JP6132867B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタハウジングの後部にリヤホルダが装着され、リヤホルダから、端子の後部に設けられたストレートピン部が外に突き出したコネクタに関するものである。
一般に回路基板に表面実装されるコネクタは、コネクタの後部から突き出した端子の後足部が回路基板側に向けて曲げられており、この曲げられた後足部を回路基板のランドやスルーホールに半田付けすることで、回路基板に取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
上記した基板用のコネクタは、回路基板と平行な方向に相手コネクタとの嵌合方向を向けてコネクタハウジングが配置されるタイプのものであるが、これとは別に、相手コネクタとの嵌合方向を回路基板に垂直な方向に向けて回路基板上に取り付けられるタイプのコネクタがある(例えば、特許文献2〜4参照。)。
特開2008−135314号公報 特開2011−146269号公報 特開2011−129276号公報 特開2009−252699号公報
図10は、そのように相手コネクタとの嵌合方向を回路基板に垂直な方向に向けて回路基板上に取り付けられるタイプのコネクタの先行例を示している。図10は、同コネクタの、相手コネクタに対する嵌合方向と反対側の後部側(回路基板に取り付けられる側)の構成を示す分解斜視図である。また、図11は、同コネクタの組み立て途中の状態を示す斜視図、図12は、同コネクタの組み立て完了後の状態を示す斜視図である。
図10に示すように、このコネクタ101は、合成樹脂成形品よりなるコネクタハウジング110と、良導体金属よりなる複数のメス型の端子130と、コネクタハウジング110の後部に後から装着される合成樹脂成形品よりなる平板状のリヤホルダ140と、から構成されている。なお、このコネクタ101においては、説明の便宜上、相手コネクタとの嵌合方向を前方とし、その逆方向を後方としている。
メス型の端子130は、前部に、相手コネクタの端子と接続する電気接続部131を有すると共に、後部に、後方へ直線状に延出するストレートピン部132を有しており、前後方向と直交する面内に配列されている。
コネクタハウジング110は、後端面にリヤホルダ収容凹部114を有すると共に、後方から前方に向けて挿入される各端子130の電気接続部131をそれぞれ収容する複数の端子収容孔115を有している。各端子収容孔115の後端開口は、リヤホルダ収容凹部114の内底面に設けられている。
また、リヤホルダ140は、コネクタハウジング110の各端子収容孔115に収容される端子130のストレートピン部132に対応した複数の貫通した端子保持孔143を有している。リヤホルダ140は、リヤホルダ収容凹部114に嵌合固定されることで、各端子130のストレートピン部132を端子保持孔143にそれぞれ挿通させてコネクタハウジング110の後方へ突き出させる。そしてそれにより、ストレートピン部132を端子保持孔143によって保持すると共に端子130を抜け止めするようになっている。
また、リヤホルダ140の外周側面とリヤホルダ収容凹部114の内周側面とには、リヤホルダ収容凹部114にリヤホルダ140を嵌合させた際に互いに係合してリヤホルダ140を固定する係合爪部150と被係合爪部120とがそれぞれ設けられている。係合爪部150と被係合爪部120は、図10に符号N円部と符号M円部で示す4箇所に間隔をおいて設けられている。なお、リヤホルダ140の係合爪部150の内側には、係合爪部150を内側に撓ませることができるように逃げ孔152が設けられている。
このコネクタ101を組み立てる場合は、図11に示すように、コネクタハウジング110の端子収容孔115にそれぞれ端子130の電気接続部131を後方から挿入し、各端子130を、端子収容孔115内に設けてある図示略のランスにより係止する。
次いで、リヤホルダ140の各端子保持孔143にそれぞれ端子130のストレートピン部132を挿通させながら、リヤホルダ140をコネクタハウジング110のリヤホルダ収容凹部114に嵌め込む。そうすると、係合爪部150と被係合爪部120が互いに摺動し、係合爪部150が内側に撓みまた撓みから復帰しながら、係合爪部150と被係合爪部120とが係合する。これにより、リヤホルダ140がコネクタハウジング110に嵌合固定されて、コネクタ101が完成する。
このように完成したコネクタ101を図示しない回路基板に取り付ける場合には、リヤホルダ140から突き出した各端子130のストレートピン部132を、回路基板のスルーホールに挿入して半田付けすることで固定する。
ところで、図10〜図12に示した先行例のコネクタ101においては、リヤホルダ140の表面側(後面側)から見た構成と裏面側(前面側)から見た構成が異なる場合に、表面側と裏面側とを区別してコネクタハウジング110のリヤホルダ収容凹部114に組み付ける必要になるが、表面側と裏面側の区別がしにくいために間違った組み付けに繋がりやすいことが分かった。間違った組み付けが生じやすいことは、組み付け性の悪化の原因となるので、改善が望まれていた。また、端子130のストレートピン部132の長さが長い場合には、リヤホルダ140の端子保持孔143によるに端子保持力が十分に発揮されないおそれがあり、そのために回路基板への半田付け部に無用な外力の影響が及びやすくなる点の改善も望まれていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタハウジングに対するリヤホルダの組み付け性の向上が図れると共に、ストレートピン部の長さが長い場合にも、リヤホルダによって安定した高い端子保持力を発揮できるコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) 相手コネクタとの嵌合方向を前方としその逆方向を後方とするとき、
前部に、相手コネクタの端子と接続する電気接続部を有すると共に、後部に、後方へ直線状に延出するストレートピン部を有し、前後方向と直交する面内に配列される複数の端子と、
後端面にリヤホルダ収容凹部を有すると共に、後方から前方に向けて挿入される前記各端子の前記電気接続部をそれぞれ収容する複数の端子収容孔を有し、前記各端子収容孔の後端開口が、前記リヤホルダ収容凹部の内底面に設けられたコネクタハウジングと、
前記各端子収容孔に収容される前記端子のストレートピン部に対応した複数の貫通した端子保持孔を有し、前記リヤホルダ収容凹部に嵌合固定されることで、前記各端子のストレートピン部を前記端子保持孔にそれぞれ挿通させて前記コネクタハウジングの後方へ突き出させ、それにより、前記ストレートピン部を前記端子保持孔によって保持すると共に前記端子を抜け止めする平板状のリヤホルダと、
を備え、
前記リヤホルダの外周側面と前記リヤホルダ収容凹部の内周側面とに、前記リヤホルダ収容凹部に前記リヤホルダを嵌合させた際に互いに係合して前記リヤホルダを固定する係合部と被係合部とがそれぞれ設けられたコネクタであって、
前記リヤホルダ収容凹部の内周と前記リヤホルダの外周の前記リヤホルダの嵌合方向から見た輪郭形状が、前記リヤホルダの中心に対して点対称の略矩形状に形成され、
前記リヤホルダの平板部の表面である後面の一部に、該平板部の後面より突出した盛り上がり部が設けられると共に、該盛り上がり部の位置に前記端子保持孔が設けられ、
前記リヤホルダ収容凹部の内底面と前記リヤホルダの裏面である前面に、前記リヤホルダの前面が前記リヤホルダ収容凹部の内底面と対向する向きで前記リヤホルダ収容凹部に前記リヤホルダが嵌合されるときに嵌合を許容し、反対に、前記リヤホルダの表面である後面が前記リヤホルダ収容凹部の内底面と対向する向きで前記リヤホルダ収容凹部に前記リヤホルダが嵌合されるときに嵌合を阻止する裏表誤装着防止部が設けられ、
前記係合部及び被係合部と前記裏表誤装着防止部とが、それぞれに前記リヤホルダの中心に対して点対称の位置に複数配置されていること。
(2) 上記(1)の構成において、
前記リヤホルダの外周側面に設けられた係合部の内側に、前記リヤホルダ収容凹部の内周側面に設けられた被係合部と係合する際に、内側に撓むことで前記被係合部に対する前記係合部の係合を可能にする可撓壁と、該可撓壁の撓み空間を形成する逃げ孔とが設けられていること。
(3) 上記(2)の構成において、
前記逃げ孔が、前記係合部の幅方向に沿って平行に、且つ、前記係合部の幅以上の長さの長孔として設けられており、その長手方向の両端部が円弧状に形成されていること。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかの構成において、
前記リヤホルダの盛り上がり部を除く前記平板部の後面が、前記リヤホルダ収容凹部に前記リヤホルダを嵌合固定した状態で、前記コネクタハウジングの後端面より低くなるように、前記平板部の厚みが設定されていること。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかの構成において、
前記端子保持孔の前記平板部の前面側の開口部に、前記端子保持孔への前記ストレートピン部の挿入を案内する漏斗状の拾い部が設けられていること。
上記(1)の構成のコネクタによれば、リヤホルダを、コネクタハウジングに対する嵌合方向と直交する面内で180°回転させた向きにしても、コネクタハウジングに装着することができるため、組み付け性が良好となる。また、このコネクタを回路基板に取り付ける場合は、コネクタハウジングの後方に突き出したストレートピン部を回路基板に半田付けするが、リヤホルダの盛り上がり部に端子保持孔が形成されていることによって、回路基板に近い位置までストレートピン部を保持することができる。したがって、後方に突き出したストレートピン部の保持力を高めることができ、回路基板に半田付けした部分への外力の影響をできるだけ減らすことができる。
また、盛り上がり部があることによって、リヤホルダの表面と裏面の区別が簡単にできるようになるので、組み付け方向の間違いが生じにくくなる。しかも、万一表裏を間違えてリヤホルダをコネクタハウジングに装着しようとしても、裏表誤装着防止部があることにより、確実の誤装着を防止することができる。
上記(2)の構成のコネクタによれば、リヤホルダの係合部の内側に可撓壁と逃げ孔が設けられていることによって、係合部が撓みやすくなり、リヤホルダをコネクタハウジングに装着する際の組み付け力の低減を図ることができる。
上記(3)の構成のコネクタによれば、長孔よりなる逃げ孔の両端部が円弧状に形成されていることにより、可撓壁が撓む際の突っ張り抵抗力が減り、可撓壁が、係合部と被係合部の係合の進行に応じてスムーズに撓むようになる。したがって、係合部と被係合部の係合力の変化が緩やかになり、コネクタハウジングに対するリヤホルダの組み付け性が良好になる。
上記(4)の構成のコネクタによれば、リヤホルダの平板部の厚みの調整によって、係合部の弾性力を調整することができるようになる。
上記(5)の構成のコネクタによれば、端子を予め組み込んであるコネクタハウジングにリヤホルダを装着するとき、端子のストレートピン部が、リヤホルダの端子保持孔の開口部に設けた漏斗状の拾い部によって拾われながら端子保持孔に案内されるようになる。したがって、ストレートピン部が端子保持孔にスムーズに案内されることによって、リヤホルダが嵌合方向と直交する面内で適正に位置決めされながら、リヤホルダ収容凹部に嵌合されて固定されるようになる。
本発明によれば、コネクタハウジングに対するリヤホルダの組み付け性の向上が図れる。また、ストレートピン部の長さが長い場合にも、リヤホルダの端子保持孔によって安定した高い端子保持力を発揮できる。したがって、回路基板へのストレートピン部の半田付け部に無用な外力の影響ができるだけ及ばないようにすることができ、半田付け部の信頼性の向上に寄与することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態のコネクタの後部から見た分解斜視図である。 図2は、同コネクタのコネクタハウジングの構成を示す斜視図である。 図3は、同コネクタのリヤホルダの構成を示す斜視図である。 図4は、図3と反対の裏側(前面側)からリヤホルダを見た斜視図である。 図5は、端子が予め収容されたコネクタハウジングにリヤホルダを装着しようとしている途中の状態を示す斜視図である。 図6は、前記コネクタハウジングにリヤホルダを装着して完成したコネクタの構成を示す斜視図である。 図7は、実施形態のコネクタの完成状態を示す後面図である。 図8は、図7のB−B矢視断面図である。 図9(a)から図9(c)は、リヤホルダの係合爪部と可撓壁と逃げ孔の関係を示す図で、図9(a)は実施形態におけるリヤホルダの部分拡大平面図、図9(b)及び図9(c)は比較例におけるリヤホルダの部分拡大平面図である。 図10は、先行例のコネクタの、相手コネクタに対する嵌合方向と反対側の後部側(回路基板に取り付けられる側)の構成を示す分解斜視図である。 図11は、同コネクタの組み立て途中の状態を示す斜視図である。 図12は、同コネクタの組み立て後の状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、実施形態のコネクタの後部から見た分解斜視図、図2は、同コネクタのコネクタハウジングの構成を示す斜視図、図3は、同コネクタのリヤホルダの構成を示す斜視図、図4は、図3と反対の裏側(前面側)からリヤホルダを見た斜視図である。
図1に示すように、このコネクタ1は、合成樹脂成形品よりなるコネクタハウジング10と、良導体金属よりなる複数のメス型の端子30と、コネクタハウジング10の後部に後から装着される合成樹脂成形品よりなる平板状のリヤホルダ40と、から構成されている。
ここでは、説明の便宜上、コネクタ101の相手コネクタとの嵌合方向を前方とし、その逆方向を後方としている。また、前後方向と直交する面内の互いに直交する方向をX方向及びY方向としている。端子30は、X方向に一定の間隔をおいて3つ配列されている。
メス型の端子30は、前部に、相手コネクタのオス型の端子と嵌合接続する四角筒状の電気接続部31を有すると共に、後部に、後方へ直線状に延出する矩形断面のストレートピン部32を有している。
図1及び図2に示すように、コネクタハウジング10は、前部に角柱状のハウジング本体部11を有すると共に、後部に、ハウジング本体部11よりも外形が外に広がったフランジ部12を有している。フランジ部12の後端面12aは平坦面とされ、その後端面12aの中央に、後方から見て略矩形状のリヤホルダ収容凹部14が設けられている。
略矩形状のリヤホルダ収容凹部14は、一方の内周側面14bがX方向に平行になるように形成されている。また、X方向の両端に位置する他方の内周側面には、嵌合凹部14dが形成されている。なお、フランジ部12には、取付孔17を有した耳部13が設けられ、フランジ部12の後端面12aの所定位置には回路基板に対する位置決めピン16が立設されている。
また、コネクタハウジング10には、後方から前方に向けて挿入される各端子30の電気接続部31をそれぞれ収容する複数の端子収容孔15が設けられている。端子収容孔15は、X方向に並べて3つ配置されており、それら端子収容孔15の後端開口が、リヤホルダ収容凹部14の内底面14aに設けられている。
一方、リヤホルダ40は、図1、図3及び図4に示すように、コネクタハウジング10のリヤホルダ収容凹部14に嵌まる略矩形の外周輪郭形状の平板部41を有している。平板部41は、リヤホルダ収容凹部14側の内周側面14bに対応する外周側面41bと、嵌合凹部14dに嵌まる嵌合凸部41dとを有している。
また、リヤホルダ40は、コネクタハウジング10の各端子収容孔15に収容される端子30のストレートピン部32に対応した複数の端子保持孔43を有している。各端子保持孔43は、角孔として板厚方向に貫通形成されており、X方向に並んで3つ配置されている。このリヤホルダ40は、リヤホルダ収容凹部14に嵌合固定されることで、各端子30のストレートピン部32を端子保持孔43にそれぞれ挿通させてコネクタハウジング10の後方へ突き出させる。そしてそれにより、ストレートピン部32を端子保持孔43によって保持すると共に端子30を抜け止めする機能を果たすようになっている。
リヤホルダ収容凹部14とリヤホルダ40は、リヤホルダ40の嵌合方向から見た際にリヤホルダ40の中心Lに対して点対称となる形状に、以下の要素も含めて全ての要素が形成されている。
リヤホルダ40の平板部41の表面である後面41aのY方向の中央部には、平板部41の後面41aより突出した断面台形状の盛り上がり部42が設けられている。盛り上がり部42は、3つの端子保持孔43を含むようにX方向に長く形成されており、3つの端子保持孔43は、盛り上がり部42の頂面の位置に設けられている。
また、図4の点線Aで囲んだ位置に示すように、端子保持孔43の平板部41の前面41e側(裏面側)の開口部には、端子保持孔43へのストレートピン部32の挿入を案内する漏斗状の拾い部43a、43bが2段に設けられている。内側の拾い部43aは、各端子保持孔43の開口部に個別に設けられ、外側の拾い部43bは、3つの端子保持孔43に共通に設けられている。
また、リヤホルダ40のX方向に平行な外周側面41b及びリヤホルダ収容凹部14のX方向に平行な内周側面14bには、リヤホルダ収容凹部14にリヤホルダ40を嵌合させた際に、互いに係合してリヤホルダ40を固定する係合爪部(係合部)50と被係合爪部(被係合部)20とがそれぞれ設けられている。
リヤホルダ40の外周側面41b側の係合爪部50は、外周側面41bに形成された凹部41cの底面に突設されている。その係合爪部50の内側には、リヤホルダ収容凹部14の内周側面14bに設けられた被係合爪部20と係合する際に、内側に撓むと共に撓み復帰することで被係合爪部20に対する係合爪部50の係合を可能にする可撓壁51と、該可撓壁51の撓み空間を形成する逃げ孔52とが設けられている。この逃げ孔52は、係合爪部50の幅方向に沿って平行に、且つ、係合爪部50の幅以上の長さの長孔として設けられており、図9(a)に示すように、その長手方向の両端部52aは円弧状に形成されている。
また、リヤホルダ収容凹部14の内底面14aとリヤホルダ40の裏面である前面41eには、それぞれに裏表誤装着防止部(裏表誤装着防止用凸部25、裏表誤装着防止用凹部55)が設けられている。これらの裏表誤装着防止部(裏表誤装着防止用凸部25、裏表誤装着防止用凹部55)は、リヤホルダ40の前面41eがリヤホルダ収容凹部14の内底面14aと対向する適正な向きでリヤホルダ収容凹部14にリヤホルダ40が嵌合されるときに嵌合を許容し、反対に、リヤホルダ40の表面である後面41aがリヤホルダ収容凹部14の内底面14aと対向する不適正な向きでリヤホルダ収容凹部14にリヤホルダ40が嵌合されるときに嵌合を阻止するものである。
これら裏表誤装着防止部(裏表誤装着防止用凸部25、裏表誤装着防止用凹部55)の組み合わせとしては、一方が凸部とされ、他方が凹部とされている。本例では、リヤホルダ収容凹部14の内底面14a側に、裏表誤装着防止部としての裏表誤装着防止用凸部が設けられ、リヤホルダ40の前面(裏面)41e側に、リヤホルダ収容凹部14側の裏表誤装着防止用凸部の収容される裏表誤装着防止用凹部55が設けられている。
これらは、適正な向き(表裏が正しい向き)でリヤホルダ40がリヤホルダ収容凹部14に嵌合されるときに、裏表誤装着防止用凹部55に裏表誤装着防止用凸部25が入り込むことで、リヤホルダ40の嵌合を許容する。また、不適正な向き(表裏が間違った向き)でリヤホルダ40がリヤホルダ収容凹部14に嵌合されようとするとき、裏表誤装着防止用凸部25が、リヤホルダ40側の裏表誤装着防止用凹部55のない位置の平板部41の前面(裏面)41eに干渉することで、リヤホルダ40の嵌合を阻止する。
裏表誤装着防止用凸部25と裏表誤装着防止用凹部55は、リヤホルダ収容凹部14の内周側面14bの位置及びリヤホルダ40の外周側面41bの位置に隣接して配置されており、係合爪部50や被係合爪部20の位置に対向する反対側の位置に配置されている。したがって、係合爪部50及び被係合爪部20と裏表誤装着防止用凸部25及び裏表誤装着防止用凹部55は、それぞれにリヤホルダ40の中心Lに対して点対称の位置に配置されている。
また、リヤホルダ40の盛り上がり部42を除く平板部41の後面41aは、リヤホルダ収容凹部14にリヤホルダ40を嵌合固定した状態で、コネクタハウジング10の後端面12aよりも低くなるように、平板部41の厚みが設定されている(図6参照)。
以上の構成要素からなるコネクタ1を組み立てる場合は、コネクタハウジング10の端子収容孔15にそれぞれ端子30の電気接続部31を後方から挿入し、各端子30を、端子収容孔15内に設けてある図示略のランスにより係止する。次いで、図5に示すように、リヤホルダ40の各端子保持孔43にそれぞれ端子30のストレートピン部32を挿通させながら、リヤホルダ40をコネクタハウジング10のリヤホルダ収容凹部14に嵌め込む。そうすると、図6〜図8に示すように、係合爪部50と被係合爪部20が互いに摺動し、係合爪部50が内側に撓み及び撓み復帰しながら、係合爪部50と被係合爪部20とが係合する。これにより、リヤホルダ40がコネクタハウジング10に嵌合固定されて、コネクタ1が完成する。
このように完成したコネクタ1を図示しない回路基板に取り付ける場合には、リヤホルダ40から突き出した各端子30のストレートピン部32を、回路基板のスルーホールに挿入して半田付けすることで固定する。
上記の構成のコネクタ1によれば、リヤホルダ40を、コネクタハウジング10に対する嵌合方向と直交する面内(X−Y平面内)で180°回転させた向きにしても、コネクタハウジング10に装着することができるため、組み付け性が良好となる。また、このコネクタ1を回路基板に取り付ける場合は、コネクタハウジング10の後方に突き出したストレートピン部32を回路基板に半田付けするが、リヤホルダ40の盛り上がり部42に端子保持孔43が形成されていることによって、回路基板に近い位置までストレートピン部32を保持することができる。したがって、後方に突き出したストレートピン部32の保持力を高めることができ、回路基板に半田付けした部分への外力の影響をできるだけ減らすことができる。
また、盛り上がり部42があることによって、リヤホルダ40の表面と裏面の区別が簡単にできるようになるので、組み付け方向の間違いが生じにくくなる。しかも、万一表裏を間違えてリヤホルダ40をコネクタハウジング10に装着しようとしても、裏表誤装着防止部(裏表誤装着防止用凸部25、裏表誤装着防止用凹部55)があることにより、確実の誤装着を防止することができる。
また、このコネクタ1によれば、リヤホルダ40の係合爪部50の内側に可撓壁51と逃げ孔52が設けられていることによって、係合爪部50が撓みやすくなるため、リヤホルダ40をコネクタハウジング10に装着する際の組み付け力の低減を図ることができる。
また、このコネクタ1によれば、図9(a)に示すように、長孔よりなる逃げ孔52の両端部52aが円弧状に形成されていることにより、押圧力Fを受けて可撓壁51が撓む際の突っ張り抵抗力(図中X1で示す逃げ孔52の両端部52aの周辺で発生する抵抗力)が減り、可撓壁51が、係合爪部50と被係合爪部20の係合の進行に応じてスムーズに撓むようになる。したがって、係合爪部50と被係合爪部20の係合力の変化が緩やかになり、コネクタハウジング10に対するリヤホルダ40の組み付け性が良好になる。
因みに、図9(b)に示すように、長孔よりなる逃げ孔52Bの両端部52bの形状が、撓み方向に垂直な直線状に形成されている場合は、押圧力Fを受けて可撓壁51が撓む際の突っ張り抵抗力(図中X2で示す逃げ孔52Bの両端部52bの周辺で発生する抵抗力)が大きくなり、可撓壁51が、係合爪部50と被係合爪部20の係合の進行に応じてスムーズに撓みにくくなる可能性がある。
また、図9(c)に示すように、長孔よりなる逃げ孔52Cの両端部52cの形状が、撓み方向に傾斜した直線状に形成されている場合は、押圧力Fを受けて可撓壁51が撓む際の突っ張り抵抗力(図中X3で示す逃げ孔52Cの両端部52cの周辺で発生する抵抗力)が図9(b)の例ほどではないにせよ大きくなり、可撓壁51が、係合爪部50と被係合爪部20の係合の進行に応じてスムーズに撓みにくくなる可能性がある。
したがって、図9(a)に示すように、逃げ孔52の両端部52aが円弧状に形成されていることは、可撓壁51がスムーズに撓む上で有効と判断することができる。
また、本実施形態のコネクタ1によれば、組み立てた状態でのリヤホルダ40の平板部41の後面41aの位置が、コネクタハウジング10の後端面12aの位置よりも低くなるように設定されているので、平板部41の厚みの調整によって、係合爪部50(可撓壁51)の弾性力を自由に調整することができ、組み付けやすい弾性力を発揮するように設定することができる。
また、このコネクタ1によれば、端子30を予め組み込んであるコネクタハウジング10にリヤホルダ40を装着するとき、端子30のストレートピン部32が、リヤホルダ40の端子保持孔43の開口部に設けた漏斗状の拾い部43a、43bによって拾われながら端子保持孔43に案内されるようになる。したがって、ストレートピン部32が端子保持孔43にスムーズに案内されることによって、リヤホルダ40が嵌合方向と直交する面内で適正に位置決めされながら、リヤホルダ収容凹部14に嵌合されて固定されるようになる。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 相手コネクタとの嵌合方向を前方としその逆方向を後方とするとき、
前部に、相手コネクタの端子と接続する電気接続部(31)を有すると共に、後部に、後方へ直線状に延出するストレートピン部(32)を有し、前後方向と直交する面内に配列される複数の端子(30)と、
後端面(12a)にリヤホルダ収容凹部(14)を有すると共に、後方から前方に向けて挿入される前記各端子(30)の前記電気接続部(31)をそれぞれ収容する複数の端子収容孔(15)を有し、前記各端子収容孔(15)の後端開口が、前記リヤホルダ収容凹部(14)の内底面(14a)に設けられたコネクタハウジング(10)と、
前記各端子収容孔(15)に収容される前記端子(30)のストレートピン部(32)に対応した複数の貫通した端子保持孔(43)を有し、前記リヤホルダ収容凹部(14)に嵌合固定されることで、前記各端子(30)のストレートピン部(32)を前記端子保持孔(43)にそれぞれ挿通させて前記コネクタハウジング(10)の後方へ突き出させ、それにより、前記ストレートピン部(32)を前記端子保持孔(43)によって保持すると共に前記端子(30)を抜け止めする平板状のリヤホルダ(40)と、
を備え、
前記リヤホルダ(40)の外周側面(41b)と前記リヤホルダ収容凹部(14)の内周側面(14b)とに、前記リヤホルダ収容凹部(14)に前記リヤホルダ(40)を嵌合させた際に互いに係合して前記リヤホルダ(40)を固定する係合部(係合爪部50)と被係合部(被係合爪部20)とがそれぞれ設けられたコネクタ(1)であって、
前記リヤホルダ収容凹部(14)の内周と前記リヤホルダ(40)の外周の前記リヤホルダ(40)の嵌合方向から見た輪郭形状が、前記リヤホルダ(40)の中心(L)に対して点対称の略矩形状に形成され、
前記リヤホルダ(40)の平板部(41)の表面である後面(41a)の一部に、該平板部(41)の後面(41a)より突出した盛り上がり部(42)が設けられると共に、該盛り上がり部(42)の位置に前記端子保持孔(43)が設けられ、
前記リヤホルダ収容凹部(14)の内底面(14a)と前記リヤホルダ(40)の裏面である前面(41e)に、前記リヤホルダ(40)の前面(41e)が前記リヤホルダ収容凹部(14)の内底面(14a)と対向する向きで前記リヤホルダ収容凹部(14)に前記リヤホルダ(40)が嵌合されるときに嵌合を許容し、反対に、前記リヤホルダ(40)の表面である後面(41a)が前記リヤホルダ収容凹部(14)の内底面(14a)と対向する向きで前記リヤホルダ収容凹部(14)に前記リヤホルダ(40)が嵌合されるときに嵌合を阻止する裏表誤装着防止部(裏表誤装着防止用凸部25、裏表誤装着防止用凹部55)が設けられ、
前記係合部(50)及び被係合部(20)と前記裏表誤装着防止部(裏表誤装着防止用凸部25、裏表誤装着防止用凹部55)とが、それぞれに前記リヤホルダ(40)の中心(L)に対して点対称の位置に複数配置されていることを特徴とするコネクタ(1)。
[2] 前記リヤホルダ(40)の外周側面(41b)に設けられた係合部(50)の内側に、前記リヤホルダ収容凹部(14)の内周側面(14b)に設けられた被係合部(20)と係合する際に、内側に撓むことで前記被係合部(20)に対する前記係合部(50)の係合を可能にする可撓壁(51)と、該可撓壁(51)の撓み空間を形成する逃げ孔(52)とが設けられていることを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1)。
[3] 前記逃げ孔(52)が、前記係合部(50)の幅方向に沿って平行に、且つ、前記係合部(50)の幅以上の長さの長孔として設けられており、その長手方向の両端部(52a)が円弧状に形成されていることを特徴とする上記[2]に記載のコネクタ(1)。
[4] 前記リヤホルダ(40)の盛り上がり部(42)を除く前記平板部(41)の後面(41a)が、前記リヤホルダ収容凹部(14)に前記リヤホルダ(40)を嵌合固定した状態で、前記コネクタハウジング(10)の後端面(12a)より低くなるように、前記平板部(41)の厚みが設定されていることを特徴とする上記[1]〜[3]のいずれか1項に記載のコネクタ(1)。
[5] 前記端子保持孔(43)の前記平板部(41)の前面(41e)側の開口部に、前記端子保持孔(43)への前記ストレートピン部(32)の挿入を案内する漏斗状の拾い部(43a、43b)が設けられていることを特徴とする上記[1]〜[4]のいずれか1項に記載のコネクタ(1)。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 コネクタ
10 コネクタハウジング
12a 後端面
14 リヤホルダ収容凹部
14a 内底面
14b 内周側面
14d 嵌合凹部
15 端子収容孔
20 被係合爪部(被係合部)
25 裏表誤装着防止用凸部(裏表誤装着防止部)
30 端子
31 電気接続部
32 ストレートピン部
40 リヤホルダ
41 平板部
41a 後面(表面)
41b 外周側面
41d 嵌合凸部
42 盛り上がり部
43 端子保持孔
43a 拾い部
43b 拾い部
50 係合爪部(係合部)
51 可撓壁
52 逃げ孔
55 裏表誤装着防止用凹部(裏表誤装着防止部)

Claims (4)

  1. 相手コネクタとの嵌合方向を前方としその逆方向を後方とするとき、
    前部に、相手コネクタの端子と接続する電気接続部を有すると共に、後部に、後方へ直線状に延出するストレートピン部を有し、前後方向と直交する面内に配列される複数の端子と、
    後端面にリヤホルダ収容凹部を有すると共に、後方から前方に向けて挿入される前記各端子の前記電気接続部をそれぞれ収容する複数の端子収容孔を有し、前記各端子収容孔の後端開口が、前記リヤホルダ収容凹部の内底面に設けられたコネクタハウジングと、
    前記各端子収容孔に収容される前記端子のストレートピン部に対応した複数の貫通した端子保持孔を有し、前記リヤホルダ収容凹部に嵌合固定されることで、前記各端子のストレートピン部を前記端子保持孔にそれぞれ挿通させて前記コネクタハウジングの後方へ突き出させ、それにより、前記ストレートピン部を前記端子保持孔によって保持すると共に前記端子を抜け止めする平板状のリヤホルダと、
    を備え、
    前記リヤホルダの外周側面と前記リヤホルダ収容凹部の内周側面とに、前記リヤホルダ収容凹部に前記リヤホルダを嵌合させた際に互いに係合して前記リヤホルダを固定する係合部と被係合部とがそれぞれ設けられたコネクタであって、
    前記リヤホルダ収容凹部の内周と前記リヤホルダの外周の前記リヤホルダの嵌合方向から見た輪郭形状が、前記リヤホルダの中心に対して点対称の略矩形状に形成され、
    前記リヤホルダの平板部の表面である後面の一部に、該平板部の後面より突出した盛り上がり部が設けられると共に、該盛り上がり部の位置に前記端子保持孔が設けられ、
    前記リヤホルダ収容凹部の内底面と前記リヤホルダの裏面である前面に、前記リヤホルダの前面が前記リヤホルダ収容凹部の内底面と対向する向きで前記リヤホルダ収容凹部に前記リヤホルダが嵌合されるときに嵌合を許容し、反対に、前記リヤホルダの表面である後面が前記リヤホルダ収容凹部の内底面と対向する向きで前記リヤホルダ収容凹部に前記リヤホルダが嵌合されるときに嵌合を阻止する裏表誤装着防止部が設けられ、
    前記係合部及び被係合部と前記裏表誤装着防止部とが、それぞれに前記リヤホルダの中心に対して点対称の位置に複数配置されている
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記リヤホルダの外周側面に設けられた係合部の内側に、前記リヤホルダ収容凹部の内周側面に設けられた被係合部と係合する際に、内側に撓むことで前記被係合部に対する前記係合部の係合を可能にする可撓壁と、該可撓壁の撓み空間を形成する逃げ孔とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記逃げ孔が、前記係合部の幅方向に沿って平行に、且つ、前記係合部の幅以上の長さの長孔として設けられており、その長手方向の両端部が円弧状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記リヤホルダの盛り上がり部を除く前記平板部の後面が、前記リヤホルダ収容凹部に前記リヤホルダを嵌合固定した状態で、前記コネクタハウジングの後端面より低くなるように、前記平板部の厚みが設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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