JP6127715B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するための内燃機関の制御装置は、出力軸がクラッチを介して手動変速機の入力軸に接続された内燃機関に適用されて、前記手動変速機の変速段の変更に伴って前記出力軸の回転速度を前記入力軸の回転速度に同期させる回転同期制御を行う内燃機関の制御装置であって、前記変速段が変更された場合に前記回転同期制御を開始し、前記クラッチが繋がった場合に前記回転同期制御を終了し、かつ前記変速段の変更が終了してからの経過時間が第1終了判定時間を超えた場合に前記回転同期制御を終了し、かつ前記回転同期制御が開始されてからの経過時間が前記第1終了判定時間よりも長い第2終了判定時間を超えた場合に前記回転同期制御を終了することをその要旨とする。
手動変速機の入力軸の回転速度は、手動変速機の出力軸の回転速度が等しい場合であっても、減速比が大きいほど高くなる。そのため、内燃機関の出力軸の回転速度は、変速段が変更された後の減速比が大きいときほど、回転同期制御を通じて高い回転速度に維持されることになる。したがって、変速段が変更された後の減速比が大きいときほど、回転同期制御を通じて内燃機関の出力軸の回転速度を手動変速機の入力軸の回転速度と同期させた状態を維持するために消費される燃料の量は多くなる。
変速段の変更に伴ってクラッチ21を繋ぐときに機関回転速度と入力軸回転速度とが大きく乖離していると、変速ショックが生じることがある。特に、ダウンシフトの場合には、変速段の変化に伴って入力軸回転速度が急上昇するので、機関回転速度と入力軸回転速度との乖離が大きくなりやすく、変速ショックが大きくなりやすい傾向がある。
制御装置100は、図2に示す回転同期制御ルーチンの処理を内燃機関10の運転中に予め設定された周期で繰り返し実行する。
制御装置100は、図3に示す判定ルーチンの処理を内燃機関10の運転中に予め設定された周期で繰り返し実行することによって、変速段が変更されたか否かの確認を行う。
ここで、変速段が変化したか否かを判定するための判定条件について説明する。
手動変速機25のアップシフト側への変速段の変更に際しては、手動変速機25の入力軸24の回転速度が低下する。一方で、手動変速機25のダウンシフト側への変速段の変更に際しては、手動変速機25の入力軸24の回転速度が上昇する。そのため、手動変速機25の変速段が変更されたか否かは、入力軸24の回転速度の変化から容易に検知できるように思われる。
なお、開始判定値Ndは、ダウンシフト側への変速段の変更の場合と、アップシフト側への変速段の変更の場合とで異なる値としてもよい。例えば、ダウンシフト側への変速段の変更の場合には入力軸回転速度が上昇するため、入力軸回転速度が上昇している場合には開始判定値をNd1にして検出値からスムース値を減算した差がNd1以上の場合に変速段が変更されたと判定する。一方で、アップシフト側への変速段の変更の場合には入力軸回転速度が低下するため、入力軸回転速度が低下している場合には開始判定値をNd2にしてスムース値から検出値を減算した差がNd2以上の場合に変速段が変更されたと判定する。
図4〜図6に示すように、クラッチ21が解放された後、制御装置100が回転同期制御を開始すると、第2タイマ102が計時動作を開始することによって、第2タイマ値TBが増加し始める。また、変速段の変更が終了すると、第1タイマ101が計時動作を開始することによって、第1タイマ値TAが増加し始める。
(1)変速段の変更に伴って回転同期制御が開始された後、クラッチ21がなかなか繋がれずに、クラッチ21を繋ぐまでの時間が長くなったとしても、変速段の変更が終了してからの経過時間が第1終了判定時間TE1を超えたときに回転同期制御が終了されることになる。したがって、内燃機関10の出力軸14の回転速度を手動変速機25の入力軸24の回転速度と同期させた状態を維持するために、回転同期制御を通じて長期間に亘って燃料が消費され続けることを抑制し、回転同期制御に伴う燃料消費を抑制することができる。
・上記実施形態では、変速段毎に異なる終了判定時間TE1,TE2を設定するようにしたが、変速段が変更された後の減速比が大きいほど終了判定時間TE1,TE2を小さく設定する態様としては他の態様を採用してもよい。例えば複数の変速段毎に異なる終了判定時間TE1,TE2を設定するようにしてもよい。具体的には3速及び4速に設定される終了判定時間TE1,TE2に対して、それよりも減速比が大きい1速及び2速に設定される終了判定時間TE1,TE2を小さく設定してもよい。あるいは、最も減速比が大きい変速段に対して、他の変速段よりも小さい終了判定時間TE1,TE2を設定してもよい。
Claims (8)
- 出力軸がクラッチを介して手動変速機の入力軸に接続された内燃機関に適用されて、前記手動変速機の変速段の変更に伴って前記出力軸の回転速度を前記入力軸の回転速度に同期させる回転同期制御を行う内燃機関の制御装置であって、
前記変速段が変更された場合に前記回転同期制御を開始し、前記クラッチが繋がった場合に前記回転同期制御を終了し、かつ前記変速段の変更が終了してからの経過時間が第1終了判定時間を超えた場合に前記回転同期制御を終了し、かつ前記回転同期制御が開始されてからの経過時間が前記第1終了判定時間よりも長い第2終了判定時間を超えた場合に前記回転同期制御を終了する
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記変速段が変更された後の減速比が大きいほど前記第1終了判定時間及び第2終了判定時間を短くする
ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。 - 燃料消費量を抑制するエコモードを含む複数の運転モードの中から運転モードを選択可能であり、
前記エコモードが選択されている場合は、前記エコモードが選択されていない場合よりも、前記第1終了判定時間及び前記第2終了判定時間を短くする
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記クラッチが開放された後の前記入力軸の回転速度の検出値と該検出値に平滑化処理を施したスムース値との乖離の大きさに基づいて前記変速段が変更されたことを判定し、前記回転同期制御を開始する
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記回転同期制御を開始する条件に、
前記クラッチが開放された後の前記入力軸の回転速度の検出値と該検出値に平滑化処理を施したスムース値との乖離の大きさが開始判定値以上になったこと、
が含まれている
ことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記入力軸の回転速度を前記手動変速機の出力軸の回転速度で除した商の変化量に基づいて前記変速段が変更されたことを判定し、前記回転同期制御を開始する
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記回転同期制御を開始する条件に、
前記入力軸の回転速度を前記手動変速機の出力軸の回転速度で除した商の変化量が開始判定値以上になった後に、前記商の変化量が前記開始判定値よりも小さくなったこと、
が含まれている
ことを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記回転同期制御を開始する条件に、
前記入力軸の回転速度を前記手動変速機の出力軸の回転速度で除した商の変化量が開始判定値以上になったこと、
が含まれている
ことを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の制御装置。
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