を凹部から引き上げて、向きを変えて、その下面をロックケースの上面に当接させることによって、ロックピンを係止解除位置に保持することができ、操作性がよい。
また、拡大頭部が凹部に嵌合しているか、または向きを変えて、凹部上に載置されているかを視認するだけで、ロックピンが係止位置にあるか、係止解除位置にあるかを簡単に知ることができ、使い勝手がよい。
(4) 上記(3)項において、ロックピンの軸部の中間部に設けたばね受けと、ロックケースの上面を形成する蓋板の下面との間に、圧縮コイルばねを縮設し、前記軸部を係止位置に向けて常時付勢するようにする。
このような構成によると、ロックピンは、圧縮コイルばねにより、係止位置に向けて常時付勢されているので、歩行者の踏み込み時の振動等により、係止解除位置に向かって浮き上がるのが防止され、施錠時の信頼性をさらに高めることができる。
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、操作手段が、ロックケースの上面に設けたハンドル挿入孔に先端部を挿入して回動させることにより、回動式としたデッドボルトを施錠位置から解錠位置、およびその逆方向に回動しうるようにした着脱式の操作ハンドルを備えるものとする。
このような構成によると、非操作時は、操作ハンドルをロックケースから外しておくことにより、ロック装置がいたずらされるおそれがなく、操作時には、操作ハンドルの先端部をロックケースの上面に設けたハンドル挿入孔に挿入して回動させるだけでよいので、操作性もよい。
(6)上記(3)または(4)を引用する上記(5)項において、操作ハンドルの一部に、凹部に嵌合したロックピンの拡大頭部の下面に潜入させて、拡大頭部を持ち上げ易くする先尖状の補助具を設ける。
このような構成によると、操作ハンドルの補助具を、ロックピンの拡大頭部の下面に潜入させて、拡大頭部を簡単に持ち上げることができ、操作性を高めることができ、しかも、補助具は、操作ハンドルの一部に設けられているので、補助具が紛失するおそれをなくすことができる。
本発明によると、歩行者の踏み込み時の上下動や振動等により、デッドボルトが解錠することがなく、信頼性が高く、しかも容易に操作することができるようにした開閉体用ロック装置を提供することができる。
本発明の開閉体用ロック装置の一実施形態を備える防水板装置を設けた建物の開口部床面の一部を破断した平面図である。 図1のII−II線に沿う拡大縦断側面図である。 開閉体用ロック装置を設けた部分の拡大平面図である。 図3のIV−IV線に沿う拡大縦断側面図である。 図3のV−V線に沿う拡大縦断正面図である。 ロックピンを係止解除位置としたときの図5と同様の部分の縦断正面図である。 図5のVII−VII線に沿う拡大縦断正面図である。
以下、本発明の開閉体用ロック装置の一実施形態を防水板装置に設けたときの一例について、図面を参照して説明する。
図1および図2に示すように、建物の開口部1を形成する左右1対の支柱2、2間の床面3に方形の凹部4を設け、この凹部4内に設けた上面が開口する箱状の枠体5内に、開閉体である防水板6を、図2に実線で示すほぼ水平の倒伏位置と、同じく2点鎖線で示すように、左右の支柱2、2の前面に設けたパッキン7に密接する起立位置とに起伏可能(開閉可能)として装着し、防水板6の遊端部(閉止時の前端部)の左右方向の中央部上面に、本発明の開閉体用ロック装置(以下、単にロック装置という)8を設けてある。
防水板6は、開閉体の一例であって、その開閉機構は、本発明に直接関係しないので、簡単に説明する。
枠体5内の後部の中央部と両側部とには、ヒンジ装置9が設けられている。
各ヒンジ装置9は、枠体5における底板5aの上面に立設された固定側ヒンジ片10と、それに対応する防水板6の下面より垂下する可動側ヒンジ片11と、それらを左右方向に貫通する枢軸12とからなっている。
なお、このヒンジ装置9は、上記特許文献1および2に記載されているヒンジ装置のように、左右方向を向く軸線回りに回動できるだけでなく、起立状態で若干前後方向にも移動できるようなものとすることもある。
枠体5内には、防水板6を起立位置に向かって付勢する左右1対のねじりコイルばね13、13と、左右1対の伸張式のダンパ14、14とが設けられ、防水板6を起立位置まで開く際の労力を軽減しうるとともに、倒伏位置への回動を減速しうるようにしてある。
各ねじりコイルばね13は、枠体5内に設けた巻取ドラム15に巻回された巻回部13aと、そこから前方に向かって延出し、かつ先端部が枠体5における底板5aに当接された一方の端末部13bと、巻回部13aから前方に向かって延出し、かつ先端部が防水板6の下面に当接された他方の端末部13cとからなっている。
各ダンパ14は、伸張する習性を備えた公知のオイルダンパまたはエアダンパとすることができ、その一端が防水板6の前部下面に枢着され、かつ他端が枠体5の底板5aにおける後部上面に枢着されている。
次に、ロック装置8について説明する。
図2〜図7に示すように、ロック装置8は、上面が開口する方形の箱状のケース本体16と、その上面開口部を閉塞する蓋板17とからなるロックケース18を備えている。
蓋板17におけるほぼ中央部には、シリンダ錠19が設けられている。
シリンダ錠19は、上面中央に設けたハンドル挿入孔20に、図4に示すような操作手段である操作ハンドル21の軸部22の先端部を挿入して、軸部22を回動させることにより、内部に設けたロータ(図示略)を軸部22とともに所要角度回動しうるようにしたものである。
操作ハンドル21は、上下方向を向く丸棒状の軸部22の上端に、取っ手23がほぼT字状をなすように連設されたものよりなり、軸部22の下端部外周には、1対の突部24、24が側面視ほぼ倒立T字状をなすように突設されている。
シリンダ錠19のハンドル挿入孔20は、操作ハンドル21の軸部22の先端部における突部24、24がある部分の外形に補形をなすように形成されており、このハンドル挿入孔20に、軸部22の先端部を、突部24、24を含めて挿入した後、適宜の角度、好ましくは90°だけ回動させた後、操作ハンドル21の取っ手23を引き上げることにより、防水板6を持ち上げることができるようになっている。
シリンダ錠19の下端からは、内部のロータと一体となって回動する角軸部25a(図5〜図7)を有する回動軸25が下向きに突出しており、角軸部25aには、デッドボルト26の基端部に設けた角孔27が嵌合されている。
デッドボルト26は、平板状をなし、図3に破線で示すように、先端部がケース本体16の前面に設けたデッドボルト突出孔28より前方に突出し、かつ枠体5における前壁5bの上部に設けた受孔29に係合する施錠位置と、図3に2点鎖線で示すように、先端部が受孔29から離脱するまでロックケース18内に退避した解錠位置とに、回動軸25およびロータと一体となって、回動軸25の軸線を中心として、ほぼ90°の範囲内において回動しうるようになっている。
デッドボルト26とロータおよび操作ハンドル21との関係は、デッドボルト26が施錠位置に位置しているとき、操作ハンドル21の軸部22の先端部をシリンダ錠19のハンドル挿入孔20に挿脱することができ、軸部22の先端部をハンドル挿入孔20に挿入して、ほぼ90°だけ、図3における時計回りに回動させることにより、デッドボルト26を解錠位置まで回動させることができるようになっている。
したがって、操作ハンドル21の軸部22の先端部をシリンダ錠19のハンドル挿入孔20に挿入して、ほぼ90°だけ、図3における時計回りに回動させ、デッドボルト26を解錠位置まで回動させ、解錠状態とした後、操作ハンドル21を引き上げて、防水板6を、倒伏位置から起立位置まで容易に開くことができる。
また、防水板6を、起立位置から倒伏位置まで倒伏させた後、操作ハンドル21を、図3における時計回りに90°だけ回動させて、デッドボルト26を施錠位置とし、その先端部を受孔29に係合させて、防水板6を施錠状態とし、その後、操作ハンドル21を持ち上げることにより、操作ハンドル21をシリンダ錠19から簡単に外すことができる。
このような施錠状態において、歩行者が防水板6上やロック装置8上を通行すると、そのときの振動により、デッドボルト26が、ロータとともに、施錠位置から解錠位置方向に徐々に回動し、最後には、デッドボルト26の先端部が受孔29から外れて、防水板6が不用意に開いたり、いたずらされたりするおそれが生じる。
そこで、本発明においては、デッドボルト26が施錠位置に位置している状態から、解錠位置方向に不用意に回動するのを防止する規制手段30を設けてある。
この規制手段30は、ロックケース18の蓋板17の上面におけるシリンダ錠19の近傍に設けた左右方向に長い方形(または非円形)の凹部31と、この凹部31の底面31aにおける一方の側端部寄りに設けた上下方向を向くロックピン挿通孔32と、このロックピン挿通孔32に挿通させた軸部33の上端に、特定の向きとすることにより、凹部31内に嵌合し、他の向きとすることにより、下面の一部がロックケース18の蓋板17の上面に当接して、凹部31内への嵌合を阻止するようにした拡大頭部34を連設したロックピン35とを備えている。
凹部31の深さは、デッドボルト26の厚さより大としてある。
また、ロックピン35の軸部33の長さは、拡大頭部34が凹部31に嵌合したときは、軸部33の下端部がデッドボルト26の移動軌跡内に進入し(図5および図7参照)、拡大頭部34の下面の一部が蓋板17の上面に当接して停止したときは、軸部33の下端部がデッドボルト26の回動軌跡から上方に退避する(図6参照)ような関係としてある。
したがって、ロックピン35を、拡大頭部34が凹部31に嵌合した係止位置としているときは、軸部33の下端部が、デッドボルト26の移動軌跡内に進入して、デッドボルト26の施錠位置から解錠位置への回動が阻止され、拡大頭部34の下面の一部が蓋板17の上面に当接して停止した係止解除位置としたときは、軸部33の下端部がデッドボルト26の回動軌跡から上方に退避して、デッドボルト26の施錠位置から解錠位置、およびその逆方向への回動が許容される。
ロックピン35における軸部33の下端部近傍には、ばね受け36が支着されており、このばね受け36と、ロックケース18の蓋板17の下面との間における軸部33まわりに、圧縮コイルばね37を縮設することにより、ロックピン35は、下方、すなわち係止位置方向に向かって常時付勢されている。
そうすることによって、歩行者の踏み込み時の振動等により、ロックピン35が係止解除位置に向かって浮き上がるのが防止され、施錠時の信頼性がさらに高められる。
図5に示すように、係止位置としたときのロックピン35における拡大頭部34の遊端部と、凹部31の一方の側縁との間には、手の指先を挿入しうる程度の空間が形成されており、この空間に指先を挿入して、ロックピン35の拡大頭部34を係止解除位置まで持ち上げることができるようになっている。
このときの操作を容易にするため、拡大頭部34の遊端部の下縁には、外上方に傾斜する面取り状の切り欠き34aを設けておくのがよい。
また、図4に示すように、操作ハンドル21における取っ手23の一方の端部を斜め下方に湾曲させるとともに、その先端部を、先尖状として、凹部31に嵌合したロックピン35の拡大頭部34の切り欠き34aから拡大頭部34の下面に潜入させて、拡大頭部34を持ち上げ易くするための補助具23aとするのが好ましい。
本発明の開閉体用ロック装置8は、上記のような構成としてあるので、開閉体である防水板6が、閉止位置である倒伏位置に位置している状態で、デッドボルト26を施錠位置とし、かつ規制手段30を係止位置としておくことにより、施錠位置としたデッドボルト26の一部が受孔29に係合して、防水板6は倒伏位置に確実に保持され、しかも、係止位置とした規制手段30により、デッドボルト26は施錠位置から解錠位置方向への移動が阻止されるので、防水板6やロック装置8上を歩行者が通行しても、歩行者の踏み込み時の上下動や振動等により、デッドボルト26が解錠位置方向に不用意に移動することはなく、施錠時の信頼性を高めることができる。
また、規制手段30を係止解除位置に移動させることにより、操作手段である操作ハンドル21によって、デッドボルト26を施錠位置から解錠位置へ自由に移動させることができ、容易に操作することができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、例えば次のような変形した態様での実施が可能である。
(1) 枠体5にロック装置8を設け、開閉体である防水板6に、受孔29を設ける。
(2) デッドボルト26が解錠位置に位置している状態においても、ロックピン35を係止位置とすることができ、その状態では、デッドボルト26の解錠位置から施錠位置への回動がロックピン35により阻止されるようにする。
(3) ロックピン35を、軸部33の上端に、拡大頭部34の中央部が連設されたT字状のものとし、凹部31の底面31aの左右方向の中央部にロックピン挿通孔32を設け、さらに、係止位置としたときの拡大頭部34の左右両端と凹部31の側端との間に、空隙をそれぞれ形成し、両空隙に挿入した2本の指先をもって、拡大頭部34を両側方より掴めるようにする。
(4) デッドボルト26を、上記のような回動式のものではなく、直線方向に進退して、施錠位置と解錠位置との間を移動しうるものとする。
この場合は、ロックピン35は、デッドボルト26に設けた係合孔や突起(いずれも図示略)に係脱するものとすることができる。
上記実施形態は、本発明を起倒式の防水板6を開閉体とし、この防水板6と枠体5とのいずれか一方にロック装置8を設け、他方に受孔29を設けたが、本発明は、これに限られるものではなく、例えば開閉体を、マンホールの蓋、床下収納庫の蓋、OAフロアの開閉式床板等とし、それと、それを開閉自在に装着した枠体とのいずれか一方にロック装置8を設け、他方に受孔29を設けて実施することもできる。
1 開口部
2 支柱
3 床面
4 凹部
5 枠体
5a底板
5b前壁
6 防水板(開閉体)
7 パッキン
8 開閉体用ロック装置
9 ヒンジ装置
10 固定側ヒンジ片
11 可動側ヒンジ片
12 枢軸
13 ねじりコイルばね
13a巻回部
13b、13c 端末部
14 ダンパ
15 巻取ドラム
16 ケース本体
17 蓋板
18 ロックケース
19 シリンダ錠
20 ハンドル挿入孔
21 操作ハンドル(操作手段)
22 軸部
23 取っ手
23a補助具
24 突部
25 回動軸
25a角軸部
26 デッドボルト
27 角孔
28 デッドボルト突出孔
29 受孔
30 規制手段
31 凹部
31a底面
32 ロックピン挿通孔
33 軸部
34 拡大頭部
34a切り欠き
35 ロックピン
36 ばね受け
37 圧縮コイルばね

Claims (6)

  1. 枠体に開閉自在に装着された開閉体と前記枠体とのいずれか一方に設けられ、かついずれか他方に設けた受孔にデッドボルトが係合することにより、前記開閉体を閉止位置に保持するようにした開閉体用ロック装置において、
    側面にデッドボルト突出孔が設けられたロックケースと、
    一部が前記ロックケースのデッドボルト突出孔より突出して、前記受孔に係合する施錠位置と、前記一部が前記受孔から離脱するまで退避した解錠位置とに移動可能として前記ロックケース内に設けられたデッドボルトと、
    前記デッドボルトを、施錠位置から解錠位置、およびその逆方向に移動させる操作手段と、
    一部が前記デッドボルトの移動軌跡内に位置して、前記デッドボルトの少なくとも施錠位置から解錠位置への移動を阻止する係止位置と、前記一部が前記デッドボルトの移動軌跡から退避して、前記デッドボルトの移動を許容する係止解除位置とに移動可能として、前記ロックケースに設けられた規制手段
    とを備えることを特徴とする開閉体用ロック装置。
  2. 規制手段が、ロックケースの上面に設けたロックピン挿通孔を挿通し、下端部がデッドボルトの移動軌跡内に進退するようにしたロックピンを備えるものとした請求項1記載の開閉体用ロック装置。
  3. ロックケースの上面に平面視非円形の凹部を設け、この凹部の底面にロックピン挿通孔の上端を開口させ、前記ロックピン挿通孔に挿通させたロックピンにおける軸部の上端に、前記凹部内に嵌合しうるとともに、向きを変えることにより、下面の一部がロックケースの上面に当接して、前記凹部内への嵌合を阻止するようにした拡大頭部を設け、この拡大頭部が前記凹部に嵌合することにより、軸部の下端部がデッドボルトの移動軌跡内に進入して、ロックピンが係止位置に位置し、かつ前記拡大頭部の下面の一部がロックケースの上面に当接して停止することにより、軸部の下端部がデッドボルトの移動軌跡から退避して、ロックピンが係止解除位置に位置するようにした請求項2記載の開閉体用ロック装置。
  4. ロックピンの軸部の中間部に設けたばね受けと、ロックケースの上面を形成する蓋板の下面との間に、圧縮コイルばねを縮設し、前記軸部を係止位置に向けて常時付勢するようにした請求項3記載の開閉体用ロック装置。
  5. 操作手段が、ロックケースの上面に設けたハンドル挿入孔に先端部を挿入して回動させることにより、回動式としたデッドボルトを施錠位置から解錠位置、およびその逆方向に回動しうるようにした着脱式の操作ハンドルを備えるものとした請求項1〜4のいずれかに記載の開閉体用ロック装置。
  6. 操作ハンドルの一部に、凹部に嵌合したロックピンの拡大頭部の下面に潜入させて、拡大頭部を持ち上げ易くする先尖状の補助具を設けた請求項3または4を引用する請求項5記載の開閉体用ロック装置。
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