JP6130132B2 - 水切り構造 - Google Patents

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Description

本発明は、厚み方向に対向する一対の外壁の上部に設置される水切り構造に関する。
従来、戸建て住宅や低層の集合住宅において、外壁と同じしつらえでベランダの内側の壁や外廊下の内側の壁、或いは垂壁の内側の壁を形成すべく、外壁を形成する外壁版の裏面どうしを対向させて設置する二重壁構造が知られている。
かかる構成においては、二重壁の上部は少なくとも通常の2倍の厚さを有することとなり、さらには壁間にスキマが設けられることも考えられるため、当該上部への降水をどのように処理するかが問題となるが、例えば特許文献1においては、これら一対の外壁を跨いで一の笠木部材を設置することとしている。
特開2003−27587号公報
ところで、所定の外壁版を敷設することで外壁を形成する建物にあっては、現場で梁等に1枚1枚の外壁版を取り付けていく施工を行うものであって、施工誤差等に起因して個々の外壁版の間で厚さ方向の取り付け位置が若干(1mm〜2mm程度)前後にずれ、これによって、外壁に場所によって若干の凹凸が発生してしまうことは少なく無い(かかる現象を「出入り」ともいう)。
しかしながら、上記特許文献1の構成おいては、互いに対向する外壁版の上部を一つの笠木部材で覆うものであって、かかる外壁版間のずれに応じて柔軟に笠木部材を設置することが困難であり、無理に取り付けると笠木部材がその長さ方向でみて蛇行してしまうという問題があった。
かかる問題を解決すべく、笠木部材を例えば外壁全体の長さの数分の1程度の長さとし、当該笠木部材を長さ方向に連結する構成とすることでかかる外壁版の個々の出入りに対応することが考えられるが、この場合、外壁版のずれに伴って笠木部材もずれしてしまい、当該笠木部材間の連結を上手く処理することができずに見栄えを損ない、加えて防水性能も低下させてしまいかねない。
また、かかるずれを無視できる程度に笠木部材の大型化を図る構成も考えられるが、かかる構成であっても、外壁版の出入りに伴って笠木部材と外壁版に取り付けられる下地部材間の間で隙間が生じて防水性能が低下する虞があるばかりでなく、本来であればできるだけ小さく形成したい笠木部材が大型化することとなって、見栄えが悪化するのみならず斜線規制に対応し難くなる等の新たな問題を招来する。
そこで、本発明は、外壁の裏面を対向させて設置させる二重壁構造にあって、現場施工に伴う各外壁版の出入りにも有効に対応することができる水切り構造を提供することを目的とする。
本発明は、互い対向させた状態で設けられる一対外壁の上部に設置され、これら一対の外壁上面への及び一対の当該外壁上面間への降水を外壁表面側に流下させる水切り構造であって、各外壁の上端部を覆う笠木部材と、各笠木部材の上端を覆う下カバー部と、各下カバー部に密着した状態で一対の外壁間の隙間を覆う上カバー部とを備えており下カバー部に当該外壁の厚さ方向に所定の幅を有する調整部を備え、上カバー部に当該調整部に密着する密着部を備えていることを特徴とする。
各外壁は、現場の施工誤差等に起因して、厚さ方向でみて所定の位置よりも僅かに前後にずれた状態で設置される場合が少なくなく、これによって、位置によって一対の外壁の間隔が場所によって異なる場合がある。
これに対し、本願発明においては、笠木部材が各外壁の上部を覆い、各笠木部材の上端を覆う各下カバー部に架設される状態で上カバー部が設けられて水切り構造が形成される。そして、上記構成によれば、下カバー部に調整部が設けられ、上カバー部に密着部が設けられている
前者の場合、各下カバー部は、当該外壁の取り付け位置に応じて所定の位置から前後にずれた状態に位置づけられる。ここで、当該外壁の取り付け誤差が調整部の幅程度であれば、常に上カバー部の密着部に対向する位置に調整部が位置させることができる。これによって、当該上カバー部は外壁の取り付け状態に合わせて所定位置よりもずれた位置で取り付けるような必要は無く、常に所定の位置に位置づけることができる。結果として、調整部に密着部を密着させ、これらの間を水密とすることができるものとなっているのである。
同様に、後者の場合でも、下カバー部は、外壁の取り付け位置に応じて所定位置よりも前後にずれた状態で取り付けられることとなり、それに応じて密着部も出入りする。これに対し、当該ずれが上カバー部の調整部の幅程度であれば、常に上カバー部の調整部は対向するものとなる。これによって、当該上カバー部は外壁の取り付け状態に合わせて所定位置よりもずれた位置で取り付けるような必要は無く、常に所定の位置に位置づけることができる。結果として、調整部に密着部を密着させ、これらの間を水密とすることができるものとなっているのである。
また、調整部は帯状に形成され上カバー部は、密着部を各外壁の下カバー部に対向させた状態で一対設けると共に、当該一対の密着部を連結して一対の外壁間の隙間を覆う覆い部とを備えていると好適である。
外壁の取付け位置のずれは、例え大きいものであっても外壁の厚さの数十分の1程度(数mm程度)である。したがって、かかる構成を採用することにより、当該ずれのための調整のための部材を可及的小型化する一方、笠木部材によって外壁の上部の水切りをより確実に行うことができるものとなっている。
また、かかる笠木部材外壁の上端部を覆うように形成されるので、笠木部材への降水はもちろん、上カバー部に向けての降水も笠木部材通じて速やかに各外壁の表面に流下させることができる。
さらに、一方の笠木部材の上端部を覆う下カバー部の調整部は、当該笠木部材の端部よりも他方の笠木部材に向けて突出して設けられていると好適である。
この水切り構造によれば、カバー部材の調整部の調整機能を拡張することができ、且つ、上カバー部を設置することで当該調整部の大部分を上カバー部の下方に収容することができるものとなり、より見栄えを向上することができるものとなっている。加えて、当該上カバー部と下カバー部との間から万が一降水が侵入した場合であっても、当該調整部がかかる降水の受け部となり、かかる降水が直ちに一対の外壁間に流下してしまうことを防止することができるものとなっている。
カバー部長さ方向の端部には、隣り合って連結される他のカバーと重なる重ね代を有し、上カバー部の長さ方向の端部には、隣り合って連結される他の上カバー部と重なる重ね代を有していると好適である。かかる重ね代により、長さ方向の位置を調整することができる。加えて、地震等により下カバー部及び上カバー部が長さ方向にずれたとしても、一対の外壁及びその間の隙間の露出を可及的防止することができる。
さらに、上カバー部の長さ方向の連結部と、下カバー部の長さ方向の連結部とが、長さ方向においてずれていると好適である。例え上カバー部の連結部から降水が浸入したとしても、下カバー部の連結部の位置が長さ方向においてずれているので、下カバー部を通じて降水がさらに浸入することが防止される。これにより、降水の浸入をより抑制することができ、防水性能の向上を図ることができる。
本発明によれば、外壁の裏面を対向させて設置させる二重壁構造にあって、現場施工に伴う各外壁版の出入りにも有効に対応することができる水切り構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る水切り構造が設けられた二重壁構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る水切り構造を示す分解斜視図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1及ぶ図2に示されるように本実施形態に係る水切り構造10は、建物の外部に配置された飛び梁11の上端部に設置されている。飛び梁11は、建物側から水平方向に張り出し、上下方向に延在する柱(不図示)に連結されている。飛び梁11は、例えば建物から上部が開放されたデッキテラスの外側に配置された柱に向かって延在している。なお、水切り構造10は、壁の厚み方向Xの両面が屋外に露出された壁構造体の上端部に沿って配置されていてもよい。
飛び梁11の中央には、長さ方向Yに延在する鉄骨梁12が設けられている。鉄骨梁12は、H型鋼からなり、上部フランジ12a、下部フランジ(不図示)、及び上下フランジ12aを結合するウェブ12cを備えている。
鉄骨梁12の両側には、一対の平面状の外壁13が設置されている。外壁13は、板状をなし、厚み方向Zが水平方向となるように配置されている。一対の外壁13の裏面は、互いに対向している。一対の外壁13に挟まれるように鉄骨梁12が配置されている。
外壁13は、支持金物14〜16を介して、鉄骨梁12に連結されている。支持金物14は、鉄骨梁12の上部フランジ12a上に配置されている。支持金物14は、断面略コ字状の長尺部材であり、上部フランジ12aにボルト結合されている。支持金物14は、一対の外壁13に対応して、それぞれ設けられ、立上り部17を形成している。立上り部17は、一対の支持金物14(以下「立上り部材」という)によって構成されている。
立上り部材14は、上部フランジ12aに当接するベース片14aと、ベース片14aから屈曲され上方に延びる立設片14bと、立設片14bの上端から屈曲され水平方向外側へ延びる天端片14cとを有する。一対の立上り部材14は、立設片14bが対向して配置され、ベース片14a及び天端片14cの先端が反対方向に向くように配置されている。
また、立上り部17には、一対の立上り部材14間の隙間を上方から覆う天板18が設けられている。天板18は、天端片14cにネジ止めされている。立上り部材14及び天板18は、鉄骨梁12の長さ方向Yに沿って配置されている。
立上り部材14のベース片14aには、略鉛直に折り曲げられて形成されたリップ片14dが設けられている。リップ片14dには、外壁13を支持するための支持金物15が固定されている。支持金物15(以下「上部定規金物」という)は、外壁13の上端面に固定されている。
上部定規金物15は断面略L字状であり、外壁13の上端に対向するように延在する上部片15aと、略鉛直に延在して外壁13の裏面に当接する当接片15bとを有する。また、鉄骨梁12の下部フランジには、外壁13を支える支持金物(不図示)がボルト結合されている。
外壁13は軽量気泡コンクリート(ALC)パネルからなり、鉄骨梁12を、厚み方向Xの両側から挟むように配置されている。飛び梁11に用いられる外壁13としては、一般的な外壁などを構成する外装パネルと同一の規格、デザイン等を有し、高さ寸法のみを短く切り詰めたものが用いられることが多い。本実施形態に係る外壁13も、この種の構成からなるが、飛び梁11の外壁13としては、このような構成に限定されるものではなく、外壁を構成する外装パネルとは異なる規格やデザインを有するものであってもよい。
また、飛び梁11の外壁13の場合、鉄骨梁12の厚み方向Xの両側から覆うのに必要最低限の高さ寸法を有するように構成するのが好ましく、少なくとも上端部13bの高さのレベルが鉄骨梁12の上端部12dのレベルにほぼ一致するように構成される。鉄骨梁12の下端部のレベルについては、外壁13の取り付けに支障がない範囲内で極力高く設定されるのが好ましい。
外壁13の上部は、ドリルスクリュー(「ドリルねじ」ともいう)等の固定手段によって当接片15bに結合されている。また、外壁13の下部は、下部定規金物に当接し、貫通ボルトによって下部定規金物に連結されている。また、外壁13の下端には、下笠木が装着されていてもよい。
立上り部17は、外壁13の外表面13aを含む仮想の平面(仮想面)F1よりも鉄骨梁12側に後退した位置に設けられている。また、立上り部17と外壁13の上端部13bとの連絡部位には、雨水の進入を防ぐための防水鋼板21が配置されている。防水鋼板21の上端部は、立上り部材14の天端片14cにねじ止めされており、下端部は、上部定規金物15にねじ止めされている。
また、本実施形態では、立上り部材14の天端片14cの外側端縁に小さな水返し23が設けられている。水返し23は、立上り部17の天面に堆積した塵埃が支持金具41の下に流れ込まないために設けられている。さらに、水返し23は、立上り部17の天面で受けた雨水が支持金具41の下に流れ込み、防水鋼板21に堆積した塵埃が雨水とともに外壁13の外表面13aを伝い落ちることで生ずる雨垂れ汚れを防止するために設けられている。
防水鋼板21の上方には、立上り部17から外壁13までを覆う水切り構造10(水切り金物)が配置されている。
水切り構造10は、立上り部17の外周に沿って連続的に設けられている。また、水切り構造10は、外壁13の上端面(上面)及び当該上端面間を覆う一対の笠木部材31を備えている。笠木部材31は、対向する一対の外壁13の上端を覆うように、厚み方向Xに離間して配置されている。一対の笠木部材31は、長手方向Yに延在している。笠木部材31は、外壁13の裏面側から表面側に向けて下り傾斜状を成している。
笠木部材31は、上部片15aに固定された支持金具41によって支持されている。支持金具41は、笠木部材31の裏面に当接する支持板42を有する。笠木部材31は、支持板42にビス止めされることで、外壁13の上端部13b上方で上部片15aに固定されている。
一対の笠木部材31の天端面(上端部)31aは、厚み方向Xに延在する横材32によって連結されている。横材32は、長手方向Yに所定の間隔で配置されている。一対の笠木部材31の先端部31b(厚み方向Xの外側の端部)は、外壁13の外表面13aよりも外側へ突出している。先端部31bは、外表面13aよりも、例えば35mm程度、外側へ突出している。これにより、笠木部材31の先端部31bから流下する降水は、当該先端部31bから水滴状、滝状に落下することになるので、当該降水が外壁13の外表面13aを伝って流下することが抑制され、結果として、当該外表面13aの汚れを抑制することができる。
水切り構造10は、飛び梁11の厚み方向Xの中央部を覆うカバー部材33を備えている。カバー部材33は、下カバー部34及び上カバー部35を有する。下カバー部34は、笠木部材31の天端面31aに重なり合う平板部34a(調整部)と、平板部34aの一方の端部(厚み方向Xの外側の端部)に設けられ下方へ傾斜する傾斜部34bと、他方の端部(厚み方向Xの内側の端部)に設けられ上方へ屈曲された立上り部34cと、を備えている。平板部34aは、例えばXY面と平行な面を形成している。下カバー部34は、各笠木部材31の上端部を覆うように、厚み方向Xに離間して各々配置されている。
また、下カバー部34の平板部34aは、外壁13の厚み方向Xにおいて、笠木部材31の内側の端部(天端面31a)よりも他方の笠木部材31(X方向に対向する笠木部材31)側に向けて突出している。
上カバー部35は、厚み方向Xに離間した一対の下カバー部34に対向する帯状の本体部35a(覆い部)を有する。本体部35aは、断面がコ字状に形成され、幅方向(厚み方向X)の両端部が下方に垂れ下がるように形成されている。本体部35aは、厚み方向Xの両端部に形成された垂下部35bの下端から外方に張り出す鍔状の密着部35cを有する。本体部35aは、一対の密着部35cを連結すると共に、一対の外壁13間の隙間を覆っている。本体部35aは、XY面と平行な平坦面を有するように形成されていることが好ましい。なお、本体部35aは、厚み方向Xに若干の傾斜を有するように配置されていてもよい。その場合、本体部35aは、片勾配でもよく、両勾配でもよい。
上カバー部35の密着部35cは、下カバー部34の平板部34aと当接している。具体的には、密着部35cの下面と平板部34aの上面とが当接している。密着部35cが平板部34aにビス止めされて、上カバー部35が下カバー部34に固定されている。下カバー部34の平板部34aの幅(厚み方向Xの長さ)は、上カバー部35の密着部35cの幅(厚み方向Xの長さ)よりの長く形成されている。これにより、上カバー部35と下カバー部34との間に位置のずれが生じても、密着部35cと平板部34aとを当接させることができる。平板部34aは、外壁13の厚み方向Xに余裕を持って形成されているので、多少の出入りがあっても、上カバー部35の密着部35cは、平板部34aに接触することとなり、ビス止め可能となる。
下カバー部34及び上カバー部35は、長手方向Yの片方の端部に、重ね代34e,35eを備えている。下カバー部34の重ね代34eを、接続相手の下カバー部34の平板部34aの下側へ挿入することで、長手方向Yに隣接する下カバー部34の端部同士を重ね合せる。同様に、上カバー部35の重ね代35eを、接続相手の上カバー部35の本体部35aの端部同士を重ね合せる。これにより、地震の揺れまたは設置時の湾曲変形などによって、下カバー部34または上カバー部35に位置ずれが生じた場合であっても、当該重ね代34e,35によって位置ずれが吸収されるので、笠木部材31の上端側が外部に露出することが防止される。その結果、降水が笠木部材31の上端側から立上り部17側へ浸入することが防止される。
また、下カバー部34の長手方向Yの端部(連結部)と、上カバー部35の長手方向Yの端部(連結部)とは、長手方向Yにおいて互いに異なる位置に配置されていることが好ましい。例え上カバー部35の連結部から降水が浸入したとしても、下カバー部34の連結部の位置が長手方向Yにおいてずれているので、降水が立上り部17側へ浸入することが防止される。これにより、降水の浸入をより抑制することができ、防水性能の向上を図ることができる。
本実施形態の水切り構造10によれば、カバー部材33が笠木部材31の上端部31aを覆うこととなるので、笠木部材31への降水が笠木部材31の先端部31bから落下し、外壁13の外表面13aに付着することが抑制されることになる。これにより、外壁13の外表面13aの汚れを防止することができる。
また、水切り構造10では、カバー部材33が、下カバー部34と上カバー部35とに分割形成されて、下カバー部34に外壁13の厚さ方向Xに所定の幅を有する平板部35aが形成されている。そのため、現場施工に伴って各外壁13に厚さ方向の位置ずれ(出入り)が生じた場合であっても、下カバー部34と上カバー35との間の位置関係を好適調整することができる。その結果、カバー部材33と笠木部材31の上端部31aとの間で隙間が形成されないようにカバー部材33を確実に施工することができるので、施工時の作業を軽減しつつ、降水による外壁13の汚れを防止することができる。
より具体的には、外壁13の出入りは平板部34aの幅以下の1〜2mm程度であり、常に上カバー部35の密着部35cに平板部34aを対向させることができる。これによって、当該上カバー部35は外壁13の取り付け状態に合わせて所定位置よりもずれた位置で取り付けるような必要が無くなるので、常に所定の位置に位置づけることができる。結果として、平板部34aに密着部35cを密着させ、これらの間を水密とすることができるものとなっているのである。下カバー部34は、外壁13の出入りに合わせて出入りした状態で取り付けられる。他方、上カバー部35は、常に中心位置を維持した状態で、取り付けられている。これらは分割構成されているために、上カバー部35は外壁13の出入りに関わらず定位置に配置でき、意匠性、水密性が一定に維持される。従って、下カバー部34と上カバー部35を密着させると共に、下カバー部34と笠木部材31とを密着させて隙間の発生を防止し水密とすることができる。
本実施形態の水切り構造10では、下カバー部34の調整部34aが、厚み方向Xの反対側の笠木部材31側へ突出するように形成されている。そのため、カバー部材33の調整部34aの調整機能を拡張することができ、且つ、上カバー部35を設置することで当該調整部34aの大部分を上カバー部の下方に収容することができるものとなり、より見栄えを向上することができる。加えて、当該上カバー部35と下カバー部34との間から万が一降水が侵入した場合であっても、当該調整部34aがかかる降水の受け部となり、かかる降水が直ちに一対の外壁間に流下してしまうことを防止することができる。
また、水切り構造10では、下カバー部34及び上カバー部35を備え、互いの位置調整が容易であるので、笠木部材31の大型化を抑えつつ、降水の浸入を防止することができる。そのため、水切り構造10では、笠木部材31の大型化による外観の悪化を防止することができると共に、斜線規制に対応させ易くなる。
以上、本発明について実施形態を例に説明したが、本発明は、上記の実施形態のみに限定されない。例えば、上記の実施形態では、外壁13の厚さ方向Xに所定の幅を有する調整部34aを下カバー部34に設けているが、調整部が上カバー部35に設けられ、密着部が下カバー部34に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、鉄骨梁12(横架材)を有する飛び梁11に水切り構造10を設けているが、横架材は、溝形鋼などのその他の鉄鋼系部材であったり、または木質系の部材であったりしてもよい。
また、上記実施形態では、飛び梁11の上端部に水切り構造10を設置しているが、その他の梁、壁などの上端部に水切り構造10を設置してもよい。
10…水切り構造、11…飛び梁、12…鉄骨梁、13…外壁、14…立上り部材(支持金物)、15…上部定規金物(支持金物)、17…立上り部、18…天板、19…ドリルスクリュー、21…防水鋼板、31…笠木部材、33…カバー部材、34…下カバー部、34a…平板部(調整部)、35…上カバー部、35a…本体部(覆い部)、35c…密着部、X…外壁の厚み方向、Y…長手方向、Z…上下方向。

Claims (5)

  1. 互い対向させた状態で設けられる一対外壁の上部に設置され、
    これら一対の外壁上面への及び一対の当該外壁上面間への降水を外壁表面側に流下させる水切り構造であって、
    各外壁の上端部を覆う笠木部材と、
    各笠木部材の上端を覆う下カバー部と、
    各下カバー部に密着した状態で前記一対の外壁間の隙間を覆う上カバー部とを備えており、
    前記下カバー部に当該外壁の厚さ方向に所定の幅を有する調整部を備え、
    前記上カバー部に当該調整部に密着する密着部を備えている
    ことを特徴とする水切り構造。
  2. 前記調整部は帯状に形成され
    記上カバー部は、
    前記密着部を各外壁の下カバー部に対向させた状態で一対設けると共に、当該一対の密着部を連結して一対の外壁間の隙間を覆う覆い部備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の水切り構造。
  3. 一方の前記笠木部材の上端部を覆う前記下カバー部の前記調整部は、当該笠木部材の端部よりも他方の笠木部材に向けて突出して設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の水切り構造。
  4. 前記下カバー部長さ方向の端部には、隣り合って連結される他のカバーと重なる重ね代を有し
    前記上カバー部の長さ方向の端部には、隣り合って連結される他の上カバー部と重なる重ね代を有している
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の水切り構造。
  5. 上カバー部の長さ方向の連結部と、下カバー部の長さ方向の連結部とが、前記長さ方向においてずれていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の水切り構造。
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