JP7440706B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、係合部を備える車体フレームと、係合部に係合して支持される燃料タンクとを備える鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、燃料タンクは、車体フレームの外側面に設けられた係合部に係合し、車体の外側に露出する。
特開2015-67247号公報
ところで、燃料タンクが車体フレームの内側に配置される構造では、車体フレームの内側が見え難くなるため、車体フレームに対する燃料タンクの組み付けに手間がかかることがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両において、車体フレームに対する燃料タンクの組み付けを容易にすることを目的とする。
この明細書には、2021年3月30日に出願された日本国特許出願・特願2021-058049の全ての内容が含まれる。
鞍乗り型車両は、係合部を備える車体フレームと、前記係合部に係合して支持される燃料タンクとを備える鞍乗り型車両において、前記車体フレームは、前記燃料タンクを車幅方向外側から覆う左右一対のフレーム側壁部と、前記燃料タンクを車両前方及び車両後方の一方から覆うフレーム壁部とを備え、前記係合部は、前記フレーム側壁部の内面に設けられ、前記係合部は、車両側面視で、車両前後方向に延びる上壁と、前記上壁に対向する下壁と、車両前後方向で前記一方の反対側である他方の側で車両上下方向に延びる縦壁と、前記一方の側で前記フレーム壁部に向けて開放する開放部とを備え、前記燃料タンクには、前記開放部から前記係合部内に係合する突出部が設けられ、前記下壁における前記一方の側の端は、前記上壁における前記一方の側の端よりも前記一方の側に延出し、前記下壁における前記一方の側の前記端と前記フレーム壁部との車両前後方向の距離は、前記突出部の車両前後方向の幅よりも小さいことを特徴とする。
車体フレームに対する燃料タンクの組み付けを容易にできる。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図2は、車体フレームの左側面図である。 図3は、車体フレームを上方から見た平面図である。 図4は、車体フレームを左下方側から見た斜視図である。 図5は、自動二輪車を車幅方向の中央部で切断した断面図である。 図6は、後側内部空間の内側の部品の配置を示す断面図である。 図7は、図6における燃料タンクの後部の取付構造を拡大した拡大断面図である。 図8は、図6のVIII-VIII断面図である。 図9は、図8のIX-IX断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10と、車体フレーム10に支持されるエンジン11と、前輪2を操舵自在に支持するフロントフォーク12と、後輪3を支持するスイングアーム13と、乗員用のシート14とを備える車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両である。シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
図2は、車体フレーム10の左側面図である。
図1及び図2を参照し、車体フレーム10は、車体フレーム10の前端に設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から自動二輪車1の後部まで後方に延出するメインフレーム16と、メインフレーム16の後部から下方に延出するピボットフレーム17とを備える。
メインフレーム16は、ヘッドパイプ15から後方に延出する中空のメインチューブ18と、メインチューブ18の後端から後方に延びるシートフレーム部19とを備える。
シートフレーム部19は、メインチューブ18よりも上下の長さが大きく、メインチューブ18に対し下方に膨出する。
ピボットフレーム17は、シートフレーム部19の下端から下方に延出する。シート14は、シートフレーム部19に支持される。シート14は、シートフレーム部19の上面を上方から覆う。
フロントフォーク12は、ヘッドパイプ15に挿通されるステアリングシャフト(不図示)を介し、左右に操舵自在に支持される。前輪2は、フロントフォーク12の下端部に設けられる車軸2aに支持される。
フロントフォーク12の上端部には、操舵用のハンドル21が取り付けられる。
スイングアーム13は、ピボットフレーム17に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向(左右方向)に水平に延びる軸である。スイングアーム13の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム13は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪3は、スイングアーム13の後端部に設けられる車軸3aに支持される。
スイングアーム13の後部とシートフレーム部19の後部との間には、左右一対のリアクション23が掛け渡される。
エンジン11は、メインフレーム16の下方において、前輪2の後方且つピボットフレーム17の前方に配置される。
エンジン11は、車幅方向に延びるクランク軸30を収納するクランクケース31と、クランクケース31の前面から前方に延出するシリンダー部32とを備える内燃機関である。
エンジン11は、シリンダー部32の軸線32aが車両側面視で略水平に車両前後方向に延びる水平エンジンである。
クランク軸30に接続されるピストン(不図示)は、軸線32aに沿ってシリンダー部32内を前後に往復運動する。
クランクケース31の後部には、クランク軸30の回転を減速して出力する変速機(不図示)が収納される。この変速機の出力軸と後輪3とは、駆動チェーン33によって接続される。
エンジン11の排気管35は、シリンダー部32の下面に設けられる排気ポートから後方に延びる。排気管35の後端には、マフラー36が接続される。
エンジン11に吸気を供給する吸気装置37は、エアクリーナー38と、シリンダー部32に接続されるスロットル装置39と、エアクリーナー38とスロットル装置39とを接続するコネクティングチューブ40とを備える。
燃料タンク41は、エアクリーナー38の下方に配置される。
自動二輪車1の各部に電力を供給するバッテリー42は、エアクリーナー38に支持される。
乗員が足を載せるステップ43は、ステップホルダー44を介してピボットフレーム17に支持される。
部品や物品を収納可能な収納ボックス45は、シートフレーム部19の外側面に取り付けられる。
ヘッドライト46は、ヘッドパイプ15の前方に配置される。フロントフェンダー47は、フロントフォーク12に取り付けられる。
後輪3を上方から覆うリアフェンダー48は、シートフレーム部19に取り付けられる。
図3は、車体フレーム10を上方から見た平面図である。図4は、車体フレーム10を左下方側から見た斜視図である。
図2~図4を参照し、メインフレーム16は、複数の板材(分割体)を溶接で接合して中空のケース状に形成されている。
詳細には、メインフレーム16は、メインフレーム16の左側の側面部を構成する左側部材51と、メインフレーム16の右側の側面部を構成する右側部材52とを備える。
左側部材51及び右側部材52は、上下方向及び前後方向に延びる板材であり、全体的に見ると、板厚方向を車幅方向に指向させて配置される。左側部材51及び右側部材52は、上下方向よりも前後方向に長い板材であり、メインチューブ18及びシートフレーム部19を構成する。
左側部材51と右側部材52とは、略左右対称に設けられる。
また、メインフレーム16は、メインフレーム16の下面部を構成する下側部材53と、メインフレーム16の後面部を構成する後側部材54とを備える。下側部材53は、板厚方向を上下方向に指向させて配置される板材である。
詳細には、下側部材53は、メインフレーム16のメインチューブ18の下面部を構成する第1の下側部材55と、メインフレーム16のシートフレーム部19の下面部を構成する第2の下側部材56とを備える。
メインフレーム16のメインチューブ18は、左側部材51の上部及び右側部材52の上部を互いに接合させるとともに、左側部材51の下部と右側部材52の下部とを第1の下側部材55によって車幅方向に接続することで、前後に延びるチューブ状に形成される。
メインチューブ18の前端の開口は、ヘッドパイプ15の後面によって閉じられる。
メインフレーム16のシートフレーム部19は、左側部材51の後部の下縁部と右側部材52の後部の下縁部とを第2の下側部材56によって車幅方向に接続するとともに、左側部材51の後端部と右側部材52の後端部とを後側部材54によって車幅方向に接続することで、中空のケース状に形成される。
車両側面視で、左側部材51の後部の下縁部、右側部材52の後部の下縁部、及び第2の下側部材56は、後上がりに傾斜している。
シートフレーム部19の上面の大部分には、上方に開口する開口57が設けられる。開口57は、平面視では、車幅方向よりも車両前後方向に長く延びる。開口57は、左側部材51の上部及び右側部材52の上部を切り欠くようにして設けられる。
シートフレーム部19の内側には、左側部材51、右側部材52、第2の下側部材56、及び後側部材54によって囲まれる後側内部空間58が形成される。後側内部空間58は、開口57から上方に露出する。
左側部材51及び右側部材52は、後側内部空間58を車幅方向に区画する側壁である。第2の下側部材56は、後側内部空間58を下方及び後方から覆う下壁である。
後側部材54は、シートフレーム部19の後面を構成する後壁部54aと、シートフレーム部19の後端部の上面を構成する上壁部54bとを一体に備える板材である。
後壁部54aは、左側部材51の後縁部と右側部材52の後縁部とを車幅方向に接続する。上壁部54bは、左側部材51の後端部の上縁と右側部材52の後端部の上縁とを車幅方向に接続する。開口57は、上壁部54bの前方に位置する。
シートフレーム部19の前端部には、メインチューブ18の後端部に対し下方に延出するエンジンハンガー部60が設けられる。エンジンハンガー部60は、左側部材51の前端部の下部及び右側部材52の前端部の下部にそれぞれ設けられる。
クランクケース31(図1)の上部は、車幅方向に延びるエンジン固定ボルト65a(図1)によってエンジンハンガー部60に締結される。
第1の下側部材55は、メインチューブ18の下面部を構成する下壁部61と、下壁部61の後端から下方に延出する前壁部62とを一体に備える。
前壁部62は、車両前方側に面する壁部であり、左右のエンジンハンガー部60の前縁を車幅方向に互いに接続する。
前壁部62には、前壁部62を車両前後方向に貫通する外気取り込み口63が設けられる。外気取り込み口63は、前壁部62を、前壁部62の下縁から上方に切り欠くようにして設けられる開口である。外気取り込み口63は、車両前方に向けて開口する。
シートフレーム部19の下面において、車両前後方向で前壁部62と第2の下側部材56との間の部分は、下方に開放する開放部64である。開放部64は、後側内部空間58を下方に露出させる。
ピボットフレーム17は、第2の下側部材56の前方に位置する。ピボットフレーム17は、左右一対の側壁部17a,17bと、側壁部17a,17bの後縁を車幅方向に接続する壁部17cとを備える。
ピボットフレーム17は、左側の側壁部17aの上縁17dが、シートフレーム部19における左側部材51の下縁に接合され、右側の側壁部17bの上縁が、シートフレーム部19における右側部材52の下縁に接合される。
壁部17cは、車両側面視で、後上がりに傾斜している。シートフレーム部19の下面を構成する第2の下側部材56は、壁部17cの上端に連続して後上がりに上方に延びる。
平面視では、壁部17cは、開放部64の後部を下方から覆う。
図5は、自動二輪車1を車幅方向の中央部で切断した断面図である。図6は、後側内部空間58の内側の部品の配置を示す断面図である。図6では、図5よりも左側に寄った位置の断面が示される。
図5及び図6を参照し、エアクリーナー38、燃料タンク41、及びバッテリー42は、シートフレーム部19内の後側内部空間58に収納され、開口57の下方に位置する。
シート14は、シート14の前端部のヒンジ部(不図示)を中心に上下に回動(開閉)可能に設けられる。
自動二輪車1は、開口57の略全体を塞ぐ開口カバー59をシート14の下方に備える。
燃料タンク41は、車両前後方向に長い中空の容器である。燃料タンク41は、後側内部空間58において、ピボットフレーム17の上方で、外気取り込み口63の後方且つ後側部材54の前方に配置される。燃料タンク41は、シートフレーム部19に支持される。
燃料タンク41は、車両側面視において、エンジン11のクランクケース31の後上方で、前下がり(後上がり)の姿勢で配置される。このため、車両側面視で、燃料タンク41の前端部41aは、燃料タンク41の後端部41bよりも下方に位置する。また、燃料タンク41の燃料は、燃料が減少すると、エンジン11に近いとともに位置が低い前端部41a側に集まる。このため、自動二輪車1のマスの集中化を図ることができるとともに、自動二輪車の重心を低くできる。
燃料タンク41は、後側内部空間58内において、燃料タンク41の下面41kが第2の下側部材56に沿うように、後上がりに傾斜して配置される。このように、燃料タンク41をシートフレーム部19の下面である第2の下側部材56に沿って配置することで、燃料タンク41を後側内部空間58にコンパクトに配置できる。第2の下側部材56は、後輪3を上方から覆う。第2の下側部材56は、後輪3の前部の上面に沿って前下がりに傾斜している。
燃料タンク41の上面部41cは、車両側面視で、前下がりに傾斜している。
上面部41cの後部には、給油口41dが設けられる。給油口41dは、上面部41cから上方に突出する筒状部である。給油口41dの上端の開口は、キャップ41eで塞がれる。
上面部41cの前部には、燃料ポンプ76が取り付けられる。燃料ポンプ76は、燃料タンク41内の燃料を、燃料ホース75を介してシリンダー部32に供給する。
燃料タンク41の前端部41aは、クランクケース31の後部の上方に位置し、クランクケース31の後部の上面31dを上方から覆う。上面31dは、車両側面視で前上がりに傾斜する傾斜面である。
燃料タンク41は、クランクケース31の後部の上面31dの近傍から後上がりの姿勢で後方へ延びる。
エアクリーナー38は、箱状のエアクリーナーケース70と、エアクリーナーケース70内に配置されるフィルター71とを備える。エアクリーナーケース70には吸気ダクト73が接続される。
エアクリーナー38は、燃料タンク41に隣接して、燃料タンク41の前上方に配置される。
エアクリーナー38は、車両側面視で、前下がりの姿勢で配置される。このため、車両側面視で、エアクリーナー38の前端部38aは、エアクリーナー38の後端部38bよりも下方に位置する。
詳細には、エアクリーナー38は、車両側面視で、エアクリーナー38の下面部38cが燃料タンク41の上面部41cに沿うように、前下がりの姿勢で配置される。
エアクリーナーケース70の前面から前方に延びるコネクティングチューブ40は、後側内部空間58から車体フレーム10の外気取り込み口63を通って前方に延び、スロットル装置39に接続される。コネクティングチューブ40は、クランクケース31の上面及びシリンダー部32の上面に沿うようにエンジン11の上方を前方に延び、スロットル装置39に接続される。
外気は、外気取り込み口63から後側内部空間58内に流入する。後側内部空間58に流入した外気は、吸気ダクト73からエアクリーナーケース70に吸い込まれ、フィルター71を通過する。フィルター71によって浄化された外気は、コネクティングチューブ40を通ってスロットル装置39に流れる。
エアクリーナー38の前部の上面部には、バッテリー42を収納するバッテリー収納部74が設けられる。バッテリー収納部74は、エアクリーナー38の後部の上面部に対しエアクリーナー38の前部の上面部が下方に窪んだ凹部である。
図7は、図6における燃料タンク41の後部の取付構造を拡大した拡大断面図である。
燃料タンク41は、上下に分割された上半体41gと下半体41hとをフランジ部41iで互いに接合することで、中空の容器状に形成される。
フランジ部41iは、燃料タンク41の後端部41bでは、燃料タンク41の後面から後上方に延びる板状である。
フランジ部41iには、筒状の弾性部材41jが取り付けられる。弾性部材41jは、例えば、左右一対でフランジ部41i上に設けられる。弾性部材41jは、例えばゴム等のエラストマーである。
シートフレーム部19は、後側内部空間58内で左側部材51と右側部材52とを車幅方向に接続するサブフレーム19aを備える。サブフレーム19aは、車幅方向に延びる棒状である。
サブフレーム19aの上面には、燃料タンク41が取り付けられるタンクステー19bが設けられる。タンクステー19bの上面は、フランジ部41iに沿って前下がりに傾斜している。
燃料タンク41の後部は、弾性部材41j及びフランジ部41iに上方から挿通されるタンク締結具77によって、タンクステー19bに締結される。フランジ部41iは、弾性部材41jを介してタンクステー19bの上面に当接する。タンク締結具77は、例えばボルトである。
図8は、図6のVIII-VIII断面図である。図9は、図8のIX-IX断面図である。
図6、図8及び図9を参照し、燃料タンク41の前部には、下方に延出する左右一対のステー80と、左右のステー80を車幅方向に接続する接続部材81とが設けられる。
ステー80は、燃料タンク41の下部における左右の側部からそれぞれ下方に延出する板状部である。ステー80は、板厚方向を車幅方向に指向させて配置される。
接続部材81は、燃料タンク41の下面41kの下方で車幅方向に延びる棒状である。
接続部材81の車幅方向の両端部は、ステー80を貫通して車幅方向に突出する軸81aである。左右のステー80の剛性は、接続部材81によって高められる。
燃料タンク41は、ステー80から車幅方向外側に突出する突出部82を備える。
突出部82は、軸81aと、軸81aに支持される左右一対の係合部材83とを備える。
係合部材83は、車幅方向に延びる円筒状の筒状部材である。係合部材83は、筒の中心の孔83aが軸81aに嵌合することで軸81aに取り付けられる。係合部材83は、軸81aを中心に回転自在である。係合部材83は、ゴム等のエラストマーで構成される。
係合部材83は、ステー80の車幅方向の外側面に突き当てられる。軸81aの先端は、軸方向において孔83a内に位置する。
突出部82は、燃料タンク41の前部に設けられる。突出部82は、下面41kよりも下方に位置する。突出部82は、左右のステー80にそれぞれ設けられる。突出部82は、燃料タンク41の車幅方向の外側面に位置する。
車両側面視で前下がりに傾斜している第2の下側部材56及びピボットフレーム17の壁部17cは、燃料タンク41を下方及び車両後方から覆うフレーム壁部66を構成する。フレーム壁部66は、車両側面視で前下がりに傾斜している。フレーム壁部66は、後輪3の前部の上面に沿って前下がりに傾斜している。
ここで、フレーム壁部66は、燃料タンク41を車両前方及び車両後方の一方である車両後方から覆う。すなわち、車両後方側は車両前後方向の一方であり、車両前方側は車両前後方向の他方である。車両前方側は、車両後方側の反対側である。
左側部材51及びピボットフレーム17の側壁部17aは、燃料タンク41を左側の車幅方向外側から覆うフレーム側壁部67を構成する。
右側部材52及びピボットフレーム17の側壁部17bは、燃料タンク41を右側の車幅方向外側から覆うフレーム側壁部68を構成する。
シートフレーム部19は、燃料タンク41の突出部82が係合する係合部85を左右一対備える。
係合部85は、シートフレーム部19の内側においてフレーム壁部66の前方に設けられる。係合部85は、フレーム側壁部67の内面、及び、フレーム側壁部68の内面にそれぞれ設けられる。
係合部85は、車両側面視で、車両前後方向に延びる上壁86と、上壁86の下方で上壁86に対向する下壁87と、係合部85の車両前方側で車両上下方向に延びる縦壁88と、係合部85の車両後方側でフレーム壁部66に向けて開放する開放部89とを備える。下壁87は、車両前後方向に延びる。
上壁86、下壁87、及び縦壁88は、車両側面視では、上壁86、下壁87、及び縦壁88が繋がることで、後方側に開放する略U字状に形成される。ここで、略U字状は、例えば上壁86、下壁87、及び縦壁88の一部に切り欠きが設けられていたとしても、全体として係合部85が略U字状であるものも含む。
また、係合部85は、上壁86の車幅方向の外端と、下壁87の車幅方向の外端と、縦壁88の車幅方向の外端とを接続する側壁90を備える。上壁86、下壁87、及び縦壁88は、側壁90から車幅方向内側に延びるリブ状である。係合部85の車幅方向外側の端面は、側壁90によって塞がれている。係合部85の車幅方向内側の端面は、開放している。
係合部85は、例えば、側壁90を構成する一枚の板材に対し、上壁86、下壁87、及び縦壁88を曲げ加工することで形成される。
左側の係合部85は、側壁90がフレーム側壁部67の内面に接合されることで、フレーム側壁部67に固定される。右側の係合部85は、側壁90がフレーム側壁部68の内面に接合されることで、フレーム側壁部68に固定される。
上壁86及び下壁87は、車両側面視で、互いに平行に略水平に前後に延びる。
下壁87における車両後方側の端部87a(下壁における一方の側の端部)は、車両側面視で、車両後方側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。
車両側面視で、端部87aは、フレーム壁部66に対し前方に離間している。車両側面視で、端部87aの後上がりの傾斜は、フレーム壁部66の傾斜と略同一であり、端部87aとフレーム壁部66とは略平行である。
上壁86における車両後方側の端部86a(上壁における一方の側の端部)は、車両側面視で、車両後方側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。
車両側面視で、端部86aの後上がりの傾斜は、端部87aの傾斜よりも小さい。
下壁87における車両後方側の端87b(下壁における一方の側の端)は、上壁86における車両後方側の端86b(上壁における一方の側の端)よりも車両後方側に延出する。
端87bは、下壁87の後端である。端86bは、上壁86の後端である。
開放部89は、下壁87の端87bと上壁86の端86bとによって区画される開口である。上壁86の端86bが下壁87の端87bの前上方に位置するため、開放部89は、後上方に向けて開口する。
縦壁88は、上壁86と下壁87との間で車両上下方向に延びる。縦壁88は、上壁86の前端と下壁87の前端とを上下に接続する。上壁86の前端は、上壁86における車両前方側の端であり、下壁87の前端は、下壁87における車両前方側の端である。
縦壁88は、車両側面視で、突出部82の係合部材83の外周に沿うように円弧状に形成される。
図9を参照し、下壁87における車両後方側の端87bと第2の下側部材56との車両前後方向の距離L1は、突出部82の車両前後方向の幅L2よりも小さい。幅L2は、係合部材83の車両前後方向の幅である。
ここで、シートフレーム部19に対する燃料タンク41の組み付け手順の一例を説明する。
まず、燃料タンク41は、シートフレーム部19の上面の開口57から後側内部空間58内に入れられる。燃料タンク41は、燃料タンク41の前部をフレーム壁部66に沿わせるようにして、前下方に下ろされる。
燃料タンク41が前下方に下ろされると、左右の各突出部82が開放部89から左右の各係合部85内に入り、突出部82は係合部85に係合する。
詳細には、燃料タンク41の突出部82が係合部85に係合した状態では、突出部82は、係合部材83が上壁86と下壁87との間に挟まれるとともに、係合部材83が縦壁88に後方から突き当たる。これにより、燃料タンク41の前部は、係合部85を介しフレーム側壁部67及びフレーム側壁部68に固定される。
その後、燃料タンク41の後部は、タンク締結具77(図7)によって、シートフレーム部19のタンクステー19bに締結される。
端87bとフレーム壁部66との車両前後方向の距離L1が突出部82の車両前後方向の幅L2よりも小さいため、燃料タンク41を前下方に下ろす際に突出部82が端87bと第2の下側部材56との間に落ちることが防止される。このため、突出部82を係合部85に容易に係合させることができる。
フレーム壁部66は前下がりに傾斜しているため、フレーム壁部66に沿うように燃料タンク41を前下方に移動させることで、突出部82を係合部85に容易に係合させることができる。
突出部82の係合部材83は、軸81aを中心に回転自在であるため、フレーム壁部66及び下壁87に対し係合部材83を転がすようにして、係合部材83を係合部85に係合させることができる。このため、係合部材83を係合部85に容易に係合させることができる。
突出部82は、突出部82の真上の下面41kよりも下方に位置する。これにより、燃料タンク41を前下方に移動させる際に、燃料タンク41がフレーム壁部66に当たり難くなる。このため、係合部材83を係合部85に容易に係合させることができる。
下壁87の後端部である端部87aが前下がりに傾斜しているため、係合部材83を端部87aに沿わせて前下方に移動させることができる。
上壁86の後端部である端部86aは、後上がり(前下がり)に傾斜している。これにより、開放部89が上下に広くなるため、係合部材83を開放部89から係合部85に係合させ易い。また、係合部材83を端部86aに沿うように前下方にガイドできる。このため、係合部材83を係合部85に係合させ易い。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1は、係合部85を備える車体フレーム10と、係合部85に係合して支持される燃料タンク41とを備え、車体フレーム10は、燃料タンク41を車幅方向外側から覆う左右一対のフレーム側壁部67,68と、燃料タンク41を車両前方及び車両後方の一方である車両後方から覆うフレーム壁部66とを備える。係合部85は、フレーム側壁部67,68の内面に設けられ、係合部85は、車両側面視で、車両前後方向に延びる上壁86と、上壁86に対向する下壁87と、車両前後方向で一方の反対側である他方の側(車両前方側)で上壁86と下壁87とを上下に接続する縦壁88と、一方の側でフレーム壁部66に向けて開放する開放部89とを備え、燃料タンク41には、開放部89から係合部85内に係合する突出部82が設けられ、下壁87における一方の側の端87bは、上壁86における一方の側の端86bよりも一方の側に延出し、下壁87における一方の側の端87bとフレーム壁部66との車両前後方向の距離L1は、突出部82の車両前後方向の幅L2よりも小さい。
この構成によれば、距離L1と幅L2との関係により、係合部85の下壁87における一方の側の端87bとフレーム壁部66との間に燃料タンク41の突出部82が入り込むことが防止されるため、突出部82を開放部89から係合部85内に容易に係合させることができる。また、下壁87における一方の側の端87bが、上壁86における一方の側の端86bよりも一方の側に延出するため、上壁86が突出部82の邪魔になり難い。このため、車体フレーム10の内側に燃料タンク41が配置される構造であっても、車体フレーム10に対し燃料タンク41を容易に組み付けできる。
また、フレーム壁部66は、車両側面視で、一方の側である車両後方側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。
この構成によれば、傾斜するフレーム壁部66によって、燃料タンク41の突出部82を係合部85に向けてガイドできる。このため、車体フレーム10に対し燃料タンク41を容易に組み付けできる。
また、下壁87における一方の側の端部87aは、一方の側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。
この構成によれば、傾斜する下壁87の端部87aによって、燃料タンク41の突出部82を係合部85内にガイドできる。
さらに、上壁86における一方の側の端部86aは、一方の側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。
この構成によれば、傾斜する上壁86の端部86aによって、燃料タンク41の突出部82を係合部85内にガイドできる。また、上壁86における一方の側の端部86aと下壁87との間隔が広くなるため、突出部82を係合部85に係合させ易い。
また、突出部82は、車幅方向に延びる軸81aと、軸81aに回転自在に支持される係合部材83とを備え、係合部材83が係合部85に係合する。
この構成によれば、係合部材83が車幅方向に延びる軸81aを中心に回転するため、係合部材83を係合部85に係合させ易い。
また、燃料タンク41は、燃料タンク41の燃料が供給されるエンジン11の後方において、車両側面視で前下がりの姿勢で配置され、フレーム壁部66は、車両側面視において、後輪3の上方で前下がりに配置され、一方は車両後方であり、突出部82は、燃料タンク41の前部に設けられる。
この構成によれば、後輪3の上方で前下がりに配置されるフレーム壁部66に沿うように、燃料タンク41をコンパクトに配置できる。また、燃料は、燃料タンク41の前下がりの姿勢によって、燃料タンク41内において前部のエンジン11側に溜まるため、自動二輪車1のマスの集中化を図ることができる。さらに、前下がりのフレーム壁部66に沿うように燃料タンク41を下ろしていくと燃料タンク41の前部に設けられる突出部82が係合部85に係合する。このため、車体フレーム10の内側に燃料タンク41が配置される構造であっても、車体フレーム10に対し燃料タンク41を容易に組み付けできる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、フレーム壁部66は、燃料タンク41を車両後方から覆い、縦壁88は、車両前方側で上壁86と下壁87とを上下に接続し、開放部89は車両後方側でフレーム壁部66に向けて開放するものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、燃料タンク41を車両前方から覆うフレーム壁部を設け、縦壁88は、車両後方側で上壁86と下壁87とを上下に接続し、開放部89は車両前方側でフレーム壁部に向けて開放しても良い。この構成において、下壁87における前端は、上壁86における前端よりも車両前方側に延出し、下壁87における前端とフレーム壁部との車両前後方向の距離を、突出部82の車両前後方向の幅L2よりも小さくしても良い。
また、上記実施の形態では、自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)係合部を備える車体フレームと、前記係合部に係合して支持される燃料タンクとを備える鞍乗り型車両において、前記車体フレームは、前記燃料タンクを車幅方向外側から覆う左右一対のフレーム側壁部と、前記燃料タンクを車両前方及び車両後方の一方から覆うフレーム壁部とを備え、前記係合部は、前記フレーム側壁部の内面に設けられ、前記係合部は、車両側面視で、車両前後方向に延びる上壁と、前記上壁に対向する下壁と、車両前後方向で前記一方の反対側である他方の側で車両上下方向に延びる縦壁と、前記一方の側で前記フレーム壁部に向けて開放する開放部とを備え、前記燃料タンクには、前記開放部から前記係合部内に係合する突出部が設けられ、前記下壁における前記一方の側の端は、前記上壁における前記一方の側の端よりも前記一方の側に延出し、前記下壁における前記一方の側の前記端と前記フレーム壁部との車両前後方向の距離は、前記突出部の車両前後方向の幅よりも小さいことを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、係合部の下壁における一方の側の端とフレーム壁部との間に燃料タンクの突出部が入り込むことが防止されるため、突出部を開放部から係合部内に容易に係合させることができる。また、下壁における一方の側の端が、上壁における一方の側の端よりも一方の側に延出するため、上壁が突出部の邪魔になり難い。このため、車体フレームの内側に燃料タンクが配置される構造であっても、車体フレームに対し燃料タンクを容易に組み付けできる。
(構成2)前記フレーム壁部は、車両側面視で、前記一方の側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していることを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、傾斜するフレーム壁部によって、燃料タンクの突出部を係合部に向けてガイドできる。このため、車体フレームに対し燃料タンクを容易に組み付けできる。
(構成3)前記下壁における前記一方の側の端部は、前記一方の側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していることを特徴とする構成1または2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、傾斜する下壁の端部によって、燃料タンクの突出部を係合部内にガイドできる。
(構成4)前記上壁における前記一方の側の端部は、前記一方の側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していることを特徴とする構成1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、傾斜する上壁の端部によって、燃料タンクの突出部を係合部内にガイドできる。また、上壁における一方の側の端部と下壁との間隔が広くなるため、突出部を係合部に係合させ易い。
(構成5)前記突出部は、車幅方向に延びる軸と、前記軸に回転自在に支持される係合部材とを備え、前記係合部材が前記係合部に係合することを特徴とする構成1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、係合部材が車幅方向に延びる軸を中心に回転するため、係合部材を係合部に係合させ易い。
(構成6)前記燃料タンクは、前記燃料タンクの燃料が供給されるエンジンの後方において、車両側面視で前下がりの姿勢で配置され、前記フレーム壁部は、車両側面視において、後輪の上方で前下がりに配置され、前記一方は車両後方であり、前記突出部は、前記燃料タンクの前部に設けられることを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、後輪の上方で前下がりに配置されるフレーム壁部に沿うように、燃料タンクをコンパクトに配置できる。また、燃料は、燃料タンクの前下がりの姿勢によって、前部のエンジン側に溜まるため、鞍乗り型車両のマスの集中化を図ることができる。さらに、前下がりのフレーム壁部に沿うように燃料タンクを下ろしていくと燃料タンクの前部に設けられる突出部が係合部に係合する。このため、車体フレームの内側に燃料タンクが配置される構造であっても、車体フレームに対し燃料タンクを容易に組み付けできる。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
3 後輪
10 車体フレーム
11 エンジン
41 燃料タンク
66 フレーム壁部
67,68 フレーム側壁部
81a 軸
82 突出部
83 係合部材
85 係合部
86 上壁
86a 端部(上壁における一方の側の端部)
86b 端(上壁における一方の側の端)
87 下壁
87a 端部(下壁における一方の側の端部)
87b 端(下壁における一方の側の端)
88 縦壁
89 開放部
L1 距離
L2 幅

Claims (6)

  1. 係合部(85)を備える車体フレーム(10)と、前記係合部(85)に係合して支持される燃料タンク(41)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記車体フレーム(10)は、前記燃料タンク(41)を車幅方向外側から覆う左右一対のフレーム側壁部(67,68)と、前記燃料タンク(41)を車両前方及び車両後方の一方から覆うフレーム壁部(66)とを備え、
    前記係合部(85)は、前記フレーム側壁部(67,68)の内面に設けられ、
    前記係合部(85)は、車両側面視で、車両前後方向に延びる上壁(86)と、前記上壁(86)に対向する下壁(87)と、車両前後方向で前記一方の反対側である他方の側で車両上下方向に延びる縦壁(88)と、前記一方の側で前記フレーム壁部(66)に向けて開放する開放部(89)とを備え、
    前記燃料タンク(41)には、前記開放部(89)から前記係合部(85)内に係合する突出部(82)が設けられ、
    前記下壁(87)における前記一方の側の端(87b)は、前記上壁(86)における前記一方の側の端(86b)よりも前記一方の側に延出し、
    前記下壁(87)における前記一方の側の前記端(87b)と前記フレーム壁部(66)との車両前後方向の距離(L1)は、前記突出部(82)の車両前後方向の幅(L2)よりも小さいことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記フレーム壁部(66)は、車両側面視で、前記一方の側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記下壁(87)における前記一方の側の端部(87a)は、前記一方の側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記上壁(86)における前記一方の側の端部(86a)は、前記一方の側に向かうに従って上方に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記突出部(82)は、車幅方向に延びる軸(81a)と、前記軸(81a)に回転自在に支持される係合部材(83)とを備え、前記係合部材(83)が前記係合部(85)に係合することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記燃料タンク(41)は、前記燃料タンク(41)の燃料が供給されるエンジン(11)の後方において、車両側面視で前下がりの姿勢で配置され、
    前記フレーム壁部(66)は、車両側面視において、後輪(3)の上方で前下がりに配置され、
    前記一方は車両後方であり、
    前記突出部(82)は、前記燃料タンク(41)の前部に設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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