JP6119146B2 - リニアガイド及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、ボール溝部材の組付作業性に優れ、しかもボール溝部材の部品形状や組付精度の誤差を除去してそれらの管理を容易化することが可能なリニアガイド装置及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るリニアガイド装置の製造方法一態様は、案内レールとスライダーとの間に多数のボールを介装し、前記スライダーの本体を構成し、一般構造用圧延鋼材、機械構造用炭素鋼材、クロムモリブデン鋼鋼材、及びステンレス鋼鋼材の何れかから構成されるスライダー本体と、前記案内レールの周囲を覆うように前記スライダー本体に形成された収納部と、前記スライダー本体とは別体に構成され、炭素工具鋼鋼材、及びクロムモリブデン鋼鋼材の何れかから前記案内レールを覆う形状に構成されて必要な機械的強度が付与され、前記スライダー本体の収納部に収納されて弾性力によってスライダー本体の収納部内に固定されると共にスライダー本体の収納部に窪ませて形成されたスライダー中央腹受部及びスライダー下側ボール溝受部の夫々にスライダー中央腹部及び左右下側ボール溝部の三点で支持され、前記スライダー本体に組み込まれた状態でボール溝が研削加工され、前記案内レールとの間のボールが前記ボール溝に収納されるボール溝部材とを備えたリニアガイド装置の製造方法において、前記ボール溝部材は、素材をプレス加工で成形し、プレス成形後、熱処理により前記必要な機械的強度が付与されることを特徴とするものである。
また、本発明に係るリニアガイド装置の製造方法の一態様によれば、ボール溝部材は、素材をプレス加工で成形し、プレス成形後、熱処理によって必要な機械的強度を付与する。そのため、ボール溝部材の加工コストを低廉化し、安価なリニアガイド装置を提供することができる。
図1は、本実施形態のリニアガイド装置の全体構成を示す斜視図、図2は、図1のリニアガイド装置の縦断面図である。このリニアガイドは、断面が略方形で長手の案内レール1と、この案内レール1の長手方向にスライド可能に跨設された断面略コ字状のスライダー2とを備えて構成される。スライダー2が搭載される案内レール1の面を上面とし、その両側に連続する面を側面とすると、前記案内レール1は両側面上下方向中央部に断面略半円弧の案内レール下側ボール溝3が長手方向に沿って形成されている。また、この案内レール1の両側面上端縁部に断面略1/4円弧の案内レール上側ボール溝4が長手に沿って形成されている。一方、スライダー2の内側両側面には、前記案内レール下側ボール溝3に対向するスライダー下側ボール溝5、及び前記案内レール上側ボール溝4に対向するスライダー上側ボール溝6が形成されている。そして、案内レール下側ボール溝3とスライダー下側ボール溝5の間、及び案内レール上側ボール溝4とスライダー上側ボール溝6の間の夫々にボール転動路が形成され、それらのボール転動路に多数のボール8が転動自在に介装されている。なお、スライダー下側ボール溝5及びスライダー上側ボール溝6の案内レール1と反対側には循環路7が形成されており、この循環路7とボール転動路をボール8が循環する。
また、ボール溝部材10は、素材をプレス加工で成形し、プレス成形後、熱処理によって必要な機械的強度を付与する。そのため、ボール溝部材10の加工コストを低廉化し、安価なリニアガイド装置及びその製造方法を提供することができる。
2はスライダー
3は案内レール下側ボール溝
4は案内レール上側ボール溝
5はスライダー下側ボール溝
6はスライダー上側ボール溝
7は循環路
8はボール
9はスライダー本体
10はボール溝部材
11はスライダー下側ボール溝部
12はスライダー上側ボール溝部
13はスライダー中央腹部
14は収納部
15はスライダー下側ボール溝受部
16はスライダー中央腹受部
Claims (2)
- 案内レールとスライダーとの間に多数のボールを介装するリニアガイド装置において、
前記スライダーの本体を構成し、一般構造用圧延鋼材、機械構造用炭素鋼材、クロムモリブデン鋼鋼材、及びステンレス鋼鋼材の何れかから構成されるスライダー本体と、
前記案内レールの周囲を覆うように前記スライダー本体に形成された収納部と、
前記スライダー本体とは別体に構成され、必要な機械的強度が付与されるように炭素工具鋼鋼材、及びクロムモリブデン鋼鋼材の何れかから前記案内レールを覆う形状に構成され、前記案内レールとの間のボールが収納されるボール溝を有するボール溝部材と、を備え、
前記ボール溝部材は、前記スライダー本体の収納部に収納されて弾性力によってスライダー本体の収納部内に固定されると共にスライダー本体の収納部に窪ませて形成されたスライダー中央腹受部及びスライダー下側ボール溝受部の夫々にスライダー中央腹部及び左右下側ボール溝部の三点で支持されることを特徴とするリニアガイド装置。 - 案内レールとスライダーとの間に多数のボールを介装し、前記スライダーの本体を構成し、一般構造用圧延鋼材、機械構造用炭素鋼材、クロムモリブデン鋼鋼材、及びステンレス鋼鋼材の何れかから構成されるスライダー本体と、前記案内レールの周囲を覆うように前記スライダー本体に形成された収納部と、前記スライダー本体とは別体に構成され、炭素工具鋼鋼材、及びクロムモリブデン鋼鋼材の何れかから前記案内レールを覆う形状に構成されて必要な機械的強度が付与され、前記スライダー本体の収納部に収納されて弾性力によってスライダー本体の収納部内に固定されると共にスライダー本体の収納部に窪ませて形成されたスライダー中央腹受部及びスライダー下側ボール溝受部の夫々にスライダー中央腹部及び左右下側ボール溝部の三点で支持され、前記スライダー本体に組み込まれた状態でボール溝が研削加工され、前記案内レールとの間のボールが前記ボール溝に収納されるボール溝部材とを備えたリニアガイド装置の製造方法において、
前記ボール溝部材は、素材をプレス加工で成形し、プレス成形後、熱処理により前記必要な機械的強度が付与されることを特徴とするリニアガイド装置の製造方法。
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JP2012185781A JP6119146B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | リニアガイド及びその製造方法 |
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JP2012185781A JP6119146B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | リニアガイド及びその製造方法 |
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JP2014043878A JP2014043878A (ja) | 2014-03-13 |
JP6119146B2 true JP6119146B2 (ja) | 2017-04-26 |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
- 2012-08-24 JP JP2012185781A patent/JP6119146B2/ja active Active
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