JP6110639B2 - センサ閾値決定回路 - Google Patents

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Description

本発明は、センサ閾値決定回路に関し、特にセンサで発生するオフセットを低減させたセンサ閾値決定回路に関する。
各種センサの出力をディジタル化するために必要な閾値を決める回路として、センサ閾値決定回路がある。まず、図2を参照して、従来のセンサ閾値決定回路300の回路構成を説明する(例えば、特許文献1参照)。
図2に示すセンサ閾値決定回路300は、センサ駆動電流検出回路120と、センサバイアス電流出力回路130と、バイアス電流切り替え回路140と、オフセットキャンセル回路200と、を備える。オフセットキャンセル回路200は、4端子型センサ3を含むチョッパ回路100を備える。
この4端子型センサ3は、2つのセンサ入力端子と、2つのセンサ出力端子と、を有する4端子型のセンサ、または当該4端子型のセンサと等価な回路構成を有するセンサであって、ホール素子、磁気抵抗素子、歪みセンサ、圧力センサ、温度センサ、または加速度センサ等である。4端子型センサ3は、センサ抵抗R1〜R4を有し、例えばセンサ抵抗R1、R2を流れる電流I1と、センサ抵抗R3、R4を流れる電流I2との2系統の出力の変位に基づいて、例えば永久磁石やコイル等から発生する磁束密度の絶対値を検出したり、磁気抵抗や歪み等を検出したりする。
センサ駆動電流検出回路120は、センサ駆動電圧Vccが一端に印加される駆動電流検出用抵抗RSを備える。なお、駆動電流検出用抵抗RSの他端はチョッパ回路100に接続される。
この駆動電流検出用抵抗RSは、4端子型センサ3を駆動するためのセンサ駆動電流Iを検出する。
センサバイアス電流出力回路130は、センサ駆動電流検出回路120で検出したセンサ駆動電流Iを増幅するための演算増幅器131と、増幅動作を行うためのスイッチング切り替えを行うPMOSトランジスタ132、およびセンサ駆動電圧Vccが一端に印加されたバイアス電流出力抵抗RBを有して構成される。このバイアス電流出力抵抗RBの他端がPMOSトランジスタ132を介してバイアス電流切り替え回路140に接続される。
演算増幅器131の反転入力端子は、バイアス電流出力抵抗RBとPMOSトランジスタ132のソースとの間に接続され、非反転入力端子は、駆動電流検出用抵抗RSとチョッパ回路100との間に接続される。演算増幅器131の出力端子は、PMOSトランジスタ132のゲートに接続される。
すなわちセンサバイアス電流出力回路130は、駆動電流検出用抵抗RSを用いてセンサ駆動電流Iを検出し、そのセンサ駆動電流Iを、駆動電流検出用抵抗RSとセンサバイアス電流出力回路130のバイアス電流出力抵抗RBと演算増幅器131との組み合わせで決まるK対1の比で増幅した電流を出力する電流ミラー回路を構成する。そして、この電流ミラー回路により、センサ駆動電流Iの所定倍のセンサバイアス電流IBを発生させ、このセンサバイアス電流IBを、バイアス電流切り替え回路140に供給する。
バイアス電流切り替え回路140は、オフセットキャンセル回路200に含まれる後述の比較アンプ11の出力電圧VO(HIGHレベルまたはLOWレベル)に応じて、センサバイアス電流出力回路130で発生させたセンサ駆動電流Iの1/K倍のセンサバイアス電流IBを吐き出す(正の方向で流す)、または引き込む(負の方向で流す)ように動作を切り替える。なお、1/Kは、1/K=RS/RBである。
すなわち、バイアス電流切り替え回路140は、センサバイアス電流出力回路130のPMOSトランジスタ132のソースに一端が接続され他端がチョッパ回路100の負側出力端100Nに接続されるスイッチSW1と、同様にPMOSトランジスタ132のソースに一端が接続され他端がチョッパ回路100の正側出力端100Pに接続されるスイッチSW2と、比較アンプ11の出力電圧VOを反転するインバータ141と、を備える。スイッチSW1およびSW2は、PMOSトランジスタで構成され、比較アンプ11の出力電圧VOがスイッチSW2を構成するPMOSトランジスタのゲートに入力され、比較アンプ11の出力電圧VOをインバータ141で反転した信号がスイッチSW1を構成するPMOSトランジスタのゲートに入力される。
オフセットキャンセル回路200は、4端子型センサ3を含むチョッパ回路100と、チョッパ回路100の出力信号を増幅するゲインアンプ10と、ゲインアンプ10の負側出力端が一端に接続されるキャパシタ5と、比較アンプ11と、スイッチ4と、を備える。比較アンプ11の非反転入力端子に、ゲインアンプ10の正側出力端が接続され、反転入力端子に、キャパシタ5の他端が接続される。そして、スイッチ4の一端は、比較アンプ11の出力端に接続され、スイッチ4の他端は、キャパシタ5と比較アンプ11の反転入力端子との間に接続される。
チョッパ回路100は、4端子型センサ3と、スイッチ回路101とを備える。スイッチ回路101は、4端子型センサ3の4つの端子の接続先を切り替え、4つの端子のうちの対向する2つの端子がセンサ入力端子、残りの2つの端子がセンサ出力端子として動作するように接続先を切り替え、4端子型センサ3を流れる電流の向きを2方向に切り替える、2方向チョッパ方式で4端子型センサ3を動作させる。
そして、センサ出力端子として動作する対応する2つの端子が、チョッパ回路100の出力端100Pおよび100Nに接続され、4端子型センサ3のセンサ出力Vh、すなわち4端子型センサ3の外部から印加される磁場のようなセンサ外部入力BINに対応する起電力を得る。このセンサ出力Vhが、チョッパ回路100の出力端100Pおよび100N間電圧として出力される。
チョッパ回路100の出力端100Pは、ゲインアンプ10の非反転入力端子に接続され、チョッパ回路100の出力端100Nは、ゲインアンプ10の反転入力端子に接続される。そして、チョッパ回路100の正側出力端100Pとゲインアンプ10の非反転入力端子との間に、スイッチSW2を構成するPMOSトランジスタのソースが接続され、チョッパ回路100の負側出力端100Nとゲインアンプ10の反転入力端子との間に、スイッチSW1を構成するPMOSトランジスタのソースが接続される。
次に、従来のセンサ閾値決定回路300の動作を説明する。
図2に示す、従来のセンサ閾値決定回路300では、駆動電流検出用抵抗RSを用いてセンサ駆動電流Iを検出し、そのセンサ駆動電流Iを駆動電流検出用抵抗RSとバイアス電流出力抵抗RBと演算増幅器131との組み合わせで決まるK対1の比で増幅した電流を出力する電流ミラー回路が構成され、センサ駆動電流Iの1/Kのセンサバイアス電流IBを発生させている。
このセンサバイアス電流IBは、比較アンプ11の出力電圧VOがHIGHレベルであるかLOWレベルであるかに応じて、バイアス電流切り替え回路140を介して、チョッパ回路100の正側出力端100Pとゲインアンプ10との間または負側出力端100Nとゲインアンプ10との間の何れか一方に供給される。
これにより、4端子型センサ3のセンサ抵抗Rにセンサバイアス電流IBを流し、Vx=IB×Rで表されるセンサ閾値電圧Vxを発生させる。なお、ここでいうセンサ抵抗Rとは、4端子型センサ3の出力端つまりチョッパ回路100の正側および負側の出力端100P、100Nからみた出力インピーダンスのことであり、センサ抵抗R(出力インピーダンス)は、センサ抵抗R1〜R4から、R1×R2/(R1+R2)あるいは、R3×R4/(R3+R4)で表すことができる。ここでは、R1=R4、R2=R3と仮定して、センサ抵抗Rとしている。
そして、磁場などのセンサ外部入力BINにより、4端子型センサ3に発生させた起電力であるセンサ出力Vhをゲインアンプ10に入力し、センサ出力VhをゲインA倍した電圧「A×Vh」と、センサ閾値電圧Vxと、を比較アンプ11にて比較する。これにより、センサ外部入力BINに対し、センサ抵抗R1〜R4のばらつきやセンサ駆動電圧Vcc、センサ駆動電流Iに依存しないヒステリシス特性を持ったディジタル出力を得ることができる。
正確にはオフセットキャンセル回路200で、信号が2倍、すなわちセンサ出力Vhが2倍になっているため比較アンプ11では、「2×A×Vh」とセンサ閾値電圧Vxとを比較することになる。
このとき、オフセットキャンセル回路200において、4端子型センサ3のオフセットが「0」にキャンセルされているものとすると、4端子型センサ3の磁気感度Bopは、Bop=IB×R=2×A×Vhで表すことができる。
また、センサ外部入力BINの極性が逆「−BIN」となると、4端子型センサ3の起電力も「−Vh」となり、4端子型センサ3の磁気感度Brpは、Brp=−IB×R=−2×A×Vhで表すことができる。4端子型センサ3のオフセットはセンサ外部入力BINには関係ない(依存しない)ため、極性は変わらず(Bop+Brp)/2=(IB×R+(−IB×R))/2=0となる。
図3は、図2のオフセットキャンセル回路200を抜き出した図である。
上述のように、このオフセットキャンセル回路200は、4端子型センサ3を含むチョッパ回路100を具備し、チョッパ出力信号(HoutP、HoutN)を増幅するゲインアンプ10とゲインアンプ10の出力電圧が一端に供給されるキャパシタ5とゲインアンプ10の出力電圧が非反転入力端子に入力され、反転入力端子に前記キャパシタ5の一端が接続される比較アンプ11と、比較アンプ11の出力電圧VOが一端に供給され、他端が、前記キャパシタ5と比較アンプ11の反転入力端子との間に接続されるスイッチ4と、から構成され、2方向チョッパ方式によるオフセットキャンセル回路を構成している。
この2方向チョッパ方式によるオフセットキャンセル回路200は、スイッチ4の切り替えによって2つの状態(PH1、PH2)を有する。
状態PH1にあるときのオフセットキャンセル回路200の状態を図4に示し、状態PH2にあるときのオフセットキャンセル回路200の状態を図5に示す。
図4の状態PH1において、4端子型センサ3は、例えば磁束密度に応じて出力信号「−Vh」を得る。
磁束密度が「0」の時は、理想的には4端子型センサ3の出力は「0」となるはずであるが、実際にはオフセットが存在する。この時のオフセットをVoff1とすると、4端子型センサ3のセンサ出力は「−Vh+Voff1」で表される。
この4端子型センサ3のセンサ出力は、ゲインアンプ10の入力信号となる。ゲインアンプ10の利得をA倍としたとき、ゲインアンプ10の出力「Vh1−Vh2」は、Vh1−Vh2=A×(−Vh+Voff1)となる。なお、「Vh1」はゲインアンプ10の正側出力、「Vh2」はゲインアンプ10の負側出力である。
状態PH1では、スイッチ4はONに制御され、比較アンプ11はボルテージホロアとして動作する。そのため、図4中のノードN11、すなわち、キャパシタ5および比較アンプ11の反転入力端子間の、スイッチ4の一端が接続されるノードの電位「Vh3」は、Vh3=VO=Vh1となる。
そして、キャパシタ5の容量値をCとした場合、キャパシタ5にチャージされる電荷Q1はQ1=C×(Vh3−Vh2)=C×(Vh1−Vh2)=C×A×(−Vh+Voff1)となる。
状態PH1から状態PH2に切り替わると、オフセットキャンセル回路200は、図5に示す状態となる。
4端子型センサ3は、チョッパ回路100において2方向チョッパ方式で駆動され、状態PH1から接続が切り替わるため、センサ出力は極性が変化して「Vh」となる。
磁束密度が「0」の時は、理想的には4端子型センサ3の出力は「0」となるはずであるが、実際にはオフセットが存在する。この時のオフセットをVoff2とする。
状態PH1の場合と同様に、ゲインアンプ10の利得をA倍とし、ゲインアンプ10の正側出力をVh1′、負側出力をVh2′としたとき、Vh1′−Vh2′=A×(Vh+Voff2)となる。
状態PH2では、スイッチ4はOFFに制御され、比較アンプ11はコンパレータとして動作する。そのため、比較アンプ11の出力電圧VOは、HighレベルまたはLowレベルとなる。
このとき、ノードN11の電位Vh3′は、状態PH1においてキャパシタ5にチャージされた電荷Q1と、状態PH2でゲインアンプ10から出力された負側出力電圧Vh2′とから、Vh3′=Vh2′+Q1/C=Vh2′+A×(−Vh+Voff1)と表すことができる。
比較アンプ11の出力電圧VOは、比較アンプ11に入力される「Vh1′」と「Vh3′」との差「Vh1′−Vh3′」が正値であれば、VO=Highレベル、負値であれば、Vo=Lowレベルとなる。
比較アンプ11の出力電圧VOが切り替わる閾値電圧は、Vh1′−Vh3′=0となる電圧である。つまり、Vh1′−Vh3′は次式で表すことができる。
Vh1′−Vh3′
=Vh1′−(Vh2′+Q/C)
=Vh1′−Vh2′−(Vh1−Vh2)
=A×(Vh+Voff2)−A×(−Vh+Voff1)
=2×A×Vh+A×(Voff2−Voff1)
この時、「Voff2−Voff1」は、理想的には「0」となりオフセットが消える。これが4端子型センサ3を、2方向チョッパ方式で駆動することによる効果である。
しかしながら、ゲインアンプ10の入力端に接続される4端子型センサ3の端子はそれぞれ異なるため、Voff2とVoff1とは同等の値を取らず、現実的には完全に「0」にはならない。このオフセットキャンセル後の「Voff2−Voff1」を残留オフセットと呼ぶ。
ここで、オフセットキャンセル回路200において、4端子型センサ3のオフセットが「0」に制御されていれば、4端子型センサ3の磁気感度Bopは、Bop=IB×R=2×A×Vhで表すことができる。
しかしながら、残留オフセットがあるため、磁気感度Bopは、Bop=IB×R=2×A×Vh+A×(Voff2−Voff1)となる。
また、センサ外部入力BINの極性が逆「−BIN」となると、4端子型センサ3における起電力も「−Vh」となり、磁気感度Brpは、Brp=−IB×R=−2×A×Vh+A×(Voff2−Voff1)となる。
4端子型センサ3のオフセットは、センサ外部入力BINには関係ない(依存しない)ため、極性は変わらず、残留オフセットの影響でヒステリシスオフセット(Bop+Brp)/2=(IB×R+(−IB×R))/2=A×(Voff2−Voff1)が発生することになる。
この問題を解決するために、例えば特許文献2では、4端子型センサを2方向の切り替えでチョッパ駆動することでオフセットをキャンセルしていたものを、全方向切り替えでチョッパ駆動する構成とすることで、オフセットを低減するようにしている。
つまり、4端子型センサの各端子の接続を切り替え4端子型センサの対向する端子間に流れる電流の向きを90度ずつ切り替える。これにより、オフセットキャンセル回路は、4端子型センサに流れる電流の向きに応じて、第1から第4の状態まで4つの状態ができる。この4つの状態それぞれで出力される4端子型センサの出力信号を、それぞれ異なるキャパシタに保持し、各キャパシタの充電電圧を加算することにより、オフセットをキャンセルすることができる。
特開2001−108480号公報 特開2010−281764号公報
しかしながら、4端子型センサを、全方向でのチョッパ方式により駆動する場合、オフセットキャンセル回路は、4状態それぞれで4端子型センサの出力信号を保持するためのキャパシタを必要とし、それらキャパシタに接続するためのスイッチが必要となる。スイッチの切り替えによってキャパシタに電荷を保持する際、スイッチングによるチャージインジェクションの影響を考慮すると、電荷を保持するためのキャパシタは容量値が大きいものが好ましい。これはすなわち、回路規模の増大につながる。また4状態を制御するため回路が複雑化するという問題もある。
そこで、本発明では配置面積を大きく増やすことなく、シンプルな回路設計で残留オフセットを低減することの可能なオフセットキャンセル回路を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、センサ(例えば図1の4端子型センサ3)の出力インピーダンスとバイアス電流との積により、前記センサによるセンサ出力のディジタル化のための閾値を決定するセンサ閾値決定回路において、前記センサは4端子型センサ(例えば図1の4端子型センサ3)であり且つ当該4端子型センサに流れる電流の方向が2方向に切り替わるように前記4端子型センサの4つの端子の接続先を切り替えて2つの状態に切り替え、前記4つの端子のうちの、前記2つの状態においてそれぞれ出力端子として動作する2つの端子からセンサ出力電圧を取り出すようになっており、前記センサを駆動するためのセンサ駆動電流を検出するセンサ駆動電流検出回路(例えば図1のセンサ駆動電流検出回路120)と、当該センサ駆動電流検出回路で検出されたセンサ駆動電流を所定倍したバイアス電流を出力するセンサバイアス電流出力回路(例えば図1のセンサバイアス電流出力回路130)と、当該センサバイアス電流出力回路から出力されるバイアス電流の電流値を制御する制御回路(例えば図1のオフセット電流加減算回路150)と、前記出力端子として動作する2つの端子から取り出した前記センサ出力電圧を比較して、前記センサ出力電圧をディジタル値として出力する電圧比較器(例えば図1の比較アンプ11)と、バイアス電流切り替え回路(例えば図1のバイアス電流切り替え回路140)と、を備え、当該バイアス電流切り替え回路は、前記電圧比較器のディジタル出力に基づき、前記4端子型センサの、前記出力端子として動作する2つの端子のうち、前記ディジタル出力により特定されるいずれか一方の端子にのみ前記バイアス電流を供給し、前記制御回路は、前記電圧比較器の前記ディジタル出力に基づき、前記4端子型センサの前記出力端子として動作する2つの端子のうち、予め設定した一方の端子に供給される前記バイアス電流についてのみ、その電流値を制御することを特徴とするセンサ閾値決定回路、である。
前記センサ駆動電流検出回路は、第1の抵抗(例えば図1の駆動電流検出用抵抗RS)を用いて前記センサ駆動電流を検出し、前記センサバイアス電流出力回路は、第2の抵抗(例えば図1のバイアス電流出力抵抗RB)と演算増幅器(例えば図1の演算増幅器13)とを有し、前記第1の抵抗と、前記第2の抵抗および前記演算増幅器との組み合わせで前記第1の抵抗および前記第2の抵抗の抵抗値の比で決定されるK対1の電流ミラー回路を構成し、かつ前記バイアス電流として、前記センサ駆動電流の1/K倍のバイアス電流を出力し、前記制御回路は、前記センサ駆動電流の1/K倍のバイアス電流に対して、当該バイアス電流の電流値調整用のオフセット電流を加算または減算するようになっていてよい。
本発明によれば、素子や、配置面積の大幅な増加を伴うことなく、シンプルな回路設計で残留オフセットの低減を行うことができ、4端子型センサのオフセットをより低減することができる。
本発明の実施形態におけるセンサ閾値決定回路の一例を示す回路図である。 従来のセンサ閾値決定回路の一例を示す回路図である。 2方向チョッパ方式のオフセットキャンセル回路の一例を示す回路図である。 状態PH1にあるときの、図3のオフセットキャンセル回路の状態を示す回路図である。 状態PH2にあるときの、図3のオフセットキャンセル回路の状態を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。ただし、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
図1は、本発明におけるセンサ閾値決定回路1の一例を示す回路図である。
本発明におけるセンサ閾値決定回路1は、図2に示す、従来のセンサ閾値決定回路300に、さらにオフセット電流加減算回路150を追加したものである。
すなわち、本発明におけるセンサ閾値決定回路1は、図1に示すように、センサ駆動電流検出回路120と、センサバイアス電流出力回路130と、バイアス電流切り替え回路140と、オフセット電流加減算回路150と、オフセットキャンセル回路200と、を備え、さらに、オフセットキャンセル回路200の各スイッチを制御する制御部20を備える。なお、センサ駆動電流検出回路120、センサバイアス電流出力回路130、バイアス電流切り替え回路140、およびオフセットキャンセル回路200の構成は、図2に示す従来の構成と同一である。
すなわち、オフセットキャンセル回路200は、4端子型センサ3およびスイッチ回路101を含むチョッパ回路100と、4端子型センサ3のセンサ出力VhをA倍に増幅するゲインアンプ10と、比較演算を行う比較アンプ11と、ゲインアンプ10と比較アンプ11との間に接続されたキャパシタ5と、比較アンプ11の出力端と反転入力端子との間に接続されるスイッチ4と、を備え、スイッチ4およびスイッチ回路101は、制御部20により制御される。
4端子型センサ3は、2つのセンサ入力端子と2つのセンサ出力端子とを有する4端子型のセンサ、または、当該4端子型のセンサと等価な回路構成を有するセンサであって、ホール素子、磁気抵抗素子、歪みセンサ、圧力センサ、温度センサ、または加速度センサ等である。4端子型センサ3は、センサ抵抗R1〜R4を有し、例えば、センサ抵抗R1、R2を流れる電流I1と、センサ抵抗R3、R4を流れる電流I2との2系統の出力の変位に基づいて、例えば永久磁石やコイル等から発生する磁束密度の絶対値を検出したり、磁気抵抗や歪み等を検出したりする。スイッチ回路101は、4端子型センサ3を2方向チョッパ方式で駆動するべく、4端子型センサ3の4つの端子の接続先を切り替え、電流の流れる方向が2方向に交互に切り替わるように、4つの端子のうち、対向する2つの端子が入力端子、他の2つの端子が出力端子として動作するように切り替える。
センサ駆動電流検出回路120とセンサバイアス電流出力回路130とは電流ミラー回路を構成し、センサバイアス電流出力回路130は、センサ駆動電流検出回路120に含まれる駆動電流検出用抵抗RSにより検出されるセンサ駆動電流Iを、所定倍(1/K=RS/RB倍)した、センサバイアス電流IBを出力する。
オフセット電流加減算回路150は、ドレインどうしが直列に接続されたPMOSトランジスタ151とNMOSトランジスタ152とを備え、PMOSトランジスタ151のソースは、バイアス電流出力抵抗RBとPMOSトランジスタ132との間に接続され、NMOSトランジスタ152のソースは、接地されている。そして、PMOSトランジスタ151のゲートには演算増幅器131の出力が入力され、NMOSトランジスタ152のゲートには比較アンプ11の出力電圧VOが入力される。
そして、比較アンプ11の出力電圧VOがHIGHレベルのときにのみオフセット電流Ioffsetを流し、センサバイアス電流出力回路130から出力されるセンサバイアス電流IBを、IB′=IB−Ioffsetに調整する。一方、比較アンプ11の出力電圧VOがLOWレベルのときには、オフセット電流加減算回路150のPMOSトランジスタ151およびNMOSトランジスタ152はともにOFF状態となるため、センサバイアス電流IBは変更されず、IBのままとなる。なお、オフセット電流Ioffsetの電流値は、センサバイアス電流IBよりも小さな値であって、例えば、予め実験により残留オフセットを求め、この残留オフセットを低減し得る電流値を求め、これをオフセット電流Ioffsetとして設定する。
そして、このようにして設定された、オフセット電流Ioffsetを発生させるように、オフセット電流加減算回路150は形成される。例えば、PMOSトランジスタ151とセンサバイアス電流出力回路130のPMOSトランジスタ132とのサイズ比として、所定のオフセット電流Ioffsetを発生させ得るサイズ比を設定し、PMOSトランジスタ151およびPMOSトランジスタ132のサイズ比が、所定のオフセット電流Ioffsetを発生させ得るサイズ比として設定したサイズ比となるように、これらPMOSトランジスタ151、132を作製することにより実現する。
或いは、対象となる4端子方センサ3を実際に動作させた段階で、オフセット電流Ioffsetを微調整可能に構成してもよい。例えば、PMOSトランジスタ151となる、PMOSトランジスタを複数並列に設けておき、対象となる4端子型センサ3を実際に動作させた段階で、残留オフセットが零となるように、複数のPMOSトランジスタのうちのいずれか1つ或いは複数をPMOSトランジスタ151として選択し、以後、この選択した1または複数のPMOSトランジスタを、PMOSトランジスタ151として動作させるように構成することで実現する。このとき、PMOSトランジスタ151として動作する1または複数のPMOSトランジスタは、スイッチなどにより接続/遮断可能に構成してもよく、また、スイッチなどを介さずにセンサバイアス電流出力回路130との間の接続ラインを切断するように構成してもよい。
このオフセット電流加減算回路150により調整されたセンサバイアス電流IB′またはIBは、バイアス電流切り替え回路140により、比較アンプ11の出力電圧VOに応じて、チョッパ回路100の正側出力端100Pとゲインアンプ10の非反転入力端子との間、またはチョッパ回路100の負側出力端100Nとゲインアンプ10の反転入力端子との間に供給される。これにより、4端子型センサ3のセンサ抵抗R(チョッパ回路100の出力端子からみた出力インピーダンス)にセンサバイアス電流IBが流れ、センサ閾値電圧Vx(=IB×RまたはIB′×R)が発生する。
そして、センサ外部入力BINにより4端子型センサ3に発生した起電力がセンサ出力Vhとしてゲインアンプ10でゲインA倍され、ゲインアンプ10から出力されるセンサ出力VhをA倍した電圧A×Vhと、センサ閾値電圧Vxとが比較アンプ11で比較され、これによって、センサ外部入力BINに対し、センサ抵抗Rやセンサ駆動電圧Vcc、センサ駆動電流Iに依存しないヒステリシス特性を持ったディジタル出力が比較アンプ11の出力電圧VOとして出力される。
このとき、センサバイアス電流IBを、オフセット電流加減算回路150によって調整しており、2種類のセンサバイアス電流を設定している。そのため、ヒステリシスオフセット(Bop+Brp)/2は、(Bop+Brp)/2=(IB×R+(−IB′×R))/2となり、|−IB′|は、|−IB′|<|IB|であるから、ヒステリシスオフセット(Bop+Brp)/2は、低減されることになる。
つまり、オフセット電流加減算回路150では、ゲインアンプ10から出力されるセンサ出力VhをA倍した電圧A×Vhとセンサ閾値電圧Vxとを比較する比較アンプ11の出力電圧VOに応じて、オフセット電流加減算回路150を動作させることにより、センサバイアス電流IBに対して、4端子型センサ3のセンサ出力Vhの極性に応じてオフセット電流Ioffsetの加算または減算を行い、これにより、センサバイアス電流として、センサ駆動電流Iを1/K倍した「IB」と、オフセット電流Ioffsetを加算または減算した新たなセンサバイアス電流IB′=IB±Ioffsetと、の2種類を設定している。そのため、ヒステリシスオフセット(Bop+Brp)/2=(IB×R+(−IB′×R))/2を低減することが可能となる。
なお、図1では、チョッパ回路100の負側出力端100Nとゲインアンプ10の反転入力端子との間に供給されるセンサバイアス電流IBに対してオフセット電流Ioffsetを加算または減算する場合について説明したが、これに限るものではなく、逆側のバイアス電流、すなわちチョッパ回路100の正側出力端100Pとゲインアンプ10の非反転入力端子との間に供給されるセンサバイアス電流IBに対してオフセット電流Ioffsetを加算または減算することも可能であり、この場合も同様の作用効果を得ることができる。
以上説明したように、図1に示すセンサ閾値決定回路1は、4端子型センサ3を2方向チョッパ方式で駆動しオフセットキャンセルを図ったとしても除去することのできないオフセット(残留オフセット)を考慮しており、この残留オフセット分相当のオフセット電流Ioffsetを、センサ閾値を決定するセンサバイアス電流IBから加減算し、新たなセンサバイアス電流IB′=IB±Ioffsetとしている。そして、このセンサバイアス電流IB′とセンサバイアス電流IBとの2種類のバイアス電流を用いて、センサ閾値を決定するようにしているため、残留オフセットを低減することができる。
ここで、4端子型センサ3が例えばホール素子である場合は、ホール素子の感受部となるN型不純物領域の周辺部は分離のためのP型不純物領域に囲まれているため、4端子型センサ3に電圧を印加すると、ホール素子感受部とその周辺部との境界では空乏層が広がる。空乏層が広がっている領域ではホール電流は抑制され、抵抗は増加する。そのため、4端子型センサ3のセンサ抵抗R1〜R4の抵抗値が変化し、2方向チョッパ方式で4端子型センサ3を駆動したときに、状態PH1と状態PH2とで、センサ抵抗R1〜R4の抵抗値が変動してしまうことが、残留オフセットの一因となっている。
そのため、4端子型センサ3を駆動するセンサ駆動電圧Vcc、センササイズ、センサ形状、ウエハ上で電流を流す方向が同じであれば、残留オフセット量についても、状態PH1と状態PH2とで、ほぼ同等となりオフセットの低減が可能となる。
このように、上記実施形態で説明したセンサ閾値決定回路1の構成をすることによって、4端子型センサ3のオフセットをより低減することができるが、さらに、センサ閾値決定回路1の後段にあえて温度補償回路などを設けることで、センサの出力精度をより向上させることもできる。
また、上記実施形態では、オフセット電流加減算回路150では、オフセット電流Ioffsetを、センサ駆動電流Iに依存して生成する場合について説明したが、これに限るものではなく、予め設定した固定値であってもよい。
さらに、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1 センサ閾値決定回路
3 4端子型センサ
4 スイッチ
5 キャパシタ
10 ゲインアンプ
11 比較アンプ
100 チョッパ回路
101 スイッチ回路
120 センサ駆動電流検出回路
130 センサバイアス電流出力回路
131 演算増幅器
132 PMOSトランジスタ
140 バイアス電流切り替え回路
150 オフセット電流加減算回路
151 PMOSトランジスタ
I センサ駆動電流
IB センサバイアス電流
Ioffset オフセット電流
RB バイアス電流出力抵抗
RS 駆動電流検出用抵抗
VO 出力電圧
Vx センサ閾値電圧

Claims (2)

  1. センサの出力インピーダンスとバイアス電流との積により、前記センサによるセンサ出力のディジタル化のための閾値を決定するセンサ閾値決定回路において、
    前記センサは4端子型センサであり且つ当該4端子型センサに流れる電流の方向が2方向に切り替わるように前記4端子型センサの4つの端子の接続先を切り替えて2つの状態に切り替え、前記4つの端子のうちの、前記2つの状態においてそれぞれ出力端子として動作する2つの端子からセンサ出力電圧を取り出すようになっており、
    前記センサを駆動するためのセンサ駆動電流を検出するセンサ駆動電流検出回路と、
    当該センサ駆動電流検出回路で検出されたセンサ駆動電流を所定倍したバイアス電流を出力するセンサバイアス電流出力回路と、
    当該センサバイアス電流出力回路から出力されるバイアス電流の電流値を制御する制御回路と、
    前記出力端子として動作する2つの端子から取り出した前記センサ出力電圧を比較して、前記センサ出力電圧をディジタル値として出力する電圧比較器と、
    バイアス電流切り替え回路と、を備え、
    当該バイアス電流切り替え回路は、
    前記電圧比較器のディジタル出力に基づき、前記4端子型センサの、前記出力端子として動作する2つの端子のうち、前記ディジタル出力により特定されるいずれか一方の端子にのみ前記バイアス電流を供給し、
    前記制御回路は、前記電圧比較器の前記ディジタル出力に基づき、前記4端子型センサの前記出力端子として動作する2つの端子のうち、予め設定した一方の端子に供給される前記バイアス電流についてのみ、その電流値を制御することを特徴とするセンサ閾値決定回路。
  2. 前記センサ駆動電流検出回路は、第1の抵抗を用いて前記センサ駆動電流を検出し、
    前記センサバイアス電流出力回路は、第2の抵抗と演算増幅器とを有し、前記第1の抵抗と、前記第2の抵抗および前記演算増幅器との組み合わせで前記第1の抵抗および前記第2の抵抗の抵抗値の比で決定されるK対1の電流ミラー回路を構成し、かつ前記バイアス電流として、前記センサ駆動電流の1/K倍のバイアス電流を出力し、
    前記制御回路は、前記センサ駆動電流の1/K倍のバイアス電流に対して、当該バイアス電流の電流値調整用のオフセット電流を加算または減算することを特徴とする請求項に記載のセンサ閾値決定回路。
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