JP6149609B2 - 部品供給装置 - Google Patents

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本発明は、軸部を有する部品を整列して供給する部品供給装置に関する。
製品を組み立てるのに必要な部品としてのワークを整列して供給するために、部品供給装置が広く用いられている。一般的な部品供給装置は、ワークを収容するホッパーと、ワークを整列して供給するパーツフィーダー(整列供給器)とを有する。ホッパーから適量のワークをパーツフィーダーに送り込み、パーツフィーダーの整列部(ツーリング部)においてワークの姿勢を合わせた後に整列させる。そして、次工程、たとえばバッファ部や切り出し部などに向けてワークを整列供給する。ボルトやネジなどの軸部を有するワークに特化した部品供給装置においては、ホッパーから直接ワークの姿勢を合わせ、整列させる供給装置も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−98486
特許文献1に記載されたボルト供給装置にあっては、容器センターに溝付き昇降部を設け、下端または昇降時にワークを溝に落とし込むように構成している。このため、長いワークや重いワークでは部品の供給能力が極端に悪くなるという問題がある。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、軸部を有する部品を、長さや重さに拘わらず供給能力を維持したまま、整列して供給し得る部品供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の部品供給装置は、軸部と前記軸部の外径よりも大きい外径を有する頭部とを有する部品を収容するホッパーと、昇降可能に設けられ複数個の前記部品を持上げる昇降部と、前記昇降部を昇降駆動する駆動部と、を有する。部品供給装置はさらに、前記昇降部が持上げた前記部品を1個だけ搬出する搬出部と、前記部品を整列させる整列部と、を有する。前記ホッパーは、前記部品を収容する収容室を備え、前記収容室の底部に下方に向けて傾斜して伸びる底面を備えている。前記昇降部は、複数個の前記部品をそれぞれの前記軸部が同じ方向を向くように揃えて保持自在な保持面を上部に備えている。前記昇降部は、前記保持面が前記底面に沿って流下する前記部品を受け入れる下降位置と、複数個の前記部品を前記底面から持上げる上昇位置との間で昇降可能である。前記搬出部は、前記昇降部の昇降動作と連動して、前記昇降部が持上げた部品を1個だけ、前記保持面から前記軸部が延在する方向に対して交差する側方方向に移動させて搬出する。前記整列部は、前記搬出部によって1個ずつ搬出された前記部品を整列させる。前記搬出部は、前記昇降部が持上げた前記部品を1個だけ載置自在な載置面を上部に備える取り出し部と、前記昇降部に取り付けられ、前記載置面から前記整列部に至る排出通路を開閉自在なストッパと、を有する。前記ストッパは、前記昇降部の昇降動作と連動して昇降し、前記昇降部が前記上昇位置に位置しているときには前記排出通路を閉じ、前記昇降部が前記下降位置に位置しているときには前記排出通路を開く。前記取り出し部は、前記部品の前記頭部を受け入れる段差部を有し、前記軸部のみが前記載置面に載置される
本発明によれば、昇降部を昇降駆動する1つの駆動部を設けるだけで、軸部と頭部とを有する部品の整列供給を実現でき、また、搬出部が部品を1個ずつ整列部に送り込んでいるので、部品同士のカラミや引っかかりが無くなる。これによって、軸部と頭部とを有する部品を、長さや重さに拘わらず供給能力を維持したまま、整列して供給することが可能となる。1つの駆動部を設ければよく、また、部品を1個ずつ整列部に送り込んでいるので、部品供給装置の全体構成や、整列部自体の構成を簡素なものにすることができる。したがって、部品供給装置の製造コストあるいは維持管理コストを低減することができる。多量の部品をホッパー内に収容しても部品の供給能力が低下するおそれがなく、1回の補給作業時に多量の部品をホッパー内に補給することができる。振動器を必要としないため、装置コストの増加を抑えることができ、騒音を低減することができる。さらに、部品の姿勢合せや整列を行うための調整も簡単であり、経時変化による再調整も不要となる。
また、搬出部は、部品を1個だけ載置自在な取り出し部と、昇降部に取り付けられたストッパとを有しているため、搬出部の構成が簡素なものとなり、コストの増加を抑えることができる。また、部品の1個ずつの取出しを確実に実現することができる。
また、取り出し部は、部品の頭部を受け入れる段差部を有しているため、部品の軸部のみが載置面に載置されることによって、取り出し部の載置面に部品を安定して載置することができる。
本発明の実施形態に係る部品供給装置を示す断面図である。 部品供給装置を上方から見た概略斜視図である。 部品供給装置の搬出部および整列部を示す概略斜視図である。 部品供給装置の昇降部が下降位置から上昇位置に向けて上昇を始めた状態を示す断面図である。 部品供給装置の昇降部が上昇位置まで上昇した状態を示す断面図である。 部品供給装置の昇降部が上昇位置から下降位置に向けて下降を始めた状態を示す断面図である。 部品供給装置の昇降部がさらに下降した状態を示す断面図である。 部品供給装置の昇降部が下降位置まで下降し、搬出部に1個の部品だけを搬出可能に保持した状態を示す断面図である。 部品供給装置の搬出部から整列部に1個の部品を搬出する状態を示す断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる。
図1は、本発明の実施形態に係る部品供給装置20を示す断面図、図2は、部品供給装置20を上方から見た概略斜視図、図3は、部品供給装置20の搬出部および整列部を示す概略斜視図である。
図1〜図3を参照して、部品供給装置20は、概説すれば、軸部11を有する部品10を収容するホッパー30と、昇降可能に設けられ複数個の部品10を持上げる昇降部40と、昇降部40を昇降駆動する駆動部50と、を有する。部品供給装置20はさらに、昇降部40が持上げた部品10を1個だけ搬出する搬出部60と、部品10を整列させる整列部70と、を有する。ホッパー30は、部品10を収容する収容室31を備え、収容室31の底部に下方に向けて傾斜して伸びる底面33bを備えている。昇降部40は、複数個の部品10をそれぞれの軸部11が同じ方向を向くように揃えて保持自在な保持面41を上部に備えている。昇降部40は、保持面41が底面33bに沿って流下する部品10を受け入れる下降位置と、複数個の部品10を底面33bから持上げる上昇位置との間で昇降可能である。搬出部60は、昇降部40の昇降動作と連動して、昇降部40が持上げた部品10を1個だけ、保持面41から軸部11が延在する方向(図1において紙面に直交する方向)に対して交差する側方方向(図1において左方向)に移動させて搬出する。整列部70は、搬出部60によって1個ずつ搬出された部品10を整列させる。以下、詳述する。
図示する部品10は、軸部11の外径よりも大きい外径を有する頭部12を有している。具体的には、部品10はボルトである。
ホッパー30は、多量のボルト10を収容し得る大きさの収容室31を有している。収容室31は、側壁32a〜32eと、底壁33a、33bとによって区画している。ホッパー30は、底部に、ほぼ水平に配置された第1の底壁33aと、第1の底壁33aの端部から昇降部40に向けて下方に傾斜して伸びる第2の底壁33b(底面に相当する)とを有している。ホッパー30は、収容室31のうち昇降部40に向かう空間を狭める傾斜した側壁32b(以下、「傾斜側壁32b」という)を有している。傾斜した第2の底壁33bと、傾斜側壁32bとによって、ボルト10を昇降部40に向けて導く。
昇降部40は、略箱形状を有し、側壁32aに沿って昇降可能に構成している。ホッパー30内のボルト10は、第2の底壁33bおよび傾斜側壁32bによって案内され、さらに、昇降部40の昇降動作に伴って荷崩れし、荷崩れに伴って振動も加わる。これによって、昇降部40の保持面41は、複数個のボルト10を、それぞれの軸部11が同じ方向を向くように揃えて保持する。昇降部40は、図1に実線によって示される下降位置において、保持面41が傾斜した第2の底壁33bに連なり、第2の底壁33bに沿って流下するボルト10を保持面41上に受け入れる。昇降部40は、図1に二点鎖線によって示される上昇位置において、複数個のボルト10を第2の底壁33bから持上げる。
駆動部50は、例えば、油圧や空圧などにより作動する流体圧シリンダから構成する。流体圧シリンダのロッド51を昇降部40に接続している。ロッド51を前進後退させることによって、昇降部40を昇降駆動する。なお、駆動部50は流体圧シリンダから構成する場合に限定されるものではなく、ラックアンドピニオン、ピニオンを回転するモータなどから構成することもできる。
搬出部60は、昇降部40が持上げたボルト10を1個だけ載置自在な載置面61を上部に備える取り出し部62と、載置面61から整列部70に至る排出通路63を開閉自在なストッパ64と、を有している。
取り出し部62は、側壁32aの上端部に取り付けている。取り出し部62の載置面61は、1個のボルト10のみを載置可能なように、ボルト10の軸径および長さに合致した大きさおよび形状を有している。載置面61は、上昇位置まで上昇した昇降部40の保持面41に連続する高さに設けている。昇降部40の保持面41および取り出し部62の載置面61は、排出通路63の側に向かって下り傾斜面となっている。
ストッパ64は、板状部材から構成され、取り出し部62と整列部70との間に配置している。ストッパ64は、取付け部65を介して昇降部40に取り付けている。ストッパ64は、昇降部40の昇降動作と連動して昇降する。昇降部40が上昇位置に位置しているときには、ストッパ64は排出通路63を閉じ、昇降部40が下降位置に位置しているときには、ストッパ64は排出通路63を開いている。
昇降部40が上昇位置まで上昇すると、ストッパ64は排出通路63を閉じている。この状態で、昇降部40が持上げた複数個のボルト10が、保持面41から側方方向に移動し、取り出し部62の載置面61の上に載り上がる。取り出し部62の載置面61はボルト10を1個だけ載置自在であるので、昇降部40が上昇位置から下降するのに伴って、載置面61上のボルト10が崩れ落ちてゆき、取り出し部62の載置面61にボルト10が1個だけ残った状態となる。昇降部40が下降位置に位置しているときには、ストッパ64が排出通路63を開いている。載置面61上の1個のボルト10は、側方方向に送り出され、開放された排出通路63を通って整列部70に搬出される。このようにして、搬出部60は、昇降部40の昇降動作と連動して、昇降部40が持上げたボルト10を1個だけ、保持面41から側方方向に移動させて搬出する。取り出し部62とストッパ64とを備える搬出部60にあっては、搬出部60の構成が簡素なものとなり、本装置20の利点が生かされ、コストの増加を抑えることができる。また、ボルト10の1個ずつの取出しを確実に実現することができる。
図3を参照して、取り出し部62は、ボルト10の頭部12を受け入れる段差部66を有し、ボルト10の軸部11のみが載置面61に載置されるように構成することができる。軸部11のみを載置面61に載置することによって、取り出し部62の載置面61にボルト10を安定して載置することができる。
整列部70は、ボルト10の頭部12を保持して軸部11を垂下させ、ボルト10の自重によってボルト10をスライド移動させるガイド部材71を有している。ガイド部材71はボルト10の自重によってボルト10の姿勢を整えるので、整列部70の構成が簡素なものとなり、本装置20の利点が生かされ、コストの増加を抑えることができる。
ガイド部材71は、例えば、対をなすレール72から構成することができる。対をなすレール72の間隔は、ボルト10の軸部11よりも少し大きく、頭部12の直径よりも小さい寸法である。対をなすレール72は、水平面に対して下り傾斜して配置している。整列部70に送り込まれたボルト10は、軸部11がレール72間に落ち込み、頭部12がレール72によって支えられた状態になる。レール72が下り傾斜しているため、姿勢を整えられたボルト10は、その自重によって滑ってスライド移動する。レール72の末端は、ボルト10をその姿勢を整えた状態で蓄えるバッファ部、あるいは、姿勢を整えたボルト10を1個ずつ切り出して取り出す取出部などまで伸びている。
次に、図4〜図9をも参照しつつ、実施形態の作用を説明する。
図4は、部品供給装置20の昇降部40が下降位置から上昇位置に向けて上昇を始めた状態を示す断面図、図5は、昇降部40が上昇位置まで上昇した状態を示す断面図、図6は、昇降部40が上昇位置から下降位置に向けて下降を始めた状態を示す断面図、図7は、昇降部40がさらに下降した状態を示す断面図である。図8は、昇降部40が下降位置まで下降し、搬出部60に1個の部品10だけを搬出可能に保持した状態を示す断面図、図9は、搬出部60から整列部70に1個の部品10を搬出する状態を示す断面図である。
図1に示すように、ホッパー30の収容室31に複数のボルト10を収容する。昇降部40は、下降位置に位置する。昇降部40の保持面41が傾斜した第2の底壁33bに連なり、第2の底壁33bに沿って流下するボルト10を保持面41上に受け入れる。ホッパー30内のボルト10は、ホッパー30の第2の底壁33bおよび傾斜側壁32bによって案内され、さらに、昇降部40の昇降動作に伴って荷崩れし、荷崩れに伴って振動も加わる。これによって、昇降部40の保持面41は、図2に示すように、それぞれの軸部11が同じ方向を向くように揃えて保持する。
図4に示すように、昇降部40を、駆動部50によって上昇位置に向けて上昇する。昇降部40は、複数本のボルト10を第2の底壁33bから持上げる。昇降部40の上昇動作と連動して、ストッパ64が上昇し、取り出し部62から整列部70に至る排出通路63を閉じる。
図5に示すように、昇降部40が上昇位置まで上昇すると、ストッパ64が排出通路63を閉じた状態で、昇降部40が持上げた複数個のボルト10が、保持面41から側方方向(図5において左方向)に移動し、取り出し部62の載置面61の上に載り上がる。保持面41および載置面61が排出通路63の側に向かって下り傾斜面となっているので、ボルト10は取り出し部62に容易に移動する。
図6および図7に示すように、取り出し部62の載置面61はボルト10を1個だけ載置自在であるので、昇降部40が上昇位置から下降し始めると、載置面61上のボルト10が崩れ落ちてゆき、取り出し部62の載置面61にはボルト10が1個だけ残る。他のボルト10はホッパー30内に戻る。取り出し部62は、ボルト10の軸径および長さに合致した大きさおよび形状の載置面61を有し、さらに、ボルト10の頭部12を受け入れる段差部66を有している。このため、ボルト10の軸部11のみが載置面61に載置され、取り出し部62の載置面61にボルト10を安定して載置することができる。段差部66を載置面61の長手方向の両側に配置しているため、左右の向きに関係なくボルト10を安定して載置することができる。
図8および図9に示すように、昇降部40が下降位置まで下降すると、ストッパ64が排出通路63を開く。載置面61が排出通路63の側に向かって下り傾斜面となっているので、載置面61上の1個のボルト10を、側方方向に送り出す。開放された排出通路63を通って、ボルト10は整列部70に向かって落下する。このようにして、搬出部60は、昇降部40が持上げたボルト10を1個だけ、保持面41から側方方向に移動させて搬出する。
整列部70は、対をなすレール72によってボルト10の頭部12を保持し、軸部11を垂下させた状態に、ボルト10を整列させる。ボルト10を、その自重によってレール72に沿ってスライド移動させ、次工程に送る。次工程において、姿勢を整えたボルト10を使用に供する。
部品供給装置20は、昇降部40を昇降駆動する1つの駆動部50を設けるだけで、ボルト10の整列供給を実現でき、また、ボルト10を1個ずつ整列部70に送り込んでいるので、ボルト10同士のカラミや引っかかりが無くなる。これによって、軸部11を有するボルト10を、長さや重さに拘わらず供給能力を維持したまま、整列して供給することが可能となる。1つの駆動部50を設ければよく、また、ボルト10を1個ずつ整列部70に送り込んでいるので、部品供給装置20の全体構成や、整列部70自体の構成を簡素なものにすることができる。したがって、部品供給装置20の製造コストあるいは維持管理コストを低減することができる。多量のボルト10をホッパー30内に収容してもボルト10の供給能力が低下するおそれがなく、1回の補給作業時に多量のボルト10をホッパー30内に補給することができる。このため、ボルト10を補給するサイクルを長くとることができ、自動化設備等に組み込んで使用するのに適した部品供給装置20となる。
振動器を使用する一般的な部品供給装置にあっては、剛性の高い架台が必要になったり、必要に応じて防音対策工事が必要になったりするため、装置コストが比較的高くなってしまう。また、振動器による微細振動を使用して部品の姿勢合せや整列を行うためには、部品などに付与される振動の調整が難しく、経時変化による調整も必要となってしまう。振動器を必要としない本実施形態の部品供給装置20にあっては、装置コストの増加を抑えることができ、騒音を低減することができる。さらに、ボルト10の姿勢合せや整列を行うための調整も簡単であり、経時変化による再調整も不要となる。
以上説明したように、本実施形態の部品供給装置20は、ホッパー30と、昇降部40と、駆動部50と、搬出部60と、整列部70と、を有している。昇降部40を昇降駆動する1つの駆動部50を設けるだけで、ボルト10の整列供給を実現でき、また、搬出部60がボルト10を1個ずつ整列部70に送り込んでいるので、ボルト10同士のカラミや引っかかりが無くなる。これによって、軸部11を有するボルト10を、長さや重さに拘わらず供給能力を維持したまま、整列して供給することが可能となる。1つの駆動部50を設ければよく、また、ボルト10を1個ずつ整列部70に送り込んでいるので、部品供給装置20の全体構成や、整列部70自体の構成を簡素なものにすることができる。したがって、部品供給装置20の製造コストあるいは維持管理コストを低減することができる。多量のボルト10をホッパー30内に収容してもボルト10の供給能力が低下するおそれがなく、1回の補給作業時に多量のボルト10をホッパー30内に補給することができる。このため、ボルト10を補給するサイクルを長くとることができ、自動化設備等に組み込んで使用するのに適した部品供給装置20となる。振動器を必要としないため、装置コストの増加を抑えることができ、騒音を低減することができる。さらに、ボルト10の姿勢合せや整列を行うための調整も簡単であり、経時変化による再調整も不要となる。
搬出部60は、取り出し部62と、ストッパ64と、を有している。搬出部60の構成が簡素なものとなり、本装置20の利点が生かされ、コストの増加を抑えることができる。また、ボルト10の1個ずつの取出しを確実に実現することができる。
ボルト10は、軸部11の外径よりも大きい外径を有する頭部12を有し、整列部70は、ボルト10の頭部12を保持して軸部11を垂下させ、ボルト10の自重によってボルト10をスライド移動させるガイド部材71を有している。ガイド部材71はボルト10の自重によってボルト10の姿勢を整えるので、整列部70の構成が簡素なものとなり、本装置20の利点が生かされ、コストの増加を抑えることができる。
ボルト10は、軸部11の外径よりも大きい外径を有する頭部12を有し、取り出し部62は、ボルト10の頭部12を受け入れる段差部66を有し、軸部11のみが載置面61に載置される。これによって、取り出し部62の載置面61にボルト10を安定して載置することができる。
部品供給装置20は、部品としてのボルト10を供給するのに適したものとなる。
10 ボルト(部品)、
11 軸部、
12 頭部、
20 部品供給装置、
30 ホッパー、
31 収容室、
32a〜32e 側壁、
32b 傾斜側壁、
33a 第1の底壁、
33b 第2の底壁(底面)、
40 昇降部、
41 保持面、
50 駆動部、
60 搬出部、
61 載置面、
62 取り出し部、
63 排出通路、
64 ストッパ、
65 取付け部、
66 段差部、
70 整列部、
71 ガイド部材、
72 レール。

Claims (3)

  1. 軸部と前記軸部の外径よりも大きい外径を有する頭部とを有する部品を収容する収容室を備え、前記収容室の底部に下方に向けて傾斜して伸びる底面を備えるホッパーと、
    複数個の前記部品をそれぞれの前記軸部が同じ方向を向くように揃えて保持自在な保持面を上部に備え、前記保持面が前記底面に沿って流下する前記部品を受け入れる下降位置と、複数個の前記部品を前記底面から持上げる上昇位置との間で昇降可能に設けられた昇降部と、
    前記昇降部を昇降駆動する駆動部と、
    前記昇降部の昇降動作と連動して、前記昇降部が持上げた前記部品を1個だけ、前記保持面から前記軸部が延在する方向に対して交差する側方方向に移動させて搬出する搬出部と、
    前記搬出部によって1個ずつ搬出された前記部品を整列させる整列部と、を有し、
    前記搬出部は、
    前記昇降部が持上げた前記部品を1個だけ載置自在な載置面を上部に備える取り出し部と、
    前記昇降部に取り付けられ、前記載置面から前記整列部に至る排出通路を開閉自在なストッパと、を有し、
    前記ストッパは、前記昇降部の昇降動作と連動して昇降し、前記昇降部が前記上昇位置に位置しているときには前記排出通路を閉じ、前記昇降部が前記下降位置に位置しているときには前記排出通路を開き、
    前記取り出し部は、前記部品の前記頭部を受け入れる段差部を有し、前記軸部のみが前記載置面に載置される、部品供給装置。
  2. 前記整列部は、前記部品の前記頭部を保持して前記軸部を垂下させ、前記部品の自重によって前記部品をスライド移動させるガイド部材を有する、請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記部品がボルトである、請求項1または請求項2に記載の部品供給装置。
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