JP6116316B2 - フィルム被嵌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、瓶やペットボトルなどの被嵌体に筒状フィルムを被嵌するフィルム被嵌装置に関する。
従来から、被嵌体の胴部外周面に、シュリンクラベルなどの筒状フィルムを被嵌するフィルム被嵌システムが知られている。こうしたフィルム被嵌システムには、通常、被嵌体に筒状フィルムを被嵌する被嵌装置と、被嵌装置の作業位置(被嵌位置)まで、被嵌体を搬送する搬送装置とが搭載されている。
被嵌装置は、長尺帯状に折り畳まれた筒状フィルムを開口した後、この開口された筒状フィルムを、搬送されてきた被嵌体に向かって下降させることで、被嵌体に被せるようになっている。また、搬送装置は、複数の被嵌体が載置される載置台をターンテーブル上に有しており、このターンテーブルを回転させることによって載置台上に載置された被嵌体を被嵌位置まで搬送する。
例えば、特許文献1(国際公開WO2010/109535号明細書)には、筒状フィルムを4本の吸引部材で外側から吸引保持することにより開口させ、その状態で筒状フィルムを下降させて、被嵌体であるボトル容器の胴部外周に被嵌するように構成されるフィルム被嵌システムが開示されている。
国際公開WO2010/109535号明細書
上記特許文献1に記載されるようなフィルム被嵌システムにおいて、例えば略円筒状に開口された筒状フィルムの内径は筒状フィルムの胴部の最大外径部よりも若干大きくなるように形成されている。上記筒状フィルムは熱収縮性のシュリンクフィルムから形成されており、ボトル容器に被嵌された後に加熱装置を通過するときに収縮してボトル容器の胴部に密着した状態に装着されることになる。
一方、近年ではデザイン等の観点から外周面の一部に凸部を有する容器や、軽量化等の観点から外周面の一部に周方向に凹んだリブを有する容器も現れている。しかし、特に上記のように筒状フィルムをその外側から開口保持する被嵌システムにおいては、筒状フィルムがボトル容器に被嵌されるとき、ボトル容器の胴部形状に外側へ突出した凸部やリブ等の段部が形成されている場合に、その段部に筒状フィルムの下端縁部が引っ掛かることがある。そうした場合、筒状フィルムが座屈して折れ曲がりが発生し、その状態で熱収縮されてボトル容器に装着されてしまうことがあり、その結果、筒状フィルムの装着不良が生じることになる。
特に、筒状フィルムが薄肉(例えば、10μm〜30μm程度)になるほど、筒状フィルムの腰が弱くなるため、上記のような折れ曲がりによる装着不良が発生しやすくなる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、腰が比較的弱い薄肉の筒状フィルムであっても被嵌体の外周面に折れ曲がることなく被嵌することができるフィルム被嵌装置を提供することを目的とする。
本発明に係るフィルム被嵌装置は、胴部外周面に段部が形成されている被嵌体に、帯状に折り畳まれた筒状フィルムを開口させて被嵌するフィルム被嵌装置であって、回動可能な2つのアームにそれぞれ取り付けられ前記2つのアームの回動によって互いに離間・近接可能な各一対の吸引竿を有し、当該各一対の吸引竿を近接させて前記帯状に折り畳まれた筒状フィルムの対向する外側面を把持した状態で、当該各一対の吸引竿を吸引力を作用させながら離間させて前記吸引竿によって周方向4箇所で前記筒状フィルムを開口した状態に保持するフィルム保持部と、前記フィルム保持部によって開口した状態に保持された前記筒状フィルムが被嵌される前記被嵌体を保持する被嵌体保持部と、前記各一対の吸引竿によって周方向4箇所で吸引保持されて開口した筒状フィルムの内側に被嵌体を挿通するように、前記フィルム保持部および前記被嵌体保持部の少なくとも一方を移動させる移動機構と、前記筒状フィルムが前記被嵌体に被嵌されるとき相対的に回転しながら被嵌されるように前記被嵌体保持部または前記フィルム保持部を回転させる回転機構とを備え、前記フィルム保持部の各一対の吸引竿によって周方向4箇所で吸引保持されて開口した筒状フィルムの内側に前記移動機構によって前記被嵌体を挿通する際に、筒状フィルムの外周面の4箇所のみが前記吸引竿と前記被嵌体の外周で挟まれた状態で前記回転機構によって筒状フィルムが前記被嵌体に対して相対的に回転しながら筒状フィルムの端縁部が前記被嵌体の段部を乗り越えて被嵌されるように構成されている
本発明に係るフィルム被嵌装置において、ラベル供給装置から所定長さに切断形成された前記筒状フィルムを受け取るテイクアップ部材を更に備え、該テイクアップ部材は、帯状の折り畳まれた前記筒状フィルムを吸引保持しながら昇降して、前記フィルム保持部に前記筒状フィルムを受け渡すように構成されてもよい。
また、本発明に係るフィルム被嵌装置において、前記回転機構は、ターンテーブルの外周端部上に複数の被嵌体保持部が周方向に配設される場合に複数の被嵌体保持部に対して少なくとも1つ設けられてもよい。
また、本発明に係るフィルム被嵌装置において、前記被嵌体保持部が回転されるときの前記被嵌体保持部の回転中心と、その上に保持された前記被嵌体の回転中心とが一致するように、前記被嵌体の保持位置を決める位置決め装置が前記被嵌体保持部に隣接して設けられてもよい。
また、本発明に係るフィルム被嵌装置において、前記フィルム保持部は、前記筒状フィルムに電気的吸引力を作用させて開口させるものであってもよい。

さらに、本発明に係るフィルム被嵌装置において、前記被嵌体保持部には、前記被嵌体を前記被嵌体保持部に向かって引き付けるように吸引力を作用させる吸引機構が設けられてもよい。
本発明に係るフィルム被嵌装置によれば、相対的に回転しながら筒状ラベルが被嵌体に被嵌されることで、筒状フィルムの端縁部が被嵌体の胴部外周面の段部に当接したときに該段部を乗り越えて被嵌され易くなる。そのため、薄肉の筒状フィルムであっても被嵌体への被嵌時に折れ曲がりが発生するのを抑制できる。
本発明の実施形態であるラベル被嵌装置を含むラベル被嵌システムの概略斜視図である。 図1のラベル被嵌システムの概略上面図である。 ラベル被嵌装置によるフィルム被嵌の流れを示す図である。 ラベルオープナー周辺の上面図である。 載置台周辺の側面図である。 図5におけるA−A線断面図である。 被嵌体であるボトルを回転しながら筒状フィルムであるラベルを被嵌する様子を示す図である。 回転機構の別の例を示す、図5に対応する図である。
以下に、本発明に係る実施の形態(以下、実施形態という)について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本発明の実施形態であるラベル被嵌装置(フィルム被嵌装置)4を含むラベル被嵌システム1の概略斜視図である。また、図2は、ラベル被嵌システム1の概略上面図である。ただし、図2ではラベル供給装置3およびラベル被嵌装置4の図示が省略されている。
このラベル被嵌システム1は、被嵌体であるボトルBの胴部に、筒状フィルムであるシュリンクラベル(以下「ラベルL」という)を被嵌するシステムである。ここで、被嵌対象であるボトルBは、瓶、缶、PETボトルなどの容器であり、その種類、形状は特に限定されない。また、ラベルLは、熱収縮性フィルムを筒状に形成したもので、ボトルBに被嵌された状態で加熱することでボトル胴部に装着される。
このラベル被嵌システム1において、ボトルBは、図示しない上流側システムからボトル供給装置2に供給される。ボトル供給装置2は、ベルトコンベア2bやスクリュー2a、スターホイール2c等を有しており、上流側システムから供給されたボトルBをボトル搬送装置6に供給する。
ボトル搬送装置6は、規定の供給位置αにおいて、ラベル被嵌前のボトルBを受け取った後、略円状の搬送ルートに沿って、当該ボトルBを送出位置δまで搬送し、ボトル送出装置5に送出する。ボトル送出装置5は、ボトル搬送装置6から受け取ったボトルBを、図示しない下流側システムに送出する。この下流側システムには、ボトルBに被嵌されたラベルLを加熱するための加熱装置が含まれる。
また、ボトル搬送装置6は、ボトルBを供給位置αから送出位置δまで搬送する際に、必ず、被嵌位置γを経由させる。被嵌位置γとは、ラベル被嵌装置4によりボトルBにラベルLが被嵌される位置である。ラベル被嵌装置4は、帯状に折り畳まれたラベルLを、開口したうえでボトルBに向かって下降させることで、ボトル胴部にラベルLを被嵌させる装置である。このラベル被嵌装置4で取り扱うラベルLは、ラベル供給装置3から供給される。ラベル供給装置3は、長尺帯状に折り畳まれたラベルLを、順次、適当な長さで切断し、ラベル受渡位置βにてラベル被嵌装置4に供給する。
ここで、ラベルLをボトルBに被嵌する際には、ラベル被嵌装置4は、ラベルLを吸引竿60A,60B,60C,60D(以下、4つを区別しない場合は添字アルファベットを省略し、「吸引竿60」という)で把持する。そして、この吸引竿60ごとラベルLを下降させることでボトルBにラベルLを被嵌させる。このとき、被嵌作業を適切に行うためには、ラベル被嵌装置4に搭載された吸引竿60と、ボトル搬送装置6により搬送されるボトルBとの相対位置関係が予め規定された位置関係に収まっており、被嵌されるラベルLがボトルBの胴部外周に接触することなく被嵌されることが望ましい。
しかし、ボトルBと吸引竿60との位置関係の組付誤差、ボトルBの外周長のバラツキ、ラベル周長のバラツキなどに起因して、ラベルLがボトルBの胴部外周に接触しながら被嵌されることがある。その場合、ボトルBの胴部外周面が何ら凹凸のない滑らかな表面であればよいが、ボトルBの外周面にリブ等による段部が形成されている場合には、被嵌されるラベルLの下端縁部が上記のような段部に引っ掛かって折れ曲がることがあり、その結果、ラベルLの装着不良が発生する。
特に、例えば10μm〜30μmの比較的薄肉のフィルムからなる薄肉ラベルの場合、その腰が弱いため、上記のような折れ曲がりが発生しやすい。そのため、本実施形態では、ボトル搬送装置6に搭載されるラベル被嵌装置4に、搬送するボトルBを回転させる回転機構を設けている。以下、このボトル搬送装置6を中心として、ラベル被嵌システム1の各部の構成を詳述する。
ラベル被嵌装置4の構成について図1、図3、図4を参照して説明する。図3は、ラベル被嵌装置4で、ラベルLをボトルBに被嵌する流れを示す図である。また、図4は、ラベルオープナー50周辺の概略上面図である。
図1に示すように、ラベル被嵌装置4は、円盤状のターンテーブル7の外周端部上に沿って円状に配設された被嵌ヘッド9を複数有している。この複数の被嵌ヘッド9は、ターンテーブル7が回転軸Oを中心に回転することによって、その真下に位置するボトルB(正確にはボトルBを載置する載置台10)とともに回転するようになっている。各被嵌ヘッド9は、ラベル受渡位置βにおいて、ラベル供給装置3からシート状に折り畳まれたラベルLを受け取り、その後、送出位置δに到達するまでの間に、受け取ったラベルLを開口してボトルBの胴部に被嵌するようになっている。
図3に示すように、各被嵌ヘッド9は、ラベル供給装置3からラベルLを受け取るテイクアップ部材40と、当該ラベルLを把持して開口するラベルオープナー50とを備えている。本実施形態においては、このラベルオープナー50がフィルム保持部として機能している。テイクアップ部材40は、正面視略U字状の部材で、その表面には、ラベルLを吸引保持するための吸引孔が複数形成されている。このテイクアップ部材40は、昇降自在となっている。
ラベルオープナー50は、テイクアップ部材40から受け渡されたラベルLを把持したうえで、開口させるユニットである。このラベルオープナー50は、互いに対向配置された吸引竿60を2組、計4つ有している。この4つの吸引竿60は、図4に示すように、それぞれ、回転軸を中心として回動自在のアーム58,59に保持されている。そして、このアーム58,59の回動に応じて、対向する一対の吸引竿60が離間・近接できるようになっている。
各吸引竿60の表面には、複数の吸引孔が形成されており、ラベルLを吸引保持できるようになっている。ラベルLを開口する際には、この4つの吸引竿60で、折り畳まれたラベルLの対向する外側面を把持した後、その状態で、当該対向する吸引竿60を離間する方向に移動させる。さらに、4つの吸引竿60は、例えば、カム機構やエアシリンダ等を含む昇降機構(移動機構)62によって昇降自在となっており、ラベルLを開口させた状態で当該吸引竿60が下降することでボトルBへのラベル被嵌が行えるようになっている。
このラベル被嵌装置4によるラベル被嵌の流れを簡単に説明すると、次のようになる。まず、被嵌ヘッド9がラベル受渡位置βを通過する際、テイクアップ部材40が、ラベル供給装置3から供給されたラベルLを受け取る(図3(a)参照)。すなわち、ラベルLは、テイクアップ部材40の表面に吸引保持された状態となる。一方、被嵌ヘッド9の真下に位置するボトルBには、前回、供給されたラベルLが被嵌されている。また、この被嵌作業のため下降していた4つの吸引竿60は、当該ラベルLの吸引を解除し、当該ラベルLから離間した状態となっている。
この状態で、4つの吸引竿60は、テイクアップ部材40とほぼ同じ高さまで上昇する(図3(b)参照)。これにより、互いに対向する吸引竿60の間に、テイクアップ部材40およびラベルLが位置することになる。
続いて、図3(c)に示すように、ラベルLに対してテイクアップ部材40の反対側の吸引竿60(すなわち、図3(c)において手前側に位置する2つの吸引竿60C,60D)によるラベル吸引を開始する。その後、テイクアップ部材40によるラベル吸引を解除することにより、ラベルLがテイクアップ部材40から吸引竿60に引き渡されることになる。
ラベルLが吸引竿60に引き渡されると、続いて、アーム58,59を回動させて、各吸引竿60をテイクアップ部材40から離間させる(図3(d)参照)。その後、テイクアップ部材40を上昇させ、対向する吸引竿60の間にラベルLのみを存在させる(図3(e)参照)。
この状態で、アーム58,59を回動させて、対向する吸引竿60を近接させる(図3(f)参照)。換言すれば、対向する吸引竿60でラベルLを挟持する。そして、4つの吸引竿60全てによるラベルLの吸引を開始する。
4つの吸引竿60全てでラベルLが吸引された状態になると、再びアーム58,59を回動させて、対向する吸引竿60を離間させる(図3(g)参照)。このとき、折り畳まれていたラベルLは、図4(b)に示すように、略筒状に開口されることになる。このようにラベルLが開口されると、昇降機構62の駆動により吸引竿60を下降させ、被嵌ヘッド9の真下に位置するボトルBの胴部に、ラベルLを被嵌する(図3(h)参照)。以降、同様の工程を繰り返すことで、ボトルBへのラベルLの被嵌が、順次、行われることになる。
次に、被嵌ヘッド9と連動して、ボトルBを搬送するボトル搬送装置6について図1、図2、図5および図6などを参照して詳述する。ここで、図5は、載置台10周辺の側面図であり、図6は図5におけるA−A線断面図である。
ボトル搬送装置6は、供給位置αにおいてボトル供給装置2から供給されたボトルBを、被嵌位置γを経由させて、送出位置δまで搬送し、ボトル送出装置5に受け渡す装置である。このボトル搬送装置6は、ターンテーブル7や、複数の載置台(被嵌体保持部)10、位置決め機構などを備えている。ターンテーブル7は、回転軸Oを中心として回転するテーブルである。このターンテーブル7が回転することで、当該ターンテーブル7上に設置された載置台10や被嵌ヘッド9が連動して回転移動することになる。
載置台10は、搬送すべきボトルBが載置された状態に保持される台である。ターンテーブル7の外周端部上には、複数の載置台10が周方向に間隔を空けて配設されている。この載置台10の配設間隔は、被嵌ヘッド9の配設間隔と等しく、各載置台10の真上には、必ず、対応する被嵌ヘッド9が存在している。そして、この被嵌ヘッド9および載置台10は、連動して、換言すれば、その相対位置関係を維持したまま、ターンテーブル7の回転に伴い回転移動するようになっている。
各載置台10は、図5に示すように、上側に向かうほど大径になる略円錐台の形状となっている。この載置台10の上面には、吸引孔が形成されており、この吸引孔を介してボトルBを吸引することでボトルBを直立した姿勢で吸引保持できるようになっている。
載置台10の下部には、内部が中空の吸引路となっている支持軸12が固定されている。支持軸12は、ベアリング等の軸受部材によってターンテーブル7に回転可能に支持されて、ターンテーブル7を貫通した状態で設けられている。ターンテーブル7から下方に突出した支持軸12の下端部近傍には、従動ギヤ14が取り付けられている。この従動ギヤ14には、モータ16の駆動軸に固定された駆動ギヤ18が噛合している。モータ16は、例えば、ブラケット20によってターンテーブル7の下面に取り付けられている。
これにより、モータ16が駆動されると、駆動ギヤ18および従動ギヤ14を介して支持軸12が回転駆動される。その結果、支持軸12を介して載置台10が回転し、ボトルBが回転するように構成されている。上記の支持軸12、従動ギヤ14、モータ16および駆動ギヤ18等を含む回転機構11は、ターンテーブル7に配設された複数の載置台10にそれぞれ対応して設けられている。
支持軸12の下端部には、気密状態を維持しながら支持軸12に対して回転可能なコネクタ22を介して柔軟なホース24が連結されている。このホース24が図示しない吸引装置に接続されている。これにより、支持軸12内の吸引路を介して載置台10の吸引孔に作用させることができる。このようにしてボトルBの底部を載置台10上に吸い付けることにより、載置台10を回転させたときにもボトルBを安定して載置された状態にできる。なお、載置台10の吸引孔、支持軸12、コネクタ22、ホース24等が本発明における吸引機構を構成する。
また、載置台10の上面は、ボトル底面とほぼ同じか僅かに小さくなっている。かかる大きさとすることで、ラベル被嵌装置4に設けられた吸引竿60をボトル底面より下側まで下降させたとしても、当該吸引竿60と載置台10との干渉が生じることがない。そして、これにより、ラベルLをボトルBの底面付近まで移動させることができ、ひいては、ボトルBの底付近までをラベルLで覆うことができる。
ターンテーブル7上には、位置決め機構30が載置台10に隣接して設けられている。位置決め機構30は、前記被嵌体保持部が回転されるときの前記被嵌体保持部の回転中心と、その上に載置された前記被嵌体の回転中心とが一致するように、ボトルBの載置位置を決める機能を有する。このように載置台10上でボトルBが位置決めされることで、載置台10と共にボトルBを回転させたときに遠心力等によってボトルBが規定の位置からずれる又は倒れるといったことを防止できる。
具体的には、位置決め機構30は、位置決めブロック32と、この位置決めブロック32を移動させる移動装置33とを含む。位置決めブロック32は、載置台10におけるボトルBの載置位置を規制するための部材である。この位置決めブロック32は、各載置台10ごとに設けられており、ターンテーブル7上に配置された載置台10とともに回転移動するようになっている。この位置決めブロック32は、図5に示すように、載置台10よりも上側に設けられており、載置台10に載置されたボトルBの胴部に接触できるようになっている。
また、この位置決めブロック32のうち、ボトルBとの対向面は、略V字状に切りかかれており、ボトルBの種類(胴部の外形(例えば多角形)やサイズ)が異なっても、確実にボトルBに接触できるようになっている。そして、載置台10にボトルBを載置する際(すなわちボトル供給装置2のスターホイール2cからボトルBを受け取る際)、ボトルBの一部を当該位置決めブロック32に押し当てることで、載置台10に対するボトルBの載置位置が適切に規定されることになる。これにより、被嵌ヘッド9に対するボトルBの載置位置も適切に規定されることになり、吸引竿60とボトルBとの干渉等の問題が防止される。
この位置決めブロック32は、移動装置33によりボトルBに離間・近接する方向、具体的には、ターンテーブル7の径方向に進退自在となっている。より詳細には、移動装置33は、供給位置αを含む当接範囲E1において位置決めブロック32をボトルBに向かって前進させる。また、移動装置33は、被嵌位置γを含む離間範囲E2において、位置決めブロック32をボトルBから離間した退避位置に後退させる。図5では、位置決めブロック32の前進位置が実線で示され、退避位置が一点鎖線で示されている。
この移動装置33の構成としては、種々、考えられるが、本実施形態では、連結フレーム34やスプリング36、停止板38などから移動装置33を構成している。このうち、連結フレーム34およびスプリング36は各載置台10ごとに設けられている。一方、停止板38は、ボトル搬送装置6で1つだけ設けられている。
ここで、移動装置33の停止板38は、位置決めブロック32がボトルBに向かって移動してきたときに、連結フレーム34に当接することによって位置決めブロック32を規定の位置、すなわち、位置決めされるボトルBの回転中心が載置台10の回転中心に一致する位置に位置決めするためのものである。停止板38は、ターンテーブル7上に取り付けられ、支持軸12に干渉しないようにするための貫通孔が略円弧状の長穴形状で形成されている。
なお、停止板38の内周形状、すなわち、連結フレーム34との当接部形状は、図6中に破線で示すように、三角形が連なった略のこぎり波形状となっている。かかる形状としたことで、停止板38の固定位置を周方向にずらすことで位置決めブロック32の前進位置を調整することができ、これにより異なるサイズのボトルBにも容易に対応できる。
次に、本実施形態のラベル被嵌装置4におけるラベルLの被嵌する様子を図7(a)〜(c)を参照して説明する。
図7(a)に示すように、載置台10に載置されたボトルBの真上から、4つの吸引竿60によって開口されたラベルLが下降してくる。このとき、ボトルBは回転機構11の作動によって載置台10と共に矢印C方向に回転している。
そして、4つの吸引竿60がさらに下降することによって、図7(b)に示すように、ボトルBの胴部にラベルLが被嵌されていく。
このようにしてラベルLはボトルBの胴部に上方から被嵌されるが、ボトルBの胴部外周にはデザインや強度、持ちやすさ等の観点からリブや凹み部等が成形されることによって段部b1、b2が形成されている。そのため、上方から被嵌されるラベルLの下端縁部が上記のような段部b1、b2等に引っ掛かるとラベルLが例えば内側に折れ曲がった状態となることがある。このような問題は、特に、例えば10μm〜30μmといった薄肉のラベルLの場合に腰が弱いために生じやすい。
これに対し、本実施形態のラベル被嵌装置4では、ボトルBが回転した状態でラベルLが被嵌されることになる。そのため、ラベルLの下端縁部の一部がボトルBの段部b1等に引っ掛かったとしても、ラベル下端縁部のうち引っ掛かっていない部分がボトルBに対して相対的に回転しながら段部b1、b2等を乗り越えて下降していくことでき、それにガイドされるようにして引っ掛かっていた部分も段部b1、b2等を折れ曲がることなく乗り越えていくことが可能になる。その結果、薄肉のラベルLでもボトルBに綺麗に被嵌することができ、ラベルLの装着不良の発生を防止または抑制することができる。
そして、図7(c)に示すように、4つの吸引竿60が規定の最下位置まで下降したとき、吸引解除によってラベルLが吸引竿60から解放され、ラベルLの被嵌が完了する。また、このとき、回転機構11の作動停止によって、ボトルBの回転も停止する。
上述したように、本実施形態のラベル被嵌装置4によれば、腰の弱い薄肉ラベルでも、段部のあるボトルBの胴部に対して折れ曲がりなく綺麗に被嵌することができる。また、このようにしたことでラベル被嵌時にボトルBにできるだけ接触させないようにするためにラベルLを大径に形成して隙間(すなわち縮み代)を大きくするという対策が不要になるため、ラベルLの小径化により材料コストを低減することが可能になる。
なお、本発明に係るフィルム被嵌装置は、上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびそれに均等な範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記においては、ボトル搬送装置6においてターンテーブル7の外周端部上に円周方向に配設された多数のラベル被嵌装置4ごとに対応して、載置台10を回転させるための回転機構11を設けるものとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、ターンテーブル7の外周の1箇所だけ(図1参照)に回転機構11Aを設けてもよい。この回転機構11Aは、ラベル被嵌システム1のフレーム等の固定構造物19に固定されるモータ16と、このモータ16の駆動軸に連結される摩擦式の駆動ローラ18Aと、載置台10の下部に連結された支持軸12に固定される摩擦式の従動ローラ14Aとを含む。互いに摩擦接触する駆動ローラ18Aおよび従動ローラ14Aの少なくとも一方の外周面には、例えば、ゴム、ウレタン等の高摩擦係数の材料からなる摩擦層を設けるのが好ましい。
このような回転機構11Aは、載置台10上でのボトルBの位置決めが完了した後に、モータ16で駆動される駆動ローラ18Aが従動ローラ14Aに接触することによって、多数のラベル被嵌装置4について1つの回転機構11Aで載置台10すなわちその上に載置されたボトルBを回転させることができる。したがって、ボトルBを回転させるためのモータの数が1つで済み、設備コストを大幅に節減することができる。なお、図8においては、円形の駆動ローラ18Aとしているが、例えば、一定期間、従動ローラ14Aと接触するように、ターンテーブル7の外周に沿った円弧状の摩擦部材を設けておいてもよい。この場合、モータ16はなくてもよい。また、この場合、摩擦部材に代えて円弧状のラックギヤを用い、従動ローラ14Aに代えてピニオンギヤを用いる構成してもよい。
また、上記回転機構11Aをターンテーブル7の周方向に離れた位置に2つ以上設けてもよい。この場合でも、各ラベル被嵌装置4に対応して設ける場合に比べて、必要なモータ数を減らせるので、設備コストを節減できる。
また、上記においては、ラベルLを4つの吸引竿60A,60B,60C,60Dにより外側から吸引して保持しながら開口するようにしたが、これに限定されるものではなく、4つ以外の複数の吸引竿60により外側から吸引して保持しながら開口するようにしてもよい。また、ラベルの外側から静電吸着等の電気的吸引力を作用させてラベルを開口保持するようにしてもよいし、あるいは、ラベルの折目位置で外側から摘むなどの機械的保持作用によってラベルを保持して開口するようにしてもよい。
また、上記においては、載置台10を回転させながら開口したラベルLを下降させて、ラベルLを回転するボトルBに被嵌するようにしたが、これに限定されるものではない。被嵌時にラベルとボトルとが相対的に回転していればよく、例えば、アームおよび吸引竿に回転機構を連結して、開口したラベルを回転しながらボトルに被嵌するようにしてもよい。この場合、ボトルはコンベア上で吸引機構により固定して回転させなくてもよいし、あるいは、ラベルと反対方向に回転させてもよい。
さらに、上記においては、ボトルBに対して開口したラベルLを下降移動させて被嵌するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、載置台を上昇移動させて、開口した状態で一定位置にあるラベルの内側にボトルを挿通してもよいし、あるいは、ラベルとボトルの両方を移動させてもよい。またフィルム保持部が被嵌体保持部よりも下方位置にあるフィルム被嵌装置であってもよい。
1 ラベル被嵌システム、2 ボトル供給装置、2a スクリュー、2b ベルトコンベア、2c スターホイール、3 ラベル供給装置、4 ラベル被嵌装置、5 ボトル送出装置、6 ボトル搬送装置、7 ターンテーブル、9 被嵌ヘッド、10 載置台(被嵌体保持部)、11,11A 回転機構、12 支持軸、14 従動ギヤ、14A 従動ローラ、16 モータ、18 駆動ギヤ、18A 駆動ローラ、19 固定構造物、20 ブラケット、22 コネクタ、24 ホース、30 位置決め機構、32 位置決めブロック、33 移動装置、34 連結フレーム、36 スプリング、38 停止板、40 テイクアップ部材、50 ラベルオープナー(フィルム保持部)、58,59 アーム、60,60A,60B,60C,60D 吸引竿、62 昇降機構(移動機構)、B ボトル、b1,b2 段部、E1 当接範囲、E2 離間範囲、L ラベル(筒状フィルム)、O 回転軸、α 供給位置、β ラベル受渡位置、γ 被嵌位置、δ 送出位置。

Claims (6)

  1. 胴部外周面に段部が形成されている被嵌体に、帯状に折り畳まれた筒状フィルムを開口させて被嵌するフィルム被嵌装置であって、
    回動可能な2つのアームにそれぞれ取り付けられ前記2つのアームの回動によって互いに離間・近接可能な各一対の吸引竿を有し、当該各一対の吸引竿を近接させて前記帯状に折り畳まれた筒状フィルムの対向する外側面を把持した状態で、当該各一対の吸引竿を吸引力を作用させながら離間させて前記吸引竿によって周方向4箇所で前記筒状フィルムを開口した状態に保持するフィルム保持部と、
    前記フィルム保持部によって開口した状態に保持された前記筒状フィルムが被嵌される前記被嵌体を保持する被嵌体保持部と、
    前記各一対の吸引竿によって周方向4箇所で吸引保持されて開口した筒状フィルムの内側に被嵌体を挿通するように、前記フィルム保持部および前記被嵌体保持部の少なくとも一方を移動させる移動機構と、
    前記筒状フィルムが前記被嵌体に被嵌されるとき相対的に回転しながら被嵌されるように前記被嵌体保持部または前記フィルム保持部を回転させる回転機構と、を備え
    前記フィルム保持部の各一対の吸引竿によって周方向4箇所で吸引保持されて開口した筒状フィルムの内側に前記移動機構によって前記被嵌体を挿通する際に、筒状フィルムの外周面の4箇所のみが前記吸引竿と前記被嵌体の外周で挟まれた状態で前記回転機構によって筒状フィルムが前記被嵌体に対して相対的に回転しながら筒状フィルムの端縁部が前記被嵌体の段部を乗り越えて被嵌されるように構成されている、フィルム被嵌装置。
  2. 請求項1に記載のフィルム被嵌装置において、
    ラベル供給装置から所定長さに切断形成された前記筒状フィルムを受け取るテイクアップ部材を更に備え、該テイクアップ部材は、帯状の折り畳まれた前記筒状フィルムを吸引保持しながら昇降して、前記フィルム保持部に前記筒状フィルムを受け渡すように構成される、フィルム被嵌装置。
  3. 請求項1に記載のフィルム被嵌装置において、
    前記回転機構は、ターンテーブルの外周端部上に複数の被嵌体保持部が周方向に配設される場合に複数の被嵌体保持部に対して少なくとも1つ設けられている、フィルム被嵌装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィルム被嵌装置において、
    前記被嵌体保持部が回転されるときの前記被嵌体保持部の回転中心と、その上に保持された前記被嵌体の回転中心とが一致するように前記被嵌体の保持位置を決める位置決め装置が前記被嵌体保持部に隣接して設けられている、フィルム被嵌装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のフィルム被嵌装置において、
    前記フィルム保持部は、前記筒状フィルムに電気的吸引力を作用させて開口させるものである、フィルム被嵌装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のフィルム被嵌装置において、
    前記被嵌体保持部には、前記被嵌体を前記被嵌体保持部に向かって引き付けるように吸引力を作用させる吸引機構が設けられている、フィルム被嵌装置。
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