JP6130986B2 - 昆虫忌避剤および昆虫忌避方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴキブリ、ハエ(イエバエ、ショウジョウバエ、チョウバエなど)、蚊、ブユ、アブ等の有害な昆虫に対する忌避剤、および忌避方法に関するものである。
より詳細には、本発明は、環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上の組み合わせを有効成分として含有することを特徴とする昆虫忌避剤、およびそれを用いる忌避方法に関するものである。
そして、特に、組み合わせる環式セスキテルペン類から選ばれる化合物としてロンギホレンを用いることを特徴とするものである。
ゴキブリ、ハエ(イエバエ、ショウジョウバエ、チョウバエなど)、蚊、ブユ、アブ等の有害な昆虫は、人を刺したり、不快に感じさせるだけではなく、病原菌の媒介になるなどの問題があり、その防除が望まれている。
これら有害な昆虫に対しては、多くの殺虫剤が提案されており、有機リン系、カーバメイト系、ピレスロイド系などの殺虫剤は優れた殺虫力を持ち、かつ安価であることから、現在多用されている。しかし、これらの殺虫剤は人体への直接の影響や、食品、農産物への付着、さらには、土壌などへの残留による生態系に与える影響等が懸念されているうえ、殺虫剤で死んだ虫の処理にも煩わしさが伴うものである。
このようなことから、忌避剤の要請も大きく、例えば、従来、蚊、ブユ、ハエ類などの飛翔害虫に対して、ディート(N,N−ジエチル−m−トルアミド)を含む忌避剤を皮膚表面に塗布する方法が汎用されてきたが、ディートは、独特の異臭を有するうえ、揮散性が幾分低いために十分な空間的な忌避効果は期待できない。
異臭の改良のために、ディートの濃度を低減した人体用害虫忌避組成物も提案されている(特許文献1)が、効果の持続性は充分とはいえない。
また、忌避成分として揮散性の天然精油やその組成成分を利用する忌避剤がいくつか提案されている。例えば、分子中にイソプロピル基などの特定の基を有するモノテルペノイドを含有することを特徴とするゴキブリ忌避剤(特許文献2)、リモネンを有効成分とすることを特徴とするハエおよび蚊の忌避剤(特許文献3)などが知られているが、その忌避効果は充分ではなく、効果の持続性も満足のいくものではない。さらに、忌避効果の改善の為に、特定テルペノイド化合物の改変物を用いたり(特許文献4)、多成分を併用することも提案されており、例えば、特定テルペノイド化合物モノマー又は/及びこれらの低重合又は低共重合オリゴマーと、これらテルペノイドモノマーと、フェノール系、スチレン系、ビニル系、マレイン系、モノマーより選ばれた化合物との低共重合オリゴマーとを併用してなる有害動物忌避組成物(特許文献5)などが知られているが、これらは成分の化学合成が必須であって、成分の調製に手間がかかるものである。
特開2007−277196号公報 特開昭53−86021号公報 特開昭62−409号公報 特開2007−119357号公報 特開平4−288003号公報
本発明は、上記従来技術が抱える問題点を踏まえ、簡便に使用でき、従来の昆虫忌避剤に較べて忌避効果が高く、持続性に優れ、しかも、人畜及び農作物等に対してより低毒性で土壌汚染も無い昆虫忌避剤とこれを用いた昆虫忌避方法の提供を目的とするものである。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討と多大な試行を重ねた結果、特定構造のテルペノイド類と他の特定構造のテルペン類の併用により忌避効果が増大し、持続性に優れることを見出した。しかも、それら物質はそれぞれ天然植物精油中の成分としても知られているものであり、人畜及び農作物等に対して低毒性の物質であり、土壌汚染の問題もない。
この知見をもとに本発明を完成させるに至った。
本発明は、以下の(1)〜(4)に記載の昆虫忌避剤、および(5)に記載の昆虫忌避方法を要旨とする。
(1)環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物としてロンギホレンとの組み合わせを有効成分として含有することを特徴とする昆虫忌避剤。
(2)環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物としてロンギホレンとの組み合わせを有効成分として、0.5〜100重量%含有することを特徴とする上記(1)に記載の昆虫忌避剤。
(3)環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物、と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物を1:9〜9:1の重量比で組み合わせることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の昆虫忌避剤。
(4)忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤、または担体との混合物よりなる上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の昆虫忌避剤。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載の昆虫忌避剤を噴霧、散布、塗布、揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いる昆虫忌避方法。
本発明の昆虫忌避剤は、環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上の組み合わせを有効成分として含有することを特徴とするものであり、その併用による相乗効果により、従来の昆虫忌避剤に較べて忌避効果が高く、持続性に優れ、しかも、その成分は、人畜及び農作物等に対してより低毒性であり、土壌汚染も無く、簡便に使用できるという効果を有するものである。
さらに、本発明の昆虫忌避剤は、忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤、または担体との混合物とすることにより、一層持続性、使用性に優れるものであるという効果を有する。
そして、この昆虫忌避剤を、噴霧、散布、塗布、揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いる昆虫忌避方法により、ゴキブリ、ハエ(イエバエ、ショウジョウバエ、チョウバエなど)、蚊、ブユ、アブ等の有害な昆虫を有効に長時間忌避するという効果を有する。
本発明の併用成分の一つである、環式モノテルペンアルコール類としては、イソプレゴール、メントール、テルピネオール、ジヒドロテルピネオール、テルピネオール−4、カルベオール、ジヒドロカルベオール、ペリラアルコール、ミルテノール、ノポール、ピノカルベオール、フェンキルアルコール、ボルネオール、イソボルネオール、ツヤノールなどの化合物が挙げられる。
本発明の併用成分の一つである、環式モノテルペンケトン類としては、カルボン、メントン、イソメントン、カンファなどの化合物が挙げられる。
また、本発明の必須の併用成分である、環式セスキテルペン類としては、ビサボレン、カリオフィレン、バレンセン、グアイエン、セドレン、カジネン、ツヨプセン、ロンギホレンなどの化合物が挙げられる。
上記環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物は、植物の精油由来のもの、化学合成品のいずれをも使用することができる。
本発明の昆虫忌避剤の有効成分の含有量は、0.5〜100重量%である。環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物と、環式セスキテルペン類から選ばれる化合物は上記に例示した化合物をそれぞれ少なくとも一種以上用いることができ、環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物と、環式セスキテルペン類から選ばれる化合物を1:9〜9:1、好ましくは3:7〜7:3、より好ましくは4:6〜6:4の重量比で組み合わせて用いることができる。
本発明の昆虫忌避剤は忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤、又は担体との混合物でも用いられる。固形の剤型の他、使用目的により溶剤、乳化剤、分散剤、懸濁剤、展着剤、湿潤剤、安定剤、可塑剤、噴射剤などを添加し、油剤(液剤)、乳剤、水和剤、ペースト剤、ゲル剤、エアゾール剤、マイクロカプセル剤などの形状で利用することができる。
上記保留剤としては、本発明では分子量の大きい蒸気圧の小さい、忌避機能を損なわないものが利用できる。例えば、酸エステル系として安息香酸エステル(フェニル、ベンジル)、フタル酸エステル(ジメチル、ジエチル、ジブチル);エーテルとしてジフェニルエーテル、ジベンジルエーテル、フェノキシエタノール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル;アルコール系としてオレイルアルコール、ステアリルアルコール;炭化水素としてジフェニル、メチルナフタレン、エチルナフタレンなどを挙げることができる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記担体としては、例えば、珪藻土、カオリン、タルク、クレー、炭酸カルシウム、ゼオライト、酸性白土、アルミナ、ベントナイト、石膏、シリカ、活性炭などの鉱物質又は無機質粉末;木粉、大豆粉、小麦粉、デンプンなどの植物質粉末;紙、パルプ;フェノール樹脂、ポリアミド、ポリブタジエン等のプラスチック、繊維又はゴムの粉末などを挙げることができ、これらは、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明では、これらの担体を用いて、固形の剤型に調製することができ、粉剤、粒剤、錠剤などの剤型にすることができる。
また、使用時の形状として、例えば、ハニカム形状、網形状、スリット形状、格子形状、もしくは開孔を設けた紙類等の構造のものとすることができる。
本発明で使用される溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、などのアルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコールなどのグリコール類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;ヘキサン、ケロシン、パラフィンなどの脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素;クロロホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類;灯油などを挙げることができる。これら溶剤は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。水も使用できる。
さらに、本発明では、使用目的により、公知の乳化剤、分散剤、懸濁剤、展着剤、湿潤剤、安定剤、可塑剤、噴射剤などを添加し、油剤(液剤)、乳剤、水和剤、ペースト剤、ゲル剤、エアゾール剤、マイクロカプセル剤などの形状で利用することができる。
マイクロカプセル剤とする方法は、特に限定されるものではなく、界面重合法、in−site重合法、コアセルベーション法、噴霧乾燥法等、従来公知の方法が用いられ、マイクロカプセルの膜材としては、シクロデキストリン膜、ゼラチン膜、ウレタンウレア膜、メラミン樹脂膜、尿素樹脂膜、ナイロン膜、ポリウレタン、ポリ尿素、エポキシ樹脂、尿素/ホルマリン樹脂、メラミン/ホルマリン樹脂等公知のものが使用できる。
マイクロカプセル剤とすると、これを忌避シートに分散塗布または含浸することにより、有効成分がゆっくりと揮散し忌避効果が長期にわたって持続する。
さらに本発明の昆虫忌避剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、公知の昆虫忌避剤、効力増強剤、酸化防止剤、殺菌剤、防カビ剤、着香料、着色材、紫外線吸収剤などを配合することができる。
本発明の忌避剤は噴霧、散布、塗布、揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いられる。
忌避剤を忌避シートに塗布または含浸して用いる場合のシート材としては、不織布、薄葉紙、晒クラフト紙、チタン紙、板紙、石膏ボード紙等の紙、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポリ塩化ビニルフイルム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、ナイロンフイルム等のプラスチックフイルム等が使用できる。
以下に、試験例、及び実施例により、本発明の効果を含めて本発明を更に具体的に説明するが、当該試験例、実施例の内容により本発明の技術的範囲が限定解釈されるものではない。
[試験例1]ショウジョウバエ:空間的忌避効果試験法−I
試験箱として、ベニヤ板製コンテナー(582×900×600(H)mm:容積0.31m)を組み立てた。コンテナー側面の2面は金網を張り、上部は観察ができるように透明なプラスチック板を使用した。また、デコパネ製で作製した上部を開放した試験容器(300×300×290(H)mm:容積26.1l)2個を試験箱中に並べて置いた。
次の手順で操作をおこなった。
・AM9:00頃に、一方の試験容器の中央部に、試験物質5.0gを入れたシャーレ(直径68mmシャーレの表面にネットを被せて虫の侵入を防止。)を設置し、予め検体(試験物質)を揮散させ、試験終了まで置いた。他方の対照の試験容器内には試験物質の入っていないシャーレ(無処理)を置いた。
・13:00頃に、それぞれの試験容器内には、誘引物として35%ハチミツ水溶液を30g入れた丸型容器(直径60×45(H)mm)を設置し、それぞれの誘引物を入れた容器の上に補虫のため直径5mmの穴を2個開けた粘着紙(98×79mm)を置いた。
・13:10頃、約100頭のショウジョウバエを試験箱内に放飼した。
・翌朝8:30〜9:00、試験容器内に侵入した供試虫の個体数を観察した。
・場所によるバラツキをなくすため、処理区と無処理区を変えて繰り返しをおこない、2回の結果から忌避率を算出した。
<忌避率>
忌避率(%)を次式の計算法で算出した。
Figure 0006130986
<試験物質とその組み合わせについて>
試験物質▲1▼〜▲5▼:環式モノテルペンアルコール類
試験物▲6▼〜▲8▼:環式モノテルペンケトン類
試験物質▲9▼〜▲12▼:環式セスキテルペン類
を用い
(i)本発明の組み合わせ例(併用例)として、
環式モノテルペンアルコール類と環式セスキテルペン類の併用
環式モノテルペンケトン類と環式セスキテルペン類の併用
三種類の併用
を行った。
(ii)比較例(*印)として
環式モノテルペンアルコール類と環式モノテルペンケトン類の併用
を行った。
結果を表1に示す。
Figure 0006130986
Figure 0006130986
試験例1の結果(表1)から、ショウジョウバエに対して、環式モノテルペンアルコール類と環式セスキテルペン類の併用(No.13〜17)、環式モノテルペンケトン類と環式セスキテルペン類の併用(No.18〜21)、三種類の併用(No.22〜23)は、いずれも、単独のテルペン類のみを用いた場合に比し、大きな忌避効果があり、併用による相乗効果が認められた。このような、単独では忌避率の低い環式セスキテルペン類を併用することにより、併用物全体の忌避率が向上するという効果は、予想を超える大きな効果である。
一方、比較例である、環式モノテルペンアルコール類と環式モノテルペンケトン類の併用(No.24〜25)では、併用した成分の少なくとも一方のテルペン類単独の忌避率よりも低い忌避効果であり、格別の相乗効果があるとは認められなかった。
[試験例2] オオチョウバエ:空間的忌避効果試験法−I
試験例1と同じ試験箱と試験容器を用いて、試験物質10.0gを直径94mmのシャーレに入れて、同様な試験をおこなった。
試験結果を表2に示す。
(表中の試験物質番号と試験物質名の対応は、表1での対応と同じである。)
Figure 0006130986
Figure 0006130986
試験例2の結果(表2)は、試験例1の結果と同様の傾向を示した。すなわち、オオチョウバエに対しても、本発明の組み合わせは、いずれも、単独のテルペン類のみを用いた場合に比し、大きな忌避効果があり、併用による相乗効果が認められた。
一方、比較例である、環式モノテルペンアルコール類と環式モノテルペンケトン類の併用(No.20〜21)では、併用した成分の少なくとも一方のテルペン類単独の忌避率よりも低い忌忌避効果であり、格別の相乗効果があるとは認められなかった。
[試験例3] アカイエカ:空間的忌避効果試験法−II
試験箱として、ベニヤ板製コンテナー(835×1490×835(H)mm:容積1.04m)を組み立てた。コンテナー側面の2面は金網を張り、上部は観察ができるように透明なプラスチック板を使用した。また、板目紙で作製した上部を開放した試験容器(360×360×400(H)mm:容積51.84l)2個を試験箱中に並べて置いた。
次の手順で操作をおこなった。
・AM9:00頃に、試験容器の中央部に、積み重ね棚(265×200×170(H)mm)を置き、その上に試験物質5.0gを入れたシャーレ(直径68mmのシャーレの表面にネットを被せて虫の侵入を防止。)を設置し、予め検体(試験物質)を揮散させ、試験終了まで置いた。対照の試験容器内には試験物質の入っていないシャーレ(無処理)を置いた。
・13:00頃に、それぞれの試験容器内には、誘引物として35%ハチミツ水溶液を30g入れた丸型容器(直径60×45(H)mm)を設置し、それぞれの誘引物を入れた容器の上に補虫のため直径5mmの穴を2個開けた粘着紙(98×79mm)を置いた。
・13:10頃、約100頭のアカイエカを試験箱内に放飼した。
・翌朝8:30〜9:00、試験容器内に侵入した供試虫の個体数を観察した。
・場所によるバラツキをなくすため、処理区と無処理区を変えて繰り返しをおこない、2回の結果から忌避率を算出した。
(忌避率(%)の計算法は試験例1と同じである。)
試験結果を表3に示す。
(表中の試験物質番号と試験物質名の対応は、表1での対応と同じである。)
Figure 0006130986
Figure 0006130986
試験例3の結果(表3)は、試験例1および試験例2の結果と同様の傾向を示した。
すなわち、アカイエカに対しても、本発明の組み合わせは、いずれも、単独のテルペン類のみを用いた場合に比し、大きな忌避効果があり、併用による相乗効果が認められた。
一方、比較例である、環式モノテルペンアルコール類と環式モノテルペンケトン類の併用(No.25〜27)では、併用した成分の少なくとも一方のテルペン類単独の忌避率よりも低い忌忌避効果であり、格別の相乗効果があるとは認められなかった。
[試験例4] アカイエカ:空間的忌避効果試験法−III
共通の前室を有するA室(西)、B室(東)からなる試験室を用いて、次の手順で操作をおこなった。
・A室、B室それぞれの試験室内の中央部に、900×450×900(H)mmのステンレス製ワゴンを網棚の高さを床面から750(H)mmと300(H)mmに調整して置いた。)
・8:00頃に、一方のワゴンの上段の中央部の上に試験物質10.0gを直径94mmのシャーレに入れたものを設置し、予め検体(試験物質)を揮散させ、試験終了まで置いた。他方のワゴンの上段には対照(ブランク)を設置した。
・15:30頃に、A室、B室それぞれの試験室内に侵入した蚊を誘引捕獲するために、それぞれの試験室内の入口に近い場所(ドアから80cm内側)に、積み重ね棚(265×200×170(H)mmを設置し、誘引物として35%ハチミツ水溶液50gを入れた(直径70×65(H)mm)容器を置き、その上に捕虫のための直径5mmの穴を5個開けた粘着紙(98×158mm)を載せた。
・16:00頃に、前室の中央部で、約100頭のアカイエカを放す。
・翌朝8:00頃に粘着紙で捕獲された数、および試験室内に侵入している供試虫の数を調べる。
・場所によるバラツキをなくすため、処理区(検体設置室)と無処理区(対照設置室)を変えて繰り返しをおこない、2回の結果から忌避率を算出した。
(忌避率(%)の計算法は試験例1と同じである。)
試験結果を表4に示す。
(表中の試験物質番号と試験物質名の対応は、表1での対応と同じである。)
Figure 0006130986
Figure 0006130986
試験例4の結果(表4)は、試験例1〜試験例3の結果と同様の傾向を示した。
すなわち、試験例3とは異なる条件での試験例4でも、アカイエカに対して、本発明の組み合わせは、いずれも、単独のテルペン類のみを用いた場合に比し、大きな忌避効果があり、併用による相乗効果が認められた。
[試験例5]チャバネゴキブリ:空間的忌避効果試験法−IV
試験箱として、534×348×292(H)mmのポリプロピレン製コンテナーを用いて、その内壁の上部1/2にゴキブリの逃亡を二重防止数するために、白マーガリンを塗布し、次の手順で試験をおこなった。
・観察が容易になるように、直径90mm×7(H)mmの透明なポリスチレン製ペトリディッシュ・シェルター(ゴキブリの棲家:4か所に10×7mmの出入り口を持つ。)を用いた。
・225×153×125(H)mm(内容積:4.3l)の半透明なポリプロピレン製容器を2個準備し、それぞれの底部の中央部に40×8(H)mmの出入り口を1か所設けて、透明なプラスティック40×50×8(H)mmの通路で接続した。それぞれの内壁の上部1/3にゴキブリの逃亡を防止するために白マーガリンを塗布する。
一方の容器内にはゴキブリの糞で汚染させたシェルター〔予め飼育箱で一夜放置して、ゴキブリが定着しやすくさせた〕を2個、水、および餌を設置し、他方には、新しいシェルター〔ゴキブリの糞で汚染されてない〕を2個、水、および餌を設置する。
・供試虫(チャバネゴキブリ)の雄成虫50頭と雌成虫50頭の計100頭)を試験箱内に放飼し、観察が容易になるように、透明なプラスティック板を載せ密閉状態にして、一昼夜、容器を馴らす。
・ゴキブリの糞で汚染させたシェルター側に多くのゴキブリが棲息しているのを確認して、プラスティック板を静かに外しシェルターのすぐ側に供試検体(試験物質1.0gを直径40mm×15(H)mmのシャーレに入れたもの。)を置き、再度プラスティック板を被せる。そのあと、シェルター、および試験容器内に潜伏する供試虫(チャバネゴキブリ)の個体数を経時的に観察した。
試験結果を表5に示す。
Figure 0006130986
・通路内のゴキブリの数を除いて、8時間後および24時間後の忌避率(%)を試験例1で用いた計算法で算出した。
その結果を表6に示す。
なお、表中の忌避率(%)における「−」は、マイナス値で忌避効果が無いことを表す。
(表中の試験物質番号と試験物質名の対応は、表1での対応と同じである。)
Figure 0006130986
Figure 0006130986
試験例5でのチャバネゴキブリの忌避の結果(表6)では、24時間後の忌避率の比較については、環式モノテルペンアルコール、環式モノテルペンケトン類は、それぞれ単独での24時間後の忌避率が高い(100%前後)のため、それらの併用(比較例)による相乗効果は不明であるが、8時間後の忌避率を比較すると、忌避効果は試験例1〜試験例4と同様の傾向を示した。
すなわち、本発明の組み合わせは、いずれも、単独のテルペン類のみを用いた場合に比し忌避効果が早く現れ、大きな忌避効果があり、併用による相乗効果が認められた。
そして、単独では8時間後の忌避効果が無く、24時間後の忌避率も低い環式セスキテルペン類を併用することにより、併用物全体の8時間後の忌避率が向上し、24時間後の忌避効果も高く持続するという結果は、予想を超える大きな効果である。
<試験結果のまとめ>
以上のように、試験例1〜試験例5の結果は、多種類の有害な昆虫に対しての条件の異なる忌避試験において、いずれも、本発明の組み合わせ、すなわち、環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上の組み合わせが、大きな相乗効果(忌避効果、持続効果)を奏することを示すものである。
以下に、実施例(剤型例)を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
[粒剤]
シリカゲル(5〜10メッシュ)70部にプロピレングリコール5部を混合した後に環式モノテルペンアルコール12.5部と環式セスキテルペン12.5部を加えて混合し、顆粒状の昆虫忌避剤を得た。
[乳剤]
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油20部に環式モノテルペンケトン2.5部と環式セスキテルペン2.5部を加えて混合した後に、撹拌しながら水75部を徐々に加えて、乳状の昆虫忌避剤を得た。
[液剤]
環式モノテルペンアルコール4.0部、環式モノテルペンケトン4.0部と環式セスキテルペン2.0部をエタノール90.0部に溶解してエタノール液剤の昆虫忌避剤を得た。
本発明の昆虫忌避剤は、環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上の組み合わせを有効成分として含有することを特徴とし、その併用による相乗効果により、従来の昆虫忌避剤に較べて忌避効果が高く、持続性に優れ、しかも、その成分は、人畜及び農作物等に対してより低毒性であり、土壌汚染も無く、簡便に使用できるという効果を有するものであるので、産業上の利用可能性は大きい。
さらに、本発明の昆虫忌避剤は、忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤、または担体との混合物とすることにより、一層持続性、使用性に優れるものであるという効果を有し、このような昆虫忌避剤を、噴霧、散布、塗布、揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いる昆虫忌避方法により、ゴキブリ、ハエ(イエバエ、ショウジョウバエ、チョウバエなど)、蚊、ブユ、アブ等の有害な昆虫を有効に長時間忌避するという効果を有するので、産業上の利用可能性は大きい。

Claims (5)

  1. 環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物としてロンギホレンとの組み合わせを有効成分として含有することを特徴とする昆虫忌避剤。
  2. 環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物としてロンギホレンとの組み合わせを有効成分として、0.5〜100重量%含有することを特徴とする請求項1に記載の昆虫忌避剤。
  3. 環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物および/または環式モノテルペンケトン類から選ばれる化合物、と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物を1:9〜9:1の重量比で組み合わせることを特徴とする請求項1または2に記載の昆虫忌避剤。
  4. 忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤、または担体との混合物よりなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の昆虫忌避剤。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の昆虫忌避剤を噴霧、散布、塗布、揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いる昆虫忌避方法。
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