JP6114621B2 - デッキ材の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、根太等の構造材に対してデッキ材を固定するための固定構造に関するものである。
従来から、根太等の構造材に対してその上に並列配置したデッキ材を固定する場合に、例えば、上記デッキ材をその天面から構造材に対してビス固定するのが極めて一般的である(特許文献1の図8参照)が、ビス頭が上記デッキ材の天面上に露出して美観を損なうだけでなく、該ビス頭が天面上に突出して歩行者が足に怪我をする危険性もあり、また、上記図8の(b)に示されているような固定構造は、ビス頭がデッキ材の天面上に露出しないが、必ずしも安定的な固定といえるものではない。
更に、特許文献1や特許文献2に開示されているように、隣接するデッキ材の対面する側面に固定金具の係止溝を備え、該係止溝に係止する固定金具でデッキ材を固定するようにした固定構造は、ビス頭が上記デッキ材の天面上に露出しないことから、上述の問題を解決するために有効なものではあるが、特に、予めデッキ材の固定用金具を根太等に固定する工法の場合には、デッキの施工或いは部分的な補修に際して、隣接するデッキ材を一定幅の目地を介して配列させるのに困難性があったり、隣接するデッキ材の対面する両側面の係止溝間に固定金具を配設するのが必ずしも容易でなかったり、更に、上記固定金具を適切な位置に配置することに困難性があったりして、デッキ材の固定の作業性に難点があった。しかも、ビス頭が上記デッキ材の天面上に露出しないとはいえ、ビス頭が上方から視認できるために、必ずしも美観においてすぐれているとは言えなかった。
また、上記デッキ材間の目地は、その間を通して物が下方に落ちたり、デッキ上から下方を透視されることにより生じる不安感を嫌う人がいることから、できるだけその幅を狭くすることが望まれ、しかも、各目地の幅が一定であることが望まれている。しかしながら、上記目地を通してデッキ材の固定用ビスを螺挿するためには、該目地に固定用ビスのビス頭の径に相当する幅は必要である。
これに対し、例えば、特許文献1に開示されているデッキ固定部材4、或いは特許文献2に開示されている連結金具3Bのように、それをビスにより根太等に直接固定して、その固定部分の両側に延設した押圧部45或いは係止片35をデッキ材の側面の係止溝に挿入して固定するような構造では、一定のビス頭の径に近い幅の目地を介して各デッキ材を配列させるのが困難であり、しかも、上記デッキ材を固定するためのデッキ材側面の係止溝の形状が複雑化し、デッキ材の表裏両面を歩行面として交換可能に使用することができない。
特開2004−27724号公報 特開2007−224553号公報
本発明の技術的課題は、デッキの施工、或いは該デッキの補修に際して、隣接するデッキ材間に固定金具を配設してそれにデッキ材側面を押し付けるだけで、一定幅の目地を介して各デッキ材を配列させ得ると共に、該固定金具を根太等の構造材上の所要位置に配設して、該固定金具をビス固定するだけで、所要の施工を作業性よく完了できるようにしたデッキ材の固定構造を提供することにある。
また、本発明の他の技術的課題は、上記デッキ材の表裏両面を歩行面として使用可能に形成した場合においても、目地の幅をビス頭の径に近い小さい一定幅に設定してデッキ材を配列させることができるようにしたデッキ材の固定構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、長尺のデッキ材を固定するために間隔を置いて平行配置される構造材に対し、それらの上面に、該構造材と直交する方向に向けて平行に配置したデッキ材を固定金具により固定するようにしたデッキ材の固定構造において、上記デッキ材は、隣接するデッキ材と対面する両側面に、それぞれ、上記固定金具の係止翼部が嵌入係止する係止溝を備え、上記固定金具は、金属板により形成された平面状をなす本体部の両側に、上記係止翼部を突出させると共に、上記本体部から上記係止翼部の突出方向と直交する方向に突出させて、横幅を上記平行に配置するデッキ材相互間の目地の幅に設定した一対の弾性ある脚片を備え、該脚片は、その脚先部を上記構造材の上面に接触させた状態で、上記隣接するデッキ材間に立設して配設され、その際、上記脚片は、上記係止翼部を構造材上に載置したデッキ材の上記係止溝に対向して位置するように形成され、上記本体部に、上記一対の脚片間を通して固定金具を前記構造材にビス固定するビス挿通孔を備え、上記一対の脚片に、その屈曲により外側に突出する係合肩を形成し、上記固定金具の装着位置を覆うように隣接するデッキ材間の目地に嵌着されるカバー部材に、上記係合肩に弾性的に係止する一対の係止脚部を形成したことを特徴とするデッキ材の固定構造が提供される。
本発明に係る上記デッキ材の固定構造の好ましい実施形態においては、上記カバー部材に、上記固定金具上に当接して該カバー部材の過度の押入を不能にすると共に、デッキ材間の対面する側面に当接して、該カバー部材の位置保持を行う位置保持部片が設けられる。
また、上記課題を解決するため、本発明によれば、長尺のデッキ材を固定するために間隔を置いて平行配置される構造材に対し、それらの上面に、該構造材と直交する方向に向けて平行に配置したデッキ材を固定金具により固定するようにしたデッキ材の固定構造において、上記デッキ材は、隣接するデッキ材と対面する両側面に、それぞれ、上記固定金具の係止翼部が嵌入係止する係止溝を備え、上記固定金具は、金属板により形成された平面状をなす本体部の両側に、上記係止翼部を突出させると共に、上記本体部から上記係止翼部の突出方向と直交する方向に突出させて、横幅を上記平行に配置するデッキ材相互間の目地の幅に設定した一対の弾性ある脚片を備え、該脚片は、その脚先部を上記構造材の上面に接触させた状態で、上記隣接するデッキ材間に立設して配設され、その際、上記脚片は、上記係止翼部を構造材上に載置したデッキ材の上記係止溝に対向して位置するように形成され、上記本体部に、上記一対の脚片間を通して固定金具を前記構造材にビス固定するビス挿通孔を備え、上記固定金具の一対の脚片を内側に屈曲させたうえで、固定金具の本体部に設けたビス挿通孔の下位まで伸長させて、該ビス挿通孔を通して前記構造材に螺挿するビスのずれ動きを制限する狭窄壁部を形成させ、その先端を外側に向けて屈曲させることにより上記脚先部としたことを特徴とするデッキ材の固定構造が提供される。
かかる構成は、固定金具の本体部に設けたビス挿通孔を通してビスを構造材に螺挿することにより、該固定金具を介してデッキ材を構造材上に固定する場合に、上記ビス挿通孔から挿入したビスが、一対のデッキ材の側面と上記脚片の狭窄壁部とによりその姿勢を規制され、大きく傾動することがないので、該ビスを構造材の上面に対して容易に垂直に螺挿することが可能になる。
上記デッキ材の固定構造においては、上記デッキ材が、表裏両面を歩行面として使用可能に形成され、隣接するデッキ材と対面する両側面にそれぞれ設けられている上記係止溝を、該デッキ材の厚さ方向の中央面の両側において上下対称形状のものとして形成することができる。このように構成すると、デッキ材の上下いずれの面を歩行面としても、上述した場合と同様にして目地の幅を一定に設定して、デッキ材を配列し固定することができる。
また、デッキ材の上下いずれの面を歩行面とした場合でも、目地の幅をビス頭の径に近い小さい一定幅に設定して、デッキ材を配列固定することができる。
更に、本発明に係るデッキ材の固定構造の他の好ましい実施形態においては、上記固定金具の脚片の脚先部が、上記構造材の上面に設けた長手方向の凹溝内に嵌入して、該構造材の長手方向に対して直交する方向への移動が制限される状態で配設されたものとして構成される。
上記構成を備えた本発明に係るデッキ材の固定構造によれば、長尺のデッキ材を固定するために間隔を置いて平行配置された構造材の上面に、該構造材と直交する方向に向けて平行に配置したデッキ材を固定するに際し、隣接するデッキ材間に上記固定金具を配設してそれにデッキ材側面を押し付ければ、該固定金具の係止翼部がデッキ材の側面の係止溝に対向する位置にあり、また、該固定金具に設けた一対の脚片の横幅が上記デッキ材相互間の目地の幅に設定されているので、該脚片の横幅により与えられる一定幅の目地を介して各デッキ材を平行に配列させることができると共に、固定金具が隣接するデッキ材間に挟まれて立設した状態に保持され、しかも、上記脚片は、その脚先部を上記構造材の上面に設けた長手方向の凹溝内に嵌入させるだけで、該構造材の長手方向と直交する方向への移動が制限される状態に容易に置くことができ、そのため、構造材上の所要位置に配設した固定金具を該構造材にビス固定するだけで、所要の施工を作業性よく完了することができる。
以上に詳述した本発明のデッキ材の固定構造によれば、デッキの施工、或いは該デッキの補修に際して、隣接するデッキ材間に固定金具を配設してそれにデッキ材側面を押し付けるだけで、一定幅の目地を介して各デッキ材を配列させ得ると共に、該固定金具を根太等の構造材上の所要位置に配設して、該固定金具をビス固定するだけで、所要の施工を作業性よく完了でき、また、上記デッキ材の表裏両面を歩行面として使用可能に形成した場合を含めて、目地の幅をビス頭の径に近い小さい一定幅に設定してデッキ材を配列させることができる。
本発明に係るデッキ材の固定構造の実施例における組付け状態を示す要部の一部破断斜視図である。 上記実施例における組付け状態の要部拡大正面図である。 (A)〜(C)は、固定金具及びカバー部材の取付態様を順次説明するための説明図である。 (A)及び(B)は、固定金具及びカバー部材の取付態様を順次説明するための斜視図である。 本発明に係るデッキの図2と同様な組付け状態を示す正面図である。 本発明に係るデッキの組付け状態を示す側面図である。
図面は、本発明に係るデッキ材の固定構造の実施の一例を示している。この固定構造によって得られるデッキは、基本的には、長尺のデッキ材10を固定するために間隔を置いて平行配置される根太等の長尺の構造材1に対し、それらの上面に該構造材1と直交する方向に向けて平行に配置したデッキ材10を、以下に詳述する固定金具20により固定するようにしたものである。
上記根太等の構造材1は、その上面に沿って該構造材1の長手方向に延びる凹溝2が形成され、該凹溝2内に、後述するように固定金具20の脚片25の扁平な脚先部25aが図3に示すような姿勢で嵌入し、該構造材1の長手方向に対して直交する方向への固定金具20の移動が溝縁で制限される状態で、上記隣接するデッキ材10間に立設して配設保持されるように形成している。なお、構造材1の上面は平坦面として、その上に固定金具20の脚片25の脚先部25aを載置することもできる。
また、上記構造材1に支持されるデッキ材10は、通常、合成樹脂や木材により板状に形成され、図1及び図2から分かるように、隣接するデッキ材10と対面する両側面11に、それぞれ上記固定金具20の係止翼部22が嵌入係止する係止溝12を設けている。該デッキ材10は、表裏両面を歩行面として使用可能に形成することもでき、この場合には、隣接するデッキ材10と対面する両側面11にそれぞれ設けられる上記係止溝12を、該デッキ材10の厚さ方向の中央面の両側において上下対称形状のものとして形成し、それにより同一の固定金具20を用いて、デッキ材10の表裏両面のいずれを歩行面とする場合にも同じ態様でデッキ材10を固定することができ、しかも、デッキ材の表裏両面のいずれを歩行面とする場合にも、後述するように、目地15の幅を固定金具20の固定用ビス28におけるビス頭28aの径(5mm程度)に近い小さい一定幅に設定することができる。
次に、上記固定金具20の構成及び作用について説明する。
上記固定金具20は、図3及び図4に詳細に示すように、金属板により形成された平面状をなす本体部21の両側に、デッキ材10の両側面11に設けた係止溝12に嵌入係止させる係止翼部22をそれぞれ突出させ、該係止翼部22の先端に上記デッキ材10の係止溝12の下側内面に係止する係止爪23を設けている。また、上記固定金具20には、その本体部21から上記係止翼部22の突出方向と直交する方向に突出させて、横幅を上記平行に配置するデッキ材10相互間の目地15の幅に設定した一対の弾性ある脚片25を備えている。
上記一対の脚片25は、その先端の扁平な脚先部25aを上記構造材1の上面に設けた凹溝2内に嵌入し、該構造材1の長手方向に対して直交する方向への移動が制限される状態で、上記隣接するデッキ材10間に立設して配設され、その際、上記固定金具20の脚片25は、上記係止翼部22を構造材1上に載置したデッキ材10の上記係止溝12に対向して位置させるような寸法関係に形成される。
そのため、一対のデッキ材10の間において、上記構造材1上の凹溝2に脚先部25aを嵌入して固定金具20を立設し、該固定金具20を一対のデッキ材10の間に挟み込めば、固定金具20の係止翼部22がデッキ材10の側面の係止溝12内に挿入されるだけでなく、それに続いて、一対のデッキ材10の側面11で固定金具20の脚片25が挟み付けられる。そして、上記脚片25は、その横幅が平行に配置されるデッキ材10相互間の目地15の幅に設定しているので、上記固定金具20を一対のデッキ材10の間に挟み込むだけで、一対のデッキ材10間の所定の位置に固定金具20が収容され、そのため、上記本体部21に設けたビス挿通孔27を通して構造材1に固定金具20をビス固定することにより、固定金具20の位置決め等に手間取ることなく、該固定金具20を構造材1に対して固定することができる。
上記一対の脚片25は、弾性のある金属材により形成した固定金具20の本体部21から下方に湾曲させたうえで内側に屈曲させることにより、外側に突出する係合肩25bを形成させ、更に、上記内側に屈曲させた脚片25を、上記本体部21に設けたビス挿通孔27の下位まで伸長させて、両脚片25により、該ビス挿通孔27を通して構造材1に螺挿するビス28のずれ動きを制限する狭窄壁部25cを形成させ、その先端を外側に向けて屈曲させることにより上記脚先部25aを形成させている。
上記固定金具20には、一対のデッキ材10間に立設する上述したような脚片25を設けているので、該固定金具20を構造材1にビス固定して、その係止翼部22の先端の係止爪23を、デッキ材10の側面の係止溝12内において係止溝12の下側内面に係止させたときには、上記脚片25が弾性的に圧縮された状態になり、一対の脚先部25aが開閉方向に若干ずれ動くだけで、それらの脚片25が上記ビス固定に対してスプリングワッシャ的に機能することになる。
また、上記一対の脚片25は、固定金具20の本体部21に設けたビス挿通孔27を通してビス28を構造材1に螺挿することにより、該固定金具20を介してデッキ材10を構造材1上に固定する場合に、上記ビス挿通孔27から挿入したビス28が、一対のデッキ材10の側面11と上記一対の脚片25の狭窄壁部25cとによりその姿勢を規制され、大きく傾動することがないので、該ビス28を構造材1の上面に対して容易に垂直に螺挿することが可能になる。
更に、上記固定金具20には、その装着位置における目地15を覆うようにカバー部材30を被設するようにしている。即ち、上記隣接するデッキ材10間の目地における固定金具20の装着位置を覆うようにカバー部材30を嵌着するが、このカバー部材30は、基本的には、上記固定金具20及びそれを固定したビス28の頭を隠蔽して、デッキの外観を良好にし、更に、該ビスの螺挿に際してビス頭の径が目地の幅に近いので、該ビス頭によりデッキ材10間の上部における対面する側面11を疵付ける虞があり、その疵を隠蔽するものとして装着するものである。
また、上記固定金具20の本体部21から突出する一対の脚片25には、その屈曲により外側に張り出す係合肩25bを形成し、一方、上記カバー部材30には該係合肩25bに弾性的に係止する一対の係合脚部32を形成して、該係合脚部32の先端係止部32aの係止により、その位置決めを安定させている。
更に、上記カバー部材30には、デッキ材10間に嵌着した上記固定金具20の本体部21の上面に当接して、該カバー部材30の過度の押入を不能にすると共に、該カバー部材30の位置保持を行う位置保持部片33が設けられている。具体的に、該位置保持部片33は、該デッキ材10間の対面する側面11に当接して、その姿勢を保持する一対の側板33a,33bを備えると共に、その一方の側板33aの長さを、カバー部材30が所定の位置に装着されたときに、該側板33aの先端が上記固定金具20の本体部21の上面に当接して、該カバー部材30の過度の押入を不能にする機能を持つように形成している。
以上に詳述したように、上記デッキ材の固定構造によれば、デッキの施工、或いは該デッキの補修に際して、隣接するデッキ材10間に固定金具20を配設してそれにデッキ材側面を押し付けるだけで、一定幅の目地15を介して各デッキ材10を配列させ得ると共に、該固定金具20を構造材上の凹溝2上に配設することができ、この状態で固定金具20をビス固定するだけで、所要の施工を作業性よく完了することができる。また、上記デッキ材10の表裏両面を歩行面として使用可能に形成し、表裏いずれの面を上面にする場合においても、目地15の幅をビス頭28aの径に近い小さい一定幅に設定してデッキ材10を配列固定することができる。
1 構造材
2 凹溝
10 デッキ材
11 側面
12 係止溝
15 目地
20 固定金具
21 本体部
22 係止翼部
25 脚片
25a 脚先部
27 ビス挿通孔
28 ビス

Claims (5)

  1. 長尺のデッキ材を固定するために間隔を置いて平行配置される構造材に対し、それらの上面に、該構造材と直交する方向に向けて平行に配置したデッキ材を固定金具により固定するようにしたデッキ材の固定構造において、
    上記デッキ材は、隣接するデッキ材と対面する両側面に、それぞれ、上記固定金具の係止翼部が嵌入係止する係止溝を備え、
    上記固定金具は、金属板により形成された平面状をなす本体部の両側に、上記係止翼部を突出させると共に、上記本体部から上記係止翼部の突出方向と直交する方向に突出させて、横幅を上記平行に配置するデッキ材相互間の目地の幅に設定した一対の弾性ある脚片を備え、
    該脚片は、その脚先部を上記構造材の上面に接触させた状態で、上記隣接するデッキ材間に立設して配設され、その際、上記脚片は、上記係止翼部を構造材上に載置したデッキ材の上記係止溝に対向して位置するように形成され、
    上記本体部に、上記一対の脚片間を通して固定金具を前記構造材にビス固定するビス挿通孔を備え、
    上記一対の脚片に、その屈曲により外側に突出する係合肩を形成し、
    上記固定金具の装着位置を覆うように隣接するデッキ材間の目地に嵌着されるカバー部材に、上記係合肩に弾性的に係止する一対の係止脚部を形成した、
    ことを特徴とするデッキ材の固定構造。
  2. 上記カバー部材に、上記固定金具上に当接して該カバー部材の過度の押入を不能にすると共に、デッキ材間の対面する側面に当接して、該カバー部材の位置保持を行う位置保持部片が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデッキ材の固定構造。
  3. 長尺のデッキ材を固定するために間隔を置いて平行配置される構造材に対し、それらの上面に、該構造材と直交する方向に向けて平行に配置したデッキ材を固定金具により固定するようにしたデッキ材の固定構造において、
    上記デッキ材は、隣接するデッキ材と対面する両側面に、それぞれ、上記固定金具の係止翼部が嵌入係止する係止溝を備え、
    上記固定金具は、金属板により形成された平面状をなす本体部の両側に、上記係止翼部を突出させると共に、上記本体部から上記係止翼部の突出方向と直交する方向に突出させて、横幅を上記平行に配置するデッキ材相互間の目地の幅に設定した一対の弾性ある脚片を備え、
    該脚片は、その脚先部を上記構造材の上面に接触させた状態で、上記隣接するデッキ材間に立設して配設され、その際、上記脚片は、上記係止翼部を構造材上に載置したデッキ材の上記係止溝に対向して位置するように形成され、
    上記本体部に、上記一対の脚片間を通して固定金具を前記構造材にビス固定するビス挿通孔を備え、
    上記固定金具の一対の脚片を内側に屈曲させたうえで、固定金具の本体部に設けたビス挿通孔の下位まで伸長させて、該ビス挿通孔を通して前記構造材に螺挿するビスのずれ動きを制限する狭窄壁部を形成させ、その先端を外側に向けて屈曲させることにより上記脚先部とした、
    ことを特徴とするデッキ材の固定構造。
  4. 上記デッキ材が、表裏両面を歩行面として使用可能に形成され、隣接するデッキ材と対面する両側面にそれぞれ設けられている上記係止溝を、該デッキ材の厚さ方向の中央面の両側において上下対称形状のものとして形成した、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデッキ材の固定構造。
  5. 上記固定金具の脚片の脚先部が、上記構造材の上面に設けた長手方向の凹溝内に嵌入して、該構造材の長手方向に対して直交する方向への移動が制限される状態で配設されている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のデッキ材の固定構造。
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