JP6126047B2 - 加速度発生装置 - Google Patents

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本発明は、擬似的な力覚を利用者に知覚させる技術に関する。
特許文献1には、錘を15Hz近傍以下の周波数で非対称に並進加速度運動させると擬似的な力覚が知覚され、20Hzや40Hz近傍にまで周波数を高くしていくとそのような力覚が不明確になっていくことが示されている。一方、非特許文献1には、加速度を発生するアクチュエータ(振動子)に「周波数125Hz、デューティー比2:6」の周期的な信号を与えると、そのアクチュエータが一方向に引っ張られるような力(擬似的な力覚)が知覚されることが示されている。
特許第4551448号公報
暦本純一,"Traxion:仮想力覚提示デバイス",WISS2013.
しかしながら、非特許文献1でアクチュエータに与える「周波数125Hz、デューティー比2:6」の信号は、あくまで実験に用いた特定の小型アクチュエータに対して有効な一例であり、15Hz近傍よりも高い周波数の加速度を発生する加速度発生装置が擬似的な力覚を明確に提示するために、どのような信号を与えればよいかは明らかにされていない。
本発明の課題は、15Hz近傍よりも高い周波数の加速度を発生する加速度発生装置が擬似的な力覚を明確に提示するための技術を提供することである。
本発明の加速度発生装置は、支持部と、支持部に一端が支持された弾性体と、弾性体の他端に支持され、支持部に対して周期的な加速度運動を行う運動部材と、流された電流に応じた加速度を運動部材に与えるコイルとを有し、運動部材に所望の方向の加速度を与える向きの電流をコイルに流す第1の期間と、それ以外の第2の期間と、を周期的に繰り返す。ただし、周期に占める第1の期間の割合が第2の期間の割合と異なり、上記の周期的な加速度運動の周波数は80Hzまたは80Hz近傍の周波数成分を含む。
これにより、擬似的な力覚を明確に提示できる。
図1Aおよび図1Bは、第1実施形態の加速度発生装置を例示した概念図である。 図2Aから図2Dは、実施形態の加速度発生装置が擬似的な力覚を提示するための制御を説明するための図である。 図3Aおよび図3Bは、ケースを手に持った状態で、図1Aおよび図1Bの左方向へ擬似的な並進力覚を提示するための制御を行ったときの、外部静止座標系に対するケースの位置変化および加速度変化を例示した図である。図3Cおよび図3Dは、図1Aおよび図1Bの右方向へ擬似的な並進力覚を提示するための制御を行ったときのケースの位置変化および加速度変化を例示した図である。 図4は、ケースに生じた加速度(人がケースを支持した場合のケースに生ずる加速度)のFFT解析結果を例示した図である。 図5は、電流の周波数および反転比と、知覚された擬似的な力覚の明確性との関係を例示した図である。 図6は、非特許文献1の装置および本形態の装置が提示する擬似的な力覚の明確性を比較した図である。 図7Aおよび図7Bは、第2実施形態の加速度発生装置を例示した概念図である。 図8は、第3実施形態の加速度発生装置を例示した概念図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1Aおよび図1Bに例示するように、第1実施形態の加速度発生装置1は、例えば、力覚指定部11、振動子12、および制御部13を有する。
<力覚指定部11および制御部13>
力覚指定部11および制御部13は、例えば、CPU(central processing unit)等のプロセッサ(ハードウェア・プロセッサ)やRAM(random-access memory)等のメモリ等を備える汎用または専用のコンピュータに、所定のプログラムが読み込まれて構成される装置である。力覚指定部11および制御部13を構成する一部またはすべての処理部がCPU以外の電子回路(circuitry)によって構成されていてもよい。なお、CPUも電子回路(circuitry)の一種である。
力覚指定部11には、どのような力覚を提示するのかを指定するための情報(指定情報)が入力される。指定情報の例は、力覚の提示方向を特定する情報、力覚の強さを特定する情報などである。力覚指定部11は、入力された指定情報が特定する力覚を提示させるための制御信号を制御部13に送る。制御部13は、入力された制御信号に応じ、振動子12に入力する電流を生成して出力する。振動子12は、入力された電流に応じた動作を行い、これにより、指定情報によって特定された力覚を提示する。
<振動子12>
振動子12は、例えば、支持部121、ばね122,123(弾性体)、コイル124、永久磁石125(運動部材)、およびケース126を有する。本形態のケース126および支持部121は、ともに筒(例えば、円筒や多角筒)の両方の開放端を閉じた形状からなる中空の部材である。ただし、支持部121は、ケース126よりも小さく、ケース126の内部に収容可能な大きさである。ケース126および支持部121は、例えば、ABS樹脂等の合成樹脂から構成される。ばね122,123は、例えば、金属等から構成されるつるまきばねや板ばね等である。ばね122,123のばね定数は同一であることが望ましいが、互いに相違していてもよい。永久磁石125は、例えば、円柱形状の永久磁石であり、長手方向の一方の端部125a側がN極であり、他方の端部125b側がS極である。コイル124は、例えば、一つながりのエナメル線であり、第1巻き部124aと第2巻き部124bとを有する。
永久磁石125は支持部121の内部に収容され、そこで長手方向にスライド可能に支持されている。このような支持機構の詳細は図示しないが、例えば、支持部121の内壁面に長手方向に沿ったまっすぐなレールが設けられ、永久磁石125の側面にこのレールをスライド可能に支持するレール支持部が設けられている。支持部121の長手方向の一端側の内壁面121aには、ばね122の一端が固定され(すなわち、支持部121にばね122の一端が支持され)、ばね122の他端は永久磁石125の端部125aに固定されている(すなわち、永久磁石125の端部125aがばね122の他端に支持されている)。また、支持部121の長手方向の他端側の内壁面121bには、ばね123の一端が固定され(すなわち、支持部121にばね123の一端が支持され)、ばね123の他端は永久磁石125の端部125bに固定されている(すなわち、永久磁石125の端部125bがばね123の他端に支持されている)。
支持部121の外周側にはコイル124が巻きつけられている。ただし、永久磁石125の端部125a側(N極側)では、第1巻き部124aがA方向(奥から手前に向けた方向)に巻きつけられており、端部125b側(S極側)では、第2巻き部124bがA方向と反対向きのB方向(手前から奥に向けた方向)に巻き付けられている。すなわち、永久磁石125の端部125a側(N極側)からみた場合、第1巻き部124aは時計回りに巻き付けられており、第2巻き部124bは反時計回りに巻き付けられている。また、永久磁石125が停止し、ばね122,123からの弾性力が釣り合った状態において、永久磁石125の端部125a側(N極側)が第1巻き部124aの領域に配置され、端部125b側(S極側)が第2巻き部124bの領域に配置されることが望ましい。
以上のように配置構成された支持部121、ばね122,123、コイル124、および永久磁石125が、ケース126内に収容され、支持部121がケース126の内部に固定されている。ただし、ケース126の長手方向は、支持部121の長手方向および永久磁石125の長手方向と一致する。
コイル124は、流された電流に応じた加速度(力)を永久磁石125に与え、これにより、永久磁石125は、支持部121に対して周期的な加速度運動(支持部121を基準とした軸方向に偏加速度をもった周期的な並進往復運動)を行う。すなわち、コイル124にA方向(B方向)に電流を流すと、フレミングの左手の法則で説明されるローレンツ力の反作用により、永久磁石125−iにC方向(永久磁石125−iのN極からS極に向かう方向:右方向)の力が加えられる(図1A)。逆に、コイル124にA方向(B方向)に電流を流すと、永久磁石125にC方向(永久磁石125のS極からN極に向かう方向:左方向)の力が加えられる(図1B)。ただし、A方向はA方向の反対方向である。これらの動作により、永久磁石125およびばね122,123からなる系に運動エネルギーが与えられる。それにより、ケース126を基準とする永久磁石125の位置および加速度(支持部121を基準とした軸方向の位置および加速度)を変化させることができる。
ここで、永久磁石125に所望の方向(C方向またはC方向)の加速度を与える向きの電流をコイル124に流す第1の期間と、それ以外の第2の期間と、を周期的に繰り返す。その際、所定の方向に電流を流す期間(時間)とそれ以外の期間(時間)との比(反転比)を何れか一方の期間に偏らせる。言い換えると、1つの周期に占める第1の期間の割合が当該周期に占める第2の期間の割合と異なる周期的な電流をコイル124に流す。これにより、所望の方向に擬似的な力覚を提示できる。なお、「疑似的な力覚」とは、実際には物体(擬似力覚発生装置)が並進運動をしていないにも関わらず、あたかも並進方向へ動きそうな力が働いているような知覚が生成されることをいう。以下、図2Aから図2Dを用いてこの制御を例示する。ただし、図2Aから図2Dの縦軸はコイル124に流す電流値(電流指令値)[A]を表し、横軸は時間[msec]を表す。A方向(B方向)の電流値を正で表現し、A方向(B方向)の電流値を負で表現している。
図2Aおよび図2Bは、A方向(B方向)の電流(X:C方向の加速度を永久磁石125に与える向きの電流)を流す期間t(第1の期間)とA方向(B方向)の電流(−X)を流す期間t(第2の期間)とを周期的に繰り返す例である。この場合、A方向(B方向)の電流を流す期間tとA方向(B方向)の電流を流す期間tとの比(反転比t:t)に応じ、図1Aおよび図1Bの左方向または右方向に擬似的な力覚を提示できる。すなわち、図1Aおよび図1Bの左方向に擬似的な力覚を提示する場合には、t>tとなる反転比の周期的な電流をコイル124に流す(図2A)。例えば、反転比t:t=18msec:7msecの周期的な電流(40Hzの周波数の電流)をコイル124に流す。逆に、右方向に擬似的な力覚を提示する場合には、t<tとなる反転比の周期的な電流をコイル124に流す(図2B)。例えば、反転比t:t=7msec:18msecの周期的な電流(40Hzの周波数の電流)をコイル124に流す。
図2Cおよび図2Dは、A方向(B方向)の電流(−X)を流す期間tと電流を流さない期間tとを周期的に繰り返すか、A方向(B方向)の電流(X)を流す期間(時間)tと流さない期間tとを周期的に繰り返す例である。ただし、期間tと期間tとの反転比t:tが何れかの期間に偏っている。すなわち、左方向に擬似的な力覚を提示する場合には、A方向(B方向)の電流(−X:C方向の加速度を永久磁石125に与える向きの電流)を流す期間tと電流を流さない期間tとを周期的に繰り返す電流をコイル124に流す。この電流の反転比t:tは期間tに偏っており、t>tである(図2C)。例えば、反転比t:t=18msec:7msecの電流をコイル124に流す。逆に、右方向に擬似的な力覚を提示する場合には、A方向(B方向)の電流(X:C方向の加速度を与える向きの電流)を流す期間tと流さない期間tとを周期的に繰り返す電流をコイル124に流す。この電流の反転比t:tは期間tに偏っており、t<tである(図2D)。例えば、反転比t:t=7msec:18msecの電流をコイル124に流す。
なお、説明の便宜上、図2Aから図2Dに図示した電流値(電流指令値)は矩形波であった。しかしながら、所定の方向に電流を流す期間とそれ以外の期間とを周期的に繰り返す電流であって、所定の方向に電流を流す期間とそれ以外の期間との反転比が何れか一方の期間に偏っているのであれば、どのような波形の電流であってもよい。例えば、立ち上がりや立ち下がりが鈍った電流であってもよいし、リップルを含む電流であってもよい。また、所定の方向に電流を流す期間とその逆の方向に電流を流す期間とを周期的に繰り返す電流であって、所定の方向の電流の振幅値またはその平均値と、その逆の方向の電流の振幅値またはその平均値とが互いに相違していてもよい。
<例示した振動子が擬似的な力覚を提示できる理由>
ある質量をもった物体の並進運動を考える。この並進運動は、擬似力覚を提示したい方向へ大きな加速度で短時間で移動し、逆の方向へは小さな加速度で長時間で移動する、偏加速度をもった周期運動であるものとする。この場合、この物体を含む系を把持しているユーザは、この提示方向への擬似力覚を知覚する。これは、人間の知覚特性を利用したものであり、把持動作に関わる固有感覚と触覚によって発生する現象である(例えば、参考文献1「特許第4551448号公報」参照)。上述のように、所定の方向に電流を流す期間とそれ以外の期間との反転比を何れかの期間に偏らせた電流をコイルに流すことにより、永久磁石125に偏加速度を与えることができ、それによって所望の方向へ擬似的な力覚を提示することができる。
図3Aおよび図3Bは、A方向(B方向)の電流を流す期間(時間)tとA方向(B方向)の電流を流す期間tとを反転比t:t=18msec:7mseで繰り返す40Hzの周波数の電流を、図1Aおよび図1Bに例示した振動子12のコイル124に流した場合における、ケース126を手で把持した場合の外界を基準としたケース126の位置の変化および加速度変化をそれぞれ例示している。一方、図3Cおよび図3Dは、A方向(B方向)の電流を流す期間(時間)tとA方向(B方向)の電流を流す期間tとを反転比t:t=7mse:18msecで繰り返す40Hzの周波数の電流を、コイル124に流した場合における、ケース126を手で把持した場合の外界を基準としたケース126の位置変化および加速度変化をそれぞれ例示している。なお、図3Aから図3Dの横軸は時間[Sec]を表し、図3Aおよび図3Cの縦軸は外界を基準とした場合のケース126の位置変化[mm]を表し、図3Bおよび図3Dの縦軸は外界を基準とした場合のケース126の加速度変化[m/s]を表す。図1Aおよび図1Bの左方向が図3Aから図3Dの縦軸の正方向であり、右方向が負方向である。図3Bに例示するように、反転比t:t=18msec:7mseの電流を流した場合、tの始まりの時点(tからtに切り替わる時点)で、図1Aおよび図1Bの永久磁石125が左に動いている状態から急激に右方向へ動かす力が働くため、その反作用でケース126に左方向へ大きな加速度が生ずる。一方、tの始まる時点(tからtに切り替わる時点)では、tの間に移動して静止している永久磁石125が左方向に動くため,その反作用で生ずるケース126への右方向の加速度はtの開始時点より大きさが小さい。その結果、ケース126の加速度に左右差が生じ,左方向へ擬似的な力覚が提示される。逆に、図3Dに例示するように、反転比t:t=7mse:18msecの電流を流した場合、図1Aおよび図1Bの右方向へはケース126に大きな加速度が生じ、左方向へは小さな加速度が生ずる。その結果、右方向へ擬似的な力覚が提示される。
<知覚される擬似的な力覚の強さと周波数との関係>
80Hzまたは80Hz付近の周波数成分は、動物(人を含む)の皮膚・筋・腱の受容器の中で、方向や加速度の知覚に寄与する受容器の神経活動を最も活発化させる周波数である。そのため、80Hzまたはその付近の周波数成分を持つ加速度が与えられた人(動物)は強い力覚や動きを知覚する。図4に図3Bに示した加速度のFFT周波数解析結果を示す。図4で、横軸は周波数、縦軸はその周波数での加速度のパワーを示す。基本周波数の40Hzに加え、80Hz付近で加速度に大きなパワーが含まれていることが示されている。加速度がこの周波数付近の成分をもつことと、加速度の非対称性(偏加速度)により、強い疑似的な力覚を提示できる。なお、80Hzまたはその付近の周波数成分を持つ加速度運動は、前述のように40Hzの周波数成分を含む電流をコイル124に流した場合だけではなく、40Hz近傍の周波数成分を含む電流や、80Hzまたは80Hz近傍の周波数成分をコイル124に流した場合にも実現できる。80Hzの約数(80Hzだけではなく、例えば、5Hzや10Hzや20Hz等)または80Hzの約数の近傍の周波数成分をコイル124に流した場合にも実現できる。要は、周期に占める第1の期間の割合が第2の期間の割合と異なり、支持部121に対する永久磁石125(運動部材)の周期的な加速度運動の周波数が80Hzまたは80Hz近傍の周波数成分を含むようになる電流をコイル124に流せばよい。言い換えると、周期に占める第1の期間の割合が第2の期間の割合と異なり、ケース126の周期的な加速度運動の周波数が80Hzまたは80Hz近傍の周波数成分を含むようになる電流をコイル124に流せばよい。なお、「αの近傍」とは、正値β,γ(例えば、β=0.9×αかつγ=1.1×α等)に対してβ以上γ以下の範囲に属する値を意味する。例えば、「80Hz近傍」の周波数は15Hzよりも大きい。
図5に知覚明瞭性の実験結果を示す。実験では、図1Aおよび図1Bに例示した振動子12(17mm×17mm×33mmのABS樹脂製の直方体型のケース126に各部が収容されている)を用いた。27〜49歳の右利き7名の実験協力者が実験に参加した。実験協力者は右手の親指と人差し指で振動子12をつまみ、振動子12が1秒ごとに力覚の提示方向を切り替え、3秒間継続して力覚を提示した。実験協力者は方向の切り替わりを含め、明瞭に力の方向とその変化を感じたときに「1」、それ以外のときに「0」を回答した。実験参加者に反応に関するフィードバックは与えられなかった。図1Aおよび図1Bの左方向に擬似的な力覚を提示する場合には、A方向(B方向)の電流(X)を流す期間tと逆の電流(−X)を流す期間tとを周期的に繰り返す電流をコイル124に流した。逆に、右方向に擬似的な力覚を提示する場合には、A方向(B方向)の電流(−X)を流す期間(時間)tと逆の電流(X)を流す期間tとを周期的に繰り返す電流をコイル124に流した。また、
:1,3,5,7,9,12,15[msec]
:12,18,23,33,43[msec]
からなる組み合わせのうち、t<tとなる組み合わせからなる、計33条件の反転比t:tについて実験を行った。すべての条件でアンプのゲインは同一とした。図5の横軸は電流の周波数(1/(t+t))を表し、縦軸は分数表記した反転比(t/t)を表し、●(塗りつぶされた○)は正解率100%、○は正解率75%以上100%未満、△は正解率50%以上75%未満、×は正解率50%未満であったことを示す。なお、「正解」とは、実際に提示された力覚の方向とその変化と実験協力者の回答とが一致したことを表す。図5に示すように、この計33条件に限定した場合、40Hzまたはその近傍の周期の電流を用いることで明瞭な方向性を持つ力覚を提示できることが分かる。特に、右下がりの直線L(傾きが負の直線)に沿った楕円領域E((1/(t+t),t/t)=(40,18/7)を含む)に最適なパラメータが分布していることが分かる。言い換えると、第1の座標軸(横軸)と第2の座標軸(縦軸)とから定義される2次元座標上で、電流の周波数成分(1/(t+t))を第1の座標軸の値とし、第1の期間の割合および第2の期間の割合のうち小さいほうの割合に対する大きい方の割合の比(t/t)を第2の座標軸の値とする第1の座標が、2次元座標上の楕円領域Eに含まれるようにすることが望ましい。ただし、楕円領域Eは、第1の座標軸の値を40Hzとし、2次元座標の値を18/7とした第2の座標を含み、かつ、第1の座標軸の値が大きいほど第2の座標軸の値が小さくなる2次元座標上の直線Lに偏った領域である。
さらに、図4に例示したように、t/t=18/7となる40Hzの電流をコイル124に流した場合、外部静止座標系に対するケースの加速度は80Hzまたは80Hz近傍に大きなパワーを持つ。このことから、第1の座標軸(横軸)と第2の座標軸(縦軸)とから定義される2次元座標上で、加速度運動の周波数成分を第1の座標軸の値とし、第1の期間の割合および第2の期間の割合のうち小さいほうの割合に対する大きい方の割合の比(t/t)を第2の座標軸の値とする第1の座標が、2次元座標上の楕円領域E’に含まれるように制御することが望ましいともいえる。ただし、楕円領域E’は、第1の座標軸の値を80Hzとし、2次元座標の値を18/7とした第2の座標を含み、かつ、第1の座標軸の値が大きいほど第2の座標軸の値が小さくなる2次元座標上の直線L’に偏った領域である。
また、加速度発生装置1(または振動子12)の共振周波数(固有周波数)を80Hzまたは80Hz近傍にすると、少ない電力で、加速度発生装置1に80Hzまたは80Hz付近の周波数成分を持つ加速度運動を行わせることができる。すなわち、コイル124に流す電流によって得られる加速度を効率よく人等の受容器に伝えることができ、効率的に仮想的な力覚を知覚させることができる。よって、加速度発生装置1(または振動子12)の共振周波数は、80Hzまたは80Hz近傍であることが望ましい。
<本形態の特徴>
本形態では、永久磁石125(運動部材)に所望の方向の加速度を与える向きの電流をコイルに流す第1の期間と、それ以外の第2の期間と、を周期的に繰り返す。ただし、周期に占める第1の期間の割合が第2の期間の割合と異なり、ケース126の周期的な加速度運動の周波数が80Hzまたは80Hz近傍の周波数成分を含むような電流をコイル124に流す。これにより、擬似的な力覚を明確に提示できる。また、加速度発生装置1(または振動子12)の共振周波数が80Hzまたは80Hz近傍とすることにより、効率的に擬似的な力覚を明確に提示できる。
<比較実験>
本形態と非特許文献1との比較実験結果を示す。実験では、本形態の振動子12(A)および非特許文献1で使われた別の振動子(B)が、それぞれΦ40mm×17mmのABS樹脂製の円筒ケース内に固定された。円筒ケースの表面には紙ヤスリ(#1000)が貼り付けられ、表面の荒さが一定になるように統制した。振動子12(A)の共振周波数を約60Hzとし、振動子(B)の共振周波数を約250Hzとした。比較実験には、25〜49歳の右利き9名の実験協力者が実験に参加した。着座している実験協力者にはそれぞれの区間で円筒ケースが手渡され、左右方向の振動刺激が提示された。実験協力者は円筒の上面を利き手の親指で、下面を人差し指でつまむように持った。円筒ケースをもっている手や腕は固定せず、自由に動かすことを許可した。振動子12(A)と非特許文献1で使われた別の振動子(B)とをそれぞれ2つの反転比(2msec:6msec、7msec:18msec)で駆動させ、計4条件に対して一対比較(サーストンの一対比較法)を行った。すなわち、4条件から選択した2条件についてそれぞれ一対比較を行った。1試行は一対比較される2条件から構成された。実験協力者はその2条件のうち、より明瞭に力の方向の変化を感じた条件の方を回答した。各条件では振動刺激が4秒間提示され、1秒ごとに方向を逆転させた。一対比較される2条件の刺激の提示順序はランダムとした。ただし、刺激の提示順序による影響が相殺されるよう、一対比較される2条件の刺激をランダムな順序で提示する試行とそれらの刺激を逆の順序で提示する試行とを行った(すなわち、一対比較される2条件ごとに合計2試行を行った)。なお、すべての条件でアンプのゲインは同一とした。また、実験参加者の反応に関するフィードバックは与えられなかった。また、実験は実験参加者が閉眼した状態で行われた。
図6に比較実験結果を示す。図6は一対比較の実験結果をスコアの値Vとして直線上に表現したものである。振動子A−40Hzは、振動子12にt:t=7msec:18msecの電流(40Hz)を与えた場合、振動子A−125Hzは、振動子12にt:t=2msec:6msecの電流(125Hz)を与えた場合、振動子B−40Hzは、非特許文献1の振動子Bにt:t=2msec:6msecの電流(125Hz)を与えた場合、振動子B−125Hzは、振動子12にt:t=7msec:18msecの電流(40Hz)を与えた場合のスコアVを示している。ここで、図6の数直線状の各条件(振動子A−40Hz,振動子A−125Hz,振動子B−40Hz,振動子B−125Hz)に対応するV(振動子A−40Hz),V(振動子A−125Hz),V(振動子B−40Hz),V(振動子B−125Hz)の距離が離れているほど、実験協力者がそれらの条件に対応する刺激を明確に区別できたことを示す。図6の例では、V(振動子A−40Hz)≫V(振動子A−125Hz)≒V(振動子B−125Hz)≫V(振動子B−40Hz)である。すなわち、振動子A−125Hzに対応する値Vと振動子B−125Hzに対応するV値との距離は近く、実験協力者はこれらの条件に対応する刺激を明確に区別できなかったことを示す。一方、振動子A−40Hzに対応する値(振動子A−40Hz)や振動子B−40Hzに対応する値V(振動子B−40Hz)は、他の条件に対応する値からの距離が大きく、実験協力者はこれらの条件に対応する刺激を他の条件の刺激と明確に区別できたことを示す。このことから、本形態の加速度発生装置1のほうが非特許文献1の振動子よりも擬似的な力覚を明確に提示できることが分かる。
[第2実施形態]
第1実施形態の加速度発生装置1(図1Aおよび図1B)の変形例として、永久磁石125の端部125a側(N極側)または端部125b側(S極側)のみにコイル124が巻き付けられていてもよい。例えば、図7Aおよび図7Bの加速度発生装置2の振動子22のように、支持部121の外周側の端部125b側(S極側)のみにコイル124が巻き付けられていてもよい。加速度発生装置2のその他の構成は、第1実施形態の加速度発生装置1と同じである。第1実施形態と共通する部位については、第1実施形態と同じ参照符号を用いている。このような場合の制御およびそれによって提示される擬似的な力覚の方向は、第1実施形態の加速度発生装置1と同じである。
[第3実施形態]
あるいは、図8の加速度発生装置3の振動子32のように、第1実施形態の加速度発生装置1(図1Aおよび図1B)のコイル124に代えて、支持部121の外周側の端部125a側(N極側)にA方向に巻きつけられた第1巻き部124a’側のコイルと、支持部121の外周側の端部125b側(S極側)にB方向(A方向と反対向き)に巻き付けられた第2巻き部124b’側のコイルとが別々のものが用いられてもよい。すなわち、第1巻き部124a’側のコイルと第2巻き部124b’側のコイルとが電気的に接続されておらず、互いに異なる電気信号を与えることができる構成であってもよい。加速度発生装置3のその他の構成は、第1実施形態の加速度発生装置1と同じである。第1実施形態と共通する部位については、第1実施形態と同じ参照符号を用いている。
本形態の場合、第1巻き部124a’側のコイルのみにA方向の逆向きのA方向の電流(−X)を流す期間tと電流を流さない期間tとを周期的に繰り返すか、第2巻き部124b’側のコイルのみにB方向の電流(X)を流す期間(時間)tと流さない期間tとを周期的に繰り返す。ただし、期間tと期間tとの反転比t:tが何れか一方の期間に偏っている。すなわち、図8の左方向に擬似的な力覚を提示する場合には、第1巻き部124a’側のコイルのみにA方向の電流(−X)を流す期間tと電流を流さない期間tとを周期的に繰り返す電流を流すが、この電流の反転比t:tは期間tに偏っており、t>tである(図2C)。例えば、反転比t:t=18msec:7msecの電流を流す。逆に、右方向に擬似的な力覚を提示する場合には、第2巻き部124b’側のコイルのみにB方向の電流(X)を流す期間(時間)tと流さない期間tとを周期的に繰り返す電流を流すが、この電流の反転比t:tは期間tに偏っており、t<tである(図2D)。例えば、反転比t:t=7msec:18msecの電流を流す。
[その他の変形例等]
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、支持部に弾性体の一端が支持され、この弾性体の他端に周期的な加速度運動を行う永久磁石(運動部材)が支持され、支持部に固定されたコイルに電流を流すことによって永久磁石に加速度を与えていた。しかしながら、非特許文献1のように、支持部に永久磁石が固定され、その支持部に弾性体の一端が支持され、この弾性体の他端に周期的な加速度運動を行う運動部材が支持され、運動部材に固定されたコイルに電流を流すことによって運動部材に加速度が与えられてもよい。これによっても、運動部材は、支持部に対して周期的な加速度運動(支持部を基準とした軸方向に偏加速度をもった周期的な並進往復運動)を行うことができ、それによって擬似的な力覚を提示することができる。また、運動部材に弾性力を与えるばね等の弾性体の個数に限定はなく、1個の弾性体によって運動部材に弾性力が与えられてもよいし、3個以上の弾性体によって運動部材に弾性力が与えられてもよい。
また、力覚指定部11に力覚の強さを特定する指定情報が入力される場合、力覚指定部11が、入力された指定情報が特定する強さの力覚を提示させるための制御信号を制御部13に送り、制御部13がそれに応じた電流を振動子12〜32に与えてもよい。例えば、強い力覚を提示する場合には80Hzまたは80Hz近傍の周波数成分を含む加速度運動を行うような周波数(例えば、40Hzまたは40Hz近傍)の電流を振動子12〜32のコイルに流し、弱い力覚を提示する場合にはそれ以外の周波数(例えば125Hzまたはその近傍)の電流を振動子12〜32のコイルに流してもよい。或いは、強い力覚を提示する場合には、図5の楕円領域Eの内側に相当する電流を振動子12〜32のコイルに流し、弱い力覚を提示する場合には楕円領域Eの外側に相当する電流を振動子12〜32のコイルに流してもよい。また、コイルに流す電流の反転比を変化させることで提示する力覚の強さ(明確さ)を制御してもよい(反転比モジュレーション)。例えば、強い力覚を提示する場合には反転比7:18(7ms,18ms)の電流を振動子12〜32のコイルに流し、弱い力覚を提示する場合には反転比2:6(2ms,6ms)の電流を振動子12〜32のコイルに流してもよい。その他、コイルに流す電流の振幅を変化させることで提示する力覚の強さを制御してもよい(振幅モジュレーション)。例えば、強い力覚を提示する場合には「第1の期間」と「第2の期間」で互いに向きの異なる振幅Xの電流をコイルに流し、弱い力覚を提示する場合には「第1の期間」と「第2の期間」で互いに向きの異なる振幅Y<Xの電流をコイルに流してもよい。或いは、例えば、強い力覚を提示する場合には「第1の期間」と「第2の期間」で互いに向きの異なる振幅Xの電流をコイルに流し、弱い力覚を提示する場合には「第1の期間」で振幅Xの電流をコイルに流し、「第2の期間」でコイルに電流を流さないことにしてもよい。さらに、コイルに流す電流の周波数を連続的に変化させたり、反転比を連続的に変化させたり、振幅を連続的に変化させる機能を持たせてもよい。
また、制御部13が入力された制御信号に応じ、振動子12〜32のコイルに入力する電流を制御するのではなく、制御部13が入力された制御信号に応じ、振動子12〜32のコイルに印加する電圧を制御してもよい。
力覚指定部11や制御部13の構成をコンピュータによって実現する場合、その機能の処理内容はプログラムによって記述される。このプログラムをコンピュータで実行することにより、各処理機能がコンピュータ上で実現される。この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例は、非一時的な(non-transitory)記録媒体である。このような記録媒体の例は、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等である。
このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録装置に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。
1〜3 加速度発生装置
11 力覚指定部
12〜32 振動子
13 制御部

Claims (4)

  1. 支持部と、
    前記支持部に一端が支持された弾性体と、
    前記弾性体の他端に支持され、前記支持部に対して周期的な加速度運動を行う運動部材と、
    流された電流に応じた加速度を前記運動部材に与えるコイルと、を有し、
    前記運動部材に所望の方向の加速度を与える向きの電流を前記コイルに流す第1の期間と、それ以外の第2の期間と、を周期的に繰り返し、
    周期に占める前記第1の期間の割合が前記第2の期間の割合と異なり、
    前記周期的な加速度運動の周波数は80Hzまたは80Hz近傍の周波数成分を含み、
    第1の座標軸と第2の座標軸とから定義される2次元座標上で、前記加速度運動の周波数成分を前記第1の座標軸の値とし、前記第1の期間の割合および前記第2の期間の割合のうち小さいほうの割合に対する大きい方の割合の比を前記第2の座標軸の値とする第1の座標は、前記2次元座標上の楕円領域に含まれ、
    前記楕円領域は、第2の座標を含み、かつ、前記第1の座標軸の値が大きいほど前記第2の座標軸の値が小さくなる前記2次元座標上の直線に偏った領域であり、
    前記第2の座標の前記第1の座標軸の値は80Hzの約数であり、前記第2の座標の前記第2の座標軸の値は18/7である、加速度発生装置。
  2. 支持部と、
    前記支持部に一端が支持された弾性体と、
    前記弾性体の他端に支持され、前記支持部に対して周期的な加速度運動を行う運動部材と、
    流された電流に応じた加速度を前記運動部材に与えるコイルと、を有し、
    前記運動部材に所望の方向の加速度を与える向きの電流を前記コイルに流す第1の期間と、それ以外の第2の期間と、を周期的に繰り返し、
    周期に占める前記第1の期間の割合が前記第2の期間の割合と異なり、
    前記周期的な加速度運動の周波数は80Hzまたは80Hz近傍の周波数成分を含み、
    前記電流は40Hzまたは40Hz近傍の周波数成分を含
    第1の座標軸と第2の座標軸とから定義される2次元座標上で、前記電流の周波数成分を前記第1の座標軸の値とし、前記第1の期間の割合および前記第2の期間の割合のうち小さいほうの割合に対する大きい方の割合の比を前記第2の座標軸の値とする第1の座標は、前記2次元座標上の楕円領域に含まれ、
    前記楕円領域は、第2の座標を含み、かつ、前記第1の座標軸の値が大きいほど前記第2の座標軸の値が小さくなる前記2次元座標上の直線に偏った領域であり、
    前記第2の座標の前記第1の座標軸の値は40Hzであり、前記第2の座標の前記第2の座標軸の値は18/7である、加速度発生装置。
  3. 請求項1の加速度発生装置であって、
    前記電流は80Hzの約数または80Hzの約数の近傍の周波数成分を含む、加速度発生装置。
  4. 請求項1からの何れかの加速度発生装置であって、
    共振周波数が80Hzまたは80Hz近傍である、加速度発生装置。
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