JP6117840B2 - 鞍乗り型車両の収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体フレームの側部を構成するフレーム部材で囲まれる空間及びその周囲の空間に収納ケースを配置した鞍乗り型車両の収納構造に関する。
従来、車体の側部に設けられたサイドカバーを開けた部位に、バッテリと工具とを収納する収納部が設けられた自動二輪車が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−181650号公報
特許文献1では、サイドカバー内のフレーム部材で囲まれた空間に補機・工具の収納部を設けていたが、その空間に他の収納物のための収納空間を確保できない場合には、別体で収納部を設ける必要があった。別体の収納部を設けると、部品点数が増え、コスト高・組み付け工数増の課題が発生する。
本発明の目的は、収納空間を確保しながらコスト削減・組み付け性向上を図ることが可能な鞍乗り型車両の収納構造を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、車体の側部に、補機(103,113)等を車幅方向外側から収納可能な収納ケース(101)が設けられ、前記収納ケース(101)には前記補機(103)等を収納可能な第一収納部(101A)を備え、前記第一収納部(101A)が、ヘッドパイプ(21)に前端が接続されたメインフレーム(22)から下方に延びるセンターフレーム(23)と、前記センターフレーム(23)から後上りに延びて、シート(17)を支持するシートフレーム(27)に接続されるサブシートフレーム(28)との間に配置される鞍乗り型車両の収納構造において、前記収納ケース(101)は、前記サブシートフレーム(28)を車幅方向外側から跨いで車体前後方向に延びるように配置され、前記サブシートフレーム(28)の後方の前記収納ケース(101)に第二収納部(101B)が一体に形成され、前記収納ケース(101)と一体に、前記第二収納部(101B)を覆う収納蓋部(101r)が形成され、前記収納蓋部(101r)の外面には、蓋収納部(102x)が形成され、前記蓋収納部(102x)には、収納物を保持する保持リブ(107b,107d)が形成されることを特徴とする。
上記構成において、前記第一収納部(101A)は、前記収納ケース(101)の前記サブシートフレーム(28)よりも前方に配置され、前記サブシートフレーム(28)よりも車幅方向内側に突出していても良い。
また、上記構成において、前記第一収納部(101A)には、前記補機としてバッテリ(103)が収納されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記収納蓋部(101r)には、前記収納ケース(101)に係合する蓋係止部(101s)が設けられるようにしても良い。
た、上記構成において、前記第二収納部(101B)の開口部(107f)の周囲には収納部リブ(107e)が形成され、前記収納蓋部(101r)は、前記収納部リブ(107e)の周囲を覆うように配置されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記サブシートフレーム(28)から延びるステー(126)が設けられ、前記収納ケース(101)には、前記ステー(126)を前方又は後方から係止するためのステー係止部(107j)が形成されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記ステー係止部(107j)は、前記収納ケース(101)の裏面(107h)から突出して裏面(107h)に沿うように延びる突出片を成し、前記ステー(126)の後端部に当接するとともに、前記ステー係止部(107j)と前記裏面(107h)とで前記ステー(126)が挟み込まれるようにしても良い。
また、上記構成において、前記第一収納部(101A)より前方の前記収納ケース(101)には、補機(113)が収納される第三収納部(101C)が配置されるようにしても良い。
本発明の収納ケースは、サブシートフレームを車幅方向外側から跨いで車体前後方向に延びるように配置され、サブシートフレーム(28)の後方の収納ケースに第二収納部が一体に形成されるので、センターフレームとサブシートフレームとの間にスペースが少ない場合でも、別途収納空間を確保することが可能となる。また、第一収納部と第二収納部とを一体形成し、第一収納部後方と第二収納部前方の取り付け部材を統合したので、部品点数の増加が抑えられ、また、一体形成された複数の収納部を有する収納ケースを外側から容易に組み付けることができる。また、サブシートフレームで収納ケースを固定することが可能になるため、コストを削減できるとともに、収納ケースの固定部を削減することによって、組み付け性を向上できる。
また、第一収納部は、収納ケースのサブシートフレームよりも前方に配置され、サブシートフレームよりも車幅方向内側に突出しているので、収納ケースを車幅方向外側からサブシートフレームに当てたり、第1収納部をサブシートフレームに当てて位置決めすることが可能になり、組み付け時の位置決めが容易になる。また、第一収納部の収納スペースを車幅方向に容易に確保できる。また、第一収納部をサブシートフレームより内側に突出させ、跨ぎ部をサブシートフレームの外側に位置するように一体ケースとしているので、収納ケースに凹凸を形成することで、前後に長い収納ケースの剛性を確保することができる。
また、第一収納部には、補機としてバッテリが収納されるので、重量のあるバッテリを、センターフレームとサブシートフレームとの間に収納して、強度・剛性を有するセンターフレーム及びサブシートフレームによって強固に支持することができる。
また、収納ケースと一体に、第二収納部を覆う収納蓋部が形成され、収納蓋部には、収納ケースに係合する蓋係止部が設けられるので、部品点数の増加を抑えて、組み付け工数を削減することができ、コストを削減できる。
また、収納蓋部の外面には、蓋収納部が形成され、蓋収納部には、収納物を保持する保持リブが形成されるので、蓋収納部には、第二収納部とは別にすぐに取り出せるような収納物を収納することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、第二収納部の開口部の周囲には収納部リブが形成され、収納蓋部は、収納部リブの周囲を覆うように配置されるので、収納部リブと収納蓋部とによって、上方及び下方からの雨水、砂等が第二収納部内に浸入するのを防ぐことができる。
また、サブシートフレームから延びるステーが設けられ、収納ケースには、ステーを前方又は後方から係止するためのステー係止部が形成されるので、前方又は後方から収納ケースを組み付ける際に、ステーとステー係止部とによって収納ケースを容易に位置決めすることができる。
また、ステー係止部は、収納ケースの裏面から突出して裏面に沿うように延びる突出片を成し、ステーの後端部に当接するとともに、ステー係止部と裏面とでステーが挟み込まれるので、ステー係止部及び裏面によって、収納ケースの車幅方向の位置決めを行うことができる。
また、第一収納部より前方の収納ケースには、補機が収納される第三収納部が配置されるので、収納物を第三収納部に分割して収納することで、収納ケースの収納容量を増やすことができる。
本発明に係る収納構造を備える自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車から車体カバーの一部を取外した状態を示す要部左側面図である。 収納ケースを示す左側面図である。 収納ケースを示す平面図である。 バッテリ収納部の断面図であり、図5(A)は図3のVA−VA線断面図、図5(B)は図3のVB−VB線断面図である。 第二収納部を示す収納ケースの要部左側面図である。 第二収納部の各部断面図であり、図7(A)は図6のVIIA−VIIA線断面図、図7(B)は図6のVIIB−VIIB線断面図、図7(C)は図6のVIIC−VIIC線断面図、図7(D)は図6のVIID−VIID線断面図である。 図1のVIII−VIII線断面図である。 収納ケースの裏面側を車体フレームと共に示す右側面図である。 図9のX矢視図である。 収納ケースの第三収納部及びその周囲を示す要部左側面図である。 第三収納部及びその周囲を示す正面図である。 図3のXIII−XIII線断面図である。 図1のXIV−XIV線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明に係る収納構造を備える自動二輪車10の左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して前輪13が支持され、車体フレーム11の下部にスイングアーム14を介して後輪16が支持され、車体フレーム11の上部にシート17が支持された鞍乗り型車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、メインフレーム22、左右一対のセンターフレーム23、ダウンフレーム24、左右一対のロアフレーム26、左右一対のシートフレーム27、左右一対のサブシートフレーム28を備える。
ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部を構成する。メインフレーム22は、前端がヘッドパイプ21に接続されてヘッドパイプ21から後方斜め下方に延び、燃料タンク31を支持する。センターフレーム23は、メインフレーム22の後端部から下方に延びている。左右のセンターフレーム23には、それぞれピボットプレート37が取付けられている。ダウンフレーム24は、ヘッドパイプ21から略下方に延びている。ロアフレーム26は、ダウンフレーム24の下端部から後方に延びて後端部がセンターフレーム23の下端部に接続されている。
センターフレーム23、ダウンフレーム24及びロアフレーム26にはエンジン33が支持されている。
フロントフォーク12は、ヘッドパイプ21に操舵可能に支持され、上端部にバーハンドル34が取付けられ、下端部に車軸36を介して前輪13が支持されている。スイングアーム14は、その前端部が左右のピボットプレート37にピボット軸38を介して揺動可能に支持され、後端部に車軸41を介して後輪16が支持されている。
エンジン33は、クランクケース44と、クランクケース44の前部上部から立ち上げられたシリンダ部45とを備え、クランクケース44の後部に変速機46が一体的に設けられている。
シリンダ部45を構成するシリンダヘッド48の後部には吸気装置(不図示)が接続され、シリンダヘッド48の前部には排気装置51が接続されている。排気装置51は、シリンダヘッド48の前部から後方に延びる排気管52と、排気管52の後端部に接続されたマフラ53とから構成される。
車体フレーム11は、車体カバー60によって覆われている。車体カバー60は、アッパーフェンダー61、ロアフェンダー62、ヘッドライトカバー部材63、左右一対のシュラウド64、左右一対のボディサイドカバー66、左右一対のリヤサイドカバー67、左右一対のリヤサイドロアカバー68、リヤフェンダー69等から構成される。
アッパーフェンダー61は、前輪13の上方に配置され、ヘッドパイプの前部に取付けられたカウルステー(不図示)と、燃料タンク31とで支持されている。ロアフェンダー62は、アッパーフェンダー61の下方に位置し、前輪13を上方から覆っている。
ヘッドライトカバー部材63は、アッパーフェンダー61の上方に位置するヘッドライト72の全周を覆うカバー部材であり、アッパーフェンダー61とカウルステーとで支持される。シュラウド64は、上部でアッパーフェンダー61の側方を覆うフロントシュラウド74と、フロントシュラウド74の後方に配置されたリヤシュラウド75とから構成され、車体前部を側方から覆っている。
ボディサイドカバー66は、燃料タンク31及びシート17の側部の下方を覆っている。リヤサイドカバー67は、センターフレーム23よりも後方でシート17の側部の下方を覆っている。リヤサイドロアカバー68は、リヤサイドカバー67の下方を覆っている。リヤフェンダー69は、後輪16を上方から覆っている。
図中の符号81は変速機46の出力軸46aに取付けられたドライブスプロケット、82は後輪16に取付けられたドリブンスプロケット、83はドライブスプロケット81とドリブンスプロケット82とに掛け渡されたチェーン、84は運転者用ステップ、86は同乗者用ステップ、87はサイドスタンドである。
図2は、自動二輪車10から車体カバー60の一部を取外した状態を示す要部左側面図である。
車体の左側部には、収納ケース101が取付けられ、収納ケース100にバッテリ103や電装部品104,105,106,107、工具108(図8参照)、マニュアル109(図8参照)、燃料フィルター113等が収納されている。
収納ケース101は、側面視で、車体フレーム11を構成するメインフレーム22(図1参照)、センターフレーム23、シートフレーム27、サブシートフレーム28で囲まれる空間110及びその空間110の周囲に亘って配置されている。
収納ケース101は、空間110内に設けられた第一収納部101Aと、サブシートフレーム28よりも後方に配置された第二収納部101Bと、メインフレーム22、センターフレーム23の外側方及びその外側方よりも前方に設けられた第三収納部101Cとを一体に備える。即ち、第一収納部101Aよりも後方に第二収納部101Bが配置され、第一収納部101Aよりも前方に第三収納部101Cが配置される。
例えば、バッテリ103や電装部品104〜107は、第一収納部101Aに収納され、工具108やマニュアル109は第二収納部101Bに収納され、燃料フィルター113は第三収納部101Cに収納されている。
なお、符号115は収納ケース101にバッテリ103を固定するバッテリ固定部材、116はヘルメットを掛けておくヘルメットフックである。
図3は、収納ケース101を示す左側面図である。
収納ケース101は、サブシートフレーム28をその表面に沿って跨ぐように形成された溝状で後上りに延びるフレーム跨ぎ部101eと、フレーム跨ぎ部101eの前方に配置された第一収納部101Aと、フレーム跨ぎ部101eの後方に配置された第二収納部101Bと、第一収納部101Aの前側に設けられた第三収納部101Cとを備える。
第一収納部101Aは、バッテリ103(図2参照)が収納される略矩形のバッテリ収納凹部101fと、各電装部品104〜107(図2参照)を固定・位置決めするためにバッテリ収納凹部101fの周囲の底壁101gから立ち上げられた複数の起立壁101h,101j,101k,101m,101nとを備える。
第三収納部101Cは、フィルター収納凹部102j、一対の把持部101v,101v、配管ガイド部101x,101y,101zを備える。
フィルター収納凹部102jは、燃料フィルター113(図2参照)が挿入される凹形状の部分である。把持部101vは、燃料フィルター113を把持するためにフィルター収納凹部102jの縁から車幅方向外側へ立ち上げられた部分である。配管ガイド部101x,101y,101zは、燃料フィルター113に接続される燃料配管をガイドする部分である。
収納ケース101は、ボルト挿通穴102a,102b,102dを備える。
ボルト挿通穴102aは、収納ケース101をセンターフレーム23に締結するためのボルトを通す穴である。ボルト挿通穴102bは、収納ケース101をサブシートフレーム28に締結するためのボルトを通す穴である。ボルト挿通穴102dは、収納ケース101をエアクリーナケース(不図示)に締結するボルトを通すためにバッテリ収納凹部101fに形成された穴である。
図4は、収納ケース101を示す平面図である。
バッテリ収納凹部101fの側壁101f1は、シートフレーム27の直線部27a及びサブシートフレーム28よりも車幅方向内側に配置されている。また、バッテリ収納凹部101fの側壁101f1からは、車幅方向内側に筒状の側壁突出部102gが突出している。側壁突出部102gの底部には、上記したボルト挿通穴102dが設けられる。
第一収納部101Aの上部には、メインハーネス(不図示)を位置決めするフック102hが形成される。
第三収納部101Cには、円筒状の燃料フィルター113(図2参照)が収納される底面の断面が略半円状とされたフィルター収納凹部102jが形成され、フィルター収納凹部102jの縁には一対の把持部101v,101vが設けられている。また、フィルター収納凹部102jの車幅方向内側には、前方斜め上方に面する前端部取付壁102kが設けられ、前端部取付壁102kにメインフレーム22(図1参照)から延びるステーに取付けるためのボルトを通すボルト挿通穴102mが開けられている。
図5は、バッテリ収納凹部101fの断面図である。図5(A)は図3のVA−VA線断面図、図5(B)は図3のVB−VB線断面図である。
図5(A)に示すように、バッテリ収納凹部101fは、側壁101f1と、側壁101f1の前縁及び後縁から車幅方向外側に立ち上げられた前壁101f4及び後壁101f5とを備える。
バッテリ収納凹部101fの開口102q側にはバッテリ固定部材115が渡されて、バッテリ収納凹部101fに収納されたバッテリ103が固定される。
バッテリ収納凹部101fの後壁101f5には、その上縁近傍に位置する段部102rに固定部材挿通穴102sが開けられている。また、バッテリ収納凹部101fの前壁101f4には、その上縁から前方に延びる前フランジ部102tが設けられ、前フランジ部102tに、ボルト挿通穴102uが開けられるとともにナット部材118が嵌められている。
バッテリ固定部材115は、その後端部が、後壁102p側の固定部材挿通穴102sに挿入され、前端部が、前フランジ部102tのボルト挿通穴102uに通されるとともにナット部材118にねじ結合されるボルト119で前フランジ部102tに締結される。
図5(B)に示すように、バッテリ収納凹部101fは、側壁101f1の上縁及び下縁から車幅方向外側に立ち上げられた上壁101f2及び下壁101f3を備える。
バッテリ収納凹部101fの側壁101f1であって、バッテリ収納凹部101fに収納されるバッテリ103の上部103aの側方に、側壁突出部102gが設けられ、側壁突出部102gの底にボルト挿通穴102dが開けられている。
図6は、第二収納部101Bを示す収納ケース101の要部左側面図である。図7は第二収納部101Bの各部断面図である。図7(A)は図6のVIIA−VIIA線断面図、図7(B)は図6のVIIB−VIIB線断面図、図7(C)は図6のVIIC−VIIC線断面図、図7(D)は図6のVIID−VIID線断面図である。
図6に示すように、第二収納部101Bは、工具108及びマニュアル109が収納される本体部凹部101pと、本体部凹部101pの開口を塞ぐために収納ケース101の後縁部101qに一体に且つ開閉可能に設けられた収納部カバー101rとを備える。収納部カバー101rは、その縁部に複数のカバー係止部101sが一体成形され、本体部凹部101pの周囲の収納ケース101には、カバー係止部101sに係止される複数のカバー用被係止穴101tが開けられている。
本体部凹部101pは、底壁101p1、上壁101p2、下壁101p3、前壁101p4、後壁101p5を備え、側面視が略矩形で、長手方向が前下がりに延びている。下壁101p3は、その前部に、略水平に配置された水平壁101p6を備える。
本体部凹部101pには、マニュアル109とマニュアル109の内側に配置された工具108とが収納されている。ここで、工具108とは、先端部がプラス状及びマイナス状の複数本のドライバー、二面幅サイズの異なる複数個のスパナ、プライヤー等が収納袋に入れられたものである。
図6及び図7(A)に示すように、収納部カバー101rは、収納ケース101の縁部にヒンジ部102vを介して開閉可能に設けられている。
ヒンジ部102vは、収納ケース101及び収納部カバー101rの表面及び裏面に溝部102f,102wが形成されて薄肉にされた部分である。
収納ケース101及び収納部カバー101rは、樹脂からなり、ヒンジ部102vは、収納ケース101及び収納部カバー101rの型成形時に同時に形成される。軟質の樹脂で成形するとともに薄肉とすることで、ヒンジ部102vは容易に曲げられる。
図6及び図7(B)〜(D)に示すように、収納部カバー101rには、閉じたときに表側となる面(図6の収納部カバー191rの裏面側)に専用の工具を収納する凹部とされた工具収納部102xが形成されている。工具収納部102xに収納される工具121は、例えば、点火プラグを回す六角状の筒からなるボックスレンチ部を備える筒部材122と、筒部材122を回動させるために筒部材122を直交するように貫通可能なバー部材123とからなるプラグレンチである。
工具収納部102xは、収納部カバー101rの長手方向に延びるように形成され、筒部材122を収納する筒収納部102yと、バー部材123を収納するバー収納部102zとから構成される。
筒収納部102yは、筒部材122が挿入される筒挿入凹部107aと、筒挿入凹部107aに挿入された筒部材122を押えるために筒挿入凹部107aの側壁に形成された一対の筒部材押え部107b,107bと、筒部材122を筒挿入凹部107aから外れにくくする一対のリブ107r,107rとを備える。
バー収納部102zは、バー部材123が挿入されるバー挿入凹部107cと、バー挿入凹部107cに挿入されたバー部材123を押えるためにバー挿入凹部107cの側壁に形成された一対のバー部材押え部107d,107dとを備える。
このように、収納部カバー101rに工具収納部102xを設けることで、車載工具の個数を増やすことができ、使い勝手を向上させることができる。また、工具収納部102xを、収納部カバー101rの表側に設けることで、工具収納部102xの工具121を収納部カバー101rを開けることなく容易に使用することが可能になる。
図8は、図1のVIII−VIII線断面図である。
収納ケース101の第二収納部101Bは、本体部凹部101p内に、工具108と、工具108の回りを囲むようにU字状に折り曲げられたマニュアル109とが収納され、また、収納部カバー101rに工具121が収納されている。
収納部カバー101rの縁部101r1は、収納ケース101のベース面107gに当てられて閉じた状態にある。
本体部凹部101pは、上壁101p2、下壁101p3、前壁101p4(図6参照)及び後壁101p5(図6参照)から車幅方向外側へ延長された収納部リブ107eを備える。即ち、収納部リブ107eは本体部凹部101pの開口部107fの全周に形成されている。
収納部リブ107eと収納部カバー101rの縁部101r1とは、車幅方向に重なる位置に配置されてラビリンスを形成するため、本体部凹部101p内への雨水や土埃等の浸入を抑制することができる。また、収納部リブ107eによって、本体部凹部101p及びその周囲の剛性を高めることができ、振動や騒音の発生を抑制することができる。
収納部カバー101rの工具収納部102xは、収納部リブ107eよりも本体部凹部101p内に入り込んで、本体部凹部101p内に収納された工具108ががたつかないように押えることが可能であり、また、工具収納部102x内で、工具108を車幅方向に突出しないように配置することができる。
第二収納部101Bは、その車幅方向外側がリヤサイドロアカバー68で覆われている。第二収納部101Bに収納された工具108,121やマニュアル109を使用する場合には、リヤサイドカバー67及びリヤサイドロアカバー68を取り外す。
図9は、収納ケース101の裏面107h側を車体フレーム11と共に示す右側面図である。図10は、図9のX矢視図である。
図9に示すように、車体フレーム11のサブシートフレーム28には、下方に延びるリヤステー126が取付けられる。また、収納ケース101には、第二収納部101Bの本体部凹部101p(裏面107h側)から前方斜め下方に延びてリヤステー126の後端部に後方から係止されるステー係止部107jが一体に形成されている。
図10に示すように、ステー係止部107jは、裏面107h及び本体部凹部101pから突出して裏面107hに沿うように車体前方に延びる突出片である。
ステー係止部107jの係止状態では、ステー係止部107jがリヤステー126の後端部に当たるとともに、収納ケース101の裏面107hとステー係止部107jとの間にリヤステー126が挟まれた状態となり、収納ケース101の前方への移動及び車幅方向のがたつきが抑制される。
図9に示した符号127はセンターフレーム23(図1参照)に取付けられたステー部材、128はサブシートフレーム28に取付けられたステー部材である。
ステー部材127は、収納ケース101の第一収納部101Aの下部をセンターフレーム23に取付け、ステー部材128は、収納ケース101の第二収納部101Bをサブシートフレーム28に取付ける部材である。
また、符号127a,128aはねじ穴であり、それぞれ収納ケース101のボルト挿通穴102a、102b(図3参照)に対応し、ボルト挿通穴102a、102bに通されたボルトがそれぞれねじ穴127a,128aにねじ込まれる。
図11は、収納ケース101の第三収納部101C及びその周囲を示す要部左側面図である。
第三収納部101Cには、円筒状で縦長の燃料フィルター113が一対の把持部101v,101vに把持された状態でフィルター収納凹部102jに収納されている。
燃料フィルター113は、フィルターケース113aと、フィルターケース113aの下部の開口を塞ぐケースカバー113bとを備え、フィルターケース113aの上部に燃料の吸入口113cが形成され、ケースカバー113bの下部に燃料の吐出口113dが形成されている。フィルターケース113aよりもケースカバー113bの外径は大きくなっている。
吸入口113cは、接続コネクタ131、吸入側燃料配管132及び接続コネクタ133を介して燃料ポンプ135に接続されている。吐出口113dは、出口が二股状の三叉コネクタ136、供給側燃料配管137及び接続コネクタ149(図14参照)を介して燃料噴射弁151(図14参照)に接続されるとともに、三叉コネクタ136、戻り側燃料配管138及び接続コネクタ139を介して燃料ポンプ135に接続されている。
三叉コネクタ136は、吐出口113dとの接続口136aと、供給側燃料配管137が接続される供給側吐出管部136bと、戻り側燃料配管138が接続される戻り側吐出管部136cとから構成される。
供給側吐出管部136bは、その先端部が前方斜め車幅方向内方を指向し、メインフレーム22の右側に配置された燃料噴射弁151に向けて延びる供給側燃料配管137が接続される。戻り側吐出管部136cは、その先端部が前方斜め上方を指向し、メインフレーム22の上方に配置された燃料ポンプ135に向けて延びる戻り側燃料配管138が接続される。
供給側燃料配管137は、第三収納部101Cの配管ガイド部101xでガイドされている。戻り側燃料配管138は、3つの配管ガイド部101x,101y,101zでガイドされている。
図12は、第三収納部101C及びその周囲を示す正面図である。図13は、図3のXIII−XIII線断面図である。
図12に示すように、供給側燃料配管137及び戻り側燃料配管138をガイドする配管ガイド部101x,101y,101zは、いずれも供給側燃料配管137、戻り側燃料配管138を包み込むように湾曲した形状を成し、フィルター収納凹部102jを形成する前端壁107qに一体に設けられている。
配管ガイド部101yは、その先端部に設けられた狭幅部101y1が戻り側燃料配管138を大きく回り込んでガイドしているため、戻り側燃料配管138を前及び左右から確実に保持することができる。
配管ガイド部101xは、供給側燃料配管137を包み込むようにガイドする下ガイド部101x1と、下ガイド部101x1の車幅方向外側の縁部に一体に形成されたガイドフランジ部101x2と、戻り側燃料配管138を包み込むようにガイドするとともにガイドフランジ部101x2に一体に設けられた上ガイド部101x3とを備える。ガイドフランジ部101x2によって、下ガイド部101x1と上ガイド部101x3とを結合して、下ガイド部101x1及び上ガイド部101x3の剛性を高めることができる。
図13に示すように、フィルター収納凹部102jに収納される燃料フィルター113は、その軸線113eが延直線140に対して傾斜している。即ち、フィルター収納凹部102jは、延直線140に対して傾斜している。図中のθは、延直線140に対する軸線113eの傾斜角度である。
フィルター収納凹部102jは、燃料フィルター113のフィルターケース113aが挿入される上部凹部107kと、ケースカバー113bが挿入される下部凹部107mと、上部凹部107kの上方及び下部凹部107mのそれぞれに隣接するフィルター上凹部107n及びフィルター下凹部107pとを備える。
フィルター上凹部107nには吸入口113c及び接続コネクタ131が配置され、フィルター下凹部107pには吐出口113d及び三叉コネクタ136が配置される。
図12及び図13に示したように、フィルター収納凹部102jを傾斜させることで、燃料フィルター113の吸入口113cを燃料ポンプ135(図11参照)により近づけることができるとともに、燃料フィルター113の吐出口113dを燃料噴射弁151(図14参照)から車幅方向により遠ざけることができる。これにより、燃料ポンプ135から燃料フィルター113に至る高圧となる吸入側燃料配管132を短くできるとともに、燃料フィルター113から燃料噴射弁151までの供給側燃料配管137の曲率半径をより大きくできる。この結果、吸入側燃料配管132のコストを削減でき、また、供給側燃料配管137を屈曲させた際に無理が生じにくくなり、配管しやすい。
図14は、図1のXIV−XIV線断面図である。
メインフレーム22の後部下部であって左右のセンターフレーム23,23が接続される部分の上方近傍の左側面に、車幅方向左方に延びるステー部材143が取付けられている。ステー部材143の上部には、収納ケース101の前端部取付壁102kが、ボルト挿通穴102m(図4参照)に通されたボルト144で取付けられている。
メインフレーム22の右側方には、エンジン33(図1参照)の吸気装置148の一部を構成するスロットルボディ147が配置されている。
吸気装置148は、エンジン33のシリンダヘッド48(図1参照)に接続された吸気管(不図示)と、吸気管に接続されたスロットルボディ147と、スロットルボディ147にコネクティングチューブ153を介して接続されたエアクリーナ154とを備える。
スロットルボディ147には、吸気装置148の吸気通路を通じてエンジン33に燃料を供給する燃料噴射弁151が取付けられている。なお、符号149は、供給側燃料配管137の先端部に設けられた接続コネクタであり、燃料噴射弁151に接続される。
上記したスロットルボディ147及び燃料噴射弁151と、収納ケース101の第三収納部101C、及び第三収納部101Cに収納された燃料フィルター113とは、メインフレーム22に対して略左右対称な位置関係にある。
エアクリーナ154は、エアクリーナケース156と、エアクリーナケース156内に配置されたフィルターエレメントとを備える。エアクリーナケース156は、収納ケース101の車幅方向内側に配置され、エアクリーナケース156に収納ケース101の一部(側壁突出部102g(図3参照))が取付けられる。
第三収納部101C及び燃料フィルター113は、外側方からボディサイドカバー66、詳しくはボディサイドカバー66の下部に一体に設けられたロアカバー部66Aで覆われている。
上記した図1〜図3に示したように、車体の側部に、補機としてのバッテリ103、燃料フィルター113等を車幅方向外側から収納可能な収納ケース101が設けられ、収納ケース101にはバッテリ103等の電装部品を収納可能な第一収納部101Aを備え、第一収納部101Aが、ヘッドパイプ21に前端が接続されたメインフレーム22から下方に延びるセンターフレーム23と、センターフレーム23から後上りに延びてシート17を支持するシートフレーム27に接続されるサブシートフレーム28との間に配置される鞍乗り型車両としての自動二輪車10の収納構造において、収納ケース101は、サブシートフレーム28を車幅方向外側から跨いで車体前後方向に延びるように配置され、サブシートフレーム28の後方の収納ケース101に第二収納部101Bが一体に形成される。
この構成によれば、センターフレーム23とサブシートフレーム28との間にスペースが少ない場合でも、別途収納空間を確保することが可能となる。また、収納ケース101に一体に第二収納部101Bが形成されるので、部品点数の増加が抑えられ、また、サブシートフレーム28で収納ケース101を固定することが可能になるため、コストを削減できるとともに、収納ケース101の固定部を削減することによって、組み付け性を向上できる。
また、図3及び図4に示したように、第一収納部101Aは、収納ケース101のサブシートフレーム28よりも前方に配置され、サブシートフレーム28よりも車幅方向内側に突出しているので、収納ケース101を車幅方向外側からサブシートフレーム28に当てたり、第一収納部101Aをサブシートフレーム28に当てて位置決めすることが可能になり、組み付け時の位置決めが容易になる。また、第一収納部101Aの収納スペースを車幅方向に容易に確保できる。また、第一収納部101Aをサブシートフレーム28より内側に突出させ、フレーム跨ぎ部101eをサブシートフレーム28の車幅方向外側に位置するように一体ケースとしているので、収納ケース101に凹凸を形成することで、前後に長い収納ケース101の剛性を確保することができる。
また、図2、図3及び図5(A),(B)に示したように、第一収納部101Aには、バッテリ103が収納されるので、重量のあるバッテリ103を、センターフレーム23とサブシートフレーム28との間に収納して、強度・剛性を有するセンターフレーム23及びサブシートフレーム28によって強固に支持することができる。
また、図3及び図6に示したように、収納ケース101と一体に、第二収納部101Bを覆う収納蓋部としての収納部カバー101rが形成され、収納部カバー101rには、収納ケース101に係合する蓋係止部としてのカバー係止部101sが設けられるので、部品点数の増加を抑えて、組み付け工数を削減することができ、コストを削減できる。
また、図3、図6及び図7(B),(D)に示したように、収納部カバー101rの外面には、蓋収納部としての工具収納部102xが形成され、工具収納部102xには、収納物としての工具121を保持する保持リブとしての筒部材押え部107b、バー部材押え部107dが形成されるので、工具収納部102xには、第二収納部101Bとは別にすぐに取り出せるような収納物を収納することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、図8に示したように、第二収納部101Bの開口部107fの周囲には収納部リブ107eが形成され、収納部カバー101rは、収納部リブ107eの周囲を覆うように配置されるので、収納部リブ107eと収納部カバー101rとによって、上方及び下方や前方及び後方からの雨水、砂等が第二収納部101B内に浸入するのを防ぐことができる。
また、図9及び図10に示したように、サブシートフレーム28から延びるステーとしてのリヤステー126が設けられ、収納ケース101には、リヤステー126を前方又は後方から係止するためのステー係止部107jが形成されるので、前方又は後方から収納ケース101を組み付ける際に、リヤステー126とステー係止部107jとによって収納ケース101を容易に位置決めすることができる。
また、ステー係止部107jは、収納ケース101の裏面107hから突出して裏面107hに沿うように延びる突出片を成し、リヤステー126の後端部に当接するとともに、ステー係止部107jと裏面107hとでリヤステー126が挟み込まれるので、ステー係止部107j及び裏面107hによって、収納ケース101の車幅方向の位置決めを行うことができる。
また、図2、図11及び図13に示したように、第一収納部101Aより前方の収納ケース101には、補機としての燃料フィルター113が収納される第三収納部101Cが配置されるので、収納物を第三収納部101Cに分割して収納することで、収納ケース101の収納容量を増やすことができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
17 シート
21 ヘッドパイプ
22 メインフレーム
23 センターフレーム
27 シートフレーム
28 サブシートフレーム
101 収納ケース
101A 第一収容部
101B 第二収容部
101C 第三収容部
101r 収納部カバー(収納蓋部)
101s カバー係止部(蓋係止部)
102x 工具収納部(蓋収納部)
103 バッテリ
107b 筒部材押え部(保持リブ)
107d バー部材押え部(保持リブ)
107e 収納部リブ
107f 開口部
107h 収納ケース101の裏面
107j ステー係止部
113 燃料フィルター(補機)
126 リヤステー(ステー)

Claims (8)

  1. 車体の側部に、補機(103,113)等を車幅方向外側から収納可能な収納ケース(101)が設けられ、前記収納ケース(101)には前記補機(103)等を収納可能な第一収納部(101A)を備え、前記第一収納部(101A)が、ヘッドパイプ(21)に前端が接続されたメインフレーム(22)から下方に延びるセンターフレーム(23)と、前記センターフレーム(23)から後上りに延びてシート(17)を支持するシートフレーム(27)に接続されるサブシートフレーム(28)との間に配置される鞍乗り型車両の収納構造において、
    前記収納ケース(101)は、前記サブシートフレーム(28)を車幅方向外側から跨いで車体前後方向に延びるように配置され、前記サブシートフレーム(28)の後方の前記収納ケース(101)に第二収納部(101B)が一体に形成され
    前記収納ケース(101)と一体に、前記第二収納部(101B)を覆う収納蓋部(101r)が形成され、
    前記収納蓋部(101r)の外面には、蓋収納部(102x)が形成され、前記蓋収納部(102x)には、収納物を保持する保持リブ(107b,107d)が形成されることを特徴とする鞍乗り型車両の収納構造。
  2. 前記第一収納部(101A)は、前記収納ケース(101)の前記サブシートフレーム(28)よりも前方に配置され、前記サブシートフレーム(28)よりも車幅方向内側に突出していることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の収納構造。
  3. 前記第一収納部(101A)には、前記補機としてバッテリ(103)が収納されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の収納構造。
  4. 記収納蓋部(101r)には、前記収納ケース(101)に係合する蓋係止部(101s)が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の収納構造。
  5. 前記第二収納部(101B)の開口部(107f)の周囲には収納部リブ(107e)が形成され、前記収納蓋部(101r)は、前記収納部リブ(107e)の周囲を覆うように配置されることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両の収納構造。
  6. 前記サブシートフレーム(28)から延びるステー(126)が設けられ、前記収納ケース(101)には、前記ステー(126)を前方又は後方から係止するためのステー係止部(107j)が形成されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の収納構造。
  7. 前記ステー係止部(107j)は、前記収納ケース(101)の裏面(107h)から突出して裏面(107h)に沿うように延びる突出片を成し、前記ステー(126)の後端部に当接するとともに、前記ステー係止部(107j)と前記裏面(107h)とで前記ステー(126)が挟み込まれることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両の収納構造。
  8. 前記第一収納部(101A)より前方の前記収納ケース(101)には、補機(113)が収納される第三収納部(101C)が配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の収納構造。
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