JP6349084B2 - ボールスプライン - Google Patents

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Description

この発明は,例えば,長尺なボールスプライン軸及び該ボールスプライン軸上に転動体を介して相対移動する外筒から構成されたボールスプラインに関する。
従来,ボールスプライン軸に沿って多数の転動体であるボールを介してスライダを直線往復運動させるボールスプラインは,産業用ロボット,半導体製造装置,工作機械等の各種装置に組み込まれて使用されている。本出願人が先に開発して特許出願したボールスプラインは,直動転がり案内ユニットにおける軌道溝の加工方法を適用してスライダの軌道溝を容易に且つ高精度で加工できるものである。該ボールスプラインは,スライダを構成するケーシングには、長手方向の全長にわたって延び且つボールスプライン軸に跨架するための開口が形成され、該開口の内面に位置する軌道溝を加工する際の基準面となる加工基準面がケーシングの外面に形成されている。ケーシングはハウジングの円形孔に嵌合可能であり且つ外面にハウジングの円形孔の内周面に支持可能な円弧面を有している。ボールスプライン軸の軸芯はハウジングの円形孔の軸芯から偏倚している(例えば,特許文献1参照)。
本出願人は,ボールスプライン軸受として,手の平に入るような小形のものを開発し,先に特許出願した。該ボールスプライン軸受は,ボールスプライン軸とそれに嵌挿して摺動する外筒から成り,外筒に形成された軌道溝が対向軌道溝間に嵌合されたボールの中心よりボールスプライン軸心側に円弧中心を有し,ボール径よりも大きい径の円弧面で軌道溝の入り口部分が形成されてボールの保持部になっており,対向軌道溝の底部が略V字状に切込溝を形成して断面略矢印状溝となり,その先端付近が軌道面に構成されている(例えば,特許文献2参照)。
また,直動案内ユニットとして,リターン路を外装パイプで形成したものを開発し,先に特許出願した。該直動案内ユニットは,ケーシングの袖部に形成した外側凹溝にリターン路を形成する外装パイプを配設し,外装パイプをエンドキャップのスペーサと一体構造に構成してスライダの組立を容易にし,全体的にスライダの構造をコンパクトでシンプルにして低コストに作製したものである。上記スライダは,平板状の上部とそれから垂下した袖部とから構成されているケーシング,その両端面にそれぞれ固着され且つ方向転換路が形成された一対のエンドキャップ,ケーシングの袖部の外側面に配設され且つエンドキャップに設けられた一対の外装パイプ,及び外装パイプ内に嵌挿され且つ内径孔がリターン路に形成された一対の内装パイプを備えている(例えば,特許文献3参照)。
特許第3371035号公報 特公平3−61046号公報 特開2013−15189号公報
しかしながら,上記ボールスプラインでは,ケーシングは中空円筒形に形成され,一部を全長にわたり開口し,外周面に加工基準面を設けた断面C形であって,軌道溝を研削加工すると共に,ケーシングにリターン孔の通し孔を形成したので,リターン孔を形成するという分だけ,製造コストが高くなるという問題を有している。また,上記ボールスプライン軸受は,中空円筒形のケーシングに形成された軌道溝は断面略矢印状であるが,一般に軌道溝は,放電加工後にラップ加工を行うので,加工が面倒であり,製造コストが高価になり,また,軌道溝は研削加工ができないので,精度管理が難しいという問題がある。
ところで,上記直動案内ユニットは,リターン路を構成する外装パイプをスペーサと一体化させ,組み立てを容易にした構造である。そこで,本出願人は,ボールスプラインにおいて,負荷軌道路を構成する軌道溝は,ケーシングに形成することが大前提であるが,無負荷路であるリターン路は,金属製のケーシングに形成する必要がなく,合成樹脂材で作製しても強度的には十分であると考え,また,リターン路を合成樹脂材で成形加工できることによって製造コストを低減できることを確信し,その開発に注力した。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,円筒形のケーシングを上面の加工基準面と一対の軌道溝を形成するように下面側に開口部を形成して断面略C形に形成し,エンドキャップ本体とスペーサから成るエンドキャップを合成樹脂材から成形加工し,その際に,スペーサを構成する環状スペーサ部から合成樹脂製のリターン路形成部を一体構造に延ばし,リターン路を形成したリターン路形成部をケーシングの開口部より下側の領域に位置させてケーシングの開口部の下側を一対のリターン路形成部で埋めて外筒を全体的に略円筒形に形成し,転動体であるボールを軌道溝に沿って延びる保持バンドで保持し,構造をシンプルに構成して製造コストを低減し,適正な強度を確保して小形化及び軽量化を達成し,省スペースを可能にしたボールスプラインを提供することである。
この発明は,長手方向の外周面対向位置に形成された一対の第1軌道溝を備えたボールスプライン軸,及び前記第1軌道溝に対応して長手方向内壁面にそれぞれ形成された第2軌道溝を備え且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝から成る軌道路を転動する転動体であるボールを介して前記ボールスプライン軸に往復移動自在な外筒から成るボールスプラインにおいて, 前記外筒は,前記第2軌道溝が形成され且つ前記長手方向の全長にわたって前記ボールスプライン軸に跨架する開口部を備えた断面C形のケーシング,及び前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられた一対のエンドキャップを有し,
前記エンドキャップは,前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記軌道路に連通する方向転換路の内周側方向転換路が形成されたスペーサ,及び前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記スペーサに接して配設されて前記内周側方向転換路と共働して前記方向転換路を構成する外周側方向転換路が形成されたエンドキャップ本体から構成され,
前記スペーサは,ケーシング側端面が前記ケーシングに接して配設され且つ反ケーシング側端面に前記内周側方向転換路が形成された環状スペーサ部と,前記環状スペーサ部の前記ケーシング端面から前記ケーシングの前記第2軌道溝に平行に延びる通し孔のリターン路が形成されたリターン路形成部とが一体構造に構成され,
前記軌道路を転走する前記ボールは,前記第2軌道溝に沿って延びる保持バンドによって保持されており,
前記環状スペーサ部には,前記内周側方向転換路に連通する前記第2軌道溝に対応する位置の前記環状スペーサ部の内周面に一対の凹部と,前記凹部から隔置した位置で対向配置された前記環状スペーサ部の前記リターン路に連通する貫通孔とが形成されていることを特徴とするボールスプラインに関する。
前記リターン路形成部は,前記リターン路の縁部の端面から突出する接続凸部を備えており,前記接続凸部は対向配置された前記環状スペーサ部に形成された前記貫通孔に嵌合し,前記リターン路形成部に形成された前記リターン路が前記方向転換路に連通するように構成されている。更に,前記リターン路形成部に形成された前記接続凸部の突出長さは,前記環状スペーサ部の長手方向長さと同一に形成され,前記外筒に形成されるそれぞれの前記リターン路の長さが同一に形成される。
また,この発明は,長手方向の外周面対向位置に形成された一対の第1軌道溝を備えたボールスプライン軸,及び前記第1軌道溝に対応して長手方向内壁面にそれぞれ形成された第2軌道溝を備え且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝から成る軌道路を転動する転動体であるボールを介して前記ボールスプライン軸に往復移動自在な外筒から成るボールスプラインにおいて, 前記外筒は,前記第2軌道溝が形成され且つ前記長手方向の全長にわたって前記ボールスプライン軸に跨架する開口部を備えた断面C形のケーシング,及び前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられた一対のエンドキャップを有し,
前記エンドキャップは,前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記軌道路に連通する方向転換路の内周側方向転換路が形成されたスペーサ,及び前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記スペーサに接して配設されて前記内周側方向転換路と共働して前記方向転換路を構成する外周側方向転換路が形成されたエンドキャップ本体から構成され,
前記スペーサは,ケーシング側端面が前記ケーシングに接して配設され且つ反ケーシング側端面に前記内周側方向転換路が形成された環状スペーサ部と,前記環状スペーサ部の前記ケーシング側の端面から前記ケーシングの前記第2軌道溝に平行に延びる通し孔のリターン路が形成されたリターン路形成部とが一体構造に構成され,
前記軌道路を転走する前記ボールは,前記第2軌道溝に沿って延びる保持バンドによって保持されており,
前記リターン路形成部は,前記環状スペーサ部の根元側の第1リターン路形成部の断面積が先端側の第2リターン路形成部の断面積より大きくなって段部となる当接面が形成され,前記スペーサを前記ケーシングを介して対向配置した状態では,前記当接面が長手方向で互いに当接して前記スペーサが長手方向に位置決めされることを特徴とするボールスプラインに関する。
また,このボールスプラインにおいて,前記リターン路形成部は,前記第2軌道溝と反対側の周方向の端面で前記第1リターン路形成部が断面V字形凹部に且つ前記第2リターン路形成部が断面V字形凸部に形成され,前記スペーサを前記ケーシングを介して対向配置した状態では,それぞれの前記スペーサの前記リターン路形成部の前記断面V字形凸部と前記断面V字形凹部とが互いに凹凸嵌合して前記スペーサが周方向に位置決めされるものである
また,この発明は,長手方向の外周面対向位置に形成された一対の第1軌道溝を備えたボールスプライン軸,及び前記第1軌道溝に対応して長手方向内壁面にそれぞれ形成された第2軌道溝を備え且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝から成る軌道路を転動する転動体であるボールを介して前記ボールスプライン軸に往復移動自在な外筒から成るボールスプラインにおいて, 前記外筒は,前記第2軌道溝が形成され且つ前記長手方向の全長にわたって前記ボールスプライン軸に跨架する開口部を備えた断面C形のケーシング,及び前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられた一対のエンドキャップを有し,
前記エンドキャップは,前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記軌道路に連通する方向転換路の内周側方向転換路が形成されたスペーサ,及び前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記スペーサに接して配設されて前記内周側方向転換路と共働して前記方向転換路を構成する外周側方向転換路が形成されたエンドキャップ本体から構成され,
前記スペーサは,ケーシング側端面が前記ケーシングに接して配設され且つ反ケーシング側端面に前記内周側方向転換路が形成された環状スペーサ部と,前記環状スペーサ部の前記ケーシング側の端面から前記ケーシングの前記第2軌道溝に平行に延びる通し孔のリターン路が形成されたリターン路形成部とが一体構造に構成され,
前記軌道路を転走する前記ボールは,前記第2軌道溝に沿って延びる保持バンドによって保持されており,
前記エンドキャップ本体は,前記環状スペーサ部と接する端面から突出する突出部を備えており,前記突出部は前記環状スペーサ部に形成された嵌合孔を嵌通して前記ケーシングに形成された凹部に嵌合し,前記エンドキャップ本体と前記環状スペーサ部とが前記ケーシングに位置決めされることを特徴とするボールスプラインに関する
この発明によるボールスプラインは,上記のように,ケーシングにリターン路用の貫通孔を加工する代わりに,エンドキャップを構成するスペーサを環状スペーサ部とそれから第2軌道溝に沿って延びるリターン路形成部とを一体構造に合成樹脂材で成形加工できるので,加工コストを削減し,一体化することで部品点数が少なくなり取扱が容易であって組み立て易くなる。また,ケーシングは開口部を備えた断面C形に形成したので,第2軌道溝を大径の砥石で研削加工できると共に,外形の円筒面も加工できる。また,転動体であるボールは,軌道路を転走する時には保持バンドによって保持されるので,構造がシンプルに構成することができる。金属製のケーシングを,全周が円筒形でなく断面C形に形成したので,軽量化に貢献できる。更に,ケーシングを介して対向したスペーサのリターン路形成部は,対向するリターン路形成部と段部の当接面で互いに密着した状態に係合させることができ,リターン路形成部の端面の接続凸部が対向配置されたスペーサのリターン路形成部の貫通孔に嵌合するので,リターン路形成部のグラツキがなく,リターン路をエンドキャップに形成した方向転換路と高精度に整合させることができ,また,軌道路を転走するボールを保持バンドで保持して,製造コストを低減し,適正な強度を確保して小形化及び軽量化を達成し,省スペースを可能にできる。
この発明によるボールスプラインの二条列タイプのスライダを構成する外筒を示す正面図である。 図1のボールスプラインの外筒を示す斜視図である。 この発明によるボールスプラインの一実施例を示す斜視図である。 図3のA−A断面における外筒を示す断面斜視図である。 図1のエンドキャップにおける一対のスペーサを互いに対向配置し状態を示す斜視図である。 一方のスペーサを外側から見た斜視図である。 図6のスペーサをボールスプライン軸側から見た斜視図である。 図3のボールスプラインにおけるケーシングを示す平面図である。 図8のケーシングを示す一部断面の側面図である。 図8のケーシングを示す平面図である。 図3のボールスプラインにおけるエンドキャップ本体を示す正面図である。 図11のエンドキャップ本体を示す背面図である。 図12のエンドキャップ本体のB−B断面を示す断面図である。 図11のエンドキャップ本体のC−C断面を示す断面図である。 図12のエンドキャップ本体のD領域を示す拡大背面図である。 図15のエンドキャップのE−E断面を示す断面図である。 図3のボールスプラインにおけるケーシング側から見たスペーサを示す背面図である。 図17のスペーサを示す正面図である。 図17のスペーサを示す側面図である。 図17のスペーサのF領域におけるスペーサに設けたリターン路の部分を示す背面図である。 図18のスペーサのG領域におけるスペーサに設けた方向転換路の領域を示す面図である。 図19のスペーサのH−H断面を示す断面図である。 図19のスペーサのI−I断面を示す断面図である。
以下,図面を参照して,この発明によるボールスプラインの実施例について説明する。このボールスプラインは,例えば,半導体製造装置,産業ロボット,工作機械等の各種装置の相対移動部に介在させて適用され,部品や機器の相対移動をスムーズに達成させるものである。このボールスプラインは,図1〜図4及び図8に示すように,長手方向の外周面60の対向位置に形成された一対の軌道溝11(第1軌道溝)と通し孔である貫通孔8とを備えたボールスプライン軸1,及び軌道溝11に対応して長手方向内周面49にそれぞれ形成された軌道溝12(第2軌道溝)を備え且つ軌道溝11と軌道溝12から成る軌道路64を転動する転動体であるボール51を介してボールスプライン軸1に往復移動自在なスライダである外筒2から構成されている。ボールスプライン軸1に設けた軌道溝11は,長手方向の外周面60の対向位置に形成された逃げ溝19の両側に跨がって形成されている。ケーシング3には,軌道溝12を研削加工する時にケーシング3を固定するためのねじ穴27が外周面52に形成されている。ねじ穴27は,機器やベース等の相手部材を取り付けるために利用してもよい。また,ケーシング3には,エンドキャップ4を固定するための固定用ねじ穴16,及びエンドキャップ4を位置決めするための凹部48が形成されている(図8参照)。
この発明によるボールスプラインは,特に,図5〜図23に示すように,外筒2を構成する金属製のケーシング3,及び合成樹脂製のエンドキャップ4の構造に特徴を有し,スライダである外筒2は,軌道溝12が形成され且つ長手方向の全長にわたってボールスプライン軸1に跨架する開口部50を備えた金属製の断面C形のケーシング3,ケーシング3の両端面47にそれぞれ取り付けられた合成樹脂製の一対のエンドキャップ4,及びエンドキャップ4の端面43にそれぞれ配置された押さえ板14を有しており,特に,転動体のボール51が転走するリターン路20をエンドキャップ4を構成するスペーサ6に一体構造に構成したことに特徴を有している。このボールスプラインは,ケーシング3をボールスプライン軸1に跨架するように周方向半分以下を除去して開口部50に形成し,外筒2の円筒形の残りの部分を埋めるサイズを有するように,エンドキャップ4を構成するスペーサ6にリターン路形成部10を設ける。リターン路形成部10は,ケーシング3の開口部50の長手方向に沿って延びており,外筒2としては,全体的に円筒形に形成されている。それによって,ケーシング3にリターン路20を形成するための貫通孔を穴あけ加工する必要がなくなり,ケーシング3の作製は,C形断面形状であるので,軌道溝12を大径の砥石で研削加工すると共に,同一工程でケーシング3の断面C形の外形である一部外周面52を加工することができる。即ち,ケーシング3は,内周面49の対向した位置に一対の軌道溝12及び外周面52に平面の加工基準面7を加工する以外は,リターン路を形成する必要がないので,全体として製造コストを低減できる。また,エンドキャップ4は,スペーサ6とエンドキャップ本体5とから構成されている。特に,スペーサ6は,環状スペーサ部9とリターン路形成部10とを合成樹脂材料で一体構造に成形加工されているので,部品点数を低減でき,加工コストを低減でき,取扱が容易になり,外筒2の組み立てが容易になる。また,エンドキャップ4を構成する環状のエンドキャップ本体5と環状スペーサ部9には,ボールスプライン軸1を嵌挿するための嵌挿孔65が形成されており,嵌挿孔65の壁面は,環状スペーサ部9では内周面15であり,エンドキャップ本体5では内周面22である。
このボールスプラインにおいて,ケーシング3の端面47にそれぞれ配設固定したエンドキャップ4は,ボールスプライン軸1を嵌挿して軌道路64に連通する方向転換路の内周側方向転換路30が形成されたスペーサ6と,ボールスプライン軸1を嵌挿してスペーサ6に接して配設されて内周側方向転換路30と共働して方向転換路を構成する外周側方向転換路31が端面59に形成されたエンドキャップ本体5とから構成されている。スペーサ6を構成する環状スペーサ部9の外周面57は,平面部35を除いてほぼ円筒形であり,また,スペーサ6を構成するリターン路形成部10の外面は,一部が円筒面34に形成されている。それによって,ケーシング3の両端面47にスペーサ6を配設固定すると,スライダを構成する外筒2が全体的に円筒形に形成されている。このボールスプラインでは,転動体であるボール51はケーシング3の軌道溝12に位置する時には,軌道溝12に沿って延びる保持バンド13で保持されている。保持バンド13は,その両端部がエンドキャップ本体5に形成された保持バンド溝21に嵌入して押さえ板14でエンドキャップ本体5に固定され,ボールスプライン軸1の逃げ溝19に位置して軌道溝12に沿って延びて軌道溝12を転走するボールを保持している。図8では,保持バンド13は,省略されているが,逃げ溝19の中でボール51から僅かに離れた位置に延びているものである。押さえ板14には,ケーシング3の加工基準面7に平行で突出しない平面部40が形成されている。ボール51は,ボールスプライン軸1の軌道溝11とケーシング3の軌道溝12とで形成される軌道路64,エンドキャップ4に形成された方向転換路30,31,及びエンドキャップ4を構成するスペーサ6に形成されたリターン路20から構成される循環路を転走するように構成されている。
図5〜図7及び図11〜図23に示すように,エンドキャップ4を構成するスペーサ6は,ケーシング側端面61がケーシング3の端面47に接して配設され且つ反ケーシング側端面62に内周側方向転換路30が形成された環状スペーサ部9と,環状スペーサ部9のケーシング側端面61からケーシング3の軌道溝12に沿って延び且つ軌道溝12に平行に延びる通し孔のリターン路20が形成されたリターン路形成部10とから一体構造に構成されている。ケーシング3を挟んで対向配置されるスペーサ6は,互いに同一形状の部品であって,部品点数を低減させることができる。即ち,スペーサ6は,ケーシング3を介して対向させて配設することによって,リターン路形成部10が左右に互いに隣接することになる。ケーシング3の開口部50には,その端面が傾斜面41に形成されており,その傾斜面41には,スペーサ6のリターン路形成部10の端面の傾斜面42が係合するように配置される。ケーシング3とリターン路形成部10との周方向端面同士が整合して配設される。
このボールスプラインにおいて,リターン路形成部10は,特に,周方向の一方の端面がケーシング3の開口部50の端面の傾斜面41に対応するように傾斜面42に形成され,また,周方向の他方の端面がスペーサ6をケーシング3を介して対向配置した状態で整合するように形成されている。具体的には,リターン路形成部10は,根元部側の第1リターン路形成部28の断面積が端部側の第2リターン路形成部29の断面積より大きくなって段部となる当接面25が形成されており,先端側の第2リターン路形成部29で長手方向に直交する断面にV字形凸部23,根元側の第1リターン路形成部28で長手方向に直交する断面にV字形凹部24に形成され,スペーサ6をケーシング3を介して対向配置した状態では,リターン路形成部10のV字形凸部23とV字形凹部24とが互いに凹凸嵌合でき,凹凸嵌合することによってスペーサ6が周方向に位置決めされるものである。即ち,リターン路形成部10の先端側には断面V字形凸部23が形成され,根元側には断面V字形凹部24が形成され,それによって段部の当接面25が2枚の扇形を対向させた形状に形成される。また,実施例では,第1リターン路形成部28と第2リターン路形成部29とは同一長さに形成されている。スペーサ6をケーシング3を介して対向配置した状態では,当接面25が長手方向で互いに当接してスペーサ6が長手方向に位置決めされることになる。即ち,このボールスプラインは,環状スペーサ部9をケーシング3を介して対向させるのみで,リターン路形成部10の当接面25が互いに当接して長手方向に位置決めされ,また,一方にリターン路形成部10の断面V字形凸部23を他方にリターン路形成部10の断面V字形凹部24に,且つ一方にリターン路形成部10の断面V字形凹部24を他方にリターン路形成部10の断面V字形凸部23に係合させることによって,スペーサ6の周方向の位置決めが達成されることになる。
また,このボールスプラインにおいて,ケーシング3は,開口部50とは反対側の外周面52に形成された平面から成る加工基準面7を備えている。エンドキャップ4は,ケーシング3の加工基準面7と平行になる面が平面部55に形成され,その他の外周面58はほぼ円筒形に形成されている。ケーシング3に形成される軌道溝12は,加工基準面7が基準になって研削加工が行われるが,その加工基準面7に整合させてエンドキャップ4に平面部,即ち,環状スペーサ部9には平面部35を,エンドキャップ本体5には平面部55を形成することによって,エンドキャップ本体5及び環状スペーサ部9の成形加工が容易に位置決めして形成されることになる。実際には,エンドキャップ4に形成された平面部55は,ケーシング3に形成された加工基準面7よりも僅かに下方に位置して形成されている。
このボールスプラインでは,図5〜図7に示すように,リターン路形成部10は,端面44のリターン路20の縁部から突出する接続凸部36を備えている。接続凸部36は,他方の環状スペーサ部9に形成された貫通孔37に嵌合してスペーサ6が周方向に位置決めされることになる。更に,リターン路形成部10に形成された接続凸部36の突出長さは,環状スペーサ部9の長手方向長さ(言い換えれば,厚さ)と同一に形成され,接続凸部36が貫通孔37に嵌合して両側のリターン路20が形成されると,スライダである外筒2に形成された両側のリターン路20の長さが同一に形成されている。また,環状スペーサ部9には,内周側方向転換路30に連通する第2軌道路溝12に対応する位置の環状スペーサ部9の内周面15に一対の凹部46が形成されると共に,凹部46から隔置した位置で対向配置された環状スペーサ部9のリターン路20に連通する貫通孔37が形成されている。環状スペーサ部9には,凹部46に隣接して嵌合孔39が形成されている。エンドキャップ本体5には,環状スペーサ部9の内周面15と対応し,ボールスプライン軸1が挿通する内周面22が形成され,また,エンドキャップ本体5は,図12,図13,図15及び図16に示すように,外周側方向転換路31に隣接して突出部32を備えている。エンドキャップ本体5の突出部32は,環状スペーサ部9の嵌合孔39を貫通してケーシング3の凹部48(図8)に嵌合し,エンドキャップ本体5と環状スペーサ部9とがケーシング3に位置決めされるように構成されている。
このボールスプラインは,環状スペーサ部9には,一対の固定用取付け孔18が形成され,環状のエンドキャップ本体5には一対の固定用取付け孔17が形成されている。固定ねじ26は,外筒3の固定用取付け孔17,18に挿通し,ケーシング3に形成された取付けねじ孔16に螺入され,ケーシング3に環状スペーサ部9とエンドキャップ本体5とがそれぞれ固定される。エンドキャップ4を構成するエンドキャップ本体5には,軌道路64においてすくい部54が形成され,ボール51の転走をスムーズにしている。
このボールスプラインでは,ケーシング3は,金属材料から加工されている。これに対して,エンドキャップ4は,エンドキャップ本体5及びスペーサ6から構成され,スペーサ6は環状スペーサ部9とリターン路形成部10から構成され,これらは合成樹脂材料から成形加工されている。従って,従来のボールスプラインのように,ケーシングにリターン路を形成することなく,スペーサ6を構成するリターン路形成部10にリターン路20を成形加工で形成することができる。このボールスプラインでは,小形に形成されているものであり,一実施例として,例えば,ケーシング3は,長さが8mmで,幅が8mmで,及び高さが5mmに形成されており,エンドキャップ4を構成するエンドキャップ本体5と環状スペーサ部9の外径は8mmであり,エンドキャップ4の長手方向長さが10mmに形成されている。エンドキャップ本体5と環状スペーサ部9との合計の長手方向長さが2mmに形成されている。
この発明による直動転がり案内ユニットは,半導体製造装置,工作機械,各種組立装置,搬送機械,各種ロボット,精密機械,測定・検査装置,医療機器,マイクロマシーン等の各種装置における摺動部に組み込んで利用して好ましいものである。
1 ボールスプライン軸
2 外筒
3 ケーシング
4 エンドキャップ
5 エンドキャップ本体
6 スペーサ
7 加工基準面
9 環状スペーサ部
10 リターン路形成部
11 軌道溝(第1軌道溝)
12 軌道溝(第2軌道溝)
13 保持バンド
14 押さえ板
15,49 内周面
20 リターン路
21 保持バンド溝
23 V字形凸部
24 V字形凹部
25 当接面
28 第1リターン路形成部
29 第2リターン路形成部
30 内周側方向転換路
31 外周側方向転換路
32 突出部
35,40,55 平面部
36 接続凸部
37 貫通孔
39 嵌合孔
43,47 端面
46,48 凹部
50 開口部
51 ボール
52,60 外周面
61,62 端面
64 軌道路

Claims (6)

  1. 長手方向の外周面対向位置に形成された一対の第1軌道溝を備えたボールスプライン軸,及び前記第1軌道溝に対応して長手方向内壁面にそれぞれ形成された第2軌道溝を備え且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝から成る軌道路を転動する転動体であるボールを介して前記ボールスプライン軸に往復移動自在な外筒から成るボールスプラインにおいて, 前記外筒は,前記第2軌道溝が形成され且つ前記長手方向の全長にわたって前記ボールスプライン軸に跨架する開口部を備えた断面C形のケーシング,及び前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられた一対のエンドキャップを有し,
    前記エンドキャップは,前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記軌道路に連通する方向転換路の内周側方向転換路が形成されたスペーサ,及び前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記スペーサに接して配設されて前記内周側方向転換路と共働して前記方向転換路を構成する外周側方向転換路が形成されたエンドキャップ本体から構成され,
    前記スペーサは,ケーシング側端面が前記ケーシングに接して配設され且つ反ケーシング側端面に前記内周側方向転換路が形成された環状スペーサ部と,前記環状スペーサ部の前記ケーシング端面から前記ケーシングの前記第2軌道溝に平行に延びる通し孔のリターン路が形成されたリターン路形成部とが一体構造に構成され,
    前記軌道路を転走する前記ボールは,前記第2軌道溝に沿って延びる保持バンドによって保持されており,
    前記環状スペーサ部には,前記内周側方向転換路に連通する前記第2軌道溝に対応する位置の前記環状スペーサ部の内周面に一対の凹部と,前記凹部から隔置した位置で対向配置された前記環状スペーサ部の前記リターン路に連通する貫通孔とが形成されていることを特徴とするボールスプライン。
  2. 前記リターン路形成部は,前記リターン路の縁部の端面から突出する接続凸部を備えており,前記接続凸部は対向配置された前記環状スペーサ部に形成された前記貫通孔に嵌合し,前記リターン路形成部に形成された前記リターン路が前記方向転換路に連通することを特徴とする請求項項に記載のボールスプライン。
  3. 前記リターン路形成部に形成された前記接続凸部の突出長さは,前記環状スペーサ部の長手方向長さと同一に形成され,前記外筒に形成されるそれぞれの前記リターン路の長さが同一に形成されることを特徴とする請求項に記載のボールスプライン。
  4. 長手方向の外周面対向位置に形成された一対の第1軌道溝を備えたボールスプライン軸,及び前記第1軌道溝に対応して長手方向内壁面にそれぞれ形成された第2軌道溝を備え且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝から成る軌道路を転動する転動体であるボールを介して前記ボールスプライン軸に往復移動自在な外筒から成るボールスプラインにおいて, 前記外筒は,前記第2軌道溝が形成され且つ前記長手方向の全長にわたって前記ボールスプライン軸に跨架する開口部を備えた断面C形のケーシング,及び前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられた一対のエンドキャップを有し,
    前記エンドキャップは,前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記軌道路に連通する方向転換路の内周側方向転換路が形成されたスペーサ,及び前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記スペーサに接して配設されて前記内周側方向転換路と共働して前記方向転換路を構成する外周側方向転換路が形成されたエンドキャップ本体から構成され,
    前記スペーサは,ケーシング側端面が前記ケーシングに接して配設され且つ反ケーシング側端面に前記内周側方向転換路が形成された環状スペーサ部と,前記環状スペーサ部の前記ケーシング側の端面から前記ケーシングの前記第2軌道溝に平行に延びる通し孔のリターン路が形成されたリターン路形成部とが一体構造に構成され,
    前記軌道路を転走する前記ボールは,前記第2軌道溝に沿って延びる保持バンドによって保持されており,
    前記リターン路形成部は,前記環状スペーサ部の根元側の第1リターン路形成部の断面積が先端側の第2リターン路形成部の断面積より大きくなって段部となる当接面が形成され,前記スペーサを前記ケーシングを介して対向配置した状態では,前記当接面が長手方向で互いに当接して前記スペーサが長手方向に位置決めされることを特徴とするボールスプライン。
  5. 前記リターン路形成部は,前記第2軌道溝と反対側の周方向の端面で前記第1リターン路形成部が断面V字形凹部に且つ前記第2リターン路形成部が断面V字形凸部に形成され,前記スペーサを前記ケーシングを介して対向配置した状態では,それぞれの前記スペーサの前記リターン路形成部の前記断面V字形凸部と前記断面V字形凹部とが互いに凹凸嵌合して前記スペーサが周方向に位置決めされることを特徴とする請求項に記載のボールスプライン。
  6. 長手方向の外周面対向位置に形成された一対の第1軌道溝を備えたボールスプライン軸,及び前記第1軌道溝に対応して長手方向内壁面にそれぞれ形成された第2軌道溝を備え且つ前記第1軌道溝と前記第2軌道溝から成る軌道路を転動する転動体であるボールを介して前記ボールスプライン軸に往復移動自在な外筒から成るボールスプラインにおいて, 前記外筒は,前記第2軌道溝が形成され且つ前記長手方向の全長にわたって前記ボールスプライン軸に跨架する開口部を備えた断面C形のケーシング,及び前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられた一対のエンドキャップを有し,
    前記エンドキャップは,前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記軌道路に連通する方向転換路の内周側方向転換路が形成されたスペーサ,及び前記ボールスプライン軸を嵌挿して前記スペーサに接して配設されて前記内周側方向転換路と共働して前記方向転換路を構成する外周側方向転換路が形成されたエンドキャップ本体から構成され,
    前記スペーサは,ケーシング側端面が前記ケーシングに接して配設され且つ反ケーシング側端面に前記内周側方向転換路が形成された環状スペーサ部と,前記環状スペーサ部の前記ケーシング側の端面から前記ケーシングの前記第2軌道溝に平行に延びる通し孔のリターン路が形成されたリターン路形成部とが一体構造に構成され,
    前記軌道路を転走する前記ボールは,前記第2軌道溝に沿って延びる保持バンドによって保持されており,
    前記エンドキャップ本体は,前記環状スペーサ部と接する端面から突出する突出部を備えており,前記突出部は前記環状スペーサ部に形成された嵌合孔を嵌通して前記ケーシングに形成された凹部に嵌合し,前記エンドキャップ本体と前記環状スペーサ部とが前記ケーシングに位置決めされることを特徴とするボールスプライン。
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