JP6127772B2 - 情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理端末、情報処理システム、及びプログラムに関する。
従来、例えば金融機関において、顧客の利便性の向上や業務の効率化などを目的として、各種手続きの電子化が図られている。例えば、特許文献1では、銀行の営業店に来店した顧客に対して貸出情報端末を貸し出し、そして、取引の申し込みのための事項などを顧客に入力させる技術が開示されている。
また、顧客に対するサービスを向上させるための技術も各種提案されている。例えば、特許文献2では、受付札発行装置が受付札を発行する際に顧客を特定する顧客特定情報を取得し、そして、顧客特定情報をロビーウーマン等の係員が使用するテラー操作端末に表示させる技術が開示されている。この特許文献2に記載の技術では、テラー操作端末を操作する係員は、営業店に来店した顧客の来店目的や待ち時間等を知ることができる。
特開2004−280544 特開2009−122871
ところで、情報処理端末を顧客に貸し出す場面を想定すると、上記の技術では、顧客の操作状況を施設の勤務者に認知させることができない。例えば、上記の技術では、顧客が情報処理端末の操作に困っていたり、操作時間が多くかかっていることを施設の勤務者が把握することができない。このため、施設の勤務者は顧客に対するサポートを十分行うことができない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、顧客による情報処理端末の操作状況を施設の勤務者に認知させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理端末、情報処理システム、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、施設を訪れた顧客に対して貸し出された情報処理端末の操作状況を監視する操作状況監視部と、前記顧客による前記情報処理端末の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する操作状況判定部と、前記情報処理端末の操作状況に応じた値が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる表示制御部と、前記情報処理端末において入力された取引種別を前記情報処理端末から受信する受信部と、受信された前記取引種別に基づいて前記施設における前記情報処理端末の位置を推測する位置推測部と、推測された前記情報処理端末の位置を示す位置情報を前記施設の勤務者が使用する第2の情報処理端末に送信する送信部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記操作状況判定部は、前記顧客による前記情報処理端末の操作時間が閾値を超えたか否かを判定し、前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させてもよい。
前記操作状況判定部は、前記情報処理端末に表示される取引画面に対する入力時間が閾値を超えたか否かを判定し、前記表示制御部は、前記取引画面に対する入力時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させてもよい。
前記情報処理端末の表示設定は、前記情報処理端末に表示される表示画面の輝度に関する設定を含んでもよい。
前記情報処理端末の表示設定は、前記情報処理端末に表示される表示画面の色相に関する設定を含んでもよい。
前記送信部は、前記情報処理端末を貸し出された前記顧客の顧客情報を前記第2の情報処理端末にさらに送信してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、施設を訪れた顧客に対して貸し出された情報処理端末の操作状況を監視する操作状況監視部と、前記顧客による前記情報処理端末の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する操作状況判定部と、前記情報処理端末の操作状況に応じた値が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる表示制御部と、を備え、前記操作状況判定部は、前記顧客による前記情報処理端末の操作時間が閾値を超えたか否かを判定し、前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させ、前記情報処理端末の表示設定は、前記情報処理端末に表示される表示画面の輝度に関する設定を含み、前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記表示画面の輝度を上げる、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、施設を訪れた顧客に対して貸し出された情報処理端末の操作状況を監視する操作状況監視部と、前記顧客による前記情報処理端末の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する操作状況判定部と、前記情報処理端末の操作状況に応じた値が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる表示制御部と、前記情報処理端末において入力された取引種別を前記情報処理端末から受信する受信部と、受信された前記取引種別に基づいて前記施設における前記情報処理端末の位置を推測する位置推測部と、推測された前記情報処理端末の位置を示す位置情報を前記施設の勤務者が使用する第2の情報処理端末に送信する送信部、として機能させるための、プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、施設を訪れた顧客に対して貸し出された情報処理端末の操作状況を監視する操作状況監視部と、前記顧客による前記情報処理端末の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する操作状況判定部と、前記情報処理端末の操作状況に応じた値が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる表示制御部、として機能させるための、プログラムであって、前記操作状況判定部は、前記顧客による前記情報処理端末の操作時間が閾値を超えたか否かを判定し、前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させ、前記情報処理端末の表示設定は、前記情報処理端末に表示される表示画面の輝度に関する設定を含み、前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記表示画面の輝度を上げる、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、顧客による情報処理端末の操作状況を施設の勤務者に認知させることができる。
本発明の各実施形態による情報処理システムの構成を示した説明図である。 同実施形態による管理サーバのハードウェア構成を示した説明図である。 同実施形態によるデータベースの構成の一例を示した説明図である。 同実施形態による顧客情報テーブルの構成の一例を示した説明図である。 同実施形態による端末管理テーブルの構成の一例を示した説明図である。 同実施形態による貸し出し実績テーブルの構成の一例を示した説明図である。 本発明の第1の実施形態による管理サーバの構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による表示制御の一例を示した説明図である。 同実施形態による表示制御の一例を示した説明図である。 同実施形態による表示制御の一例を示した説明図である。 同実施形態による受付端末の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による情報処理端末の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態による管理サーバの構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による顧客の位置の推測方法の一例を示した説明図である。 同実施形態による操作困難者位置表示画面の構成例を示した説明図である。 同実施形態による操作困難者位置表示画面の構成例を示した説明図である。 同実施形態による操作困難者情報表示画面の構成例を示した説明図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて表示画面50a、および表示画面50bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、表示画面50a、および表示画面50bを特に区別する必要が無い場合には、単に表示画面50と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.情報処理システムの基本構成
2.実施形態の詳細な説明
2−1.第1の実施形態
2−2.第2の実施形態
3.変形例
<1.情報処理システムの基本構成>
本発明は、一例として「2−1.第1の実施形態」から「2−2.第2の実施形態」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。以下では、まず、このような各実施形態において共通する情報処理システムの基本構成について、図1を参照して説明する。
図1に示したように、本実施形態による情報処理システムは、管理サーバ10(情報処理装置)、通信網12、データベース20、受付端末30(受付装置)、無線AP32、コンシェルジュ端末34(第2の情報処理端末)、および情報処理端末40を含む。なお、本明細書では以後、本実施形態による情報処理システムが、センター2および営業店4(施設)を含む金融機関において適用される例を中心として説明する。但し、かかる例に限定されず、本実施形態による情報処理システムは、例えば行政機関、病院、または携帯電話販売店など幅広く適用可能である。
[1−1.管理サーバ10]
管理サーバ10は、顧客情報や、顧客に貸し出される情報処理端末40の貸出し状況などを管理するための装置である。また、管理サーバ10は、例えば図2に示すようなハードウェア構成を有する。
図2に示したように、管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)150、ROM(Read Only Memory)152、RAM(Random Access Memory)154、内部バス156、入出力インターフェース158、HDD(Hard Disk Drive)160、およびネットワークインターフェース162を備える。
CPU150は、例えば、後述する制御部100の一例として構成される。このCPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って管理サーバ10内の動作全般を制御する。このCPU150は、マイクロプロセッサであってもよい。
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。また、RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。CPU150、ROM152、およびRAM154は、CPUバスなどから構成される内部バス156により相互に接続されている。
入出力インターフェース158は、HDD160、およびネットワークインターフェース162を、内部バス156と接続する。例えばHDD160は、この入出力インターフェース158および内部バス156を介して、RAM154などとの間でデータをやり取りする。
HDD160は、例えば、後述する記憶部122の一例として構成されたデータ格納用の装置である。HDD160は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。このHDD160は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
ネットワークインターフェース162は、例えば通信網12に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースであり、後述する通信部120の一例として構成される。また、ネットワークインターフェース162は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
[1−2.通信網12]
通信網12は、通信網12に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、通信網12は、電話回線網、インターネット、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、通信網12は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
[1−3.データベース20]
データベース20は、顧客情報や情報処理端末40の貸出し状況に関する情報などが記録される装置である。図3に示したように、データベース20は、顧客情報テーブル200、端末管理テーブル202、および、貸し出し実績テーブル204を有する。
(1−3−1.顧客情報テーブル200)
顧客情報テーブル200は、各顧客の顧客情報が記録されるテーブルである。ここで、図4を参照して、顧客情報テーブル200の構成例について説明する。図4に示したように、顧客情報テーブル200では、例えば、口座番号2000、氏名2002、年齢2004、および性別2006が対応づけて記録される。例えば、図4の1レコード目のデータは、顧客が有する口座の口座番号が「0001」であり、顧客の氏名が「沖 太郎」であり、年齢は「40歳」であり、性別は「男性」であることを示している。
(1−3−2.端末管理テーブル202)
また、端末管理テーブル202は、情報処理端末40の貸出し状況が記録されるテーブルである。ここで、図5を参照して、端末管理テーブル202の構成例について説明する。図5に示したように、端末管理テーブル202では、例えば、端末管理番号2020、貸出し状況2022、顧客名2024、および貸出し時刻2026が対応づけて記録される。ここで、端末管理番号2020には、情報処理端末40に付与されている識別番号が記録される。また、貸出し状況2022には、情報処理端末40が貸し出し中であるか否かが記録される。また、顧客名2024には、情報処理端末40が貸し出されている顧客の名前が記録される。また、貸出し時刻2026には、情報処理端末40が貸し出された時刻が記録される。
例えば、図5の1レコード目のデータは、情報処理端末40の端末管理番号が「1001」であり、現在「沖 太郎」という名前の顧客に「貸し出し中」であり、貸し出し時刻は「9:30」であることを示している。
(1−3−3.貸し出し実績テーブル204)
また、貸し出し実績テーブル204は、情報処理端末40の貸出し実績が記録されるテーブルである。ここで、図6を参照して、貸し出し実績テーブル204の構成例について説明する。図6に示したように、貸し出し実績テーブル204では、例えば、貸し出し日2040、貸し出し時刻2042、返却時刻2044、および顧客名2046が対応づけて記録される。ここで、貸し出し日2040には、情報処理端末40を顧客に貸し出した日付が記録される。また、貸し出し時刻2042には、対象の情報処理端末40が顧客に貸し出された時刻が記録される。また、返却時刻2044には、対象の情報処理端末40が返却された時刻が記録される。また、顧客名2046には、対象の情報処理端末40が貸し出された顧客の名前が記録される。
例えば、図6の1レコード目のデータは、貸し出し日が「2013年6月3日(月)」であり、貸し出し時刻が「9:30」であり、返却時刻が「9:35」であり、貸し出された顧客の名前が「田中 一郎」であることを示している。
[1−4.受付端末30]
受付端末30は、営業店4に設置されている顧客受付用の専用端末である。営業店4に到着した顧客は、例えば受付端末30に設けられたタッチパネルに対する操作により、呼び出し番号を取得するための登録をすることができる。
[1−5.無線AP32]
無線AP32は、営業店4において情報処理端末40などの無線端末を例えば通信網12に接続させるための無線機である。無線AP32は、例えばIEEE802.11a/b/g/nなどの規格に則って無線通信を行う。なお、図1では、無線AP32を一つしか記載していないが、原則として、無線AP32は営業店4に複数台設置される。
[1−6.コンシェルジュ端末34]
コンシェルジュ端末34は、営業店4の従業員(勤務者)によって使用される携帯型端末である。このコンシェルジュ端末34は、例えば、表示画面を表示したり、ユーザの入力を受け付けるタッチパネル、および無線通信を行うためのネットワークインターフェースなどを有する。なお、コンシェルジュ端末34は、例えばタブレット端末であってもよい。
[1−7.情報処理端末40]
情報処理端末40は、顧客に対して貸し出される携帯型端末である。この情報処理端末40は、例えば、表示画面を表示したり、ユーザの入力を受け付けるタッチパネル、および無線通信を行うためのネットワークインターフェースなどを有する。顧客は、情報処理端末40を操作して、例えば希望する取引に関する申込み内容などの情報を入力することが可能である。なお、情報処理端末40は、例えばタブレット端末であってもよい。
なお、本実施形態による情報処理システムは上述した構成に限定されない。例えば、データベース20は、独立した装置として構成される代わりに、後述する管理サーバ10の記憶部122、または他の装置に記憶されてもよい。また、管理サーバ10は、センター2に設置される代わりに、営業店4に設置されてもよい。
上述した情報処理システムにおいて、本発明の各実施形態による管理サーバ10は、顧客による情報処理端末40の操作状況を営業店4の従業員に認知させることができる。以下、このような本発明の各実施形態について順次詳細に説明する。
<2.実施形態の詳細な説明>
[2−1.第1の実施形態]
(2−1−1.構成)
(2−1−1−1.管理サーバ10)
続いて、第1の実施形態による構成について詳細に説明する。図7は、第1の実施形態による管理サーバ10の構成を示した機能ブロック図である。図7に示したように、管理サーバ10は、制御部100、通信部120(受信部、送信部)、および記憶部122を有する。また、制御部100は、操作状況監視部102、操作状況判定部104、および表示制御部106を有する。
‐制御部100‐
制御部100は、管理サーバ10に内蔵されるCPU150、RAM154などのハードウェアを用いて、管理サーバ10の動作を全般的に制御する機能を有する。例えば、制御部100は、通信部120、および記憶部122の動作を制御する。また、制御部100は、後述する操作状況判定部104により、情報処理端末40の操作状況に応じた値が閾値を超えたと判定された場合には、操作に困っている顧客が営業店4にいることを通信部120にコンシュルジュ端末34へ送信させる。
‐操作状況監視部102‐
操作状況監視部102は、顧客に対して貸し出された情報処理端末40の操作状況を監視する。例えば、操作状況監視部102は、情報処理端末40から受信される入力情報の受信間隔に基づいて操作の進捗を監視する。
‐操作状況判定部104‐
操作状況判定部104は、顧客による情報処理端末40の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する。例えば、操作状況判定部104は、顧客による情報処理端末40の操作時間が閾値を超えたか否かを判定する。ここで、情報処理端末40の操作時間は、操作開始から現在までの合計時間であってもよいし、例えば一続きの取引における個々の画面に対する入力時間など、過程ごとの時間であってもよい。
‐表示制御部106‐
表示制御部106は、情報処理端末40の操作状況に応じた値が閾値を超えたと操作状況判定部104により判定された場合に、表示設定を変化させる指示の情報を通信部120に情報処理端末40へ送信させる。より具体的には、表示制御部106は、情報処理端末40の操作時間が閾値を超えたと操作状況判定部104により判定された場合に、情報処理端末40の表示設定を変化させることが可能である。
例えば、図8に示したように、表示制御部106は、情報処理端末40の操作時間が閾値を超えたと判定された場合には、情報処理端末40に表示される表示画面50の輝度を変化させることが可能である。図8に示した例では、表示制御部106が、変更前の表示画面50aにおいて50%であった輝度を、変更後の表示画面50bにおいて100%へ上げた例を示している。
また、図9に示したように、表示制御部106は、情報処理端末40の操作時間が閾値を超えたと判定された場合には、情報処理端末40に表示される表示画面50の背景色を変化させることが可能である。図9に示した例では、表示制御部106が、変更前の表示画面50aにおいて水色であった背景色を、変更後の表示画面50bにおいて黄色へ変更した例を示している。
これらの制御例によれば、例えば操作に困り、時間が多くかかっている顧客が利用する情報処理端末40の表示画面の表示設定を初期設定から変化させるので、営業店4の従業員は、情報処理端末40の表示画面を見るだけで、顧客が操作に困っているか否かを確認することができる。
また、変形例として、表示制御部106は、情報処理端末40の操作状況に応じた値が閾値を超えたと操作状況判定部104により判定された場合に、情報処理端末40に表示されているアイコンやボタンなどのコンテンツの表示態様を変化させることも可能である。例えば、図10に示したように、表示制御部106は、情報処理端末40の操作時間が閾値を超えたと判定された場合には、表示画面50に表示されるボタン502の背景色を、例えば初期値が水色である場合に黄色に変えるなど変化させてもよい。また、表示制御部106は、情報処理端末40の操作時間が閾値を超えたと判定された場合には、表示画面50に表示されるボタン502の形状を、例えば初期値が円形である場合に星形へ変えるなど変化させてもよい。
‐通信部120‐
通信部120は、例えば通信網12を介して、通信網12に接続される各種装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部120は、表示制御部106により指定される表示指示情報を情報処理端末40へ送信する。また、通信部120は、情報処理端末40において入力された取引情報を情報処理端末40から受信する。
‐記憶部122‐
記憶部122は、例えば、データベース20を管理するためのアプリケーションなどの各種ソフトウェアや、様々なデータを記憶する。また、上述したように、記憶部122は、データベース20を記憶することも可能である。
なお、第1の実施形態によれば、管理サーバ10に内蔵されるCPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、上述した管理サーバ10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
以上、第1の実施形態による管理サーバ10の構成について説明したが、上述した構成に限定されない。例えば、通信部120、または記憶部122のうちいずれか1以上は管理サーバ10に含まれず、他の装置に備えられてもよい。
(2−1−1−2.受付端末30)
次に、第1の実施形態による受付端末30の構成について説明する。図11は、受付端末30の構成を示した機能ブロック図である。図11に示したように、受付端末30は、制御部300、通信部310、操作表示部312、通帳機構部314、カード機構部316、およびバーコード読み取り部318を有する。また、制御部300は、受付部302を有する。
‐制御部300‐
制御部300は、受付端末30に内蔵されるCPU、RAMなどのハードウェアを用いて、受付端末30の動作を全般的に制御する機能を有する。例えば、制御部300は、通信部310などの各構成要素の動作を制御する。
‐受付部302‐
受付部302は、例えば後述するカード機構部316によるキャッシュカードの読み取りなどに基づいて、営業店4を訪れた顧客の受付処理を行う。
‐通信部310‐
通信部310は、例えば通信網12を介して、通信網12に接続される各種装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部310は、後述するカード機構部316により読み取られたキャッシュカードの口座番号を管理サーバ10へ送信する。
‐操作表示部312‐
操作表示部312は、顧客による操作の誘導画面を表示する表示部、および顧客操作を検出する顧客操作部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、顧客操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。
‐通帳機構部314‐
通帳機構部314は、受付端末30に設けられた通帳挿入口(図示省略)に対して顧客により挿入された通帳に関して、制御部300の指示により、例えば記録内容の読み出し、取引情報の記録、当該通帳の排出などの各種動作を行う。
‐カード機構部316‐
カード機構部316は、受付端末30に設けられたカード挿入口(図示省略)に対して挿入されるカードの磁気ストライプやIC(Integrated Circuit)チップなどに記録されたデータの読み取りや書き込みを行う。
‐バーコード読み取り部318‐
バーコード読み取り部318は、例えば情報処理端末40のディスプレイなどに表示されたバーコードを撮像することにより、バーコードに記録された情報を読み取る機能を有する。
(2−1−1−3.情報処理端末40)
次に、第1の実施形態による情報処理端末40の構成について説明する。図12は、情報処理端末40の構成を示した機能ブロック図である。図12に示したように、情報処理端末40は、制御部400、通信部410、表示部412、および入力部414を有する。また、制御部400は、表示制御部402を有する。
‐制御部400‐
制御部400は、情報処理端末40に内蔵されるCPU、RAMなどのハードウェアを用いて、情報処理端末40の動作を全般的に制御する機能を有する。例えば、制御部400は、通信部410などの各構成要素の動作を制御する。
‐表示制御部402‐
表示制御部402は、管理サーバ10から受信される表示指示情報に基づいて表示画面の表示設定を変化させる。例えば、表示制御部402は、受信された表示指示情報に基づいて表示画面の輝度または色相を変化させる。
‐通信部410‐
通信部410は、例えば無線AP32を介して、管理サーバ10との間で各種情報を送受信する。例えば、通信部410は、管理サーバ10から取引画面などの表示画面を受信する。また、通信部410は、取引画面に対する入力情報などを管理サーバ10へ送信する。
‐表示部412‐
表示部412は、液晶ディスプレイ装置やOLED装置などにより構成され、各種の表示画面を表示する。例えば、表示部412は、管理サーバ10から受信される取引画面を表示する。
‐入力部414‐
入力部414は、例えばタッチパネルやボタンなどにより構成され、顧客による各種の操作を受け付ける。例えば、入力部414は、取引画面に対する取引情報の入力を受け付ける。なお、図9では表示部412および入力部414が別々に構成される例を示しているが、例えばタッチパネルのように、表示部412および入力部414は一体的に構成されてもよい。
(2−1−2.動作)
以上、第1の実施形態による構成について説明した。続いて、第1の実施形態による動作について説明する。図13は、第1の実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。図13に示したように、まず、営業店4に到着した顧客は、受付端末30にキャッシュカードまたは通帳を挿入する(S101)。
続いて、カード機構部316または通帳機構部314は、挿入されたキャッシュカードまたは通帳から顧客の口座情報を読み取る。そして、通信部310は、読み取られた口座情報を管理サーバ10へ送信する(S102)。なお、通信部310は、例えば顧客により操作表示部312に対して入力されたパスワードをさらに管理サーバ10へ送信してもよい。
続いて、管理サーバ10の制御部100は、受付端末30から受信された口座情報に基づいて顧客の認証を行う(S103)。顧客が認証されなかった場合には(S103:No)、制御部100は、認証失敗のメッセージを通信部120に受付端末30へ送信させる。そして、受付端末30は、再びS101の動作を繰り返す。
一方、顧客が認証された場合には(S103:Yes)、通信部120は、当該顧客に対する情報処理端末40の貸し出し許可を示す情報を、顧客に対して貸し出される情報処理端末40へ送信する(S104)。
続いて、営業店4の従業員は、情報処理端末40を顧客に対して貸し出す。その後、顧客は、情報処理端末40を操作して、表示部412にバーコードを表示させる(S105)。なお、このバーコードは、情報処理端末40が貸し出されたことを示す情報などを含む。
その後、顧客は、情報処理端末40を受付端末30のバーコード読み取り部318へかざす。そして、バーコード読み取り部318は、情報処理端末40に表示されているバーコードを読み取る(S106)。
続いて、通信部310は、バーコードから読み出された情報を管理サーバ10へ送信する(S107)。そして、管理サーバ10の制御部100は、受付端末30から受信された情報に基づいて、例えば該当の情報処理端末40に対応する貸出し状況2022の値を「貸出し中」に設定するなど、端末管理テーブル202を更新する(S108)。
次に、図14を参照して、S108より後の動作について説明する。S108の後、管理サーバ10の通信部120は、取引情報を入力するための取引画面を情報処理端末40へ送信する(S111)。
続いて、情報処理端末40は、管理サーバ10から受信された取引画面を表示する(S112)。その後、顧客は、取引画面において取引情報を入力する。なお、一つの取引に関して設けられた各表示画面において例えば「入力完了ボタン」が選択される度に、情報処理端末40は、各表示画面において入力された情報を管理サーバ10へ送信する(S113)。
その後、管理サーバ10の操作状況判定部104は、情報処理端末40において取引画面に対する入力時間が閾値を超えたか否かを判定する(S114)。なお、S114において、操作状況判定部104は、一つの取引に関して設けられた個々の表示画面に対する入力時間が閾値を超えたか否かを判定してもよい。
S114の条件式が満たされると判定された場合には(S114:Yes)、表示制御部106は、例えば表示画面の輝度や色相などの設定変更の指示を含む表示指示情報を通信部120に情報処理端末40へ送信させる。また、制御部100は、操作に困っている顧客が営業店4にいることを、通信部120にコンシュルジュ端末34へ送信させる(S115)。
その後、情報処理端末40の表示制御部402は、管理サーバ10から受信された表示指示情報に基づいて表示設定を変更し、そして、表示部412に表示画面を再表示させる。また、コンシュルジュ端末34は、管理サーバ10から受信された通知を表示画面に表示する(S116)。
(2−1−3.効果)
以上、例えば図7、図10〜図12等を参照して説明したように、第1の実施形態による管理サーバ10は、顧客に対して貸し出された情報処理端末40の操作状況を監視し、顧客による情報処理端末40の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定し、そして、情報処理端末40の操作状況に応じた値が閾値を超えたと判定された場合に情報処理端末40の表示設定を変化させる。例えば、管理サーバ10は、操作に困り、操作時間が多くかかっている顧客が利用する情報処理端末40の表示画面の表示設定を初期設定から変化させる。
このため、例えば顧客により手を挙げたり、従業員に対して声を掛けるなどの自主的な行動がなされなくても、営業店4の従業員は、顧客が操作中の情報処理端末40の表示画面を見るだけで、操作に困っている顧客を把握することができる。そして、従業員は、操作に困っている顧客に声掛けをし、操作のサポートを行うことができる。このため、顧客満足度の向上が期待できる。
また、情報処理端末40において変更されるのは、原則として表示画面の表示設定だけである。このため、情報処理端末40における変化は周囲にほとんど目立たず、情報処理端末40を利用している顧客以外の他の顧客が気づく可能性は少ない。従って、情報処理端末40を利用している顧客が不快感を抱く恐れが少ない。
また、管理サーバ10は、例えば新商品の申込書や広告など特定のページを長時間見ている顧客が利用する情報処理端末40の表示画面の表示設定を初期設定から変化させることも可能である。このため、従業員は、顧客が操作中の情報処理端末40の表示画面を見るだけで、例えば新商品など一部の商品に関心のありそうな顧客を把握することができる。そして、従業員は、このような顧客に対して声掛けをし、より詳しい商品の説明を行ったり、商品の勧誘を行うことにより、商品の販売促進活動をより効果的に行うことが可能となる。
[2−2.第2の実施形態]
以上、第1の実施形態について説明した。次に第2の実施形態について説明する。後述するように、第2の実施形態によれば、操作に困っている顧客の位置情報または顧客情報をコンシェルジュ端末34に表示させることが可能である。
(2−2−1.構成)
(2−2−1−1.管理サーバ10)
最初に、第2の実施形態による構成について詳細に説明する。図15は、第2の実施形態による管理サーバ10の構成を示した機能ブロック図である。図15に示したように、第2の実施形態による管理サーバ10は、第1の実施形態と比較して、位置推測部108を新たに含む。
‐位置推測部108‐
位置推測部108は、情報処理端末40において入力された取引情報に基づいて営業店4における情報処理端末40の位置を推測する。より具体的には、位置推測部108は、情報処理端末40において入力された取引種別に応じて営業店4における情報処理端末40の位置を推測することが可能である。例えば、図16に示したように、位置推測部108は、情報処理端末40において入力された取引情報が示す取引種別が「投資信託」である場合には、情報処理端末40の位置を「ローカウンター(投資信託係)」の近くであると予測する。
一般的に、営業店4の窓口において取引種別、または取引種別のグループごとに担当係が分かれている場合には、顧客は、希望する取引種別の担当係により近い顧客用席に座ることを望む傾向にある。このため、上記の予測方法によれば、営業店4における顧客の位置を精度高く推測できることが期待できる。
また、変形例として、位置推測部108は、複数の無線AP32により検知される情報処理端末40からの電波の強度に基づいて、営業店4における情報処理端末40の位置を推測することも可能である。
‐通信部120‐
第2の実施形態による通信部120は、位置推測部108により推測された情報処理端末40の位置を示す位置情報をコンシェルジュ端末34に送信することが可能である。また、通信部120は、例えば操作に困っている顧客など、情報処理端末40を貸し出された顧客の顧客情報をコンシェルジュ端末34に送信することも可能である。
なお、上記以外の構成要素の機能に関しては、第1の実施形態と同様である。
(2−2−1−2.受付端末30)
第2の実施形態による受付端末30の構成は、第1の実施形態と同様である。従って、ここでは説明を省略する。
(2−2−1−3.コンシェルジュ端末34)
第2の実施形態によるコンシェルジュ端末34は、管理サーバ10から情報処理端末40の位置情報が受信された場合には、受信された位置情報を含む操作困難者位置表示画面52を表示画面に表示させることが可能である。
ここで、図17および図18を参照して、操作困難者位置表示画面52の構成例について説明する。図17に示した操作困難者位置表示画面52aは、情報処理端末40において入力された取引種別に応じて管理サーバ10により推測された情報処理端末40の位置の表示例である。この操作困難者位置表示画面52aでは、管理サーバ10から受信された位置情報が顧客位置範囲表示520aにより表示される例を示している。従業員は、この操作困難者位置表示画面52aを見ることにより、操作に困っている顧客が「ローカウンター(投資信託係)」の近くにいることを把握することができる。
また、図18に示した操作困難者位置表示画面52bは、無線AP32により検知された電波の強度に基づいて管理サーバ10により推測された情報処理端末40の位置の表示例である。この操作困難者位置表示画面52bでは、管理サーバ10から受信された位置情報が顧客位置範囲表示520bにより表示される例を示している。従業員は、この操作困難者位置表示画面52bを見ることにより、操作に困っている顧客が、表示画面における上方右側の顧客用席にいることを把握することができる。
また、コンシェルジュ端末34は、管理サーバ10から顧客情報が受信された場合には、例えば図19に示したような、受信された顧客情報を含む操作困難者情報表示画面54を表示画面に表示させることも可能である。この表示例によれば、顧客の年齢や性別といった情報を表示させることができるので、従業員は、表示された情報を参考にして、営業店4において操作に困っている顧客を容易に発見することができる。
(2−2−2.動作)
以上、第2の実施形態による構成について説明した。続いて、第2の実施形態による動作について説明する。なお、S101〜S108の動作に関しては、第1の実施形態と同様である。ここで、図20を参照して、S108より後の動作について説明する。なお、図20に示したS211〜S213の動作は、第1の実施形態におけるS111〜S113の動作と同様である。
S213の後、管理サーバ10の操作状況判定部104は、S114と同様に、情報処理端末40において取引画面に対する入力時間が閾値を超えたか否かを判定する(S214)。
S214の条件式が満たされると判定された場合には(S214:Yes)、位置推測部108は、情報処理端末40において入力された取引情報に基づいて営業店4における情報処理端末40の位置を推測する。あるいは、位置推測部108は、複数の無線AP32により検知される情報処理端末40からの電波の強度に基づいて、営業店4における情報処理端末40の位置を推測する(S215)。
続いて、通信部120は、位置推測部108により推測された情報処理端末40の位置を示す位置情報、または情報処理端末40を貸し出された顧客の顧客情報をコンシェルジュ端末34に送信する(S216)。
その後、コンシェルジュ端末34は、管理サーバ10から受信された情報処理端末40の位置情報を含む操作困難者位置表示画面52を表示画面に表示させる。または、コンシェルジュ端末34は、管理サーバ10から受信された顧客情報を含む操作困難者情報表示画面54を表示画面に表示させる(S217)。
(2−2−3.効果)
以上、例えば図15、図20等を参照して説明したように、第2の実施形態による管理サーバ10は、情報処理端末40において入力された取引情報、あるいは複数の無線AP32により検知される情報処理端末40からの電波の強度に基づいて、営業店4における情報処理端末40の位置を推測し、そして、推測した情報処理端末40の位置を示す位置情報をコンシェルジュ端末34へ送信する。このため、従業員は、コンシェルジュ端末34を見ることにより、操作に困っている顧客(または、例えば新商品など一部の商品に関心のありそうな顧客)の営業店4における位置を容易に把握することができる。
また、第1の実施形態の構成と組み合わせることにより、管理サーバ10は、さらに、操作時間が多くかかっている顧客が利用する情報処理端末40の表示画面の表示設定を初期設定から変化させることが可能である。このため、従業員は、コンシェルジュ端末34に表示される顧客の位置情報や顧客情報を確認するとともに、顧客が利用している情報処理端末40の表示画面の表示態様を見ることにより、操作に困っている顧客をさらに容易に把握することができる。
<3.変形例>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記の説明では、操作困難者位置表示画面52および操作困難者情報表示画面54の表示制御をコンシェルジュ端末34が行う例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、管理サーバ10(の表示制御部106)が、図17および図18に示したような操作困難者位置表示画面52、または図19に示したような操作困難者情報表示画面54を生成し、そして、コンシェルジュ端末34に送信し、表示させてもよい。
2 センター
4 営業店
10 管理サーバ
12 通信網
20 データベース
30 受付端末
32 無線AP
34 コンシェルジュ端末
40 情報処理端末
100 制御部
102 操作状況監視部
104 操作状況判定部
106 表示制御部
108 位置推測部
120 通信部
122 記憶部
150 CPU
152 ROM
154 RAM
156 内部バス
158 入出力インターフェース
160 HDD
162 ネットワークインターフェース
200 顧客情報テーブル
202 端末管理テーブル
204 貸し出し実績テーブル
300 制御部
302 受付部
310 通信部
312 操作表示部
314 通帳機構部
316 カード機構部
318 バーコード読み取り部
400 制御部
402 表示制御部
410 通信部
412 表示部
414 入力部

Claims (9)

  1. 施設を訪れた顧客に対して貸し出された情報処理端末の操作状況を監視する操作状況監視部と、
    前記顧客による前記情報処理端末の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する操作状況判定部と、
    前記情報処理端末の操作状況に応じた値が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる表示制御部と、
    前記情報処理端末において入力された取引種別を前記情報処理端末から受信する受信部と、
    受信された前記取引種別に基づいて前記施設における前記情報処理端末の位置を推測する位置推測部と、
    推測された前記情報処理端末の位置を示す位置情報を前記施設の勤務者が使用する第2の情報処理端末に送信する送信部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記操作状況判定部は、前記顧客による前記情報処理端末の操作時間が閾値を超えたか否かを判定し、
    前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる、請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記操作状況判定部は、前記情報処理端末に表示される取引画面に対する入力時間が閾値を超えたか否かを判定し、
    前記表示制御部は、前記取引画面に対する入力時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる、請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理端末の表示設定は、前記情報処理端末に表示される表示画面の輝度に関する設定を含む、請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理端末の表示設定は、前記情報処理端末に表示される表示画面の色相に関する設定を含む、請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記送信部は、前記情報処理端末を貸し出された前記顧客の顧客情報を前記第2の情報処理端末にさらに送信する、請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 施設を訪れた顧客に対して貸し出された情報処理端末の操作状況を監視する操作状況監視部と、
    前記顧客による前記情報処理端末の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する操作状況判定部と、
    前記情報処理端末の操作状況に応じた値が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる表示制御部と、
    を備え、
    前記操作状況判定部は、前記顧客による前記情報処理端末の操作時間が閾値を超えたか否かを判定し、
    前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させ、
    前記情報処理端末の表示設定は、前記情報処理端末に表示される表示画面の輝度に関する設定を含み、
    前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記表示画面の輝度を上げる、情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    施設を訪れた顧客に対して貸し出された情報処理端末の操作状況を監視する操作状況監視部と、
    前記顧客による前記情報処理端末の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する操作状況判定部と、
    前記情報処理端末の操作状況に応じた値が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる表示制御部と、
    前記情報処理端末において入力された取引種別を前記情報処理端末から受信する受信部と、
    受信された前記取引種別に基づいて前記施設における前記情報処理端末の位置を推測する位置推測部と、
    推測された前記情報処理端末の位置を示す位置情報を前記施設の勤務者が使用する第2の情報処理端末に送信する送信部、
    として機能させるための、プログラム。
  9. コンピュータを、
    施設を訪れた顧客に対して貸し出された情報処理端末の操作状況を監視する操作状況監視部と、
    前記顧客による前記情報処理端末の操作状況に応じた値が閾値を超えたか否かを判定する操作状況判定部と、
    前記情報処理端末の操作状況に応じた値が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させる表示制御部、
    として機能させるための、プログラムであって、
    前記操作状況判定部は、前記顧客による前記情報処理端末の操作時間が閾値を超えたか否かを判定し、
    前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記情報処理端末の表示設定を変化させ、
    前記情報処理端末の表示設定は、前記情報処理端末に表示される表示画面の輝度に関する設定を含み、
    前記表示制御部は、前記情報処理端末の操作時間が前記閾値を超えたと判定された場合に、前記表示画面の輝度を上げる、プログラム。
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