JP2008240882A - リニアガイド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3個以上の保持部と板状部が一体化された保持器を備えたリニアガイド装置において、断面積が小さい中間保持部に撓みが生じないようにする。
【解決手段】スライダは、(1) 案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、両脚部を連結する胴部と、からなる本体、(2) 前記脚部毎に設けた部材であって、各脚部の両端面に接触させる板状部と、各脚部の内側面に配置されて各2列の転動溝にボールを保持させる上側、中間、下側保持部と、が一体化された保持器、および(3) 本体の両端面に板状部を介して固定されるエンドキャップ7を備える。エンドキャップ7の本体側の、保持器の中間保持部が配置される面71cの深さを、板状部が配置される面7Aより深くする。
【選択図】図4

Description

この発明は、リニアガイド装置に関する。
リニアガイド装置は、案内レールとスライダと複数個の転動体とを備えている。案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動溝(転動体が「ころ」の場合には転動面)を有する。スライダは、さらに、転動体の戻し通路と、前記戻し通路と前記転動通路とを連通させる方向転換路を有する。そして、前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、この循環経路内を転動体が循環することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動する。
また、リニアガイド装置には、隣り合う転動体間に配置される間座と、この間座に固定されて転動体の配列方向に延びる腕部(案内部)と、からなるセパレータを備え、その腕部を案内する案内溝が転動体の循環経路に形成されているものがある。この場合には、循環経路内を、セパレータに保持または収容された状態で転動体が移動し、セパレータの腕部が案内溝に沿って移動する。
下記の特許文献1には、スライダを、本体(ブロック本体)と、樹脂循環路成形体と、エンドキャップ(側蓋)と、で構成することが記載されている。本体は、案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、両脚部を連結する胴部とからなり、脚部の内側に転動溝が形成されている。樹脂循環路成形体として、脚部毎に、転動面に転動体を保持させる保持部(転動溝の両側縁に沿って延びる負荷ボール通路構成部)と、方向転換路の内周案内部(リターンガイド)と、各脚部の両端面に接触させる板状部と、が一体化された部材(樹脂フレーム)を備えている。エンドキャップは、前記板状部を介して本体の端面に固定される。エンドキャップには、前記板状部を収める収容凹部が一様な深さで形成されている。
特許第3571911号公報の図40〜44
上記特許文献1に記載されている例では、循環経路を二対四列有するリニアガイド用であるため、各樹脂循環路成形体は保持部を3個(上側、中間、下側)備えている。ここで、中間保持部は、長さ方向(直動方向)両端面が板状部の外面と同一面になるように形成されるが、通常は、長尺で断面積が小さいことから成形時の収縮程度が小さくなるため、直動方向に沿った寸法が、対向する板状部の外面間の寸法より長くなる。そのため、エンドキャップに板状部を収める収容凹部が、板状部の厚さに合わせた一様な深さで形成されていると、エンドキャップを取り付けた状態で、中間保持部が収容凹部に押しつけられて撓みが生じ、転動体のスムーズな動きを妨げる恐れがある。
本発明の課題は、スライダ本体の各脚部の両端面に接触させる板状部と、前記各脚部の内側面に配置されて2列以上の転動面にそれぞれ転動体を保持させる3個以上の保持部と、が一体化された保持器を備えたリニアガイド装置において、断面積が他の保持部より小さく、直動方向の両端面が板状部の外面と同一面になるように形成された保持部に撓みが生じないようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明は、案内レールと、スライダと、複数個の転動体と、を備え、案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、スライダは、さらに、転動体の戻し通路と、前記戻し通路と前記転動通路とを連通させる方向転換路を有し、前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、この循環経路を二対四列以上有し、前記循環経路を転動体が循環することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動するリニアガイド装置において、スライダは、(1) 案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、両脚部を連結する胴部と、からなり、脚部の内側に転動面が形成されている本体、(2) 前記脚部毎に設けた部材であって、本体の各脚部の両端面に接触させる板状部と、前記各脚部の内側面に配置されて2列以上の転動面にそれぞれ転動体を保持させる3個以上の保持部と、が一体化された保持器、および(3) 本体の両端面に前記板状部を介して固定されるエンドキャップを備え、エンドキャップの本体側の面は、保持器の3個以上の保持部のうち、断面積が他の保持部より小さく、直動方向の両端面が板状部の外面と同一面になるように形成された保持部が配置される面が、保持器の板状部が配置される面より深く形成されていることを特徴とするリニアガイド装置を提供する。
本発明のリニアガイド装置において、エンドキャップの本体側の面の深さは、断面積が他の保持部より小さく、直動方向の両端面が板状部の外面と同一面になるように形成された保持部(以下、「小断面保持部」と称する。)が配置される面が、保持器の板状部が配置される面より深く形成されているため、保持器を取り付けたスライダ本体の両端面に板状部を介してエンドキャップを取り付ける際に、小断面保持部の両端がエンドキャップの深い面に配置される。これにより、小断面保持部の直動方向に沿った寸法が、成形時の収縮程度が小さいために対向する板状部の外面間の寸法より長くなっても、小断面保持部が配置される面と板状部が配置される面を同じ深さにした場合と比較して、小断面保持部がエンドキャップの本体側の面に押しつけられ難くなるため、小断面保持部に撓みが生じ難い。
エンドキャップの本体側における、保持器の小断面保持部が配置される面の深さと保持器の板状部が配置される面の深さとの差が、小断面保持部の長さと対向する板状部の外面間の寸法との差より大きい場合には、小断面保持部の長さ方向端面とエンドキャップとの間に隙間を有する状態となる。この状態となった場合には、小断面保持部がエンドキャップの本体側の面に押しつけられないため、小断面保持部に撓みが生じない。
本発明のリニアガイド装置によれば、スライダ本体の各脚部の両端面に接触させる板状部と、前記各脚部の内側面に配置されて2列以上の転動面にそれぞれ転動体を保持させる3個以上の保持部と、が一体化された保持器を備えたリニアガイド装置において、断面積が他の保持部より小さく、直動方向の両端面が板状部の外面と同一面になるように形成された保持部が、直動方向に沿った寸法が対向する板状部の外面間の寸法より長く形成された場合でも、エンドキャップの本体側の面に押しつけられ難くなるため、この保持部に撓みが生じ難い。よって、転動通路内で転動体を安定的に転動させることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、この実施形態のリニアガイド装置を構成するスライダの本体を示す斜視図である。図2は、この実施形態のリニアガイド装置を構成する保持器を示す斜視図である。図3は、図1の本体に図2の保持器が取り付けられた状態を示す部分断面正面である。図4は、この実施形態のリニアガイド装置を構成するスライダのエンドキャップを示す斜視図である。
図1に示すように、スライダの本体1は、案内レールの幅方向両側に配置される脚部11,12と、両脚部11,12を連結する胴部13と、からなる。両脚部11,12には、各2本の戻し通路用の貫通穴41が形成され、両貫通穴41の間にエンドキャップを取り付けるためのネジ穴42が形成され、内側面に各2列の断面円弧状の転動溝(転動面)43a,43bが形成されている。両転動溝43a,43bの間にも、断面円弧状の溝44が形成されている。
本体1の胴部13の端面には、エンドキャップ取り付け用のネジ穴45が形成されている。胴部13の上面には、スライダを他の部材に取り付けるためのネジ穴46が形成されている。また、本体1の両脚部11,12の下端に、アンダーシール取り付け用の溝48が形成されている。
図2および3に示すように、スライダの保持器2は、脚部11,12毎に設けた部材であって、2枚の板状部21と、上側保持部22aと、中間保持部22bと、下側保持部22cと、フランジ部24と、裾部25と、結合部26からなる。
板状部21は、本体1の脚部11,12に配置される脚部分211と胴部13に配置される胴部分212とからなる。脚部分211の幅方向内側には、上側円弧部213、中間円弧部215、下側円弧部217を有する切り込みが形成されている。脚部分211の幅方向外側には、本体1の各脚部11,12の2個の貫通穴41に連通する2個の貫通穴218と、本体1の各脚部11,12のネジ穴42に連通する貫通穴219が形成されている。胴部分212には、本体1の胴部13のネジ穴45に連通する貫通穴212aが形成されている。
この保持器2は、2枚の板状部21を本体1の端面間の寸法に対応させた間隔で配置し、その間に、胴部13側から、フランジ部24、上側保持部22a、中間保持部22b、下側保持部22c、および裾部25が配置されて結合され、さらに裾部25と下側保持部22cが結合部26で結合された形状であり、これらが一体に、合成樹脂の射出成形により形成されている。
中間保持部22bは、長さ方向(直動方向)両端面が板状部21の外面と同一面になるように形成され、板状部21の中間円弧部215に沿って延びる面を有する。また、中間保持部22bは、射出成形時の収縮程度が小さいために、直動方向に沿った寸法Xが、対向する板状部21の外面間の寸法Yより長く形成される。
図3は、左側の保持器2の板状部21が、本体1の両端面との接触面に沿って切断された図である。
上側保持部22a、中間保持部22b、下側保持部22cは、本体1の内側面に配置されて脚部11,12毎に、2列の転動溝43a,43bにボール(転動体)を保持させる部材である。
フランジ24は、胴部13と案内レールとの間に介在して、胴部13の下面に接触する部材である。裾部25は、アンダーシールを取り付ける凹部27を本体1の溝48との間に形成する部材である。結合部26は、裾部25と下側保持部22cを結合する部材であって、長さ方向2カ所に配置されている。
この実施形態のリニアガイド装置では、ボールを腕部付きセパレータで保持した状態で循環させるため、この腕部を案内する案内溝5をスライダに設けている。この案内溝5を、脚部11,12の転動溝43a,43bに連続する内側面と、各保持部22a〜22cに設けたスライダの長手方向全体に渡って延びる凹部221a〜224aとで構成している。
上側保持部22aは、上側の転動溝43aの上部に配置され、ボールの直径に対応させた円弧面221と、これに連続する凹部221aを有する。この上側保持部22aにフランジ部24が一体化されている。
中間保持部22bは、上下の転動溝43a,43bの間の溝44に配置され、ボールの直径に対応させた上下の円弧面222,223と、各円弧面222,223に連続する凹部223a,224aを有する。下側保持部22cは、下側の転動溝43bの下部に配置され、ボールの直径に対応させた円弧面224と、これに連続する凹部224aを有する。
図4に示すように、エンドキャップ7の本体側の面には、方向転換路の外周案内面を構成する凹部71が各脚部に2個ずつ形成され、上下の凹部71の間に、取り付けボルトを通す貫通穴72が形成されている。また、本体1の胴部13のネジ穴45に対応させた位置に貫通穴73が形成されている。
エンドキャップ7の本体側の面は、保持器2の板状部21が配置される部分7Aが、その板厚分だけ基準面(本体1の端面と接触する面)7Bより深くなっている。そのため、凹部71および貫通穴72,73の周囲に、面7Aから面7Bと同じ面まで突出する縁部71a,71b,72a,73aが形成されている。縁部71bの突出面に、上側保持部22aおよび下側保持部22cの長さ方向端面が配置される。中間保持部22bが配置される面71cは、板状部21が配置される面7Aよりさらに深く形成されている。
さらに、各凹部71の縁部71a,71bの中央部分に、リターンガイド3の縁部31を嵌める凹部74が形成されている。また、リターンガイド3の連結部32を嵌める凹部75も形成されている。
このエンドキャップ7に保持器2が組み付けられることで、保持器の板状部21がエンドキャップ7の深い面7Aに接触し、リターンガイド3とエンドキャップ7の上下の凹部71とで、上下の方向転換路が形成される。また、この方向転換路内に、腕部付きセパレータの腕部を案内する案内溝5が形成される。
リニアガイド装置を組み立てる際には、先ず、スライダの本体1の各脚部11,12に、内側から保持器2を取り付けた後に、脚部11,12間に案内レールを配置する。これにより、スライダの転動溝43a,43bと案内レールの転動溝で転動通路が形成され、各転動通路の転動溝間に保持器の各保持部22a〜22cが存在する。
次に、この転動通路内に、従来と同じ方法で、ボールを、腕部付きセパレータで保持した状態で入れる。次に、本体1の両端面に、板状部21を介してリターンガイド3およびエンドキャップ7を配置し、本体1のネジ穴42と板状部21の貫通穴219とエンドキャップ7の貫通穴72、および本体1のネジ穴45と板状部21,31の貫通穴55とエンドキャップ7の貫通穴72を合わせて、ボルトによりエンドキャップ7を本体1に取り付ける。
この実施形態のリニアガイド装置によれば、エンドキャップ7の本体側の面において、中間保持部22bが配置される面71cが、板状部21が配置される面7Aより深く形成されている。よって、直動方向に沿った寸法が対向する板状部21の外面間の寸法より長く形成された中間保持部22bが、エンドキャップ7の本体側の面に強く押しつけられることがないため、中間保持部22bに撓みが生じ難くなる。
中間保持部22bが配置される面71cと、板状部21が配置される面7Aとの深さの差は、中間保持部22bに撓みを生じ難くしながら、ベルト式セパレータを用いる場合に段差の影響で作動性や耐久性が低下することを防止するために、例えば0.05〜0.2mm程度とすることが好ましい。
なお、この実施形態では、二対四列の循環経路を有するリニアガイド装置について説明しているが、本発明は、三対六列以上の循環経路を有するリニアガイド装置についても適用できる。この場合、各保持器の中間保持部は2個以上となるが、各保持器の全ての中間保持部が「断面積が他の保持部より小さく、直動方向の両端面が板状部の外面と同一面になるように形成された保持部」となり得る。
また、「断面積が他の保持部より小さく、直動方向の両端面が板状部の外面と同一面になるように形成された保持部」が中間保持部である場合について説明しているが、上側保持部または下側保持部である場合も本発明に含まれる。
また、保持器両端の板状部に十分な厚さを確保できる場合は、エンドキャップではなく保持器の方で、板状部の小断面保持部の厚さを他の部分より薄くしてもよい。
本発明の実施形態のリニアガイド装置を構成するスライダの本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態のリニアガイド装置を構成するスライダの保持器を示す斜視図である。 図1の本体に図2の保持器が取り付けられた状態を示す部分断面正面図である。 本発明の実施形態のリニアガイド装置を構成するスライダのエンドキャップを示す斜視図である。
符号の説明
1 スライダの本体
11,12 脚部
13 胴部
2 保持器
21 保持器の板状部
211 板状部の脚部分
212 板状部の胴部分
212a 貫通穴
218 貫通穴
219 貫通穴
22a 保持器の上側保持部
22b 保持器の中間保持部
22c 保持器の下側保持部
221 上側保持部の円弧面
222 中間保持部の上側円弧面
223 中間保持部の下側円弧面
224 下側保持部の円弧面
221a 案内溝を構成する凹部
222a 案内溝を構成する凹部
223a 案内溝を構成する凹部
224a 案内溝を構成する凹部
24 フランジ部
25 裾部
26 連結部
27 アンダーシールを取り付ける凹部
3 リターンガイド
31 リターンガイドの縁部
32 リターンガイドの連結部
41 戻し通路用の貫通穴
42 ネジ穴
43 転動溝(転動面)
44 中間保持部を配置する溝
45 ネジ穴
46 ネジ穴
48 アンダーシール取り付け用の溝
5 案内溝
7 エンドキャップ
7A 板状部が配置される面
7B 基準面
71 方向転換路の外周案内面を構成する凹部
71a,71b 凹部71の縁部
71c 中間保持部が配置される面
72 貫通穴
72a 貫通穴72の縁部
73 貫通穴
73a 貫通穴73の縁部
74 リターンガイドの縁部を嵌める凹部
75 リターンガイドの連結部を嵌める凹部
X 中間保持部の直動方向に沿った寸法(中間保持部の長さ)
Y 対向する板状部の外面間の寸法

Claims (2)

  1. 案内レールと、スライダと、複数個の転動体と、を備え、
    案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、
    スライダは、さらに、転動体の戻し通路と、前記戻し通路と前記転動通路とを連通させる方向転換路を有し、
    前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、この循環経路を二対四列以上有し、
    前記循環経路を転動体が循環することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動するリニアガイド装置において、
    スライダは、(1) 案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、両脚部を連結する胴部と、からなり、脚部の内側に転動面が形成されている本体、(2) 前記脚部毎に設けた部材であって、本体の各脚部の両端面に接触させる板状部と、前記各脚部の内側面に配置されて2列以上の転動面にそれぞれ転動体を保持させる3個以上の保持部と、が一体化された保持器、および(3) 本体の両端面に前記板状部を介して固定されるエンドキャップを備え、
    エンドキャップの本体側の面は、保持器の3個以上の保持部のうち、断面積が他の保持部より小さく、直動方向の両端面が板状部の外面と同一面になるように形成された保持部が配置される面が、保持器の板状部が配置される面より深く形成されていることを特徴とするリニアガイド装置。
  2. 案内レールと、スライダと、複数個の転動体と、を備え、
    案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、
    スライダは、さらに、転動体の戻し通路と、前記戻し通路と前記転動通路とを連通させる方向転換路を有し、
    前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、この循環経路を二対四列以上有し、
    前記循環経路を転動体が循環することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動するリニアガイド装置において、
    スライダは、(1) 案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、両脚部を連結する胴部と、からなり、脚部の内側に転動面が形成されている本体、(2) 前記脚部毎に設けた部材であって、本体の各脚部の両端面に接触させる板状部と、前記各脚部の内側面に配置されて2列以上の転動面にそれぞれ転動体を保持させる3個以上の保持部と、が一体化された保持器、および(3) 本体の両端面に前記板状部を介して固定されるエンドキャップを備え、
    エンドキャップの本体側の面は、保持器の3個以上の保持部のうち、断面積が他の保持部より小さく、直動方向の両端面が板状部の外面と同一面になるように形成された保持部が配置される面が、保持器の板状部が配置される面より深く形成され、
    前記断面積の小さい保持部の長さ方向端面とエンドキャップとの間に隙間を有することを特徴とするリニアガイド装置。
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