JP7370208B2 - 軸部材の製造装置および製造方法 - Google Patents
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より詳細には、位置決め部の切り欠きは、軸太部を有するワークを軸方向と交差する方向から挿入可能な大きさである。
より好ましくは、位置決め部は、軸を中心として回転可能であり、ワークが挿入される際と、このワークが取り外される際に、切り欠きを異なる向きに向ける。
また、上記の目的を達成する本発明は、軸方向先端よりも軸方向後端側に軸太部を有するワークを加工する軸部材の製造装置であって、ワークの軸太部の軸方向先端側にエッジを押し当てて当該ワークを位置決めする位置決め部と、ワークを位置決め部に押し当てた後、または当該ワークを当該位置決め部に押し当てる際に、当該位置決め部よりも軸方向先端側にて当該ワークを把持する把持部と、把持したワークを加工する加工部と、を有することを特徴とする軸部材の製造装置である。
より好ましくは、エッジは、ワークにおける軸太部の軸方向先端側が軸方向先端に向けて先細となる円錐状のテーパ面を押し当ててワークを位置決めする。
また上記の目的を達成する本発明は、軸太部を有するワークを加工して軸部材を製造する軸部材の製造方法であって、軸太部を有するワークを軸方向と交差する方向から挿入し当該ワークの当該軸太部の軸方向先端側を製造装置の位置決め部に押し当てて当該ワークを把持する把持工程と、把持したワークを加工する加工工程と、を有することを特徴とする軸部材の製造方法である。
より詳細には、把持工程は、ワークの軸太部の軸方向先端側を製造装置の位置決め部に押し当てて位置決めする位置決め工程を有し、位置決めされたワークの軸を、チャックを閉じて把持する。
さらに詳細には、位置決め工程は、製造装置の位置決め部を有する領域にワークを軸方向と交差する方向から挿入した後、かかるワークを軸方向先端側に移動させて軸太部の軸方向先端側を位置決め部に押し当てる。
<加工対象のワーク>
図1は、本実施形態の製造装置による加工対象の金属部品(ワーク)の形状を示す図である。図1(A)は斜視図であり、図1(B)は側面図である。
図2は、本実施形態による製造装置1の構成を示す断面図である。図2には、本実施形態の製造装置1である旋盤の構成の一部が記載されている。本実施形態の製造装置1は、主軸台20と、位置決め器30と、把持部40と、工具50とを備える。図2には、この製造装置1にワーク10がセットされた様子が示されている。実際の旋盤は、工具を取り付けて移動させる往復台や送り装置、主軸台20の反対側からワーク10の端部を押さえる心押し台等を備えるが、図2では、本実施形態における特徴的な構成である、ワーク10をセットする部分の構成のみを記載し、通常の旋盤における他の構成については記載および説明を省略する。
図3は、位置決め器30の構成を示す図である。図3(A)は斜視図であり、図3(B)は側断面図である。位置決め器30は、基部31と、覆い部32とを備える。覆い部32の外形は、略円錐台である。この覆い部32により位置決め器30の内部の空間が形成される。位置決め器30において、基部31は主軸台20に取り付けられている。そして、覆い部32は、基部31の主軸台20とは反対側(言い換えれば、ワーク10に対する加工が行われる位置側)に設けられている。
図5乃至図7は、製造装置1に対するワーク10の取り付け工程を示す図である。図5は、取り付け前の状態を示す図であり、図5(A)は側断面図、図5(B)は正面図である。図6は、ワーク10を位置決めした状態を示す図であり、図6(A)は側断面図、図6(B)は正面図である。図7は、把持部40を締めてワーク10を固定した状態を示す図であり、図7(A)は側断面図、図7(B)は正面図である。
図9は、ワーク10の供給および排出の動作の例を示す図である。製造装置1には、ワーク10を供給し、装着して加工し、排出する過程においてワーク10を搬送する搬送装置が設けられるものとする。ここでは、ワーク10の搬送動作の一例を示す。この例では、複数のワーク10が連続的に供給され、加工され、排出されるものとする。なお、図9には、ワーク10を供給する供給口71と、位置決め器30と、加工後のワーク10を排出する排出口72との位置関係が示されており、把持部40等のワーク10が搬送されないときに動作する構成は省略されている。
Claims (7)
- 軸方向先端よりも軸方向後端側に軸太部を有するワークを加工する軸部材の製造装置であって、
前記軸太部を有する前記ワークを軸方向と交差する方向から前記軸方向先端を突出させた状態で挿入可能な切り欠きを有するとともに、前記ワークの前記軸太部の軸方向先端側を当該切り欠きのない部分に押し当てて当該ワークを位置決めする位置決め部と、
前記ワークを前記位置決め部に押し当てた後、または当該ワークを当該位置決め部に押し当てる際に、当該位置決め部よりも軸方向先端側にて当該ワークを把持する把持部と、
把持した前記ワークを加工する加工部と、
を有することを特徴とする軸部材の製造装置。 - 前記位置決め部は、軸を中心として回転可能であり、前記ワークが挿入される際と、当該ワークが取り外される際に、前記切り欠きを異なる向きに向けること、を特徴とする請求項1記載の軸部材の製造装置。
- 軸方向先端よりも軸方向後端側に軸太部を有するワークを加工する軸部材の製造装置であって、
前記軸太部を有する前記ワークを軸方向と交差する方向から前記軸方向先端を突出させた状態で挿入可能な切り欠きを有し、当該切り欠きから挿入された当該ワークの当該軸太部の軸方向先端側にエッジを押し当てて当該ワークを位置決めする位置決め部と、
前記ワークを前記位置決め部に押し当てた後、または当該ワークを当該位置決め部に押し当てる際に、当該位置決め部よりも軸方向先端側にて当該ワークを把持する把持部と、
把持した前記ワークを加工する加工部と、
を有することを特徴とする軸部材の製造装置。 - 前記エッジは、前記ワークにおける前記軸太部の軸方向先端側が前記軸方向先端に向けて先細となる円錐状のテーパ面を押し当てて当該ワークを位置決めすること、を特徴とする請求項3記載の軸部材の製造装置。
- 軸太部を有するワークを加工して軸部材を製造する軸部材の製造方法であって、
前記軸太部を有する前記ワークを軸方向と交差する方向から切り欠きを介して軸方向先端を突出させた状態で挿入し当該ワークの当該軸太部の軸方向先端側を製造装置の位置決め部に押し当てて当該ワークを把持する把持工程と、
把持した前記ワークを加工する加工工程と、
を有することを特徴とする軸部材の製造方法。 - 前記把持工程は、
前記ワークの前記軸太部の軸方向先端側を前記製造装置の前記位置決め部に押し当てて位置決めする位置決め工程を有し、
位置決めされた前記ワークの軸を、チャックを閉じて把持することを特徴とする請求項5記載の軸部材の製造方法。 - 前記位置決め工程は、前記製造装置の前記位置決め部を有する領域に前記ワークを前記軸方向と交差する方向から挿入した後、当該位置決め部に対して当該ワークを軸方向先端側に相対的に移動させて前記軸太部の軸方向先端側を当該位置決め部に押し当てること、を特徴とする請求項6記載の軸部材の製造方法。
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