JP6114129B2 - パーティクル測定方法 - Google Patents

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本発明の実施形態は、電子線によりマスク基板に所望のパターンを描画する電子線描画装置で用いられるパーティクル測定装置及びパーティクル測定方法に関する。
露光用のマスク基板を製造する場合、マスク基板上に塗布されたレジスト(一般的に化学増幅型レジストが用いられる)に電子線による描画を行った後、レジストのPEB(Post Exposure Bake)処理を行う。その後、レジストの現像を行い、石英基板上の遮光膜(例えば、酸化クロム/クロム膜)をエッチングすることで、所望のパターンにエッチングされた遮光膜を得る。
ところで、レジスト上にパーティクルが存在すると、その部分が電子線により露光されず、パターン欠陥が生じる等の不具合が生じる。このため、パーティクルの発生を抑制するための種々の取り組みが従来からなされている。例えば、電子線描画装置では、QC等により定期的にパーティクルを測定している。
QC等で行われるパーティクル測定では、パーティクル測定用のマスク基板を電子線描画装置内で搬送し、搬送前に測定したパーティクルの大きさ及び個数と、搬送後に測定したパーティクルの大きさ及び個数とを比較している。該手法では、どの程度の大きさのパーティクルがどの程度発生しているかの傾向をつかむことはできるが、パーティクルの発生源を特定することは極めて難しい。そのため、パーティクルの発生源を効率よく特定できる発明が望まれている。
特開2000−040670号公報
本実施形態は、パーティクルの発生源を効率的に特定できるパーティクル測定装置及びパーティクル測定方法を提供することを目的とする。
実施形態に係るパーティクル測定方法は、電子線によりマスク基板上に所望のパターンを描画する電子線描画装置のパーティクル測定方法であって、表面に格子状に複数配置され、前記表面に付着したパーティクルを検出する検出器及び前記検出器での検出結果を検出時刻とともにメモリに記憶する制御部を備えたパーティクル測定装置を、前記電子線描画装置内で搬送する工程と、前記パーティクル測定装置の搬送中に、前記パーティクルの有無を前記検出器で検出する工程と、前記パーティクルの検出結果を、検出時刻とともにメモリに記憶する工程と、前記パーティクルが検出された時刻における前記電子線描画装置内での前記パーティクル測定装置の位置を算出する工程と、を具備する。
実施形態に係る電子線描画装置の模式図である。 実施形態に係るパーティクル測定装置の構成図である。 実施形態に係るパーティクル測定装置の模式図である。 実施形態に係るパーティクル測定方法のフローチャート図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る電子線描画装置10の模式図である。図1(a)は、電子線描画装置10の平面図である。図1(b)は、電子線描画装置10の一部断面図である。以下、図1を参照して、電子線描画装置10の構成について説明する。なお、図1(a)では、電子鏡筒500の図示を省略している。
図1に示すように、電子線描画装置10は、インターフェース(I/F)100と、搬入出(I/O)チャンバ200と、ロボットチャンバ(Rチャンバ)300と、ライティングチャンバ(Wチャンバ)400と、電子鏡筒500と、制御機構600と、ゲートバルブG1〜G3とを備える。
I/F100は、マスク基板Mが収容された容器C(例えば、SMIFPod)を載置する載置台110と、マスク基板Mを搬送する搬送ロボット120とを備える。マスク基板Mは、表面に遮光膜が形成されている石英基板等である。遮光膜上には、レジストが塗布されている。
I/Oチャンバ200は、Rチャンバ300内を真空(低気圧)に保ったままマスク基板Mを搬入出するためのロードロックチャンバである。I/Oチャンバ200は、真空ポンプ210と、ガス供給系220と、光源L1とを備える。また、I/Oチャンバ200には、I/F100との間にゲートバルブG1が設けられている。真空ポンプ210は、例えば、ドライポンプやターボ分子ポンプ等であり、I/Oチャンバ200内を真空引きする。
ガス供給系220は、I/Oチャンバ200を大気圧とする際にI/Oチャンバ200内にベント用ガス(例えば、窒素ガスやCDA(Clean Dry Gas))を供給する。光源L1は、例えば、LED(発光ダイオード)であり、I/Oチャンバ200内が均一に照らされるように、I/Oチャンバ200内の上部に設けられている。
なお、光源L1は、後述するパーティクル測定装置20を搬送する際にのみ点灯することが好ましい。マスク基板Mに塗布されているレジストが感光するのを防止するためである。また、図1では、光源L1の数が一つになっているが、I/Oチャンバ200内を均一に照らすために複数の光源を設けるようにしてもよい。
I/Oチャンバ200内を真空引きする際は、I/Oチャンバ200に接続された真空ポンプ210を用いて真空引きする。また、I/Oチャンバ200内を大気圧に戻す際には、ガス供給系220からベント用ガスが供給され、I/Oチャンバ200内が大気圧となる。なお、I/Oチャンバ200内を真空引きする際及び大気圧とする際には、ゲートバルブG1,G2はClose(閉)される。
Rチャンバ300は、真空ポンプ310と、アライメント室320と、アース体収容室330と、搬送ロボット340と、光源L2とを備える。Rチャンバ300は、ゲートバルブG2を介してI/Oチャンバ200と接続されている。
真空ポンプ310は、例えば、Cryoポンプやターボ分子ポンプ等である。真空ポンプ310は、Rチャンバ300に接続されており、Rチャンバ300内を真空引きして高真空を保つ。アライメント室320は、マスク基板Mを位置決め(アライメント)するためのチャンバである。アース体収容室330は、アース体Hを収容するチャンバである。
アース体Hは、例えば、複数(例えば、3本)のアースピンHaと、額縁形状の枠体Hbとを備える。アース体Hは、マスク基板M上にセットされた状態で、後述のWチャンバ400に搬送された後、マスク基板M上に電子線が照射され、描画が行われる。この描画の際、アース体Hは、図示しないアースと接続されている。つまり、アース体Hは、電子線の照射によるマスク基板Mへの電荷の蓄積(チャージ)を防止する。
光源L2は、例えば、LED(発光ダイオード)であり、Rチャンバ300内が均一に照らされるように、Rチャンバ300内の上部に設けられている。なお、光源L2は、後述するパーティクル測定装置20を搬送する際にのみ点灯することが好ましい。マスク基板Mに塗布されているレジストが感光するのを防止するためである。また、図1では、光源L2の数が一つになっているが、Rチャンバ300内を均一に照らすために複数の光源を設けるようにしてもよい。例えば、アライメント室320及びアース体収容室330にも光源を設けるようにしてもよい。
搬送ロボット340は、I/Oチャンバ200、アライメント室320、アース体収容室330及びWチャンバ400間で、マスク基板Mを搬送する。
Wチャンバ400は、真空ポンプ410と、X−Yステージ420と、駆動機構430A,430Bと、光源L3とを備え、ゲートバルブG3を介してRチャンバ300と接続されている。
真空ポンプ410は、例えば、Cryoポンプやターボ分子ポンプ等である。真空ポンプ410は、Wチャンバ400に接続されており、Wチャンバ400内を真空引きして高真空を保つ。X−Yステージ420は、マスク基板Mを載置するための台である。駆動機構430Aは、X−Yステージ420をX方向に駆動する。駆動機構430Bは、X−Yステージ420をY方向に駆動する。
電子鏡筒500は、電子銃510、アパーチャプレート520、偏向器530、静電レンズ540(照明レンズ(CL)、投影レンズ(PL)、対物レンズ(OL))、反射防止板ARF等から構成される電子線照射手段を備え、X−Yステージ420上に載置されたマスク基板Mに電子線を照射する。
光源L3は、例えば、LED(発光ダイオード)であり、Wチャンバ400内が均一に照らされるように、Wチャンバ400内の上部に設けられている。なお、光源L3は、後述するパーティクル測定装置20を搬送する際にのみ点灯することが好ましい。マスク基板Mに塗布されているレジストが感光するのを防止するためである。また、図1では、光源L3の数が一つになっているが、Wチャンバ400内を均一に照らすために複数の光源を設けるようにしてもよい。
制御機構600は、例えば、コンピュータ等であり、電子線描画装置10を制御する。
(パーティクル測定装置の構成)
図2は、パーティクル測定装置20の構成図である。図2(a)は、パーティクル測定装置20の平面図、図2(b)は、図2(a)の線分X−Xにおける断面図である。図2に示すように、パーティクル測定装置20は、半導体基板21〜23と、電源Bと、筐体24とを備える。パーティクル測定装置20の大きさは、例えば、通常のマスク基板と略同じ150mm×150mmである。
半導体基板21は、表面にCCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(相補型MOS)等の固体撮像素子が複数形成された半導体基板である。なお、固体撮像素子は、半導体基板21表面の略全面に形成されていることが好ましい。また、各固体撮像素子には、識別番号が付与されており、パーティクル測定装置20での位置がわかるように構成されている。
半導体基板22は、半導体基板21の固体撮像素子を駆動する駆動回路や、固体撮像素子からの画像信号を増幅する増幅素子(AMP)、A/D(アナログデジタル)変換回路、電源Bからの電圧を所定の電圧に変換するコンディショナ回路、時刻を測るクロック回路等が形成されている。つまり、半導体基板22には、パーティクル測定装置20の制御回路が形成されている。
半導体基板23は、増幅された固体撮像素子の画像信号を記憶するメモリ素子が形成されている。なお、半導体基板22,23の積層順序はどちらの基板が上でもよい。また、半導体基板21〜23の機能を1以上の半導体基板に搭載するようにしてもよい。
半導体基板21〜23は、図示しない貫通ビアにより電気的に接続されており、互いに信号のやり取りができるようになっている。半導体基板23に画像信号が記憶される際は、クロック回路で生成された時刻(タイムスタンプ)も一緒に記憶される。電源Bは、半導体基板21〜23に必要な電力を供給する。半導体基板21〜23及び電源Bは、筐体24内に収容される。
なお、パーティクル測定装置20に筐体24の開口24aを封止するカバーガラスを備えるようにしてもよい。カバーガラスに付着したパーティクルを除去することで、パーティクル測定装置20を繰り返し用することができる。なお、カバーガラスには、光源L1〜L3からの波長光が透過する無色透明のガラス基板を用いることが好ましい。
また、筐体24には、半導体基板21〜23と電気的に接続された外部接続端子25が設けられている。外部接続端子25を外部端末(例えば、PC等)に接続することにより、半導体基板23に記憶されている画像信号を取得したり、各種設定(例えば、画像信号の取り込み時間、クロック回路の時刻合わせ等)を行うことができる。
図3は、パーティクル測定装置20の動作を説明するための模式図である。図3(a)は、半導体基板21の平面図、図3(b)は、図3(a)の線分Y−Yにおける断面図、図3(c)は、半導体基板21〜23の回路接続の模式図である。なお、図1,2で説明した構成と同じ構成には、同一の符号を付している。
図3(a)に示すように、パーティクル測定装置20の半導体基板21の表面には、複数の固体撮像素子Sが格子状に配置されている。そして、図3(b)に示すように、半導体基板21の固体撮像素子Sで撮像された画像信号は、半導体基板22の増幅回路(AMP)で増幅され、A/D変換回路でデジタル信号に変換された後、半導体基板23のメモリ素子(Memory)に記憶される。なお、画像信号は、固体撮像素子Sの識別番号及び時刻(タイムスタンプ)とともにメモリ素子に記憶される。
そして、図3(c)に示すように、特定の固体撮像素子S上にパーティクルPが付着すると、該固体撮像素子Sに入射する光量が低減する。このため、パーティクルPが付着している固体撮像素子S上からの画像信号は弱くなる。この画像信号は、固体撮像素子Sの識別番号及び時刻(タイムスタンプ)とともにメモリ素子に記憶される。
このため、パーティクルPが、どの時刻にどの固体撮像素子Sに付着したかがわかる。そして、その時刻にパーティクル測定装置20が電子線描画装置10内のどの場所にいたかをログ等により確認することで、電子線描画装置10内のどの場所でパーティクルPが発生したかを特定することができる。このため、パーティクルPの発生源を効率的に特定することができる。
なお、上記説明では、パーティクルの検出素子としてCCDやCMOS等の固体撮像素子を用いている。このため、パーティクルの検出に光が必要となる。そこで、本実施形態に係る電子線描画装置10では、I/Oチャンバ200、Rチャンバ300及びWチャンバ400内に各々光源L1〜L3を設けている。
しかしながら、パーティクルの検出素子として、MCP(マイクロチャンネルプレート)を用いるようにしてもよい。MCPは、荷電粒子(電子やイオン等)を増幅する装置であり、微小な光電子増倍管を束ねた構造となっている。入射した荷電粒子や光子等により生じた電子がアバランシェ電流により増幅することにより、検出感度が非常に高いという特徴がある。
上述のように、パーティクルの検出素子としてMCPを用いる場合、パーティクルが帯電してる必要がある。しかし、電子描画装置でのパーティクルの発生は、電子描画装置に付着しているパーティクルが、電子鏡筒500内の偏向器530や静電レンズ540等に電界が生じた際に飛び散って生じることがほとんどである。このため、パーティクルのほとんどは帯電しており、MCPを用いてもパーティクルの検出は可能である。
なお、パーティクルの検出素子としてMCPを用いる場合、MCPでパーティクル(荷電粒子)が検出されると、パーティクルを検出したMCPの識別番号及び時刻が半導体基板23のメモリ素子に記憶される。また、パーティクルの検出素子としてMCPを用いる場合、光源L1〜L3は不要となる。
なお、本実施形態では、大きさ(直径)が0.5μm以上のパーティクルの検出を目的としている。大きさが、0.5μm以上のパーティクルであれば、固体撮像素子やMCPにより検出することが可能である。
(電子線描画装置10の動作)
図4は、図2〜図3を参照して説明したパーティクル測定装置20を用いたパーティクル測定方法のフローチャート図である。以下、図1〜図4を参照してパーティクル測定方法について説明する。
初めに、パーティクル測定対象である電子線描画装置10とパーティクル測定装置20との時刻を合わせる(ステップS101)。次に、パーティクル測定装置20を収容した容器Cを載置台110に載置し、電子線描画装置10側でカラ搬送用(描画なし)のシーケンスを選択して、描画なしの搬送(以下、カラ搬送と記載する)をスタートする(ステップS102)。
なお、カラ搬送には、実際にマスク基板に描画を行う際に使用する搬送シーケンス(電子線はブランキングとする)を用いてもよいし、I/Oチャンバ200まで搬送、Rチャンバ300まで搬送する等、目的に応じて種々の搬送シーケンスを作成可能である。
カラ搬送中、パーティクル測定装置20は所定の時間ごとに半導体基板21に形成されている固体撮像素子の画像信号を取得し、半導体基板23のメモリ素子に時刻とともに記憶する(ステップS103)。
なお、実際の描画に近い環境をつくるために、パーティクル測定装置20の搬送の際には、アース体Hをパーティクル測定装置20に載置することが好ましい。また、パーティクルの検出器として固体撮像素子を用いる場合、Wチャンバ400内での動作は以下のように行う。
パーティクル測定装置20を5mm×5mmの区画に分割する。パーティクル測定装置20の大きさが150mm×150mmであることから、5mm×5mmの区画に分割すると900区画に分割される。この900区画の各々に対して通常の描画時と同じ動作(但し、描画はおこなわず搬送のみ)を行う。通常の描画速度であれば、1区画の描画に必要な時間は14s(秒)程度である。このため、画像信号を取り込む頻度(サンプリング時間)を14s(秒)程度とすると、上記5mm×5mm程度の範囲でパーティクルの発生源を特定することができる。
なお、既に述べたように、パーティクルの検出器としてMCPを用いる場合は、パーティクルがパーティクル測定装置20上に付着する度に、パーティクルを検出したMCPの識別番号及び時刻が半導体基板23のメモリ素子に記憶される。このため、パーティクル測定装置20を5mm×5mmの区画に分割することなく、通常の描画時と同じ動作速度でステージ420を駆動してパーティクル測定装置20を移動させればよい。
カラ搬送が終了すると、パーティクル測定装置20の外部接続端子25から、半導体基板23のメモリ素子に記憶されているデータを取得する(ステップS104)。次に、ステップS104で取得したデータから、パーティクルを検出した固体撮像素子の識別番号及び時刻を抽出する(ステップS105)。
次に、電子線描画装置10のログデータから、パーティクルを検出した時刻における電子線描画装置10内でのパーティクル測定装置20の位置を算出する(ステップS106)。次に、識別番号からパーティクルを検出した時刻における電子線描画装置10内で固体撮像素子の位置を算出する(ステップS107)。
なお、ステップS105〜S107の処理は、コンピュータを用いて自動で行われるようにしてもよい。また、ステップS107で算出した位置を実際に電子線描画装置10の模式図上に表示(マッピング)してもよい。模式図上に表示を行うことで、パーティクルの発生個所もしくは発生領域及び傾向を容易に把握することができる。
以上のように、本実施形態に係るパーティクル測定装置20は、表面に格子状に複数配置され、表面に付着したパーティクルを検出する検出器(固体撮像素子、MCP)を備え、検出器での検出結果を、検出時刻とともにメモリ素子に記憶している。このため、電子線描画装置10内でパーティクルの発生源を効率的に特定することができる。
また、パーティクル測定装置20を用いたパーティクル測定方法は、パーティクル測定装置20を電子線描画装置10内で搬送し、このパーティクル測定装置20の搬送中にパーティクルの有無を検出器(固体撮像素子、MCP)で検出し、検出結果を検出時刻とともにメモリ素子に記憶している。このため、電子線描画装置10内でパーティクルの発生源を効率的に特定することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、上記実施形態は、例示であり、本発明を上記実施形態に限定することを意図するものではない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
10…電子線描画装置、20…パーティクル測定装置、21-23…半導体基板、24…筐体、24a…開口、25…外部接続端子、110…載置台、120…搬送ロボット、200…I/Oチャンバ、210…真空ポンプ、220…ガス供給系、300…Rチャンバ、310…真空ポンプ、320…アライメント室、330…アース体収容室、340…搬送ロボット、400…Wチャンバ、410…真空ポンプ、420…ステージ、430A,430B…駆動機構、500…電子鏡筒、510…電子銃、520…アパーチャプレート、530…偏向器、540…静電レンズ、600…制御機構、ARF…反射防止板、B…電源、C…容器、G1-G3…ゲートバルブ、H…アース体、Ha…アースピン、Hb…枠体、L1-L3…光源、M…マスク基板、P…パーティクル、S…固体撮像素子。

Claims (3)

  1. 電子線によりマスク基板上に所望のパターンを描画する電子線描画装置のパーティクル測定方法であって、
    表面に格子状に複数配置され、前記表面に付着したパーティクルを検出する検出器及び前記検出器での検出結果を検出時刻とともにメモリに記憶する制御部を備えたパーティクル測定装置を、前記電子線描画装置内で搬送する工程と、
    前記パーティクル測定装置の搬送中に、前記パーティクルの有無を前記検出器で検出する工程と、
    前記パーティクルの検出結果を、検出時刻とともにメモリに記憶する工程と、
    前記パーティクルを検出した時刻における前記電子線描画装置内での前記パーティクル測定装置の位置を算出する工程と、
    を有するパーティクル測定方法。
  2. 前記検出器は、固体撮像素子である請求項1に記載のパーティクル測定方法
  3. 前記検出器は、電子増倍素子である請求項1に記載のパーティクル測定方法
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