JP2011099249A - 屋根構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】屋根面上に所定高さに支持された屋根葺材5が複数並設されるとともに、屋根本体2の妻側端部3に沿って破風10が取り付けられてなり、破風10の上端部11aは屋根面よりも上方に突出するように設定されており、破風10側の屋根葺材5…と破風10との間に、屋根1の傾斜方向に沿って長尺な溝部Mが形成されており、この溝部Mには溝カバー材20が設けられていることを特徴とする屋根構造。これにより、溝カバー材が設けられた溝部を排水溝として利用できるとともに、破風の上端部から乗り越えにくくさせることができる。
【選択図】図1
Description
前記破風10(10A)の上端部11a(11Aa)は前記屋根面よりも上方に突出するように設定されており、
前記複数の屋根葺材5…のうちの破風10(10A)側に位置する屋根葺材5…を、前記破風10(10A)から所定の間隔をあけて配置することによって、これら破風10(10A)側の屋根葺材5…と破風10(10A)との間に、屋根1の傾斜方向に沿って長尺な溝部Mが形成されており、
この溝部Mには、底面が、前記屋根葺材5…の上面および破風10(10A)の上端部11a(11Aa)の高さよりも低くなるように設定された溝カバー材20(20A)が、前記溝部Mの長さ方向に沿って、かつ該溝部Mをカバーするようにして設けられていることを特徴とする。
これによって、前記複数の屋根葺材5…上を流れる雨水を軒先へと確実に誘導することができるとともに、屋根1の妻側端部3から下方に垂れ流されることを防ぐことができるので、屋根1の妻側端部3における景観性および雨仕舞を向上させることが可能となる。
前記溝カバー材20(20A)は、前記溝部Mの長さ方向に沿って長尺に形成されており、前記溝部Mの底面をカバーする底面板21(21A)と、この底面板21(21A)の屋根葺材5側端部から上方に立ち上がる第1側面板22(22A)と、前記底面板21(21A)の破風10(10A)側端部から上方に立ち上がる第2側面板23(23A)と、前記第1側面板22(22A)の上端部から、前記破風10(10A)側の屋根葺材5…に向かって延出するとともに、この屋根葺材5…の端部をカバーする延出板24(24A)とを備えており、
前記溝カバー材20(20A)は、前記底面板21(21A)と第1側面板22(22A)と第2側面板23(23A)とによって前記溝部Mをカバーするとともに、前記延出板24(24A)によって前記破風10(10A)側の屋根葺材5…の端部をカバーするようにして前記溝部Mに設けられていることを特徴とする。
これによって、前記複数の屋根葺材5…上を流れる雨水を、前記延出板24(24A)を介して前記溝カバー材20(20A)によって確実に受けることができるので、この溝カバー材20(20A)の長さ方向の下方に向かって雨水を排水することができる。
前記破風10(10A)は、前記屋根本体2の妻側端面3aに固定されるとともに上端部11a(11Aa)が前記屋根面よりも上方に突出する前面板11(11A)と、この前面板11(11A)の上端部11a(11Aa)に設けられるとともに前記屋根本体2の妻側端部3の上面を覆う上面板12(12A)と、前記前面板11(11A)下端部に設けられるとともに前記屋根本体2の妻側端部3の下面を覆う下面板13(13A)と、前記上面板12(12A)の溝部M側端部に設けられるとともに下方に下垂する垂直板14(14A)とを備えており、
前記溝カバー材20(20A)の第2側面板23(23A)は、前記垂直板14(14A)に接続されていることを特徴とする。
また、前記溝カバー材20(20A)の第2側面板23(23A)は、前記垂直板14(14A)に接続されているので、前記溝カバー材20(20A)を、前記破風10(10A)に対して一体的に取り付けることができ、前記溝カバー材20(20A)と破風10(10A)との間から、これら溝カバー材20(20A)と破風10(10A)の裏側への雨水の浸入を防ぐことができる。
前記屋根葺材5…の上面と破風10(10A)の上端部11a(11Aa)とが略等しい高さとなるように設定されていることを特徴とする。
前記破風10(10A)の上端部11a(11Aa)は、前記屋根葺材5…の上面よりも高くなるように設定されていることを特徴とする。
これによって、複数の屋根葺材上を流れる雨水を軒先へと確実に誘導することができるとともに、屋根の妻側端部から下方に垂れ流されることを防ぐことができるので、屋根の妻側端部における景観性および雨仕舞を向上させることが可能となる。
図1は本発明に係る屋根構造の第1実施形態を示す断面図である。
図1において符号1は、屋根を示す。この屋根1は、複数の屋根パネルを建物躯体(例えば、外壁4)上に敷設することによって屋根本体2を構成し、この屋根本体2の上面にルーフィング2dを敷設してなるものであり、切妻屋根とされている。
なお、屋根パネルは框材2aを矩形枠状に組み立て矩形枠を形成するとともに、この矩形枠内に補強桟材2bを縦横に取り付け、さらに矩形枠の上面に合板等からなる面材2cを取り付けたものである。つまり、この面材2cの上面に前記ルーフィング2dが敷設されており、以下、このルーフィング2dの上面を屋根面と称する。
また、この屋根本体2の妻側端部3は、一般に、「けらば」と称される部分であり、前記外壁4よりも外側に所定長さ突出している。
なお、前記上部下地材7は、前記ルーフィング2dを敷設する前に前記屋根本体2の妻側端部3の上面に固定されている。
また、前記上部下地材7および下部下地材8の外側端面は、前記屋根本体2の突出方向側端面と面一となっており、前記ルーフィング2dは、これら上部下地材7および下部下地材8と、前記屋根本体2の妻側端面3aを覆うようにして設けられている。
本実施の形態の複数の屋根葺材5…としては、複数個の単結晶シリコン太陽電池セルをつなぎ合わせて所定の出力を持たせ、これを耐環境性のためガラスなどからなる平板状のケースに封入して構成される太陽電池モジュールが用いられている。
また、この太陽電池モジュール5…は、屋根1の傾斜方向に沿って長尺に形成された支持レール6を、屋根1の棟方向に所定の間隔をあけて屋根面上に複数設け、隣り合う支持レール6,6間に架設することによって前記屋根面から所定高さに支持されている。
また、前記保持部6bの上端部には、上方と下方にそれぞれ配置され、その間に前記太陽電池モジュール5…の端部が嵌め込まれる一対の突出片6c,6cが形成されている。
なお、図示はしないが、破風10側に設けられない太陽電池モジュール5…を保持する場合は、前記保持部6bは前記レール本体6aの上面に左右対称に2つ設けられることになる。
そして、前記複数の太陽電池モジュール5…のうちの破風10側に位置する太陽電池モジュール5…を、この破風10から所定の間隔をあけて配置することによって、これら破風10側の太陽電池モジュール5…と破風10との間に、屋根1の傾斜方向に沿って長尺な溝部Mが形成されている。
さらに、この溝部Mには、底面が、前記太陽電池モジュール5…の上面および破風10の上端部11aの高さよりも低くなるように設定された溝カバー材20が、前記溝部Mの長さ方向に沿って、かつ該溝部Mをカバーするようにして設けられている。
また、前記複数の太陽電池モジュール5…上を流れる雨水が、前記破風10の上端部11aから乗り越えにくくなることを目的として、本実施の形態の破風10の上端部11aは、図1に示すように、前記太陽電池モジュール5…の上面と略等しい高さとなるように設定されている。
なお、これに限られるものではなく、前記破風10の上端部11aを、前記太陽電池モジュール5…の上面よりも高くなるように設定してもよいものとする。
さらに、この水平部12bの端部に前記垂直板14が設けられている。また、この垂直板14は前記上部下地材7に対して近接した位置に配置されており、この垂直板14と上部下地材7との間には若干の隙間が形成されている。
外壁4の上端部には、合板胴縁4bが釘4cによって固定さており、この合板胴縁4bに破風ランナー15が当接している。この合板胴縁4bは前記妻側端部3に沿って点在するようにして前記外壁4の上端部に固定されている。
破風ランナー15は、前記合板胴縁4bに対して、後述するバックアップ金物4dを介して設置される設置板15aと、この設置板15aの下端部に形成された下面板15bと、この下面板15bの端部に形成された断面略L型の連結部15cとを有している。そして、この連結部15cに、前記破風10の下面板13の段差部13bが当接されたうえで、ビス13aによって連結され、段差部13bとともに前記下部下地材8に固定されている。これによって、破風ランナー15に破風10が連結されている。すなわち、連結部15cは、前記段差部13bと下部下地材8との間に形成された若干の隙間に設けられている。
また、破風10の下面板13の下面と、破風ランナー15の下面板15bの下面とは面一となっている。
また、固定板4eには、外壁4の表面を覆う外装材4aの上端部裏面が当接している。この外装材4aは外壁4の表面に、図示しない胴縁を介して取り付けられたものであり、この外装材4aの上端面は前記凸条4fに当接している。
そして、外装材4aの上端面と破風ランナー15の下面板15bの下面とバックアップ金物4dの凸条4fの表面とで形成された凹溝にコーキング材(シーリング材)4gが充填されている。これによって、破風ランナー15の下面に、外装材4aの上端部がシーリング材4gを介して密着されている。
すなわち、この溝カバー材20は、前記底面板21と第1側面板22と第2側面板23とによって前記溝部Mをカバーするとともに、前記延出板24によって前記破風10側の太陽電池モジュール5…の端部をカバーするようにして前記溝部Mに設けられている。
すなわち、この底面板21は、前記支持レール6のレール本体6aの上面に当接され、ビス6gによって該レール本体6aに固定される固定部21aと、この固定部21aよりも上方に位置するとともに、下面が前記支持レール6の止水部6eに当接する浅底部21bと、この浅底部21bに対して、より深くなるように形成されるとともに、前記太陽電池モジュール5…と破風10との間に露出する屋根面をカバーする深底部21cとを有している。
また、これら固定部21aと浅底部21bと深底部21cとは一体形成されており、固定部21aと前記第1側面板22とが一体形成されており、深底部21cと前記第2側面板23とが一体形成されている。つまり、本実施の形態の溝カバー材20は、アルミニウムの押出成形等によって一体成形された長尺部材とされている。
まず、図2に示すように、屋根本体2を支持する外壁4の上端部に、合板胴縁4bを妻側端部3に沿って所定間隔で釘打ちによって固定する。
また、屋根本体2の妻側端部3の上面に上部下地材7を取り付けるとともに、屋根本体2の妻側端部3の上面に下部下地材8を取り付ける。さらに、ルーフィング2dを、これら上部下地材7および下部下地材8と、前記屋根本体2の妻側端面3aを覆うようにして敷設する。
なお、支持レール6を設置する際に、屋根本体2の妻側端部3側に設けられる支持レール6は、前記上部下地材7から所定の間隔をあけて屋根面上に固定する。
この場合、破風10の垂直板14を上部下地材7に引っ掛けた状態で、破風10を屋根本体2の先端面に被せるようにして回転させる(図示せず)。そして、破風10の前面板10aを屋根本体2の妻側端面3aと平行に配置するとともに、破風10の下面板13の段差部13bを破風ランナー15の連結部15cに当接する。
この段階で、図4に示すように、破風10側の太陽電池モジュール5…と破風10との間に、屋根1の傾斜方向に沿って長尺な溝部Mを形成することができる。
この場合、外装材4aの上端面をバックアップ金物4dの凸条4fに当接し、外装材4aの上端面と破風ランナー15の下面板15bの下面とバックアップ金物4dの凸条4fの表面とで形成された凹溝にコーキング材(シーリング材)4gを充填する。これによって、破風ランナー15の下面に、外装材4aの上端部をシーリング材4gを介して密着させる。
この場合、前記第2側面板23の上端部を、前記垂直板14と上部下地材7との間に形成された若干の隙間に差し込むようにする。また、前記深底部21cを前記上部下地材7と支持レール6との間に嵌め込むとともに、前記浅底部21bを支持レール6の止水部6e上に載せ、さらに、前記固定部21aをレール本体6aの上面に載せ、さらに、前記延出板24を前記保持部6bの上側の突出片6cの上面に当接させるとともに、下側突出片24aを前記保持部6bの側面に当接させる。
また、前記垂直板14と、この垂直板14と上部下地材7との間の隙間に差し込まれた第2側面板23の上端部とを、ビス14aによって上部下地材7に固定する。
以上のようにして、本実施の形態の屋根構造を施工することができる。
これによって、前記複数の太陽電池モジュール5…上を流れる雨水を軒先へと確実に誘導することができるとともに、屋根1の妻側端部3から下方に垂れ流されることを防ぐことができるので、屋根1の妻側端部3における景観性および雨仕舞を向上させることが可能となる。
これによって、前記複数の太陽電池モジュール5…上を流れる雨水を、前記延出板24を介して前記溝カバー材20によって確実に受けることができるので、この溝カバー材20の長さ方向の下方に向かって雨水を排水することができる。
また、前記溝カバー材20の第2側面板23は、前記垂直板14に接続されているので、前記溝カバー材20を、前記破風10に対して一体的に取り付けることができ、前記溝カバー材20と破風10との間から、これら溝カバー材20と破風10の裏側への雨水の浸入を防ぐことができる。
また、前記破風10の上端部11aを、前記太陽電池モジュール5…の上面よりも高くなるように設定すれば、前記複数の太陽電池モジュール5…上を流れる雨水を、前記破風10の上端部11aから、より一層乗り越えにくくさせることができるので好ましい。
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した第1の実施の形態とは異なる構成部分のみについて説明する。さらに、本実施の形態の破風および溝カバー材を表す符号の数字の後にアルファベットのAまたはBを挿入して、第1の実施の形態の破風および溝カバー材との符号の差別化を図っているものとする。
なお、本実施の形態の屋根1も、上述の第1の実施の形態と同様に切妻屋根とされている。
また、屋根本体2の妻側端部3の上面には上部下地材9が設けられている。この上部下地材9は、第1の実施の形態の上部下地材7に比して屋根面からの高さが低くなるように設定されている。
また、合板胴縁4bに取り付けられる破風ライナー15Aは、ビスによって合板胴縁4bに固定されている。
また、前記設置板25Aaは、この設置板25Aaの太陽電池モジュール5側端部付近から上方に向かって突出する止水部25Abを有している。
また、前記立ち上がり板25Acは、この立ち上がり板25Aaの上端部から太陽電池モジュール5側に突出し、さらに、この突出端から下方に突出して形成された係止部25Adを有している。
また、この垂直板14Aの下端部には係合フック14Abが一体形成されている。
そして、垂直板14Aは前記捨て水切り25Aの係止部25Adに当接され、係合フック14Abは、捨て水切り25Aの係止部25Adの下端に係合されている。
そして、第1底面板21A側に、第1側面板22Aと、延出板24Aとが具備されており、第2底面板21B側に、第2側面板23Aが具備されている。
さらに、前記第2底面板21Bは、前記第2側面板23Aとは反対に下方に向かって突出する第1下垂部21Baを有している。この第1下垂部21Baは、前記捨て水切り25Aの設置板25Aaの止水部25Abよりも上部下地材9側に配置されている。
また、この第2底面板21Bは、前記第1下垂部21Baとは反対側の端部(太陽電池モジュール5側)に、下方に向かって突出する第2下垂部21Bbを有している。この第2下垂部21Bbは、前記支持レール6の溝部M側の止水部6eよりも太陽電池モジュール5側に配置されている。
その後、前記第1底面板21Aを第2底面板21Bに重ねるとともに、ビス6gによって固定部21Aaをレール本体6aの上面に固定し、さらに、延出板24Aを、破風10A側の太陽電池モジュール5…の端部をカバーするようにして設ける。
すなわち、この分割して構成された溝カバー材20Aの一方を前記破風10Aに固定してから、他方を太陽電池モジュール5…の支持レール6に固定することができ、後から、これら一方および他方の溝カバー材20A同士を接合できるので、前記溝部Mの溝幅に誤差が生じたとしても、前記一方および他方の溝カバー材20A同士の重なり幅を調節して、前記溝部Mの溝幅の誤差を吸収することができる。
2 屋根本体
3 妻側端部
5 屋根葺材
10 破風
20 溝カバー材
M 溝部
Claims (5)
- 屋根面上に、屋根の傾斜方向および棟方向に沿って、所定高さに支持された屋根葺材が複数並設されるとともに、屋根本体の妻側端部に沿って破風が取り付けられてなる屋根構造において、
前記破風の上端部は前記屋根面よりも上方に突出するように設定されており、
前記複数の屋根葺材のうちの破風側に位置する屋根葺材を、前記破風から所定の間隔をあけて配置することによって、これら破風側の屋根葺材と破風との間に、屋根の傾斜方向に沿って長尺な溝部が形成されており、
この溝部には、底面が、前記屋根葺材の上面および破風の上端部の高さよりも低くなるように設定された溝カバー材が、前記溝部の長さ方向に沿って、かつ該溝部をカバーするようにして設けられていることを特徴とする屋根構造。 - 請求項1に記載の屋根構造において、
前記溝カバー材は、前記溝部の長さ方向に沿って長尺に形成されており、前記溝部の底面をカバーする底面板と、この底面板の屋根葺材側端部から上方に立ち上がる第1側面板と、前記底面板の破風側端部から上方に立ち上がる第2側面板と、前記第1側面板の上端部から、前記破風側の屋根葺材に向かって延出するとともに、この屋根葺材の端部をカバーする延出板とを備えており、
前記溝カバー材は、前記底面板と第1側面板と第2側面板とによって前記溝部をカバーするとともに、前記延出板によって前記破風側の屋根葺材の端部をカバーするようにして前記溝部に設けられていることを特徴とする屋根構造。 - 請求項2に記載の屋根構造において、
前記破風は、前記屋根本体の妻側端面に固定されるとともに上端部が前記屋根面よりも上方に突出する前面板と、この前面板の上端部に設けられるとともに前記屋根本体の妻側端部の上面を覆う上面板と、前記前面板の下端部に設けられるとともに前記屋根本体の妻側端部の下面を覆う下面板と、前記上面板の溝部側端部に設けられるとともに下方に下垂する垂直板とを備えており、
前記溝カバー材の第2側面板は、前記垂直板に接続されていることを特徴とする屋根構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の屋根構造において、
前記屋根葺材の上面と破風の上端部とが略等しい高さとなるように設定されていることを特徴とする屋根構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の屋根構造において、
前記破風の上端部は、前記屋根葺材の上面よりも高くなるように設定されていることを特徴とする屋根構造。
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