JP2899535B2 - 検体容器ホルダーおよびホルダー搬送装置 - Google Patents

検体容器ホルダーおよびホルダー搬送装置

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JP2899535B2 JP7030888A JP3088895A JP2899535B2 JP 2899535 B2 JP2899535 B2 JP 2899535B2 JP 7030888 A JP7030888 A JP 7030888A JP 3088895 A JP3088895 A JP 3088895A JP 2899535 B2 JP2899535 B2 JP 2899535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液等の検体を入れた
試験管その他の検体容器を安定に保持するための検体容
器ホルダー、およびこの検体容器ホルダーを所定位置ま
で搬送し、所定の処置を行なわせるためのホルダー搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の検体容器ホルダーとして、本発
明者は円柱状基体の軸心部に検体容器を収容可能な容器
収納孔を有し、上記円柱状基体の外周面の頂部近傍に搬
送路のガイドエッジに係合する第1の環状溝を有し、上
記円柱状基体の外周面の底部近傍に上記搬送路に設けた
搬送一時停止機構における操作ロッドの差込みを許容す
る第2の環状溝を有するものを既に提案した。またこの
検体容器ホルダーを搬送する装置として、検体容器を収
容した検体容器ホルダーを搬送可能に設けられたベルト
コンベア機構と、このベルトコンベア機構で搬送される
前記検体容器ホルダーの第1の環状溝に両側から係合す
るガイドエッジを有する案内機構とを備えたホルダー搬
送装置も提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の検体容
器ホルダーには次のような問題があった。すなわち、従
来の検体容器ホルダー自体には格別の標示が付されてお
らず、検体容器ホルダーに収容保持されている検体容器
にのみ、容器に入れてある検体の種別や処理方法等を記
録した識別用バーコードラベルが貼付されていた。
【0004】このため検体容器ホルダーが所定個所へ到
来したことを検知するには、検体容器ホルダー自体を何
等かの方法で検知するほかなかったが、検体容器ホルダ
ーが例えば合成樹脂等の材料で形成されている場合、そ
の検出は困難で、例えばフォトセンサー等を用いて検出
するにしても、検出感度が悪く、検出ミスを生じるおそ
れがあった。このような検出ミスを防止するためには勢
い高価格な高感度センサーを必要とした。
【0005】さらに太さが異なった試験管を検体容器と
して使用した場合、その試験管の管径に適合する収納孔
を有する検体容器ホルダーを準備しておく必要があっ
た。しかるに、この様な種類の異なる検体容器ホルダー
を準備しておくことは、製造上および管理上かなり無駄
が多く、経済性の点で問題が多い上、これらを使い分け
る操作自体が煩雑であり、作業に支障を来すおそれがあ
った。
【0006】一方、従来の検体容器ホルダー搬送装置に
は次のような問題があった。すなわち検体容器ホルダー
の搬送を一時停止させるために、コンベア機構をその都
度一時的に停止させていた。このため、所要の検体容器
ホルダーのみを停止させたい場合であっても、他の検体
容器ホルダーも停止させてしまう不具合がある上、コン
ベア機構が頻繁に起動停止動作を繰り返すことになるの
で、起動停止動作に伴う騒音発生や各部の損傷が大きか
った。
【0007】また従来の検体容器ホルダー搬送装置にお
いては、検体容器に付されている識別用バーコードラベ
ル等の情報記録領域を読取り装置方向へ向かせるため
に、格別の回転動力源を用いて検体容器を回転駆動させ
ていた。このため構成が複雑で信頼性に欠ける上、コス
ト高となる欠点があった。
【0008】本発明の目的は、下記の検体容器ホルダー
およびホルダー搬送装置を提供することにある。 (a) 比較的安価な簡易型センサーで、検体容器ホルダー
の到来または通過等を適確に検知することのできる検体
容器ホルダー。
【0009】(b) 検体容器として太さの異なる試験管等
が使用された場合でも、同じ型式のホルダーにて当該検
体容器を安定に保持することのできる検体容器ホルダ
ー。 (c) コンベア機構を停止させずに検体容器ホルダーのみ
を特定位置にて確実に停止させ得る搬送一時停止機構を
備えたホルダー搬送装置。
【0010】(d) 特定位置で停止中の検体容器ホルダー
を、格別の回転動力源を用いることなく回転させること
ができ、検体容器に付されている情報記録領域を所要方
向へ向かせることのできる簡易な構造の方位制御機構を
備えたホルダー搬送装置。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の検体容器ホルダーおよびホル
ダー搬送装置は下記の如く構成されている。 (1)本発明の検体容器ホルダーは、円柱状基体の軸心
部に検体容器を収容可能な容器収容部を有し、上記円柱
状基体の外周面の頂部近傍に搬送路のガイドエッジに係
合する第1の環状溝を有し、上記円柱状基体の外周面の
底部近傍に上記搬送路に設けた搬送一時停止機構におけ
る操作ロッドの差込みを許容する第2の環状溝を有する
ホルダー本体と、このホルダー本体の外周に嵌込まれ、
当該ホルダー本体の存在を標示するための標示用リング
を備え、前記容器収容部は、 前記検体容器の少なく
とも底部を含む下方領域を収納可能な如く設けられた容
器収納孔と、 この容器収納孔の底部内面と前記ホルダー
本体の外面との間を連通する如く、前記円柱状基体の軸
心に沿って設けられた主連通孔、およびこの主連通孔に
交差する方向に設けられた副連通孔からなる連通孔と、
を有することを特徴としている。 (2)本発明の検体容器ホルダー搬送装置は、 円柱状基
体の軸心部に検体容器を収容可能な容器収容部を有し、
上記円柱状基体の外周面の頂部近傍に搬送路のガイドエ
ッジに係合する第1の環状溝を有し、上記円柱状基体の
外周面の底部近傍に上記搬送路に設けた搬送一時停止機
構における操作ロッドの差込みを許容する第2の環状溝
を有するホルダー本体と、このホルダー本体の外周に嵌
込まれ、当該ホルダー本体の存在を標示するための標示
用リングとを備え、前記容器収容部は、前記検体容器の
少なくとも底部を含む下方領域を収納可能な如く設けら
れた容器収納孔と、この容器収納孔の底部内面と前記ホ
ルダー本体の外面との間を連通する如く、前記円柱状基
体の軸心に沿って設けられた主連通孔、およびこの主連
通孔に交差する方向に設けられた副連通孔からなる連通
孔と、を有する検体容器ホルダーと、 この検体容器ホル
ダーを搬送可能な如く設けられたベルト式コンベア機構
と、このベルト式コンベア機構の両側に設置され、その
上端のガイドエッジ部が前記検体容器ホルダーの第1の
環状溝に係合するように設けられた案内機構とからなる
ホルダー搬送手段と、 このホルダー搬送手段によって特
定個所まで搬送された前記検体容器ホルダーの標示用リ
ングを検知して前記検体容器ホルダーが上記特定個所へ
到来したことを示す情報を出力するセンサーと、このセ
ンサーからの出力に基づいて作動し、前記検体容器ホル
ダーの第2の環状溝における上記ホルダーの進行方向前
方に位置する領域へ操作ロッドを差し込んで、上記ホル
ダーを前記ベルト式コンベア機構のベルト上の特定位置
でスリップ動作させながら当該特定位置で搬送を一時停
止させる搬送一時停止機構と、 この搬送一時停止機構に
よって一時的に停止した前記検体容器ホルダーを、ホル
ダー軸心を中心として回転させ、上記ホルダーに収容保
持されている前記検体容器の情報記録領域が、所定方向
を向くように制御する方位制御機構と、 この方位制御機
構にて方位を制御された前記情報記録領域の記録情報を
読み取る如く設けられた読み取り装置と、 この読み取り
装置で読み取った情報に基づいて前記検体容器ホルダー
に所要の指令を与える指令手段と、 を具備し、前記方位
制御機構は、前記ベルト式コンベア機構のベルト上の特
定位置でスリップ動作しながら当該特定位置で搬送を停
止されている検体容器ホルダーの頂部偏心位置を下方へ
押圧することにより、上記検体容器ホルダーに傾きを与
えてベルト移動に基づく回転力を付与する手段を備えて
いることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記手段を講じた結果、それぞれ次のような作
用が生じる。 (1)本発明の検体容器ホルダーにおいては、試験管等
の検体容器が検体容器ホルダーの容器収納孔に挿入され
る際、または容器収納孔から引抜かれる際、収納孔内の
空気は連通孔を通して自由に出入りするので、容器収納
孔内の空気が圧縮されたり真空になったりする事がな
く、検体容器の挿脱操作を円滑に行なえる。特に上記連
通孔は、円柱状基体の軸心に沿って設けられた主連通孔
と、この主連通孔に交差する方向に設けられた副連通孔
とからなっている為、例えば主連通孔の出口開口端が搬
送路の路面(ベルト面)上に密着して閉塞されるような
事態が生じても、空気は副連通孔を通して流通するの
で、容器収納孔内の空気の圧縮または真空は起こらず、
検体容器の挿脱操作が阻害されるおそれはない。
【0013】本発明の検体容器ホルダー搬送装置におい
ては、検体容器ホルダーの頂部偏心位置が下方へ押圧さ
れることにより、上記検体容器ホルダーが傾くと、当該
検体容器ホルダーの底面の偏った一部が他の部に比べて
コンベア機構のベルト上に強く押し付けられる事にな
る。かくして特定位置に停止中の検体容器ホルダーに上
記ベルトの移動力に基づく回転力が生じる事になり、当
該検体容器ホルダーは回転駆動される事になる。したが
って回転用動力源を格別に設けなくともよく、その分だ
け構成が簡略化されることになる。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】
(第1実施例)図1〜図3は本発明の第1実施例に係る
検体容器ホルダーおよびホルダー搬送装置の構成を示す
図で、図1はホルダー搬送装置の概要を示す平面図、図
2はホルダー搬送装置の要部を示す正面図、図3は検体
容器ホルダーの構造を右半面切断して示す側面図であ
る。
【0017】図1および図2において、10はホルダー
搬送手段であり、ベルト式コンベア機構11と案内機構
12とからなっている。上記コンベア機構11は、例え
ばウレタン等の材料で形成された無端状ベルト13を、
モータ14の動力で回転駆動するようになっており、後
述する検体容器ホルダー100を搬送可能な如く設けら
れている。また上記案内機構12は、上記コンベア機構
11の両側に立設された側壁12A,12Bの各上端内
側に、後述する検体容器ホルダー100の第1の環状溝
111に係合するガイドエッジ部12a,12bをそれ
ぞれ設けたものとなっている。なお案内機構12と無端
状ベルト13とは本発明の搬送路(レーン)を構成して
いる。
【0018】案内機構12の両側壁12A,12Bの外
面には、逆L字型の保持板15a,15bがそれぞれ取
付けられている。これらの保持板15a,15bのう
ち、図1および図2において右側に位置する保持板15
bの垂直部には、例えば磁力線にて磁性体の検出を行な
える如く構成された磁石型金属センサーからなるホルダ
ー検知用センサー21および22と、反射型フォトセン
サーからなるホルダー検知用センサー23が所定距離を
おいて配設されている。これらのホルダー検知用センサ
ー21,22,23は、上記ホルダー搬送手段10によ
って特定個所まで搬送されてきた後述する検体容器ホル
ダー100の鉄製の標示用リング102をそれぞれ検知
し、その検知情報を制御装置60へ出力する。
【0019】保持板15bの垂直部には、搬送一時停止
機構31,32,33と搬送方向転換機構34とが取付
けられている。搬送一時停止機構31,32,33およ
び搬送方向転換機構34は、いずれもエア式のピストン
/シリンダ・デバイスを主体として構成されている。
【0020】搬送一時停止機構31,32,33は、上
記ホルダー検知用センサー21,22および23からの
出力に基づいて作動する制御装置60からの各制御信号
に基づいて駆動制御される。搬送一時停止機構31,3
2,33は、駆動時においてピストン部に連結された操
作ロッド30Lを突出させ、これを後述する検体容器ホ
ルダー100の第2の環状溝122における上記ホルダ
ー進行方向側に位置する領域へ差し込むことにより、上
記ホルダー100を一時停止させるものとなっている。
【0021】本実施例ではベルト式コンベア機構11の
ベルト13を動かした状態のまま、搬送一時停止機構3
1,32,33などを作動させることにより、検体容器
ホルダー100をベルト13上の特定位置でスリップ動
作させて搬送を一時的に停止させるものとなっている。
【0022】搬送方向転換機構34は、先端形状が検体
容器ホルダー100を進行方向とは直交する方向へ移動
させるのに適した形状をしている操作ロッド(不図示)
を備えており、やはり制御装置60からの制御信号に基
づいて駆動制御されると、上記操作ロッドを突出させ、
検体容器ホルダー100の第2の環状溝112を押すこ
とにより、当該検体容器ホルダー100を進行方向とは
直交する方向へ移動させる。
【0023】保持板15bの上端水平部には、バーコー
ド読み取り装置40が載置固定されている。このバーコ
ード読み取り装置40は、後述する方位制御機構50に
て方位を制御された検体容器1の情報記録領域(バーコ
ードラベルの貼付位置)2の記録情報(バーコード)3
を読み取り、読み取った情報を制御装置60へ送るよう
に設けられている。この読み取り装置40で読み取った
情報に基づいて作動する制御装置60からの制御信号に
よって、前記搬送方向転換機構34が作動し、検体容器
ホルダー100に所要の指令(進行方向とは直交する方
向へ移動させる指令等)を与える。
【0024】他方、図1および図2において左側に位置
する保持板15aには、方位制御機構50が取付けられ
ている。この方位制御機構50は前記搬送一時停止機構
32によって一時的に停止された検体容器ホルダー10
0を、ホルダー軸心を中心として回転させることによ
り、上記ホルダー100に収容保持されている前記検体
容器1の情報記録領域(バーコードラベルの貼付位置)
2が、所定方向(バーコード読み取り装置40の方向)
を向くように制御するものである。この方位制御機構5
0も、エア式のピストン/シリンダ・デバイスを主体と
して構成されている。この方位制御機構50は、その作
動時においてピストン部に連結されている操作ロッド5
0Lを矢印方向へ引込み、上記操作ロッド50Lの先端
にばね部材51を介して取付けられている押圧ローラ5
2を、特定個所に停止中の検体容器ホルダー100の頂
部偏心位置に押圧させ、検体容器ホルダー100にベル
ト移動に基づく回転力を生じさせるものとなっている。
【0025】すなわち上記方位制御機構50は、ベルト
13上の特定位置でスリップ動作しながら当該特定位置
で搬送一時停止機構32により搬送を一時停止されてい
る検体容器ホルダー100の頂部偏心位置を下方へ押圧
することにより、上記検体容器ホルダー100を若干傾
かせ、ベルト13の移動に伴いホルダー底部の偏心位置
に摩擦力を集中的に生じさせ、それにより検体容器ホル
ダー100に回転力を付与するものとなっている。
【0026】図3の(a)(b)に示すように、検体容
器ホルダー100はホルダー本体101と、このホルダ
ー本体101の外周に嵌込まれ、当該ホルダー本体10
1の存在を標示するための金属製(本実施例では鉄製)
の標示用リング102と、固定キヤップ103とからな
っている。
【0027】ホルダー本体101は、ポリアセタール等
の樹脂材料にて一体形成された円柱状基体110の軸心
部に、容器収容部114を有している。またホルダー本
体101は上記円柱状基体110の外周面の頂部近傍に
前記案内機構12のガイドエッジ12a,12bに係合
する第1の環状溝121を有し、上記円柱状基体の外周
面の底部近傍に上記案内機構12に設けた搬送一時停止
機構31,32,33等における操作ロッド30Lの差
込みを許容する第2の環状溝122を有している。
【0028】容器収容部114は、前記読取装置40に
よる検体容器1の情報記録領域(バーコードラベルの貼
付位置)2の記録情報(バーコード)3の読み取りが可
能なように、検体容器1の少なくとも底部を含む下方領
域を収納可能な如く設けられた容器収納孔111と、こ
の容器収納孔111の底部内面とホルダー本体101の
外面との間を連通する如く設けられた主連通孔112
と、この主連通孔112に交差する方向に設けられた副
連通孔113とからなっている。
【0029】固定キャップ103は、例えばホルダー本
体101の材料と同一の材料で形成され、ホルダー本体
101の外周に適宜なコーティング材を付着させた状態
で嵌め込まれている。なお固定キャップ103は捩じ込
み式のものでもよい。
【0030】上記第1実施例に示したホルダー搬送装置
の動作を説明する。まずホルダー搬送手段10を作動さ
せると、検体容器1を容器収納孔111に収納保持した
検体容器ホルダー100が、上記ベルト式コンベア機構
13により図1のポジションP1まで移送されてくる。
検体容器ホルダー100がポジションP1に到来する
と、ホルダー検知用センサー21が上記検体容器ホルダ
ー100の標示リング102を検知し、検知情報を制御
装置60に送る。そうすると制御装置60から搬送一時
停止機構31に対して動作制御信号が送られる。このた
め搬送一時停止機構31が作動し操作ロッド30Lを突
出させるため、検体容器ホルダー100は移動している
ベルト13の上でスリップしながらポジションP1で停
止される。このときホルダー検知用センサー22によっ
てポジションP2に他の検体容器ホルダー100が有る
か無いかが確認される。ポジションP2に他の検体容器
ホルダー100が無いことが確認されると、前記搬送一
時停止機構31が復帰動作する。このためポジションP
1で停止中であった検体容器ホルダー100が移動を再
開する。ポジションP2に他の検体容器ホルダー100
があることが確認された場合には、ポジションP2から
他の検体容器ホルダー100が無くなるまで、検体容器
ホルダー100はポジションP1で待機する。
【0031】移動を再開した検体容器ホルダー100が
ポジションP2に到来すると、ホルダー検知用センサー
22が上記検体容器ホルダー100の標示リング102
を検知し、検知情報を制御装置60に送る。そうすると
制御装置60から搬送一時停止機構32に対して動作制
御信号が送られる。このため搬送一時停止機構32が作
動し、操作ロッド30Lを突出させる。このため、検体
容器ホルダー100は移動しているベルト13の上でス
リップしながらポジションP2で停止される。この状態
で制御装置60から方位制御機構50に動作制御指令が
与えられると、方位制御機構50が作動する。そうする
と方位制御機構50の押圧ローラ52が検体容器ホルダ
ー100の頂部偏心位置を押圧する。このとき押圧ロー
ラ52はばね部材51を介して押圧されるため、押圧ロ
ーラ52は検体容器ホルダー100の頂部偏心位置に対
して所定の弾撥力にて安定に圧接することになる。
【0032】かくして検体容器ホルダー100は、図2
において若干左側に傾き、その底面における偏心点Qに
荷重が集中する。その結果、ベルト13の移動に伴い検
体容器ホルダー100には回転力が生じる。このため検
体容器ホルダー100が検体容器1と共にホルダー軸心
を中心として回転する。この回転に伴って検体容器1の
周面にある情報記録領域(バーコードラベル貼付位置)
2は、バーコード読取り装置40の方向を所定速度で対
面しつつ通過する。この結果、相対的な読取り走査が行
なわれ、その情報がバーコード読取り装置40によって
読み取られる。この読み取り動作が終了すると、制御装
置60からの制御信号が断たれ、搬送一時停止機構32
が復帰動作する。このため検体容器ホルダー100は移
動を再開する。検体容器ホルダー100がポジションP
3に到来すると、反射型フォトセンサーからなるホルダ
ー検知用センサー23が上記検体容器ホルダー100の
標示リング102を検知し、検知情報を制御装置60に
送る。そうすると制御装置60から搬送一時停止機構3
3に対して動作制御信号が送られる。このため搬送一時
停止機構33が作動し、操作ロッド30Lを突出させ
る。このため検体容器ホルダー100は、移動している
ベルト13の上でスリップしながらポジションP3で停
止される。
【0033】この状態で制御装置60からは読取り装置
40で読取った情報に応じた制御信号が送出される。そ
の結果、例えば搬送一時停止機構33がその動作状態を
解除されたり、搬送方向転換機構34が駆動されたりす
る。搬送一時停止機構33がその動作状態を解除される
と、検体容器ホルダー100は図1の矢印Mの方向へそ
のまま直進移動していく。また搬送方向転換機構34が
駆動されると、検体容器ホルダー100は搬送方向とは
直交する方向へ押しやられ、隣の搬送路(レーン)へ移
される。このため当該検体ホルダー100は、結局、図
1の矢印Nで示すように移送されていくことになる。
【0034】(第2実施例)図4の(a)(b)は本発
明の第2実施例に係る検体容器ホルダー200の構造を
右半面を切断して示す側面図である。図4に示すように
検体容器ホルダー200はホルダー本体201と、この
ホルダー本体201の外周に嵌込まれ当該ホルダー本体
201の存在を標示するための金属製の標示用リング2
02と、捩じ込み式固定キヤップ203と、異径容器用
アダプター部材204と、回り止め部材205とからな
っている。
【0035】ホルダー本体201は、第1実施例と同様
にポリアセタール等の樹脂材料で形成された円柱状基体
210の軸心部に、検体容器1を収容可能な容器収容部
214を有し、上記円柱状基体210の外周面の頂部近
傍に案内機構12のガイドエッジ12a,12bに係合
する第1の環状溝221を有し、上記円柱状基体の外周
面の底部近傍に案内機構12に設けた搬送一時停止機構
31,32,33等における操作ロッド30Lの差込み
を許容する第2の環状溝222を有している。なお容器
収容部214の上部開口端には段差部215が形成され
ている。
【0036】容器収容部214は、検体容器1の少なく
とも底部を含む下方領域を収納可能な如く設けられた容
器収納孔211と、この容器収納孔211の底部内面と
ホルダー本体201の外面との間を連通する如く設けら
れた主連通孔212と、この主連通孔212に交差する
方向に設けられた副連通孔213とからなっている。
【0037】異径容器用アダプター部材204は、天然
ゴムなどの弾性体にて一体形成されたものであり、図4
の(c)に示すように、鍔状体240の内周縁部に軸心
方向へ突出した複数(本実施例では4個)突片部241
を有する形状に形成されている。すなわち本実施例では
図示の如く十字形のスリット状開口部242を有するス
ピッツガイドとなっている。この異径容器用アダプター
部材204は、ホルダー本体201における容器収容部
214の上部開口端に形成されている段差部215に対
して着脱自在に装着される。
【0038】固定キャップ203は、ホルダー本体20
1の頂部に螺合可能な筒状部203aと、この筒状部2
03aの上端開口部内方へ突出したフランジ部203b
とからなり、上記筒状部203aの基端部でホルダー本
体201の外周に嵌込まれた標示用リング202を押え
付けると共に、上記フランジ部203bで容器収容部2
14の上部開口端段差部215に装着された異径容器用
アダプター部材204の周辺部を回り止め部材205を
介して押え付けるものとなっている。
【0039】上記第2実施例の検体容器ホルダー200
を使用すれば、検体容器1として管径の異なる種類の試
験管等が混在していても、その外径が容器収納孔211
の内径以下の径を有し、かつ外周面が凸片部241の先
端に圧接する程度の径を有するものであれば、弾性部材
からなる異径容器用アダプター部材204の開口部の弾
性変形作用により、上記管径の異なる試験管等を比較的
安定に収容保持することが可能である。
【0040】図5および図6は、第1実施例および第2
実施例で説明した検体容器ホルダー100,200の基
本的な作用効果を説明するための図である。ただし説明
の便宜上、図5および図6では第1実施例で使用した符
号を用いて図示している。
【0041】図5の(a)に示すように、操作ロッド3
0Lが係合する第2の環状溝122は、棒状の操作ロッ
ド30Lが容易に陥入可能な大きさを有している。この
ため例えば図5の(a)に示すように、多数個の検体容
器ホルダー100同士が、連続的に前後に密着した状態
すなわち連接状態で矢印方向に搬送されてきた場合で
も、検体容器ホルダー100の相互間には図示のように
第2の環状溝122どうしの接合部位に棒状の操作ロッ
ド30Lの挿入を容易に許容する開口部H1,H2…が
得られることになる。しかも上記開口部H1,H2…
は、図5の(b)に示すように棒状の操作ロッド30L
が矢印Iで示すように挿入される一端面Vから隣接する
検体容器ホルダー100の接合位置Wに至るまでの形状
が、ラッパ口形状に漸次絞り込まれた形状の領域Eを呈
している。したがって棒状の操作ロッド30Lが開口部
H1,H2…のうち任意な開口部へ挿入される場合、棒
状の操作ロッド30Lは上記ラッパ口形状をなす領域E
でガイドされ、極めてスムーズに開口部内へ滑り込むこ
とが可能になる。つまり上記開口部H1,H2…は、棒
状の操作ロッド30Lの挿入をガイドする案内部を備え
たものとなっている。
【0042】したがって図6の(a)に示すように、矢
印方向に搬送されてきた多数個の検体容器ホルダーの列
の中間部に位置する二つの検体容器ホルダー、例えば1
00zと100aとの間の開口部に対し、上記検体容器
ホルダー列の連接状態を何ら乱すことなく棒状の操作ロ
ッド30Lをスムーズに挿入することが可能になる。こ
のため例えば図6の(b)に示すように、上記検体容器
ホルダー列の任意の位置にある検体容器ホルダー、例え
ば100aよりも搬送方向前方側に存在する検体容器ホ
ルダー群100z,100y,100x…は、搬送路
(レーン)に沿ってそのまま搬送動作を継続させ、上記
検体容器ホルダー100a以下、搬送方向後方側に存在
する検体容器ホルダー群100a,100b,…を所定
位置に停止させることができる。このように連接状態の
多数個の検体容器ホルダー列を、任意な位置で前後に切
り離すことができる為、例えば図6の(c)に示すよう
に、検体容器ホルダー100を所定間隔をおいて1個づ
つ、あるいは複数個づつのブロックに分ける等、必要に
応じて多様な搬送形態で搬送することを可能ならしめ
る。
【0043】(実施例のまとめ)実施例に示された本発
明の検体容器ホルダーおよびホルダー搬送装置の構成お
よび作用効果をまとめると下記の通りである。 [1]実施例に示された検体容器ホルダー100は、円
柱状基体110の軸心部に、検体容器1を収容可能な容
器収容部114を有し、上記円柱状基体110の外周面
の頂部近傍に搬送路のガイドエッジ12a,12bに係
合する第1の環状溝121を有し、上記円柱状基体11
0の外周面の底部近傍に上記搬送路に設けた搬送一時停
止機構31,32,33…における操作ロッド30Lの
差込みを許容する第2の環状溝122を有するホルダー
本体101と、このホルダー本体101の外周に嵌込ま
れ、当該ホルダー本体101の存在を標示するための標
示用リング102とを備えている。
【0044】したがって上記の検体容器ホルダー100
においては、搬送時において第1の環状溝121が搬送
路のガイドエッジ12a,12bに係合された状態で搬
送が行なわれるため、円筒形の検体容器ホルダー100
が搬送時の振動等で転倒する等の不具合を防止できる。
したがって容器収容部114に挿入された試験管等の検
体容器1を、単体のまま所定個所まで安定に搬送するこ
とが可能となる。
【0045】また搬送路の特定位置において、搬送中の
所要の検体容器ホルダー100における第2の環状溝1
22の進行方向前方に位置する領域に棒状の操作ロッド
30Lが挿入されると、上記所要の検体容器ホルダー1
00は上記特定位置で停止させられる。このとき上記操
作ロッド30Lが挿入される第2の環状溝122は、前
記ガイドエッジ12a,12bに係合している第1の環
状溝121よりも下方に位置するので、上記停止動作が
行なわれても当該検体容器ホルダー100がそのショッ
クで転倒する等の事態を引き起こさずに済む。しかも上
記検体容器ホルダー100同士が密着状態のまま搬送さ
れてきても、検体容器ホルダー相互間には棒状の操作ロ
ッド30Lの太さ以上の大きさを有する第2の環状溝1
22による開口部が存在している為、棒状の操作ロッド
30Lを支障なく挿入させ得る。このため、たとえ所要
の検体容器ホルダー100の搬送路進行方向の前方位置
に別の検体容器ホルダー100が密着した状態で存在し
ていても、上記前方位置にある検体容器ホルダー100
には何等影響を与えずに所要の検体容器ホルダー100
を所定位置に停止させる事ができる。かくして所要検体
容器ホルダー100の一時停止制御等を容易かつ適確に
行なえる。
【0046】さらに検体容器ホルダー100の検知に際
しては円環状をなす標示リング102を検知すればよい
ことから、検体容器ホルダー100自体を検知する場合
に比べて、より適確な検知が可能となる上、搬送中の検
体容器ホルダー100がどの方向を向いていても、当該
検体容器ホルダー100の検知(検体容器ホルダーの特
定位置への到来、ホルダー数の計数等)を常に安定に行
なえるものとなる。 [2]実施例に示された検体容器ホルダー100は、上
記[1]に記載の検体容器ホルダー100であって、か
つホルダー本体101は樹脂製であり、標示用リング1
02は金属製である。
【0047】したがって上記検体容器ホルダー100に
おいては、標示部材がリング状を成しているため、検体
容器ホルダー100の向き如何に拘らず常に安定した検
体容器ホルダー100の検知が行なえるのは勿論、標示
用リング102が金属製であるため、センサーとして安
価な金属センサーを採用することができる。なお上記標
示リング102を形成している金属の種類は、使用セン
サーの特性等に応じて予め所定のものに設定すればよい
が、導電性を有し、かつ適宜な光沢を有するもの等が好
ましい。またホルダー本体101は樹脂製であるため、
若干の弾性を有しており、ガラス製検体容器の保持等に
好適である。そしてこのような検体容器を保持する機能
は、金属製の標示リング102をその外周に嵌め込まれ
ても、何等ら悪影響を受けずにすむ。 [3]実施例に示された検体容器ホルダー100は、上
記[1]または[2]に記載の検体容器ホルダー100
であって、かつ容器収容部114は、検体容器1の少な
くとも底部を含む下方領域を収納可能な如く設けられた
容器収納孔111と、この容器収納孔111の底部内面
とホルダー本体101の外面との間を連通する如く設け
られた連通孔112とからなる。
【0048】したがって上記検体容器ホルダーにおいて
は、試験管等の検体容器1が検体容器ホルダー100の
容器収納孔111に挿入される際、または容器収納孔1
11から引抜かれる際に、収納孔111内の空気は連通
孔112を通して自由に出入りするので、容器収納孔1
11内の空気が圧縮されたり真空になったりする事がな
く、検体容器1の挿脱操作を円滑に行なえる。 [4]実施例に示された検体容器ホルダー100は、上
記[3]に記載の検体容器ホルダー100であって、連
通孔は円柱状基体110の軸心に沿って設けられた主連
通孔112と、この主連通孔112に交差する方向に設
けられた副連通孔113とからなる。
【0049】したがって上記検体容器ホルダー100に
おいては、主連通孔112の出口開口端が搬送路の路面
上に密着して閉塞される事があっても、この様な場合、
空気は副連通孔113を通して流通するので、容器収納
孔111内の空気の圧縮または真空によって検体容器1
の挿脱操作が阻害されるおそれはない。 [5]実施例に示された検体容器ホルダー200は、円
柱状基体210の軸心部に、検体容器1を収容可能な容
器収容部214を有し、上記円柱状基体210の外周面
の頂部近傍に搬送路のガイドエッジ12a,12bに係
合する第1の環状溝221を有し、上記円柱状基体21
0の外周面の底部近傍に上記搬送路に設けた搬送一時停
止機構31,32,33…における操作ロッド30Lの
差込みを許容する第2の環状溝222を有するホルダー
本体201と、このホルダー本体201における容器収
容部214の開口端に装着され、内周縁部に軸心方向へ
突出した突片部241を有する鍔状の弾性体からなる異
径容器用アダプター部材204とを備えている。
【0050】したがって上記検体容器ホルダー200に
おいては、検体容器1として管径がそれまでのものとは
異なる試験管等が用いられた場合でも、異径容器用アダ
プター部材204の働きによって同一型式の検体容器ホ
ルダー200にて当該検体容器1を収容保持することが
できる。すなわち当該検体容器1が検体容器ホルダー2
00の容器収容部214に挿入されると、弾性体からな
る異径容器用アダプター部材204の突片部241が弾
性変形して開口部の大きさを変える。このため当該検体
容器1を検体容器ホルダー200の容器収容部214に
何ら支障なく安定に収容保持することができる。 [6]実施例に示された検体容器ホルダー200は、上
記[5]に記載の検体容器ホルダー200であって、か
つ異径容器用アダプター部材204が、十字形のスリッ
ト状開口242を有するものである。
【0051】したがって上記検体容器ホルダー200に
おいては、異径容器用アダプター部材204が極めてシ
ンプルな形状を呈するものであるため、検体容器1を安
定に保持する機能を有するのは勿論、加工がし易く、安
価に製作可能となる。 [7]実施例に示された検体容器ホルダー200は、上
記[5]に記載の検体容器ホルダー200であって、か
つ異径容器用アダプター部材204は、ホルダー本体2
01の容器収容部214の開口端に対し着脱自在に装着
されている。
【0052】したがって上記検体容器ホルダー200に
おいては、異径容器用アダプター部材204がホルダー
本体201に対して着脱自在になっているため、上記部
材204が長期の使用により弾性力を失った場合、ある
いは汚損したような場合、さらには突片部241の形状
や長さの異なるものを使用させる必要が生じた場合等に
は、簡単に新たなものと交換する事ができる。 [8]実施例に示された検体容器ホルダー200は、上
記[5]に記載の検体容器ホルダー200であって、か
つホルダー本体200の外周に、当該ホルダー本体20
1の存在を標示するための標示用リング202が嵌込ま
れている。
【0053】したがって上記検体容器ホルダー200に
おいては、前記[5]における作用と同様に、検体容器
1として太さがそれまでのものとは異なる試験管等が用
いられた場合でも、同一型式の検体容器ホルダー200
にて当該検体容器1を何ら支障なく安定に収容保持する
ことができると共に、前記[1]における作用と同様
に、検体容器ホルダー100の検知に際しては円環状を
なす標示リング202を検知すればよいことから、検体
容器ホルダー200自体を検知する場合に比べ、より適
確な検知が可能となる上、検体容器1がどの方向を向い
ていても、検体容器ホルダー200を常に安定に検知す
ることが可能となる。 [9]実施例に示された検体容器ホルダー200は、上
記[8]に記載の検体容器ホルダー200であって、か
つホルダー本体201の頂部に螺合可能な筒状部203
aとこの筒状部203aの先端内方へ突出するフランジ
部203bとからなり、上記筒状部203aの基端部で
ホルダー本体201の外周に嵌込まれた標示用リング2
02を押え付けると共に、上記筒状部203aの先端内
方に突出したフランジ部203bで容器収容部214の
開口端に装着された異径容器用アダプター部材204の
周辺部を押え付ける固定キャップ203を備えている。
【0054】したがって上記検体容器ホルダー200に
おいては、単一の固定キャップ203をホルダー本体2
01の頂部に螺合するだけで、ホルダー本体201の外
周に嵌込まれた標示用リング202及び容器収容部21
4の開口端に装着された異径容器用アダプター部材20
4を同時に固定化することが可能である。その結果、諸
機能を合せ持つ検体容器ホルダー200でありながら、
その構造が複雑化するのを最小限にとどめ得、シンプル
な形状を保つことができる。 [10]実施例に示された検体容器ホルダー搬送装置
は、円柱状基体(110,210)の軸心部に検体容器
1を収容可能な容器収容部(114,214)を有し、
上記円柱状基体(110,210)の外周面の頂部近傍
に搬送路のガイドエッジ12a,12bに係合する第1
の環状溝121を有し、上記円柱状基体(110,21
0)の外周面の底部近傍に上記搬送路に設けた搬送一時
停止機構31,32,33…における操作ロッド30L
の差込みを許容する第2の環状溝122を有するホルダ
ー本体(101,201)と、このホルダー本体(10
1,201)の外周に嵌込まれ、当該ホルダー本体(1
01,201)の存在を標示するための標示用リング
(102,202)とを備えた検体容器ホルダー(10
1,201)と、この検体容器ホルダー(100,20
0)を搬送可能な如く設けられたコンベア機構11と、
このコンベア機構11の両側に立設された側壁部12
A,12Bの上端のガイドエッジ部12a,12bが前
記検体容器ホルダー(100,200)の第1の環状溝
(121,221)に係合するように設けられた案内機
構12とからなるホルダー搬送手段10と、このホルダ
ー搬送手段10によって特定個所まで搬送された前記検
体容器ホルダー100の標示用リング102を検知して
前記検体容器ホルダー(100,200)が上記特定個
所へ到来したことを示す情報を出力するホルダー検知用
センサー21,22,23…と、これらのセンサー2
1,22,23…からの出力に基づいて作動し、前記検
体容器ホルダー(100,200)の第2の環状溝(1
21,221)における上記ホルダー(100,20
0)の進行方向前方に位置する領域へ、操作ロッド30
Lを差し込んで上記ホルダー(100,200)を前記
特定個所へ一時停止させる搬送一時停止機構31,3
2,33…と、この搬送一時停止機構31,32,33
…によって一時的に停止した前記検体容器ホルダー(1
00,200)を、ホルダー軸心を中心として回転さ
せ、上記ホルダー(100,200)に収容保持されて
いる前記検体容器1の情報記録領域2が、所定方向を向
くように制御する方位制御機構50と、この方位制御機
構50にて方位を制御された前記情報記録領域2の記録
情報3を読み取る如く設けられた読み取り装置40と、
この読み取り装置40で読み取った情報に基づいて前記
検体容器ホルダー(100,200)に所要の指令を与
える指令手段(60,33,34)とを備えている。
【0055】したがって上記検体容器ホルダー搬送装置
においては、検体容器1を収容保持した検体容器ホルダ
ー(100,200)がコンベア機構11により特定位
置まで搬送されてくると、検体容器ホルダー(100,
200)の標示リング(102,202)がホルダー検
知用のセンサー21,22,23によって適確に検知さ
れ、検体容器ホルダー(100,200)の到来を示す
信号が出力される。そうすると搬送一時停止機構が作動
し、検体容器ホルダー(100,200)の第2の環状
溝(122,222)における上記ホルダー(100,
200)進行方向前方に位置する領域へ操作ロッド30
Lが差し込まれ、上記検体容器ホルダー(100,20
0)は前記特定個所へ一時的に停止させられる。一時的
に停止した前記検体容器ホルダー(100,200)
は、方位制御機構50によってホルダー軸心を中心とし
て回転駆動され、検体容器1の情報記録領域(例えばバ
ーコードラベルの貼付領域)が所定方向(センサー設置
方向)を向くように制御される。
【0056】なお上記情報記録領域2を所定方向に向か
せる制御態様としては、検体容器ホルダー(100,2
00)を単に連続回転させて上記情報記録領域2が所定
方位にある読取り装置40によって相対的にスキャンさ
れるようにする場合と、回転途中で上記情報記録領域が
所定方位にあるセンサーと正対する位置で停止させる場
合とがある。方位を制御された情報記録領域に記録され
ている記録情報(例えばバーコード)は、読み取り装置
(例えばバーコードリーダ)によって読み取られる。読
み取った情報に基づいて検体容器ホルダー(100,2
00)には所要の指令(例えば当該検体容器ホルダーを
所定の他の搬送路へ移動させて仕分けを行なう等の指
令)が与えられる。 [11]実施例に示された検体容器ホルダー搬送装置
は、上記[10]に記載の検体容器ホルダー搬送装置で
あって、かつコンベア機構としてベルト式コンベア機構
11が用いられ、このベルト式コンベア機構11のベル
ト13を動かした状態のまま搬送一時停止機構31,3
2,33…を作動させることにより、検体容器ホルダー
(100,200)をベルト13上の特定位置でスリッ
プ動作させながら当該特定位置で搬送を一時停止させる
ようにした。
【0057】したがって上記検体容器ホルダー搬送装置
においては、コンベア機構11を作動させた状態のまま
所定の検体容器ホルダー(100,200)のみを特定
位置に停止させ得るので、当該検体容器ホルダー(10
0,200)以外の、他の検体容器ホルダー(100,
200)の搬送を継続させることができる。またコンベ
ア機構11が頻繁に起動停止動作を繰り返さないので、
コンベア機構11の起動停止動作に伴う騒音発生や各部
の損傷発生が軽減される。 [12]実施例に示された検体容器ホルダー搬送装置
は、上記[11]に記載の検体容器ホルダー搬送装置で
あって、かつ方位制御機構50は、ベルト13上の特定
位置でスリップ動作しながら当該特定位置で搬送を停止
されている検体容器ホルダー(100,200)の頂部
偏心位置を下方へ押圧することにより、上記検体容器ホ
ルダー100に傾きを与えてベルト移動に基づく回転力
を付与する手段を備えている。
【0058】したがって上記検体容器ホルダー搬送装置
においては、検体容器ホルダー(100,200)の頂
部偏心位置が下方へ押圧されることにより、上記検体容
器ホルダー(100,200)が傾くと、当該検体容器
ホルダー(100,200)の底面の偏った一部が他の
部に比べてコンベア機構のベルト13上に強く押し付け
られる事になる。かくして特定位置に停止中の検体容器
ホルダー(100,200)に上記ベルト13の移動力
に基づくが回転力が生じる事になり、当該検体容器ホル
ダー(100,200)は回転駆動される事になる。し
たがって回転用動力源を格別に設けなくともよく、その
分だけ構成が簡略化されることになる。
【0059】(変形例)本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、下記の如く変形して実施すること
が可能である。
【0060】・ホルダー本体として共通のものを用い、
これに標示リングのみ又は標示リングと異径容器用アダ
プター部材とを同時装着することを可能とした検体容器
ホルダー。
【0061】・ホルダー本体として樹脂以外の材料を用
いた検体容器ホルダー。 ・凸片部が鋸歯状をすなす異径容器用アダプター部材を
備えた検体容器ホルダー。
【0062】・標示リングとしてアルミニウムや黄銅な
どの非金属材料にて形成したものを用いた検体容器ホル
ダー。 ・金属センサーとして、非金属製の標示リングの検知が
可能な高周波発振型センサーを用いたホルダー搬送装
置。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、下記の検体容器ホルダ
ーおよびホルダー搬送装置をて提供できる。 (a) 比較的安価な簡易型センサーで、検体容器ホルダー
の到来または通過等を適確に検知することのできる検体
容器ホルダー。
【0064】(b) 検体容器として太さの異なる試験管等
が使用された場合でも、同じ型式のホルダーにて当該検
体容器を安定に保持することのできる検体容器ホルダ
ー。 (c) コンベア機構を停止させずに検体容器ホルダーのみ
を特定位置にて確実に停止させ得る搬送一時停止機構を
備えたホルダー搬送装置。
【0065】(d) 特定位置で停止中の検体容器ホルダー
を、格別の回転動力源を用いることなく回転させること
ができ、検体容器に付されている情報記録領域を所要方
向へ向かせることのできる簡易な構造の方位制御機構を
備えたホルダー搬送装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るホルダー搬送装置の
構成を示す平面図。
【図2】本発明の第1実施例に係るホルダー搬送装置の
構成を示す図で、図1のXーX線矢視断面図。
【図3】本発明の第1実施例に係る検体容器ホルダーの
構成を示す図で、(a)は右半面切断側面図、(b)は
各部品ごとに分解して示した右半面切断側面図。
【図4】本発明の第2実施例に係る検体容器ホルダーの
構成を示す図で、(a)は右半面切断側面図、(b)は
各部品ごとに分解して示した右半面切断側面図、(c)
は異径容器用アダプター部材の平面図。
【図5】本発明の第1,第2実施例に係る検体容器ホル
ダーの基本的な作用を説明するための図、(a)は側面
図、(b)は(a)のYーY線矢視断面図。
【図6】本発明の第1,第2実施例に係る検体容器ホル
ダーの基本的な作用を説明するための図。
【符号の説明】
1…検体容器 2…情報記録領
域(ラベル) 3…記録情報(バーコード) 10…ホルダー
搬送手段 11…コンベア機構 12…案内機構 12A,12B…側壁 12a,12b
…ガイドエッジ 13…ベルト 14…モータ 21,22,23…ホルダー検知用センサー 30L…操作ロッド 31,32,33…搬送一時停止機構 34…搬送方向
転換機構 40…バーコード読取り装置 50…方位制御
機構 60…制御装置 100.200…検体容器ホルター 101,201…
ホルター本体 102,202…標示用リング 103,203…
キャャツプ 204…異径容器用アダプター部材 205…回り止
め部材 110,210…円柱状基体 111,211…
容器収納孔 112,212…主連通孔 113,213…
副連通孔 114.214…容器収容部 121,221…
第1の環状溝 122,222…第2の環状溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱状基体の軸心部に検体容器を収容可能
    な容器収容部を有し、上記円柱状基体の外周面の頂部近
    傍に搬送路のガイドエッジに係合する第1の環状溝を有
    し、上記円柱状基体の外周面の底部近傍に上記搬送路に
    設けた搬送一時停止機構における操作ロッドの差込みを
    許容する第2の環状溝を有するホルダー本体と、 このホルダー本体の外周に嵌込まれ、当該ホルダー本体
    の存在を標示するための標示用リングと、を備え、前記容器収容部は、 前記検体容器の少なくとも底部を含む下方領域を収納可
    能な如く設けられた容器収納孔と、 この容器収納孔の底部内面と前記ホルダー本体の外面と
    の間を連通する如く、前記円柱状基体の軸心に沿って設
    けられた主連通孔、およびこの主連通孔に交差する方向
    に設けられた副連通孔からなる連通孔と、 を有することを 特徴とする検体容器ホルダー。
  2. 【請求項2】円柱状基体の軸心部に検体容器を収容可能
    な容器収容部を有し、上記円柱状基体の外周面の頂部近
    傍に搬送路のガイドエッジに係合する第1の環状溝を有
    し、上記円柱状基体の外周面の底部近傍に上記搬送路に
    設けた搬送一時停止機構における操作ロッドの差込みを
    許容する第2の環状溝を有するホルダー本体と、このホ
    ルダー本体の外周に嵌込まれ、当該ホルダー本体の存在
    を標示するための標示用リングとを備え、前記容器収容
    部は、前記検体容器の少なくとも底部を含む下方領域を
    収納可能な如く設けられた容器収納孔と、この容器収納
    孔の底部内面と前記ホルダー本体の外面との間を連通す
    る如く、前記円柱状基体の軸心に沿って設けられた主連
    通孔、およびこの主連通孔に交差する方向に設けられた
    副連通孔からなる連通孔と、を有する検体容器ホルダー
    と、 この検体容器ホルダーを搬送可能な如く設けられたベル
    ト式コンベア機構と、このベルト式コンベア機構の両側
    に設置され、その上端のガイドエッジ部が前記検体容器
    ホルダーの第1の環状溝に係合するように設けられた案
    内機構とからな るホルダー搬送手段と、 このホルダー搬送手段によって特定個所まで搬送された
    前記検体容器ホルダーの標示用リングを検知して前記検
    体容器ホルダーが上記特定個所へ到来したことを示す情
    報を出力するセンサーと、このセンサーからの出力に基
    づいて作動し、前記検体容器ホルダーの第2の環状溝に
    おける上記ホルダーの進行方向前方に位置する領域へ操
    作ロッドを差し込んで、上記ホルダーを前記ベルト式コ
    ンベア機構のベルト上の特定位置でスリップ動作させな
    がら当該特定位置で搬送を一時停止させる搬送一時停止
    機構と、 この搬送一時停止機構によって一時的に停止した前記検
    体容器ホルダーを、ホルダー軸心を中心として回転さ
    せ、上記ホルダーに収容保持されている前記検体容器の
    情報記録領域が、所定方向を向くように制御する方位制
    御機構と、 この方位制御機構にて方位を制御された前記情報記録領
    域の記録情報を読み取る如く設けられた読み取り装置
    と、 この読み取り装置で読み取った情報に基づいて前記検体
    容器ホルダーに所要の指令を与える指令手段と、 を具備し、前記方位制御機構は、前記ベルト式コンベア
    機構のベルト上の特定位置でスリップ動作しながら当該
    特定位置で搬送を停止されている検体容器ホルダーの頂
    部偏心位置を下方へ押圧することにより、上記検体容器
    ホルダーに傾きを与えてベルト移動に基づく回転力を付
    与する手段を備えていることを特徴とする検体容器ホル
    ダー搬送装置。
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