JPH0575856U - バーコード読み取り装置 - Google Patents
バーコード読み取り装置Info
- Publication number
- JPH0575856U JPH0575856U JP1348692U JP1348692U JPH0575856U JP H0575856 U JPH0575856 U JP H0575856U JP 1348692 U JP1348692 U JP 1348692U JP 1348692 U JP1348692 U JP 1348692U JP H0575856 U JPH0575856 U JP H0575856U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test tube
- bar code
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】試験管のバーコード読み取りでラベルの向きが
ランダムに設定されていても読み取りを可能にする。 【構成】試験管2上のバーコードを読み取るのに、偏芯
カム15で作動する試験管回転機構7の先端の回転リン
グ10を試験管2の側面に当てて試験管2を回転させて
行うものである。
ランダムに設定されていても読み取りを可能にする。 【構成】試験管2上のバーコードを読み取るのに、偏芯
カム15で作動する試験管回転機構7の先端の回転リン
グ10を試験管2の側面に当てて試験管2を回転させて
行うものである。
Description
【0001】
本考案は臨床検査部門における生体試料の検体検査に於いて、検体認識用に試 料容器である試験管に貼付られたバーコードの読み取り装置に関する。
【0002】
臨床検査部門の特に生化学分析の分野では分析の対象として血液や尿などが採 取され試験管に注入される。この試験管には以後の処理にて検体の取り違えミス 等を防止するために認識用のバーコードを貼って使用する。又試験管は専用のラ ックに投入され例えば生化学自動分析装置などへ取り込まれる。従来はこれらの 装置へ取り込んだ後の検体のバーコードラベルの読み取りは、試験管を板バネや ゴムなどで動かないように固定しラベルが必ずバーコードの方向に向くようにセ ットする方法で行われている。
【0003】
上記従来の方法では試験管のセットは人間が必ず目で確認しながらラックに挿 入する向きを合わせる必要があり、バーコードの傷やかすれ面等が設定されると 読み取りエラーとなって処理不能の場合が発生していた。
【0004】
上記問題を解決するためにラックには板バネやゴム等は使用せず、試験管は自 由に回転が与えられるようにし、投入はランダムにラベルの向きを考えずに行え るようにしたものである。
【0005】
試験管はラック上で下方のラベルの貼っていない部分を回転ローラに接触させ 、試験管に回転を与えながらバーコードリーダからの光照射を行い、連続的にバ ーコードを読み取ることによりラベルの傷や汚れの影響を取り除くようにしたも のである。
【0006】
図1は本考案の一実施例を示す機能図、図2は図1の部分上面図である。バー コードラベル1の貼付られた試験管2がラック3に差し込まれている。このラッ ク3は試験管2を直立保持するものであるが、このラック3の一方には試験管2 の長手方向に切り込み4がありこの切り込み4を通してバーコードリーダ5の全 体が眺められるようになっている。この切り込み4に対向して配置されたバーコ ードリーダ5からの光6がバーコードラベル1を照射可能に構成されている。一 方試験管回転機構7があって、これには駆動モータ8の回転シャフト9の先端に 回転リング10を設けてあり、この回転リング10の側面は試験管2の側面と接 触すべく構成されている。この試験管回転機構7は支点11によって支えられば ね12の作用でコロ13を介して駆動モータ14にくみこまれている.偏芯カム 15と接しており、駆動モータ14の回転により試験管回転機構7は可動可能に 構成されている。従って偏芯カム15のカム高さの低い位置では試験管回転機構 7は回転リング10が試験管2から離れる方向に移動しラック3は移動可能とな る。逆に偏芯カム15のカム高さの高い位置では試験管回転機構7は回転リング 10が試験管2と接触する方向に移動し駆動モータ8の回転を試験管2に伝達可 能となる。ラック3の停止位置と駆動モータ14の回転制御は別途設けた制御装 置(図示せず)で行う。以上の構成で試験管2に回転リング10が接したとき駆 動モータ8に回転を与え試験管2を回しながらバーコードリーダ5から光6を出 しバーコードを連続的に読み取りつづけ、完全に読めた事を確認してから光6の 照射を停止するとともに駆動モータ14を回して試験管2から回転リング10を 離すのである。
【0007】 以上の状態で作動させることにより試験管2上のバーコードラベル1の向きは いかなる方向を向いていても自動的に正常な方向を見つけ出しバーコードを読み 取ることが可能となる。
【0008】
試験管を回転させながらバーコードを読み取るので、ラックに試験管を投入す るとき方向を一定にする必要が無くランダムに設置でき、したがってバーコード ラベルの傷やかすれなどの影響で読み取りエラーが発生しない。またラックの一 方に切り込みを設けたことによりラベルの長さを長くしてコードの桁数を大きく することができ、又試験管の下部を回転できるので回転部分がラベルと接触しな いのでラベルを傷つけない。
【図1】本考案の一実施例を示す機能図である。
【図2】図1の部分上面図である。
1…バーコードラベル、2…試験管、3…ラック、5…
バーコードリーダ、7…試験管回転機構、10…回転リ
ング、15…偏芯カム。
バーコードリーダ、7…試験管回転機構、10…回転リ
ング、15…偏芯カム。
Claims (1)
- 【請求項1】バーコードの貼られた試験管とこの試験管
を立てるラックがあつて、このラックの片側には試験管
上のバーコードラベルに光を照射し又この反射光を読み
取りラベルを認識するバーコードリーダを配し、又反対
側には先端にローラの付いた回転装置が配置されこの回
転装置はローラが試験管に接する状態と離れた状態をと
ることができ、ローラが試験管に接したときこのローラ
に回転を与えると共にバーコードリーダの読み取りを行
い、読み取り確認された状態で回転を停止させ、ラック
にランダムに投入した試験管のバーコードを読み取り可
能としたことを特徴とするバーコード読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1348692U JPH0575856U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | バーコード読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1348692U JPH0575856U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | バーコード読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575856U true JPH0575856U (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=11834453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1348692U Pending JPH0575856U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | バーコード読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0575856U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08220105A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-08-30 | Teruaki Ito | 検体容器ホルダーおよびホルダー搬送装置 |
JP2015045644A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | チューブ回転器 |
JP2015132522A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 株式会社東芝 | 臨床検査装置 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP1348692U patent/JPH0575856U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08220105A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-08-30 | Teruaki Ito | 検体容器ホルダーおよびホルダー搬送装置 |
JP2015045644A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | チューブ回転器 |
EP2842629B1 (en) * | 2013-08-27 | 2020-04-15 | F. Hoffmann-La Roche AG | Device for reading of an identification code carried by tubular containers using a tube rotator |
JP2015132522A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 株式会社東芝 | 臨床検査装置 |
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