JP6151324B2 - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、円筒状の密閉ハウジング内に、圧縮機構と、該圧縮機構を駆動する電動モータとが内蔵されている密閉型電動圧縮機に関するものである。
冷凍・空調装置あるいは各種ヒートポンプ等に適用される冷媒圧縮機として、円筒状をした密閉ハウジング内に圧縮機構と、該圧縮機構を駆動する電動モータとを内蔵したロータリ式あるいはスクロール式等の密閉型電動圧縮機が用いられている。かかる密閉型電動圧縮機において、電動モータのステータ(固定子)は、環状に打ち抜き成形された電磁鋼板を複数枚積層して所定厚さの固定子鉄心を形成し、それにコイル巻線を巻装した構成とされており、該電動モータを密閉ハウジング内に内蔵する際、ステータを密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入することにより固定設置している。
しかるに、上記の如く、電動モータのステータを密閉ハウジングの内周面に焼嵌めまたは圧入することにより固定設置すると、ステータの固定子鉄心に焼嵌めまたは圧入時の締付け力に見合った圧縮応力が残留することになる。このように、固定子鉄心に圧縮応力が残留すると、固定子鉄心を構成する磁性鋼板の透磁率が低下し、鉄損(磁気損失)が増加することから、モータ効率が低下することが知られている。
そこで、焼嵌めや圧入時にステータに加わる圧縮応力、磁気損失を低減すべく、特許文献1−4等に示されるような技術が提示されている。特許文献1には、ステータ外周縁の上下端部に上下一対のリング状中間部材に固着し、そのリング状中間部材を密閉ハウジングの内周面に焼嵌めしたものが示され、特許文献2には、密閉ハウジング側のステータを焼嵌めする部位に対し、内径を部分的に拡張して筒軸方向に延びる膨出溝部を周方向の複数箇所に設け、ステータの外周と非接触となる部分を形成したものが示されている。
また、特許文献3,4には、密閉ハウジングの内周面に焼嵌めされるステータの外周部位に、固定子鉄心の外径を変化させ、ハウジング内周面に焼嵌めされる部位と、ハウジング内周面に対して非接触となる部位とを形成することにより、ステータの厚さ方向の一部範囲のみを焼嵌めまたは圧入して固定設置するようにしたものが示されている。
特開2009−299524号公報 特開2010−174772号公報 特開2011−152041号公報 特開2014−117090号公報
しかし、上記特許文献に示すものでは、焼嵌めまたは圧入時にステータに残留する圧縮応力や鉄損(磁気損失)を低減し、モータ効率を改善することができる反面、特許文献1に示すものでは、固定子鉄心と密閉ハウジング間にリング状中間部材を介装しなければならず、その分だけ、密閉ハウジングを大径化もしくは固定子鉄心を小径化する必要があるため、モータ性能に影響を及ぼすだけではなく、組立て工数や部品点数の増加により構造が複雑化、高コスト化する等の課題を有していた。
特許文献2に示すものでは、周方向に設けられる複数の膨出溝部において、密閉ハウジングと固定子鉄心とが互いに非接触となり、焼嵌めまたは圧入されることはないが、固定子鉄心には、厚さ方向の全範囲において略全周方向から締め付け力が加わるため、圧縮応力や磁気損失の低減効果は小さく、モータ効率の改善効果は限定的であった。また、特許文献3,4に示すものでは、固定子鉄心の形状を変更しなければならないため、ステータの磁気性能やモータ性能に影響を及ぼすことは避けられない等の課題が存在していた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ステータの固定子鉄心の形状を変えずに、また密閉ハウジングを特段大型化することなく、ステータの焼嵌めもしくは圧入時の圧縮応力および磁気損失を低減し、モータ効率を改善することができる密閉型電動圧縮機を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の密閉型電動圧縮機は、以下の手段を採用している。
すなわち、本発明にかかる密閉型電動圧縮機は、円筒状の密閉ハウジングと、前記密閉ハウジング内に固定設置された圧縮機構と、前記密閉ハウジング内に焼嵌めもしくは圧入により固定設置され、駆動軸を介して前記圧縮機構を駆動する電動モータと、を備え、前記電動モータは、そのステータの厚さ方向の一部範囲hのみが前記密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入されることにより固定設置され、残余の部分は前記密閉ハウジングの内径を拡径することによりハウジング内周面に対して非接触とされていることを特徴とする。
また、本発明の密閉型電動圧縮機は、上記の密閉型電動圧縮機において、前記密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入される前記ステータの厚さ方向範囲hは、その全厚さ方向寸法Lに対して1/3Lから1/2Lまでの範囲とされていることを特徴とする。
本発明によれば、ステータの厚さ方向の一部範囲hのみが密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入され、残余の部分が密閉ハウジングの内周面を拡径することによりハウジング内周面に対して非接触となる構成とされているため、電動モータを密閉ハウジング内に固定設置するために必要な最小限の保持力を確保し得るように、ステータの厚さ方向寸法の一部範囲hのみを密閉ハウジングの内周面に対して焼嵌めもしくは圧入し、残余の部分を焼嵌めもしくは圧入せずに、ハウジング内周面に対して非接触となるように設置することにより、ステータの焼嵌めもしくは圧入による圧縮応力および磁気損失を最小限化することができる。従って、ステータの磁気性能に何ら影響を及ぼすことなく、モータ効率を改善してモータ性能を向上することができる。また、密閉ハウジングのステータの設置部位に対応する部分のみを拡径すればよく、密閉ハウジング、ひいては密閉型電動圧縮機の大型化を回避することができる。
また、本発明によれば、密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入されるステータの厚さ方向範囲hを、その全厚さ方向寸法Lに対して1/3Lから1/2Lまでの範囲としているため、電動モータを固定設置するために必要な保持力を確保しながら、焼嵌めもしくは圧入による圧縮応力および磁気損失を可及的に小さくすることができる。つまり、ステータを焼嵌めもしくは圧入する範囲hを、その全厚さ方向寸法Lに対して1/3L以上とすることにより、必要最小限のステータ保持力に安全率を考慮した値を確保し、また、焼嵌めもしくは圧入する範囲hを全厚さ方向全寸法Lに対して1/2L以下とすることにより、焼嵌めもしくは圧入によるステータの圧縮応力および磁気損失を十分小さくすることができる。従って、ステータの形状を変える必要がなく、磁気性能に影響を及ぼさないようにしつつ、モータ効率を改善してモータ性能を向上することができる。
さらに、本発明の密閉型電動圧縮機は、上述のいずれかの密閉型電動圧縮機において、前記ステータの前記密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入される厚さ方向範囲hは、前記ステータの厚さ方向の一端部位、他端部位、両端部位、中央部位のいずれかとされていることを特徴とする。
本発明によれば、ステータの密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入される厚さ方向範囲hが、ステータの厚さ方向の一端部位、他端部位、両端部位、中央部位のいずれかとされているため、ステータの焼嵌めもしくは圧入される厚さ方向範囲hを、ステータの厚さ方向の一端部位、他端部位、両端部位または中央部位のいずれかの位置において、密閉ハウジングの拡径加工やステータを密閉ハウジングの焼嵌め位置や圧入位置に挿入する際の接触距離等を考慮して最適な位置に設定すればよい。従って、ステータを焼嵌めもしくは圧入する際の厚さ方向範囲hの設定に自由度を持たせることができ、密閉ハウジングの外形形状やステータの固定構造の決定に際して、選択の自由度を確保することができる。また、焼嵌めもしくは圧入範囲hをステータの厚さ方向の一端部位、他端部位、両端部位、中央部位のいずれかとすることにより、密閉ハウジングの焼嵌めもしくは圧入位置に挿入する際の互いの接触距離を短くすることができるため、特に圧入を容易化することができる。
さらに、本発明の密閉型電動圧縮機は、上述のいずれかの密閉型電動圧縮機において、前記密閉ハウジングの内周面は、少なくとも前記ステータの一部範囲hが焼嵌めもしくは圧入される部位に対応した部分が、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとされ、他の部分は、その位置に応じて焼嵌めもしくは圧入部分と同じ内径D、前記ステータが挿入可能な内径D1、もしくはそれより大きい内径D2とされていることを特徴とする。
本発明によれば、密閉ハウジングの内周面は、少なくともステータの一部範囲hが焼嵌めもしくは圧入される部位に対応した部分を、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとし、他の部分を、その位置に応じて焼嵌めもしくは圧入部分と同じ内径D、ステータが挿入可能な内径D1、もしくはそれより大きい内径D2とされているため、ステータの厚さ方向の一部範囲hを、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとした密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入して固定設置することができ、密閉ハウジングの他の部分を、その位置に応じて焼嵌めもしくは圧入部分と同じ内径D、ステータを挿入可能な内径D1もしくはそれより大径D2としておくことにより、ステータをスムーズに密閉ハウジング内に挿入し、所定部分に焼嵌めもしくは圧入することができる。従って、密閉ハウジングの必要な部分のみを適宜部分的に拡径することにより、密閉ハウジングを特段大型化することなく、ステータを固定設置することができ、密閉ハウジング、ひいては密閉型電動圧縮機の大型化を回避することができる。
本発明によると、電動モータを密閉ハウジング内に固定設置するために必要な最小限の保持力を確保し得るように、ステータの厚さ方向寸法の一部範囲hのみを密閉ハウジングの内周面に対して焼嵌めもしくは圧入し、残余の部分を焼嵌めもしくは圧入せずに、ハウジング内周面に対して非接触となるように設置することによって、ステータの焼嵌めもしくは圧入による圧縮応力および磁気損失を最小限化することができるため、ステータの磁気性能に何ら影響を及ぼすことなく、モータ効率を改善してモータ性能を向上することができる。また、密閉ハウジングのステータの設置部位に対応する部分のみを拡径すればよく、密閉ハウジング、ひいては密閉型電動圧縮機の大型化を回避することができる。
本発明の第1実施形態に係る密閉型電動圧縮機の縦断面図である。 図1におけるa−a断面相当図である。 他の実施形態(1)の密閉型電動圧縮機の縦断面図である。 他の実施形態(2)の密閉型電動圧縮機の縦断面図である。 他の実施形態(3)の密閉型電動圧縮機の縦断面図である。 上記密閉型電動圧縮機でのステータの焼嵌めによる磁気損失およびステータ保持力と焼嵌め範囲率との関係を示すグラフである。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1、図2および図6を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る密閉型電動圧縮機の縦断面図、図2には、そのa−a断面相当図、図6には、その密閉型電動圧縮機でのステータの焼嵌めによる磁気損失およびステータ保持力と焼嵌め範囲率との関係を示すグラフが示されている。
ここでは、密閉型電動圧縮機1として、ロータリ式の密閉型電動圧縮機が例示されているが、これに限定されるものではなく、スクロール式等、他形式の密閉型電動圧縮機にも同様に適用できることはもちろんである。
この密閉型電動圧縮機1は、上端部および下端部がカバー3,4によって密閉された円筒状の密閉ハウジング2を備え、その内部の上方部に電動モータ5が固定設置され、下方部に電動モータ5によって駆動される圧縮機構(ロータリ圧縮機構)6が固定設置された構成とされている。密閉ハウジング2の下部外周には、複数の据え付け脚7が設けられており、また、密閉ハウジング2の上部には、カバー3を貫通して電動モータ5に電力を給電する密封端子8が設けられている。
さらに、密閉ハウジング2の下方部には、冷凍サイクル側からリターンする低圧の冷媒ガスを、アキュームレータ(図示省略)を介して圧縮機構6に吸入させる吸入配管9が接続されるとともに、密閉ハウジング2の上部には、カバー3を貫通するように吐出配管10が設けられ、圧縮機構6により圧縮された高温高圧の冷媒ガスが外部(冷凍サイクル)に吐出可能とされている。
電動モータ5は、ステータ(固定子)11とロータ(回転子)12とから構成され、ステータ11が密閉ハウジング2の内周面に焼嵌めもしくは圧入されることによって固定設置されている。ロータ12には、駆動軸13が一体に結合され、その回転駆動力が駆動軸13を介して圧縮機構6に伝達可能とされている。駆動軸13の下方部位には、圧縮機構6のローリングピストン19の設置位置に対応して偏心部14が設けられている。
圧縮機構(ロータリ圧縮機構)6は、シリンダ室16を形成し、駆動軸13の偏心部14に対応する位置で密閉ハウジング2内に固定設置されたシリンダ本体15と、シリンダ本体15の上面および下面に固定設置され、シリンダ室16を区画するとともに、駆動軸13を回転自在に支持する上部軸受17および下部軸受18と、駆動軸13の偏心部14に回動自在に嵌合され、シリンダ室16内を回動するローリングピストンと、シリンダ本体15に設けられている溝(図示省略)に摺動自在に嵌合され、シリンダ室16内を吸入側と吐出側とに仕切るベーン(図示省略)等々を備えた構成とされている。かかる構成のロータリ圧縮機構6は、よく知られたものである。
圧縮機構6のシリンダ室16内には、吸入配管9から吸入ポート20を経て低圧の冷媒ガスが吸入されるようになっており、この冷媒ガスは、ローリングピストン19の回動により圧縮された後、図示省略の吐出ポート、吐出弁を通して吐出チャンバー21内に吐出され、そこから密閉ハウジング2内に吐出されるようになっている。密閉ハウジング2内に吐出される高温高圧の冷媒ガスは、密閉ハウジング2の内周面と電動モータ5のステータ11外周面間に設けられている冷媒通路等を経て密閉ハウジング2内の上部空間に導かれ、吐出配管10を経て外部(冷凍サイクル側)に吐出されるようになっている。
駆動軸13の下端部には、油ポンプ22が設けられ、駆動軸13中に設けられている給油孔23等を介して密閉ハウジング2内の底部に充填されている潤滑油を圧縮機構6の軸受部や摺動部等の潤滑部位に給油可能とされている。
上記密閉型電動圧縮機1にあって、電動モータ5のステータ11は、密閉ハウジング2の内周面に焼嵌めもしくは圧入される際の圧縮応力や磁気損失(鉄損)を低減し、モータ効率を向上すべく、以下のとおり焼嵌めもしくは圧入されている。
電動モータ5のステータ11は、電磁鋼板を環状に打ち抜き成形し、それを複数枚積層して所定厚さLの固定子鉄心11Aを形成し、そのティース部にコイル巻線11Bを巻装したものである。ここでの固定子鉄心11Aは、密閉ハウジング2の内周面に焼嵌めもしくは圧入されるため、特に外形が変形形状とされることなく、円筒形状を有するものとされている。
一方、ステータ11の固定子鉄心11Aが焼嵌めもしくは圧入される密閉ハウジング2の内周面は、ステータ11の全厚さ方向寸法Lの一部範囲h(h1)のみをハウジング内周面に焼嵌めもしくは圧入する範囲としたとき、その一部範囲h(h1)に対応する部分2Aの内径がDとされ、残余の部分は、その位置に応じて焼嵌めもしくは圧入部分2Aと同じ内径D、ステータ11が挿入可能な内径D1(D1>D)、もしくはそれより大きい内径D2(D2>D1)とされている。
つまり、本実施形態において、密閉ハウジング2の内径は、ステータ11の焼嵌めもしくは圧入部分2Aの内径が、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとされており、焼嵌めもしくは圧入部分2Aよりも下方部分2Bの内径は、焼嵌めもしくは圧入部分2Aと同じ内径Dとしてもよいことから同じ内径Dとされており、焼嵌めもしくは圧入部分2Aよりも上方部分2Cの内径は、カバー3を溶接前の状態でステータ11を挿入することができるように、内径D1(D1>D)もしくはそれよりも大きい内径D2(D2>D1)とされている。
これによって、ステータ11を焼嵌めもしくは圧入する範囲h(h1)に対応した密閉ハウジング2側の焼嵌めもしくは圧入部分2Aよりも上方部分2Cにおいて、密閉ハウジング2の内周面とステータ11の外周面との間に、互いが非接触となる大きさの隙間Sが設定されるようにしている。この隙間Sは、電動モータ5のステータ11側において電磁加振力による振動が発生したとしても、その振動が互いの接触により密閉ハウジング2側に伝播しない程度の大きさとされることが望ましい。
さらに、ステータ11を密閉ハウジング2内に焼嵌めもしくは圧入する範囲h(h1)は、電動モータ5を固定設置するために必要な保持力を確保しつつ、焼嵌めもしくは圧入による圧縮応力および磁気損失を可及的に小さくし得る範囲としなければならない。図6に示すグラフは、密閉型電動圧縮機1でのステータ11の焼嵌めによる磁気損失およびステータ保持力と焼嵌め範囲率(h(h1)/L)との関係を示したものである。
このグラフに示されるように、必要最小限のステータ保持力を確保するためには、焼嵌めもしくは圧入されるステータ11の厚さ方向範囲h(h1)を、ステータ11の全厚さ方向寸法Lに対して、0.05L以上とする必要があり、また、焼嵌めもしくは圧入によるステータ11の圧縮応力および磁気損失を十分小さくするためには、焼嵌めもしくは圧入されるステータ11の厚さ方向範囲h(h1)を、ステータ11の全厚さ方向寸法Lに対して、0.75L以下とする必要がある。より好ましい範囲h(h1)は、1/3L<h(h1)<1/2Lである。
以上の説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
上記密閉型電動圧縮機1において、電動モータ5に給電され、回転子12が回転されることにより駆動軸13を介して圧縮機構6が駆動されると、吸入配管9を介して低圧の冷媒ガスが圧縮機構6のシリンダ室16内に吸入され、ローリングピストン19の回動によって圧縮された後、図示省略の吐出ポートおよび吐出弁を介して吐出チャンバー21内に吐出される。
この高温高圧の圧縮ガスは、吐出チャンバー21から密閉ハウジング2内部に吐出された後、密閉ハウジング2の内周面とステータ11の外周面との間に形成されている冷媒通路を通して密閉ハウジング2内の上部空間に導かれ、そこから吐出配管10を経て冷凍サイクル側に吐出される。かかる圧縮動作の間、電動モータ5は、制御された回転数で回転され、圧縮機構6を駆動し続けることになる。
かかる電動モータ5は、組立てるとき、カバー3を溶接する前の状態で密閉ハウジング2内にステータ11を挿入し、そのステータ11の厚さ方向寸法Lの一部範囲である焼嵌めもしくは圧入範囲h(h1)を密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入部分2Aに対して焼嵌めもしくは圧入する必要があり、その後、駆動軸13を一体化したロータ12を組み込むことにより、電動モータ5が密閉ハウジング2の内部に組込まれることになる。
この際、電動モータ5は、ステータ11の厚さ方向の一部範囲h(h1)のみが密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入部分2Aの内周面に焼嵌めもしくは圧入され、残余の部分は、密閉ハウジング2の内径を拡径(D1又はD2に拡径)することにより、ハウジング内周面に対して非接触となるようにしている。つまり、ステータ11の全厚さ方向寸法をLとしたとき、その一部である焼嵌めもしくは圧入する範囲h(h1)のみを焼嵌めもしくは圧入範囲とし、「0.05L<h(h1)<0.75L」、好ましくは、「1/3L<h(h1)<1/2L」をその範囲に設定している。
このように、電動モータ5を密閉ハウジング2内に固定設置するために必要な最小限の保持力を確保できるように、ステータ11の厚さ方向寸法の一部範囲h(h1)のみを密閉ハウジング2の内周面に対して焼嵌めもしくは圧入し、残余の部分を焼嵌めもしくは圧入せずに、ハウジング内周面に対して非接触となるように設置することにより、ステータ11の焼嵌めもしくは圧入による圧縮応力および磁気損失(鉄損)を最小限化することができる。
このため、ステータ11の磁気性能に何ら影響を及ぼすことなく、モータ効率を改善しモータ性能を向上することができる。また、密閉ハウジング2のステータ11の設置部位に対応する一部分のみを拡径すればよく、密閉ハウジング2、ひいては密閉型電動圧縮機1の大型化を回避することができる。更に、ステータ11の焼嵌めもしくは圧入されない残余の部分が、密閉ハウジング2の内周面と隙間Sにより非接触とされているため、ステータ11側での磁気加振力が密閉ハウジング2に伝播することによる騒音の発生をも抑制することができる。
しかも、ステータ11の焼嵌めもしくは圧入範囲h(h1)を、ステータ11の全厚さ方向寸法Lに対して、0.05L<h(h1)<0.75Lの範囲、好ましくは1/3L<h(h1)<1/2の範囲としているため、電動モータ5を固定設置するために必要な保持力を確保しながら、焼嵌めもしくは圧入によるステータ11の圧縮応力および磁気損失を可及的に小さくすることができる。つまり、ステータ11を焼嵌めもしくは圧入する範囲h(h1)を、その全厚さ方向寸法Lの0.05L以上とすることにより、必要最小限のステータ保持力を確保し、焼嵌めもしくは圧入する範囲h(h1)を全厚さ方向全寸法Lの0.75L以下とすることにより、焼嵌めもしくは圧入によるステータ11の圧縮応力および磁気損失を十分小さくすることができる。
このため、ステータ11の形状を変える必要がなく、磁気性能に影響を及ぼさないようにしつつ、モータ効率を改善してモータ性能を向上することができる。
また、焼嵌めもしくは圧入される一部範囲h(h1)をステータ11の厚さ方向の一端部位のみとしているため、ステータ11を密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入位置に挿入する際の互いの接触距離を短くすることができ、これによって、特にステータ11の圧入による固定設置をより容易化することができる。
更に、密閉ハウジング2の内周面のステータ11の一部範囲h(h1)を焼嵌めもしくは圧入する部位に対応した部分2Aを、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとし、他の部分2B,2Cを、その位置に応じて焼嵌めもしくは圧入部分2Aの下方部分2Bを焼嵌めもしくは圧入部分2Aと同じ内径D、上方部分2Cをステータ11が挿入可能な内径D1もしくはそれより大きな内径D2としている。
これによって、ステータ11の厚さ方向の一部範囲h(h1)を、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとした密閉ハウジング2の内周面に焼嵌めもしくは圧入して固定設置することができ、密閉ハウジング2の他の部分2B,2Cを、その位置に応じて焼嵌めもしくは圧入部分2Aと同じ内径D、ステータ11を挿入可能な内径D1もしくはそれより大径D2としておくことにより、カバー3を外した状態の密閉ハウジング2の上端部からステータ11をスムーズに挿入し、焼嵌めもしくは圧入部分2Aに対して焼嵌めもしくは圧入することができる。
このため、密閉ハウジング2の必要な部分、例えば密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入部分2Aよりも上方部分2Cのみを適宜部分的に拡径することにより、密閉ハウジング2を特段大型化することなく、ステータ11を固定設置することができ、密閉ハウジング2、ひいては密閉型電動圧縮機1の大型化を回避することができる。
[他の実施形態]
次に、本発明の他の実施形態について、図3ないし図5を用いて説明する。
上記した第1実施形態では、ステータ11の全厚さ方向寸法Lに対して、上端側である一端部位を焼嵌めもしくは圧入する一部範囲h(h1)とし、更に密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入部分2Aの上方部分2Cの内径を、圧入部分2Aの内径Dよりも大きい内径D1またはD2とすることにより、ステータ11を密閉ハウジング2の上端部から挿入して焼嵌めもしくは圧入することができるようにした例について説明したが、以下のような実施形態(1),(2),(3)としてもよい。
(1)図3に示すように、ステータ11の全厚さ方向寸法Lに対して、下端側である他端部位を焼嵌めもしくは圧入する一部範囲h(h2)とし、更に密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入部分2Dの内径を、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとし、その焼嵌めもしくは圧入部分2Dよりも上方部分2Eの内径を、焼嵌めもしくは圧入部分2Dと同じ内径Dとしてもよいことから同じ内径D、焼嵌めもしくは圧入部分2Dよりも下方部分2Fの内径を、カバー4を溶接する前にステータ11を容易に挿入し、電動モータ5および圧縮機構6を組込みできるように、内径D1(D1>D)もしくはそれよりも大きい内径D2(D2>D1)とした構成としている。
かかる構成とすることによっても、上記した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。この場合、密閉ハウジング2の下半部のみを、ステータ11の外周との間に隙間Sが設定され、互いに非接触となるように拡径すればよく、ステータ11を密閉ハウジング2の下端部側から挿入して焼嵌めもしくは圧入すればよい。
(2)図4に示すように、ステータ11の全厚さ方向寸法Lに対して、上下の両端部位を焼嵌めもしくは圧入する一部範囲h3,h4(h3+h4=h)とし、更に密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入部分2G,2Hの内径を、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとし、焼嵌めもしくは圧入部分2G,2Hよりも上方部分2Iおよび下方部分2Jのいずれか一方の内径を、焼嵌めもしくは圧入部分2G,2Hと同じ内径Dとしてもよいことから同じ内径Dもしくはそれよりも大きい内径D1(D1>D)又はD1よりも大きい内径D2(D2>D1)とし、他方の内径を、カバー3,4を溶接する前にステータ11を容易に挿入可能な内径D1(D1>D)もしくはそれよりも大きい内径D2(D2>D1)としている。また、圧入部分2G,2Hの中間部分2Kの内径を、内径D1(D1>D)もしくはそれよりも大きい内径D2(D2>D1)とすることによって、ステータ11の外周との間に隙間Sを設定した構成としている。
このような構成とすることによっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。この場合、ステータ11の全厚さ方向寸法Lにおいて、複数箇所に分けて設定した焼嵌めもしくは圧入範囲h3,h4による合計の保持力が、電動モータ5を密閉ハウジング2に対して固定設置するために必要な最小限の保持力を確保し得るようにすればよい。
(3)図5に示すように、ステータ11の全厚さ方向寸法Lに対して、両端部を除く中央部位を焼嵌めもしくは圧入する一部範囲h(h5)とし、更に密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入部分2Lの内径を、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとし、その焼嵌めもしくは圧入部分2Lよりも上方部分2Mおよび下方部分2Nの内径を、ステータ11を容易に挿入できるように、内径D1(D1>D)もしくはそれよりも大きい内径D2(D2>D1)とすることにより、ステータ11の外周との間に隙間Sを設定した構成としている。
上記の如く構成とすることによっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。但し、この場合、ステータ11の一部範囲h(h5)を除く残余の部分に対応する密閉ハウジング2の上方部分2Mおよび下方部分2Nの内径をD2とし、その他の部分の内径をD1としてもよい。
更に、上記した第1実施形態および他の実施形態(1),(2),(3)の如く、ステータ11の密閉ハウジング2の内周面に焼嵌めもしくは圧入される厚さ方向範囲h(h1ないしh5)を、ステータ11の厚さ方向の一端部位、他端部位、両端部位、中央部位のいずれかとすることにより、ステータ11の焼嵌めもしくは圧入される厚さ方向範囲h(h1ないしh5)を、ステータ11の厚さ方向の一端部位、他端部位、両端部位または中央部位のいずれかにおいて設定すればよく、密閉ハウジング2の拡径加工やステータ11を密閉ハウジング2の焼嵌め位置や圧入位置に挿入する際の接触距離等を考慮した最適位置に設定することが可能となる。
その結果、ステータ11を焼嵌めもしくは圧入する厚さ方向範囲h(h1ないしh5)の設定に自由度を持たせることができ、密閉ハウジング2の外形形状やステータ11の固定構造の決定に際し、選択の自由度を確保することができる。また、焼嵌めもしくは圧入される範囲h(h1ないしh5)をステータ11の厚さ方向の一端部位、他端部位、両端部位、中央部位のいずれかとすることにより、密閉ハウジング2の焼嵌めもしくは圧入位置に挿入する際の互いの接触距離を短くすることができ、特に圧入をより容易化することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、密閉型電動圧縮機1の一例として、単気筒のロータリ式密閉型電動圧縮機1に適用した例について説明したが、これに限定されるものではなく、多気筒ロータリ式密閉型電動圧縮機あるいは密閉ケーシング2内に電動モータ5が固定設置されている密閉型の様々な他形式の密閉型電動圧縮機、例えばスクロール式密閉型電動圧縮機や密閉ケーシング2内に電動モータ5で駆動される複数台の圧縮機構を内蔵した多段圧縮機等に対しても幅広く適用できることは云うまでもない。
1 密閉型電動圧縮機
2 密閉ハウジング
2A,2D,2G,2H,2L ステータが焼嵌めもしくは圧入される部分
2B,2C,2E,2F,2I,2J,2K,2M,2N 他の部分
5 電動モータ
6 圧縮機構
11 ステータ
13 駆動軸
h(h1,h2,h3,h4,h5) ステータを焼嵌めもしくは圧入する厚さ方向範囲
L ステータの全厚さ方向寸法

Claims (3)

  1. 円筒状の密閉ハウジングと、
    前記密閉ハウジング内に固定設置された圧縮機構と、
    前記密閉ハウジング内に焼嵌めもしくは圧入により固定設置され、駆動軸を介して前記圧縮機構を駆動する電動モータと、を備え、
    前記電動モータは、そのステータの厚さ方向の一部範囲hのみが前記密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入されることにより固定設置され、残余の部分は前記密閉ハウジングの内径を拡径することによりハウジング内周面に対して非接触とされ
    前記ステータの厚さ方向範囲hは、その全厚さ方向寸法Lに対して1/3L〜1/2Lの範囲とされている密閉型電動圧縮機。
  2. 前記ステータの前記密閉ハウジングの内周面に焼嵌めもしくは圧入される厚さ方向範囲hは、前記ステータの厚さ方向の一端部位、他端部位、両端部位、中央部位のいずれかとされている請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 前記密閉ハウジングの内周面は、少なくとも前記ステータの一部範囲hが焼嵌めもしくは圧入される部位に対応した部分が、焼嵌め代もしくは圧入代を有する内径Dとされ、他の部分は、その位置に応じて焼嵌めもしくは圧入部分と同じ内径D、前記ステータが挿入可能な内径D1、もしくはそれより大きい内径D2とされている請求項1または2に記載の密閉型電動圧縮機。
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