JP6150062B2 - ラック - Google Patents

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Description

本発明は、荷移載作業通路からのフォーキング操作によって荷が出し入れされるラックに関するものである。
荷移載作業通路に隣接して設置されたラック、例えば自動倉庫に使用されるラックでは、前記荷移載作業通路をラックに沿って走行可能な入出庫用走行体が併用され、この入出庫用走行体に設けられた昇降キャレッジ上の水平出退移動自在な荷移載用フォークのフォーキング操作、即ち、フォークの水平出退運動と垂直昇降運動との組み合わせから成るフォーキング操作によって、ラック内に立体的に区画された各荷支持空間に対して荷が出し入れされる。又、荷の出し入れにフォークリフト車が使用されるラックでは、荷はパレット上に積載され、このパレットのフォーク差込み孔に差し込まれたフォークのフォーキング操作によって、ラック内に立体的に区画された各荷支持空間に対して荷がパレットと共に出し入れされる。このようなラックにおいては、特許文献1に記載されるように、各荷収納区画の奥側に、荷(パレット)を当て止めするストッパーを設けることが考えられていたに過ぎない。
実公昭63−16649号公報
即ち、荷移載作業通路からのフォーキング操作によって荷が出し入れされるラックにおいては、従来、荷支持空間内に収納されている荷が、地震発生時などに前後奥行き方向の外力を受けたとき、荷移載作業通路側に滑動して当該荷移載作業通路内に落下するような事故や、当該荷移載作業通路内に張り出す状態になって後の入出庫用走行体やフォークリフトの通行を妨害するような事態を回避するための手段はとられていなかった。勿論、荷収納区画の奥側に設けられる荷当て止め用ストッパーを、当該荷収納区画の荷移載作業通路側の端部に配設することは考えられるところであるが、従来の鉄板製の荷当て止め用ストッパーや硬質ゴム製の荷当て止め用ストッパーをそのまま転用する手段では、特にパレット上に複数の荷が積載された、パレタイズされた荷である場合、荷移載作業通路側に滑動するパレットが前記ストッパーに衝突したときに、積載されている荷が慣性で荷移載作業通路側に移動して荷崩れを引き起こす恐れがあり、所期の効果が期待出来ない。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできるラックを提案するものであって、本発明に係るラックは、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、荷移載作業通路(2)からのフォーキング操作によって荷(W)が出し入れされるラック(3)であって、各荷支持空間(1)の荷移載作業通路(2)側の端部に、当該荷支持空間(1)における荷支持面(7)より上方に突出する左右一対の取付け板部(15a)を配設し、これら左右一対の取付け板部(15a)の荷支持空間(1)側に、衝撃吸収用弾性材から成るストッパー(14)を付設し、前記荷支持空間(1)内に収納された荷(W)が前記荷支持面(7)上を荷移載作業通路(2)側に滑動したとき、当該荷(W)の左右2箇所が前記ストッパー(14)で受け止められるように構成され、前記荷支持空間(1)の荷支持面(7)が、当該荷支持空間(1)の四隅外側に立設された支柱(4a〜4d)から荷支持空間(1)側に向かって突出する支持用アーム部材(5a〜5d)によって支持された前後奥行き方向の左右一対の荷支持用部材(6a,6b)によって構成されたラックにおいて、
左右一対の前記荷支持用部材(6a,6b)の荷移載作業通路(2)側の端部を支持する前側左右一対の前記支持用アーム部材(5a,5b)には、前記荷支持面(7)より高くない位置で水平に荷移載作業通路(2)側に延出する取付け板(15)が取り付けられ、この左右一対の取付け板(15)の前端から上向きに前記取付け板部(15a)が折曲連設された構成になっている。
上記本発明の構成によれば、荷支持空間内に収納されている荷が地震発生時などにおいて荷支持面上を荷移載作業通路側に滑動したとき、当該荷が左右一対の衝撃吸収用弾性材から成るストッパーに当接して制止され、そのまま荷移載作業通路内に落下する事故につながることが回避される。しかも当該ストッパーが衝撃吸収用弾性材から成るものであるから、この左右一対のストッパーに荷が衝突したときの衝撃が当該ストッパーの圧縮変形により吸収され、前記のようなパレタイズされた荷であっても、荷移載作業通路側に滑動するパレットが前記ストッパーに衝突したときに、積載されている荷が慣性で荷移載作業通路側に移動して荷崩れを引き起こす恐れが少なくなる。このように本発明の構成により、地震発生時のラックの安全性が格段に向上する。
更に本発明の構成によれば、左右一対の前記荷支持用部材の荷移載作業通路側の端部から直接前記取付け板部を上向きに連設させる場合と比較して、当該取付け板部に取り付けられた前記ストッパーに荷が衝突したとき、当該取付け板部が連設されている前後奥行き方向の取付け板が下向きに容易に揺動変形することになり、この取付け板の下向きの揺動変形によっても衝撃を吸収緩和させることが出来るので、荷崩れ防止の効果を一層高めることが出来る。又、従来のラックに本発明の構成を適用する改良も容易に行える。
上記構成を採用する場合、左右一対の前記取付け板(15)は、その内端から垂直下向きに折曲連設された内端垂直板部(15b)を、前記荷支持用部材(6a,6b)の水平板部(11)の下側に入り込んだ状態で、前記支持用アーム部材(5a,5b)の垂直板部(9)にそれぞれ1本の止着具(16)により取り付け、これら内端垂直板部(15b)から先端の前記取付け板部(15a)までの水平の取付け板(15)が、前記荷支持用部材(6a,6b)の水平板部(11)の下側に面接触しているように構成することが出来る。この構成によれば、ストッパーを支持する取付け板を1本の止着具(ボルトナットやリベットなど)で簡単容易にラック側に取付けることが出来るにも拘らず、当該1本の止着具の周りに取付け板が回転してストッパーの位置が不測に変動してしまうような不都合も回避出来る。
前記ストッパー(14)は、その平坦な取付け面(14a)を前記取付け板部の表面に接着剤で接着することも出来るし、前記取付け面から突出する取付け用螺軸が埋設固定されたストッパーであるときは、この螺軸と当該螺軸に螺嵌するナットを利用して前記取付け板部に取り付けることが出来る。又、前記取付け面とほぼ面一の状態にナットが埋設固定されたストッパーであるときは、当該ナットに螺合するボルトを利用して前記取付け板部に取り付けることが出来る。このようにストッパーの取付け方法は種々考えられるが、前記取付け面(14a)から同一材料で一体に突設され且つ先端に抜け止め用鍔部(34a)を有する取付け用軸部(34)を備えたストッパー(14)を構成し、前記取付け板部(15a)には、前記取付け用軸部(34)を圧入することにより前記抜け止め用鍔部(34a)を係合させることが出来る取付け用貫通孔(35)を設けておくことが出来る。この構成によれば、別部品を一切使用せずに、単に取付け板部の取付け用貫通孔にストッパーの取付け用軸部を圧入するだけで、不測に外れる恐れのない状態にストッパーをしっかりと取り付けることが出来る。
この場合、前記取付け用軸部(34)の抜け止め用鍔部(34a)が取付け板部(15a)の取付け用貫通孔(35)から突出して、当該取付け板部(15a)の背面に抜け止め用鍔部(34a)が係合するようにしても良いが、前記取付け用貫通孔(35)の両端間の中間位置に前記抜け止め用鍔部(34a)が係合する大径部(35a)を設けておき、この大径部(35a)に前記抜け止め用鍔部(34a)が係合したストッパー取付け状態において、前記取付け用軸部(34)が前記取付け板部(15a)の背面側に突出しないように構成して、荷移載作業通路に面する前記取付け板部の背面からの突出物を無くし、僅かでも荷移載作業通路の有効巾が狭まるのを防止出来る。
上記のようにストッパー(14)の取付け面(14a)から、先端に抜け止め用鍔部(34a)を有する取付け用軸部(34)を突設するときは、前記抜け止め用鍔部(34a)とストッパー(14)の取付け面(14a)との間を、ストッパーの取付け面(14a)側ほど大径となる円錐形軸部(34b)に形成し、前記取付け用貫通孔(35)の前記円錐形軸部(34b)が嵌合する領域(35b)は、当該円錐形軸部(34b)が嵌合出来る円錐形に形成することが出来る。この構成によれば、取付け板部から突出するストッパー本体部分のサイズを抑えながら、圧縮力を受けたときの変形部分の容積を前記円錐形軸部によって増大させることが出来、衝撃吸収効果を高めることが出来る。
又、前記取付け用軸部(34)の抜け止め用鍔部(34a)を含む先端部領域には、当該抜け止め用鍔部(34a)の縮径変形を容易にするための軸方向の孔(36)又は軸方向と平行な割溝(37)を形成することが出来る。この構成によれば、取付け板部の取付け用貫通孔に対する抜け止め用鍔部の抜け止め作用面積を大きくしても、その取付けを容易にすることが出来る。
又、前記ストッパーの衝撃吸収のための圧縮変形を容易にして、その衝撃吸収効果を高めるために、その先端面から内側に入り込む凹入部(38)を形成することが出来るが、当該凹入部(38)をストッパー(14)の背面側から当該ストッパー(14)内部に入り込むように形成するときは、当該凹入部の開口部に直接荷が当接しないので、前記凹入部の開口部周縁が損傷し難くなり、耐用年数を長くすることが出来る。
更に、ストッパー(14)を取付け板部(15a)へ取り付ける手段は、上記の構成に限定されない。例えば、前記ストッパー(14)には、その取付け面(14a)から同一材料で一体に突設され且つ先端に抜け止め用鍔部(34a)が連設された取付け用軸部(34)を設け、前記取付け板部(15a)には、前記取付け用軸部(34)の全体が嵌合する前後方向の取付け用貫通孔(40)と、この取付け用貫通孔(40)の長さ方向全域を前記取付け板部(15a)の上辺側に解放させるスリットで且つ前記取付け用軸部(34)の太さより巾が狭い上下方向の嵌入用スリット(41)を設け、前記取付け用軸部(34)の弾性に抗する変形を伴わせて前記嵌入用スリット(41)から前記取付け用貫通孔(40)内に前記取付け用軸部(34)を嵌合させたとき、前記ストッパー(14)の取付け面(14a)と前記抜け止め用鍔部(34a)との間で前記取付け板部(15a)が挟まれるように構成することが出来る。この構成によれば、ストッパーの取付け作業が簡単容易に行えるものでありながら、ストッパー取付け時とは逆の上向きの外力がストッパーの取付け用軸部に作用しない限り、取付け板部に対するストッパーの取付け状態を確実に維持させることが出来る。
図1Aは、自動倉庫に使用されるラックの1つの荷支持空間を示す横断平面図、図1Bは、図1Aの要部の拡大横断平面図である。 図2Aは、自動倉庫に使用されるラックの1つの荷支持空間を示す正面図、図2Bは、図2Aの要部の拡大正面図である。 図3Aは、自動倉庫に使用されるラックの1つの荷支持空間を示す縦断側面図、図3Bは、図3Aの要部の拡大一部切欠き側面図である。 図4Aは、フォークリフトによって荷が出し入れされるラックの正面図、図4Bは、同ラックの要部拡大正面図である。 図5Aは、図4に示したラックの側面図(右半分)と縦断側面図(左半分)、図5Bは、同ラックの要部拡大縦断側面図である。 図6は、フォークリフトによって荷が出し入れされるラックの変形例を示す縦断側面図である。 図7は、図4〜図6に示すラックの要部の拡大縦断側面図である。 図8は、図4〜図6に示すラックの要部の拡大正面図である。 図9は、図7に示す要部の変形例を示す拡大縦断側面図である。 図10は、図9の背面図である。 図11Aは、取付け板部の縦断側面図と取付け前のストッパーを示す側面図、図11Bは、そのストッパーの取付け後の状態を示す一部縦断側面図である。 図12Aは、第二実施例における取付け板部の縦断側面図と取付け前のストッパーを示す側面図、図12Bは、同第二実施例におけるストッパーの取付け後の状態を示す一部縦断側面図である。 図13Aは、第三実施例における取付け板部の縦断側面図と取付け前のストッパーを示す側面図、図13Bは、同第三実施例におけるストッパーの取付け後の状態を示す一部縦断側面図である。 図14Aは、第四実施例におけるストッパーの縦断側面図、図14Bは、第五実施例におけるストッパーの斜視図である。 図15Aは、第六実施例におけるストッパーの取付け状態を示す縦断側面図、図15Bは、第七実施例におけるストッパーの取付け状態を示す縦断側面図である。 図16Aは、第八実施例におけるストッパーの取付け状態を示す縦断側面図、図16Bは、同背面図である。 図17Aは、第九実施例におけるストッパーと取付け板部を示す一部縦断側面図、図17Bは、同実施例のストッパー取付け状態を示す一部縦断側面図、図17Cは、図17Bの一部切欠き背面図である。
図1〜図3に示す荷支持空間1は、自動倉庫の入出庫用走行体の通路となる荷移載作業通路2に沿って立設されたラック3内に立体的に区画形成されたもので、その平面視における四隅外側に配置された支柱4a〜4dの同一高さからそれぞれ荷支持空間1内に向かって間口方向と平行に突設された4つの支持用アーム部材5a〜5dの内端で支持された左右一対の、前後奥行き方向の荷支持用部材6a,6bの上面によって構成された荷支持面7を備えている。
各支持用アーム部材5a〜5dは、上下両水平板部8と垂直板部9とを有する溝形材から成るものであって、その外端には、支柱4a〜4dの角部に外嵌する状態で当該支柱4a〜4dに設けられた係合孔に係止される係止部材10が溶接により固着され、内端には、その垂直板部9が内側の上下両水平板部間に折曲されて形成された取付け板部9aを備えている。荷支持用部材6a,6bは、上下両水平板部11と垂直板部12とを有する溝形材から成るものであって、その長さ方向の両端近傍位置で上下両水平板部11間に各支持用アーム部材5a〜5dの内端部が嵌合し、各支持用アーム部材5a〜5dの上下両水平板部8の外側に荷支持用部材6a,6bの上下両水平板部11を隣接させると共に、各支持用アーム部材5a〜5dの内端の取付け板部9aの外側に荷支持用部材6a,6b側の垂直板部12を隣接させた状態で、荷移載作業通路2側の支持用アーム部材5a,5bと荷支持用部材6a,6bとは、前記取付け板部9aとこの外側に重なる荷支持用部材6a,6bの垂直板部12とをリベットなどの止着具13aにより結合し、奥側の支持用アーム部材5c,5dと荷支持用部材6a,6bとは、支持用アーム部材5c,5dの上側水平板部8と個の上に重なっている荷支持用部材6a,6bの上側水平板部11とを、リベットなどの止着具13bにより結合している。
尚、荷移載作業通路2側の左右一対の支持用アーム部材5a,5bは、その垂直板部9が上下両水平板部8に対して荷移載作業通路2側に位置する向きに使用され、奥側の左右一対の支持用アーム部材5c,5dは、その垂直板部9が上下両水平板部8に対して荷移載作業通路2のある側とは反対側に位置する向きに使用されている。又、上記のように支持用アーム部材5a〜5dと荷支持用部材6a,6bとを結合するときは、左右一対の荷支持用部材6a,6bの上側水平板部11の上面を、荷移載作業通路2側の前端まで荷支持面7として活用出来るが、当該荷支持用部材6a,6bの上側水平板部11の上面後端までを荷支持面7とするときは、奥側の支持用アーム部材5c,5dと荷支持用部材6a,6bとの結合も、荷移載作業通路2側の支持用アーム部材5a,5bと荷支持用部材6a,6bとの結合と同じ構成で行えば良い。
以上のように構成された各荷支持空間1における左右一対の荷支持用部材6a,6bの荷移載作業通路2側の端部外側には、ストッパー14がそれぞれ併設されている。これら左右一対のストッパー14は、衝撃吸収用弾性材、即ち、低反発弾性材、例えば内外ゴム株式会社製の商品名「ハネナイト」などから裁頭円錐形に成形されたものであって、水平前後奥行き方向の取付け板15の前端から直角上向きに折曲連設された取付け板部15aの内側、即ち、荷支持空間1側に、接着剤などによって取り付けられている。各取付け板15には、その後端から直角下向きに内端垂直板部15bが折曲連設され、この内端垂直板部15bが各支持用アーム部材5a,5bの垂直板部9の内端部に、1本のボルトナット16により取り付けられている。
更に詳述すれば、各取付け板15の後端部は、各荷支持用部材6a,6bの上下両水平板部11間に入り込んで、当該取付け板15及び内端垂直板部15bの一側辺が、各荷支持用部材6a,6bの垂直板部12の内側面に隣り合うと共に、取付け板15の後端部上面が、各荷支持用部材6a,6bの上側水平板部11の下側面に接する状態で、各取付け板15の内端垂直板部15bが各支持用アーム部材5a,5bの垂直板部9の内端部に、1本のボルトナット16により取り付けられている。従って、この取付け板15が1本のボルトナット16の周りに回転することは、荷支持用部材6a,6bの上側水平板部11によって阻止され、左右一対のストッパー14は、荷支持空間1に対して荷移載作業通路2側に少し離れた位置で、各荷支持用部材6a,6bの荷支持面7より少し上方位置に取り付けられた状態になっている。
各荷支持空間1に収納される荷W(例えばコンテナやパレタイズされた荷など)は、従来周知のように、荷移載作業通路2内をラック3に沿って走行する入出庫用走行体の昇降キャレッジ上に設けられたランニングフォークRF上に支持された状態で、ラック3内の入庫対象の荷支持空間1に対する入庫位置まで搬送される。この後、従来周知の入庫用フォーキング操作、即ち、昇降キャレッジ上からのランニングフォークRFの荷支持空間1内への進出移動と、当該荷支持空間1における左右一対の荷支持用部材6a,6b間での上から下への垂直平行降下移動と、昇降キャレッジ上への退出移動から成る一連の入庫用フォーキング操作によって、ランニングフォークRF上の荷Wが入庫対象の荷支持空間1内に送り込まれ、当該荷Wの底面の左右両側辺が入庫対象の荷支持空間1における左右一対の荷支持用部材6a,6b上の荷支持面7によって支持される。この入庫作業において、荷Wは、入庫対象の荷支持空間1の荷移載作業通路2側の外側に位置している左右一対のストッパー14の取付け板部15aよりも上方を通過し、当該左右一対のストッパー14よりも内側の荷支持空間1内に降ろされ、取付け板部15aやストッパー14と接触することは無い。
出庫作業は、入出庫用走行体の昇降キャレッジが備える前記ランニングフォークRFの出庫用フォーキング操作、即ち、前記入庫用フォーキング操作におけるランニングフォークRFの動作とは丁度逆のランニングフォークRFの動作から成る従来周知の出庫用フォーキング操作によって行われる。このときも荷Wは、左右一対のストッパー14よりも内側に離れた位置で上昇し、そして取付け板部15aより上方位置で入出庫用走行体の昇降キャレッジ上に退出移動する。
以下、図4〜図10に基づいて説明するラックは、本発明の技術的範囲に属さないラックであるが、これらラックが備えるストッパー14を備えた取付け板15は、本発明に従って構成することが出来るので、参考までに説明すると、図4及び図5に示すラックは、同一構造の2台のラック20A,20Bを背中合わせに並列させて設置している。各ラック20A,20Bは、その荷支持空間21の荷支持面22が、前後一対の間口方向に沿ったビーム材23a,23bによって構成されたものであり、これらビーム材23a,23bは、左右一対の側枠24a,24bを構成する前後一対の支柱25a,25bによって支持され、図では、左右一対の側枠24a,24b間でビーム材23a,23b上に2つの荷支持空間21が並列するように構成されたラックを一例として示している。これらラック20A,20Bは、パレタイズされた荷Wの保管に利用されるもので、各荷Wを支持しているパレットPの前後両側辺が前後一対のビーム材23a,23bによって支持され、各荷Wの入出庫作業には、各ラック20A,20Bの外側に隣接する荷移載作業通路26A,26Bを走行するフォークリフトが利用される。
即ち、フォークリフトの左右一対のフォークFをパレットPが備える2つのフォーク差込み孔Paに挿入して、当該フォークFによりパレットPを支持させ、この状態での従来周知の入庫用フォーキング操作又は出庫用フォーキング操作によって、荷WがパレットPと共に荷支持空間21に対して入出庫される。この場合、フォークFの降下位置は、ビーム材23a,23b上に支持されるパレットPのフォーク差込み孔Pa内の中間高さとなる。
図6は、上記ラック20A,20Bと同一構造の1台のラック20を単独で設置した例を示している。この場合は、ラック20の前後両側にフォークリフトが走行出来る荷移載作業通路26A,26Bを確保することが出来るが、壁面に沿ってラック20を設置する場合などでは、当該ラック20の片側にのみ荷移載作業通路が確保される。
以上のように、前後一対のビーム材23a,23bで構成された荷支持面22で荷W(パレットP)を支持する荷支持空間21を備えたラック20,20A,20Bに対しても、先の実施例と同様に、ラック20,20A,20Bにおける各荷支持空間21の荷移載作業通路26A,26B側の端部外側に、左右一対のストッパー14を配設することが出来る。その取付け構造を具体的に説明すると、前記ビーム材23a,23bは、図7及び図8に示すように、断面がΣ形のもので、上下両水平板部27をつなぐ垂直壁部28には、外側(荷移載作業通路26A,26Bのある側)に解放された凹入溝部29が形成されている。ストッパー14を先端の取付け板部15aに取り付けた取付け板15には、前記ビーム材23a,23bの凹入溝部29の垂直板部29aに1本のボルトナット30によって取り付けられる内端垂直板部31が連設されている。この内端垂直板部31には、前記凹入溝部29への取付け状態において、当該凹入溝部29の上側入隅部に嵌合当接する直角折曲部31aが形成されており、取付け板15が1本のボルトナット30の周りに回転するのを阻止している。
図7に示すように、荷移載作業通路26A,26Bに隣接するビーム材23a,23bに取り付けられた取付け板15は、当該ビーム材23a,23bの上側水平板部27とほぼ面一状態にあって、その先端の取付け板部15aの内側に取り付けられた前記ストッパー14は、ビーム材23a,23bの上面である荷支持面22より上方に位置している。又、左右一対のストッパー14は、図4Bにも示すように、正面視において、ビーム材23a,23b上の定位置、即ち、各荷支持空間21に支持された荷WのパレットPの左右両端より内側に位置するが、フォーク差込み孔Paより左右外側に離れた位置であるのが望ましい。勿論、図4Bに示すように、取付け板部15aの上端高さが、ビーム材23a,23b上に支持されたパレットPのフォーク差込み孔Paの下側辺より高くなければ、正面視においてフォーク差込み孔Paの領域内に入るように取付け板15が取り付けられていても良い。
尚、図7に仮想線で示すように、取付け板15と内端垂直板部31の上端直角折曲部31aとの間の中間垂直板部31bは、ビーム材23a,23bの垂直壁部28における凹入溝部29の上下両側の傾斜板部28aに沿うように傾斜させることも出来る。又、図9及び図10に示すように、取付け板15から直角下向きに折曲連設した内端垂直板部15bをビーム材23a,23bの凹入溝部29の垂直板部29aに取り付けるように構成しても良い。この場合は、内端垂直板部15bが凹入溝部29の垂直板部29aに対して空間を隔てて位置するので、その空間を埋める長さの筒状スペーサー32をボルトナット30のボルトに遊嵌しておけば良い。
更に、取付け板15がボルトナット30の周りに回転するのを阻止するために、図10に示すように、少なくとも2本のボルトナット30によって取付け板15をビーム材23a,23bに取り付ける必要がある。又、ビーム材23a,23bと荷移載作業通路26A,26B側へ突出している取付け板部15aとの間の距離が小さければ、図9に仮想線で示すように、取付け用垂直板33の上端部を、内側にストッパー14が取り付けられる取付け板部15aとし、当該取付け用垂直板33を前記筒状スペーサー32とボルトナット30により、ビーム材23a,23bの凹入溝部29の垂直板部29aに取り付けることも出来る。又、図10に示すように、取付け板部15aの各々に、2つ又は3つのストッパー14を並列状に取り付けることも出来る。
以上のように実施出来る本発明のラック3及び参考までに説明したラック20,20A,20Bによれば、地震力でラック3,20,20A,20Bが前後奥行き方向に揺動したとき、荷支持空間1,21に収納されて荷支持面7,22上で支持されている荷W(パレットP)が、荷支持空間1,21の開放されている荷移載作業通路2,26A,26B側へ滑動したとき、当該荷W(パレットP)の荷移載作業通路2,26A,26B側の垂直側面における底部近くの左右2箇所がそれぞれストッパー14に衝突することになる。このとき、ストッパー14が衝撃吸収用弾性材、即ち、低反発弾性材から形成されたものであるから、衝突時に荷W(パレットP)がストッパー14から大きな反発力を受けることは無く、当該ストッパー14を圧縮変形させることでストッパー14との衝突時の衝撃が吸収され、荷W(パレットP)がストッパー14を圧縮変形させた状態で停止することになる。
従って、ストッパー14との衝突時に慣性で荷崩れが発生したり、場合によってはその荷が荷移載作業通路2,26A,26B側へ落下するような事態が回避出来る。この場合、荷の重量(荷重)が大きくて、ストッパー14に対する衝撃が大きくなるような場合、その大きな衝撃に耐え得るような大きなストッパーを1箇所に1つ使用するよりも、例えば図10に例示したように、変形し易い小さな複数個のストッパー14で衝撃を分散して受け止めることが出来るように構成するのが、荷崩れ防止に好適である。勿論、ラック3,20,20A,20Bの反対方向への揺れによって荷W(パレットP)が荷支持空間1,21の奥側へ滑動することになるが、この荷支持空間1,21の奥側も荷移載作業通路によって解放されているときは、その荷支持空間1,21の奥側にも同様にストッパー14が配設されているので、問題は無い。荷支持空間1,21の奥側が壁やブレースなどによって閉じられているときは、特に荷支持空間1,21の奥側にストッパー14を配設しなくとも良いが、壁やブレースに荷W(パレットP)が衝突する前にストッパー14により制止させることが出来るように構成するのが、荷崩れ防止の観点からは好ましい。
内側にストッパー14が取り付けられる取付け板部15aのラック側への取付け構造について幾つかの具体例を示したが、取付け板部15aに対するストッパー14の取付け構造について幾つかの具体例を説明すると、例えば、図11に示すように、ストッパー14の取付け面から取付け用軸部34を同一材料で一体に成形し、前記取付け板部15aには、取付け用軸部34を圧入することが出来る取付け用貫通孔35を設けることが出来る。この構成によれば、取付け用軸部34と取付け用貫通孔35との間の摩擦力でストッパー14を保持させることも可能であるし、場合によっては、その両者間に接着剤を介在させて、ストッパー14をより一層強力に取り付けることが出来る。更に、図示のように取付け用軸部34の先端に抜け止め用鍔部34aを形成し、取付け用貫通孔35に取付け用軸部34を圧入したとき、前記抜け止め用鍔部34aが係合する大径部35aを取付け用貫通孔35に形成しておくことにより、ストッパー14の取付け強度を接着剤の併用無しに高めることが出来る。
尚、図11に示すように、前記抜け止め用鍔部34aが係合する大径部35aを取付け用貫通孔35に形成しておく場合は、取付け板部15aから外側(荷移載作業通路26A,26B側)に抜け止め用鍔部34aを突出させないで済むが、場合によっては、図12に示すように、取付け用軸部34を長くして、抜け止め用鍔部34aが取付け板部15aの外側に突出して当該取付け板部15aに係合するように構成しても良い。
又、図13に示すように、前記取付け用軸部34の先端の抜け止め用鍔部34aとストッパー14の取付け面14aとの間は、ストッパー14の取付け面14a側ほど大径となる円錐形軸部34bに形成し、前記取付け用貫通孔35の前記円錐形軸部34bが嵌合する領域35bは、当該円錐形軸部34bが嵌合出来る円錐形に形成することも出来る。勿論、前記取付け用軸部34の抜け止め用鍔部34aを含む先端部領域には、当該抜け止め用鍔部34aの縮径変形を容易にするための軸方向の孔36や、軸方向と平行な割溝37を形成することが出来る。更に、図15に示すように、ストッパー14には、その背面側から当該ストッパー14の内部に入り込む凹入部38を形成して、ストッパー14を中空状構造とすることが出来る。この場合、図15Aに示すように、取付け用軸部34に、図13で示した円錐形軸部34bを組み合わせて、取付け用軸部34の強度アップを図ったり、図15Bに示すように、抜け止め用鍔部34aを含む取付け用軸部34の全体の直径を大きくして大きな内径の凹入部38を形成出来るようにすることも出来る。
更に、ストッパー14として裁頭円錐形のものを示したが、円柱状のもの、四角形のブロック状のもの、水平方向に長い横長のものなど、種々の形状のものが使用出来るが、例えば図16に示すように、荷支持空間側の先端面から凹入部39が形成された有底筒状のストッパーとすることも出来る。この場合、図16Bに仮想線で示すように、水平横長の長円形有底筒状体とすることも出来る。
ストッパーの取付け手段の別の実施例を図17に基づいて説明すると、ストッパー14には、先に説明したように、その取付け面14aから同一材料で一体に突設され且つ先端に抜け止め用鍔部34aが連設された取付け用軸部34が設けられている。そして取付け板部15aは、前記取付け用軸部34の全長(抜け止め用鍔部34aは含まない)とほぼ等しい板厚を有するもので、この取付け板部15aに、前記取付け用軸部34の全体が嵌合する前後方向の取付け用貫通孔40と、この取付け用貫通孔40の長さ方向全域を前記取付け板部15aの上辺側に解放させるスリットで且つ前記取付け用軸部34の太さより巾が狭い上下方向の嵌入用スリット41が設けられている。而して、前記取付け用軸部34の弾性に抗する変形を伴わせて前記嵌入用スリット41から前記取付け用貫通孔40内に前記取付け用軸部34を上から下に嵌合させたとき、前記ストッパー14の取付け面14aと前記抜け止め用鍔部34aとの間で前記取付け板部15aが挟まれるように構成されている。この構成では、抜け止め用鍔部34aを縮径弾性変形させて取付け用貫通孔40の軸方向に貫通移動させる必要がないので、抜け止め用鍔部34aの外径を取付け用貫通孔40の内径より十分に大きくして、確実な抜け止め効果を得ることが出来る。又、取付け用貫通孔40の内径と取付け用軸部34の外径との差を小さくしてストッパー14の取付けを容易にしても、ストッパー14に作用する前後軸方向の外力によってストッパー14が外れ易くなることもない。
尚、本発明の基本的な構成は、ラックにおける荷支持空間の開放されている荷移載作業通路側の端部に、衝撃吸収用弾性材(低反発弾性材)から成るストッパー14を左右一対配設することであるが、壁やブレースによって閉じられている荷支持空間の奥側の端部にも、地震の揺れによって奥側へ滑動した荷W(パレットP)を前記壁やブレースに衝突する前に受け止めさせるように、前記ストッパー14を左右一対配設することが出来る。この場合、以上に説明した、内側にストッパー14が取り付けられる取付け板部15aのラックに対する取付け構造や、当該取付け板部15aに対するストッパー14の取付け構造、或いは、ストッパー14自体の構造を利用することが出来る。又、このように荷支持空間の壁やブレースによって閉じられている荷支持空間の奥側の端部にストッパーを配設する場合、従来の荷当て止め用ストッパーと同様に、衝撃吸収用弾性材(低反発弾性材)を使用しないで、衝撃吸収効果のない普通の硬質ゴムなどからなるストッパーを、前記ストッパー14に代えて使用することも出来る。
本発明のラックは、自動倉庫のラックや、フォークリフトによってパレタイズされた荷の入出庫が行われるラック、特に地震発生時の荷崩れやラックに隣接する荷移載作業通路への荷の落下を効果的の防止出来るラックとして活用出来る。
1,21 荷支持空間
2,26A,26B 荷移載作業通路
3,20,20A,20B ラック
5a〜5d 支持用アーム部材
6a,6b 荷支持用部材
7,22 荷支持面
14 ストッパー
15 取付け板
15a 取付け板部
15b,31 内端垂直板部
16,30 ボルトナット
23a,23b ビーム材
28 ビーム材の垂直壁部
29 同垂直壁部の凹入溝部
31a 直角折曲部
31b 中間垂直板部
32 筒状スペーサー
33 取付け用垂直板
34 ストッパーの取付け用軸部
34a 抜け止め用鍔部
34b 円錐形軸部
35,40 取付け用貫通孔
35a 取付け用貫通孔の大径部
35b 取付け用貫通孔の円錐形領域
36 軸方向の孔
37 割溝
38,39 凹入部
41 嵌入用スリット
F フォークリフトのフォーク
P パレット
Pa パレットのフォーク差込み孔
RF 入出庫用走行体のランニングフォーク
W 荷

Claims (9)

  1. 荷移載作業通路からのフォーキング操作によって荷が出し入れされるラックであって、各荷支持空間の荷移載作業通路側の端部に、当該荷支持空間における荷支持面より上方に突出する左右一対の取付け板部を配設し、これら左右一対の取付け板部の荷支持空間側に、衝撃吸収用弾性材から成るストッパーを付設し、前記荷支持空間内に収納された荷が前記荷支持面上を荷移載作業通路側に滑動したとき、当該荷の左右2箇所が前記ストッパーで受け止められるように構成され、前記荷支持空間の荷支持面が、当該荷支持空間の四隅外側に立設された支柱から荷支持空間側に向かって突出する支持用アーム部材によって支持された前後奥行き方向の左右一対の荷支持用部材によって構成されたラックにおいて、
    左右一対の前記荷支持用部材の荷移載作業通路側の端部を支持する前側左右一対の前記支持用アーム部材には、前記荷支持面より高くない位置で水平に荷移載作業通路側に延出する取付け板が取り付けられ、この左右一対の取付け板の前端から上向きに前記取付け板部が折曲連設されている、ラック。
  2. 左右一対の前記取付け板は、その内端から垂直下向きに折曲連設された内端垂直板部が、前記荷支持用部材の水平板部の下側に入り込んだ状態で、前記支持用アーム部材の垂直板部にそれぞれ1本の止着具により取り付けられ、これら内端垂直板部から先端の前記取付け板部までの水平の取付け板が、前記荷支持用部材の水平板部の下側に面接触している、請求項1に記載のラック。
  3. 前記ストッパーは、その取付け面から同一材料で一体に突設され且つ先端に抜け止め用鍔部を有する取付け用軸部を有し、前記取付け板部には、前記取付け用軸部をその長さ方向に圧入することにより前記抜け止め用鍔部を係合させることが出来る前後方向の取付け用貫通孔が設けられている、請求項1又は2に記載のラック。
  4. 前記取付け用貫通孔は、その両端間の中間位置に前記抜け止め用鍔部が係合する大径部を有し、この大径部に前記抜け止め用鍔部が係合したストッパー取付け状態において、前記取付け用軸部が前記取付け板部の背面側に突出しないように構成されている、請求項3に記載のラック。
  5. 前記取付け用軸部の先端の抜け止め用鍔部とストッパーの取付け面との間は、ストッパーの取付け面側ほど大径となる円錐形軸部に形成され、前記取付け用貫通孔の前記円錐形軸部が嵌合する領域は、当該円錐形軸部が嵌合出来る円錐形に形成されている、請求項3又は4に記載のラック。
  6. 前記取付け用軸部の抜け止め用鍔部を含む先端部領域には、当該抜け止め用鍔部の縮径変形を容易にするための軸方向の孔又は軸方向と平行な割溝が形成されている、請求項3〜5の何れか1項に記載のラック。
  7. 前記ストッパーは、その先端面から内側に入り込む凹入部が形成された筒状構造である、請求項1〜6の何れか1項に記載のラック。
  8. 前記ストッパーには、その背面側から当該ストッパー内部に入り込む凹入部が形成された中空状構造である、請求項1〜7の何れか1項に記載のラック。
  9. 前記ストッパーには、その取付け面から同一材料で一体に突設され且つ先端に抜け止め用鍔部が連設された取付け用軸部が設けられ、前記取付け板部には、前記取付け用軸部の全体が嵌合する前後方向の取付け用貫通孔と、この取付け用貫通孔の長さ方向全域を前記取付け板部の上辺側に解放させるスリットで且つ前記取付け用軸部の太さより巾が狭い上下方向の嵌入用スリットが設けられ、前記取付け用軸部の弾性に抗する変形を伴わせて前記嵌入用スリットから前記取付け用貫通孔内に前記取付け用軸部を嵌合させたとき、前記ストッパーの取付け面と前記抜け止め用鍔部との間で前記取付け板部が挟まれるように構成された、請求項1又は2に記載のラック。
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