JP6116682B2 - 空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、空調システムに関する。
従来、保守管理対象の機器に保持されるソフトウェアの保守を行う場合、作業者が現場に行き、ソフトウェアのアップデート等が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、サーバが保守管理対象の機器にアップデート用のソフトウェアを送信し、保守管理対象の機器のソフトウェアのアップデートを行っていた(例えば、特許文献2参照)。
また、従来、受信側の機器が、送信側の機器から送信されたソフトウェアのバージョンをモニタし、最新版のソフトウェアの場合、送信されたソフトウェアをダウンロードすることで、ソフトウェアのアップデートを行っていた(例えば、特許文献3参照)。
特開2008−27149号公報(段落[0056]) 特開2000−172508号公報(段落[0025]) 特開2000−31998号公報(段落[0031])
特許文献1に記載の従来例においては、例えば、作業者が現場に端末を持ち込み、端末と、保守管理対象の機器とを1台ずつ直接接続し、ソフトウェアのアップデート等を行っていた。よって、現場では、膨大な作業時間が必要であった。
特許文献2に記載の従来例においては、サーバがソフトウェアのアップデート等を行うため、現場では、膨大な作業時間は必要でなかった。よって、現場での作業者の負担は軽減された。また、特許文献2に記載の従来例においては、サーバが、更新コマンドと、アップデート用のソフトウェアである更新データとを併せて保守管理対象の機器に送信し、受信完了後、再起動時にソフトウェアのアップデートを実行させていた。
しかし、保守管理対象の機器のうち、空調機器管理装置及び空調機器は、サーバがソフトウェアの保守を行う場合、考慮する点が多岐に存在した。例えば、空調機器管理装置及び空調機器をサーバで管理する空調システムは、空調機器の監視を24時間にわたり連続して行っていた。また、そのような空調システムが管理する空調機器は、物件毎に空調負荷が異なっていた。よって、ソフトウェアのアップデート完了後、サーバが一意に空調機器の再起動のタイミングを決定することは難しかった。また、そのような空調システムは、空調機器との通信に、専用伝送線を用いていた。専用伝送線は、汎用伝送線、例えば、LAN(Local Area Network)等の通信と比べ、通信速度が遅かった。よって、サーバは、アップデートするソフトウェアの送信に多大な時間を要していた。
いずれにしても、空調機器の空調負荷が考慮されず、ソフトウェアのアップデートが実行されるため、空調システムの運転に影響を与える虞があった。
特許文献3に記載の従来例においては、受信側の機器は、最新版のソフトウェアでない場合、ソフトウェアのアップデートを実行しなかった。よって、空調システム全体では、ソフトウェアのアップデートに要する稼働負荷は低減した。
しかし、特許文献3に記載の従来例においても、空調機器の空調負荷を考慮してソフトウェアのアップデートが実行されていなかった。よって、最新版のソフトウェアを受信しした場合にソフトウェアのアップデートが実行されたとしても、空調機器の空調負荷の状態によっては、空調システムの運転に影響を与える虞があった。
換言すれば、特許文献1〜特許文献3に記載の従来例に対応する空調システムが、ソフトウェアのアップデートを実行する場合、空調システムの運転に影響を与える虞があるという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、空調システムの運転に影響を与えずに、ソフトウェアのアップデートを実行することができる空調システムを提供することを目的とするものである。
本発明に係る空調システムは、空調機器管理装置と、前記空調機器管理装置と各種信号を送受信する空調機器と、を設けた空調システムであって、前記空調機器管理装置は、前記空調機器を管理し、当該空調機器管理装置の運転状態は、前記空調機器の運転状態と連動し、当該空調機器管理装置の運転状態に基づいて、当該空調機器管理装置に設定されたソフトウェア更新するようにされており、前記空調機器管理装置が互いに通信可能に複数台設けられ、前記複数の空調機器管理装置のうちの一部の空調機器管理装置は、前記複数の空調機器管理装置のうちの他の一部の空調機器管理装置の運転状態に基づいて、前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを更新するようにされており、前記一部の空調機器管理装置は、当該一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアのバージョンが前記他の一部の空調機器管理装置のバージョンと比べて新しく、該他の一部の空調機器管理装置の運転状態が送信開始条件を満たした場合、前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを更新するようにされている
本発明は、空調機器の運転状態に基づいて一連の処理が実行されるため、空調システムの運転に影響を与えずに、ソフトウェアのアップデートを実行することができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1における空調システム1の概略構成の一例であって、空調機器管理装置11b_1〜空調機器管理装置11b_Nがアップデート対象機器として設定された一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における空調機器管理装置11の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における空調機器管理装置11aと空調機器管理装置11bとの間の通信例を説明するシーケンス図である。 本発明の実施の形態1における空調機器管理装置11aと空調機器管理装置11bと空調機器群15との間の通信例を説明するシーケンス図である。 本発明の実施の形態1におけるデータ送信側の空調機器管理装置11aの制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態2における空調システム1の概略構成の一例であって、空調機器群15_1〜空調機器群15_Nがアップデート対象機器として設定された一例を示す図である。 本発明の実施の形態2における空調機器17の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2における空調機器管理装置11aと空調機器17との間の通信例のうち、ソフトウェアバージョンモニタに関する通信例を説明するシーケンス図である。 本発明の実施の形態2における空調機器管理装置11aと空調機器17との間の通信例のうち、送信開始条件モニタに関する通信例を説明するシーケンス図である。 本発明の実施の形態2におけるデータ送信側の空調機器管理装置11aの制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態3における空調機器管理装置11の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3におけるデータ送信側の空調機器管理装置11aの制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態4におけるデータ送信側の空調機器管理装置11aの制御例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態1〜4の動作を行うプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列に行われる処理であるが、必ずしも時系列に処理されなくてもよく、並列的又は個別に実行される処理を含んでもよい。
また、本実施の形態1〜4で説明される各機能をハードウェアで実現するか、ソフトウェアで実現するかは問わない。つまり、本実施の形態1〜4で説明される各ブロック図は、ハードウェアのブロック図と考えてもよく、ソフトウェアの機能ブロック図と考えてもよい。例えば、各ブロック図は、回路デバイス等のハードウェアで実現されてもよく、図示しないプロセッサ等の演算装置上で実行されるソフトウェアで実現されてもよい。
また、本実施の形態1〜4で説明されるブロック図の各ブロックは、その機能が実施されればよく、それらの各ブロックで構成が分離されなくてもよい。
また、本実施の形態1〜4で説明される各フラグ例等は一例を示し、特にこれに限定されない。
なお、本実施の形態1〜4のそれぞれにおいて、特に記述しない項目については実施の形態1〜4と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、本実施の形態1〜4は、単独で実施されてもよく、組み合わせて実施されてもよい。いずれの場合においても、下記で説明する有利な効果を奏することとなる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における空調システム1の概略構成の一例であって、空調機器管理装置11b_1〜空調機器管理装置11b_Nがアップデート対象機器31として設定された一例を示す図である。
図1に示すように、空調システム1は、空調機器管理装置11a、空調機器管理装置11b_1〜空調機器管理装置11b_N、及び空調機器群15_1〜空調機器群15_N等を備える。空調機器管理装置11aと、空調機器管理装置11b_1〜空調機器管理そうち11b_Nとは、それぞれ汎用伝送線21で接続されている。汎用伝送線21は、一般に公開された通信プロトコルに準拠して通信が行われる伝送線である。汎用伝送線21は、例えば、LAN(Local Area Network)で実現される。なお、汎用伝送線21は、LANに限定されない。
なお、空調機器管理装置11b_1〜空調機器管理装置11b_Nのそれぞれを特に区別しない場合、空調機器管理装置11bと称する。また、空調機器管理装置11aと、空調機器管理装置11bとを特に区別しない場合、空調機器管理装置11と称する。また、図1に示すように、空調機器管理装置11bは、アップデート対象機器31に設定されている。
空調機器管理装置11と、空調機器群15_1〜空調機器群15_Nとは、専用伝送線23を介して接続されている。専用伝送線23は、一般に公開されない通信プロトコルに準拠して通信が行われる伝送線である。空調機器管理装置11は、空調機器群15_1〜空調機器群15_Nを管理する。例えば、空調機器管理装置11は、空調機器群15_1〜空調機器群15_Nの各種状態を取得する。また、例えば、空調機器管理装置11は、空調機器群15_1〜空調機器群15_Nのソフトウェアの保守管理として、ソフトウェアのバージョンアップを行う。
空調機器群15_1は、例えば、空調機器17a及び空調機器17bを備える。空調機器17a及び空調機器17bは、同一のエリアを空調対象空間に設定され、設定された空調対象空間の空気を制御する。空調機器群15_2は、例えば、空調機器17c〜空調機器17eを備える。空調機器17c〜空調機器17eは、同一のエリアを空調対象空間に設定され、設定された空調対象空間の空気を制御する。空調機器群15_Nは、例えば、空調機器17f及び空調機器17gを備える。空調機器17f及び空調機器17gは、同一のエリアを空調対象空間に設定され、設定された空調対象空間の空気を制御する。
なお、空調機器群15_1〜空調機器群15_Nのそれぞれは、異なるエリアを空調対象空間に設定されることを想定しているが、同一のエリアを空調対象空間に設定されてもよい。また、空調機器群15_1〜空調機器群15_Nのそれぞれを特に区別しない場合、空調機器群15と称する。また、空調機器17a〜空調機器17gのそれぞれを特に区別しない場合、空調機器17と称する。つまり、空調機器群15は、複数の空調機器17を備え、該当するエリアの空気を制御する機器群である。
空調機器17は、例えば、室外機、室内機、換気設備、全熱交換器、加湿器、除湿器、及びヒータ等の何れかである。つまり、室外機、室内機、換気設備、全熱交換器、加湿器、除湿器、及びヒータ等が、専用伝送線23を介して、空調機器管理装置11と接続されている。
複数の空調機器管理装置11と、複数の空調機器群15との紐付けは特に限定されない。例えば、空調機器管理装置11aが、空調機器群15_1〜空調機器群15_N全体を統括管理してもよい。空調機器管理装置11b_1が、空調機器群15_1を管理してもよい。空調機器管理装置11b_2が、空調機器群15_2を管理してもよい。空調機器管理装置11b_Nが、空調機器群15_Nを管理してもよい。
また、空調機器管理装置11a、及び空調機器管理装置11b_1〜空調機器管理装置11b_Nのそれぞれの紐付けは特に限定されない。例えば、図1においては、空調機器管理装置11aが、空調機器管理装置11bをアップデート対象機器31として管理する場合を想定する。なお、図1を用いて説明した空調システム1は、一例を示し、特にこれに限定されない。
次に、空調機器管理装置11の詳細について説明する。図2は、本発明の実施の形態1における空調機器管理装置11の機能構成の一例を示す図である。図2に示すように、空調機器管理装置11は、第1通信装置41、第2通信装置42、不揮発性メモリ43、及び揮発性メモリ44を備える。第1通信装置41は、自機以外の空調機器管理装置11と各種信号を送受信する。つまり、第1通信装置41は、空調機器管理装置11の通信プロトコルに準拠して通信が行われる汎用伝送線21を介して各種信号を送受信する。第2通信装置42は、空調機器17と各種信号を送受信する。つまり、第2通信装置42は、空調機器17の通信プロトコルに準拠して通信が行われる専用伝送線23を介して各種信号を送受信する。
不揮発性メモリ43は、例えば、不揮発性の半導体メモリで構成され、電源への電力の供給の有無に関係なく、データを保持し続ける。不揮発性メモリ43は、例えば、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリのうち、フラッシュメモリで形成される。フラッシュメモリは、フラッシュEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)又はフラッシュROMと呼ばれるメモリである。なお、不揮発性メモリ43は、フラッシュメモリに限定されない。
不揮発性メモリ43で形成される論理空間には、動作ソフトウェア格納領域43a、運転状態データ格納領域43b、ソフトウェアバージョンデータ格納領域43c、送信用アップデートソフトウェア格納領域43d、受信用アップデートソフトウェア格納領域43e、送信先データ格納領域43f、送信開始条件データ格納領域43g、及び再起動条件データ格納領域43hが割り当てられている。
動作ソフトウェア格納領域43aには、動作ソフトウェアが格納されている。動作ソフトウェアは、空調機器管理装置11で実行されるソフトウェアであって、例えば、管理対象下の機器の消費電力をモニタリングする。なお、動作ソフトウェアは、特にこれに限定されない。また、動作ソフトウェア格納領域43aには、種類の異なる複数の動作ソフトウェアが格納されてもよい。
なお、上記の説明では、ソフトウェアとして動作ソフトウェアが動作ソフトウェア格納領域43aに格納されている一例について説明したが、特にこれに限定されない。例えば、ソフトウェアの構成要素であるモジュール単位で分割して格納されてもよい。また、モジュールの構成要素であるプログラム単位で分割して格納されてもよい。また、単一のプログラムで格納されてもよい。なお、分割して格納されている場合には、例えば、C言語プログラミングで用いるMakefileのようなコードを用いることで、複数の構成要素から一つの実行ファイルを作成してもよい。なお、上記の説明では、C言語プログラミングの一手法について説明したが、特に特定の言語で記述されている必要はない。
いずれにせよ、動作ソフトウェア格納領域43aには、空調機器管理装置11又は空調機器17を動作させるアルゴリズムが記述されたコードが格納されていればよく、プログラミング単位、プログラミング手法、プログラミング実装方法、及びプログラミング実装環境等のコードに関する実装形態は特に限定されない。
なお、動作ソフトウェアの更新、すなわち、動作ソフトウェアのアップデート処理の形態は特に限定されない。例えば、動作ソフトウェア格納領域43aに格納されている動作ソフトウェアを新しい動作ソフトウェアに置換することで、アップデート処理が実行されてもよい。また、例えば、分割されて格納されている場合には、分割された構成要素だけを置換することで、全体としてアップデート処理が実行されてもよい。いずれにせよ、ソースコードとして格納されている動作ファイルは、実行時に、何れかの論理空間上、例えば、動作ソフトウェア格納領域43aでオブジェクトコードに展開され、展開されたオブジェクトコードが図示しないCPU(Central Processing Unit)等の指令に基づいて動作すればよい。
運転状態データ格納領域43bには、各種機器の運転状態データが格納されている。例えば、各種機器の運転状態データとして、空調機器管理装置11の運転状態が格納されている。具体的には、空調機器管理装置11の負荷状態等が格納される。また、例えば、各種機器の運転状態データとして、空調機器管理装置11が管理対象下にある空調機器17の運転状態を示すデータが格納される。具体的には、空調機器17の運転状態として、運転中、停止中、及び起動中等の状態を示すデータが格納される。なお、運転状態データ格納領域43bには、自機以外の空調機器管理装置11の運転状態を示すデータが格納されてもよい。また、運転状態データ格納領域43bには、自機以外の空調機器管理装置11が管理対象下にある空調機器17の運転状態を示すデータが格納されてもよい。
なお、空調機器管理装置11の負荷状態は、空調機器管理装置11の管理対象下にある空調機器17の運転状態に連動して変更される。具体的には、空調機器管理装置11の管理対象下にある空調機器17の運転状態が停止中であれば、空調機器管理装置11の負荷状態は低負荷状態である。よって、空調機器管理装置11は、例えば、他機の空調機器管理装置11の負荷状態を取得すれば、他機の空調機器管理装置11の管理対象下にある空調機器17の運転状態を判定できる。
ソフトウェアバージョンデータ格納領域43cには、動作ソフトウェア格納領域43aに格納されている動作ソフトウェアのバージョンデータが格納されている。なお、過去の更新履歴として、最初に動作ソフトウェアが格納されてから現在に至るまでの各バージョンデータが累積的に格納されてもよい。このように論理空間を構成した場合、空調機器管理装置11は、ソフトウェアバージョンデータ格納領域43cを参照することで必要に応じて過去のバージョンを参照することができるため、空調システム1全体として、動作ソフトウェアを過去のバージョンに統一してダウングレードできる。
送信用アップデートソフトウェア格納領域43dには、送信用アップデートソフトウェアが格納されている。送信用アップデートソフトウェアは、アップデート対象機器31に送信されるソフトウェアである。なお、動作ソフトウェアと、送信用アップデートソフトウェアとは、同一のアルゴリズムが記述されていればよく、実装形態は特に限定されない。例えば、アップデート対象機器31に準拠した実装形態で送信用アップデートソフトウェアが格納され、空調機器管理装置11と、アップデート対象機器31とが通信可能であれば、アップデート対象機器31の種類に限定することなく、本実施形態1のソフトウェアアップデートをすることができる。
例えば、空調機器管理装置11では、XML(Extensible Markup Language)言語プログラムの実行環境で動作する動作ソフトウェアが実行され、アップデート対象機器31では、VB(Visual Basic)言語プログラムの実行環境で動作する送信用アップデートソフトウェアが実行されてもよい。いずれにせよ、各実行環境先に適した実装形態のソフトウェアがそれぞれ格納されていればよい。また、各実行環境先と異なる実装形態のソフトウェアがそれぞれ格納されてもよい。実行環境先が異なれば、例えば、API(Application Interface)等を用いることで、適宜実行環境先に適した状態に変換されればよい。
なお、送信用アップデートソフトウェア格納領域43dに格納されるコードは、アップデート用のソフトウェアである必要はない。例えば、送信用アップデートソフトウェア格納領域43dには、ダウングレード用のソフトウェアが格納されてもよい。また、例えば、送信用アップデートソフトウェア格納領域43dには、アップデートという小さい更新用データだけでなく、大幅な更新用データとしてもアップグレード用のソフトウェアが格納されてもよい。
受信用アップデートソフトウェア格納領域43eには、受信用アップデートソフトウェアが格納される。例えば、空調機器管理装置11が、自機以外の空調機器管理装置11から送信用アップデートソフトウェアを受信した場合、受信した送信用アップデートソフトウェアを受信用アップデートソフトウェア格納領域43eに格納する。
送信先データ格納領域43fには、送信先データが格納されている。送信先データは、アップデート対象機器31を指定するデータである。送信先データは、例えば、アップデート対象機器31の宛先データである。宛先データの実装形態は特に限定されない。例えば、アップデート対象機器31が、汎用伝送線21上で識別される場合、汎用伝送線21で用いる通信プロトコルに準拠した宛先データとしてIPアドレス等が設定されればよい。具体的には、図1に示す例においては、空調機器管理装置11bの宛先データが送信先データとして図2に示す送信先データ格納領域43fに格納されている。また、例えば、アップデート対象機器31が、専用伝送線23上で識別される場合、専用伝送線23で用いる通信プロトコルに準拠した宛先データとして一意に識別されるアドレスが設定されればよい。
送信開始条件データ格納領域43gには、送信開始条件データが格納される。送信開始条件データは、送信用アップデートソフトウェアを送信するか否かを判定するデータである。送信開始条件データは、例えば、空調機器管理装置11の管理対象下にある空調機器17が全て停止中、すなわち、空調機器管理装置11の負荷状態が低負荷状態のときを示すデータである。例えば、空調機器管理装置11は、送信開始条件データに第1フラグを紐付けし、空調機器管理装置11の負荷状態が低負荷状態のときを示すデータとして、第1フラグを0に設定し、第1フラグが0の場合に送信用アップデートソフトウェアを送信すると判定してもよい。
なお、上記の説明では、第1フラグを用いて空調機器管理装置11の負荷状態を判定したが、特にこれに限定されない。第1フラグは、送信開始条件データとして定義される送信開始判定識別子の一例である。例えば、空調機器管理装置11の管理対象下にある空調機器17の運転状態も運転状態データ格納領域43bには格納されるので、送信開始判定識別子の一例である第1フラグと、運転状態データ格納領域43bに格納されている空調機器17の運転状態とを紐付けし、第1フラグで空調機器17の運転状態を表現してもよい。例えば、空調機器管理装置11は、空調機器17の運転状態として、停止中の場合には第1フラグを1、起動中の場合には第1フラグを2、再起動中の場合には第1フラグを3、シャットダウン中の場合には第1フラグを4にそれぞれ設定し、第1フラグが1の場合に送信用アップデートソフトウェアを送信すると判定してもよい。
再起動条件データ格納領域43hには、再起動条件データが格納される。再起動条件データは、アップデート対象機器31を再起動するか否かを判定するデータである。再起動条件データは、例えば、アップデート対象機器31からアップデートソフトウェア受信完了応答を受信したことを示すデータである。例えば、再起動条件データに第2フラグを紐付けし、アップデート対象機器31からアップデートソフトウェア受信完了応答を受信したことを示すデータとして、第2フラグを1に設定してもよい。
なお、再起動条件データは、アップデート対象機器31ごとに異なっていてもよい。
揮発性メモリ44は、例えば、揮発性の半導体メモリで構成され、電源への電力の供給が有る場合、データを保持し、電源への電力の供給が無い場合、データを保持しない。揮発性メモリ44は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)で形成される。なお、揮発性メモリ44は、DRAMに限定されない。揮発性メモリ44で形成される論理空間には、アップデート対象機器31の運転状態データ格納領域44aが割り当てられている。
なお、上記の説明では、空調機器管理装置11の機能構成の一例を説明したが、特にこれに限定されない。空調機器管理装置11の機能構成として、その他の機能を備えていてもよい。また、第1通信装置41と、第2通信装置42とが、同一の機能構成で形成されてもよい。また、アップデート対象機器31の運転状態データ格納領域44aが不揮発性メモリ43で形成される論理空間に割り当てられていてもよい。
また、動作ソフトウェア格納領域43a、運転状態データ格納領域43b、ソフトウェアバージョンデータ格納領域43c、送信用アップデートソフトウェア格納領域43d、受信用アップデートソフトウェア格納領域43e、送信先データ格納領域43f、送信開始条件データ格納領域43g、及び再起動条件データ格納領域43hが不揮発性メモリ43で形成される論理空間にそれぞれ割り当てられている必要は特にない。
例えば、図示しないハッシュテーブルを用いることで、動作ソフトウェア格納領域43a、運転状態データ格納領域43b、ソフトウェアバージョンデータ格納領域43c、送信用アップデートソフトウェア格納領域43d、受信用アップデートソフトウェア格納領域43e、送信先データ格納領域43f、送信開始条件データ格納領域43g、及び再起動条件データ格納領域43hのそれぞれが動的に割り当てられてもよい。
次に、空調機器管理装置11aが空調機器管理装置11bのソフトウェアをアップデートする一連の処理について図3〜図5を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態1における空調機器管理装置11aと空調機器管理装置11bとの間の通信例を説明するシーケンス図である。図3に示すように、データ送信側として、空調機器管理装置11aは、データ受信側として設定された空調機器管理装置11bに定期的にソフトウェアバージョンモニタを実行する。
ソフトウェアバージョンモニタは、例えば、送信先データ格納領域43fに格納されているデータ受信側として設定された空調機器管理装置11bに対応する動作ソフトウェア(空調機器管理用)を、バージョンアップするか否かの要否判定の前工程である。また、空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)と、データ送信先である他機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)との比較処理を、動作ソフトウェア(空調機器管理用)をバージョンアップするか否かの要否判定の後工程として実行する。なお、ソフトウェアバージョンモニタ(空調機器管理用)の実行間隔は、任意に設定できる。
例えば、ユーザーからの設定で、ソフトウェアバージョンモニタ(空調機器管理用)が停止状態に設定されてもよい。また、データ送信側である空調機器管理装置11aの運転状態に応じて、ソフトウェアバージョンモニタ(空調機器管理用)が自動的に一時的に停止状態に設定されてもよい。なお、動作ソフトウェア(空調機器管理用)をバージョンアップするか否かの要否判定は、アップデート対象機器31が保持する動作ソフトウェア(空調機器管理用)のバージョン確認処理である。
次に、図3を用いて具体的に通信例を説明する。
(ステップS001)
空調機器管理装置11aは、空調機器管理装置11bにソフトウェアバージョンモニタ(空調機器管理用)を実行する。
(ステップS002)及び(ステップS003)
空調機器管理装置11bは、自機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)を送信する。具体的には、空調機器管理装置11bは、自機のソフトウェアバージョンデータ格納領域43cに格納されているソフトウェアバージョンデータ(空調機器管理用)を、空調機器管理装置11aに送信することで、ソフトウェアバージョン応答(空調機器管理用)を実行する。
(ステップS004)及び(ステップS005)
空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョンデータ(空調機器管理用)を取得する。空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョンデータ(空調機器管理用)の方が、データ受信側に設定されている空調機器管理装置11bのソフトウェアバージョン(空調機器管理用)、すなわち、他機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)と比べて新しいか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)の方が他機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)と比べて新しくない場合、ステップS001に戻る。一方、空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)の方が他機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)と比べて新しい場合、動作ソフトウェア(空調機器管理用)のバージョンアップタイミング確認処理として、ステップS006に移行する。つまり、ここでの処理は、アップデート対象機器31の動作ソフトウェア(空調機器管理用)が最新バージョン(空調機器管理用)であるか否かが判定される処理であって、その前提として、データ送信側の機器が保有するバージョンデータ(空調機器管理用)が最新バージョン(空調機器管理用)であると想定している。
(ステップS006)〜(ステップS008)
空調機器管理装置11aは、送信開始条件モニタを実行する。空調機器管理装置11bは、自機の運転状態を、空調機器管理装置11aに送信することで、送信開始条件応答を実行する。なお、空調システム1は、空調機器管理装置11a、及び空調機器管理装置11b_1〜空調機器管理装置11b_nのそれぞれとの機器の相性等の観点から、ステップS005の処理である比較動作を停止状態に設定し、古いバージョンの動作ソフトウェア(空調機器管理用)をアップデートする処理の前段階である送信開始条件モニタへ移行してもよい。また、空調機器管理装置11aは、空調機器管理装置11bの動作ソフトウェア(空調機器管理用)をダウングレードしてもよい。ダウングレードする場合、ステップS005の比較処理で、自機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)の方が他機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)と比べて古いか否かを判定すればよい。
次に、送信開始条件モニタの動作の詳細について図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態1における空調機器管理装置11aと空調機器管理装置11bと空調機器群15との間の通信例を説明するシーケンス図である。送信開始条件モニタは、空調機器管理装置11aの送信開始条件データ格納領域43gに格納されている送信開始条件データと、空調機器管理装置11bの運転状態データ格納領域43bに格納されている空調機器管理装置11bの運転状態と、が一致するか否かを判定するバージョンアップタイミング確認処理である。なお、送信開始条件モニタを実行するタイミングは、任意に設定できる。例えば、ユーザーからの設定で、送信開始条件モニタを停止状態に設定されてもよい。また、データ送信側である空調機器管理装置11aの運転状態に応じて自動的に一時的に停止状態に設定されてもよい。
次に、図4を用いて具体的に通信例について説明する。図4の説明では、送信開始条件モニタの実行間隔を定時通信間隔として設定した場合を想定する。定時通信間隔は、例えば、1分であるが、特にこれに限定されない。また、図4の説明では、送信開始条件を空調機器群15に対応する全ての空調機器17が停止した場合を想定する。例えば、図4では、運転ON状態が、全ての空調機器17が稼働中の場合を意味し、運転OFF状態が、全ての空調機器17が停止中の場合を意味する。よって、空調機器管理装置11bの運転状態が、空調機器17の運転ON状態に対応する状態であれば、送信開始条件応答は、送信開始条件NG状態を返答する。また、空調機器管理装置11bの運転状態が、空調機器17の運転OFF状態に対応する状態であれば、送信開始条件応答は、送信開始条件OK状態を返答する。
なお、空調機器管理装置11bは、予め定めた間隔で、運転状態モニタを、空調機器群15に実行する動作を行うことを想定する。空調機器群15は、運転状態モニタが実行された場合、自機の運転状態を、運転状態応答として空調機器管理装置11bに返答する動作を行うことを想定する。
(ステップS011)及び(ステップS012)
空調機器管理装置11bは、運転状態モニタを空調機器群15に実行する。空調機器群15は、空調機器管理装置11bに運転状態応答を返答する。
(ステップS013)及び(ステップS014)
空調機器管理装置11aは、送信開始条件モニタを空調機器管理装置11bに実行する。空調機器管理装置11bは、空調機器管理装置11aに送信開始条件応答を返答する。
(ステップS015)〜(ステップS018)
空調機器管理装置11bは、運転状態モニタを空調機器群15に実行する。空調機器群15は、空調機器管理装置11bに運転状態応答を返答する。次に、予め定めた周期が到来後、空調機器管理装置11bは、運転状態モニタを空調機器群15に実行する。空調機器群15は、空調機器管理装置11bに運転状態応答を返答する。
(ステップS019)及び(ステップS020)
空調機器管理装置11aは、送信開始条件モニタを空調機器管理装置11bに実行する。空調機器管理装置11bは、空調機器管理装置11aに送信開始条件応答を返答する。
(ステップS021)及び(ステップS022)
空調機器管理装置11bは、運転状態モニタを空調機器群15に実行する。空調機器群15は、空調機器管理装置11bに運転状態応答を返答する。なお、運転状態モニタは、上記で説明したように、予め定めた周期毎に毎回実行されている。
ステップS020の処理の結果、空調機器管理装置11aは、送信開始条件OK状態を空調機器管理装置11bから受信した場合、自機の送信用アップデートソフトウェア格納領域43dに格納されている送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を、空調機器管理装置11bに送信する。空調機器管理装置11bは、空調機器管理装置11aから送信されてくる送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を、自機の受信用アップデートソフトウェア格納領域43eに格納していく。
なお、空調機器管理装置11aの送信開始条件データ格納領域43gに格納されている送信開始条件データは、任意に設定できる。例えば、緊急性を要する場合、空調機器管理装置11aは、現場での作業者が想定する任意のタイミング、又は、予め設定された時刻に基づいて、強制的に送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を、空調機器管理装置11bに送信してもよい。
空調機器管理装置11aは、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を送信後、空調機器群15の運転状態から、現在の空調機器管理装置11bの運転状態を判定する。空調機器管理装置11bの運転状態が、再起動条件データ格納領域43hに格納されている再起動条件データを満たしたタイミングで、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を空調機器管理装置11bの動作ソフトウェア格納領域43aに展開させる。なお、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を空調機器管理装置11bの動作ソフトウェア格納領域43aに展開させるとは、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)が実行可能なオブジェクトコードにコンパイルされることを意味する。次に、空調機器管理装置11aは、空調機器管理装置11bを再起動させ、空調機器管理装置11bの動作ソフトウェア(空調機器管理用)のアップデートを完了させる。
なお、緊急性を要する場合、空調機器管理装置11aは、現場での作業者が想定する任意のタイミング、又は、予め設定された時刻に基づいて、強制的に空調機器管理装置11bを再起動させてもよい。
なお、空調機器管理装置11bは、空調機器管理装置11aから送信された送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を受信用アップデートソフトウェア格納領域43eに記憶したと想定する。この場合、空調機器管理装置11bは、第2通信装置42を介して、自機が管理している空調機器群15の運転状態を取得し、取得した空調機器群15の運転状態から自機の運転状態を判断する。空調機器管理装置11bは、自機の運転状態の判断の結果、自機の運転状態が、再起動条件データ格納領域43hに記憶されている再起動条件を満たしたタイミングで、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を空調機器管理装置11bの動作ソフトウェア格納領域43aに展開させる。空調機器管理装置11bは、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を空調機器管理装置11bの動作ソフトウェア格納領域43aに展開させた後、再起動を行い、空調機器管理装置11bの動作ソフトウェア(空調機器管理用)のアップデートを完了させてもよい。
次に、上記で説明した一連の処理を図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態1におけるデータ送信側の空調機器管理装置11aの制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS031〜ステップS033の処理は、バージョン確認処理である。また、ステップS034〜ステップS036の処理は、バージョンアップタイミング確認処理である。また、ステップS037〜ステップS042の処理は、バージョンアップ処理である。バージョンアップ処理は2つの工程に分かれる。バージョンアップ処理の前工程は、ステップS037〜ステップS038の処理であって、バージョンアップデータ送信処理である。バージョンアップ処理の後工程は、ステップS039〜ステップS042の処理であって、再起動処理である。また、アップデート対象機器31は、空調機器管理装置11bである場合を想定する。
(ステップ031)
空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31のソフトウェアバージョンデータ(空調機器管理用)を取得する。
(ステップS032)
空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョンデータ(空調機器管理用)を取得する。
(ステップS033)
空調機器管理装置11aは、バージョンアップが必要であるか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、バージョンアップが必要である場合、ステップS034に進む。一方、空調機器管理装置11aは、バージョンアップが必要でない場合、ステップS031に戻る。具体的には、上記の図3で説明したように、空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョンデータ(空調機器管理用)が示す自機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)の方が、アップデート対象機器31のソフトウェアバージョンデータ(空調機器管理用)が示すアップデート対象機器31のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)と比べて新しいか否かを判定する。
(ステップS034)
空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31の運転状態データを取得する。
(ステップS035)
空調機器管理装置11aは、自機の送信開始条件データを取得する。
(ステップS036)
空調機器管理装置11aは、バージョンアップタイミングがOKであるか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、バージョンアップタイミングがOKである場合、ステップS037に進む。一方、空調機器管理装置11aは、バージョンアップタイミングがOKでない場合、ステップS034に戻る。つまり、ステップS036の処理は、上記の図4で説明したステップS020の処理の送信開始条件応答を受信後の処理である。つまり、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31の運転状態データと、自機の送信開始条件データとが一致した場合、バージョンアップタイミングがOKである、すなわち、図4で説明した送信開始条件OK状態である。一方、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31の運転状態データと、自機の送信開始条件データとが一致しない場合、バージョンアップタイミングがOKでない、すなわち、図4で説明した送信開始条件NG状態である。
(ステップS037)
空調機器管理装置11aは、アップデートソフトウェア(空調機器管理用)の送信処理を開始する。例えば、空調機器管理装置11aは、自機の送信用アップデートソフトウェア格納領域43dに格納されている送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)をアップデート対象機器31に送信する。
(ステップS038)
空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31からアップデートソフトウェア受信完了応答を受信する。つまり、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)が、空調機器管理装置11aからアップデート対象機器31である空調機器管理装置11bに送信された場合、アップデート対象機器31である空調機器管理装置11bは、空調機器管理装置11aに受信が完了した旨を返答する。
(ステップS039)
空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31の運転状態データを取得する。
(ステップS040)
空調機器管理装置11aは、自機の再起動条件データを取得する。具体的には、空調機器管理装置11aは、自機の再起動条件データ格納領域43hに記録されているアップデート対象機器31の再起動条件データを取得する。
(ステップS041)
空調機器管理装置11aは、再起動タイミングがOKであるか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、再起動タイミングがOKである場合、ステップS042に進む。一方、空調機器管理装置11aは、再起動タイミングがOKでない場合、ステップS039に戻る。具体的には、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31の運転状態と、自機の再起動条件データとが一致する場合、再起動タイミングがOKであると判定する。一方、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31の運転状態と、自機の再起動条件データとが一致しない場合、再起動タイミングがOKでないと判定する。
(ステップS042)
空調機器管理装置11aは、再起動指令を送信する。具体的には、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31である空調機器管理装置11bに再起動指令を送信し、空調機器管理装置11bを再起動させる。
上記の説明から、空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョン(空調機器管理用)の方が最新であって、アップデート対象機器31である空調機器管理装置11bの運転状態が送信開始条件を満たした場合、アップデートソフトウェア(空調機器管理用)を送信する。換言すれば、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31である空調機器管理装置11bの運転状態を考慮したタイミングで、動作ソフトウェア(空調機器管理用)のアップデートを実行できる。よって、アップデート対象機器31である空調機器管理装置11bに、直接的又は間接的に関係する空調機器17の運転を阻害することなく、アップデート用の動作ソフトウェア(空調機器管理用)を送信することができる共に、アップデート対象機器31の動作ソフトウェア(空調機器管理用)をアップデートすることができる。
なお、上記の説明では、空調機器管理装置11aが、データ送信側となる場合の一例について説明したが、特にこれに限定されない。例えば、空調機器管理装置11b_2が、データ送信側となってもよい。
以上、本実施の形態1においては、空調機器管理装置11と、空調機器管理装置11と各種信号を送受信する空調機器17と、を設けた空調システム1であって、空調機器管理装置11は、空調機器17を管理し、空調機器管理装置11の運転状態は、空調機器17の運転状態と連動し、空調機器管理装置11の運転状態に基づいて、空調機器管理装置11に設定されたソフトウェア(空調機器管理用)が更新される空調システム1が構成される。
上記構成のため、空調機器17の運転状態に基づいて一連の処理が実行されるため、空調システム1の運転に影響を与えずに、ソフトウェア(空調機器管理用)のアップデートを実行することができる。
また、本実施の形態1においては、空調機器管理装置11が複数台設けられ、複数の空調機器管理装置11のうちの一部の空調機器管理装置11aは、複数の空調機器管理装置11のうちの他の一部の空調機器管理装置11bの運転状態に基づいて、他の一部の空調機器管理装置11bに設定されたソフトウェア(空調機器管理用)を更新させる。
したがって、空調システム1の運転に特に影響を与えずに、ソフトウェア(空調機器管理用)のアップデートを実行することができる。
実施の形態2.
実施の形態1との相違点は、アップデート対象機器32として、空調機器群15が設定されている点である。図6は、本発明の実施の形態2における空調システム1の概略構成の一例であって、空調機器群15_1〜空調機器群15_Nがアップデート対象機器32として設定された一例を示す図である。図6に示すように、空調機器群15の構成要素である個々の空調機器17は、専用伝送線23を介して、空調機器管理装置11と接続されている。空調機器17の動作ソフトウェア(空調機器用)をアップデートするには、現地にて作業者が、アップデートソフトウェア(空調機器用)をインストールした端末等を空調機器17に接続し、アップデートを実施する場合が多かった。よって、現地の作業者が空調機器17の動作ソフトウェア(空調機器用)をアップデートするのに要する時間が膨大となった。
また、空調機器17は、終日稼働していることが多いため、深夜等のように、空調機器17の運転を停止しても問題とならない時間帯に動作ソフトウェア(空調機器用)のバージョンアップ処理を実行させる必要があった。したがって、現地の作業者にかかる負担が大きかった。
そこで、本実施の形態2においては、空調機器管理装置11から空調機器17の動作ソフトウェア(空調機器用)をアップデートすることで、現地まで作業者が移動して作業することなく、空調機器17の動作ソフトウェア(空調機器用)のアップデートを実施する。また、本実施の形態2においては、空調機器管理装置11が、アップデート対象機器32である空調機器17の運転状態を考慮したタイミングで動作ソフトウェア(空調機器用)のアップデートを行う。
なお、本実施の形態2においては、上記で説明した図2に記載の送信先データ格納領域43fにアップデート対象機器32である空調機器17の宛先データが格納されている。空調機器17の宛先データは、空調機器管理装置11の管理対象下にある空調機器17に対応してもよく、空調機器管理装置11の管理対象下でない空調機器17に対応してもよい。また、上記で説明した図2に記載の送信用アップデートソフトウェア格納領域43dにアップデート対象機器32である空調機器17の送信用アップデートソフトウェア(空調機器用)が格納されている。空調機器17の送信用アップデートソフトウェア(空調機器用)は1種類に限定される必要はない。
例えば、空調機器17の送信用アップデートソフトウェア(空調機器用)は、空調機器17の機種毎に別々のソフトウェア(空調機器用)として送信用アップデートソフトウェア格納領域43dに格納されてもよい。また、例えば、空調機器17の送信用アップデートソフトウェア(空調機器用)は、空調機器17のアドレス毎に別々のソフトウェア(空調機器用)として送信用アップデートソフトウェア格納領域43dに格納されてもよい。つまり、目的別に異なる送信用アップデートソフトウェア(空調機器用)を予め準備しておくことで、空調システム1に応じてアップデートをすることができる。なお、言うまでもないことであるが、実施の形態2において、送信側である空調機器管理装置11が、自機のソフトウェアバージョン(空調機器用)を確認する際の対象となっているアップデート用のソフトウェア(空調機器用)とは、アップデート対象である空調機器17の動作ソフトウェア(空調機器用)のことである。
図7は、本発明の実施の形態2における空調機器17の機能構成の一例を示す図である。図7に示すように、空調機器17は、第3通信装置51、不揮発性メモリ53、及び揮発性メモリ54を備える。第3通信装置51は、空調機器管理装置11と各種信号を送受信する。つまり、第3通信装置51は、空調機器17の通信プロトコルに準拠して通信が行われる専用伝送線23を介して各種信号を送受信する。
不揮発性メモリ53で形成される論理空間には、動作ソフトウェア格納領域53a、運転状態データ格納領域53b、ソフトウェアバージョンデータ格納領域53c、及び受信用アップデートソフトウェア格納領域53dがそれぞれ割り当てられている。
なお、空調機器17の機能構成は上記の説明に限定されず、その他の機能構成が設けられていてもよい。
図8は、本発明の実施の形態2における空調機器管理装置11aと空調機器17との間の通信例のうち、ソフトウェアバージョンモニタ(空調機器用)に関する通信例を説明するシーケンス図である。上記で説明した図3の記載との相違点は、アップデート対象機器32が空調機器管理装置11bではなく、空調機器17である点である。それ以外については、上記で説明した図3の通信例と同様であるため、その説明については省略する。
図9は、本発明の実施の形態2における空調機器管理装置11aと空調機器17との間の通信例のうち、送信開始条件モニタに関する通信例を説明するシーケンス図である。上記で説明した図4の記載との相違点は、空調機器管理装置11bが存在せず、空調機器管理装置11aと、アップデート対象機器32である空調機器17との間で、運転状態モニタ、運転状態応答、送信開始条件モニタ、及び送信開始条件応答が実施される点である。ここで、言うまでもないことであるが、送信側である空調機器管理装置11aが、自機のソフトウェアバージョン(空調機器用)を確認する際の対象となっているアップデート用のソフトウェア(空調機器用)とは、アップデート対象である空調機器17の動作ソフトウェア(空調機器用)のことである。なお、それ以外については、上記で説明した図4の通信例と同様であるため、その説明については省略する。
図10は、本発明の実施の形態2におけるデータ送信側の空調機器管理装置11aの制御例を説明するフローチャートである。上記で説明した図5の記載との相違点は、アップデート対象機器32が空調機器管理装置11bではなく、空調機器17であるため、空調機器管理装置11aと、空調機器17との各種信号の送受信を行うことで、図10に記載の各ステップの処理が実行される点である。
つまり、空調機器管理装置11aは、自機のソフトウェアバージョン(空調機器用)の方が最新であって、アップデート対象機器32である空調機器17の運転状態が送信開始条件を満たした場合、アップデートソフトウェア(空調機器用)を送信する。換言すれば、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器32である空調機器17の運転状態を考慮したタイミングで、動作ソフトウェア(空調機器用)のアップデートを実行できる。よって、アップデート対象機器32である空調機器17の運転を阻害することなく、アップデート用の動作ソフトウェア(空調機器用)を送信することができる共に、アップデート対象機器32の動作ソフトウェア(空調機器用)をアップデートすることができる。
以上の説明から、本実施の形態2においては、空調機器17が複数台設けられ、空調機器管理装置11は、複数の空調機器17のうち、管理対象の空調機器17の運転状態に基づいて、管理対象の空調機器17に設定されたソフトウェア(空調機器用)を更新させる。
上記構成のため、空調機器17の運転状態に基づいて一連の処理が実行されるため、空調システム1の運転に影響を与えずに、ソフトウェア(空調機器用)のアップデートを実行することができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2との相違点は、ソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)のアップデートを実行中に、送信開始条件と、アップデート対象機器31、32の運転状態とが不一致となった場合にアップデートを中断し、中断後に、送信開始条件と、アップデート対象機器31、32の運転状態とが一致した場合にアップデートを再開する点である。
実施の形態1及び実施の形態2においては、アップデートする動作ソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)が最新であって、データ送信側と、データ受信側とで送信開始条件が満たされたことをトリガとし、動作ソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)を送信し、動作ソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信後に再起動することでアップデートを完了している。このような手順でアップデートを行う場合、不具合が発生する場合がある。
例えば、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の容量が大きい場合、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信に多くの時間を要する。また、空調機器管理装置11aと、空調機器管理装置11bとの間の通信速度が遅く、アップデート対象機器31、32が空調機器管理装置11bである場合、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信に多くの時間を要する。また、空調機器管理装置11aと、空調機器17との間の通信速度が遅く、アップデート対象機器31、32が空調機器17である場合、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信に多くの時間を要する。いずれにしても、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信に多くの時間がかかれば、送信開始条件と、アップデート対象機器31、32の運転状態とが不一致となる場合が想定される。
よって、本実施の形態3においては、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信に多くの時間がかかる場合にアップデート対象機器31、32の運転状態が変動することを想定する。具体的には、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の運転状態が、送信開始条件から逸脱する場合、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を一時停止することで中断する。また、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の運転状態が、送信開始条件に再び一致した場合、一時停止することで中断した送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を再開する。なお、図9に示すように、送信開始条件モニタは定時通信間隔毎に繰り返し実施されることを想定する。
図11は、本発明の実施の形態3における空調機器管理装置11の機能構成の一例を示す図である。図2との相違点は、揮発性メモリ44に形成される論理空間には、更新状態データ格納領域44bが割り当てられている点である。更新状態データ格納領域44bには、更新状態データが格納される。更新状態データは、例えば、現在までに送信完了したアップデートソフトウェアに関するデータ、例えば、そのデータが格納された論理空間上の番地である。また、更新状態データは、更新中の各種パラメータ、例えば、送信用アップデートソフトウェアの送信処理に用いる各種コンテキスト、すなわち、更新処理実行時のCPUの状態に関するデータ、例えば、そのようなデータが格納された論理空間上の番地である。
図12は、本発明の実施の形態3におけるデータ送信側の空調機器管理装置11aの制御例を説明するフローチャートである。なお、図10で説明したステップS097の処理と、ステップS098の処理との間に、一時停止処理を追加したものが、図12で説明する処理である。なお、図12で説明する制御例は、アップデート対象機器31、32が、空調機器管理装置11bであっても、空調機器17であっても適用することができる。
(ステップS112)
空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の運転状態データを取得する。具体的には、アップデート対象機器31、32が空調機器管理装置11bである場合、空調機器管理装置11aは、空調機器管理装置11bの運転状態データを取得する。また、アップデート対象機器31、32が空調機器17である場合、空調機器管理装置11aは、空調機器17の運転状態データを取得する。
(ステップS113)
空調機器管理装置11aは、自機の送信開始条件データを取得する。
(ステップS114)
空調機器管理装置11aは、運転状態データと送信開始条件データとが一致するか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、運転状態データと送信開始条件データとが一致する場合、ステップS118に進む。一方、空調機器管理装置11aは、運転状態データと送信開始条件データとが一致しない場合、ステップS115に進む。
(ステップS115)
空調機器管理装置11aは、現在までに送信完了したアップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)を記憶させる。例えば、アップデート対象機器31、32が空調機器管理装置11bである場合、現在までに送信完了したアップデートソフトウェア(空調機器管理用)である送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用)が、アップデート対象機器31に設けられている受信用アップデートソフトウェア格納領域43eに格納される。また、例えば、アップデート対象機器31、32が空調機器17である場合、現在までに送信完了したアップデートソフトウェア(空調機器用)である送信用アップデートソフトウェア(空調機器用)が、アップデート対象機器32に設けられている受信用アップデートソフトウェア格納領域53dに格納される。
(ステップS116)
空調機器管理装置11aは、更新状態を記憶する。具体的には、空調機器管理装置11aは、更新状態データを更新状態データ格納領域44bに記憶する。なお、更新状態が記憶され、他の処理へ移行することは、いわゆる、コンテキストスイッチが実行されたことに相当する。
(ステップS117)
空調機器管理装置11aは、アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を中断する。具体的には、空調機器管理装置11aは、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)を、アップデート対象機器31、32に送信する動作を中断し、ステップS112に戻る。
(ステップS118)
空調機器管理装置11aは、アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を中断したか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を中断した場合、ステップS119に進む。一方、空調機器管理装置11aは、アップデートソフトウェアの送信を中断しない場合、ステップS121に進む。
(ステップS119)
空調機器管理装置11aは、更新状態データを取得する。具体的には、空調機器管理装置11aは、ステップS116の処理で記憶した更新状態データを更新状態データ格納領域44bから取得する。
(ステップS120)
空調機器管理装置11aは、更新状態データに基づいてアップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を再開する。具体的には、空調機器管理装置11aは、更新状態データから中断時のCPUの状態を読み込み、中断時の状態に実行環境を戻し、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を中断したところから再開する。
(ステップS121)
空調機器管理装置11aは、アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を継続する。
(ステップS122)
空調機器管理装置11aは、ソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信が完了したか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、ソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信が完了した場合、ステップS123に進む。一方、空調機器管理装置11aは、ソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信が完了しない場合、ステップS112に戻る。
上記の説明から、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の運転状態が、送信開始条件と不一致となった場合に、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を中断し、アップデート対象機器31、32の運転状態が、送信開始条件と再び一致した場合に、送信用アップデートソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)の送信を再開できる。よって、空調システム1は、アップデート対象機器31、32の運転状態を考慮してアップデート処理をより細かい場合に分けて実行することができる。したがって、空調システム1は、想定される各種環境の変化を想定してアップデート処理を実行できるので、実用性の高いシステムを提供することができる。
以上の説明から、本実施の形態3においては、一部の空調機器管理装置11aは、他の一部の空調機器管理装置11bに設定されたソフトウェア(空調機器管理用)を更新中であって、更新中の他の一部の空調機器管理装置11bの運転状態と、送信開始条件とが不一致となった場合、更新中の他の一部の空調機器管理装置11bの更新を中断させ、他の一部の空調機器管理装置11bに設定されたソフトウェア(空調機器管理用)の更新を中断中であって、中断中の他の一部の空調機器管理装置11bの運転状態と、送信開始条件とが一致した場合、中断中の他の一部の空調機器管理装置11bの更新を再開させ、空調機器管理装置11は、空調機器17に設定されたソフトウェア(空調機器用)を更新中であって、更新中の空調機器17の運転状態と、送信開始条件とが不一致となった場合、更新中の空調機器17の更新を中断させ、空調機器17に設定されたソフトウェア(空調機器用)の更新を中断中であって、中断中の空調機器17の運転状態と、送信開始条件とが一致した場合、中断中の空調機器17の更新を再開させる。
上記構成のため、空調システム1は、想定される各種環境の変化を想定してアップデート処理を実行できるので、実用性の高いシステムを提供することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜実施の形態3との相違点は、再起動時の状態を外部に報知する点である。例えば、アップデート対象機器31、32の再起動時には、アップデート対象機器31、32は、一時的に他の機器からの通信を受け付けない状態が生じる。そこで、アップデート対象機器31、32が再起動するタイミングで、その旨を外部に報知する処理が、本実施の形態4で説明する動作である。
例えば、アップデート対象機器31、32が空調機器管理装置11bである場合、空調機器管理装置11bに操作指令を送信する外部機器、例えば、リモートコントローラーが接続されていると想定する。また、アップデート対象機器31、32が空調機器17である場合、空調機器17に操作指令を送信する外部機器、例えば、リモートコントローラーが接続されていると想定する。いずれの想定においても、アップデート対象機器31、32が再起動が実行中の場合には、外部機器にその旨を表示させ、アップデート対象機器31、32の再起動が完了した場合には、外部機器にその旨の表示を停止させる。
図13は、本発明の実施の形態4におけるデータ送信側の空調機器管理装置11aの制御例を説明するフローチャートである。
(ステップS131)
空調機器管理装置11aは、運転状態データを取得する。具体的には、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の運転状態データを取得する。
(ステップS132)
空調機器管理装置11aは、再起動中であるか否かを判定する。具体的には、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の運転状態データに基づいて、アップデート対象機器31、32が再起動中であるか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32が再起動中である場合、ステップS133に進む。一方、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32が再起動中でない場合、処理を終了する。
(ステップS133)
空調機器管理装置11aは、再起動中のアップデート対象機器31、32に対応したリモートコントローラーに再起動中である旨を表示させる。
(ステップS134)
空調機器管理装置11aは、運転状態データを取得する。具体的には、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の運転状態データを取得する。
(ステップS135)
空調機器管理装置11aは、再起動が完了したか否かを判定する。具体的には、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の運転状態データに基づいて、アップデート対象機器31、32の再起動が完了したか否かを判定する。空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の再起動が完了した場合、ステップS135に進む。一方、空調機器管理装置11aは、アップデート対象機器31、32の再起動が完了しない場合、ステップS133に戻る。
(ステップS136)
空調機器管理装置11aは、再起動中のアップデート対象機器31、32に対応したリモートコントローラーに再起動中である旨を非表示にさせ、処理を終了する。
なお、再起動中である旨の表示は特に限定されない。例えば、文字で再起動中である旨が表示されてもよい。また、特定の点滅信号で、再起動中である旨が表示されてもよい。また、特定の記号で、再起動中である旨が表示されてもよい。また、特定の図形で、再起中である旨が表示されてもよい。また、特定のアニメーションで、再起動中である旨が表示されてもよい。
なお、再起動中である旨の表示でなくても、再起動が報知できればよい。例えば、再起動中である旨を音声で報知してもよい。また、リモートコントローラーに振動を伝達するバイブが設けられている場合には、再起動中である旨をバイブ等の動きで報知させてもよい。また、再起動中である旨を別の機器に伝達させてもよい。例えば、リモートコントローラーからユーザーが所有する携帯電話端末等にメール等でメッセージを送信してもよい。また、再起動中である旨を特定の鳴動で報知させてもよい。いずれにしても、再起動中である旨が報知できればよい。
上記の説明から、アップデート対象機器31、32の動作ソフトウェア(空調機器管理用又は空調機器用)をアップデート中に、その旨をユーザーに報知することができる。よって、ユーザーにアップデート対象機器31、32が再起動中か否かを報知することができる。
以上の説明から、本実施の形態4においては、空調機器17に操作指令を送信する外部機器が設けられ、空調機器管理装置11は、空調機器17の再起動を実行している場合、空調機器17が再起動中である実行状態を外部機器に表示させ、空調機器17の再起動が完了した場合、外部機器に実行状態の表示を停止させる。
上記構成のため、ユーザーにアップデート対象機器31、32が再起動中か否かを報知することができる。
1 空調システム、11、11a、11b、11b_1〜11b_N 空調機器管理装置、15、15_1〜15_N 空調機器群、17、17a〜17g 空調機器、21 汎用伝送線、23 専用伝送線、31、32 アップデート対象機器、41 第1通信装置、42 第2通信装置、43、53 不揮発性メモリ、43a、53a 動作ソフトウェア格納領域、43b、53b 運転状態データ格納領域、43c、53c ソフトウェアバージョンデータ格納領域、43d 送信用アップデートソフトウェア格納領域、43e、53d 受信用アップデートソフトウェア格納領域、43f 送信先データ格納領域、43g 送信開始条件データ格納領域、43h 再起動条件データ格納領域、44、54 揮発性メモリ、44a アップデート対象機器の運転状態データ格納領域、44b 更新状態データ格納領域、51 第3通信装置。

Claims (7)

  1. 空調機器管理装置と、前記空調機器管理装置と各種信号を送受信する空調機器と、を設けた空調システムであって、
    前記空調機器管理装置は、
    前記空調機器を管理し、
    当該空調機器管理装置の運転状態は、前記空調機器の運転状態と連動し、
    当該空調機器管理装置の運転状態に基づいて、当該空調機器管理装置に設定されたソフトウェア更新するようにされており、
    前記空調機器管理装置が互いに通信可能に複数台設けられ、
    前記複数の空調機器管理装置のうちの一部の空調機器管理装置は、
    前記複数の空調機器管理装置のうちの他の一部の空調機器管理装置の運転状態に基づいて、前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを更新するようにされており、
    前記一部の空調機器管理装置は、
    当該一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアのバージョンが前記他の一部の空調機器管理装置のバージョンと比べて新しく、該他の一部の空調機器管理装置の運転状態が送信開始条件を満たした場合、前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを更新するようにされていることを特徴とする空調システム。
  2. 前記空調機器管理装置は、
    当該空調機器管理装置に設定されたソフトウェアのバージョンが前記空調機器のバージョンと比べて新しく、該空調機器の運転状態が送信開始条件を満たした場合、前記空調機器に設定されたソフトウェアを更新するようにされていることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記空調機器が複数台設けられ、
    前記空調機器管理装置は、
    前記複数の空調機器のうち、管理対象の空調機器の運転状態に基づいて、前記管理対象の空調機器に設定されたソフトウェアを更新させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空調システム。
  4. 前記空調機器管理装置と、前記空調機器とは、専用伝送線で接続され、
    前記複数の空調機器管理装置のそれぞれは、汎用伝送線で接続され、
    前記一部の空調機器管理装置は、
    前記汎用伝送線を介して、前記一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを前記他の一部の空調機器管理装置に送信し、前記他の一部の空調機器管理装置を再起動させることで、前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを更新させ、
    前記空調機器管理装置は、
    前記専用伝送線を介して、当該空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを前記空調機器に送信し、前記空調機器を再起動させることで、前記空調機器に設定されたソフトウェアを更新させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の空調システム。
  5. 予め定められた送信開始条件が設定され、
    前記一部の空調機器管理装置は、
    前記他の一部の空調機器管理装置の運転状態と、前記送信開始条件とが一致した場合、前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを更新するタイミングであると判定し、前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを更新させ、
    前記空調機器管理装置は、
    前記空調機器の運転状態と、前記送信開始条件とが一致した場合、前記空調機器に設定されたソフトウェアを更新するタイミングであると判定し、前記空調機器に設定されたソフトウェアを更新させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の空調システム。
  6. 前記一部の空調機器管理装置は、
    前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアを更新中であって、
    前記更新中の他の一部の空調機器管理装置の運転状態と、前記送信開始条件とが不一致となった場合、前記更新中の他の一部の空調機器管理装置の更新を中断させ、
    前記他の一部の空調機器管理装置に設定されたソフトウェアの更新を中断中であって、
    前記中断中の他の一部の空調機器管理装置の運転状態と、前記送信開始条件とが一致した場合、前記中断中の他の一部の空調機器管理装置の更新を再開させ、
    前記空調機器管理装置は、
    前記空調機器に設定されたソフトウェアを更新中であって、
    前記更新中の空調機器の運転状態と、前記送信開始条件とが不一致となった場合、前記更新中の空調機器の更新を中断させ、
    前記空調機器に設定されたソフトウェアの更新を中断中であって、
    前記中断中の空調機器の運転状態と、前記送信開始条件とが一致した場合、前記中断中の空調機器の更新を再開させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の空調システム。
  7. 前記空調機器に操作指令を送信する外部機器が設けられ、
    前記空調機器管理装置は、
    前記空調機器の再起動を実行している場合、当該空調機器が再起動中である実行状態を前記外部機器に表示させ、
    前記空調機器の再起動が完了した場合、前記外部機器に前記実行状態の表示を停止させる
    ことを特徴とする請求項4〜6の何れか一項に記載の空調システム。
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