JP6149694B2 - 無段変速装置 - Google Patents
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Description
このうちのトロイダル型無段変速機は、少なくとも1対のディスクと、複数個のパワーローラと、複数個の支持部材と、アクチュエータと、押圧装置とを備える。
このうちの、前記両ディスクは、相対回転を自在に互いに同心に支持される。
又、前記各パワーローラは、これら両ディスク同士の間に挟持される。
又、前記各支持部材は、これら各パワーローラを回転自在に支持する。
又、前記アクチュエータは、前記各支持部材を変位させて、前記両ディスク同士の間の変速比を変える。
又、前記押圧装置は、前記両ディスク同士を互いに近付く方向に押圧するものであり、油圧の導入に伴ってこの油圧に比例した押圧力を発生させる、油圧式のものである。
又、前記押圧装置に導入する油圧を調整する為の油圧調整手段は、この押圧装置に導入する油圧を、前記両ディスク同士の間で伝達する力の大きさに応じて調節する。
そして、前記制御器により、前記トロイダル型無段変速機の変速比を調節して前記差動ユニットを構成する複数の歯車の相対的変位速度を変化させる。これによって、駆動源により前記入力軸を一方向に回転させた状態のまま前記出力軸の回転状態を、停止状態を挟んで正転及び逆転に変換自在としている。
又、図2に示した油圧回路は、差圧シリンダ22や差圧取り出し弁47(図6参照)を省略する等、前述の従来構造に比べて簡略化しているが、これらの点に関しても、本発明の本質とは関係しない。即ち、本発明は、前述の図5〜6に示した構造でも実施できる。
先ず、ステップ1で、セレクトレバーが走行レンジ(D、Lレンジ又はRレンジ)にあるか否かを判定する。このステップ1で、セレクトレバーが非走行レンジ(P、N)にあると判定された場合には、ステップ2に進み、必要最低限の押圧力(PLOAD_NP)を目標値(TRGT_PLOAD)として、押圧力制御を実施した後、終了する(開始に戻る)。即ち、セレクトレバーが非走行レンジにある場合、クラッチ装置13(低速用クラッチ15及び高速用クラッチ16)は切断され、入力側ディスク6と出力側ディスク8との間で動力伝達が行われない無負荷状態となる。この様な無負荷状態から前記クラッチ装置13(前記低速用クラッチ装置15)を接続した瞬間に於いても、前記トロイダル型無段変速機4の転がり接触部(トラクション部)で過大な滑りを生じる事なく、動力伝達を開始できる様に、これら各トラクション部の面圧を最低限確保する為、押圧装置5の油圧室45内に導入する油圧を制御する。
尚、後退時の変速速度VRを遅くした事で、後退時に於ける車両の加速性能を得る面からは多少不利になるが、後退時に急加速する事は、車両の安全運行上好ましい事ではないし、使用時間の大部分を占める前進時に就いては、変速速度VFとして、従来と同じ値を設定しており、車両の加速性能を従来通り確保できるので、実用上問題となる事はない。
2 ダンパ
3 入力軸
4 トロイダル型無段変速機
5 押圧装置
6 入力側ディスク
7 パワーローラ
8 出力側ディスク
9 入力側回転センサ
10 出力側回転センサ
11 制御器
12 遊星歯車装置
13 クラッチ装置
14 出力軸
15 低速用クラッチ
16 高速用クラッチ
17 出力軸回転センサ
18、18a、18b オイルポンプ
19 アクチュエータ
20 制御弁装置
21 制御弁
22 差圧シリンダ
23a、23b 補正用制御弁
24 高速用切換弁
25 低速用切換弁
26a、26b 油圧室
27、27a、27b 油圧センサ
28 スリーブ
29 ステッピングモータ
30 ライン圧制御用電磁開閉弁
31 電磁弁
32 シフト用電磁弁
33 油温センサ
34 ポジションスイッチ
35 アクセルセンサ
36 ブレーキスイッチ
37 手動油圧切換弁
38 エンジンコントローラ
39 油溜
40 低圧側調整弁
41 押圧力調整弁
42 第一のパイロット部
43 第二のパイロット部
44 第三のパイロット部
45 油圧室
46 ピストン
47 差圧取り出し弁
48 スプール
49 パドルシフトセンサ
50 パーキングブレーキセンサ
51 ブレーキセンサ
52 加速度センサ
53 モード検出手段
54 演算器
Claims (1)
- 入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、複数の歯車を組み合わせて成る歯車式の差動ユニットと、このトロイダル型無段変速機の変速比の変更を制御する為の制御器とを備え、
前記トロイダル型無段変速機は、相対回転を自在として互いに同心に支持された、少なくとも1対のディスクと、これら両ディスク同士の間に挟持された複数個のパワーローラと、これら各パワーローラを回転自在に支持した複数個の支持部材と、これら各支持部材を変位させて、前記両ディスク同士の間の変速比を変えるアクチュエータと、これら両ディスク同士を互いに近付く方向に押圧する押圧装置とを備え、この押圧装置は、油圧の導入に伴ってこの油圧に比例した押圧力を発生させる油圧式のものであり、この押圧装置に導入する油圧を調整する為の油圧調整手段は、この押圧装置に導入する油圧を、前記両ディスク同士の間で伝達する力の大きさに応じて調節するものであり、
前記制御器により、前記トロイダル型無段変速機の変速比を調節して前記差動ユニットを構成する複数の歯車の相対的変位速度を変化させる事で、駆動源により前記入力軸を一方向に回転させた状態のまま前記出力軸の回転状態を、停止状態を挟んで正転及び逆転に変換自在とした車両用無段変速装置に於いて、
前記押圧装置が発生すべき押圧力を算出する為に予め設定される、前記各パワーローラの周面と前記両ディスクの側面とのトラクション部のトラクション係数を、車両の前進時よりも後退時に大きくし、且つ、前記トロイダル型無段変速機の変速速度を、この車両の前進時よりも後退時に遅くする事を特徴とする車両用無段変速装置。
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- 2013-11-05 JP JP2013228956A patent/JP6149694B2/ja not_active Expired - Fee Related
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