JP6118594B2 - コイル、それを備えた回転電機、及びその製造方法 - Google Patents

コイル、それを備えた回転電機、及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明はコイル、それを備えた回転電機、及びその製造方法に関する。
昨今の地球温暖化に対し、回転電機は小型高出力が求められている。このような回転電機として、例えば内周側に開口する多数のスロットを備えた固定子鉄心を有し、各スロットに複数の略U字形状のセグメント導体を挿入する事で占積率を向上させて冷却性能を向上させることにより高出力化を図ったものが知られている。
そして、絶縁性能向上のため、ターン部が形成された第1コイルエンド群と先端部を接合してなる複数の接合部が配置された第2のコイルエンド群に、薄く第1樹脂部材を付着させ、第2コイルエンド群の接合部近傍のみに厚く第2樹脂部材が付着された車輌用交流発電機の固定子がある(例えば、特許文献1参照)。
また接合部に用いる第2樹脂部材の材料を規定した電気機器も有る(例えば特許文献2参照)。
特許第3770263号公報 特開2012−90433号公報
特許文献1の技術では、2種類の樹脂部材を用いる必要があり、また、第2コイルエンド群の接合部近傍のみに厚く第2樹脂部材を付着させている。絶縁設計上は、コイルエンドの樹脂部材の厚さはほぼ均一で良く、接合部近傍のみ厚くする必然性は無い。2種類の樹脂部材を用いることで、樹脂部材の付着、乾燥のため2重の生産設備が必要となり、また、接合部のみ厚くする事により絶縁耐圧上必要な樹脂部材以上に材料が必要となるといった問題があった。
特許文献2の技術は、特許文献1で用いる第2の樹脂部材(粉体エポキシ系ワニス)の代替として考案されたもので、接合部に液状樹脂を用いることで粉塵を防止しているが、接合部のみを対象としており、2種類の樹脂部材を用いる前提となっており、上記の問題は解決されていない。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、絶縁皮膜で導体が覆われた被覆部と前記絶縁皮膜が剥離された剥離部とを有するコイルにおいて、前記剥離部に対し、樹脂部材が電着塗装されていることを特徴とする。
本発明によれば、絶縁性の優れたコイル、それを備えた回転電機、及びその製造方法を提供することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例による固定子を含む回転電機装置の全体構成を示す断面図。 本発明が適用される固定子の構成を示す斜視図。 固定子コイルのセグメント導体を説明する図であり、(a)は一つのセグメント導体を示す図、(b)はセグメント導体によるコイル形成を説明する図、(c)はスロット内のセグメント導体の配置を説明する図。 U相の固定子コイルを示す斜視図。 塗装後の回転電機における固定子コイルの溶接側コイルエンド部を示す断面斜視図。 固定子コイルの絶縁皮膜の裸導体の境界部の平面図であり、(a)は絶縁皮膜が平らのときの樹脂部材が付着したときの図、(b)は絶縁皮膜が外向きに斜めのときの樹脂部材が付着したときの図、(c)は絶縁皮膜が内向きに斜めのときの樹脂部材が付着したときの図を示す。 固定子コイルの絶縁皮膜が3層のときの裸導体の境界部の平面図であり、(a)は絶縁皮膜が平らのときの樹脂部材が付着したときの図、(b)は絶縁皮膜が平らのときの樹脂部材が付着したときの図、(c)は絶縁皮膜が斜めのときのエナメル皮膜が1層あるときの樹脂部材が付着したときの図を示す。 固定子コイルの絶縁皮膜の裸導体の境界部の平面図でありワニスで覆われている図を示す。 固定子コイルの絶縁皮膜の裸導体の境界部の平面図であり、(a)は絶縁皮膜よりも厚く樹脂部材が付着したときの図、(b)は絶縁皮膜よりも厚く樹脂部材が付着したときの図、(c)は絶縁皮膜が斜めのときの絶縁皮膜よりも厚く樹脂部材が付着したときの図を示す。 本発明の製造工程を示すフローチャートを示す。 本発明による回転電機を搭載する車両の構成を示すブロック図。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
なお、以下の説明では、回転電機の一例として、ハイブリット自動車に用いられる電動機を用いる。また、以下の説明において、「軸方向」は回転電機の回転軸に沿った方向を指す。周方向は回転電機の回転方向に沿った方向を指す。「径方向」は回転電機の回転軸を中心としたときの動径方向(半径方向)を指す。「内周側」は径方向内側(内径側)を指し、「外周側」はその逆方向、すなわち径方向外側(外径側)を指す。
図1は本発明による固定子を備える回転電機を示す断面図である。回転電機10は、ハウジング50、固定子20、固定子鉄心21と、固定子コイル60と、回転子11とから構成される。
ハウジング50の内周側には、固定子20が固定されている。固定子20の内周側には、回転子11が回転可能に支持されている。ハウジング50は、炭素鋼など鉄系材料の切削により、または、鋳鋼やアルミニウム合金の鋳造により、または、プレス加工によって円筒状に成形した、電動機の外被を構成している。ハウジング50は、枠体或いはフレームとも称されている。
ハウジング50の外周側には、液冷ジャケット130が固定されている。液冷ジャケット130の内周壁とハウジング50の外周壁とで、油やATF(オートマチックトランスミッションフルード)などの液状の冷媒RFの冷媒通路153が構成され、この冷媒通路153は液漏れしないように形成されている。液冷ジャケット130は、軸受144,145を収納しており、軸受ブラケットとも称されている。
直接液体冷却の場合、冷媒RFは、冷媒通路153を通り、冷媒出口154,155から固定子20へ向けて流出し、固定子20を冷却する。ハウジング50がなく、固定子20を直接ボルト留めもしくはケースに焼き嵌めする構成でもよい。
固定子20は、固定子鉄心21と、固定子コイル60とによって構成されている。固定子鉄心21は、珪素鋼板の薄板が積層されて作られている。固定子コイル60は、固定子鉄心21の内周部に多数個設けられているスロット15に巻回されている。固定子コイル60からの発熱は、固定子鉄心21を介して、液冷ジャケット130に伝熱され、液冷ジャケット130内を流通する冷媒RFにより、放熱される。
回転子11は、回転子鉄心12と、回転軸13とから構成されている。回転子鉄心12は、珪素鋼板の薄板が積層されて作られている。回転軸13は、回転子鉄心12の中心に固定されている。回転軸13は、液冷ジャケット130に取り付けられた軸受144,145により回転自在に保持されており、固定子20内の所定の位置で、固定子20に対向した位置で回転する。また、回転子11には、永久磁石18と、エンドリング(図示せず)が設けられている。
回転電機の組立は、予め、固定子20をハウジング50の内側に挿入してハウジング50の内周壁に取付けておき、その後、固定子20内に回転子11を挿入する。次に、回転軸13に軸受144,145が嵌合するようにして液冷ジャケット130に組み付ける。
図2を用いて、本実施例による回転電機10に用いる固定子20の要部の詳細構成について説明する。固定子20は、固定子鉄心21と、前記固定子鉄心の内周部に多数個設けられているスロット15に巻回された固定子コイル60とから構成されている。固定子コイル60は、断面が略矩形形状の導体(本実施例では銅線)を使用しスロット内の占積率を向上させ、回転電機10の効率が向上する。
固定子鉄心21には、内径側に開口するスロット15が周方向に例えば72個形成されている。そして、スロットライナー200が各スロット15に配設され、固定子鉄心21と固定子コイル60との電気的絶縁を確実にしている。
前記スロットライナー200は、銅線を包装するようにB字形状や、S字形状に成形されている。ワニス205を滴下して固定子鉄心21と固定子コイル60とスロットライナー200を固定する。ワニス205は固定子鉄心21と固定子コイル60とスロットライナー200の隙間に浸透させ固定する。ワニス205はポリエステル樹脂やエポキシ樹脂ワニスを用いる。
ワニス205はスロット15内に浸透させる。さらに、コイルエンド61、コイルエンド62にも必要に応じてワニス205を塗布してもよい。ワニス205の塗布方法としてはノズルを用いた滴下含浸法やワニス液面にステータを浸漬する方法を用いてもよい。
コイルエンド61、コイルエンド62における相間絶縁、導体間絶縁のためにセグメント導体間に環状に配設して使用されるものである。このように、本実施形態に係る固定子10は、コイルエンド61、コイルエンド62において絶縁紙203が配設されているため、絶縁皮膜が傷ついたり劣化したりしても、必要な絶縁耐圧を保持できる。なお、絶縁紙203は、例えば耐熱ポリアミド紙の絶縁シートであり、厚さは0.1〜0.5mm程である。
図3を用いて、固定子コイル60の巻線方法について簡単に説明する。断面が略矩形のエナメル等で絶縁された銅線もしくはアルミ線を、図3(a)の様な、反溶接側コイルエンド頂点28Cを折り返し点とする様な、略U字形状のセグメント導体28に成型する。このとき、反溶接側コイルエンド頂点28Cは略U字形状において導体の向きを折り返す形状であればよい。すなわち、図3のような、径方向から見たときに反溶接側コイルエンド頂点28Cと反溶接側反溶接側コイルエンドの導体斜行部28Fとが略三角形をなすような形状に限らない。例えば、反溶接側コイルエンド頂点28Cの一部において、導体が固定子鉄心21の端面と略平行になるような形状(径方向から見たとき反溶接側コイルエンド頂点28Cと反溶接側コイルエンドの導体斜行部28Fとが略台形をなすような形状)であってもよい。
そのセグメント導体28を、軸方向からをステータスロットに差し込む。所定のスロット15離れたところに差し込まれた別のセグメント導体28と導体溶接部28Eにおいて図3(b)の様に接続する。接続方法は、例えば溶融接合や液相−固相反応接合法や固相接合法などである。
このとき、セグメント導体28には、スロット15に挿入される部位である導体直線部28Sと、接続相手のセグメント導体の導体溶接部28Eへ向かって傾斜する部位である導体斜行部28Dとが形成される。スロット内には2、4、6・・・(2の倍数)本のセグメント導体が挿入される。図3(c)は1スロットに4本のセグメント導体が挿入された例であるが、断面が略矩形の導体のため、スロット内の占積率を向上させることが出来、回転電機の効率が向上する。
図4は、図3(b)の接続作業をセグメント導体が環状となるまで繰り返し、一相分(例としてU相)のコイル60を形成したときの図である。一相分のコイル60は導体溶接部28Eが軸方向一方に集まるように構成され、導体溶接部28Eの集まる溶接側コイルエンド62と、反溶接側コイルエンド61とを形成する。一相分のコイル60には、一端に各相のターミナル(図4の例ではU相のターミナル42U)、他端に中性線41が形成される。
固定子コイル60はスター結線の構成で接続されている。デルタ結線でもよいが本実施の形態では、2つにスター結線が並列接続された2スター構成の固定子コイル60が採用されている。VW三相それぞれの固定子コイル60の入出力用コイル導体42U、42V、42Wおよび中性点結線用導体41が引き出されている。すなわち、固定子コイル60は、U相、V相、W相の各固定子コイル主要部のそれぞれに、入出力用コイル導体42U、42V、42Wおよび中性点結線用導体41を接続して構成されている。
図5を用いて、回転電機10に用いる固定子20の溶接部(溶接側コイルエンド62)の詳細構成について説明する。固定子20は、固定子鉄心21と、前記固定子鉄心の内周部に多数個設けられているスロット15に巻回された固定子コイル60とから構成されている。固定子コイル60は、断面が略矩形形状のコイルを使用しスロット内の占積率を向上させ、回転電機の効率が向上する。コイル間の絶縁のため、環状絶縁紙203が環状に配置される。使用電圧やエナメル皮膜厚さにより絶縁距離が確保できる場合は、絶縁紙203は配置しなくてもよい。前記固定子コイル60の導体溶接部28Eのみを、塗装し平均厚さ5〜40μmの例えば樹脂部材601(例えば、ノボラック型エポキシ樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリブタジエン樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂など)でほぼ均一に覆うことが望ましいが、特にこれらの材料に限定されるものではない。
ワニス205はスロットライナー200に滴下して固定子鉄心21と固定子コイル60とスロットライナー200を固定する。樹脂部材601にワニス205で付着させてもよい。さらに、必要な絶縁性が確保できる場合は樹脂部材601で絶縁性が十分なので覆う必要はない。
固定子20の導体溶接部28E(溶接側コイルエンド62)の詳細構成について説明する。固定子コイル60は、断面が略矩形形状のコイルを使用することでスロット内の占積率を向上させ、回転電機の効率が向上させている。
図6は固定子コイル60の絶縁皮膜612の裸導体602の境界部613の平面図であり、(a)は絶縁皮膜612が平らのときの樹脂部材601が付着したときの図、(b)は絶縁皮膜612が外向きに斜めのときの樹脂部材601が付着したときの図、(c)は絶縁皮膜612が内向きに斜めのときの樹脂部材601が付着したときの図を示す。
図6(b)、(c)は絶縁皮膜612を型などで剥離したとき、絶縁皮膜612を斜めに加工することにより樹脂部材601の接触面積を増やすことができ、密着性をさらに向上させることができる。
図6(a)〜(c)のそれぞれに示したように、絶縁皮膜612と樹脂部材601の境界部630において、絶縁皮膜612と樹脂部材600とがほぼ同じ厚みになるように塗装することで、境界部630での剥れ等が発生しにくくなる。境界部630との間にひけが発生しにくく隙間なく塗装することができる。ここで、「ひけが発生する」とは、境界部630において十分な絶縁性が確保できない程度に樹脂部材601が薄くなる状況を指す。
固定子コイル60の導体溶接部28Eを塗装し、平均厚さ5〜50μmの樹脂部材601のみでほぼ均一に覆う。この平均厚さは部分放電開始電圧を考慮して決定される。さらに、所定の厚さにすることでATF内の防塵や、導体溶接部28Eの防湿性、絶縁性、耐熱性を向上させることができる。このような構成にすることにより、電気自動車やハイブリッド電気自動車に求められる絶縁性を満足することができる。
なお、固定子コイル60を固定子鉄心21に挿入するときやコイル成形時に生じた傷やくぼみや圧痕などで絶縁皮膜が薄い箇所を樹脂部材601で塗装することもできる。
導体溶接部28Eは絶縁皮膜612を剥離した裸導体602である。この剥離した裸導体602は、例えば絶縁皮膜612の剥離工程において電気的、機械的強度に影響のない断面積まで小さくする。これによりコイルエンド62を小さくすることが出来る。絶縁皮膜の剥離方法は薬品、器具、加熱などの方法を用いる。本実施例では、剥離型を用いて絶縁皮膜を剥離したものを示している。
溶接などの接続後に塗装する樹脂部材601の厚さは絶縁皮膜612であるエナメルと同等以下であることが望ましいが、必ずしもこれに限定されるものではない。樹脂部材601の厚さを絶縁皮膜612であるエナメルと同等以下とした場合は特に、コイルエンド部を径方向と軸方向に小型化することが出来る。
なお、絶縁皮膜612はエナメル層(ポリアミド樹脂やポリアミドイミド樹脂やポリエステルイミド樹脂)の場合もあるが、PPS材やPEEK材を用いたものでもよい。
図7は固定子コイル60絶縁皮膜612が例えば3層のときの裸導体602の境界部613の平面図であり、(a)、(b)は絶縁皮膜612の境界部613が平らのときの樹脂部材601が付着したときの図、(c)は絶縁皮膜612の境界部613が斜めで、絶縁皮膜614が導体側に1層残っている状態で樹脂部材601が付着したときの図を示す。
図7(a)では、絶縁皮膜612と樹脂部材601の境界部630が、絶縁皮膜612の2層目とほぼ同じ厚みになるように樹脂部材601を塗装することで境界部630での隙間がなく剥れ等は発生しにくくなる。
図7(b)も同様に絶縁皮膜612と樹脂部材601の境界部630が、絶縁皮膜612の2層目とほぼ同じ厚みになるように樹脂部材601を塗装することで境界部630での隙間がなく剥れ等は発生しにくくなる。これにより絶縁耐圧上必要な樹脂部材以上の材料が不要となる効果がある。
図7(c)は絶縁皮膜612が斜めのときに、絶縁皮膜612のうちの導体側の絶縁皮膜614(導体側の絶縁層)が1層残っている状態で樹脂部材601が付着したときの図を示す。印加電圧により1層目の絶縁皮膜614の上に樹脂部材601を塗装することができる。さらに印加電圧を高くすることで、図7(c)に示すように2層目の絶縁皮膜613も覆うように塗装することも可能である。剥離の工程で導体側の絶縁皮膜614が取りきれずに残った場合でも、樹脂部材601で導体側の絶縁皮膜を覆うように塗装することで絶縁性を確保することができる。
本実施例では本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、絶縁皮膜が3層以外の場合も同様にひけが発生しにくく隙間なく塗装することができる。例えば、絶縁皮膜が1層だけで構成されている場合でも、絶縁皮膜のうちの導体側の部分だけが取りきれずに残ったような場合でも、図7(c)の例と同様に、樹脂部材601で導体側の絶縁皮膜を覆うように塗装することで絶縁性を確保することができる。
図8は、固定子20全体にワニス205を塗布したときの状態を示している。樹脂部材601を硬化させるときの予熱を用いてワニス205を塗布することで、生産工程を簡易化することができる。ワニス205を塗布することでATF内の防塵や、導体溶接部28Eや固定子20全体の防湿性、絶縁性、耐熱性を向上させることができる。
図9(a)は固定子コイル60の絶縁皮膜612の裸導体602の境界部630の平面図であり、高い絶縁性を必要とするときなどのために樹脂部材601を厚く構成した例である。また、絶縁皮膜612を覆うように塗装することで剥れにくくなり、絶縁性も向上する。
図9(b)は絶縁皮膜612よりも厚く樹脂部材601を付着したときの平面図を示している。コイル間で絶縁距離が必要なときやコイルエンド上面や側面に筐体などの液冷ジャケット130があるときに絶縁距離を確保することができる。
図9(c)は絶縁皮膜612が斜めのときに厚く樹脂部材601を付着したときの平面図を示している。コイル間で絶縁距離が必要なときやコイルエンド上面や側面に筐体などの液冷ジャケット130があるときに絶縁距離を確保することができ、絶縁皮膜612と樹脂部材601の接触面積が増えるので剥れやクラック等が発生しにくくなる。電気自動車やハイブリッド電気自動車に求められる絶縁性を満足することができる。
図10は前記樹脂601の塗装工程510の電着の例を示す。まず、裸導体602を脱脂工程500する。裸導体に付着している油脂、酸化皮膜類などの汚れを除去する。除去が必要ないときにはこの前記工程を省くことができる。次に、水洗工程501は前記脱脂工程500で付着した液を洗い流す。電着塗装工程502は電着槽内の電極を陽極(+)、固定子20を陰極(−)とする。
電着塗料は温度が高くなると抵抗が小さくなるので膜厚が厚くなる傾向があるので塗料温度は28℃前後を設定する。
入出力用コイル導体42U、42V、42Wをもちいて通電を行う。必要な樹脂部材601の膜厚に応じて印加電圧と時間を調整する。前記樹脂部材601の膜厚は漏れ電流の値と時間により管理することができる。通電の方法に定電流法、定電圧法およびその組み合わせ法があるが、この電流電圧は電着が進むにつれて電気抵抗が高くなる。通電時間は1分から5分が適当である。また、電着塗装液の濃度を管理し継ぎ足しをおこなうことで安定した膜圧を形成することができる。塗料全体がムラのないよう十分攪拌することが必要である。濃度が高いほど電着もよくなるが、表面が荒れる傾向が出てくる。一般に10〜15%の濃度で設定する。塗装部から電流が流れると表面の樹脂粒子が析出しジュール熱によって融着する。そして、絶縁性の皮膜を形成する。
固定子50を電着槽に挿入して塗装してもよいが、作業時間が掛かるために塗装ロスが多くなる。そこで、例えば裸導体602周辺のみを電着槽に挿入する。これにより作業時間が短縮することができる。次に、水洗工程501は前記電着塗装工程502で付着した液を洗い流す。水洗工程はエアブローなどで吹き飛ばしてもよいので省くことができる。最後に、焼付け乾燥工程503の炉内で乾燥する。前記固定子コイルの溶接部になる裸導体602を塗装し平均厚さ5〜50μmの樹脂601のみでほぼ均一に覆うことができる。塗装工程は特にこれらに限定されるものではない。塗料のたれ落ち流れなどが無いので塗料の無駄がないため使用量が最小限となる。
上述の実施例では、導体溶接部28Eの裸導体602のみに平均厚さ5〜50μmの樹脂部材601のみでほぼ均一に覆っている。絶縁皮膜612よりも薄く電着塗装をすることで径方向・軸方向を小型化することができる。複雑な形状をもった角部、溶接部などにもよく高い付き廻り性がよいので均一な厚さの膜厚が得られる。膜厚にはピンホールなどを含むことがなく、優れた防錆や絶縁性がある。
電圧が低い場合、絶縁皮膜の上には乗らないが、境界面部に盛り上がり部ができる。電圧を高くすれば、絶縁皮膜の外周側まで電着塗装による樹脂部材601が覆う。
なお、固定子鉄心21に通電することで固定子鉄心21にも樹脂部材601を塗装でき、さらに絶縁性を向上することができる。
以上説明した如く、固定子コイル60の導体溶接部28Eの裸導体602のみに平均厚さ5〜50μmの樹脂部材601のみでほぼ均一に覆うことにより、絶縁皮膜612よりも薄く電着塗装502をすることで径方向・軸方向を小型化することができ、かつ、電着塗装により複雑な形状をしている導体溶接部28Eの隙間に入り込むため、電気自動車やハイブリッド電気自動車に求められる絶縁性を満足した回転電機を得られるものとなる。無酸素銅やタフピッチ銅でも同様の効果が得ることができる。
裸導体602の絶縁皮膜612との境界部や型剥離を行った場所の角部やエッジ部にも付き回り性に優れるため高い絶縁性を確保することができる。また膜厚が均一で同時に塗装が粉体塗装よりも生産性が向上する。
また、前記樹脂部材601は薄く均一に塗装することにより収縮率などの違いにより前記樹脂部材601のクラックなどを防止することができる。さらに、しわやふくれなどの発生を防止することができるため信頼性の高い回転電機を提供することができる。
固定子コイル60の温度変化や回転電機内部10の温度変化があっても前記樹脂部材601は導体溶接部28Eの裸導体602にのみ付着するため、熱応力が小さくなり、熱影響の少ない固定子コイル60が得られるため、信頼性の高い回転電機を提供できる。さらに、導体溶接部28Eのみに付着するため隣接する導体溶接部28E間の応力の影響を受けない。
さらに、ATFの温度変化を受けても、前記樹脂部材601は裸導体602にのみ付着するため、熱膨張や熱収縮が小さいため前記樹脂部材601のクラック等は低減され信頼性の高い回転電機を提供できる。
電着塗装の樹脂部材601としてポリアミドイミド樹脂やポリイミド樹脂を用いた場合、樹脂部材601が半透明、透明であるため導体溶接部28Eの塗装後でも外観検査が容易になる。
さらに、コイルエンド61、コイルエンド62における相間絶縁、導体間絶縁のためにセグメント導体間に環状に配設せずに、コイルエンド62の成形やコイル接続時に絶縁皮膜のダメージ、例えばキズや打痕さらにはエナメル皮膜の浮きや剥れなどで絶縁性が劣化している箇所を電着塗装で補修することができるので相間絶縁、導体間絶縁のための絶縁紙203を省くことができるので生産性が向上する。
以上においては、永久磁石式の回転電機において説明を行ったが、本発明の特徴は固定子のコイル絶縁に関するものであるため、回転子は永久磁石式でなく、インダクション式や、シンクロナスリラクタンス、爪磁極式等にも適用可能である。また、巻線方式においては波巻方式であるが、同様の特徴を持つ巻線方式(例えば集中巻や同心巻)であれば、適用可能である。次に、内転型で説明を行っているが、外転型でも同様に適用可能である。
図11を用いて、本実施例による回転電機10を搭載する車両の構成について説明する。図11は、四輪駆動を前提としたハイブリッド自動車のパワートレインである。前輪側の主動力として、エンジンENGと回転電機10を有する。エンジンENGと回転電機10の発生する動力は、変速機TRにより変速され、前輪側駆動輪FWに動力を伝えられる。また、後輪の駆動においては、後輪側に配置された回転電機10と後輪側駆動輪RWを機械的に接続され、動力が伝達される。
回転電機10は、エンジンの始動を行い、また、車両の走行状態に応じて、駆動力の発生と、車両減速時のエネルギーを電気エネルギーとして回収する発電力の発生を切り換える。回転電機10の駆動,発電動作は、車両の運転状況に合わせ、トルクおよび回転数が最適になるように電力変換装置INVにより制御される。回転電機10の駆動に必要な電力は、電力変換装置INVを介してバッテリBATから供給される。また、回転電機10が発電動作のときは、電力変換装置INVを介してバッテリBATに電気エネルギーが充電される。
ここで、前輪側の動力源である回転電機10は、エンジンENGと変速機TRの間に配置されており、図1〜図9にて説明した構成を有するものである。後輪側の駆動力源である回転電機10としては、同様のものを用いることもできるし、他の一般的な構成の回転電機を用いることもできる。なお、四輪駆動式以外のハイブリッド方式においても勿論適用可能である。
上述の実施例ではセグメント導体により構成された固定子コイルにより説明を行ったが、本発明は原理的に裸導体(絶縁皮膜が施されていない部分)の絶縁であればどの部分にでも適用可能である。このため、例えば回転子コイルの裸導体の絶縁にも使用できる。
以上で説明したように、本発明によれば、絶縁性の優れた回転電機を提供することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10 回転電機
11 回転子
12 回転子鉄心
13 回転軸
15 スロット
20 固定子
21 固定子鉄心
28 セグメント導体
28C 反溶接側コイルエンド頂点
28D 導体斜行部
28E 導体溶接部
28F 導体斜行部
41 中性線
42U U相のターミナル
42V V相のターミナル
42W W相のターミナル
50 ハウジング
60 固定子コイル
61 コイルエンド
62 コイルエンド
130 冷却ジャケット
144 軸受
145 軸受
153 冷媒通路
154 冷媒出口
155 冷媒出口
200 スロットライナー
203 絶縁紙
205 ワニス
500 脱脂工程
501 水洗工程
502 電着塗装工程
503 硬化工程
510 電着塗装工程
601 樹脂部材
602 裸導体
612 絶縁皮膜
630 境界部
RF 冷媒

Claims (5)

  1. 絶縁皮膜で導体が覆われた被覆部と
    前記絶縁皮膜が剥離された剥離部とを有するコイルにおいて、
    前記剥離部に対し、樹脂部材が電着塗装され
    前記絶縁皮膜が3層であって、
    前記樹脂部材は、前記絶縁皮膜と前記樹脂部材の境界部において前記絶縁皮膜の2層目とほぼ同じ厚みになるように塗装されていることを特徴とするコイル。
  2. 請求項1に記載のコイルにおいて、
    前記絶縁皮膜と前記樹脂部材の境界部が斜めであることを特徴とするコイル。
  3. 請求項2に記載のコイルにおいて、
    前記樹脂部材は、前記絶縁皮膜のうち前記導体側に残された1層の上に塗装されていることを特徴とするコイル。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のコイルにおいて、
    前記樹脂部材の平均厚さが5乃至50μmであるコイル。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のコイルを備えた回転電機。
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