JP6134464B2 - 壁体および壁構造物ならびにその構築方法 - Google Patents
壁体および壁構造物ならびにその構築方法 Download PDFInfo
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Description
壁体10は、予め工場などで製造されたプレキャスト鉄筋コンクリートで成型され、縦長の略平板となっている(図1及び図2参照)。なお、コンクリート内には、図示しない鉄筋が適宜配筋されている。また、図1及び図2に示すように、壁体10には、その長手方向一端側(図2示すベース20側)に、複数の歯部12が突設されている。
引続き、擁壁施工順序すなわち擁壁の構築方法について、図1乃至図4に基づき順次説明する。先ず本例は、図1に示す壁体10を、上述した構成となるように予め工場などで製造し、施工現場まで搬送する。次に施工現場では、図1に示す壁体10を設置場所まで移動させる。
Claims (18)
- 平板で上記平板の平面から上記平板の厚み方向へ突出物が突出しないよう予め製造済みプレキャスト鉄筋コンクリートとする壁体と、
現場での設置済みの上記壁体に対してL形となるよう現場で施工する鉄筋コンクリートのベースと、を備え、
孔を上記壁体のベース側で且つ厚み方向に形成すると共に、上記孔に対して上記壁体の転倒防止手段を配置することを特徴とする壁構造物。 - 請求項1に記載の壁構造物において、上記壁体のベース側に歯部を設けることを特徴とする壁構造物。
- 平板で上記平板の平面から上記平板の厚み方向へ突出物が突出しないよう予め製造済みプレキャスト鉄筋コンクリートとする壁体と、
現場での設置済みの上記壁体に対してL形となるよう現場で施工する鉄筋コンクリートのベースと、を備え、
上記壁体のベース側に歯部を設けることを特徴とする壁構造物。 - 請求項2または請求項3に記載の壁構造物において、上記歯部に対して連結鉄筋を上記壁体の幅方向に沿って配置させることを特徴とする壁構造物。
- 請求項4に記載の壁構造物において、上記連結鉄筋に並列するよう上記ベースに連結鉄筋を配置させることを特徴とする壁構造物
- 請求項5に記載の壁構造物において、上記壁体の連結鉄筋における露出部分および上記ベースの連結鉄筋に対してフープ鉄筋を巻付けるようにすることを特徴とする壁構造物。
- 請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載の壁構造物において、上記歯部幅方向側面に切欠部または突部を上記切欠部または上記突部がそれぞれ対向するよう形成し、上記歯部をコンクリートで施工することを特徴とする壁構造物。
- 現場で施工する鉄筋コンクリートのベースに対し、L形となるよう最初に設置する平板で上記平板の平面から上記平板の厚み方向へ突出物が突出しないよう予め製造済みプレキャスト鉄筋コンクリートで形成し且つ上記平板の転倒防止手段を連結する孔を、上記平板のベース側で且つ厚み方向に形成することを特徴とする壁体。
- 請求項8に記載の壁体において、上記壁体のベース側に歯部を設けることを特徴とする壁体。
- 現場で施工する鉄筋コンクリートのベースに対し、L形となるよう最初に設置する平板で上記平板の平面から上記平板の厚み方向へ突出物が突出しないよう予め製造済みプレキャスト鉄筋コンクリートで形成し且つ上記平板のベース側に歯部を設けることを特徴とする壁体。
- 請求項9または請求項10に記載の壁体において、上記歯部間に挿通するよう連結鉄筋を配置させることを特徴とする壁体。
- 請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の壁体において、上記歯部幅方向側面に切欠部または突部を上記切欠部または上記突部がそれぞれ対向するよう形成し、上記歯部をコンクリートで施工することを特徴とする壁体。
- 平板で上記平板の平面から上記平板の厚み方向へ突出物が突出しないよう予め製造済みプレキャスト鉄筋コンクリートとする壁体を現場で最初に設置し、その後工程としてその現場で鉄筋コンクリートのベースを施工してL形にすると共に、上記壁体のベース側で且つ厚み方向に形成される孔に対し、上記壁体の転倒防止手段を連結させることを特徴とする壁構造物の構築方法。
- 請求項13に記載の壁構造物の構築方法において、連結鉄筋を上記壁体のベース側に設ける歯部間に挿通するよう配置することを特徴とする壁構造物の構築方法。
- 平板で上記平板の平面から上記平板の厚み方向へ突出物が突出しないよう予め製造済みプレキャスト鉄筋コンクリートとする壁体を現場で最初に設置し、その後工程としてその現場で鉄筋コンクリートのベースを施工してL形にすると共に、連結鉄筋を上記壁体のベース側に設ける歯部間に挿通するよう配置することを特徴とする壁構造物の構築方法。
- 請求項14または請求項15に記載の壁構造物の構築方法において、上記壁体の歯部間に挿通するよう配置される連結鉄筋に、並列するよう上記ベースに連結鉄筋を配置することを特徴とする壁構造物の構築方法。
- 請求項16に記載の壁構造物の構築方法において、上記壁体の連結鉄筋および上記ベースの連結鉄筋をフープ鉄筋で巻付けるようにすることを特徴とする壁構造物の構築方法。
- 請求項14乃至請求項17のいずれか1項に記載の壁構造物の構築方法において、上記歯部幅方向側面に切欠部または突部を上記切欠部または上記突部がそれぞれ対向するよう形成し、上記歯部をコンクリートで施工することを特徴とする壁構造物の構築方法。
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