JP6126617B2 - バイオ製品用容器を運搬するための装置のプロセスステーション - Google Patents

バイオ製品用容器を運搬するための装置のプロセスステーション Download PDF

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Description

本発明は、バイオ製品用容器を運搬するための装置のプロセスステーションに関する。
今日、生体物質試料を試験するための実験室においては、これら試料を自動識別し、実験室の様々な地点へ向けて運搬及び行き先指定することを確実に行う自動化システムがますます用いられるようになっている。特に、本出願人は既に、このようなタイプのシステムを記載した先行特許の欧州特許第2225567号を出願している。
上記システムは自動コンベヤーを備える。その自動コンベヤーでは、各バイオ製品用容器がこのような自動システムと連動する種々のモジュールへ適切に行き先指定されるように、通路に沿ってコンベヤーベルト上の運搬装置(「キャリア」とも呼ばれる)の中で移動する。ここで、上記モジュールは、実際の試験モジュールであったり、各モジュールが、容器の到着時にその容器に対して特定の試験前又は試験後操作(例えば、装填/取り出し、蓋の取り外し/蓋の取り付け、内容物の遠心分離等)を行うように設計されていたりする。
この自動コンベヤーは、順々に連続して配置された複数のシングルプロセスステーションからなり、それらのすべては主通路と副通路を備える。特に、制御ユニットによる管理を通じて、この実験室のインテリジェント自動システムは、上記プロセスステーションのそれぞれの中の一つ一つの運搬装置及び関連する容器を、それらに対して実行する予定の操作の種類に基づき仕分けることができる。このことは、主通路に既に進路変更された運搬装置をその後戻すことに加えて、主運搬通路から副通路へと運搬装置を進路変更するか否かに対応する。
一つ一つのプロセスステーション内で経路を追跡して誤りのない行き先指定を制御するために、移動する運搬装置の位置が、運搬装置の検出装置により記録される。このような検出装置は、運搬システムに沿った経路全体に亘って、リアルタイムで、運搬装置の存在及び識別情報を識別することができる。検出装置は、運搬システムのコンベヤーベルトの下に割り当てられたアンテナのネットワークからなる無線周波数識別(RFID)技術に基づいている。運搬装置が通過すると、これらアンテナは、運搬装置の本体に含まれている応答機により送信されたデータを受け取ることができる。
このような応答機は、データを記憶し送信することができる内部メモリが設けられた装置である。アンテナのネットワークにより生成される磁場により動力が供給されるので、この応答機は電源を必要としない。アンテナ近傍のベルトの上を運搬装置が通過すると、アンテナにより生成される電磁場が応答機に動力を供給し、応答機はこの電磁場を変調し、メモリに記憶されているデータをこのアンテナに送信する。運搬装置の応答機のメモリに記憶されているものは、運搬装置自体が認識されることを可能とする識別コードである。識別コードは固有のものである。即ち、各運搬装置は、固有で独自の識別コードと関連づけられている。アンテナが識別コード情報を受け取ると、その識別コード情報は制御ユニットに送られる。制御ユニットは、その情報を送信したアンテナの位置に基づき、ベルト上の運搬装置の位置を関連づける。ベルトの下に位置するアンテナは、運搬システムに沿って戦略的に割り当てられている。即ち、運搬装置の経路を決定し、且つ運搬装置のライフサイクルを記憶するために、運搬装置の識別情報を制御又は知ることが必要な各地点にアンテナが設けられている(例えば、主通路と副通路との間の進路変更を行う地点やバイオ製品用容器がモジュールにより処理される地点)。
アンテナにより運搬装置を識別することは、各アンテナの近傍に位置する停止ゲートが存在することで可能となる。アンテナがベルトの下に位置し、運搬装置の応答機により送信された運搬装置の識別コードを受け取ることができるようになっているまさにその地点で、停止ゲートは運搬装置を進路妨害する。アンテナにより識別された運搬装置のID情報は制御ユニットに伝達される。制御ユニットは、適切な試験前、試験用又は試験後のモジュールへと運搬装置の行き先を任意に指定し、主通路の内側壁から空気の作用により作動するレバーの突出により主通路から副通路へと運搬装置の経路を変更する。
同様に、運搬装置の処理が終わると主通路に戻すことが必要となるので、所定の作業モジュールと連動した後に運搬装置が解放される度に、戻っていく運搬装置が、後続の運搬装置に衝突したり、この自動システムに沿う運搬装置の流れを妨害したりしないように、同時に、主通路に沿った運搬装置の通過を妨害することが必要となる。公知の解決手段においては、この目的は、典型的には副通路の最終領域において運搬装置の通過を検出し、その後、その主通路から来る運搬装置の通過を停止ゲートにより再度妨害する制御ユニットと通信するセンサーによって達成される。
従って、運搬装置の進路変更とその後の戻しとの両方に関して、公知の解決手段ではこれら2つの過程が減速されるということによる問題が生ずる。
実際、第1のケースでは、ベルトの下に位置するアンテナにより運搬装置のIDを読み取ることを可能とし、制御ユニットと相互作用した後に、運搬装置を進路変更するのであれしないのであれ適切に行き先指定するためには、先ほど述べたような、進路変更自体の近傍の停止ゲートにより各運搬装置を停止することが常に必要となる。
第二のケースでは、運搬装置を副通路から主通路へと戻すことが必要となるたびに、主通路に沿った運搬装置の通過を妨害するために上記の機構を作動しなければならない。
従って、一般に、副通路上の運搬装置を進路変更する(その結果、運搬装置は所定の作業モジュールと連動する)工程と、それに続く主通路への戻し工程の両者で、プロセスステーションに沿った運搬装置の流れが減速される。実験室自動化システムが複数のプロセスステーションからなり、それらの各々が試料に対し特定の操作を行っていることを考慮すると、試料毎に、またステーション毎に速度が低下してしまうことは明らかであることが分かる。
更に、両工程でのゲート作動時に何らかのエラーや誤動作が起こると、主通路から来る運搬装置の停止を失敗することもある。従って、進路変更の場合には、ゲートの近傍に位置するアンテナは運搬装置を識別することができず、このことは、特にいくつかの運搬装置が連続して進路変更地点に到着した場合には、進路変更をすべきである運搬装置の行き先指定のエラーにつながってしまい、それどころか主通路に沿って運搬され続けることになる。逆も同様である。同様に、戻す場合には、副通路から戻る運搬装置との衝突、ひいては運搬装置の流れの妨害が避けられなくなる。
このようなことは、完全自動化され、技術者の監督無しに夜間にも稼働させることができると想定されている生体試料を運搬するためのシステムにおいては明らかに容認されない。
米国特許第5941366号明細書には、容器を1つの通路から別の通路へと進路変更するように構成された手段を備えた多通路チューブ容器運搬システムが記載されている。
欧州特許第2225567号明細書 米国特許第5941366号明細書
本発明の目的は、読み取りと一つ一つの運搬装置を適切な通路に沿うよう行き先指定する工程と、既に進路変更された運搬装置を副通路から主通路へと戻す工程との両者の速度を速め、従って、一つ一つのプロセスステーション内の、ひいては自動システム全体に沿った運搬装置の流れ頻度を著しく増加させることである。
この全ては、運搬装置の流れに待ち行列や妨害を引き起こすことなく達成されなければならない。
別の目的は、かなり多くの運搬装置が列を成し進路変更地点近傍に到達したとしても、進路変更工程においてエラー無く行き先指定を確実に行うことである。
さらに別の目的は、戻っていく運搬装置と主通路を移動している運搬装置との間で起こりうる衝突を防止することである。
これら及び他の目的は、請求項1に記載されたようなバイオ製品用容器を運搬するための装置のプロセスステーションにより達成される。
本発明のこれらの特徴及び他の特徴は、添付図面を参照し限定を意図しない例により示された、以下の本発明の実施形態の詳細な説明から更に明らかとなるであろう。
図1は、制御ユニットが除かれた実験室自動化システムの自動コンベヤーに属する一般的なプロセスステーションの斜視図を示す。 図2は、進路変更ユニットの種々の作業工程の上面図を示す。 図3は、進路変更ユニットの種々の作業工程の上面図を示す。 図4は、進路変更ユニットの種々の作業工程の上面図を示す。 図5は、進路変更ユニットの種々の作業工程の上面図を示す。 図6は、進路変更ユニットの種々の作業工程の上面図を示す。 図7は、進路変更ユニットの種々の作業工程の上面図を示す。 図8は、運搬装置が進路妨害された非常事態における進路変更ユニットの詳細図を再び上面図にて示す。 図9は、異なる2つの作業工程における図8に示した詳細図の詳細を示す。 図10は、運搬装置と係合した進路変更ユニットの一部の作業工程を詳細に示す。 図11は、接続領域への導入工程において副通路から運搬装置移動している、戻しユニットの第1作業工程の上面図を示す。 図12は、運搬装置が副通路から主通路へと戻る工程の詳細図を再び上面図にて示す。 図13は、戻しユニットとこれと係合した運搬装置の詳細を示す。 図14は、進路変更ユニットの動作に関する方法の種々の工程を説明するブロック図を示す。 図15は、カム速度の速度−時間図、したがってカムを作動させるたびに周期的に繰り返される加速プロファイルを示す。
生体物質試料の自動識別、運搬、及び行き先指定のためのシステム(「自動システム」)は、本発明が用いられる試験所の様々な要求を満たす様々な構成に従い、図1に示すような、様々な個数で組み立てられた一連のプロセスステーション1からなる。
このシステムは、一つ一つのステーション1に応じて、以下の機能を提供する主搬送路2を備える。
・例えばチューブ、若しくは、チューブで満たされることとなる空の運搬装置である、これらのバイオ製品用容器4を含む搬送装置3(即ち、本出願人の国際特許出願WO−2008043394に記載されているような、バイオ製品用容器を運搬するように構成された装置)を運搬する機能。
・これらの運搬装置3が副通路の隣に位置する、試験前、試験用(即ち、分析機器、生体物質試料に試験を行うように構成された器具)又は試験後のモジュール又はステーションへ到達することを可能とする、主通路2と平行でそれらの外側に位置する副搬送路5へと、運搬装置3を必要に応じて行き先指定する機能。しかしながら、これらモジュールは、本発明の対象ではないため、説明せず、運搬システムをより分かりやすく説明するためにのみ示す。
これら相互に平行な主通路2と副通路5とは、運搬装置3を運搬する機能を提供し、水平に配置されたモーター駆動のコンベヤーベルト21,51を収容する。各モジュールは、一方向に動く1対のベルト21,51と、反対の方向へ動く1対のベルト21,51とを有する。これらベルトは、1対の外へ向かう通路と1対の戻し通路の機能を有する。図には、これら2対のベルト21,51のうち1対のみを示している。
ひとつひとつのプロセスステーションの詳細に関しては、そして、要するにシステム全体の拡張に関しては、本出願人の欧州特許EP−2225567号においてなされた説明を参照されたい。
接続領域7a,7bは、副通路5と主通路2との間に設けられる。接続領域7a,7bは、実質的には通路であるのだが、実際の通路としてみなされるとは限らない。以下により分かりやすく説明されている方法に従うと、接続領域7a,7bは、主通路2から副通路5へと、又は、その逆に、運搬装置3が移動する地点を示す。
モーター駆動のコンベヤーベルト21,51の下の位置において、接続領域7aの上流に位置し、運搬装置の識別制御手段6を備えた進路変更ユニット20が設けられている(図2)。これらは、好適には、RFID技術に基づいたものとすることができ、運搬装置3自体の内部に含まれる応答機との通信を介して各運搬装置3の通過を検出することができるアンテナを備える。
アンテナ6は、次に、主通路2に対し側方に装着された2つの検出センサーに電気的に接続されている。詳細には、チューブ検出センサー10と、エミッター11aとレシーバー11bとからなる運搬装置検出センサーである。チューブ検出センサー10は、エミッター11aと一列に並べられている。即ち、エミッター11a上に位置している。
このセンサーは、それら2つの部分11a,11bからなり、2つの部分11a,11bは主通路2の両側で互いに向かい合い、ブリッジ110により互いに電気的に接続されている。さらに、このセンサーは、進路変更装置13、好ましくは電動モーター16の中央シャフト15を中心として回転するカムと同期されている(図10)。以下で更に分かりやすく説明されるように、カム13は、それが、運搬装置3の襟部33と本体34とに同時に衝突することを可能とするような形状の輪郭を有する。
好ましくはセンサー10とエミッター11aとが設けられた側と同じ側に沿った主通路2の側部においては、運搬装置3の流れを妨害する特定の緊急の状態では停止ゲート23は突き出ることができる(図8及び図9)。
更に、自動システム全体の制御ユニット100が設けられており、それは、便宜上プロセスステーション1のみとの関連で示されている(図2)。制御ユニット100は、プロセスステーション1と通信することができ、よって、ステーション1自体に属する装置が関わる複数の動作を優先することができる。
制御ユニット100は、チューブ4に対し誤りのない働きを行うために必要な情報の全てを含んでおり、処理の間、チューブ4のライフサイクルを記憶するように構成されたメモリを有するパーソナルコンピューターにインストールされたアプリケーションソフトウエアであってもよい。チューブに関する情報としては、例えば、その生体物質を採取した人の個人情報、そのような生体物質に行われる予定の試験、そして、場合によっては、そのチューブを処理すべき緊急度が含まれる。
それ故に、制御ユニット100は、プロセスステーション1に沿って、ひいては、自動システム全体に沿って、チューブ4を含む運搬装置3の適切な行き先指定を管理する。勿論、制御ユニット100は、チューブを含まない空の運搬装置3の行き先指定も同様に管理する。このため、例として、図2〜7においては、進路変更ユニット20の近傍にある列の1番目の運搬装置31はチューブ4を含んでおり、他の運搬装置は空である。
システムに装着された装置は全て、制御ユニット100と通信してリアルタイムで指令を受け取るように制御ユニット100に接続されている。
一方、接続領域7bの外側の戻しユニット30は、鉛直回転軸を有する2つのピニオン8a,8bと係合し、垂直に置かれた、好ましくは弾性のベルト9を備える(図13)。鉛直回転軸を有し、電動モーター19により回転させられるシャフト22は、その回転運動をピニオン8bに伝え、次いでピニオン8bはベルト9を動かす。
以下の説明で更に明らかとなるように、図11、図12に、3つの異なる運搬装置35,36,37が、戻しユニット30に沿ったこれら運搬装置の流れをより分かりやすく説明するために記載されている。
運搬装置35は、ベルト9と、より詳細には、垂直に置かれた平らな支持面91と相互作用するように構成された外側円柱面350を備える(図13)。
その動作は以下の通りである。ステーション1の上流に接続された先のプロセスステーションから入ってくる、チューブ4を含む又は含まない複数の運搬装置3は、接続領域7a前の主通路2領域内のコンベヤーベルト21上を移動する。図示した実施形態(図2〜図7)では、主通路2の対象領域内を実質的に近接して次々に移動する一連の運搬装置3を示す。便宜上、これら運搬装置のうち初めの2つには、参照番号31及び32を付した。
一つ一つの運搬装置が、アンテナ6が下にあるコンベヤーベルト部分に到達すると(図2)、運搬装置の固有のID自体が、運搬装置に含まれる応答機との通信を介して、アンテナ6自体により検出される。したがって、まさにその時のプロセスステーション1に沿った運搬装置の位置が、固有のIDと関連づけられる。図2において、このことは、一連の運搬装置のうち第1運搬装置31に関連して示されている。
制御ユニット100は、既に、各運搬装置3とそれと関係づけられたチューブ4(もし存在するのであれば)との関連に関係する情報を有しているので、入ってくる運搬装置3のうちのどれを副通路5に進路変更する必要があるか否かに関する情報も有している。この情報は、既に、プロセスステーション1全体の制御基板に前もって伝達されており、従って、接続領域7a近傍に到達したときに進路変更する必要がある運搬装置3を含む実際のリストとして、アンテナ6のインテリジェント制御基板に伝達されている。
このようなリストは、実験室自動化システムに特徴的である運搬装置3の変化する行き先指定の必要性に従い動的に更新されてもよい。
このように、運搬装置31がアンテナ6に到着すると(図2)、接続領域7aの直ぐ近傍でコンベヤーベルト21に対して側方に装着され、アンテナ基板へと電気的に接続されたセンサー10,11a,11bとの適切な通信が行われる。
実際には、アンテナ6は、入ってくる運搬装置31のIDを検出し、認識し、その制御基板にあるリスト(各運搬装置がたどるべき経路を含んでいる)と比較し、よって進路変更される又はされない運搬装置がもうすぐ到着するのに対しセンサー10,11a,11bを待機させるよう意図されている。
アンテナ6の位置は、コンベヤーベルト上でセンサー10,11a,11bの位置よりある程度前にあるのだが、これは、運搬装置31を停止することなく、アンテナ6の制御基板により運搬装置31を瞬時に読み取り識別するアンテナ6の固有の性能に基づき工夫される。
一方、このことは公知の解決手段では不可能である。即ち、アンテナがこの識別をするためには、運搬装置を静止状態にする必要がある。従って、停止ゲートにより運搬装置は進路妨害される。そのIDは、アンテナと運搬装置の応答機との間の通信により検出される。そうして、それだけで、ゲートが引っ込み、進路妨害が解除された運搬装置が前進し、その後制御ユニットから入る情報に従って進路変更されたり、又は進路変更されなかったりする。
一方、本解決手段では、運搬装置を停止することなく読み取ることができるアンテナ6の性能を利用して、ベルトに沿って前もってこの読み取りは行われる(図2)。そのため、運搬装置31がセンサーに到達したときには(図3)、センサーは、確実に、進路変更される又はされない運搬装置31の到着に対し準備が済んでおり、従って、カム13を作動するか否かの準備が整っている。
従って、アンテナ6とこれらセンサーとの間にあるベルトの領域を、一種の安全域と考えることができ、この領域を運搬装置31が移動する間、アンテナ6の制御基板とセンサー10,11a,11bとの間での通信が、確実に行われる。従って、純粋に理論的にかつ間隔の合理的な最小及び最大値に従い、性能の点で、この電気的に管理された通信の速度が依存する程度にもとづいて、所望によりこの領域の長さを短縮してもよい。
運搬装置31がアンテナ6を通過すると、次に、ベルト21の両側に位置するセンサーに到達する。もちろん、運搬装置の一連全部は、先へ流れる。即ち、他の後続の運搬装置の各々についても、立て続けに、二番目の運搬装置32が、アンテナ6等により読み取られ識別される等々である。
第1運搬装置31の種々の移動段階の解析に戻ると、第1運搬装置31は、その後、チューブ検出センサー10と、エミッター11aとレシーバー11bとのペアにより形成される運搬装置検出センサーとに到達する(図3)。好ましくは、センサー10は、エミッター11aと重なる位置にある(このため、図2〜図8の上面図においては、エミッター11aはセンサー10に隠れている)。このように、チューブがある場合にセンサー10により行われるチューブの検出は、ペア11a,11bにより形成されるセンサーによる運搬装置の検出と同時に行われる。センサー10の読み取り窓は、ペア11a,11bの窓よりも狭いので、後者に含まれている。しかしながら、チューブ検出センサー10は、アンテナ6により行われる運搬装置31のID検出と、既に制御ユニット100に含まれており、前もって、プロセスステーション1全体の制御基板に最初に、次にアンテナ6の制御基板に伝達された各運搬装置とチューブの関連についての情報(又は空の運搬装置の情報)に基づいて予定されているものに従って、運搬装置31内の所定のチューブの有無を検出するように構成された確認センサーとしてのみ働く。
一方、運搬装置検出センサーは、実際に、カム13を作動させる電動モーター16と同期されている。実際、チューブ4の有無にかかわらず、制御ユニット100により前もって伝達された情報に従い、各運搬装置3を進路変更したり、変更しなかったりする。勿論4つの異なる場合が生じる。即ち、チューブ有りの運搬装置を進路変更する、チューブ無しの運搬装置を進路変更する、チューブ有りの運搬装置を進路変更しない、チューブ無しの運搬装置を進路変更しない。
このことは、前もって制御ユニット100により確立された各運搬装置3の行き先指定の必要性に依存する。
従って、運搬装置の進路変更を行わない必要がある場合、運搬装置がエミッター11aとレシーバー11bとにより形成される運搬装置検出センサーにより読み取られると、カム13が作動されることなく、運搬装置は真っ直ぐ進み続ける。
一方、副通路5に沿うよう運搬装置31を進路変更する必要があると仮定すると、エミッターとレシーバーとのペアによりその通過が検出される(図3)と直ぐに、電動モーター16による、アンテナ6のインテリジェント制御基板に基づく、進路変更ユニット20を特徴づける同期により、中央シャフト15の回転と、それに伴うカム13の回転が開始される。従って、カム13は運搬装置31と衝突する(図4)。
特に、運搬装置31との接触段階においては、カム13は、上部で広く底部で狭いという輪郭(図10)のおかげで,運搬装置31の襟部33と本体34との両者に衝突し、運搬装置31に均一な推進力を与え、公知の進路変更システムと比べより急激ではない動きを確実なものとする。
更に、電動モーター16は、図15に示す電子的に管理された(「電子カム」)特有の速度プロファイル210を特徴とするカム13に運動を生じさせる。速度プロファイル210は、カム13の運搬装置31との衝突初期に対応する初期加速(及び一定加速)段階211を有する。次に、最高速度ピーク212に到達し、その時点で、カム13は、運搬装置31を進路変更するためにすでに解放している。よって、その後、カムは一定速度213(従って、加速せずに)で移動し続ける。そして、最後に減速(領域214)し、最初の待機位置へと戻る。
勿論、カム13の移動速度及び、運搬装置31とカム13との非常に短い衝突期間(ミリ秒オーダー)のため、カムの速度変化は肉眼ではほとんど分からない。
図5には、運搬装置31が接続領域7aを横切り、最高速度ピーク212に到達したカム13に押され、主通路2から副通路5へと移動する段階を示す。一方、次の図6には、その時点までに進路変更され、副通路5に沿って移動し続けるよう送り出された運搬装置31を、カム13がすでに解放しており、その後、最終段階において減速し、初期待機位置へ戻る段階を示す。一方、一連の運搬装置のうちの次の後の運搬装置は、運搬装置31との関連で既に述べたアンテナ6及びセンサー10,11a,11bに沿った経路をたどる。運搬装置31がカム13から解放され、カム13が待機位置に戻った時点においては、カム13は、次の運搬装置32と連携し、必要であれば進路変更を行う準備が整っている。
実際には、運搬装置を進路変更するためにカムが作動するたびに、カムは、シャフト15により表される軸周りに180度回転する。このことにより、進路変更されるすべての運搬装置に、一連の運搬装置が互いに近接して到着できるように管理することができる(図15、カムの周期的な速度プロファイル)。これは、運搬装置に、カム13の両端部14a,14bが交互に推進力を与えるためである。その結果、次の運搬装置32も、図示した実施形態では進路変更されることになっているのであるが、運搬装置31を既に進路変更した端部14a(図4〜図6)の中央シャフト15に関して反対側にあるカム13の端部14bにより副通路5へと押される(図7)。
一方、続いてくる運搬装置の1つを進路変更させない必要がある場合(この解決手段は図示していない)には、前述のように、この指示(元々は制御ユニット100から送られる)はアンテナ6によりセンサー10,11a,11bへ伝達され、ペア11a,11bとカム13の電動モーター16との間の同期により、このような運搬装置がこのペアに到達しても、カム13は回転されず、運搬装置は主通路2に沿って真っ直ぐ移動し続けることができる。
従って、システム全体は、上記したように、運搬装置3が停止されることなく素早くアンテナ6により読み取られるので、運搬装置3が高頻度で入ってきても持ちこたえられる。従って、進路変更ユニット20全体の動作及び、全般に、運搬装置3の流れは大幅に加速される。
例え進路変更ユニット20近傍に運搬装置が入ってくる頻度が、時には、それほど高くない(運搬装置はもはや次から次へとなっていない)としても、いかなる場合でも、カム13の回転運動は、進路変更される運搬装置を処理し終わると停止すること、及び、勿論新たに入ってくる運搬装置を副通路5へと進路変更する必要があればではあるが、運搬装置検出センサー、即ち、エミッター11aとレシーバー11bとにより形成されるペアが次の運搬装置の到着を検出した時にのみ、カム13が再び動き出すことも明らかである。
上述の運搬装置の進路変更が連続的でない場合においては、図15のグラフにおいて、1つのプロファイル210と次のプロファイルとの間の速度を持たない領域がより広くなることは明らかである。
さらに、進路変更地点の下流において種々の問題が起こった場合や自動システムの任意の他の地点で問題が起こった場合で、進路変更ユニット20において運搬装置3の流れを妨害し、生じた問題が解決されるように、かつその後は運搬装置3が正常な流れに戻ることができるようにするために、緊急時に実行する手順が設けられている。
このような緊急時の手順はまた、問題の発生、又は、ステーション1にメンテナンス作業を行うことで解決することと、運搬装置3の流れを一時的に妨害することが必要である何らかの異常事態を認識することができるアンテナ6の制御基板により可能となる。このことは、カム13を作動するモーター16のスイッチを切るだけでなく、主通路2の側部の停止ゲート23の飛び出しを制御すること(図8)で行われる。この段階では、一時的ではあるが、一時的に進路妨害された場合の一連の運搬装置3の最初の1つと関与した運搬装置検出センサーと、カム13とは同期されないことは明らかである。
同時に、アンテナ6の制御基板は、停止ゲート23を突き出すことを必要とした非常事態の発生のプロセスステーション1の制御基板(従って、その情報はその後制御ユニット100へと伝達される)に、警告する。制御ユニット100は、その後、プロセスステーション1の進路変更ユニット20において運搬装置の長すぎる列が作られるのを防止するために、自動システムの他の地点(例えば、プロセスステーション1の上流のプロセスステーション)においても運搬装置の流れの妨害を随意に制御する仕事を行う。
図9には、本出願人の欧州特許EP−2225567号に記載されたものと完全に同じである停止ゲート23がとる異なる2つの位置をより詳細に示している。詳細には、待機(又は「開」)位置が左に示されており、ゲート23は、運搬装置3を流す。一方、運搬装置3を進路妨害するために、反時計まわりの回転の後に、停止ゲート23がとる「閉」位置を右に示している。
上記異常事態が解消されると、アンテナ6の制御基板は、(時計回りの回転とそれにより「開」形状に戻すことにより)停止ゲート23を戻す制御をおこなう。また、同時に、ベルト21に沿って再び自由に流れている運搬装置3を、必要に応じ、再び進路変更するように又はしないように、モーター16と、運搬装置検出センサーとカム13との間の同期とを同時に再開する制御をおこなう。
従って、副通路5へと任意に進路変更された運搬装置3は、モーター駆動のコンベヤーベルト51に沿って流れ、所定の(試験前、試験用、又は試験後)モジュールと相互作用すると、副通路5の端で主通路2に沿って戻る必要がある。ここで、戻しユニット30が関与する。公知の解決手段においては、この戻しは、一般的には副通路5の端で、運搬装置3の通過を検出するセンサーシステムにより管理される。また、主通路2上で接続領域7b近傍の位置におけるこの検出時に、主通路2の側壁から回転しながら突き出て、これによって流れている運搬装置3を進路妨害し、副通路5からの運搬装置3の戻りを可能とするセレクターを備える停止ゲートが作動される。
一方、本特許で提案される解決手段は、運搬装置3の戻しを管理するためのいかなる種類のセンサーシステムも停止ゲートも排除することにある。
実際、副通路5の端に到達した運搬装置35(図11)は、接続領域7bに到達し、そこで、運搬装置35の側面350が、シャフト22とピニオン8a,8bを備えて電動モーター19により制御されるシステムにより上述のように作動されるベルト9と接触する(図13)。
勿論、ベルト9の回転は、運搬装置35の所望の戻し運動の方向に従う(本実施形態においては、時計回りの方向)。また、運搬装置35はこのように、接続領域7bに沿った単なる摩擦によって引っ張られる。実質的には、運搬装置31の下にある副通路5の水平に配置されたコンベヤーベルト51の推進力が、垂直に置かれた表面91を有し、運搬装置35の側面350と相互作用するこのベルト9の推進力に加えられる。このように、運搬装置35が、この引っ張りの間に回転し始め(図11)、その後、主通路2自体に沿って移動する、互いに近接していてもよい二つの連続した運搬装置36,37間で主通路2に入る(図12)。このことは、反時計方向の運搬装置35の側面350が、運搬装置36及び37の側面360,370に寄りかかり、両者を回転し、それにより、実質的に運搬装置37を進路妨害し、運搬装置35が主通路2の運搬装置37の前方に入れながら、運搬装置36を遠くに流し去る。運搬装置35は、ベルト9の時計回りの運動により、その鉛直方向対称軸を中心として反時計回り方向に回転し、接触すると、装置36、なによりも装置37の反対方向への回転を引き起こす。ここで、装置37は、実際は、並進運動することなく、むしろ装置35自体により少し後方に動かされながら、時計回り方向に回転しながら(装置35の回転と反対方向)その下のコンベヤーベルト21上を流れる。運搬装置35の相互作用により、装置36へのわずかな時計回りの回転と、なによりも前方への推進力が引き起こされる。従って、装置36,37間に、装置35を挿入する隙間が生まれ、戻っていく装置35と主通路2に沿って移動する装置36,37とが詰まって動かなくなるいかなる危険性も防止される。
なお、副通路5に沿って存在する、試験前、試験用又は試験後モジュールが、既に進路変更した運搬装置のいずれもしばらくの間解放せず、そのため主通路2に沿ってそれら運搬装置のいずれも戻す必要が無い場合には、エネルギー節約のために、ベルト9の回転を制御する電動モーター19のスイッチを一時的に切っても良く、勿論、ベルトは一時的に停止されるであろう。
モジュールが、再び運搬装置を解放すると、それと同時に、電動モーター19が再起動され、ベルト9の回転が再開される。
問題や異常事態や予期せぬ事態が無い場合に、引き続き行われるプロセスステーション1の進路変更ユニット20のみの作業工程に関する方法200を図14に示す。
先ず、工程201は、プロセスステーション1と連動するもののうち、進路変更する必要のある運搬装置のリストを含むリストを、プロセスステーション1の制御基板を介し、制御ユニット100により、アンテナ6の制御基板へと伝達する工程である。
その後、工程202では、アンテナ6に到着した第1運搬装置31のIDを、アンテナ自体により読み取り、その運搬装置が上記リストに掲載されているか否かに基づき、対象の運搬装置31を進路変更する必要があるか否かに関する情報を、運搬装置検出センサーと進路変更装置(カム)13とをこれから同期させるかどうかに基づいて、アンテナ6の制御基板に記憶する(工程203)。
このサイクルは、それに続く運搬装置がアンテナ6の直ぐ近くに到着する(工程204)毎に繰り返される。こうして、全ての運搬装置に関して、前の識別工程及び情報記憶工程に戻る。
運搬装置31がエミッター11aとレシーバー11bとのペアからなるセンサーに到達すると(工程205)、センサー自体とカム13とが瞬時に同期される(工程206)。このことは、前もって記憶された情報に基づき、即ち、運搬装置31を進路変更する必要があるか否かに基づき(工程207)、次の工程が、運搬装置31が主通路2から副通路5へと進路変更されるようにカム13を回転させるか(工程208)、主通路2に沿って運搬装置を真っ直ぐ移動させる必要がある場合には、カム13を作動させない(工程209)ことを意味する。従って、運搬装置が入ってくる頻度に関わらず、進路変更より前の地点でプロセスステーション1と相互作用する全ての運搬装置に対し、この処理は段階的に繰り返される。従って、この発見の革新的な点は、進路変更ユニット20と戻しユニット30の両者が、構造的には非常に異なっているが、主通路2からの進路変更地点又は主通路への戻し地点の各々においてこれら運搬装置を停止しなければならないという公知のシステムでの典型的な要求を無くし、プロセスステーション1への運搬装置3の連続的流れを可能とする働きを行うことによりもたらされる。
進路変更ユニット20に関しては、アンテナの制御基板と、主通路2に沿って流れる運搬装置3の存在を検出するセンサーと、運搬装置3を選択的に進路変更する進路変更装置13との間の同調機構を、選択的な進路変更地点の近傍に設けることにより、この連続的流れを可能とする働きは得られる。このような同調機構は、運搬装置が早く連続して次々に進路変更地点に到達したとしても、それら入ってくる運搬装置を1つも停止する必要が無いように工夫されている。
上述のように、この点は、入ってくる運搬装置3を読み取ることができ、運搬装置3を停止させることなく運搬装置3を識別できるアンテナ6が進路変更地点の上流に存在していることに関連している。特に、この即時読み取りを可能とするアンテナの制御基板は、公知のシステムと比べてかなりの進歩をしている。公知のシステムでは、アンテナ6による運搬装置3の読み取りを可能とするためには、運搬装置3を進路妨害することが常に必要であり、従って、この進路妨害機能を行うためにコンベヤーの側壁から突き出る停止ゲートのために、進路変更の前に位置する同アンテナの場所に運搬装置3を提供する必要がある。
実際には、公知のシステムでは、アンテナ6は実質的にプロセスステーション全体の制御基板の一部である。一方、本特許の解決手段では、チューブ検出センサー10,11a,11bと運搬装置だけでなく、制御ユニット100とも、ステーション1の制御基板を介して、適切に同期されて、プロセスステーション1に沿った運搬装置3の進路変更処理の全てを管理することを可能とする独自のインテリジェント制御基板をアンテナ6が有する。
いずれの場合でも、進路変更ユニット20に停止ゲートが設けられる。しかしながら、ここでは、停止ゲートの機能は、特別な非常事態における運搬装置の進路妨害機能のみである。従って、公知の解決手段で起こるような進路変更ユニット自体の通常の動作における停止ゲートの役割は果たさない。
別の革新的な点は、センサー10,11a,11bに関しては前方において、即ち、進路変更の直前の地点において、主通路2のコンベヤーベルト21の下に、このようなアンテナ6を配置した点である。これに対し、公知のシステムでは、アンテナ6は、チューブ検出センサー(1つだけ設けられている)に、従って、進路変更の直前の地点に位置する。その結果、運搬装置3のIDがアンテナ6により検出されると同時に、チューブ4(もしあればだが)がセンサーにより検出されるが、これらは全て、静止した運搬装置3に対し行われ、従って著しい速度の低下を伴う。
更に、上述の様なカムを進路変更装置13として採用したので、公知の進路変更装置と比較して、より均一な推進力を運搬装置3に与え、より滑らかに運搬装置3に付き添うことが確実となる。
特に、カムにより運搬装置へ加えられる増加していく推進力が、単にカム自体の特有の幾何学的形状(例えば、そのより細くなった端部において、より強い推進力を与えるらせん形状)の結果として生じるものである公知のシステムと比べて、カム速度プロファイルを電気的に管理することができるモーターを設けたことは高度に革新的な概念である。
更に、空気の作用により作動され、従って、連続的に開閉する必要があるので、大抵、互いに近接し、かつ、全てが進路変更されることになっているような運搬装置3の可能性がある流れに対処することができないような、レバーにほとんど基づいている公知の進路変更装置と比べて、カム13は、一度に180度回転することにより、次々に進路変更される運搬装置3の高頻度の流れに、よりよく対処することが出来る。
実際のところ、上に述べたようなシステムは、実験室自動化システムの自動コンベヤーのプロセスステーション1での識別処理と、主通路2から副通路5への運搬装置3の任意の進路変更処理とにおける速度の向上を確実とするようと、この工程で運搬装置の流れが妨害されるのを防止するように設定された課題を達成できることが分かった。更に、同様に、流れの妨害は、それに続いて行われる、既に進路変更された運搬装置3の戻し工程においても防止される。ここで、戻される運搬装置3は、進路変更されなかったため主通路2に沿って移動し続けている運搬装置3と共に詰まって動かなくなる危険性無しで主通路2へと戻っていく。
このことは、特に、進路変更及び/又は戻しユニットと連動する運搬装置の頻度が特に高い状況で、両方の工程において有効である。
全体として自動コンベヤーを形成する、一連の複数のプロセスステーション1についていえば、このことは自動システム全体に沿った運搬装置3の流れ全体の速度の向上につながる。
このように考案された発明に対しては、いくらかの変更や変形を行っても良く、それらは全て本発明の構想の範囲に含まれる。
実際には、要求に応じて、使用される材料、及び形状や大きさはいかなるものであってもよい。
1…プロセスステーション,2…主通路,主運搬通路,3…運搬装置,4…チューブ,バイオ製品用容器,5…副通路,副運搬通路,6…アンテナ,識別制御手段,制御手段,7a…接続領域,7b…戻し接続領域,8a…ピニオン,8b…ピニオン,9…ベルト,進路変更手段,10…チューブ検出センサー,11a…エミッター,11b…レシーバー,13…カム,進路変更手段,進路変更装置,14a…端部,側部,14b…端部,側部,20…進路変更ユニット,30…戻しユニット,31…運搬装置,32…次の運搬装置,35〜37…運搬装置,100…制御ユニット,200…方法,350…側面,外側円柱面,201…伝達工程,202…識別工程,203…記憶工程,206…検出手段作動工程,208…進路変更装置作動工程,209…進路変更装置妨害工程

Claims (8)

  1. バイオ製品用容器(4)を運搬するための装置(3,31,32,35〜37)のプロセスステーション(1)であって、接続領域(7a,7b)により互いに接続された、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)を流すための主通路(2)と、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)を流すための副通路(5)とを備えるとともに、前記主通路(2)から前記副通路(5)への前記運搬装置(3,31,32)のための進路変更ユニット(20)と、前記副通路(5)から前記主通路(2)への前記運搬装置(3,35〜37)のための戻しユニット(30)とを備えるプロセスステーション(1)において、
    前記進路変更ユニット(20)のそれぞれ及び前記戻しユニット(30)のそれぞれには、一方の通路(2,5)から他方の通路(5,2)への前記運搬装置(3,31,32,35〜37)のための進路変更手段(9,13)が作動する前に、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の移動を妨げることなく、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の識別、制御及び検出をするように構成された手段(6,10,11a,11b)が設けられ、
    前記進路変更ユニット(20)は、中央シャフト(15)を中心として回転する2つの側部(14a,14b)を有するカム(13)を有する進路変更装置を備え、前記2つの側部(14a,14b)が前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の一つに衝突するように構成され、
    前記戻しユニット(30)は、流れが連続的である前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の移動を妨げることなく、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)を鉛直軸を中心として回転させるように、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の外側円柱面(350)に相互作用するように構成されたモーター駆動ベルト(9)を備えて構成されたことを特徴とするプロセスステーション(1)。
  2. 前記進路変更ユニット(20)は、
    前記接続領域(7a)の上流に且つ前記主通路(2)に沿って配置された前記運搬装置(3,31,32)の第1識別制御手段(6)と、
    さらに、前記主通路(2)内で前記運搬装置(3,31,32)が移動している間に機能する、その後の前記運搬装置(3,31,32)の検出手段(10,11a,11b)とを備え、
    前記第1識別制御手段(6)及び前記検出手段(10,11a,11b)は、前記運搬装置(3,31,32)の進路変更装置(13)を制御するように調整された制御ユニット(100)に接続され、前記主通路(2)内で前記選択された運搬装置(3,31,32)を停止させることなしに前記選択された運搬装置(3,31,32)の進路変更が可能となる間隔で前記進路変更装置(13)は前記第1識別制御手段(6)及び前記検出手段(10,11a,11b)の下流に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスステーション。
  3. 前記進路変更装置は、前記2つの側部(14a,14b)を電動モーター(16)の中央シャフト(15)を中心として回転し、その時に前記2つの側部(14a,14b)のそれぞれが前記運搬装置(3)の一つとの衝突を可能とする形状の輪郭を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセスステーション。
  4. 前記カム(13)が可変速度で回転することを特徴とする請求項3に記載のプロセスステーション。
  5. 前記戻しユニット(30)が、前記運搬装置(3,35)の戻し接続領域(7b)に、前記モーター駆動のベルト(9)を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロセスステーション。
  6. 前記モーター駆動のベルト(9)が、鉛直回転軸を有する2つのピニオン(8a,8b)間に張られた状態で垂直に配置されるとともに、前記主通路(2)内を移動している運搬装置(37)が存在している場合における前記戻しを容易にするために前記戻っていく運搬装置(3,35)を回転させるように、前記戻っていく運搬装置(3,35)の外側円柱面(350)と相互作用するように構成された、垂直で平らな接触面(91)を有していることを特徴とする請求項5に記載のプロセスステーション。
  7. プロセスステーション(1)の主通路(2)と副通路(5)との間でバイオ製品用容器(4)の運搬装置(3,31,32,35〜37)を進路変更するための方法(200)であって、
    一方の通路(2,5)から他方の通路(5,2)への前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の進路変更手段(9,13)が作動する前に、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の移動を妨げることなく、
    また、その後も、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の移動を妨げることなく、前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の流れが連続的であるように、
    前記運搬装置(3,31,32,35〜37)の識別、制御及び検出を提供すると共に、
    プロセスステーション(1)の主通路(2)から副通路(5)へバイオ製品用容器(4)の運搬装置(3,31,32)の進路を変更するために、前記方法は、
    制御ユニット(100)により、動的に更新されるリストであって、進路変更される運搬装置(31,32)のリストを含むリストを、識別制御手段(6)の制御基板へ伝達する工程(201)と、
    前記入ってくる運搬装置(31,32)の各々を前記識別制御手段(6)により識別する工程(202)と、
    前記入ってくる運搬装置(31,32)の各々において進路変更する必要があるか否かに関連する情報を、前記識別制御手段(6)の前記制御基板により記憶する工程(203)と、
    前記運搬装置(31,32)の検出手段(10,11a,11b)を作動させる工程(206)と、
    前記運搬装置(31,32)の前記検出手段(10,11a,11b)に到達した前記運搬装置(31,32)を前記主通路(2)から前記副通路(5)へと進路変更する必要がある場合に進路変更装置(13)を作動させる工程(208)又は、前記運搬装置(31,32)を進路変更することなくそのまま進める必要がある場合に前記進路変更装置(13)を停止する工程(209)とを、
    この時系列で含むことを特徴とする方法。
  8. プロセスステーション(1)の副通路(5)から主通路(2)へとバイオ製品用容器(4)の運搬装置(3,35)を戻すために、さらなる運搬装置(36,37)が流れている、前記主通路(2)内の前記副通路(5)からの戻し接続領域(7b)において、戻っていく運搬装置(35)を鉛直軸を中心として回転させる自動的な作動を提供することを特徴とする請求項7に記載の方法。
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