JP6135011B2 - カウンター付き給水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カウンター付き給水装置に関するものである。
浴室等の壁面に沿って設けられる吐水部と、吐水部の下方に設けられるカウンターと、カウンターの下側に設けられ、吐水部に接続される配管を覆う配管カバーと、を備えるカウンター付き給水装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−4999号公報
この特許文献1に示される従来例にあっては、浴室等の床面を挿通して室内に導入される配管が接続されることは想定されておらず、このような場合には利用できないものであった。
また更に、カウンター付き給水装置において、使用者の身体に応じて、カウンターの床面からの高さが変更可能とされることが要望されている。しかしながら、特許文献1に示される従来例にあっては、カウンターの高さが変更できず、前記要望に応じることができないものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、床面を挿通して設けられる配管が接続可能で、且つ、カウンターの床面からの高さが変更可能なカウンター付き給水装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のカウンター付き給水装置は、以下のような構成とする。
壁面に沿って設けられ、床面または前記壁面を挿通して設けられる配管が下方より接続可能な吐水部と、前記吐水部と前記床面との間に亘って設けられ、前記配管を覆う配管カバーと、前記配管カバーの上下方向の中間部に配置されるカウンターと、前記配管カバーに対して位置決めされた状態で前記壁面に固定される固定キャリアと、前記固定キャリアに対して上下位置が調整自在に固定され、前記カウンターを支持する調整キャリアと、前記固定キャリアおよび前記調整キャリアを有するキャリアを覆うキャリアカバーと、を備えることを特徴とする。

また、前記配管カバーの前記カウンターが配置可能なカウンター配置部は、上下方向において前後の厚みが一定であることが好ましい。
また、前記キャリアカバーは、上下の長さが前記配管カバーの上下の長さよりも短く形成され、前記配管カバーの上下端部の前記キャリアカバーから上下に突出可能な部分は、前後の厚みが一定であることが好ましい。
また、前記配管カバーの上端部の前記キャリアカバーから上方に突出可能な部分は、前記配管カバーの下端部の前記キャリアカバーから下方に突出可能な部分よりも、前後の厚みが薄いことが好ましい。
本発明にあっては、配管カバーが吐水部と床面との間に亘って設けられるため、床面を挿通して設けられる配管が吐水部に接続可能で、且つ、配管が覆われて露出し難いものである。また、固定キャリアに対して調整キャリアの上下位置が調整自在となるため、カウンターの床面からの高さが変更可能となるものである。
本発明の一実施形態におけるカウンター付き給水装置の分解斜視図である。 同上の実施形態における、浴室の壁面に取り付けられたカウンター付き給水装置を示し、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は斜視図である。 同上の実施形態における配管カバーを示し、(a)は前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は後斜め上方より見た斜視図である。 同上の実施形態における上カバーを示し、(a)は前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は後斜め上方より見た斜視図である。 同上の実施形態における下カバーを示し、(a)は前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は後斜め上方より見た斜視図である。 同上の実施形態におけるカウンターを示し、(a)は前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は後斜め下方より見た斜視図である。 同上の実施形態におけるキャリアの前斜め上方より見た斜視図であり、(a)は固定キャリアに対して調整キャリアが上方位置で固定された状態を示し、(b)は固定キャリアに対して調整キャリアが下方位置で固定された状態を示す。 (a)は同上の実施形態における固定キャリアの前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は同上の実施形態における調整キャリアの前斜め上方より見た斜視図である。 同上の実施形態におけるキャリアカバーを示し、(a)は前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は後斜め上方より見た斜視図である。 同上の実施形態における、浴室の壁面へのカウンター付き給水装置の取り付けを説明する図であり、(a)は床面に形成された挿通口を介して配管が浴室内に導入される場合の斜視図であり、(b)は壁面に形成された挿通口を介して配管が浴室内に導入される場合の斜視図である。 (a)(b)は同上の実施形態における、浴室の壁面へのカウンター付き給水装置の取り付けを説明する斜視図である。 (a)(b)は同上の実施形態における、浴室の壁面へのカウンター付き給水装置の取り付けを説明する斜視図である。 (a)は同上の実施形態における、浴室の壁面へのカウンター付き給水装置の取り付けを説明する斜視図であり、(b)は特にキャリアカバーの配管カバーへの取り付けを説明する斜視図である。
以下、本発明のカウンター付き給水装置の一実施形態について添付図面に基いて説明する。
カウンター付き給水装置は、図1に示すように、吐水部1と、吐水部1に接続される配管20を覆う配管カバー2と、カウンター3と、カウンター3を支持するキャリア4と、キャリア4を覆うキャリアカバー7と、を備えている。カウンター付き給水装置は、図2に示すように、浴室の壁面81に取り付けられるものであるが、浴室以外(例えば浴槽のないシャワー室や洗面室等)の室内の壁面81に取り付けられるものでもよく、以下、浴室の場合について説明する。
吐水部1は、図1に示すように、固定部材11と、水栓装置12と、操作部13と、水栓カバー14と、を備えている。固定部材11は、浴室の壁面81の床面80から所定の高さ位置に固定されるもので、棒状部材や箱状部材や枠状部材、その他でもよく、特に限定されない。固定部材11の壁面81への固定は、ビスやボルト(とナット)からなる固着具等による固定や、接着剤による接着等、特に限定されない。本実施形態では、図示しないが、固着具による固定であり、固定部材11の壁面81に当接する固定部に固着孔が形成され、固着孔を介して固着具が壁面81にねじ込まれて、固定部材11が壁面81に固定される。固定部からは、前方Fに向けて突出する、水栓装置12を支持する支持部が設けられる。ここで、図1等に示すように、前方Fとは、壁面81から浴室内方を向く方向をいい、後方Bとはその逆方向をいい、左方Lおよび右方Rは、後方Bを見た時の左方Lおよび右方Rをいうものとする。支持部は、棒状部材や枠状部材、その他でもよく、特に限定されない。
水栓装置12は、図1に示すように、湯水混合水栓を含む既知の様々なものが適宜利用可能で、特に限定されない。本実施形態では、水栓は湯水混合水栓であり、更に、カランとシャワーの切り替えにより選択的に利用可能である。水栓装置12は、ビスやボルト(とナット)等の固着具により、支持部に固定される。
この水栓装置12には、浴室外からの配管20が下方より接続されるもので、本実施形態では、水道等の給水源に接続される給水配管と、給湯器等の給湯源に接続される給湯配管の二本の配管20が接続される。配管20は、図10(a)に示すように、床面80に形成された挿通口82を介して浴室内に導入されてもよいし、図10(b)に示すように、カウンター付き給水装置が設けられる壁面81に形成された挿通口83を介して浴室内に導入されてもよい。本実施形態では、図10(a)に示すように、床面80に形成された挿通口82を介して浴室内に導入されている。
操作部13は、図1に示すように、水栓装置12に設けられ、水や湯の吐出/停止、吐出量の調節、温度の調節、カラン吐出口12aからの吐出とシャワー吐出口12bからの吐出の切り替え、といった操作が行われるものである。なお、前記操作は一例であり、前記操作の全てが可能でなくてもよいし、前記以外の操作が可能であってもよい。本実施形態では、操作部13は、水栓装置12から前方Fに向けて突出するレバーからなり、複数のレバーが左右に並設されているが、押し釦等であってもよく、操作部13の形態(レバー)や個数や配置等は限定されない。
水栓カバー14は、図1に示すように、水栓装置12を覆い、固定部材11に固定されるもので、本実施形態では、ビスやボルト(とナット)等の固着具(不図示)により、固定部材11の支持部に固定される。
本実施形態では更に、図1に示すように、水栓カバー14の上側に上カウンター15が設けられている。上カウンター15は、水栓カバー14の天板となり、その上面が物品の載置面となるように平坦に形成されているが、水栓カバー14とは別に設けられてもよい。
配管カバー2は、図1乃至図3に示すように、床面80と吐水部1との間に亘って設けられ、浴室内に露出する配管20の前方Fおよび側方(左方Lおよび右方R)を覆うものである。配管カバー2の上下方向の長さは、床面80から所定の高さ位置に取り付けられる吐水部1と床面80との間の空間に収容されるように形成される。すなわち、配管カバー2の上下方向の長さは、吐水部1と床面80との間に隙間が殆ど形成されない寸法が好ましいが、若干の隙間(配管20が浴室内から見えない程度)が形成されてもよい。
本実施形態のカウンター付き給水装置は、上記のように、配管20が、床面80に形成された挿通口82を介して浴室内に導入される場合と、壁面81に形成された挿通口83を介して浴室内に導入される場合の両方で利用可能である。そして、いずれの場合でも、配管20を全て覆うことができて、浴室内に配管20が露出し難いものである。
配管カバー2には、図3に示すように、カウンター3が配置可能なカウンター配置部21と、キャリア4が配置されるキャリア配置部22と、が形成される。本実施形態の配管カバー2は、上方、前方F、側方を覆い、後方Bと下方に開口する前後の厚みの薄い箱状をしたもので、上カバー2aと下カバー2bとで構成されている。そして、カウンター配置部21とキャリア配置部22は、下カバー2bに形成されている。
上カバー2aは、本実施形態では、図4に示すように、後方Bに開口する前後の厚みの薄い箱状をしたもので、左右の幅は一定である。上カバー2aは、下半部の前後の厚みが一定で、上半部の前後の厚みは、下半部よりも厚く、上方へ行く程厚くなっているが、上カバー2aの厚みは特に限定されない。上カバー2aの上下の壁部には、配管20が挿通される開口または切欠からなる挿通部23が形成されている。また、上カバー2aの背面(後側の面)には、補強のためのリブ24が設けられているが、設けられなくても構わないものである。
下カバー2bは、本実施形態では、図5に示すように、後方Bと下方に開口する箱状をしたもので、左右の幅は一定で(但しキャリア配置部22が形成されているくびれ部を除く)、上カバー2aの左右の幅と同じに形成されている。下カバー2bの上側の壁部には、配管20の挿通部23が形成されている。下カバー2bの上から所定の長さまでの部分が、カウンター配置部21となっている。
カウンター配置部21は、前後の厚みが下側の部分よりも薄く、上カバー2aの下半部の前後の厚みと同じに形成されている。また、下カバー2bの下から所定の長さまでの部分は、前後の厚みがカウンター配置部21よりも厚い厚部25となっている。また、カウンター配置部21と厚部25との間の部分は、厚みが連続的に変化する傾斜部26となっている。なお、このような厚部25や傾斜部26は設けられなくても構わないものである。
キャリア配置部22は、後述する固定キャリア5が配置される部分であり、本実施形態では、下カバー2bの上下方向の中間部の側辺に形成される、正面視略矩形状をした切欠で構成されるが、切欠でなく孔であってもよく、形状も特に限定されない。キャリア配置部22の奥辺には側方に突出するフランジ27が形成されており、フランジ27に固着具挿通孔27aが形成されている。
また本実施形態では、下カバー2b(本実施形態では厚部25)の左右の側面に、突起部28が設けられている。
また本実施形態では、下カバー2bに、引っ掛け部29aが設けられる。引っ掛け部29aは、カウンター配置部21の上端部の背面側の左右両端の隅部と、厚部25の上端部の背面側の左右両端の隅部と、に設けられている。引っ掛け部29aは、各隅部において、下方に突出する板状部材である。引っ掛け部29aは、壁面81に取り付けられる、後述する引っ掛かり部29bに引っ掛けられる。
カウンター3は、吐水部1の下方であって、配管カバー2の上下方向の中間部に設けられるものである。本実施形態では、図6に示すように、天板31と、天板31の前辺から垂下される前板32と、天板31の左右の辺から垂下される側板33と、を備えている。天板31は、平面視矩形状をしたもので、左右の幅は、配管カバー2の左右の幅よりも長く形成されている。天板31には、後辺に、配管挿通部34が形成されている。配管挿通部34は、配管カバー2のカウンター配置部21が挿通される部分で、天板31の後辺の中間部に形成される、正面視略矩形状をした切欠で構成されるが、切欠でなく孔であってもよく、形状も特に限定されない。配管挿通部34の前後の長さは、カウンター配置部21の前後の厚みと略同じか若干短く形成される。
また本実施形態では、天板31の下面に、補強のためのリブ35が設けられているが、設けられなくても構わないものである。また本実施形態では、天板31の下面に、固着孔36が設けられるもので、下面の周縁部の六箇所に設けられているが、設けられる箇所や個数は限定されない。固着孔36は、ビスからなる固着具(不図示)が強固に固定されるように、ナット部材(不図示)がインサート成形や接着等によりカウンター3に設けられ、このナット部材の雌ねじが固着孔36として機能するのが好ましい。
カウンター3を支持するキャリア4は、図7に示すように、固定キャリア5と、調整キャリア6と、固定具40と、を備えるものである。
固定キャリア5は、壁面81に固定されるもので、本実施形態では、図8(a)に示すように、固定片51と、側片52と、を備えるものである。固定片51は、本実施形態では、カウンター配置部21となる切欠(フランジ27を除く)と略同形同大の正面視略矩状の板状部材で構成されるが、形状は特に限定されない。固定片51からは、前方Fに側片52が突設されている。側片52は、本実施形態では、側面視三角形状の板状部材で構成されるが、形状は特に限定されない。
固定片51には、固着具挿通孔53が設けられ、側片52には、固着具挿通孔54が設けられる。側片52に設けられる固着具挿通孔54は、本実施形態では、上下二段に形成され、上段は三個が前後に並設され、下段は二個が前後に並設されているが、段数や個数、配置は特に限定されない。
また、側片52の上辺にはフランジ55が設けられているが、フランジは設けられなくても構わないものである。
固定キャリア5は、左側のキャリア配置部22に配置されるものと、右側のキャリア配置部22に配置されるものの二種類があり、これらは、左右が反転した形状となっているが、その他の点は同じである。
調整キャリア6は、固定キャリア5に対して上下位置が調整自在に固定されるもので、本実施形態では、図8(b)に示すように、天板61と、天板61の左右両辺より垂下される側板62と、を備えるものである。天板61は、本実施形態では、平面視において、カウンター3よりも小さい正面視略矩状の板状部材で構成される。天板61の下面に、補強のためのリブが設けられてもよい。側板62は、本実施形態では、側面視台形状の板状部材で構成され、固着具挿通孔63が設けられる。固着具挿通孔63は、本実施形態では、上下四段に形成され、最上段から、上から三段目までは各段に三個が前後に並設され、最下段は二個が前後に並設されているが、段数や個数、配置は特に限定されない。
キャリアカバー7は、キャリア4の前方Fおよび側方を覆うものである。本実施形態では、キャリアカバー7は、図9に示すように、前壁71と、前壁71の左右の辺から後方Bに連設される側壁72と、前壁71および側壁72の上端縁から左右外側に連設される上フランジ73と、を備える。キャリアカバー7の上下方向の長さは、配管カバー2の上下方向の長さよりも短く形成されており、カウンター付き給水装置は、キャリアカバー7の上下に配管カバー2が突出する状態となる。前壁71は、上方へ行く程前方Fに位置するように傾斜している。上フランジ73には、固着具挿通孔74が設けられる。本実施形態では、固着具挿通孔74は、カウンター3の固着孔36に対応する、周縁部の六箇所に設けられているが、固着孔36に対応していれば、設けられる箇所や個数は限定されない。また、本実施形態では、固着具挿通孔74はボス孔となっているが、特に限定されない。
また本実施形態では、左右の側壁72の後辺の内側に、突起部28を受ける受け部75が設けられているが、設けられなくても構わないものである。受け部75は、上下を長手方向とする板状をした部材で構成される。
また本実施形態では、図2に示すように、前壁71に、液剤の容器等の小物を保持するホルダー76が設けられているが、設けられなくても構わないものである。
上記のカウンター付き給水装置の壁面81への取り付けについて、順に説明する。
まず、図10(a)に示すように、床面80に形成された挿通口82を介して配管20が浴室内に導入される。水栓装置12が、浴室の壁面81の床面80から所定の高さ位置に取り付けられ、配管20が水栓装置12に接続される。なお、水栓装置12の壁面81への取り付け、配管20の浴室内への導入、配管20と水栓装置12の接続は、いずれの順でもよい。
次に、図10(a)に示すように、床面80に引っ掛かり部29bが取り付けられる。引っ掛かり部29bは、正面視矩形状をしたもので、壁面81に固定される固定部と、固定部から連設され、壁面81から離間して位置する保持部と、を備えている。固定部には固着孔が形成され、固着孔を介してビス等の固着具が壁面81にねじ込まれて、固定部が壁面81に固定される。
次に、図11(a)に示すように、保持部と壁面81との間の隙間に、上方より下カバー2bの引っ掛け部29aが挿入され、下カバー2bが床面80に載置される。これにより、下カバー2bが壁面81に仮固定される。そして、フランジ27の固着具挿通孔27aを介して、ビスやボルト(とナット)等の固着具(不図示)が壁面81にねじ込まれて、下カバー2bが壁面81に本固定される。
次に、図11(b)に示すように、下カバー2bの左右のキャリア配置部22にそれぞれ、固定キャリア5が取り付けられる。固定キャリア5は、カウンター配置部21と略同形同大に形成されているため、下カバー2bに対して位置決めがなされる。そして、固定片51の固着具挿通孔53を介して、ビスやボルト(とナット)等の固着具が壁面81にねじ込まれて、固定キャリア5が壁面81に取り付けられる。
次に、図12(a)に示すように、調整キャリア6が固定キャリア5に取り付けられる。調整キャリア6には、上下に四段の固着具挿通孔63が設けられており、このうち隣接するいずれかの二段の固着具挿通孔63が、固定キャリア5に設けられた上下二段の固着具挿通孔54と連通するように、両側の固定キャリア5間に配置される。そして、これら連通する固着具挿通孔63、54に、固定具40を構成するボルトが挿通され、同じく固定具40を構成するナットがボルトに螺着されて、調整キャリア6が固定キャリア5に取り付けられる。
図7(a)に、調整キャリア6の最下段および下から二段目の固着具挿通孔63と、固定キャリア5の二段の固着具挿通孔54が連通する状態を示す。また図7(b)に、調整キャリア6の最上段および上から二段目の固着具挿通孔63と、固定キャリア5の二段の固着具挿通孔54が連通する状態を示す。また、図示しないが、調整キャリア6の中間の二段の固着具挿通孔63と、固定キャリア5の二段の固着具挿通孔54が連通する状態での固定も可能である。このようにして、調整キャリア6の固定キャリア5に対する上下位置が調整可能となっている。
次に、図12(b)に示すように、調整キャリア6上にカウンター3が載置される。カウンター3は、配管挿通部34に配管カバー2(上カバー2a)が位置するようにして、後辺が壁面81に沿わせられる。配管カバー2および配管挿通部34の前後の長さは、厚部25よりも薄く形成されており、できるだけ薄く形成されるのが好ましい。これにより、カウンター3の上面の有効面積が大きくなる。
次に、図13(a)に示すように、キャリアカバー7がカウンター3に取り付けられる。これにあたり、図13(b)に示すように、下カバー2bの突起部28がキャリアカバー7の受け部75に当接する状態で、下カバー2bにキャリアカバー7が被嵌される。そして、キャリアカバー7の固着具挿通孔74に、ビスからなる固着具(不図示)が下方より挿通され、カウンター3の固着孔36に螺着されて、キャリアカバー7がカウンター3に取り付けられる。
キャリアカバー7は、上端部が固着具によりカウンター3に固定されるが、下端部は固着具により固定されない。このため、カウンター3に取り付けられたキャリアカバー7は、後方Bへの力がかかると下端部が後方Bへ移動しようとする。キャリアカバー7の後端縁が壁面81に衝突すると、ガタつき音が発生するが、下カバー2bに設けられた突起部28がキャリアカバー7に設けられた受け部75に当接しているため、それ以上の移動が規制される。このため、ガタつき音の発生が抑制される。
次に、図2(c)に示すように、上カバー2aが吐水部1と下カバー2bの間に取り付けられる。上カバー2aと下カバー2bの間やその他の必要箇所には、コーキング等の処理が施される。
上記カウンター付き給水装置においては、配管カバー2が吐水部1と床面80との間に亘って設けられるため、配管20が床面80に形成された挿通口82を介して浴室内に導入される場合でも、配管20が覆われて浴室内に露出し難いものである。また、固定キャリア5に対して調整キャリア6の上下位置が調整自在となって、使用者の身体に応じて、カウンター3の床面80からの高さが変更可能となるものである。
なお、本実施形態では、固定キャリア5の固着具挿通孔54と、調整キャリア6の複数段のうち選択された段の固着具挿通孔63とが連通して、固定具40により固定されて、カウンター3の床面80からの高さが段階的に変更可能となっている。これに対し、固定キャリア5と調整キャリア6の固着具挿通孔54、63のうち、少なくとも一方が上下に長い長孔で構成され、カウンター3の床面80からの高さが連続的に変更可能とされてもよい。
また、本実施形態では、配管カバー2は、施工時の施工性や、施工後のメンテナンス性のため、上カバー2aと下カバー2bとに分割されているが、分割されておらず一体でもよいし、三個以上に分割されていてもよい。
1 吐水部
11 固定部材
12 水栓装置
12a カラン
12b シャワー
13 操作部
14 水栓カバー
15 上カウンター
2 配管カバー
2a 上カバー
2b 下カバー
20 配管
21 カウンター配置部
22 キャリア配置部
23 挿通部
24 リブ
25 厚部
26 傾斜部
27 フランジ
27a 固着具挿通孔
28 突起部
29a 引っ掛け部
29b 引っ掛かり部
3 カウンター
31 天板
32 前板
33 側板
34 配管挿通部
35 リブ
36 固着孔
4 キャリア
40 固定具
5 固定キャリア
51 固定片
52 側片
53 固着具挿通孔
54 固着具挿通孔
55 上フランジ
6 調整キャリア
61 天板
62 側板
63 固着具挿通孔
7 キャリアカバー
71 前壁
72 側壁
73 上フランジ
74 固着具挿通孔
75 受け部
76 ホルダー
80 床面
81 壁面
82 挿通口
83 挿通口

Claims (4)

  1. 壁面に沿って設けられ、床面または前記壁面を挿通して設けられる配管が下方より接続可能な吐水部と、
    前記吐水部と前記床面との間に亘って設けられ、前記配管を覆う配管カバーと、
    前記配管カバーの上下方向の中間部に配置されるカウンターと、
    前記配管カバーに対して位置決めされた状態で前記壁面に固定される固定キャリアと、
    前記固定キャリアに対して上下位置が調整自在に固定され、前記カウンターを支持する調整キャリアと、
    前記固定キャリアおよび前記調整キャリアを有するキャリアを覆うキャリアカバーと、
    を備えることを特徴とするカウンター付き給水装置。
  2. 前記配管カバーの前記カウンターが配置可能なカウンター配置部は、上下方向において前後の厚みが一定であることを特徴とする請求項1記載のカウンター付き給水装置。
  3. 前記キャリアカバーは、上下の長さが前記配管カバーの上下の長さよりも短く形成され、前記配管カバーの上下端部の前記キャリアカバーから上下に突出可能な部分は、前後の厚みが一定であることを特徴とする請求項2記載のカウンター付き給水装置。
  4. 前記配管カバーの上端部の前記キャリアカバーから上方に突出可能な部分は、前記配管カバーの下端部の前記キャリアカバーから下方に突出可能な部分よりも、前後の厚みが薄いことを特徴とする請求項3記載のカウンター付き給水装置。
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