JP6126025B2 - Egr装置 - Google Patents

Egr装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6126025B2
JP6126025B2 JP2014031006A JP2014031006A JP6126025B2 JP 6126025 B2 JP6126025 B2 JP 6126025B2 JP 2014031006 A JP2014031006 A JP 2014031006A JP 2014031006 A JP2014031006 A JP 2014031006A JP 6126025 B2 JP6126025 B2 JP 6126025B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection amount
side threshold
width
speed
threshold value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014031006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015155667A (ja
Inventor
龍 遊木
龍 遊木
中野 聡
聡 中野
卓也 石黒
卓也 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2014031006A priority Critical patent/JP6126025B2/ja
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to EP15752606.2A priority patent/EP3135894B1/en
Priority to CN201580009902.4A priority patent/CN106030077B/zh
Priority to CA2939190A priority patent/CA2939190A1/en
Priority to US15/120,096 priority patent/US10634074B2/en
Priority to PCT/JP2015/052423 priority patent/WO2015125576A1/ja
Priority to KR1020167025671A priority patent/KR101827513B1/ko
Publication of JP2015155667A publication Critical patent/JP2015155667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6126025B2 publication Critical patent/JP6126025B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/0047Controlling exhaust gas recirculation [EGR]
    • F02D41/005Controlling exhaust gas recirculation [EGR] according to engine operating conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D21/00Controlling engines characterised by their being supplied with non-airborne oxygen or other non-fuel gas
    • F02D21/06Controlling engines characterised by their being supplied with non-airborne oxygen or other non-fuel gas peculiar to engines having other non-fuel gas added to combustion air
    • F02D21/08Controlling engines characterised by their being supplied with non-airborne oxygen or other non-fuel gas peculiar to engines having other non-fuel gas added to combustion air the other gas being the exhaust gas of engine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/08Introducing corrections for particular operating conditions for idling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D21/00Controlling engines characterised by their being supplied with non-airborne oxygen or other non-fuel gas
    • F02D21/06Controlling engines characterised by their being supplied with non-airborne oxygen or other non-fuel gas peculiar to engines having other non-fuel gas added to combustion air
    • F02D21/08Controlling engines characterised by their being supplied with non-airborne oxygen or other non-fuel gas peculiar to engines having other non-fuel gas added to combustion air the other gas being the exhaust gas of engine
    • F02D2021/083Controlling engines characterised by their being supplied with non-airborne oxygen or other non-fuel gas peculiar to engines having other non-fuel gas added to combustion air the other gas being the exhaust gas of engine controlling exhaust gas recirculation electronically
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Description

本発明は、EGR装置に関する。
従来、排気の一部を吸気に還流させるEGR装置を設けたエンジンが知られている。EGR装置によって吸気に酸素濃度の低い排気(EGRガス)を還流させることで燃焼温度を低下させ、窒素酸化物の発生を抑制するものである。このようなエンジンにおいて、未燃燃料が多く含まれるアイドル運転状態における排気が長時間還流されると、未燃燃料がEGR装置に付着することでEGRシステムに問題が生じる可能性がある。そこで、エンジンがアイドル運転状態の場合、EGR弁(排気還流弁)を閉弁して排気の還流を行わないように制御されるエンジンが知られている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載のEGR装置は、クラッチのON・OFFを検出するクラッチセンサの検出信号に基づいてEGR弁の開閉を行う。具体的には、EGR装置は、クラッチセンサからクラッチOFFの信号を取得した場合、すなわち、アクセル操作が行われていない場合、エンジンがアイドル運転状態であると判断してEGR弁を閉状態にするように制御する。しかし、発電機や作業機等は、アクセルを所定の位置で保持した状態で運転することができるように構成されている。従って、未燃燃料が含まれる運転条件において、アクセルを所定の位置まで操作して保持した場合、未燃燃料が含まれる排気がEGR装置に継続的に供給される可能性があった。
実開昭62−54264号公報
本発明は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、アクセルの操作状態に関わらず、アイドル状態であるか否かを判断してEGR弁を制御することができるEGR装置の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
請求項1においては、エンジンの排気の一部をEGRガスとしてエンジンの吸気に還流させるEGR装置であって、
エンジンのアクセルの操作状態に関わらず、エンジンの回転数Nと燃料の噴射量Fとからアイドル運転状態であるか否かを判断して、EGRガスの流量を制限するEGR弁制御装置を具備し、
前記回転数Nの、低速側閾値Naと、高速側閾値Nbと、
燃料の噴射量Fの、前記回転数N毎に設定される低噴射量側閾値Fa(n)と、高噴射量側閾値Fb(n)と、
前記低速側閾値Naと前記高速側閾値Nbにおける不感回転数幅Nhと、
前記低噴射量側閾値Fa(n)と前記高噴射量側閾値Fb(n)とにおける不感噴射量幅Fhとを算出し、
前記回転数Nが、前記低速側閾値Naから前記高速側閾値Nbまでの間にある時に、前記低速側閾値Naと前記高速側閾値Nbとに、前記不感回転数幅Nhを加減し、
前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに前記不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上であるか否かを判定し、前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに前記不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上であると判定した場合には、前記取得した回転数Nが、前記高速側閾値Nbから前記不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下であるか否かを判定し、
前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに前記不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上でないと判定した場合には、前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上の回転数から低下してきたか否かを判定し、
前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上の回転数から低下してきたと判定した場合には、
前記エンジンの運転状態が所定時間継続しているか否かを判定し、
前記回転数Nが、前記高速側閾値Nbから前記不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下でないと判定した場合には、前記回転数Nが、前記高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数から上昇してきたか否かを判定し、
前記回転数Nが、高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数から上昇してきたと判定した場合には、
前記エンジンの運転状態が所定時間継続しているか否かを判定し、
前記燃料の噴射量Fが、前記回転数N毎に設定される前記低噴射量側閾値Fa(n)から前記高噴射量側閾値Fb(n)までの間にあるか否かを判断し、
前記低噴射量側閾値Fa(n)から前記高噴射量側閾値Fb(n)までの間にある時に、前記低噴射量側閾値Fa(n)と前記高噴射量側閾値Fb(n)とに前記不感噴射量幅Fhを加減し、
前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上であるか否かを判定し、前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上であると判定した場合には、前記燃料の噴射量Fが、前記高噴射量側閾値Fb(n)から前記不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下であるか否かを判定し、
前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上でないと判定した場合には、前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上の噴射量から減少してきたか否かを判定し、
前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上の噴射量から減少してきたと判定した場合には、
前記エンジンの運転状態が所定時間継続しているか否かを判定し、
前記燃料の噴射量Fが、高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下でないと判定した場合には、前記燃料の噴射量Fが、高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量から増加してきたか否かを判定し、
前記燃料の噴射量Fが、高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量から増加してきたと判定した場合には、
前記エンジンの運転状態が所定時間継続しているか否かを判定し、
前記エンジンの運転状態が所定時間継続している場合には、
前記EGR弁制御装置は、アイドル運転状態であると判定して、前記EGR弁を閉弁させるものである。
請求項2においては、請求項1記載のEGR装置において、
前記低速側閾値Naと、前記高速側閾値Nbと、前記低噴射量側閾値Fa(n)と、前記高噴射量側閾値Fb(n)とがそれぞれ複数設定され、前記エンジンの使用用途によって選択的に切り替わるものである。
請求項3においては、請求項2に記載のEGR装置において、
前記エンジンの使用用途は、発電機用、トラクター用、バックホー用等の各種作業装置である。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、エンジンの回転数と燃料の噴射量とからアイドル運転領域が設定される。これにより、アクセルの操作状態に関わらず、アイドル状態であるか否かを判断して、EGR弁を制御することができる。
また、本発明によれば、閾値の近辺で回転数や燃料の噴射量が変動しても安定的に運転状態が認識される。これにより、アクセルの操作状態に関わらず、アイドル状態であるか否かを判断して、EGR弁を制御することができる。
また、本発明によれば、一時的にアイドル運転領域に該当する運転状態になってもアイドル状態と判断されない。これにより、アクセルの操作状態に関わらず、アイドル状態であるか否かを判断して、EGR弁を制御することができる。
また、本発明によれば、エンジンの使用用途によって、適切なアイドル運転領域が設定される。これにより、アクセルの操作状態に関わらず、アイドル状態であるか否かを判断して、EGR弁を制御することができる。
本発明に係るエンジンの構成を示した概略図。 本発明に係るエンジンの各回転数における最大燃料噴射量とアイドル運転領域との関係を表すグラフを示す図。 本発明に係るエンジンの一実施形態におけるEGR装置8のEGR弁の開閉制御の態様を表すフローチャートを示す図。 本発明に係るエンジンの一実施形態におけるEGR装置8のEGR弁の回転数判定処理の制御態様を表すフローチャートを示す図。 本発明に係るエンジンの一実施形態におけるEGR装置8のEGR弁の噴射量判定処理の制御態様を表すフローチャートを示す図。 (a)本発明に係るエンジンのEGR弁の制御タイミングを表すグラフを示す図(b)本発明に係るエンジンのEGR弁制御の第一実施形態を表すグラフを示す図(c)本発明に係るエンジンのEGR弁制御の第二実施形態を表すグラフを示す図(d)本発明に係るエンジンのEGR弁制御の第三実施形態を表すグラフを示す図。
以下に、図1を用いて、本発明の一実施形態に係るエンジン1について説明する。
図1に示すように、エンジン1は、ディーゼルエンジンであり、本実施形態においては、四つの気筒3・3・3・3を有する直列四気筒エンジン1である。なお、本実施形態において、エンジン1を直列四気筒としたがこれに限定されるものではない。また、エンジン1は、過給機を具備していてもよい。
エンジン1は、吸気管2を介して気筒3の内部に供給される吸気と、燃料噴射弁4・4・4・4から気筒3の内部に供給される燃料とを気筒3・3・3・3の内部において混合して燃焼させることで出力軸を回転駆動させている。エンジン1は、燃料の燃焼により発生する排気を、排気管5を介して外部へ排出している。
エンジン1は、エンジン回転数検出センサー6、燃料噴射弁4の噴射量検出センサー7、EGR装置8、および制御装置であるECU12が具備されている。
エンジン回転数検出センサー6は、エンジン1の回転数である回転数Nを検出するものである。エンジン回転数検出センサー6は、センサーとパルサーとから構成され、エンジン1の出力軸に設けられている。なお、本実施形態において、エンジン回転数検出センサー6をセンサーとパルサーとから構成しているが、回転数Nを検出することができるものであればよい。
噴射量検出センサー7は、燃料噴射弁4からの燃料噴射量である噴射量Fを検出するものである。噴射量検出センサー7は、図示しない燃料供給管の途中部に設けられている。噴射量検出センサー7は、流量センサーから構成されている。なお、本実施形態において、噴射量検出センサー7を流量センサーで構成しているがこれに限定するものでなく、燃料の噴射量Fを検出できるものであればよい。
EGR装置8は、排気の一部を吸気に還流するものである。EGR装置8は、EGR管9、EGR弁10、開度検出センサー11、EGR制御部であるECU12を具備する。
EGR管9は、排気を吸気管2に案内するための管である。EGR管9は、吸気管2と排気管5とを連通するように設けられている。これにより、排気管5を通過する排気の一部がEGR管9を通じて吸気管2に案内される。すなわち、排気の一部がEGRガスとして吸気に還流可能に構成されている(以下、単に「EGRガス」と記す)。
EGR弁10は、EGR管9を通過するEGRガスの流量を制限するものである。EGR弁10は、ノーマルクローズドタイプの電磁式流量制御弁から構成されている。EGR弁10は、EGR管9の途中部に設けられている。EGR弁10は、後述のECU12からの信号を取得してEGR弁10の開度を変更することができる。なお、本実施形態において、EGR弁10をノーマルクローズドタイプの電磁式流量制御弁から構成しているが、EGRガスの流量を制限することができるものであればよい。
開度検出センサー11は、EGR弁開度Gを検出するものである。開度検出センサー11は、位置検出センサーから構成されている。開度検出センサー11は、EGR弁10に設けられている。なお、本実施形態において、開度検出センサー11を位置検出センサーから構成しているが、EGR弁開度Gを検出することができるものであればよい。
ECU12は、エンジン1を制御するものである。具体的には、エンジン1本体やEGR装置8を制御する。ECU12には、エンジン1の制御を行うための種々のプログラムや回転数閾値マップM1、噴射量側閾値マップM2、不感幅マップM3等のデータが格納されている。ECU12は、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。
ECU12は、燃料噴射弁4・4・4・4と接続され、燃料噴射弁4・4・4・4を制御することが可能である。
ECU12は、エンジン回転数検出センサー6に接続され、エンジン回転数検出センサー6が検出する回転数Nを取得することが可能である。
ECU12は、噴射量検出センサー7に接続され、噴射量検出センサー7が検出する噴射量Fを取得することが可能である。
ECU12は、EGR弁10と接続され、EGR弁10の開閉を制御することが可能である。
ECU12は、開度検出センサー11に接続され、開度検出センサー11が検出するEGR弁開度Gを取得することが可能である。
ECU12は、エンジン1の使用用途から回転数閾値マップM1に基づいて、アイドル状態と判断されるエンジン1の回転数Nの低速側閾値Naと高速側閾値Nbとを算出することができる。
ECU12は、取得したエンジン1の使用用途とエンジン1の回転数Nと噴射量側閾値マップM2に基づいて、各回転数Nにおいてアイドル状態と判断されるエンジン1の噴射量Fの低噴射量側閾値Fa(n)と高噴射量側閾値Fb(n)とを算出することができる。
ECU12は、エンジン1の使用用途から不感幅マップM3に基づいて、EGR弁10を閉弁させる低速側閾値Naと高速側閾値Nbとからの不感回転数幅Nhおよび低噴射量側閾値Fa(n)と高噴射量側閾値Fb(n)とからの不感噴射量幅Fhを算出することができる。
ECU12は、エンジン1の使用用途、具体的には、発電機用、トラクター用、バックホー用等のエンジン1によって駆動される作業装置の種別を外部から設定することができる。これにより、ECU12は、エンジン1の使用用途に適した各種設定値を算出することができる。また、ECU12は、図示しない吸気温度センサーや気圧センサーが検出した値によってその環境状態に応じた各種設定値を算出してもよい。
以下では、図2から図5を用いて、本発明の一実施形態に係るエンジン1のEGR装置8の制御態様について説明する。
ECU12は、取得したエンジン1の使用用途に基づいて、回転数Nの低速側閾値Naと高速側閾値Nb、噴射量Fの低噴射量側閾値Fa(n)と高噴射量側閾値Fb(n)および不感回転数幅Nhと不感噴射量幅Fhとを算出する。そして、ECU12は、取得した回転数Nと噴射量Fとがそれぞれの閾値から定まる範囲内であるか否か判定する。ECU12は、回転数Nと噴射量Fとがそれぞれの閾値から定まる範囲内であると判定した場合、エンジン1がアイドル運転状態であるとしてEGR弁10を閉弁する。
図2に示すように、回転数Nの低速側閾値Naと高速側閾値Nbおよび噴射量Fの低噴射量側閾値Fa(n)と高噴射量側閾値Fb(n)は、最大燃料噴射量が設定されているエンジン1の各回転数Nの範囲内において設定されている。ECU12は、回転数Nが低速側閾値Naと高速側閾値Nbとの間であり、噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)と高噴射量側閾値Fb(n)との間にある場合(図2における網掛け部)、エンジン1がアイドル運転状態であると判定する。
また、ECU12は、回転数Nが低速側閾値Naと高速側閾値Nbとから定まる範囲外から範囲内に向かって上昇または下降する場合、回転数Nが各閾値から不感回転数幅Nh以上に上昇または下降しなければEGR弁10を閉弁させない。同様に、ECU12は、噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)と高噴射量側閾値Fb(n)とから定まる範囲外から範囲内に向かって増加または減少する場合、噴射量Fが各閾値から不感噴射量幅Fh以上に増加または減少しなければEGR弁10を閉弁させない。
次に、本発明に係るEGR装置8の制御態様について具体的に説明する。
図3に示すように、ステップS110において、ECU12は、外部から設定されるエンジン1の使用用途についての設定を取得していないか否か判定する。その結果、エンジン1の使用用途についての設定を取得していないと判定した場合、ECU12はステップをステップS120に移行させる。一方、エンジン1の使用用途についての設定を取得していると判定した場合、ECU12はステップをステップS160に移行させる。
ステップS120において、ECU12は、エンジン1の使用用途についての設定を取得しし、ステップをステップS130に移行させる。
ステップS130において、ECU12は、取得したエンジン1の使用用途に基づいて回転数閾値マップM1から回転数Nの低速側閾値Naと高速側閾値Nbとを算出し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS140において、ECU12は、取得したエンジン1の使用用途に基づいて噴射量側閾値マップM2から噴射量Fの低噴射量側閾値Fa(n)と高噴射量側閾値Fb(n)とを算出し、ステップをステップS150に移行させる。
ステップS150において、ECU12は、取得したエンジン1の使用用途に基づいて、不感幅マップM3から回転数Nの不感回転数幅Nhおよび噴射量Fの不感噴射量幅Fhを算出し、ステップをステップS160に移行させる。
ステップS160において、ECU12は、エンジン回転数検出センサー6が検出する回転数Nを取得し、噴射量検出センサー7が検出する噴射量Fを検出し、ステップをステップS200に移行させる。
ステップS200において、ECU12は、回転数判定処理Aを開始し、ステップをステップ210に移行させる(図4参照)。そして、回転数判定処理Aが終了するとステップをステップS400に移行させる。
ステップS400において、ECU12は、噴射量判定処理Bを開始し、ステップをステップ410に移行させる(図5参照)。そして、噴射量判定処理Bが終了するとステップをステップS170に移行させる。
ステップS170において、ECU12は、回転数判定処理Aと噴射量判定処理Bとの判定結果に基づいて、回転数Nと噴射量Fとが共にアイドル運転状態とするための条件を満たしているか否か判定する。その結果、回転数Nと噴射量Fとが共にアイドル運転状態とするための条件を満たしていると判定した場合、ECU12はステップをステップS180に移行させる。一方、回転数Nと噴射量Fとのうち、少なくとも一方がアイドル運転状態とするための条件を満たしていないと判定した場合、ECU12はステップをステップS110に移行させる。
ステップS180において、ECU12は、EGR弁を閉状態に制御してステップをステップS110に移行させる。
ステップS200において、ECU12は、回転数判定処理Aを開始し、ステップをステップ210に移行させる(図4参照)。
図4に示すように、ステップS210において、ECU12は、取得した回転数Nが低速側閾値Na以上かつ高速側閾値Nb以下であるか否か判定する。その結果、回転数Nが低速側閾値Na以上かつ高速側閾値Nb以下であると判定した場合、ECU12はステップをステップS220に移行させる。一方、低速側閾値Na以上かつ高速側閾値Nb以下でないと判定した場合、ECU12はステップをステップS330に移行させる。
ステップS220において、ECU12は、取得した回転数Nが低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上であるか否か判定する。その結果、回転数Nが低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上であると判定した場合、ECU12はステップをステップS230に移行させる。一方、回転数Nが低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上でないと判定した場合、ECU12はステップをステップS320に移行させる。
ステップS230において、ECU12は、取得した回転数Nが高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下であるか否か判定する。その結果、回転数Nが高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下であると判定した場合、ECU12はステップをステップS240に移行させる。一方、回転数Nが高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下でないと判定した場合、ECU12はステップをステップS310に移行させる。
ステップS240において、ECU12は、低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上、かつ高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数Nでエンジン1の運転が所定時間継続しているか否か判定する。その結果、低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上、かつ高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数Nでエンジン1の運転が所定時間継続していると判定した場合、ECU12はステップをステップS250に移行させる。一方、低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上、かつ高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数Nでエンジン1の運転が所定時間継続していないと判定した場合、ECU12は回転数判定処理Aを終了してステップをステップS400に移行させる(図3参照)。
ステップS250において、ECU12は、回転数Nが、アイドル運転状態とするための条件を満たしていると判定し、回転数判定処理Aを終了してステップをステップS400に移行させる(図3参照)。
ステップS310において、ECU12は、取得した回転数Nが高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数から上昇してきたか否か判定する。その結果、回転数Nが高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数から上昇してきたと判定した場合、ECU12はステップをステップS240に移行させる。一方、回転数Nが高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数から上昇してきていないと判定した場合、ECU12はステップをステップS330に移行させる。
ステップS320において、ECU12は、取得した回転数Nが低速側閾値Naから不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上の回転数から低下してきたか否か判定する。その結果、取得した回転数Nが低速側閾値Naから不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上の回転数から低下してきたと判定した場合、ECU12はステップをステップS240に移行させる。一方、取得した回転数Nが低速側閾値Naから不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上の回転数から低下してきていないと判定した場合、ECU12はステップをステップS330に移行させる。
ステップS330において、ECU12は、回転数Nが、アイドル運転状態とするための条件を満たしていないと判定し、回転数判定処理Aを終了してステップをステップS400に移行させる(図3参照)。
図3に示すように、ステップS400において、ECU12は、噴射量判定処理Bを開始し、ステップをステップ410に移行させる(図5参照)。
図5に示すように、ステップS410において、ECU12は、取得した噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)以上かつ高噴射量側閾値Fb(n)以下であるか否か判定する。その結果、噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)以上かつ高噴射量側閾値Fb(n)以下であると判定した場合、ECU12はステップをステップS420に移行させる。一方、低噴射量側閾値Fa(n)以上かつ高噴射量側閾値Fb(n)以下でないと判定した場合、ECU12はステップをステップS530に移行させる。
ステップS420において、ECU12は、取得した噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)に不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上であるか否か判定する。その結果、噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)に不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上であると判定した場合、ECU12はステップをステップS430に移行させる。一方、噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)に不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上でないと判定した場合、ECU12はステップをステップS520に移行させる。
ステップS430において、ECU12は、取得した噴射量Fが高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下であるか否か判定する。その結果、噴射量Fが高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下であると判定した場合、ECU12はステップをステップS440に移行させる。一方、噴射量Fが高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下でないと判定した場合、ECU12はステップをステップS510に移行させる。
ステップS440において、ECU12は、低噴射量側閾値Fa(n)に不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上、かつ高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量Fでエンジン1の運転が所定時間継続しているか否か判定する。その結果、低噴射量側閾値Fa(n)に不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上、かつ高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量Fでエンジン1の運転が所定時間継続していると判定した場合、ECU12はステップをステップS250に移行させる。一方、低噴射量側閾値Fa(n)に不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上、かつ高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量Fでエンジン1の運転が所定時間継続していないと判定した場合、ECU12は噴射量判定処理Bを終了してステップをステップS170に移行させる(図3参照)。
ステップS450において、ECU12は、噴射量Fが、アイドル運転状態とするための条件を満たしていると判定し、噴射量判定処理Bを終了してステップをステップS170に移行させる(図3参照)。
ステップS510において、ECU12は、取得した噴射量Fが高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量から増加してきたか否か判定する。その結果、噴射量Fが高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量から増加してきたと判定した場合、ECU12はステップをステップS440に移行させる。一方、噴射量Fが高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量から増加してきていないと判定した場合、ECU12はステップをステップS530に移行させる。
ステップS520において、ECU12は、取得した噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)から不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上の噴射量から減少してきたか否か判定する。その結果、取得した噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)から不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上の噴射量から減少してきたと判定した場合、ECU12はステップをステップS440に移行させる。一方、取得した噴射量Fが低噴射量側閾値Fa(n)から不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上の噴射量から減少してきていないと判定した場合、ECU12はステップをステップS530に移行させる。
ステップS530において、ECU12は、噴射量Fが、アイドル運転状態とするための条件を満たしていないと判定し、噴射量判定処理Bを終了してステップをステップS170に移行させる(図3参照)。
この様に構成することで、エンジン1の回転数Nと燃料の噴射量Fとからアイドル運転領域が設定される。そして、閾値の近辺で回転数Nや燃料の噴射量Fが変動しても安定的に運転状態が認識される。さらに、一時的にアイドル運転領域に該当する運転状態になってもアイドル状態と判断されない。また、エンジン1の使用用途によって、適切なアイドル運転領域が設定される。これにより、図示しないアクセルの操作状態に関わらずアイドル状態であるか否かを判断してEGR弁10を制御することができる。
次に、EGR弁10の開弁制御について、図6を用いて説明する。
図6(a)に示すように、ECU12は、運転時間T1においてエンジン1の運転状態がアイドル運転条件を満たすと、EGR弁10を制御するため任意に設定可能なカウントアップ時間をかけてカウントアップを開始する。ECU12は、運転時間T2においてカウント時間が所定時間に到達するとEGR弁10を閉状態にする。ECU12は、運転時間T3においてエンジン1の運転状態がアイドル運転条件を満たさなくなると、任意に設定可能なカウントダウン時間をかけてカウントダウンを開始する。
図6(b)に示すEGR弁制御の第一実施形態として、ECU12は、運転時間T2においてEGR弁10を最大閉弁速度にて閉弁させる。そして、ECU12は、運転時間T3においてEGR弁10を最大開弁速度にて開弁させる。すなわち、ECU12は、エンジン1の運転状態がアイドル運転条件を満たさなくなるとEGR弁10を即開弁させる。
図6(c)に示すEGR弁制御の第二実施形態として、ECU12は、運転時間T2においてEGR弁10を最大閉弁速度にて閉弁させる。そして、ECU12は、運転時間T4においてEGR弁10を最大開弁速度にて開弁させる。すなわち、ECU12は、エンジン1の運転状態がアイドル運転条件を満たさなくなると任意に設定可能なカウントダウン時間経過後にEGR弁10を即開弁させる。
図6(d)に示すEGR弁制御の第三実施形態として、ECU12は、運転時間T2においてEGR弁10を最大閉弁速度にて閉弁させる。そして、ECU12は、運転時間T3においてEGR弁10を任意に設定される開弁速度にて開弁を開始させる。すなわち、ECU12は、エンジン1の運転状態がアイドル運転条件を満たさなくなるとEGR弁10を任意の時間をかけて開弁させる。
1 エンジン
8 EGR装置
10 EGR弁
N 回転数
Na 低速側閾値
Nb 高速側閾値
Fa(n) 低噴射量側閾値
Fb(n) 高噴射量側閾値
F 噴射量

Claims (3)

  1. エンジンの排気の一部をEGRガスとしてエンジンの吸気に還流させるEGR装置であって、
    エンジンのアクセルの操作状態に関わらず、エンジンの回転数Nと燃料の噴射量Fとからアイドル運転状態であるか否かを判断して、EGRガスの流量を制限するEGR弁制御装置を具備し、
    前記回転数Nの、低速側閾値Naと、高速側閾値Nbと、
    燃料の噴射量Fの、前記回転数N毎に設定される低噴射量側閾値Fa(n)と、高噴射量側閾値Fb(n)と、
    前記低速側閾値Naと前記高速側閾値Nbにおける不感回転数幅Nhと、
    前記低噴射量側閾値Fa(n)と前記高噴射量側閾値Fb(n)とにおける不感噴射量幅Fhとを算出し、
    前記回転数Nが、前記低速側閾値Naから前記高速側閾値Nbまでの間にある時に、前記低速側閾値Naと前記高速側閾値Nbとに、前記不感回転数幅Nhを加減し、
    前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに前記不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上であるか否かを判定し、前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに前記不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上であると判定した場合には、前記取得した回転数Nが、前記高速側閾値Nbから前記不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下であるか否かを判定し、
    前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに前記不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上でないと判定した場合には、前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上の回転数から低下してきたか否かを判定し、
    前記回転数Nが、前記低速側閾値Naに不感回転数幅Nh分を加算した回転数以上の回転数から低下してきたと判定した場合には、
    前記エンジンの運転状態が所定時間継続しているか否かを判定し、
    前記回転数Nが、前記高速側閾値Nbから前記不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下でないと判定した場合には、前記回転数Nが、前記高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数から上昇してきたか否かを判定し、
    前記回転数Nが、高速側閾値Nbから不感回転数幅Nh分を減算した回転数以下の回転数から上昇してきたと判定した場合には、
    前記エンジンの運転状態が所定時間継続しているか否かを判定し、
    前記燃料の噴射量Fが、前記回転数N毎に設定される前記低噴射量側閾値Fa(n)から前記高噴射量側閾値Fb(n)までの間にあるか否かを判断し、
    前記低噴射量側閾値Fa(n)から前記高噴射量側閾値Fb(n)までの間にある時に、前記低噴射量側閾値Fa(n)と前記高噴射量側閾値Fb(n)とに前記不感噴射量幅Fhを加減し、
    前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上であるか否かを判定し、前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上であると判定した場合には、前記燃料の噴射量Fが、前記高噴射量側閾値Fb(n)から前記不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下であるか否かを判定し、
    前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上でないと判定した場合には、前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上の噴射量から減少してきたか否かを判定し、
    前記燃料の噴射量Fが、前記低噴射量側閾値Fa(n)に前記不感噴射量幅Fh分を加算した噴射量以上の噴射量から減少してきたと判定した場合には、
    前記エンジンの運転状態が所定時間継続しているか否かを判定し、
    前記燃料の噴射量Fが、高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下でないと判定した場合には、前記燃料の噴射量Fが、高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量から増加してきたか否かを判定し、
    前記燃料の噴射量Fが、高噴射量側閾値Fb(n)から不感噴射量幅Fh分を減算した噴射量以下の噴射量から増加してきたと判定した場合には、
    前記エンジンの運転状態が所定時間継続しているか否かを判定し、
    前記エンジンの運転状態が所定時間継続している場合には、
    前記EGR弁制御装置は、アイドル運転状態であると判定して、前記EGR弁を閉弁させる
    ことを特徴とするEGR装置。
  2. 前記低速側閾値Naと、前記高速側閾値Nbと、前記低噴射量側閾値Fa(n)と、前記高噴射量側閾値Fb(n)とがそれぞれ複数設定され、前記エンジンの使用用途によって選択的に切り替わる請求項1に記載のEGR装置。
  3. 前記エンジンの使用用途は、発電機用、トラクター用、バックホー用等の各種作業装置である請求項2に記載のEGR装置。
JP2014031006A 2014-02-20 2014-02-20 Egr装置 Expired - Fee Related JP6126025B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014031006A JP6126025B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 Egr装置
CN201580009902.4A CN106030077B (zh) 2014-02-20 2015-01-29 Egr装置
CA2939190A CA2939190A1 (en) 2014-02-20 2015-01-29 Egr device
US15/120,096 US10634074B2 (en) 2014-02-20 2015-01-29 EGR device
EP15752606.2A EP3135894B1 (en) 2014-02-20 2015-01-29 Egr device
PCT/JP2015/052423 WO2015125576A1 (ja) 2014-02-20 2015-01-29 Egr装置
KR1020167025671A KR101827513B1 (ko) 2014-02-20 2015-01-29 Egr 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014031006A JP6126025B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 Egr装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015155667A JP2015155667A (ja) 2015-08-27
JP6126025B2 true JP6126025B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=53878089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014031006A Expired - Fee Related JP6126025B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 Egr装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10634074B2 (ja)
EP (1) EP3135894B1 (ja)
JP (1) JP6126025B2 (ja)
KR (1) KR101827513B1 (ja)
CN (1) CN106030077B (ja)
CA (1) CA2939190A1 (ja)
WO (1) WO2015125576A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10801433B2 (en) * 2018-04-24 2020-10-13 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods for determining irregular fuel requests during engine idle conditions

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59160052A (ja) * 1983-03-03 1984-09-10 Aisin Seiki Co Ltd 内燃機関の回転数およびegr制御装置
JPS6254264A (ja) 1985-09-02 1987-03-09 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 感光性平版印刷版の処理方法
JPS6254264U (ja) 1985-09-24 1987-04-03
JPH0715243B2 (ja) * 1988-07-04 1995-02-22 日産自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
JPH0643251U (ja) * 1992-01-20 1994-06-07 株式会社ウオルブローファーイースト ロータリスロツトル弁式気化器のニードルピン調整機構
JPH08270454A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Toyota Motor Corp 可変容量ターボチャージャ
JPH10103119A (ja) 1996-09-30 1998-04-21 Mazda Motor Corp 排気還流装置付ディーゼルエンジンの制御装置
US5947080A (en) * 1997-12-10 1999-09-07 Exxon Research And Engineering Company NO to NO2 conversion control in a compression injection engine by hydrocarbon injection during the expansion stroke
JP3500951B2 (ja) * 1998-03-09 2004-02-23 株式会社日立製作所 ノンスロットル式の圧縮着火式内燃機関およびその制御方法
JP2000045797A (ja) * 1998-08-04 2000-02-15 Hino Motors Ltd ディーゼルエンジンのアイドル回転制御装置
JP4395681B2 (ja) * 2000-07-18 2010-01-13 マツダ株式会社 ディーゼルエンジンの制御装置
US6681564B2 (en) * 2001-02-05 2004-01-27 Komatsu Ltd. Exhaust gas deNOx apparatus for engine
JP2003097308A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の制御装置
DE10253297A1 (de) * 2002-11-15 2004-06-09 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung zum Steuern und/oder Regeln der einer Brennkraftmaschine zugeführten Kraftstoffmenge
JP2005282477A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Isuzu Motors Ltd 排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム
JP4385962B2 (ja) * 2004-09-14 2009-12-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
ATE385286T1 (de) 2005-10-05 2008-02-15 Delphi Tech Inc Steuerung und steuerungsverfahren zum umschalten zwischen verschiedenen motorbetriebsarten
JP2010216392A (ja) 2009-03-17 2010-09-30 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の制御装置
DE112009005459B4 (de) * 2009-12-21 2017-06-14 Fujitsu Limited Motorsteuerprogramm, Verfahren und Vorrichtung
JP5428955B2 (ja) * 2010-03-09 2014-02-26 トヨタ自動車株式会社 排気再循環機構の制御装置
JP2012225309A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Toyota Motor Corp 二次空気供給システム
JP5126422B1 (ja) * 2011-05-02 2013-01-23 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の運転制御方法
JP5673356B2 (ja) * 2011-05-27 2015-02-18 株式会社デンソー 内燃機関の制御装置
JP5907339B2 (ja) * 2011-05-27 2016-04-26 株式会社デンソー 内燃機関の筒内流入egrガス流量推定装置
JP5668934B2 (ja) * 2011-06-24 2015-02-12 株式会社デンソー 内燃機関のegr制御装置
JP5752517B2 (ja) * 2011-08-03 2015-07-22 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
US9068502B2 (en) * 2011-09-13 2015-06-30 Caterpillar Inc. EGR flow measurement
JP5760978B2 (ja) * 2011-11-24 2015-08-12 トヨタ自動車株式会社 排気再循環機構の制御装置
US9032941B2 (en) * 2012-11-27 2015-05-19 GM Global Technology Operations LLC Method for controlling exhaust gas re-circulation system in an internal combustion engine
JP6221321B2 (ja) * 2013-04-17 2017-11-01 株式会社デンソー 内燃機関の制御装置
JP2015113790A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
US10323589B2 (en) * 2013-12-20 2019-06-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust gas control apparatus for internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
EP3135894A1 (en) 2017-03-01
EP3135894B1 (en) 2019-03-13
CN106030077B (zh) 2019-07-30
CA2939190A1 (en) 2015-08-27
US10634074B2 (en) 2020-04-28
JP2015155667A (ja) 2015-08-27
WO2015125576A1 (ja) 2015-08-27
EP3135894A4 (en) 2018-01-10
KR20160120342A (ko) 2016-10-17
KR101827513B1 (ko) 2018-02-08
US20170058794A1 (en) 2017-03-02
CN106030077A (zh) 2016-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170328296A1 (en) Internal combustion engine control device and control method
US8806856B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
US10648391B2 (en) Abnormality diagnosis system for an exhaust gas purification apparatus
JP2006194143A (ja) エンジンの制御装置
US10815853B2 (en) Abnormality diagnosis system for an exhaust gas purification apparatus
JP6497048B2 (ja) 内燃機関の空燃比学習制御装置
US10260443B2 (en) Internal combustion engine and control method thereof
JP6126025B2 (ja) Egr装置
US10113490B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP6090595B2 (ja) 内燃機関用制御装置
JP2007056778A (ja) 点火プラグのくすぶり解消制御装置
JP6170846B2 (ja) Egr装置
JP2009209704A (ja) 車両用エンジンの燃料噴射制御装置
JP6421720B2 (ja) 内燃機関の失火判定装置
JP5822982B1 (ja) 車両用電子制御装置
JP2011132885A (ja) 内燃機関の異常検出方法
JP2008088955A (ja) 内燃機関の始動制御装置
JP2009150257A (ja) 空燃比制御装置
JP2017190672A (ja) エンジンの制御装置
JP2016223392A (ja) エンジンの制御装置
JP2015194138A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2007198211A (ja) 燃料供給量制御装置
JP2011185189A (ja) 車両制御システム
JP2015143506A (ja) 内燃機関のNOx量推定方法
JP2006057512A (ja) 内燃機関の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161011

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170303

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6126025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees