JP6112906B2 - 回転電機 - Google Patents

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本発明は、回転電機に関する。
従来、放射状に延びる複数のティースを有するコアと、コアの軸方向両側からコアに装着されたインシュレータと、インシュレータを介してティースに巻回された巻線とを備えた回転電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3816783号公報
このような回転電機では、巻線がスプリングバックによりティースの側方に膨らむと、隣り合う巻線同士が干渉する虞がある。そこで、隣り合う巻線同士の干渉を回避するために、隣り合うティースの間隔を広げることが考えられるが、この場合には、回転電機の小型化の妨げとなる。一方、回転電機の出力を向上させるためには、巻線の線占率を向上させる必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、巻線の線占率を向上させつつ、小型化を図ることができる回転電機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の回転電機は、放射状に延びる複数のティースを有するコアと、前記ティースにおける前記コアの軸方向端側に位置する軸方向端面と、前記ティースにおける前記軸方向端面の両側に形成された側面とを被覆する被覆部を有し、前記コアに装着されたインシュレータと、前記被覆部を介して前記ティースに巻回された巻線と、前記ティースの前記軸方向端面と前記巻線との間に設けられ、前記ティースの幅方向中央部に頂部を有して前記ティースの軸方向端面と反対側に凸を成し、前記巻線を前記コアの軸方向に弾発する弾発部と、を備えている。
この回転電機によれば、ティースの軸方向端面と巻線との間には、巻線をコアの軸方向に弾発する弾発部が設けられている。従って、仮に、巻線がスプリングバックによりティースの側方に膨らみ、被覆部の側面被覆部(ティースの側面を被覆する側面被覆部)と巻線との間に隙間が発生しても、巻線のテンションにより圧縮されていた弾発部により巻線がコアの軸方向に弾発される。これにより、巻線がコアの軸方向に伸長されて、被覆部の側面被覆部と巻線との間の隙間が低減される。この結果、隣り合う巻線の間隔が確保されるので、巻線の線占率を向上させつつ、回転電機の小型化を図ることができる。
請求項2に記載の回転電機は、請求項1に記載の回転電機において、前記弾発部が、前記ティースの前記軸方向端面と前記被覆部との間に介在され、前記被覆部を介して前記巻線を前記コアの軸方向に弾発するものである。
この回転電機によれば、弾発部は、ティースの軸方向端面と被覆部との間に介在され、被覆部を介して巻線をコアの軸方向に弾発する。従って、弾発部が巻線に直接接触しないので、被覆部を介してティースに巻線を容易に巻回することができる。
請求項3に記載の回転電機は、請求項2に記載の回転電機において、前記弾発部が、前記コア及び前記インシュレータと別体に構成された弾発部材とされ、前記弾発部材が、前記ティースの前記軸方向端面に当接する一対の当接部と、前記一対の当接部を連結すると共に前記一対の当接部に対して前記ティースの前記軸方向端面と反対側に膨出する弾性部とを有しているものである。
この回転電機によれば、弾発部は、コア及びインシュレータと別体に構成された弾発部材とされているので、弾発力の設定が容易である。また、弾発部材は、一対の当接部と弾性部とを有する簡単な構成とされているので、低コスト化を図ることができる。
請求項4に記載の回転電機は、請求項1に記載の回転電機において、前記弾発部が、前記被覆部における前記ティースの前記軸方向端面を被覆する端面被覆部に一体に形成されているものである。
この回転電機によれば、弾発部は、被覆部の端面被覆部に一体に形成されている。従って、部材点数の増加を抑制して低コスト化を図ることができる。
請求項5に記載の回転電機は、請求項4に記載の回転電機において、前記弾発部が、前記被覆部の前記端面被覆部から前記コアの軸方向に延出するリブ状に形成されているものである。
この回転電機によれば、弾発部は、被覆部の端面被覆部からコアの軸方向に延出するリブ状に形成されている。従って、簡単な構成により、巻線を弾発することができる。
請求項6に記載の回転電機は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の回転電機において、前記巻線が、前記ティースの両側の前記側面に向けて圧縮されて潰されているものである。
この回転電機によれば、巻線は、ティースの両側の側面に向けて圧縮されて潰されている。従って、巻線がコアの軸方向に伸長され、被覆部の側面被覆部と巻線との間の隙間が低減される。また、巻線がコアの軸方向に伸長されると、巻線のテンションにより圧縮されていた弾発部が復元変形し、この弾発部により巻線がコアの軸方向に支持(弾発)される。これにより、巻線がコアの軸方向に伸長された状態に維持されるので、被覆部の側面被覆部と巻線との間の隙間が低減された状態を維持することができる。
請求項7に記載の回転電機の製造方法は、請求項6に記載の回転電機の製造方法であって、前記コアに前記インシュレータを装着し、前記被覆部を介して前記ティースに前記巻線を巻回し、前記巻線を前記ティースの両側の前記側面に向けて圧縮して潰すと共に、前記弾発部により前記巻線を前記コアの軸方向に支持する、ことを含んでいる。
この回転電機の製造方法によれば、巻線をティースの両側の側面に向けて圧縮して潰すことにより、巻線がコアの軸方向に伸長され、被覆部の側面被覆部と巻線との間の隙間が低減される。また、巻線がコアの軸方向に伸長されると、巻線のテンションにより圧縮されていた弾発部が復元変形し、この弾発部により巻線がコアの軸方向に支持(弾発)される。これにより、巻線がコアの軸方向に伸長された状態に維持されるので、被覆部の側面被覆部と巻線との間の隙間が低減された状態を維持することができる。この結果、隣り合う巻線の間隔が確保されるので、巻線の線占率を向上させつつ、回転電機の小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る回転電機の断面図である。 図1に示される電機子の斜視図である。 図2に示されるコア及びインシュレータの要部拡大分解斜視図である。 図3に示されるティース及び被覆部の二面断面図である。 図4に示される弾発部材の斜視図である。 図3に示されるティースに被覆部を介して巻線を巻回する様子を説明する図である。 本発明の一実施形態におけるティース及び被覆部の変形例を示す二面断面図である。
以下、図面に基づき、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示される本発明の一実施形態に係る回転電機10は、一例として、インナロータ18タイプのブラシレスモータとされており、モータケース12と、フロントハウジング14と、電機子16と、ロータ18と、制御回路20とを備えている。
モータケース12は、有底筒状に形成されている。フロントハウジング14は、モータケース12の開口部に固定されており、このモータケース12の開口部を塞いでいる。電機子16は、環状に形成されており、モータケース12の内周面に固定されている。ロータ18は、回転軸22に固定されており、電機子16の径方向内側に配置されている。このロータ18の周囲には、マグネット24が設けられている。
回転軸22は、モータケース12の底部及びフロントハウジング14の中央部にそれぞれ設けられた一対の軸受26,28によって回転可能に支持されている。制御回路20は、フロントハウジング14に設けられており、電機子16の磁界の切り替えを制御する。制御回路20により電機子16の磁界の切り替えが制御されると、電機子16によって回転磁界が形成される。また、電機子16によって回転磁界が形成されると、電機子16とロータ18との間で吸引及び反発力が発生し、ロータ18が回転する。
また、上述の電機子16は、より具体的には、次のように構成されている。つまり、図2に示されるように、電機子16は、コア30と、一対のインシュレータ32と、複数の巻線34とを有している。
コア30は、放射状に延びる複数のティース36を有している。図3に示されるように、各ティース36は、より具体的には、コア30の径方向に延びる軸部38と、この軸部38の先端部に形成されティース36の幅方向に拡がる傘部40とを有している。
軸部38は、基端部から先端部に亘って一定の断面形状により形成されている。この軸部38の断面形状は、断面四角形とされている。つまり、この軸部38は、コア30の軸方向端側に位置する一対の軸方向端面42と、この軸方向端面42の両側に形成された一対の側面44とを有している。軸方向端面42は、本発明における「ティースの軸方向端面」の一例であり、側面44は、本発明における「ティースの側面」の一例である。
一対のインシュレータ32は、コア30の軸方向に対称に形成されている。この一対のインシュレータ32は、コア30の軸方向視において、このコア30と略同様の形状に形成されており、コア30の軸方向両側からコア30に装着されている。
各インシュレータ32は、ティース36を被覆する被覆部46を有している。被覆部46は、ティース36の軸部38を被覆する軸部被覆部48と、ティース36の傘部40を被覆する傘部被覆部50とを有している。軸部被覆部48は、ティース36の軸方向端面42を被覆する端面被覆部52と、ティース36の両側の側面44を被覆する一対の側面被覆部54とを有する凹型(U型)に形成されている。
図4に示されるように、端面被覆部52は、軸方向端面42と反対側(矢印A側)に膨出する断面円弧状に形成されている。この端面被覆部52は、軸方向端面42との間に隙間を有している。一方、側面被覆部54は、コア30の軸方向に沿って延びており、ティース36の側面44に密着されている。
また、軸方向端面42と端面被覆部52との間の隙間には、本発明における「弾発部」の一例である弾発部材56が設けられている。この弾発部材56は、コア30及びインシュレータ32と別体に構成されている。この弾発部材56は、図5に示されるように、一対の当接部58と、この一対の当接部58を連結する弾性部60とを有している。
一対の当接部58は、図4に示されるように、ティース36の軸方向を長手方向として配置されている。また、この一対の当接部58は、ティース36の幅方向に離間されており、それぞれ軸方向端面42に当接されている。一方、弾性部60は、一対の当接部58に対して軸方向端面42と反対側(矢印A側)に膨出する断面円弧状に形成されている。弾性部60の頂部は、同じく断面円弧状に形成された端面被覆部52の頂部における裏面に当接されている。
そして、図6に示されるように、巻線34は、各インシュレータ32に形成された被覆部46を介してティース36に巻回されている。この巻線34は、より具体的には、被覆部46のうちの軸部被覆部48を介してティース36の軸部38に巻回されている。また、この巻線34は、軸部38の軸方向一端側から他端側に亘って軸部38の軸線周りに巻回されている。
なお、この巻線34は、後述するように、加圧治具62によりティース36の両側の側面44に向けて(矢印B側に向けて)圧縮されて潰されている。また、この巻線34は、ティース36の両側の側面44に向けて圧縮されることにより、コア30の軸方向(矢印A側)に伸長されている。軸方向端面42と端面被覆部52との間に設けられた弾発部材56は、端面被覆部52を介して巻線34をコア30の軸方向に弾発し、これにより、巻線34は、コア30の軸方向に伸長された状態に維持されている。
また、このようにして巻線34がコア30の軸方向に伸長された状態に維持されることにより、被覆部46の側面被覆部54と巻線34との間の隙間が低減された状態(すなわち、巻線34が側面被覆部54に接近又は接触されている状態)になっている。
次に、本発明の一実施形態に係る回転電機10の製造方法について説明する。
電機子16の製造工程においては、先ず、図3に示されるように、コア30の軸方向両側から一対のインシュレータ32がコア30に装着される。また、このとき、図4に示されるように、軸方向端面42と端面被覆部52との間に弾発部材56が配置される。
そして、図6に示されるように、巻線34が軸部被覆部48を介してティース36の軸部38に巻回される。このとき、巻線34のテンションにより、軸方向端面42と端面被覆部52との間に配置された弾発部材56が弾性変形(圧縮変形)される。また、ティース36の軸部38は、断面四角形状であるので、この軸部38の角部における巻線34の曲げ半径が大きくなる。このため、巻線34がスプリングバックによりティース36の側方に膨らみ、被覆部46の側面被覆部54と巻線34との間に隙間が発生する。この状態では、隣り合う巻線34同士が干渉する虞がある。
そこで、巻線34の巻回完了後に、ティース36の幅方向の両側から加圧治具62により巻線34がティース36の両側の側面44に向けて(矢印B側に向けて)圧縮されて潰される。巻線34がティース36の両側の側面44に向けて圧縮されて潰されると、巻線34がコア30の軸方向(矢印A側)に伸長され、被覆部46の側面被覆部54と巻線34との間の隙間が低減される。
また、巻線34がコア30の軸方向に伸長されると、巻線34のテンションにより圧縮されていた弾発部材56が復元変形し、この弾発部材56により巻線34がコア30の軸方向に支持(弾発)される。つまり、換言すれば、巻線34がコア30の軸方向に伸長されると、端面被覆部52と巻線34との間に隙間が発生しようとするが、弾発部材56が復元変形することにより、端面被覆部52と巻線34との間に隙間が発生することが抑制される。
そして、加圧治具62による加圧が解消されても、弾発部材56により巻線34がコア30の軸方向に支持(弾発)されるので、巻線34がコア30の軸方向に伸長された状態に維持される。この結果、被覆部46の側面被覆部54と巻線34との間の隙間が低減された状態が維持される。
なお、弾発部材56は、回転電機10の完成状態において、弾性圧縮された状態で巻線34を弾発(押圧)していても良い。また、弾発部材56は、電機子16の製造工程において巻線34のテンションが作用したときに弾性圧縮されて巻線34を弾発(押圧)し、回転電機10の完成状態においては自由状態とされて巻線34を支持していても良い。
そして、以上の要領で図1に示される電機子16が完成され、この電機子16と、モータケース12と、フロントハウジング14と、ロータ18と、制御回路20とが適宜順序により組み付けられることにより、回転電機10が完成される。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本発明の一実施形態に係る回転電機10によれば、図4に示されるように、ティース36の軸方向端面42と巻線34との間には、巻線34をコア30の軸方向に弾発する弾発部材56が設けられている。従って、仮に、巻線34がスプリングバックによりティース36の側方に膨らみ、被覆部46の側面被覆部54と巻線34との間に隙間が発生しても、巻線34のテンションにより圧縮されていた弾発部材56により巻線34がコア30の軸方向(矢印A側)に弾発される。これにより、巻線34がコア30の軸方向に伸長されて、被覆部46の側面被覆部54と巻線34との間の隙間が低減される。この結果、隣り合う巻線34の間隔が確保されるので、巻線34の線占率を向上させつつ、回転電機10の小型化を図ることができる。
特に、巻線34は、図6に示されるように、ティース36の両側の側面44に向けて(矢印B側に向けて)圧縮されて潰されている。従って、巻線34がコア30の軸方向に伸長され、被覆部46の側面被覆部54と巻線34との間の隙間が低減される。また、巻線34がコア30の軸方向に伸長されると、巻線34のテンションにより圧縮されていた弾発部が復元変形し、この弾発部により巻線34がコア30の軸方向に支持(弾発)される。これにより、巻線34がコア30の軸方向に伸長された状態に維持されるので、被覆部46の側面被覆部54と巻線34との間の隙間が低減された状態を維持することができる。
また、弾発部材56は、コア30及びインシュレータ32と別体に構成されているので、弾発力の設定が容易である。また、弾発部材56は、一対の当接部58と弾性部60とを有する簡単な構成とされているので、低コスト化を図ることができる。
また、弾発部材56は、軸方向端面42と被覆部46との間に介在され、被覆部46を介して巻線34をコア30の軸方向に弾発する。従って、弾発部材56が巻線34に直接接触しないので、被覆部46を介してティース36に巻線34を容易に巻回することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、弾発部材56(図5参照)は、一対の当接部58と弾性部60とを有していたが、巻線34を弾発できる形状であれば、どのような形状でも良い。
また、弾発部材56は、軸方向端面42と端面被覆部52との間に介在されていたが、端面被覆部52と巻線34との間に介在されても良い。
また、弾発部材56は、コア30の軸方向両側にそれぞれ設けられていたが、コア30の軸方向一方側にのみ設けられていても良い。
また、巻線34は、ティース36の両側の側面44に向けて圧縮されて潰されていたが、弾発部材56の弾発力により巻線34をコア30の軸方向に伸長させて側面被覆部54と巻線34との間の隙間を低減できるのであれば、巻線34は、ティース36の両側の側面44に向けて圧縮されて潰されていなくても良い。
また、上記実施形態では、巻線34を弾発するために、コア30及びインシュレータ32と別体に構成された弾発部材56が用いられていた。しかしながら、図7に示されるように、巻線34を弾発するための複数の弾発部66が、被覆部46のうちの端面被覆部52に一体に形成されていても良い。この図7に示される変形例では、一例として、複数の弾発部66が端面被覆部52からコア30の軸方向に沿って巻線34側へ延出するリブ状に形成されている。
このように、複数の弾発部66が端面被覆部52に一体に形成されていると、部材点数の増加を抑制して低コスト化を図ることができる。また、複数の弾発部66が端面被覆部52からコア30の軸方向に延出するリブ状に形成されていると、簡単な構成により、巻線34を弾発することができる。
なお、図7に示される変形例において、複数の弾発部66は、端面被覆部52からコア30の軸方向に沿って巻線34側へ延出されていた。しかしながら、端面被覆部52と軸方向端面42との間に隙間が形成されると共に、複数の弾発部66が端面被覆部52からコア30の軸方向に沿って軸方向端面42側へ延出されていても良い。そして、複数の弾発部66は、軸方向端面42と端面被覆部52との間に配置され、端面被覆部52を介して巻線34を弾発しても良い。
また、図7に示される変形例において、複数の弾発部66は、コア30の軸方向に沿って直線状に延びるリブによって形成されていたが、巻線34を弾発できる形状であれば、どのような形状でも良い。また、弾発部66は、単数でも良い。
また、上記実施形態において、回転電機10は、ブラシレスモータとされていたが、ブラシレスモータ以外のモータとされていても良い。
なお、上記複数の変形例のうち組み合わせ可能な変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10…回転電機、12…モータケース、14…フロントハウジング、16…電機子、18…インナロータ、18…ロータ、20…制御回路、22…回転軸、24…マグネット、26,28…軸受、30…コア、32…インシュレータ、34…巻線、36…ティース、38…軸部、40…傘部、42…軸方向端面、44…側面、46…被覆部、48…軸部被覆部、50…傘部被覆部、52…端面被覆部、54…側面被覆部、56…弾発部材(弾発部の一例)、58…当接部、60…弾性部、62…加圧治具、66…弾発部

Claims (7)

  1. 放射状に延びる複数のティースを有するコアと、
    前記ティースにおける前記コアの軸方向端側に位置する軸方向端面と、前記ティースにおける前記軸方向端面の両側に形成された側面とを被覆する被覆部を有し、前記コアに装着されたインシュレータと、
    前記被覆部を介して前記ティースに巻回された巻線と、
    前記ティースの前記軸方向端面と前記巻線との間に設けられ、前記ティースの幅方向中央部に頂部を有して前記ティースの軸方向端面と反対側に凸を成し、前記巻線を前記コアの軸方向に弾発する弾発部と、
    を備えた回転電機。
  2. 前記弾発部は、前記ティースの前記軸方向端面と前記被覆部との間に介在され、前記被覆部を介して前記巻線を前記コアの軸方向に弾発する、
    請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記弾発部は、前記コア及び前記インシュレータと別体に構成された弾発部材とされ、
    前記弾発部材は、前記ティースの前記軸方向端面に当接する一対の当接部と、前記一対の当接部を連結すると共に前記一対の当接部に対して前記ティースの前記軸方向端面と反対側に膨出する弾性部とを有している、
    請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記弾発部は、前記被覆部における前記ティースの前記軸方向端面を被覆する端面被覆部に一体に形成されている、
    請求項1に記載の回転電機。
  5. 前記弾発部は、前記被覆部の前記端面被覆部から前記コアの軸方向に延出するリブ状に形成されている、
    請求項4に記載の回転電機。
  6. 前記巻線は、前記ティースの両側の前記側面に向けて圧縮されて潰されている、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の回転電機。
  7. 請求項6に記載の回転電機の製造方法であって、
    前記コアに前記インシュレータを装着し、
    前記被覆部を介して前記ティースに前記巻線を巻回し、
    前記巻線を前記ティースの両側の前記側面に向けて圧縮して潰すと共に、前記弾発部により前記巻線を前記コアの軸方向に支持する、
    ことを含む回転電機の製造方法。
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