JP6111244B2 - シガレット用のパック、ブランク、材料ウェブ及びパックを製造するための方法 - Google Patents

シガレット用のパック、ブランク、材料ウェブ及びパックを製造するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念による薄いボール紙等の包装材料から成る直方体のパックに関する。更に、本発明は、このようなパックを製造するためのブランク、ブランクを製造するための材料ウェブ、及び製造方法に関する。
“半硬質”と呼ばれるシガレットパックが公知である。シガレットブロック、即ち、紙又はアルミ箔から成る内側ブランクによって包囲されたシガレットブロックは、上が開放したコップ状の、薄いボール紙から成るアウタパック内に入っている。アウタパック用のブランクは、丸エッジ又は斜めエッジを構成するための型押しされた折畳み線を備えている。底壁用の折畳みタブは、打抜きによって分離されたシングルタブとして定義されている(欧州特許出願公開第0 633 202号明細書(特許文献1))。
欧州特許出願公開第0 633 202号明細書 欧州特許第0 835 810号明細書
本発明の課題は、効率の良い安価な製造を目標としたこのようなパック又は他のパックの改善された形成をするための措置を提供することにある。
この課題を解決するため、本発明によるパックもしくはアウタパックは、請求項1の特徴付け部分の特徴を有するように形成されている。
高い形態安定性の薄いボール紙又は他の折畳み可能な包装材料から成るアウタパック用のブランクは、特に連続する材料ウェブから分離することによって、屑を出さずに、即ち打抜き片又は屑片なく、製造することができる。特徴は、横壁、即ち特に底壁及び/又は端壁の形成にある。一方では、機械的に制御可能な折畳みを保証する折畳みタブの特別な形成が行なわれる。他方では、特に、丸エッジ及び/又は斜めエッジを有するアウタパックにおいて、特別な分離切込み及び打抜き切込みによって、折畳みプロセス時に横壁が丸エッジ又は斜めエッジに移行する領域内のブランク片が、内側に位置する覆われた位置に達することが、保証されている。このため、横壁の折畳みタブの領域に、線状の打抜き部が、即ち、丸エッジの場合は丸みを付けた、斜めエッジの場合は真直ぐな打抜き片が設けられ、これら打抜き片は、残余結合部に基づいて折畳み中及びその後ブランクに残っている特に三角形の材料ガセットを画成する。
別の特徴は、斜め向きの折畳み線によって定義される内側に位置する折畳みタブが、外側のカバータブによって本質的に全面的に覆われるような、横壁用の折畳みタブの形成にある。
アウタパックは、有利なことにコップ状に、即ち開放した上側を有するように、形成することができる。選択的に、アウタパックは、端壁が特に底壁の形成工程及び折畳み行程により形成された一体的なブランクによって定義されるヒンジリッドを有するヒンジリッドボックスとして形成することができる。
パックの更なる詳細と、パックを製造するための手段を、以下で図面に基づいて詳細に説明する。
硬質のコップと丸エッジを有するパックの斜視図 図1によるパック用のブランクを製造するための材料ウェブの部分 図2と同様の変更した材料ウェブ 図1のアウタパック用の折り畳まれてないブランク 拡大した図4の詳細V 拡大した図4の詳細VI 図4によるブランクから成るパックを製造する際の中間位置 図7の矢印VIIIから見た斜視図 横壁もしくは底壁の領域内の第1の折畳みステップ後のパックの側面図 図9による折畳み位置の斜視図 別の折畳みステップ後の図9と同様の図 図11による折畳み位置の斜視図 パックの他の実施例のための図4と同様のブランク 拡大した図13の詳細XIV 第1の折畳み位置にある図13によるブランクから成るパックの側面図 図15の矢印XVIから見た斜視図 別の折畳みステップにあるパックの図15と同様の側面図 仕上げ位置の段階にある横壁もしくは底壁の領域内のパック 図1のパックの横壁もしくは底壁の図 パックの修正した構成の図19と同様の図 直角なパックエッジを有する(コップ状)パック用のブランク 図21によるブランクから成るパックの底壁の拡大図 斜めエッジを有するパック用の図4と同様のブランク 拡大した図23の詳細XXIV 図23の詳細XXV 図23のブランクを有するパックの斜視図 下から見た図26によるパック(底壁)の拡大図 図26及び図27によるパックを製造する際の部分的に横断面図にした詳細図 図28の線XXIX−XXIXによる部分縦断面図 ヒンジリッドを有するパック用のブランク 図30によるブランクから成るパックの斜視図 リッドを開放した図31によるパック
図1によるパックは、直方体のパック内容物、即ちシガレットブロック10、つまり、紙、アルミ箔又は箔から成るインナブランク11によって完全に包囲された、編成したシガレットのグループ(又は他の適当な対象)を有する。シガレットブロック10は、コップとして形成されたアウタパック12内に配設されている。寸法は、シガレットブロック10の上端領域もしくは端面が、アウタパック12の開放した側で可視であるように選択されている。自由な(端面)側にわたって、帯封13が延在する。
アウタパック12は、高い剛性もしくは形態安定性を有し、特に薄いボール紙から成る。強度は、特に硬質パック用のボール紙の強度(200g/m〜250g/m)以下であるが、軟質コップパック用の紙の形態安定性(約100g/m)以上である。140g/m〜150g/mのアウタパック用のボール紙が有利である。これにより、より複雑な折畳みも可能にすることができる。
パックもしくはアウタパック12は、前壁14と、反対側の後壁15と、その間の(幅の狭い)側壁16及び反対側の側壁17を構成する。側壁17は、ブランク(図4)の2つのエッジタブもしくは結合ストリップ18,19から成る。結合ストリップ18,19は、側壁17を構成するために少なくとも部分的に互いにオーバーラップし、接着によって互いに結合されている。従って、図4、図13及び図21によるブランクは、“横巻き”の原理による好ましい形成で形成され、材料ウェブの長手方向に相並んで位置するパック壁を有する。
アウタパック12の横壁、ここでは底壁20は、複数の折畳みタブから成る。これは、本質的に、それぞれ(幅の狭い)側壁16,17の延長部内にあるサイドタブ21及び22のことである。サイドタブ22は、結合ストリップ18の補足部内にある外側の部分タブ23と、結合ストリップ19の領域内の内側の部分タブ24とから成る2層に形成されている。サイドタブ21,22は、相応の折畳みプロセス(図7〜図12)に基づいて、直接的にパック内容物−シガレットブロック10−に当接する。(内側の)縦タブ26は、後壁15と結合され、ほぼ同時にサイドタブ21,22と共に底壁20の平面に折り畳まれる。外側の層として、前壁14と結合された、少なくとも底壁20の大部分の外側のカバーを構成するアウタタブもしくはカバータブ27が役立つ。
横壁の折畳みタブ、特に底壁20は、ブランク(図4、図13、図21)の一貫したストリップ、即ちエッジストリップ28の一部である。これは、パック壁に対して横にブランクの寸法全体にわたって延在する。エッジストリップ28は、(仮想の又は型押しによって定義された)折畳み線29によって、ブランクの残りの部分から区画されている。エッジストリップ28の幅は、ほぼ底壁20の幅に一致する。しかしながらここでは、エッジストリップ28は、底壁20よりも若干小さい幅を有するように形成されている。エッジストリップ28は、底壁20の全ての折畳みタブを有する。
パックの好ましい形成の特徴は、パック壁14,15,16,17を互いに区画するための直立したパックエッジの形成である。図4及び図13による例の場合、これらパックエッジは、丸エッジとして形成されている。パックエッジ30のほぼ4分の1の円状の丸みは、シガレットの寸法(直径)に適合させられ、図19、図20によるパック輪郭を生じさせる。丸エッジ30は、それぞれブランクの多数の型押し線もしくは溝によって定義することができる。互いに若干の間隔を置いて配設された複数の平行な溝31は、ブランクを折り畳む際に丸エッジ30を形成させる。溝31は、ほぼパック壁14〜17の長さもしくは高さ全体にわたって、即ち折畳み線29まで延在する。その外側でブランクが折り畳まれる中空マンドレル、即ち薄肉の中空体による軟質コップパックでは通常の折畳み技術及び製造技術を使用して(コップ状の)パック12を製造する場合、形成すべき丸エッジ(又は八角形エッジ)の領域内への溝31の形成は、省略することができる。丸みは、特に相応に丸みを付けたエッジを有する折畳みマンドレルの外側にブランクを当接させる成形プロセスによって、事前型押しすることなく構成されるので、正しく形成された丸エッジが生じる。
底壁20を構成する折畳みタブは、パックエッジに適合させられている。底壁20の外側の層、即ちカバータブ27は、エッジストリップ28内で、縦向きの分離切込み32,33によって、エッジストリップ28の幅全体にわたって、隣接する折畳みタブ、即ちサイドタブ21及び部分タブ23から区画されている。分離切込み32,33は、対応するパックエッジに整向されており、丸エッジ30の場合は、丸みの領域のほぼ中心に整向されている。底壁20の別の折畳みタブ、即ちサイドタブ21、縦タブ26及び部分タブ24は、(この実施例では)互いに一体的な結合部を構成する。
ブランクは、自由な材料片(屑片)を構成することなく、利得から、特に連続する材料ウェブ34(図2、図3)から分離されている。底壁20の折畳みのために、特別な措置が講じられている。カバータブ27用の分離切込み32,33は、折畳み線29もしくは丸エッジ30に隣接して円弧切込み35,36で終了する。この円弧切込みは、(仮想の)折畳み線29まで(又は折畳み線を越えて)延在する。隣接する折畳みタブ、即ちサイドタブ21及び部分タブ23は、円弧切込み35,36に隣接して、丸打抜き部37,38を備える。これは、短い打抜き線であり、これら打抜き線は、折畳み線29から円弧切込み35,36もしくは分離切込み32,33に隣接するところまで延在するが、若干の間隔を置いて残余結合部39(図5)を構成しつつ終了する。丸みを付けた打抜き切込みにより、パックエッジもしくは丸エッジ30の領域内に、ほぼ三角形の材料ガセット40が提供される。更に、(ほぼ)折畳み線29に沿って材料ガセット40の領域内に延在する横向きの除荷切込み41が重要であり、この除荷切込みは、折畳みタブの応力のない折畳みを容易化する。
底壁20の領域内で内側に位置する、一体的に結合された折畳みタブ21,24,26は、収斂する折畳み線42,43によって互いに区画されている。横向きの折畳み線29に隣接するように合流するこれら斜め向きの折畳み線42,43は、材料型押し部によって定義することができる。しかしながら、有利なことに、底壁20を折り畳む際のこれら折畳み線42,43に沿った折畳みエッジの自由な構成は、適当な折畳み機構に基づいて保証されている。折畳み線42,43の端部、即ちパックエッジ30の中心に、円弧状の切込み、即ち丸打抜き部37,38と同様の丸打抜き部44,45が形成されている。打抜き部37,38;44,45は、底壁の丸みの領域内の除荷切込みである。
図4によるブランクから成る(アウタ)パックを製造する場合、先ず、ホース状の中間折畳み位置が、丸エッジ30を構成しつつ提供される。結合ストリップ18,19及び部分タブ23,24は、糊によって互いに結合されるので、両端が開放した閉じた中空体が生じる(図8)。次に、底壁20の折畳みタブが折り畳まれる。図7〜図12による個々の折畳みステップの図では、底壁20は、良好な図解のために上に向いている。
第1の折畳みステップで、サイドタブ21,22は、パック内容物に対して折り畳まれる(図9、図10)。この場合、折畳み線42,43に基づいて三角形の結合タブ46,47が生じる。結合タブは、サイドタブ21,22を縦タブ26と結合する。次の折畳みステップで、この縦タブ26は、サイドタブ21,22と結合タブ46,47を部分的に覆いつつ底壁20の平面に折り畳まれる(図19)。縦タブ26は、最終位置で、台形の輪郭を有する(図12)。最後に、カバータブ27が、最終位置に折り畳まれる、即ち本質的に縦タブ26に当接する。
底壁20の形成時、除荷切込みもしくは除荷打抜き部35,36;37,38;41;44,45は、折畳み時の拘束が、横壁の丸エッジ30への移行部の領域内で回避されるので、重要な補助手段である。分離切込み32,33の継続部としての円弧切込み35,36は、本質的に三角形の材料ガセット40の(外側の)カバータブ27からの分離を生じさせる。残余結合部39により、材料ガセットの隣接する折畳みタブ21,23及び丸エッジ30のブランク領域との結合が保証されている。これにより、材料ガセット40は、第1の折畳みステップ時、即ちサイドタブ21,22の折畳み時に、底壁20の平面内にもたらされ、ここで、(折り畳まれた)カバータブ27によってカバーされる。
別の打抜き部、即ち丸打抜き部37,38、除荷切込み41及び丸打抜き部44,45は、内側に位置する折畳みタブのための折畳みプロセスを容易化し、折畳み位置において、一方では底壁20の折畳みタブと丸エッジ30の領域内のパックの残りの部分との間の応力を回避するとの課題を有する。
図13による実施例は、同様に、丸エッジ30を有するアウタパック12を目指している。ブランクは、図4と同様に形成されている。底壁20の内側に位置する折畳みタブの形成が違っている。縦向きの分離切込み48,49は、カバータブ27に応じて形成された、内側に位置する縦タブ26を画成する。これにより、サイドタブ21と部分タブ24も、別個の折畳みタブとして形成されている。
除荷切込みもしくは補正切込みは、図4の形成原理に応じて配設されている。分離切込み48,49は、丸エッジ30の領域内の円弧切込み50,51に移行する。円弧切込み50,51は、丸エッジ30によって設定される輪郭に従う。サイドタブ21と部分タブ24の領域内の付加的な丸打抜き部52,53は、丸エッジ30の領域内での図4に詳細に示した材料ガセット40を有する構成の発生を生じさせる。非接触の3つの打抜き部により、丸みに依存した材料ガセット40は、ブランクの一部として保持されるが、折畳み工程時には、十分平坦な位置に折り畳まれる。折畳みステップの進行(図15〜図18)は、前の例と同様である:先ず、サイドタブ21,22が折り畳まれ、その後内側の縦タブ26が折り畳まれ、最後に外側のカバータブ27が折り畳まれる。折畳みタブの寸法は、エッジストリップ28の相応の寸法設定によって、最終位置(図19、図20)でそれぞれのカバータブ27が底壁20の幅全体を把持するのではなく、エッジストリップ54を解放するように選択されている。このエッジストリップは、図20による形成では、カバータブ27が(後側の)丸エッジ30外に存在するように選択されている。更に、カバータブ27の分離切込み32,33と縦タブ26の分離切込み48,49は、ブランクの自由縁に対して角度をもって配設され、従って互いに収斂する。これは、底壁20の領域内での折畳みタブの正確な位置を生じさせる。
特徴は、折畳みタブの糊結合である。(内側に位置する)結合ストリップ19は、一列の糊付け点55、ここでは互いに同じ間隔で配設された6つの糊付け点55を備えている。更に、隣接する部分タブ24の領域に糊付け点55が、しかも結合ストリップ19の糊付け点55の列の継続部内に設けられている。図4によれば、2つの糊付け点が縁に向かって位置決めされ、図13による形成では、1個の中心の糊付け点55が位置決めされている。カバータブ27は、複数の糊付け点56を、しかもブランクの糊付け点55とは反対の(内)側に備えている。相並んで位置する一列の糊付け点56は、カバータブ27の自由縁に存在する。カバータブの折畳み後糊付け点64が、カバータブ27と折り畳まれたサイドタブ21,22の間で、即ち縦タブ26の輪郭外で、直接的な結合を形成するように、それぞれ1つの別の糊付け点64がカバータブ27に位置決めされている(図19)。図13による形成の場合、カバータブ27は、縁側の一列の複数の糊付け点56を備えている。更に、別々の折畳みタブ21及び23のそれぞれは、少なくとも1個の糊付け点65を、しかもほぼ中心で折畳み線29に隣接して備えている。
コップ状のパック12の製造時及び特に糊付け点55及び56の形成時、欧州特許第0 835 810号明細書(特許文献2)に示されたテクノロジーに応じて処理が行なわれる。中空マンドレル上で、ブランクは、先ず、結合ストリップ19が露出し、糊付け点55の列を備え得るように、折り畳まれる。その後、中空マンドレル上で、折畳みタブ19が折畳みタブ18と結合される。サイドタブ21,22の折畳みが後に続く。その後、折り畳まれたサイドタブ21,22の自由側もしくは部分タブ23上に糊付け点65が形成される(図13による形成)。次に、縦タブ26が折り畳まれる。図13もしくは図20による形成の場合、縦タブ26は、糊付け点65を介して、折り畳まれたサイドタブ21,22と結合される。次に、糊付け点56の列が、場合によっては糊付け点64が、カバータブ27上に形成され、このカバータブが、底壁20の既に折り畳まれたタブと結合される。
ブランク(図4、図13、図21)の形成は、(薄い)ボール紙の連続する材料ウェブの処理を可能にする。図2による材料ウェブは、図4のブランクの製造するために設定され、図3の材料ウェブは、図13のブランクのために設定されている。材料ウェブの製造時、少なくとも打抜き部が、処理機械もしくは包装機械の領域内で、原理が公知の相応のカッタロールによって形成されることが、合目的に先行する。パックエッジ(丸エッジ、八角形エッジ、スクエアエッジ)用の型押し部は、相応の型押しロールによって包装機械の領域内で、場合によっては打抜き部の形成を有する作業ステップで、形成することもできる。仕上がったブランクは、位置の正確な横分断部58によって、材料ウェブ34から分離され、包装ユニットに供給される。
図21及び図22は、横断面が直角なパックエッジ、即ちスクエアエッジ59を有するコップ状のアウタパックへの本テクノロジーの転用を示す。特徴は、ここでは特に、相応のエッジストリップ28から成る折畳みタブを有する底壁20の形成にある。特に収斂する縦向きの分離切込み60,61により、底壁20の(外側の)カバータブ27が定義されている。その他、エッジストリップ28は、折畳みタブに関して図4と同様に形成されている。斜め向きの折畳み線62,63は、第1の折畳みステップ、即ちサイドタブ21,22を互いに反対側から折り畳む際の折畳みタブの構成を示す。折畳みパターンは、図19の例と同様である。内側の縦タブ26は、台形の輪郭を受ける。外側の縦タブ26は、横の横向きの凹部により底壁20の面を部分的にカバーする。図21によるブランクも、図2と同様に、合目的に、連続する材料ウェブから製造される。糊付けは、図4のブランクによる形成に一致する。パックエッジもしくはスクエアエッジ59は、特に材料ウェブの領域内に形成された型押し線を備えているが、材料の性質と相応の折畳み機構の使用に基づいて直接的に折り畳む際に提供することもできる。このブランクも、屑片なく、相応に形成された連続する材料ウェブから分離し、前記方式で処理することができる。
傾斜したパックエッジ、即ち斜めエッジ66を有するパックは、丸エッジパックと関係して説明した形成原理に応じて形成されている。特に相応の材料ウェブからの分離により構成された図23によるブランクの場合、斜めエッジ66では通常の平行なシングルエッジ67,68を、ブランクの領域内に型押しによって事前成形することができる。その他、このパックタイプ用のブランクは、図4によるブランクと同様に形成されている。底壁20の折畳みタブ用のエッジストリップ28は、折畳み線及び打抜き線の配設に関して、図4の例から導き出されている。カバータブ27は、パックの輪郭(横断面形状)に適合させられている。
分離切込み32,33の端部に、斜めエッジ66の形態及び配設に相当する真直ぐな斜め切込み69,70が設けられている。更に、打抜き切込み37,38に相当する斜め打抜き部71,72が真直ぐに形成されている。斜め向きの打抜き部69,70もしくは71,72の端部は、それぞれ対応するシングルエッジ67,68の端部に至る。一方では打抜き線69,70が、他方では打抜き線71,72が、三角形の材料ガセット40を画成する。この材料ガセットは、残余結合部39を介してエッジストリップ28内に固定されている。折畳み線29に沿った除荷切込み41も、縮小された長さに基づいて、材料ガセット40を折畳み線29の領域内に固定する残余結合部を構成する。
内側に位置する折畳みタブ21,24,26,46及び47は、図4と同様に形成されている。折畳み線42,43は、図23による提案では、折畳み線29に対して同じ(鋭角の)角度をもって整向されている。パックエッジ−斜めエッジ66−の異なった輪郭に基づいて、この領域内に、図24と同様に残余結合部39を構成しつつ斜め打抜き部74,75によって画成された、同様に三角形の材料ガセット73が構成されている。斜め打抜き部75は、折畳み線42に沿った継続部、即ち打抜き線76を受けるので、全体として長い折れ曲がった打抜き切込みが生じる。折畳み線43の領域内には、同様に、短い打抜き線77が構成されているが、この打抜き線は、残余結合部を構成しつつ打抜き線75,76から間隔を置いて終了する。斜め打抜き部74も、限定的な長さであり、斜め打抜き部75及び打抜き線76に対して残余結合部を定義する。底壁20の折畳み時、三角形の材料ガセット40,73は、この実施例の場合も、内側に向かって折り畳まれて、他の折畳みタブによって覆われる(図27)。底壁用の折畳みパターン(図27)は、斜めエッジ66を除いて、(丸エッジ用の)図19による折畳みパターンと一致する。
特徴は、このパックタイプの製造である。シングルエッジ67,68は、材料の変形、特に型押しによって付けることができる。アウタパック12もしくはパック全体の製造のため、ブランクは、中空の成形体、即ち折畳みマンドレル78上に位置決めされる。包装技術的なこの補助手段は、基本的に、軟質コップパックを製造するために公知である。折畳みマンドレル78は、薄肉の中空体から成り、この中空体は、片側をキャリヤ、特に折畳みタレットに取り付けられている。折畳みマンドレル78の両端は、開放している。この特徴は、折畳みマンドレル78が、斜めエッジ66を有するパックを製造するために、サイズ及び配設が製造すべき斜めエッジ66に相当する相応の傾斜部79を備えることにある。アウタパック12用のブランクは、噛合い係合的に折畳みマンドレル78の外側に当接し、これにより、特に事前型押しされたシングルエッジ67,68を有する(4つの)斜めエッジ66が形成される。
この実施例の場合、インナブランク11は、同様にマンドレルの外側で成形される。折畳みマンドレル78の自由端で、底壁20は、相応に形成された折畳みタレットの領域内で適当な折畳み機構によって折り畳まれる。パック内容物、即ちシガレットグループ80は、折畳みマンドレル78内に配設されている。アウタパック12の製造位置の後に、パックと内容物とから成る全体が、折畳みマンドレル78から押し出される。その後、パックは、通常の方式で完成させられる。
本パックの重要な特徴が、図30〜図32に図示されている。薄いボール紙から成る“半硬質”のアウタパック12は、ヒンジリッドパックとして形成されている。ヒンジリッド81は、一体的なブランクの一部であり、このブランクは、その他は、これまでの実施例と同様に形成されている。ヒンジリッド81は、横巻きの原理に応じて形成されたブランク(図3)内で打抜き切込み82,83によって定義されている。前壁14の領域内には、本質的に真直ぐな横向きの打抜き切込み82が設けられている。ブランクの縁の結合ストリップ18と、ブランクの中央の領域内の側壁16は、それぞれ、円弧状の、いずれにしても上に向いた打抜き切込み83を備えている。反対側の縁に配設された結合ストリップ19は、結合ストリップ18の領域内の打抜き切込み83と対応する、同様に円弧状の打抜き切込み83を備える。ブランクが折り畳まれた場合、結合ストリップ18,19の打抜き切込み83が、一致して重なりあっているので、これら打抜き切込みは、共に切断することができる。打抜き切込み83は、残余結合部84を有する材料の分離区間を構成する。配設は、少なくとも残余結合部84が前壁14の領域の中心に構成されるように選択されている。更に、ここでは、残余結合部84が、側壁16,17の領域内に構成されている。直立した前面側のパックエッジの領域にも、リッド81を最初に開放する際に切断される残余結合部84が位置決めされている。
ヒンジリッド81は、結合ストリップ18,19によって構成されるリッド端壁上まで、ブランク全体の一部として、一層に形成されている。ヒンジリッド81は、後側の線ジョイントが、横向きの折畳み線85に沿って、即ち、ヒンジリッド81の上の端壁86とパックの後壁15の間のエッジの領域内に延在するように、配設されている。側壁16,17の領域内の打抜き切込み83は、この折畳み線85と、この折畳み線によって後側に構成される、ヒンジリッド81のジョイント線とまでに至る。
端壁86は、合目的に底壁20と同じ方式で形成されている。更にまた、これは、図21及び図22と関係して詳細に説明されている。更に、糊付け点55及び56は、同様に配設されている。糊付け点55は、端壁86の部分タブ24の領域内に存在する。更に、糊付け点55は、結合ストリップ19の領域内の打抜き切込み83によって画成された、2層のリッド側壁の内層を構成する。
ヒンジリッド81は、パックを最初に開放した後、閉鎖位置に固定することができる。ここでは、原理が他のパックで公知のテープ88が、リッド前壁89と(パック)前壁14の領域に位置決めされている。テープ88は、接着剤なしの通常の掴み代を有する。
更に、ヒンジリッド81の領域内に、通常の帯封90−場合によっては税額記入帯封でもある−を取り付けることができる。帯封90の前面側の脚部91は、前壁14の領域内にまで延在し、即ち前壁14とリッド前壁89の間の閉鎖線92を覆う。帯封90のこの領域は、接着剤なしであり、テープを取り付けるために役立ち、即ち、テープによってリッド81の開放時に持ち上げられる。
図30〜図32によるパックは、前記の形成の特徴を使用して、丸エッジ及び/又は斜めエッジを有するように形成することもできる。図30と同様のブランクは、パックエッジの領域内を相応に形成されている。
10 シガレットブロック
11 インナブランク
12 アウタパック
13 帯封
14 前壁
15 後壁
16 側壁
17 側壁
18 結合ストリップ
19 結合ストリップ
20 底壁
21 サイドタブ
22 サイドタブ
23 部分タブ
24 部分タブ
26 縦タブ
27 カバータブ
28 エッジストリップ
29 折畳み線
30 丸エッジ
31 溝
32 分離切込み
33 分離切込み
34 材料ウェブ
35 円弧切込み
36 円弧切込み
37 丸打抜き部
38 丸打抜き部
39 残余結合部
40 材料ガセット
41 除荷切込み
42 折畳み線
43 折畳み線
44 丸打抜き部
45 丸打抜き部
46 結合タブ
47 結合タブ
48 分離切込み
49 分離切込み
50 円弧切込み
51 円弧切込み
52 丸打抜き部
53 丸打抜き部
54 エッジストリップ
55 糊付け点
56 糊付け点
57 糊付け点
58 横分断部
59 スクエアエッジ
60 分離切込み
61 分離切込み
62 折畳み線
63 折畳み線
64 糊付け点
65 糊付け点
66 斜めエッジ
67 シングルエッジ
68 シングルエッジ
69 斜め切込み
70 斜め切込み
71 斜め打抜き部
72 斜め打抜き部
73 材料ガセット
74 斜め打抜き部
75 斜め打抜き部
76 打抜き線
77 打抜き線
78 折畳みマンドレル
79 傾斜部
80 シガレットグループ
81 ヒンジリッド
82 打抜き切込み
83 打抜き切込み
84 残余結合部
85 折畳み線
86 端壁
87 材料フィールド
88 テープ
89 リッド前壁
90 帯封
91 脚部
92 閉鎖線

Claims (13)

  1. パック(12)が、前壁(14)と、後壁(15)と、幅の狭い側壁(16,17)と、底壁(20)及び/又は端壁(86)である少なくとも1つの横壁(20,86)とを備え、直立したパックエッジ(30,66)が、直角又は輪郭付けした横断面を有するように形成されている、シガレット又は他の細長い対象のグループ用の薄いボール紙等の包装材料から成る直方体状のパック(12)において、
    a)横壁(20,86)が、側壁(16,17)に接続する、内側に位置するサイドタブ(21,22;23,24)と、後壁(15)に接続する内側の縦タブ(26)と、ほぼ横壁(20,86)の大きさの、前壁(14)に接続する外側のカバータブ(27)とから成ること、
    b)少なくともカバータブ(27)が、分離切込み(32,33)によって、屑片を形成することなく、隣接したサイドタブ(21,22;23,24)から分離されていること、
    パックエッジが、丸エッジ(30)又は斜めエッジ(66)として形成され、横壁(20,86)が、パックエッジ(30,66)への移行部の領域に、拘束のない折畳みを保証する除荷切込み(35,36;37,38;69,70;71,72)、即ち丸エッジ(30)の端部に隣接する円弧切込み又は斜めエッジ(66)の端部に隣接する斜め切込みを備えること、及び
    除荷切込み(35,36;37,38;69,70;71,72)が、材料ガセット(40)を画成し、この材料ガセットは、対応する丸エッジ(30)又は斜めエッジ(66)の中心に配設され、少なくとも、隣接する丸エッジ(30)又は斜めエッジ(66)の部分領域内の材料ガセット(40)を分離するために、横向きの除荷切込み(41)を備えること、
    を特徴とするパック。
  2. a)内側の縦タブ(26)の両側に配設されたサイドタブ(21,22)もしくはその部分タブ(24)が、一体的に縦タブ(26)に結合されていること、
    b)折り畳まれたサイドタブ(21,22)もしくはその部分タブ(24)と縦タブ(26)の間に、ほぼ三角形の結合タブ(46,47)が構成されるように、サイドタブ(21,22)もしくはその部分タブ(24)が、縦タブ(26)と共に、斜め向きの折畳み線(42,43)に沿って封筒式に折り畳まれていること、
    を特徴とする請求項1に記載パック。
  3. パックエッジが、丸エッジ(30)として形成され、横壁(20,86)の内側に位置する折畳みタブ(21,23,24,26,46,47)のために、丸エッジ(30)の領域内で、結合タブ(46,47)を画成するための斜め向きの折畳み線の少なくとも一方の折畳み線(43)の端部に、丸エッジ(30)の端部に隣接する円弧切込み(44,45)が形成されていること、を特徴とする請求項1又は2に記載のパック。
  4. パックエッジが、斜めエッジ(66)として形成され、横壁(20,86)の内側に位置する結合タブ(46,47)を画成するための折畳み線(42,43)が、斜めエッジ(66)の端部に隣接する真直ぐな切込みを、即ち、三角形の材料ガセット(73)を画成するための、互いに角度をもって整向された2つの斜め切込み(74,75)及び/又は折畳み線(42,43)の延長部内の別の斜め切込み(76,77)を備え、材料ガセット(73)が、横向きの除荷切込み(41)によって斜めエッジ(66)に対して区画されていること、を特徴とする請求項1又は2に記載のパック。
  5. a)前壁(14)、後壁(15)及び側壁(16,17)が、相並んで位置するように、即ち横巻き原理で、丸エッジ(30)によって互いに結合されていること、
    b)横壁(20,86)のカバータブ(27)が、横の分離切込み(32,33)によって画成され、この分離切込みは、その終端領域に、即ち丸エッジ(30)に隣接して、シガレットの寸法に応じて丸みを付けたエッジを構成するために分離切込み(32,33)に接続する円弧切込み(35,36)を構成するための円弧状の輪郭を備えること、
    c)サイドタブ(21,22)もしくはその部分タブ(23,24)が、丸エッジ(30)に隣接して、カバータブ(27)の円弧切込み(35,36)とは反対に向いた別の円弧切込み(37,38)を備え、これら別の円弧切込みは、別の円弧切込み(37,38)が、円弧切込み(35,36)と共に、丸エッジ(30)に隣接する、残余結合部(39)を介してサイドタブ(21,22)もしくは部分タブ(23)と結合された本質的に三角形の材料ガセット(40)を定義するように、カバータブ(27)のエッジもしくは円弧切込み(35,36)から若干の間隔を置いて終了すること、
    を特徴とする請求項に記載のパック。
  6. a)前壁(14)、後壁(15)及び側壁(16,17)が、相並んで位置するように、即ち横巻き原理で、斜めエッジ(66)によって互いに結合されていること、
    b)横壁(20,86)のカバータブ(27)が、横の分離切込み(32,33)によって画成され、これら分離切込みが、その終端領域に、即ち斜めエッジ(66)に隣接して、シガレットの寸法に応じて約45°で傾斜させたエッジを構成するために分離切込み(32,33)に接続する斜め切込み(69,70)を構成するための傾斜した輪郭を備えること、
    c)サイドタブ(21,22)もしくはその部分タブ(23,24)が、斜めエッジ(66)に隣接して、カバータブ(27)の斜め切込み(69,70)とは反対に向いた別の斜め切込み(71,72)を備え、これら別の斜め切込みは、別の斜め切込み(71,72)が、斜め切込み(69,70)と共に、斜めエッジ(66)に隣接する本質的に三角形の材料ガセット(40)を定義するように、カバータブ(27)のエッジもしくは斜め切込み(69,70)から若干の間隔を置いて終了すること、
    d)材料ガセット(40)が、少なくとも1つの残余結合部(39)を介してサイドタブ(21,22)もしくは部分タブ(23)と結合されていること、
    を特徴とする請求項に記載のパック。
  7. 内側に位置する縦タブ(26)が、縦向きの分離切込み(48,49)によってサイドタブ(21,22)から区画され、分離切込み(48,49)が、その、丸エッジ(30)に向かう端部に、円弧切込み(50,51)に基づいて、縦タブ(26)の分離切込み(48,49)の領域に、除荷切込み(41)を有する材料ガセット(40)が形成されるように、円弧状の形態を備えること、を特徴とする請求項3又は5に記載のパック。
  8. 横壁(20,86)のそれぞれの折畳みタブが、糊付け点(56)によって、互いに結合され、カバータブ(27)が、縦タブ(26)の領域外で、折り畳まれたサイドタブ(21,22)と直截的に結合されるように、カバータブ(27)の内側に、別個の糊付け点(64)が位置決めされていること、を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のパック。
  9. 最初に折り畳まれるサイドタブ(21,22もしくは23,24)が、外側に、糊付け点(65)を備え、これら糊付け点は、内側の縦タブ(26)が少なくとも1つの糊付け点(65)を介してサイドタブ(21,22;23,24)と結合されるように、配置されていること、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のパック。
  10. a)パック(12)が、ヒンジリッド(81)を備えること、
    b)ヒンジリッド(81)が、パック(12)用の一体的なブランクの一部であり、ブランク内の前壁(14)と側壁(16及び17)の領域内の切込み(82,83)によって区画されていること、
    c)ヒンジリッド(81)の端壁(86)が、本質的に底壁(20)と同様に形成されていること、
    d)ヒンジリッド(81)の後側の横向きの線ジョイントが、後壁(15)と端壁(86)の間の折畳み線(85)もしくは折畳みエッジの領域内で端壁(86)の内側に位置する縦タブ(26)に沿って延在すること、
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のパック。
  11. ヒンジリッド(81)が、閉鎖位置で接着ストリップ、即ちテープ88によって固定され、このテープが、ヒンジリッド(81)の閉鎖位置で、リッド前壁を延長された脚部(91)を有する帯封(90)の領域内で、前壁(14)と結合すること、を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のパック。
  12. シガレット又は他の細長い対象のグループを収容するための請求項1〜11のいずれか1項に記載の直方体のパック(12)用のブランクを製造するための薄いボール紙等の包装材料から成る材料ウェブにおいて、
    a)材料ウェブ(34)の幅が、横壁(20,86)を構成する少なくとも1つのエッジストリップ(28)を加えたパック壁、即ち前壁(14)、後壁(15)又は側壁(16,17)の高さに一致すること、
    b)材料ウェブ(34)が、横壁(20,86)の一部である少なくとも1つの外側のカバータブ(27)を画成するために、屑を出さない切込みを備えること、
    c)切込みが、本質的に縦向きで屑を出さずにエッジストリップ(28)の領域に配設され、エッジストリップ(28)の縦方向の幅全体にわたって延在すること、
    d)パックエッジとして丸エッジ(30)又は斜めエッジ(66)を提供するために、エッジストリップ(28)が、形成すべき丸エッジ(30)又は斜めエッジ(66)の領域、即ち、底壁(20)と残りのパック壁の間の仮想の折畳み線(29)の領域に、円弧切込み又は斜め切込みを備えること、
    を特徴とする材料ウェブ。
  13. パック(12)が、前壁(14)と、後壁(15)と、幅の狭い側壁(16,17)と、底壁(20)及び/又は端壁(86)である少なくとも1つの横壁(20,86)とを備え、直立したパックエッジ(3066)が、直角又は輪郭付した横断面を有するように形成されている、シガレットグループ(80)又は他の細長い対象のグループ用の、薄いボール紙等の折畳み可能な包装材料から成る請求項1〜11のいずれか1項に記載の直方体のパック(12)を製造するための方法において、
    a)包装材料の材料ウェブ(34)が、巻き付けられたボビンとして、包装機械の領域もしくはボビンユニットの領域に提供されること、
    b)材料ウェブ(34)が、ボビンから引き出され、打抜きユニットの領域で、少なくとも横壁(20,86)の外側のカバータブ(27)を画成するために、縦向きの切込みを備えられること、
    c)材料ウェブ(34)から、ブランクが分離され、折畳みマンドレル(78)の外側にそれぞれ1つのブランクを収容するために、中空マンドレルもしくは折畳みマンドレル(78)を有する折畳みユニットに供給されること、
    d)各ブランクが、まず、U字状に折畳みマンドレル(78)の周囲に配置され、糊を備えられ、折り畳まれること、
    e)次に、折畳みマンドレル(78)の自由端の領域で、横壁、即ち底壁(20)が折り畳まれること、
    f)最後に、パック(12)が、折畳みマンドレル(78)内に配設されたパック内容物と共に、折畳みマンドレル(78)から引き出され、仕上げ折りをされること、
    を特徴とする方法。
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