JP6121418B2 - チップ電子部品の検査選別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、大量のチップ電子部品を高速で検査して選別する装置に関する。
携帯電話、液晶テレビ、ゲーム機に代表される電気製品の生産量の増加にともない、このような電気製品に組み込まれるチップ電子部品の生産量が著しく増加している。チップ電子部品としては、チップキャパシタ(チップコンデンサとも呼ばれる)、チップ抵抗器(バリスタを含む)、およびチップインダクタが広く知られている。
チップ電子部品、例えば、チップキャパシタは、極めて小さなサイズ(例えば、幅が0.3mm程度で、そして長さが0.6mm程度のサイズ)を有し、一回の製造で数万〜数十万個という大量のチップキャパシタが作製される。
チップ電子部品が組み込まれる電気製品のチップ電子部品の欠陥に起因する不良品率を下げるため、大量に生産されたチップ電子部品は、その全数について電気特性の測定及び判定(検査)が高速で行なわれ、その中から電気特性の値が所定範囲内にあるチップ電子部品が良品として選別される。
大量のチップ電子部品の電気特性を検査するため、例えば、円盤状のチップ電子部品保持板が用いられる。チップ電子部品保持板には、それぞれ検査対象のチップ電子部品を収容する多数の透孔が設けられている。このチップ電子部品保持板を高速で且つ間欠的に回転させ、それぞれの透孔にチップ電子部品を収容する。この状態で、チップ電子部品保持板の径方向に並ぶ複数個のチップ電子部品を一組として、チップ電子部品の電気特性の検査が繰り返される。電気特性が検査されたチップ電子部品は、チップ電子部品保持板の各透孔から次々に排出される。チップ電子部品保持板から排出される大量のチップ電子部品は、上記電気特性の検査結果に基づき、その中から良品が選別され、必要であれば前記電気特性に基づき更に詳細に選別され、所定のチップ電子部品収容容器に収容される。
特許文献1には、多数の電気回路部品を試験し、そして試験結果に従って選択したビンに収容する電気回路部品ハンドラー(チップ電子部品検査選別装置)が開示されている。
この文献の電気回路部品ハンドラーは、電気回路部品(チップ電子部品)を収容できる多数の部品台(透孔)を備えたディスク状試験プレート(円盤状のチップ電子部品保持板)、電気回路部品を試験プレートに装着する手段(チップ電子部品供給手段)、試験プレートの各部品台に近接した位置に配置された上側接点及び下側接点(一対の電極端子)、各接点に電気的に接続されたテスタ(電気特性測定手段)、試験プレートの近傍に配置された電気回路部品の排出機構、排出機構が加圧(圧縮)気体を吹き付けることにより試験プレートの部品台から排出される電気回路部品を収容する4個のビン(チップ電子部品収容容器)を載置したビントレイを備えている。
この電気回路部品ハンドラーが備える各ビンの上面の開口と、その上方に配置された棚板(管経路支持プレート)の下面との間には間隙が設けられている。各ビンの上面の開口を棚板で塞ぐと、上記排出機構によってチップ電子部品と共に各ビンに送られる空気を逃がすことができなくなるため、チップ電子部品を各ビンに送り難くなり、またビンを載置したビントレイを装置から容易に取り出すことができなくなるからである。
特表2000―501174号公報
本発明者は、チップ電子部品の検査選別装置の処理能力の向上を目的として、チップ電子部品保持板を間欠的に且つ高速で回転させることにより、大量のチップ電子部品を高速で検査して選別する装置の構成について研究した。
詳細には、先ずチップ電子部品検査選別装置のチップ電子部品保持板を高速で回転させ、多数のチップキャパシタ(チップ電子部品)の静電容量(電気特性)を高速(短時間)で検査した。次いで、上記の装置から、検査した多数のチップキャパシタが収容されたチップ電子部品収容容器を取り出した。そして、検査済みの多数のチップキャパシタについて、チップ電子部品保持板を低速で回転すること以外は上記検査と同じ条件にて、改めて静電容量を検査した。その結果、上記チップ電子部品収容容器に、この収容容器に収容されるチップキャパシタの静電容量値の条件を満たさないチップキャパシタ(以下「不適合チップ電子部品」とも云う)が混入していることが判明した。このため、上記チップ電子部品検査選別装置が備える電気特性測定手段(静電容量測定器)の動作を調査したものの、特に問題は見当たらなかった。
このため本発明者が上記チップ電子部品検査選別装置の全体の構成を詳細に研究すると、上記のようなチップ電子部品収容容器への不適合チップ電子部品の混入は、下記のような原因により発生することが判明した。
すなわち、上記のように高速で回転するチップ電子部品保持板の透孔からチップキャパシタを排出するためには、このチップキャパシタに高圧の気体を吹き付けることが必要である。このため、上記のチップ電子部品保持板から排出されたチップ電子部品がチップ電子部品収容容器に収容される際に、このチップ電子部品収容容器の内部に高圧の気体が吹き込まれることになる。このように高圧の気体が吹き込まれることにより、チップ電子部品収容容器に収容されたチップ電子部品が上方の空間に舞い上がり(吹き飛ばされて)、チップ電子部品収容容器の外に飛び出ることがある。このようにしてチップ電子部品収容容器から飛び出たチップ電子部品が、特に隣のチップ電子部品収容容器の内部に落下して、上記の不適合チップ電子部品の混入という問題を発生させることが判明した。
本発明の課題は、大量のチップ電子部品を高速で検査して選別する場合であっても、チップ電子部品収容容器への不適合チップ電子部品の混入を防止することができ、そしてチップ電子部品収容容器の取り出しも容易なチップ電子部品の検査選別装置を提供することにある。
本発明は、基台、基台に中心軸を介して回転可能に固定され、前記中心軸の周囲を間欠的に回転する、チップ電子部品を一時的に収容できる多数の透孔を備えたチップ電子部品保持板、但し、前記透孔は、チップ電子部品保持板の表面に、複数の同心円上で、この同心円を等分割した位置に配置されている、前記チップ電子部品保持板の一方の表面に近接する位置にて基台上に配置された、チップ電子部品保持板の各透孔にチップ電子部品を供給するチップ電子部品供給手段、チップ電子部品保持板の各透孔の両開口部に近接した位置に配置された一対の電極端子、一対の電極端子のそれぞれに電気的に接続された電気特性測定手段、電気特性測定手段に電気的に接続された電気特性判定手段、電気特性判定手段に電気的に接続されたチップ電子部品排出指示信号送信手段、チップ電子部品保持板の近傍、かつ前記の同心円の各々に対応する位置に上側開口部が位置するようにそれぞれ配置された前記の同心円の半径方向に沿って少なくとも二列配置された、上記チップ電子部品排出指示信号送信手段からの信号の受信が可能なチップ電子部品排出機構、そしてチップ電子部品保持板からチップ電子部品排出機構を介して排出されたチップ電子部品を受け入れて収容する上面が開口した少なくとも二個のチップ電子部品収容容器を含み、
前記のチップ電子部品排出機構は、チップ電子部品保持板の一方の表面側にて開口する加圧気体供給手段、チップ電子部品保持板を介して加圧気体供給手段と反対側の位置に前記の上側開口部を配置したチップ電子部品排出通路、そして基台に固定され、チップ電子部品排出通路の下側の開口部と接続した透孔を備えたチップ電子部品排出通路支持構造体を含み、そして
前記のチップ電子部品収容容器の各々の上記開口は、上記チップ電子部品排出通路支持構造体の透孔の下側に配置されて、チップ電子部品排出通路と前記支持構造体の透孔を介して排出されるチップ電子部品を受け入れて収容するようにされているチップ電子部品の検査選別装置であって、
上記チップ電子部品排出通路支持構造体に、チップ電子部品排出通路を介してチップ電子部品収容容器に送り込まれる加圧気体の少なくとも一部を逃がす加圧気体逃がし通路が備えられていること、そしてチップ電子部品収容容器は、この収容容器の開口面とチップ電子部品排出通路支持構造体の下側表面との間隔の調節を可能にするチップ電子部品収容容器昇降手段により支持されていることを特徴とするチップ電子部品の検査選別装置にある。
上記の本発明のチップ電子部品の検査選別装置の好ましい態様は、次の通りである。
(1)上記チップ電子部品排出通路支持構造体が、透孔を備えた支持板そして、支持板の下側に配置され、支持板の透孔に対応する位置に透孔を備えた、チップ電子部品収容容器の開口面を覆うカバー部材を含み、前記加圧気体逃がし通路がカバー部材に設けられている。
(2)上記チップ電子部品排出通路支持構造体が、透孔を備えた支持板そして、支持板の上側表面に、支持板の透孔に対応する位置に透孔が設けられた取り外し可能な補助板を含み、上記チップ電子部品排出通路の下側の開口部が、補助板の透孔に接している。
(3)上記(2)の態様において、更に好ましくは、上記チップ電子部品排出通路支持構造体が、上記支持板と上記補助板との間に、支持板の透孔に対応する位置に透孔が設けられたシャッター板を備え、さらに上記補助板を支持板から取り外した際に、シャッター板が、支持板の透孔とシャッター板の透孔とが重ならないように、シャッター板を該支持板の表面に沿ってスライドさせて固定するシャッター板スライド移動手段を備えている。
(4)上記(3)の態様において、更に好ましくは、上記チップ電子部品排出通路支持構造体が、上記支持板の透孔に対応する位置に透孔を備えた、チップ電子部品収容容器の開口部を覆うカバー部材を含み、前記加圧気体逃がし通路がカバー部材に設けられている。
(5)上記(4)の態様において、更に好ましくは、上記チップ電子部品排出通路支持構造体の支持板が、チップ電子部品排出通路の下側の開口部と接続した透孔に加えて、チップ電子部品排出通路の開口部と接続しない予備透孔を、上記シャッター板が上記支持板の表面をスライドして固定された際に、上記予備透孔とシャッター板の透孔とが重なるようになる位置に備え、上記カバー部材が、上記支持板の下側に、支持板の透孔に対応する位置に透孔を備えた接続部材を介して固定されており、また、上記支持板の予備透孔の下側には、予備透孔に接続する混入チップ電子部品排出用の通路を設けた接続部材が備えられている。
(6)チップ電子部品が、対向する表面に一対の電極を備えた部品である。
(7)チップ電子部品が、チップキャパシタである。
本発明のチップ電子部品の検査選別装置では、大量のチップ電子部品を高速で検査選別する際に、チップ電子部品収容容器の開口面とその上側に配置されたチップ電子部品排出通路支持構造体の下側表面との間隔を調節することにより、各収容容器の開口面を上記支持構造体の下側表面等に密着させることができる。このため、検査済みのチップ電子部品をチップ電子部品保持板の透孔から排出させるために用いる高圧の気体がチップ電子部品収容容器に吹き込まれ、これにより収容容器内部のチップ電子部品が舞い上がった場合であっても、このチップ電子部品が前記収容容器から飛び出て別の収容容器に入り込むことはない。従って、チップ電子部品収容容器への不適合チップ電子部品の混入を防止することができる。また、上記収容容器の開口面に密着させる上記支持構造体は、収容容器の内部に吹き込まれる高圧の気体を外部に逃がすための加圧気体逃がし通路を備えているため、この収容容器への検査済みチップ電子部品の収容を妨げることはない。そして、チップ電子部品の検査選別が終了したのち、上記収容容器の開口面と上記支持構造体の下側表面との間隔を広げることにより、チップ電子部品検査選別装置からチップ電子部品収容容器を容易に取り出すことができる。
検査選別対象のチップキャパシタ(チップ電子部品)の構成例を示す斜視図である。 本発明のチップ電子部品の検査選別装置の構成例を示す正面図である。 図2の検査選別装置20aのチップ電子部品収容部51をチップ電子部品保持板24の周方向に沿って切断した拡大断面図である。 図2の検査選別装置20aのチップ電子部品検査部52をチップ電子部品保持板24の半径方向に沿って切断した拡大断面図である。 図2の検査選別装置20aのチップ電子部品排出部53をチップ電子部品保持板24の半径方向に沿って切断した拡大断面図である。 図2の検査選別装置20aの電気的な接続状態を概略的に示すブロック図である。 図2の検査選別装置20aの電気的な接続状態を概略的に示す電気回路図である。 図2の検査選別装置20aのチップ電子部品収容容器34の近傍の部位の拡大図である。 図8に示す検査選別装置20aをチップ電子部品収容容器34を下降させた状態にて示す図である。 図9に示す検査選別装置20aの側面図である。 図8〜図10に示す検査選別装置20aの支持構造体39aの補助板81、シャッター板82、および支持板83の構成を示す断面図である。但し、補助板81は支持板83から取り外した状態で記入してある。 図11に示すシャッター板82、および支持板83の構成を示す一部切り欠き平面図である。 図12に示す支持板83の構成を示す平面図である。 図8に示すカバー部材86の底面を拡大して示す図である。 図8及び図9に示す接続部材87の平面図である。 本発明のチップ電子部品の検査選別装置の別の構成例の要部を示す正面図である。 本発明のチップ電子部品の検査選別装置の更に別の構成例の要部を示す正面図である。 本発明のチップ電子部品の検査選別装置の更に別の構成例の要部を示す正面図である。 チップ電子部品の検査選別装置の更に別の構成例を示す正面図である。 図19の検査選別装置20eのチップ電子部品収容容器34の近傍の部位の拡大図である。
先ず、本発明のチップ電子部品の検査選別装置の代表的な実施態様について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、検査選別対象のチップキャパシタ(チップ電子部品)の構成例を示す斜視図である。図1のチップキャパシタ11は、誘電体からなるキャパシタ本体12とその両端部に設けられた一対の電極13a、13bから構成されている。チップキャパシタ11は、誘電体としてセラミックを用いたチップセラミックキャパシタである。キャパシタ本体は、セラミックから形成されていて、その内部に電極13a、13bの各々から交互に且つ互いに平行に延びる複数の電極層を備えている。本例としては、チップキャパシタ11の幅は0.3mmに、そして長さは0.6mmに設定されている。
図2は、本発明のチップ電子部品の検査選別装置の構成例を示す正面図である。図3は、図2の検査選別装置20aのチップ電子部品収容部51をチップ電子部品保持板24の周方向に沿って切断した拡大断面図である。図4は、図2の検査選別装置20aのチップ電子部品検査部52をチップ電子部品保持板24の半径方向に沿って切断した拡大断面図である。図5は、図2の検査選別装置20aのチップ電子部品排出部53をチップ電子部品保持板24の半径方向に沿って切断した拡大断面図である。図6は、図2の検査選別装置20aの電気的な接続状態を概略的に示すブロック図である。図7は、図2の検査選別装置20aの電気的な接続状態を概略的に示す電気回路図である。そして図8は、図2の検査選別装置20aのチップ電子部品収容容器34の近傍の部位の拡大図である。
図2〜図8に示すチップ電子部品の検査選別装置20aは、基台21、基台21に中心軸22を介して回転可能に固定され、中心軸22の周囲を間欠的に回転する、チップ電子部品(例えば、上記のチップキャパシタ11)を一時的に収容できる多数の透孔23を備えたチップ電子部品保持板24(但し、透孔23は、チップ電子部品保持板24の表面に、複数の同心円上で、この同心円を等分割した位置に配置されている)、チップ電子部品保持板24の一方の表面に近接する位置にて基台上に配置された、チップ電子部品保持板24の各透孔23にチップ電子部品を供給するチップ電子部品供給手段25、チップ電子部品保持板24の各透孔23の両開口部に近接した位置に配置された一対の電極端子26a、26b、一対の電極端子26a、26bのそれぞれに電気的に接続された電気特性測定手段27a、27b、電気特性測定手段27a、27bに電気的に接続された電気特性判定手段28、電気特性判定手段28に電気的に接続されたチップ電子部品排出指示信号送信手段29、チップ電子部品保持板24の近傍、かつ前記の同心円の各々に対応する位置に上側開口部36aが位置するようにそれぞれ配置された前記の同心円の半径方向に沿って少なくとも二列(例えば、七列)配置された、チップ電子部品排出指示信号送信手段29からの信号の受信が可能なチップ電子部品排出機構32、そしてチップ電子部品保持板24からチップ電子部品排出機構32を介して排出されたチップ電子部品を受け入れて収容する少なくとも二個(例えば、七個)の上面33が開口したチップ電子部品収容容器34を備えている。
チップ電子部品排出機構32は、チップ電子部品保持板24の一方の表面側にて開口する加圧気体供給手段35、チップ電子部品保持板24を介して加圧気体供給手段35と反対側の位置に前記の上側開口部36aを配置したチップ電子部品排出通路37、そして基台21に固定され、チップ電子部品排出通路37の下側の開口部36bと接続した透孔38を備えたチップ電子部品排出通路支持構造体39aを有している。
チップ電子部品収容容器34の各々の開口面33は、チップ電子部品排出通路支持構造体39aの透孔38の下側に配置されて、チップ電子部品排出通路37と支持構造体39aの透孔38を介して排出されるチップ電子部品を受け入れて収容するようにされている。
そして、このチップ電子部品の検査選別装置20aは、チップ電子部品排出通路支持構造体39aに、チップ電子部品排出通路37を介してチップ電子部品収容容器34に送り込まれる加圧気体の少なくとも一部を逃がす加圧気体逃がし通路41が備えられていること、そしてチップ電子部品収容容器34は、収容容器34の開口面(上面)33とチップ電子部品排出通路支持構造体39aの下側表面43aとの間隔の調節を可能にするチップ電子部品収容容器昇降手段42により支持されていることを特徴とする。
図2〜図8に示すチップ電子部品検査選別装置20aでは、保持板24の中心と周縁との間にて半径方向に沿って(保持板24の回転の中心位置を通る直線上に)一列に並んで配置している合計で6個の透孔23に収容された6個のチップキャパシタ毎に、電気特性の検査と選別とが行なわれる。
チップ電子部品保持板24は、その形状に特に制限はないが、通常は円盤状の形状に設定される。
保持板24は、チップキャパシタ(チップ電子部品)11を一時的に収容できる多数の透孔23を備えている。透孔23は、保持板24の表面に、複数の同心円上で、この同心円を等分割した位置に配置される。
保持板24は、基台21に中心軸22を介して回転可能に固定されている。中心軸22は、回転駆動装置45に接続されている。回転駆動装置45を作動させることにより、保持板24が、中心軸22の周囲を間欠的に回転する。
なお、チップ電子部品保持板24が「間欠的に回転する」とは、保持板24の回転方向(回転の周方向)に互いに隣接する二個の透孔の各々と、保持板24の回転の中心位置とを結ぶ二本の直線が形成する角度(鋭角)毎に回転することを意味する。
保持板24の透孔23のそれぞれには、チップ電子部品収容部51において、検査選別対象のチップキャパシタ(チップ電子部品)11が、その電気特性を検査するため、一時的に収容される。
図3に示すように、チップ電子部品収容部51には、保持板24の各透孔23にチップキャパシタ11を供給するチップ電子部品供給手段25が配置されている。チップ電子部品供給手段25は、保持板24の一方の表面(前面)に近接する位置にて基台(図2:21)の上に配置さている。
図2及び図3に示すように、チップ電子部品供給手段25は、検査選別対象の大量のチップキャパシタが投入されるホッパー46aを備えた部品送り装置(パーツフィーダ)46と、保持板24の前面(図3にて左側の面)に近接する位置に配置されている、部品送り装置46により送られたチップキャパシタ11が収容されて一時的に保持されるチップ電子部品保持カバー47と、保持板24の他方の表面側(背面側)にて開口する減圧手段48から構成されている。
減圧手段48は、各々保持板24の背面側にて開口する複数の気体排出通路49を備えるベース板54と、各気体排出通路49に接続されている減圧装置(代表例、真空ポンプ)55とから構成される。減圧装置55を作動させると、気体排出通路49から気体が排出され、保持板24とベース板54との間隙が減圧された状態になる(大気圧よりも小さな圧力になる)。
そして、チップ電子部品保持板24を、図3に記入した矢印56が示す方向に間欠的に回転させ、そして減圧装置55を作動させた状態にて、検査選別対象の多数のチップキャパシタをホッパー46aに投入する。これにより、チップキャパシタ11は、部品送り装置46によってチップ電子部品保持カバー47の内側へと送られ、そして保持板24の各々の透孔23に吸い込まれて一時的に収容される。
なお、保持板24とベース板54との間隙は減圧された状態にあるため、保持板24に収容されたチップキャパシタ11が、図3にて最も上の気体排出通路49よりも上方の位置に移動した場合にも、チップキャパシタ11が透孔23から出て落下することはない。
透孔23に収容されたチップキャパシタ11は、保持板24の間欠的な回転移動により、図2及び図4に示すチップ電子部品検査部52に送られる。
保持板24の各透孔23の両開口部に近接した位置には、一対の電極端子26a、26bが配置されている。
なお、上記の保持板の各透孔の両開口部に近接した位置とは、各透孔にチップ電子部品が収容されたときに、上記一対の電極端子が各チップ電子部品に電気的に接続される位置、あるいは上記一対の電極端子の一方あるいは両方が移動可能な構成とされている場合には、上記の電極端子の移動により、上記一対の電極端子を各チップ電子部品に電気的に接続させることが可能な位置を意味する。
電極端子26aは、その周囲に配設された電気的に絶縁性の筒体57を介して、ベース板54に固定されている。電極端子26a及びベース板54の保持板24の側の表面は、一つの平滑な平面が形成されるように、例えば、研磨加工が施される。
電極端子26bは、電極端子支持板58に固定されている。支持板58は、直動駆動装置59に固定されている。
直動駆動装置59を作動させ、支持板58を保持板24の側に移動させることにより、支持板58に支持された各電極端子26bもまた、保持板24の側に移動する。これにより、各チップキャパシタ、例えば、図4に示すチップキャパシタ11a、11b、11c、11d、11e、11fのそれぞれは、電極端子26a、26bの間に挟まれる。
従って、各チップキャパシタの電極13aは電極端子26aに電気的に接続され、そして電極13bは電極端子26bに電気的に接続される。これにより、各チップキャパシタは、一対の電極端子26a、26bを介して、電気特性測定手段27a、27bに電気的に接続される。
図2〜図8に示す検査選別装置20aでは、一つの電気特性測定手段に電気的に接続されるチップキャパシタが三つである。電気特性測定手段27aには、切替器71aを介して三個のチップキャパシタ11a、11b、11cが電気的に接続される。そして電気特性測定手段27bには、切替器71bを介して三個のチップキャパシタ11d、11e、11fが電気的に接続される。
電気特性測定手段27a、27bの各々としては、例えば、静電容量測定器が用いられている。静電容量測定器としては、市販の静電容量測定器(代表例、キャパシタンス・メータ:E4981A、アジレント・テクノロジー(株)製)を用いることができる。
測定手段27a、27bはそれぞれ、電源62、電圧計63、そして電流計64を備えている。電源62にて発生した検査用電圧は、切替器71a又は切替器71bを介して、各チップキャパシタに印加される。検査用電圧(交番電圧)の電圧値は、電圧計63により検出される。検査用電圧の印加により各チップキャパシタにて発生する電流の電流値は、電流計64により検出される。そして検出された電圧値と電流値とに基づき、例えば、電圧値と電流値とを演算処理(データ処理)することにより、各チップキャパシタの静電容量(電気特性)が測定される。なお、各測定手段の増幅器65と電気抵抗器66は、上記電流値を電流計64に指示させるためのものである。
電気特性測定手段27a、27bには、電気特性判定手段28が電気的に接続されている。電気特性判定手段28は、各測定器が測定したチップキャパシタの静電容量の大きさに基づき、測定したチップキャパシタが良品及び不良品の何れであるかを判定する。また、良品のチップキャパシタについては、例えば、静電容量の大きさに基づき予め定めた幾つかのランクのうちの何れのランクに該当する良品であるかを判定する。同様に、不良品のチップキャパシタについても、例えば、静電容量の大きさに基づき予め定めた幾つかのランクのうちの何れのランクに該当する不良品であるかを判定する。
電気特性判定手段28は、チップ電子部品排出指示信号送信手段29に電気的に接続されている。送信手段29は、後に説明するチップ電子部品排出機構32に、チップキャパシタを保持板24の透孔23から排出するよう指示する信号を供給する。
なお、電気特性判定手段28とチップ電子部品排出指示信号送信手段29は、別々の装置として構成されていてもよいし、これらの手段を組み込んだ一つの制御器61として構成されていてもよい。
電気特性を検査(測定及び判定)したチップキャパシタは、チップ電子部品保持板24の間欠的な回転移動により、図2及び図5に示すチップ電子部品排出部53に送られる。
チップ電子部品排出部53には、保持板24の半径方向(保持板24の透孔23が配置される同心円の半径方向)に沿って合計で7列のチップ電子部品排出機構32が配置されている。保持板24の前方側(図5にて下側)には、複数個の透孔72aを備えるカバー72が配設されている。
各列のチップ電子部品排出機構32は、それぞれ6個のチップ電子部品排出通路37を備え、各排出通路37の上側開口部36aは、カバー72の各列の各透孔72aに接続されている。但し、図2には、各列の排出機構32が備える6個の排出通路のうち、保持板24の外周縁に最も近い排出通路37のみを記入している。
各々のチップ電子部品排出機構32は、チップ電子部品排出指示信号送信手段29から、チップ電子部品を排出する旨を指示する信号を受信すると、加圧気体供給手段35を作動させ、例えば、保持板24の各透孔23に収容された一個もしくは二個以上のチップキャパシタ、例えば、チップキャパシタ11aに加圧気体を噴射する。これにより、チップキャパシタは、チップ電子部品排出通路37に排出される。
例えば、チップキャパシタ11aは、図2に示した合計で7個のチップ電子部品排出通路37の各々の上側開口部36aを通過する。各々の排出通路37は、チップ電子部品排出通路支持構造体39aの各々の透孔38を介して各々のチップ電子部品収容容器34に接続されている。
従って、前記の合計7列のチップ電子部品排出機構32は、チップ電子部品排出指示信号送信手段29から受信した信号に基づき、加圧気体供給手段35を作動させ、例えば、チップキャパシタ11aを、図2に示した合計で7個のチップ電子部品排出通路37の何れかに排出させ、この排出通路37に接続された収容容器34に送る。
このようにして、チップ電子部品検査選別装置20aは、大量のチップキャパシタ(チップ電子部品)を、電気特性測定手段によって測定した電気特性に基づき検査選別(良品及び不良品に選別、好ましくは前記のように良品及び不良品のそれぞれを幾つかのランクに選別)して、所定のチップ電子部品収容容器34に収容する。
そして、図2及び図8に示す検査選別装置20aにおいては、チップ電子部品排出通路支持構造体39aに、チップ電子部品排出通路37を介してチップ電子部品収容容器34に送り込まれる加圧気体の少なくとも一部を逃がす加圧気体逃がし通路41が備えられ、そして各々のチップ電子部品収容容器34は、収容容器34の開口面(上面)33とチップ電子部品排出通路支持構造体39aの下側表面43aとの間隔の調節を可能にするチップ電子部品収容容器昇降手段(代表例、エアシリンダ)42により支持されている。
図9は、図8に示す検査選別装置20aを、昇降手段42を作動させてチップ電子部品収容容器34を下降させた状態にて示す図である。そして図10は、図9に示す検査選別装置20aの側面図である。
図9及び図10に示すように、検査選別装置20aにおいて上側に配置された合計で4個の収容容器34は上側支持板73の上に、下側に配置された合計で3個の収容容器34は下側支持板74の上に配置されている。支持板73、74は、それぞれリニアガイド75、76により昇降可能に支持されている。
リニアガイド75は、レール75aとレール75aに昇降可能に装着されたスライダ75bから構成されている。上側支持板73は、スライダ75bに固定されていて、ストッパ77aにより図示した位置よりも下側の位置には移動しないようにされている。
同様に、リニアガイド76は、レール76aとレール76aに昇降可能に装着されたスライダ76bから構成されている。下側支持板74は、スライダ76bに固定されていて、ストッパ77bにより図示した位置よりも下側の位置には移動しないようにされている。
昇降手段42を作動させ、下側支持板74を上昇させると、先ず下側支持板74の上に配置された3個の収容容器34が上昇し、各々の収容容器34の開口面が、上側支持板73の下側表面73aに密着する。そして下側支持板74を更に上昇させると、上側支持板73とその上に配置された合計で4個の収容容器34が上昇し、各々の収容容器34の開口面が、チップ電子部品排出通路支持構造体39aの下側表面43aに密着する。
このように、検査選別装置20aでは、下側支持板74の上に配置された各収容容器34の開口面33と支持構造体39aの下側表面43aとの間隔の調節が可能とされ、そして上側支持板73の上に配置された各収容容器34の開口面と支持構造体39aの下側表面43aとの間隔の調節が可能とされている。
従って、検査選別装置20aでは、大量のチップキャパシタ(チップ電子部品)を高速で検査選別する際に、各収容容器34の開口面33を、支持構造体39aの下側表面43a、あるいは上側支持板73の下側表面73a(「支持構造体の下側表面等」とも云う)に密着させることができる。このため、検査選別装置20aでは、検査済みのチップ電子部品を保持板24の透孔23から排出させるために用いる高圧の気体がチップ電子部品収容容器34に吹き込まれ、これにより収容容器34の内部のチップ電子部品が舞い上がった場合であっても、このチップ電子部品が収容容器34から飛び出て別の収容容器に入り込むことはない。従って、チップ電子部品収容容器34への不適合チップ電子部品の混入を防止することができる。
なお、チップ電子部品排出通路支持構造体39aは、チップ電子部品と共に収容容器34の内部に吹き込まれる加圧気体を外部に逃がすための加圧気体逃がし通路41を備えている。このため、例えば、図5に示すように保持板24の透孔23から加圧気体を用いて排出させたチップキャパシタ11aは、前記加圧気体と共に排出通路37の内部を円滑に移動して収容容器34に収容される。
そして、チップ電子部品の検査選別が終了したのち、収容容器34の開口面33と支持構造体39aの下側表面43aとの間隔を広げることにより、各収容容器34を検査選別装置20aから容易に取り出すことができる。
以下では、本発明の直動軸受の構成と好ましい実施態様とについて詳しく説明する。
検査選別装置のチップ電子部品は、対向する表面に一対の電極を備えた部品であることが好ましい。
検査選別されるチップ電子部品の代表例としては、チップキャパシタ、チップ抵抗器(チップバリスタを含む)、およびチップインダクタが挙げられる。検査選別されるチップ電子部品は、チップキャパシタであることが特に好ましい。
チップ電子部品保持板の中心と周縁との間にて前記保持板の半径方向に一列に並ぶ透孔の数は、2〜20個の範囲内にあることが好ましく、4〜12個の範囲内にあることが更に好ましい。
本発明の検査選別装置によって検査されるチップ電子部品の電気特性の代表例としては、チップ電子部品に印加する検査用電圧の電圧値と、この検査用電圧の印加によりチップ電子部品にて発生する電流の電流値とに基づき決定することのできる電気特性が挙げられる。
このような電気特性の例としては、電気抵抗、静電容量(キャパシタンス)、インダクタンス、インピーダンス、アドミタンスなどが挙げられる。また、上記のチップキャパシタの電気特性の代表例としては、静電容量、そして漏れ電流が挙げられる。
なお、上記の測定対象のチップ電子部品の種類と、測定する電気特性とは、必ずしも一対一に対応している訳ではない。例えば、上記のチップキャパシタ以外のチップ電子部品について(詳細には、チップキャパシタ以外のチップ電子部品の等価回路に表れるキャパシタについて)、その静電容量を測定することもできる。例えば、チップバリスタの静電容量を測定することもできる。
また、検査選別装置20aのチップ電子部品検査部52の保持板24の周方向に沿って、別の電気特性測定手段(電気特性測定手段27a、27bとは別の電気特性を検査するもの)に電気的に接続する一対の電極端子を更に配設することもできる。
検査選別装置20aでは、検査選別対象の合計で6個のチップキャパシタの電気特性を、2台の電気特性測定手段27a、27bにより測定するため、切替器71a、71bを用いている。上記の合計で6個のチップキャパシタの電気特性を、合計で6台の電気特性測定手段のそれぞれにより測定するのであれば、上記のような切替器を用いる必要はない。
昇降手段42の例としては、エアシリンダ、油圧シリンダ、そしてリニアモータに代表される直動駆動装置が挙げられる。
昇降手段42の周囲に配設された複数本(好ましくは3〜6本)のコイルバネ97は、各々の収容容器34の開口面を、支持構造体39aの下側表面43a、あるいは上側支持板73の下側表面73aに均一に密着させる働きをする。
図11は、図8〜図10に示す検査選別装置20aの支持構造体39aが備える補助板81、シャッター板82、および支持板83の構成を示す断面図である。但し、補助板81は支持板83から取り外した状態で記入してある。図12は、図11に示すシャッター板82、および支持板83の構成を示す一部切り欠き平面図である。そして図13は、図12に示す支持板83の構成を示す平面図である。
図8〜図13に示すように、チップ電子部品排出通路支持構造体39aは、透孔83aを備えた支持板83、および支持板83の上側表面に、支持板83の透孔83aに対応する位置(図8及び図9参照)に透孔81aが設けられた取り外し可能な補助板81を含み、チップ電子部品排出通路37の下側の開口部36bが、補助板81の透孔81aに接していることが好ましい。
検査選別装置20aでは、例えば、検査選別対象のチップ電子部品を別のチップ電子部品に変更する際に、保持板24を別の保持板に交換することがある。そして保持板24を交換する際に、保持板24の前面側にある複数本(例えば、合計で42個)の排出通路37を別の場所に移動させることが必要になる。
上記の補助板81を支持板83から取り外すことにより、複数本のチップ電子部品排出通路37の下側の端部を、まとめて支持構造体39aから取り外すことができる。従って、保持板24を交換する作業が極めて容易になる。
また、チップ電子部品排出通路支持構造体39aは、支持板83と補助板81との間に、支持板83の透孔83aに対応する位置(図8及び図9参照)に透孔82aが設けられたシャッター板82を備え、さらに補助板81を支持板83から取り外した際に、シャッター板82が、支持板83の透孔83aとシャッター板82の透孔82aとが重ならないように、シャッター板82を支持板83の表面に沿ってスライドさせて固定するシャッター板スライド移動手段84を備えていることが更に好ましい。
スライド移動手段84は、支持板83の上側表面に形成されている、シャッター板82のスライド移動を案内する凹部83bと、凹部83bの側壁に形成した孔83cに一方の端部が部分的に収容されたコイルバネ85から構成されている。
補助板81の下側表面には凹部81bが設けられ、そしてシャッター板82の上側表面には凸部82bが形成されている。補助板81の凹部81bとシャッター板82の凸部82bとが係合した状態にて、補助板81を図11及び図12おいて左側の方向にスライドさせ、支持板83の上側表面の所定位置(図8及び図9に示す位置)に固定すると、スライド移動手段84の各コイルバネ85がシャッター板82に押されて縮んで、シャッター板82の透孔82aが支持板83の透孔83aに対応する位置に配置される。このような配置(図8及び図9に示す配置)にあるシャッター板の透孔82a、支持板83の透孔83a、そして補助板81の透孔81aにより、支持構造体39aの透孔38が構成される。
そして、補助板81を支持板83から取り外すと、スライド移動手段84の各コイルバネ85が伸び、シャッター板82が、支持板83の表面に沿って図11及び図12において右側の方向にスライドする。シャッター板82は、支持板83の透孔83aとシャッター板82の透孔82aとが重ならないような位置にまでスライドすると、シャッター板82の右側の端面が、支持板83の凹部83bの右側の側面に接触する。このため、シャッター板82は、支持板83の表面上に固定される。
このような構成を採用すると、補助板81を支持板83から取り外した際に、支持板83の透孔83aの上側の開口がシャッター板82により塞がれる。このため、前記のような保持板24を交換する作業において支持板83の上に落下したチップ電子部品が、支持板83の透孔83aを通って、各収容容器34に混入することがない。
また、チップ電子部品排出通路支持構造体39aが、支持板83の透孔83aに対応する位置に透孔86aを備えた、チップ電子部品収容容器34の開口部を覆うカバー部材86を備え、加圧気体逃がし通路41がカバー部材86に設けられていてもよい。また、支持板83の透孔83aに対応する位置に透孔73bを備えた上側支持板73を備えていてもよい。この上側支持板73にも加圧気体逃がし通路41が設けられていることが好ましい。
図14は、図8に示すカバー部材86の底面を拡大して示す図である。カバー部材86には、加圧気体逃がし通路41が設けられている。図14に示すように、加圧気体逃がし通路41のチップ電子部品収容容器の側の開口部には、チップ電子部品の通過を妨げる網体89が備えられていることが好ましい。
また、チップ電子部品排出通路支持構造体39aの支持板83が、チップ電子部品排出通路37の下側の開口部36bと接続した透孔83aに加えて、チップ電子部品排出通路37の下側開口部36bと接続しない予備透孔83dを、図11及び図12に示すようにシャッター板82が支持板83の表面をスライドして固定された際に、予備透孔83dとシャッター板82の透孔82aとが重なるようになる位置に備え、図8及び図9に示すようにカバー部材86が、支持板83の下側に、支持板の透孔83aに対応する位置に透孔87aを備えた接続部材87を介して固定されており、また、支持板83の予備透孔83dの下側には、予備透孔83dに接続する混入チップ電子部品排出用の通路88aを設けた接続部材88が備えられていることも好ましい。
図15は、図8及び図9に示す接続部材87の平面図である。接続部材87には、支持板83の透孔83aに対応する位置に合計で6個の透孔87aを備えている。同様に、接続部材88もまた、電子部品排出用の通路88aを構成する合計で6個の透孔を備えている。
図8及び図9に示すように、補助板81が支持板83の表面に固定されている場合には、チップ電子部品排出通路37に排出されたチップ電子部品は、接続部材87の透孔87aを通って、収容容器34に収容される。図11及び図12に示すように、補助板81が支持板83から取り外されると、シャッター板82が支持板83の表面に沿ってスライドする。このため、前記のような保持板24を交換する作業において支持板83及びシャッター板82の上に落下したチップ電子部品は、支持板83の予備透孔83d、そして接続部材88の電子部品排出用の通路88aを介して、チップ電子部品退避容器91に収容される。
図16は、本発明のチップ電子部品の検査選別装置の別の構成例の要部を示す正面図である。図16のチップ電子部品検査選別装置20bの構成は、図示したチップ電子部品収容容器34の近傍の部位の構成が異なること以外は、図2〜図10に示すチップ電子部品検査選別装置20aの構成と同様である。
具体的には、図16の検査選別装置20bの構成は、チップ電子部品排出通路支持構造体39bが、チップ電子部品排出通路37を介してチップ電子部品収容容器34に送り込まれる加圧気体の少なくとも一部を逃がす加圧気体逃がし通路41を備える一枚の板状の部材から構成されていること、すなわち図8〜図10に示す補助板81、シャッター板82、そしてカバー部材86を備えていないことを除き、図2〜図10に示すチップ電子部品検査選別装置20aの構成と同様である。
図17は、本発明のチップ電子部品の検査選別装置の更に別の構成例の要部を示す正面図である。図17のチップ電子部品検査選別装置20cの構成は、図示したチップ電子部品収容容器34の近傍の部位の構成が異なること以外は、図2〜図10に示すチップ電子部品検査選別装置20aの構成と同様である。
具体的には、図17の検査選別装置20cの構成は、チップ電子部品排出通路支持構造体39cが、透孔93aを備えた支持板93、そして支持板93の下側に配置され、支持板93の透孔93aに対応する位置に透孔94aを備えた、チップ電子部品収容容器34の開口面33を覆うカバー部材94を含み、前記の加圧気体逃がし通路41がカバー部材94に設けられていること、すなわち図8〜図10に示す補助板81、そしてシャッター板82を備えていないことを除き、図2〜図10に示すチップ電子部品検査選別装置20aの構成と同様である。
図18は、本発明のチップ電子部品の検査選別装置の更に別の構成例の要部を示す正面図である。図18のチップ電子部品検査選別装置20dの構成は、図示したチップ電子部品収容容器34の近傍の部位の構成が異なること以外は、図2〜図10に示すチップ電子部品検査選別装置20aの構成と同様である。
具体的には、図18の検査選別装置20dの構成は、チップ電子部品排出通路支持構造体39dが、透孔95aを備えた支持板95、そして支持板95の上側表面に、支持板95の透孔95aに対応する位置に透孔96aが設けられた取り外し可能な補助板96を含み、チップ電子部品排出通路37の下側の開口部36bが、補助板96の透孔96aに接していること、すなわち図8〜図10に示すシャッター板82、そしてカバー部材86を備えていないこと以外は図2〜図10に示すチップ電子部品検査選別装置20aの構成と同様である。
図16〜18に示すチップ電子部品検査選別装置20b、20c、20dはそれぞれ、図2〜図10に示すチップ電子部品検査選別装置20aと同様に、大量のチップ電子部品を高速で検査して選別する場合であっても、チップ電子部品収容容器への不適合チップ電子部品の混入を防止することができ、そしてチップ電子部品収容容器の取り出しも容易であるとの効果を発揮する。
図19は、チップ電子部品検査選別装置の更に別の構成例を示す正面図である。そして図20は、図19の検査選別装置20eのチップ電子部品収容容器34の近傍の部位の拡大図である。
図19及び図20に示すの検査選別装置20eの構成は、図8〜図10に示すチップ電子部品収容容器昇降手段42、そして加圧気体逃がし通路41を備えていないこと以外は図2〜図10に示すチップ電子部品検査選別装置20aの構成と同様である。
チップ電子部品選別装置20eは、補助板81を支持板83から取り外すことにより、複数本(例えば、合計で42本)のチップ電子部品排出通路37の下側の端部を、まとめてチップ電子部品排出通路支持構造体39eから取り外すことができる。従って、保持板24を交換する作業が極めて容易になる。また、補助板81を支持板83から取り外した際に、支持板83の透孔83aの上側の開口がシャッター板82により塞がれる。このため、前記のような保持板24を交換する作業において支持板83の上に落下したチップ電子部品が、支持板83の透孔83aを通って、各収容容器34に混入することがない。
チップ電子部品検査選別装置20eは、基台21、基台21に中心軸22を介して回転可能に固定され、中心軸22の周囲を間欠的に回転する、チップ電子部品を一時的に収容できる多数の透孔23を備えたチップ電子部品保持板24(但し、透孔23は、チップ電子部品保持板24の表面に、複数の同心円上で、この同心円を等分割した位置に配置されている)、チップ電子部品保持板24の一方の表面に近接する位置にて基台上に配置された、チップ電子部品保持板24の各透孔23にチップ電子部品を供給するチップ電子部品供給手段25、チップ電子部品保持板24の各透孔23の両開口部に近接した位置に配置された一対の電極端子、一対の電極端子のそれぞれに電気的に接続された電気特性測定手段27a、27b、電気特性測定手段27a、27bに電気的に接続された電気特性判定手段28、電気特性判定手段28に電気的に接続されたチップ電子部品排出指示信号送信手段29、チップ電子部品保持板24の近傍、かつ前記の同心円の各々に対応する位置に上側開口部36aが位置するようにそれぞれ配置された前記の同心円の半径方向に沿って少なくとも二列(例えば、七列)配置された、チップ電子部品排出指示信号送信手段29からの信号の受信が可能なチップ電子部品排出機構32、そしてチップ電子部品保持板24からチップ電子部品排出機構32を介して排出されたチップ電子部品を受け入れて収容する少なくとも二個(例えば、七個)の上面33が開口したチップ電子部品収容容器34を含み、
前記のチップ電子部品排出機構32は、チップ電子部品保持板24の一方の表面側にて開口する加圧気体供給手段、チップ電子部品保持板24を介して加圧気体供給手段と反対側の位置に前記の上側開口部36aを配置したチップ電子部品排出通路37、そして基台21に固定され、チップ電子部品排出通路37の下側の開口部36bと接続した透孔38を備えたチップ電子部品排出通路支持構造体39eを含み、そして
前記のチップ電子部品収容容器34の各々の開口面33は、チップ電子部品排出通路支持構造体39eの透孔38の下側に配置されて、チップ電子部品排出通路37と支持構造体39eの透孔38を介して排出されるチップ電子部品を受け入れて収容するようにされているチップ電子部品の検査選別装置であって、
上記のチップ電子部品排出通路支持構造体39eが、透孔83aを備えた支持板83、支持板83の上側表面に、支持板の透孔83aに対応する位置に透孔81aが設けられた取り外し可能な補助板81(但し、チップ電子部品排出通路37の下側の開口部36bは、補助板81の透孔81aに接している)、および支持板83と補助板81との間に、支持板83の透孔83aに対応する位置に透孔82aが設けられたシャッター板82を備え、さらに補助板81を支持板83から取り外した際に、シャッター板82が、支持板83の透孔83aとシャッター板82の透孔82aとが重ならないように、シャッター板82を支持板83の表面に沿ってスライドさせて固定するシャッター板スライド移動手段を備えることを特徴とするチップ電子部品の検査選別装置である。
上記のチップ電子部品の検査選別装置20eの好ましい態様は、次の通りである。
(1)チップ電子部品排出通路支持構造体39eが、支持板83の透孔83aに対応する位置に透孔94aを備えた、チップ電子部品収容容器の開口部を覆うカバー部材94を含む。
(2)チップ電子部品排出通路支持構造体39eの支持板83が、チップ電子部品排出通路37の下側の開口部36bと接続した透孔83aに加えて、チップ電子部品排出通路37の下側開口部36bと接続しない予備透孔83dを、シャッター板82が支持板83の表面をスライドして固定された際に、予備透孔83dとシャッター板82の透孔82aとが重なるようになる位置に備え、カバー部材94が、支持板83の下側に、支持板83の透孔83aに対応する位置に透孔87aを備えた接続部材87を介して固定されており、また、支持板83の予備透孔83dの下側には、予備透孔83dに接続する混入チップ電子部品排出用の通路88aを設けた接続部材88が備えられている。
(3)チップ電子部品が、対向する表面に一対の電極を備えた部品である。
(4)チップ電子部品が、チップキャパシタである。
チップ電子部品検査選別装置20eでは、各収容容器34からのチップ電子部品の飛び出しを防止するため、上側の収容容器34の開口面33とカバー部材94の下側表面43aとの間隔、そして下側の収容容器34の開口面33と上側支持板73の下側表面73aとの間隔がそれぞれ、通常は2mm以下、好ましくは1mm以下、更に好ましくは0.5mm以下に設定される。
11 チップキャパシタ(チップ電子部品)
11a、11b、11c チップキャパシタ
11d、11e、11f チップキャパシタ
12 キャパシタ本体
13a、13b 電極
20a、20b、20c チップ電子部品の検査選別装置
20d、20e チップ電子部品の検査選別装置
21 基台
22 中心軸
23 透孔
24 チップ電子部品保持板
25 チップ電子部品供給手段
26a、26b 電極端子
27a、27b 電気特性測定手段
28 電気特性判定手段
29 チップ電子部品排出指示信号送信手段
32 チップ電子部品排出機構
33 上面(開口面)
34 チップ電子部品収容容器
35 加圧気体供給手段
36a 上側開口部
36b 下側開口部
37 チップ電子部品排出通路
38 透孔
39a、39b、39c チップ電子部品排出通路支持構造体
39d、39e チップ電子部品排出通路支持構造体
41 加圧気体逃がし通路
42 チップ電子部品収容容器昇降手段
43a 下側表面
45 回転駆動装置
46 部品送り装置
46a ホッパー
47 チップ電子部品保持カバー
48 減圧手段
49 気体排出通路
51 チップ電子部品収容部
52 チップ電子部品検査部
53 チップ電子部品排出部
54 ベース板
55 減圧装置
56 チップ電子部品保持板の回転方向を示す矢印
57 筒体
58 電極端子支持板
59 直動駆動装置
61 制御器
62 電源
63 電圧計
64 電流計
65 増幅器
66 電気抵抗器
71a、71b 切替器
72 カバー
72a 透孔
73 上側支持板
73a 下側表面
73b 透孔
74 下側支持板
75 リニアガイド
75a レール
75b スライダ
76 リニアガイド
76a レール
76b スライダ
77a、77b ストッパ
81 補助板
81a 透孔
81b 凹部
82 シャッター板
82a 透孔
82b 凸部
83 支持板
83a 透孔
83b 凹部
83c 孔
83d 予備透孔
84 シャッター板スライド移動手段
85 コイルバネ
86 カバー部材
86a 透孔
87 接続部材
87a 透孔
88 接続部材
88a 通路
89 網体
91 チップ電子部品退避容器
93 支持板
93a 透孔
94 カバー部材
94a 透孔
95 支持板
95a 透孔
96 補助板
96a 透孔
97 コイルバネ

Claims (8)

  1. 基台、基台に中心軸を介して回転可能に固定され、該中心軸の周囲を間欠的に回転する、チップ電子部品を一時的に収容できる多数の透孔を備えたチップ電子部品保持板、但し、該透孔は、チップ電子部品保持板の表面に、複数の同心円上で、該同心円を等分割した位置に配置されている、該チップ電子部品保持板の一方の表面に近接する位置にて基台上に配置された、チップ電子部品保持板の各透孔にチップ電子部品を供給するチップ電子部品供給手段、該チップ電子部品保持板の各透孔の両開口部に近接した位置に配置された一対の電極端子、該一対の電極端子のそれぞれに電気的に接続された電気特性測定手段、該電気特性測定手段に電気的に接続された電気特性判定手段、該電気特性判定手段に電気的に接続されたチップ電子部品排出指示信号送信手段、チップ電子部品保持板の近傍、かつ前記の同心円の各々に対応する位置に上側開口部が位置するようにそれぞれ配置された前記の同心円の半径方向に沿って少なくとも二列配置された、上記チップ電子部品排出指示信号送信手段からの信号の受信が可能なチップ電子部品排出機構、そしてチップ電子部品保持板からチップ電子部品排出機構を介して排出されたチップ電子部品を受け入れて収容する上面が開口した少なくとも二個のチップ電子部品収容容器を含み、
    該チップ電子部品排出機構は、チップ電子部品保持板の一方の表面側にて開口する加圧気体供給手段、チップ電子部品保持板を介して加圧気体供給手段と反対側の位置に前記の上側開口部を配置したチップ電子部品排出通路、そして基台に固定され、チップ電子部品排出通路の下側の開口部と接続した透孔を備えたチップ電子部品排出通路支持構造体を含み、そして
    該チップ電子部品収容容器の各々の上記開口は、上記チップ電子部品排出通路支持構造体の透孔の下側に配置されて、チップ電子部品排出通路と該支持構造体の透孔を介して排出されるチップ電子部品を受け入れて収容するようにされているチップ電子部品の検査選別装置であって、
    上記チップ電子部品排出通路支持構造体に、チップ電子部品排出通路を介してチップ電子部品収容容器に送り込まれる加圧気体の少なくとも一部を逃がす加圧気体逃がし通路が備えられていること、そしてチップ電子部品収容容器は、該収容容器の開口面とチップ電子部品排出通路支持構造体の下側表面との間隔の調節を可能にするチップ電子部品収容容器昇降手段により支持されていることを特徴とするチップ電子部品の検査選別装置。
  2. 上記チップ電子部品排出通路支持構造体が、透孔を備えた支持板そして、該支持板の下側に配置され、該支持板の透孔に対応する位置に透孔を備えた、チップ電子部品収容容器の開口面を覆うカバー部材を含み、前記加圧気体逃がし通路が該カバー部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のチップ電子部品の検査選別装置。
  3. 上記チップ電子部品排出通路支持構造体が、透孔を備えた支持板そして、該支持板の上側表面に、該支持板の透孔に対応する位置に透孔が設けられた取り外し可能な補助板を含み、上記チップ電子部品排出通路の下側の開口部が、該補助板の透孔に接していることを特徴とする請求項1に記載のチップ電子部品の検査選別装置。
  4. 上記チップ電子部品排出通路支持構造体が、上記支持板と上記補助板との間に、該支持板の透孔に対応する位置に透孔が設けられたシャッター板を備え、さらに該補助板を該支持板から取り外した際に、該シャッター板が、該支持板の透孔と該シャッター板の透孔とが重ならないように、該シャッター板を該支持板の表面に沿ってスライドさせて固定するシャッター板スライド移動手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載のチップ電子部品の検査選別装置。
  5. 上記チップ電子部品排出通路支持構造体が、上記支持板の透孔に対応する位置に透孔を備えた、チップ電子部品収容容器の開口部を覆うカバー部材を含み、前記加圧気体逃がし通路が該カバー部材に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のチップ電子部品の検査選別装置。
  6. 上記チップ電子部品排出通路支持構造体の支持板が、チップ電子部品排出通路の下側の開口部と接続した透孔に加えて、チップ電子部品排出通路の開口部と接続しない予備透孔を、上記シャッター板が上記支持板の表面をスライドして固定された際に、上記予備透孔とシャッター板の透孔とが重なるようになる位置に備え、上記カバー部材が、上記支持板の下側に、該支持板の透孔に対応する位置に透孔を備えた接続部材を介して固定されており、また、上記支持板の予備透孔の下側には、該予備透孔に接続する混入チップ電子部品排出用の通路を設けた接続部材が備えられている請求項5に記載のチップ電子部品の検査選別装置。
  7. チップ電子部品が、対向する表面に一対の電極を備えた部品である請求項1乃至6のうちのいずれかの項に記載のチップ電子部品の検査選別装置。
  8. チップ電子部品が、チップキャパシタである請求項7に記載のチップ電子部品の検査選別装置。
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