JP6137133B2 - エアジェット織機のメインノズル - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されたエアジェット織機のメインノズルは、ノズル本体及びノズル本体に装着された緯糸導入管、圧縮エアの通路形成管、緯糸の加速管を備えており、通路形成管の下流側には、緯糸捕捉用のブラシを介在して加速管が配置されている。ブラシの下流側には、加速管を保持する第1ホルダが配置されている。ブラシを保持する保持部材は、通路形成管の小径部と第1ホルダとの間に挟持されている。そして、通路形成管の小径部、ブラシの保持部材及び第1ホルダの上流側の端部は、第2ホルダに嵌合されてユニット構成となっている。従って、第2ホルダをノズル本体に形成された孔内に挿入することにより、ユニット化された通路形成管、ブラシ及び加速管をノズル本体に同時に装着することができる。
第1の実施形態におけるエアジェット織機のメインノズルを図1〜図6に基づいて説明する。なお、本明細書においては、緯入れ時における緯糸Yの進行方向を下流(図1の右側)、緯糸Yの供給側を上流(図1の左側)として説明する。メインノズルは、主要部として、ノズル本体11、ノズル本体11に装着された緯糸導入管12及び圧縮エアの通路形成管13、緯糸Yの加速管14などから構成されている。
貫通孔15内には緯糸導入管12が挿入されている。緯糸導入管12は、中央部において長手方向に貫通した緯糸通路17と、その上流側に漏斗状に開口し、且つセラミック等の硬質材からなる案内部材18を備えた緯糸導入部19とを有する。
緯糸導入管12の外周は、流通路16の位置で小径に形成され、ノズル本体11の大径孔部15Aの内周面との間に第1環状室20を形成する。また、緯糸導入管12は第1環状室20の下流側に整流フィン21を備えている。整流フィン21は周方向に複数設けられている。緯糸導入管12をノズル本体11の貫通孔15に装着した時、整流フィン21は大径孔部15Aの内周面に密着し、各整流フィン21間に第1環状室20と連通する整流通路22が形成される。緯糸導入管12の下流側の先端部23は、上流側から下流側に向けて先細りとなるテーパ状の外周面により形成されている。なお、緯糸導入管12の先端部23は、テーパ状に形成されるものに限定されず、緯入れ方向に平行なストレート形状であってもよい。
通路形成管13は、ノズル本体11の貫通孔15に挿入され、小径部29が小径孔部15Bに挿通され、大径部28が大径孔部15Aに挿通される。そして、大径部28と小径部29との間の段差部33が貫通孔15の段差部15Cに係合し、通路形成管13が貫通孔15に対してメインノズルの軸線方向に位置決めされる。
この小径部29の先端側には、小径部29から突出する突出端34を備えている。突出端34に第2ホルダ35が固定され、第2ホルダ35内に加速管14を保持する第1ホルダ36が配置されている。そして、通路形成管13の突出端34と第1ホルダ36間にブラシ37が介在されている。
第2ホルダ35における上流側端部の中心には上流側に開口する第1連結孔38が形成されている。第1連結孔38は内径が小径部29の外径に対応した大径孔部38Aと、大径孔部38Aの下流に連設され内径を小さくした小径孔部38Bと、大径孔部38Aと小径孔部38B間に形成された段差部38Cとを有している。第2ホルダ35の小径孔部38Bの内周面には雄ねじ43に螺合する第1雌ねじ39が形成されている。第1連結孔38は、第2ホルダ35と通路形成管13を連結する連結孔に相当する。
また、通路形成管13の小径部29の外周面と第2ホルダ35の小径孔部38Bの内周面の間で、ねじ締結時に同軸となるような位置合わせ面を形成している。すなわち、通路形成管13の突出端34の外周と第2ホルダの小径孔部38Bの内周間でねじ締結されると同時に、通路形成管13の中心軸線L1と第2ホルダ35の第1連結孔38の中心軸線L2(図3及び図6参照)とが一致し、通路形成管13と第2ホルダ35は、同軸となるように連結される。なお、小径部29の外周面及び大径孔部38Aの内周面が位置合わせ面に相当する。
第2ホルダ35における第1連結孔38と第2連結孔40とは、連通孔42を介して連通されている。
第1ホルダ36は、筒部49と筒部49における下流側端部に設けられた鍔部50とを有している。筒部49における鍔部50に隣接した外周面には、第2雌ねじ41に螺合する雄ねじ51が形成されている。第1ホルダ36の下流側端部の中心には上流に向けて孔52が形成されている。孔52には加速管14の上流側の一部が挿入されて接着剤等により固定され、加速管14は第1ホルダ36と一体化されている。加速管14内には加速通路53が形成されている。第1ホルダ36の上流側端部の中心には、上流側から下流側に向けて先細りとなる漏斗状の内壁面を有する通路54が形成され、通路54の下流側は加速管14の加速通路53に段差なく滑らかに接続されている。
ブラシ37の線条材45の先端部は、第1ホルダ36の通路54の内壁面に沿うように配設されている。従って、線条材45の下流側の先端部によって囲まれる空間の内径は、流通孔48及び加速管14の加速通路53の内径とほぼ同一の内径に設定することができる(図3を参照)。なお、流通孔48及び加速通路53は、同一内径で形成されている。
まず、ブラシ37を取り外す場合には、図6(a)に示すように、第2ホルダ35を回転させて、通路形成管13の突出端34の雄ねじ43と第2ホルダ35の小径孔部38Bの第1雌ねじ39とのねじ締結を解除し、第2ホルダ35を通路形成管13より取り外す。
エアジェット織機の運転中、緯入れ時期になると、図示しない開閉バルブの切り換え動作により、圧縮エアが流通路16を介して第1環状室20に供給される。圧縮エアは、整流通路22によって整流された後、第2環状室24を経て通路32において絞られ、流路31に噴射される。緯糸導入管12の緯糸通路17内に導入され、流路31から加速通路53の間に位置する緯糸Yは、通路32から噴射された圧縮エアによって牽引される。
ところで、緯糸Yとの摩擦が繰り返し行なわれることにより、ブラシ37の線条材45が摩耗する。また、ブラシ37の線条材45は下流側へ向けて先細りとなるように設けられているが、緯糸Yとの摩擦が繰り返し行なわれることにより、線条材45の先細りとなった端部が広がる。線条材45の摩耗や変形により、切断後の緯糸Yを確実に捕捉することが難しくなったり、圧縮エアの流路31に線条材45の先端がはみだし、圧縮エアの流れを阻害するおそれがある。このため、ブラシ37は消耗部品として定期的な交換が必要である。
また、第2ホルダ35における第1連結孔38と第2連結孔40とは同軸(中心軸線L2が同じ)となるように形成されている。よって、第2連結孔40の内周にねじ締結される第1ホルダ36及び第1ホルダ36に一体化されている加速管14は、第1連結孔38の内周にねじ締結される通路形成管13と同軸となり、中心軸線が一致する。
(1)ノズル本体11から突出させた通路形成管13の突出端34に第2ホルダ35が固定されている。従って、ブラシ37の交換時には、通路形成管13の突出端34の外周の雄ねじ43と第2ホルダ35の第1連結孔38の内周の第1雌ねじ39とのねじ締結を解除し、第2ホルダ35を通路形成管13より取り外す。次に、第2ホルダ35の第2連結孔40の内周の第2雌ねじ41と第1ホルダ36の筒部49の外周の雄ねじ51とのねじ締結を解除し、第1ホルダ36を第2ホルダ35より取り外す。最後に、第2ホルダ35の第2連結孔40とブラシ37の保持部材44との嵌合を解除し、ブラシ37を第2ホルダ35より取り外す。このように、ブラシ37の交換を容易に行なうことが可能であり、交換作業を短時間で行なえる。
(2)通路形成管13の小径部29の外周面と第2ホルダ35の大径孔部38Aの内周面の間で、ねじ締結時に同軸となるような位置合わせ面を形成している。よって、通路形成管13の突出端34の外周面に形成された雄ねじ43と第2ホルダ35の小径孔部38Bの内周面に形成された第1雌ねじ39とを螺合させねじ締結させると同時に、通路形成管13の中心軸線L1と第2ホルダ35の中心軸線L2とを一致させ、通路形成管13と第2ホルダは、同軸となるように連結される。従って、通路形成管13内の流路31と、第2ホルダ35内の連通孔42、ブラシ37の流通孔48及び加速管14の加速通路53とは、中心軸線が一致し一直線上にあることにより、圧縮エアは流路に沿って円滑に流れ、緯入れされた緯糸Yを確実に搬送することができる。
(3)第2ホルダ35がノズル本体11の外側に配置されているので、従来技術と比較して第2ホルダ35は寸法上の制約を受け難くなり第2ホルダ35を大型化でき、第2ホルダ35の内部に第1連結孔38及び第2連結孔40を穿孔し内周面に第1雌ねじ39、第2雌ねじ41を加工しやすい。
(4)第2ホルダ35がノズル本体11の外側に配置されているので、従来技術のようにノズル本体11との嵌合を考慮しなくてもよく、第2ホルダ35の外周面の加工精度をアップさせなくてもよい。よって、第2ホルダ35の生産性を向上できる。
(5)ブラシ37が第2ホルダ35と第1ホルダ36との間に挟持されているので、第1ホルダ36を第2ホルダ35から取り外すだけで、ブラシ37のメインノズル軸線方向の拘束が解除される。したがって、第2ホルダ35を通路形成管13から取り外すことなく、ブラシ37を第2ホルダ35の内部から取り外すことも可能になり、交換作業がより簡素になる。
次に、第2の実施形態を図7に基づいて説明する。
この実施形態は、第1の実施形態における第2ホルダ内部に配置されるブラシを挟持する構成を変更したものであり、その他の構成は共通である。
従って、ここでは説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
第2ホルダ60における上流側端部の中心には上流側に開口する第1連結孔62が形成されている。第1連結孔62は上流側の内径を通路形成管13の小径部29の外径に対応させた大径孔部62Aと、下流に向けて大径孔部62Aに連設され内径を小さくした中径孔部62Bと、下流に向けて中径孔部62Bに連設され内径をさらに小さくした小径孔部62Cとを有している。また、第1連結孔62は大径孔部62Aと中径孔部62B間に形成された段差部62Dと、中径孔部62Bと小径孔部62C間に形成された段差部62Eとを有している。このように第1連結孔62は内径の異なる3つの孔部と2つの段差を有している。中径孔部62Bの内周面には雄ねじ43に螺合する第1雌ねじ63が形成されている。第1連結孔62は、第2ホルダ60と通路形成管13を連結する連結孔に相当する。また、小径孔部62Cにはブラシ37の保持部材44の大径部47が嵌合される。
第2ホルダ35における第1連結孔62と第2連結孔64とは連通孔66を介して連通している。連通孔66は下流側に向けて先細りとなる漏斗状の内壁面を有している。
続いて、通路形成管13の突出端34は、第2ホルダ60の第1連結孔62に挿入され、第1連結孔62の中径孔部62Bの第1雌ねじ63に突出端34の雄ねじ43を螺入することにより、第2ホルダ60にねじ締結される。このとき、通路形成管13の凹部61にブラシ37の保持部材44の小径部46が嵌合される。通路形成管13の突出端34の下流側端面は、第1連結孔62の段差部62Eに係合すると共に、ブラシ37の保持部材44の小径部46と大径部47間の段差部56に当接し、第2ホルダ60の位置決めとブラシ37の位置決めが同時に行なわれる。
次に、第3の実施形態を図8に基づいて説明する。
この実施形態は、第1の実施形態における第2ホルダと通路形成管及び第1ホルダ36とを固定する構成を変更したものであり、その他の構成は共通である。
従って、ここでは説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
第2ホルダ71における上流側端部の中心には上流側に開口する第1連結孔72が形成されている。第1連結孔72は内径を通路形成管13の小径部29の外径に対応させた大径孔部72Aと、下流に向けて大径孔部72Aに連設され内径を通路形成管13の突出端70の外径に対応させた小径孔部72Bと、大径孔部72Aと小径孔部72B間に形成された段差部72Cとを有している。小径孔部72Bの内周面には第1の実施形態と異なり雌ねじが形成されていない。第1連結孔72は、第2ホルダ71と通路形成管13を連結する連結孔に相当する。
第2ホルダ71の外周面における上流側の端部に近い位置には、径方向に向けて複数のねじ孔73が貫通して形成されている。ねじ孔73は円周方向に等間隔で形成されている。
なお、止めねじ74とは、外周側にねじ部74Aが形成され、ねじ頭部がねじ部と同じ大きさであり、ねじ頭部の中心部に六角孔74Bが形成されているものを指す。六角孔74Bに六角レンチを挿入させてねじ孔73に止めねじ74を螺入させる。
第2ホルダ35における第1連結孔72と第2連結孔75とは連通孔76を介して連通している。
第2ホルダ71の外周面における下流側の端部に近い位置には、径方向に向けて複数のねじ孔73が貫通して形成されている。ねじ孔73は円周方向に等間隔で形成されている。
第1ホルダ77は、筒部78と筒部78の下流側の端部に形成された鍔部79とを有している。筒部78の外周面には、第1の実施形態と異なり雄ねじが形成されていない。第1ホルダ77の下流側端部の中心には上流に向けて孔80が形成されている。孔80には加速管14の上流側の一部が挿入されて接着剤等により固定され、加速管14は第1ホルダ77と一体化されている。第1ホルダ77の上流側端部の中心には、下流側に向けて先細りとなる漏斗状の内壁面を有する通路81が形成され、通路81の下流側は加速管14の加速通路53に段差なく滑らかに接続されている。
ブラシ37の線条材45の先端部は、第1ホルダ77の通路81の内壁面に沿うように配設されている。従って、線条材45の下流側の先端部によって囲まれる空間の内径は、第1の実施形態と同様に、流通孔48及び加速管14の加速通路53の内径とほぼ同一の内径に設定することができる。
そして、第2ホルダ71の外周面の下流側に形成された複数のねじ孔73に止めねじ74が外周側より螺入され、止めねじ74を締め付けることにより止めねじ74の先端部分が第1ホルダ77の筒部78を固定する。このことにより、第1ホルダ77と第2ホルダ71とは固定され、第1ホルダ77が第2ホルダ71の第2連結孔75より抜け出ることが防止される。
○ 図9に示す別例1では、第2ホルダ90と通路形成管91及び第1ホルダ92とが、外周面において拡径するように径方向に突出するフランジ部をそれぞれ備えている。そして、互いに対向するフランジ部を当接させ各フランジ部はボルトにより固定される。図9で示すように、第2ホルダ90は、上流側の端部にフランジ部93を有し、下流側の端部にフランジ部94を有する。第2ホルダ90は、下流側に向けて延設された第1連結孔95を有し、上流側に向けて延設された第2連結孔96を有している。フランジ部93には円周方向に等間隔で複数個のねじ孔93Aが貫通して形成され、フランジ部94には円周方向に等間隔で複数個のねじ孔94Aが貫通して形成されている。通路形成管91の小径部97の下流側には、第2ホルダ90のフランジ部93と当接するフランジ部98が形成されている。フランジ部98には、フランジ部93に形成されたねじ孔93Aと円周方向の同じ位置に複数個の貫通孔98Aが形成されている。通路形成管91の小径部97の突出端は、第2ホルダ90の第1連結孔95に挿入され、フランジ部93にフランジ部98が当接する。そして、同軸で連通された貫通孔98A及びねじ孔93Aに貫通孔98A側よりボルト99を挿通させねじ孔93Aに螺入させる。このことにより、通路形成管91と第2ホルダ90とは固定され、第2ホルダ90の通路形成管91に対する位置決めが行なわれる。第1ホルダ92は、筒部100と筒部100の下流側端部に設けられフランジ部94に当接するフランジ部101とを有している。フランジ部101には、フランジ部94に形成されたねじ孔93Aと円周方向の同じ位置に複数個の貫通孔101Aが形成されている。第2ホルダ90の第2連結孔96にブラシ37を嵌合させてから、第1ホルダ92の筒部100を第2連結孔96に挿入し、フランジ部94にフランジ部101を当接させる。そして、同軸で連通された貫通孔101A及びねじ孔94Aに貫通孔101A側よりボルト99を挿通させねじ孔94Aに螺合させる。このことにより、第1ホルダ92と第2ホルダ90とは固定され、第1ホルダ92の第2ホルダ90に対する位置決めが行なわれる。この場合には、第2ホルダ90と通路形成管91とはフランジ部93、98を当接させてボルト99により締結固定されている。また、第2ホルダ90と第1ホルダ92とはフランジ部94、101を当接させてボルト99により締結固定されている。よって、各ボルト99を取り外すだけで第2ホルダ90と通路形成管91及び第2ホルダ90と第1ホルダ92を容易に分離することができ、ブラシ37を容易に交換することができる。また、ボルト99の軸線方向がノズルの軸線方向と同一であるので、複数のメインノズルが上下に重ねて配置される多色緯入れ用エアジェット織機にも対応することができる。
○ 第1の実施形態では、ブラシ37を取り外す場合には、第2ホルダ35を通路形成管13より取り外し、第1ホルダ36を第2ホルダ35より取り外し、最後にブラシ37を第2ホルダ35より取り外すとして説明したが、次のような手順でも良い。すなわち、第2ホルダ35を通路形成管13に取り付けたままの状態で、第1ホルダ36を第2ホルダ35より取り外し、流路31側より圧縮エアをブラシ37へ吹き付けて、ブラシ37を第2ホルダ35より取り外しても良い。この場合には、ブラシ37の取り外し工程を簡略化できる。
12 緯糸導入管
13、91 通路形成管
14 加速管
34、70 突出端
35、60、71、90、110 第2ホルダ
36、67、77、92、113 第1ホルダ
37 ブラシ
38、62、72、95 第1連結孔
40、64、75、96 第2連結孔
39、63 第1雌ねじ
41、65 第2雌ねじ
43、51、68 雄ねじ
Y 緯糸
L1、L2 中心軸線
Claims (4)
- ノズル本体と、前記ノズル本体に装着された緯糸導入管及び前記緯糸導入管の先端部の外周面との間に圧縮エアの通路を形成する通路形成管と、前記通路形成管の下流側に配置される緯糸の加速管と、前記通路形成管と前記加速管を保持する第1ホルダとの間の圧縮エアの流路に設けられた緯糸捕捉用のブラシと、前記ブラシ及び前記第1ホルダを保持する第2ホルダと、を備えたエアジェット織機のメインノズルにおいて、
前記通路形成管は、前記ノズル本体から突出する突出端を備え、前記突出端に前記ノズル本体の外側に配置される前記第2ホルダが取り外し可能に固定されることを特徴とするエアジェット織機のメインノズル。 - 前記ブラシは、前記第2ホルダと前記第1ホルダの間に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載のエアジェット織機のメインノズル。
- 前記第2ホルダは、前記通路形成管を連結する第1連結孔及び前記第1ホルダを連結する第2連結孔を備え、
前記第1連結孔の内周に形成された第1雌ねじと前記通路形成管の外周に形成され前記第1雌ねじに螺合する雄ねじとがねじ締結されているとともに、前記第2連結孔の内周に形成された第2雌ねじと前記第1ホルダの外周に形成され前記第2雌ねじに螺合する雄ねじとがねじ締結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアジェット織機のメインノズル。 - 前記通路形成管の外周面と前記第1連結孔の内周面とで、前記通路形成管と前記第2ホルダとが同軸となるような位置合わせ面を形成しているとともに、前記第1ホルダの外周面と前記第2連結孔の内周面とで、前記第2ホルダと前記第1ホルダとが同軸となるような位置合わせ面を形成していることを特徴とする請求項3に記載のエアジェット織機のメインノズル。
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