JP6109147B2 - 翼状針 - Google Patents

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Description

本発明は、翼状針に関する。
医療用針として、針体の基端部のハブに、可撓性を有する一対の翼が突出形成された翼状針が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。針体を生体に対し穿刺する際には、一対の翼は、指で摘んで閉じた状態とされ、把持部として機能する。また、翼状針を生体に留置する際には、開いた状態の翼を粘着テープ等で皮膚に貼り付けることにより、翼状針を固定することができる。一方、針体を生体から抜去する際には、一対の翼を指で摘んで閉じた状態とし、この操作を行う。
ところが、針体を生体に対し穿刺した際に、当該生体から出血し、その皮膚表面に流出した血液が、特に翼の裏面(穿刺状態での生体表面側に臨む面)に付着することがある。このような場合、従来の翼状針では、針体を生体から抜去する際に、血液が付着した裏面を指先で触れてしまうことがあり、血液感染の危険性が高い。
特開2006−181067号公報
本発明の目的は、針体の生体からの抜去操作に際し、血液感染の危険性を低減した翼状針を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(7)の本発明により達成される。
(1) 先端に鋭利な針先を有する針管と、
前記針管の基端側に設けられたハブと、
前記ハブに設けられ、該ハブを介して互いに反対方向に向かって突出した一対の翼とを備え、
前記各翼は、それぞれ、前記ハブ側の一端部と、該一端部と反対側の他端部と、当該翼を折り曲げ可能な1つの折曲部とを有し、
前記各翼をそれぞれ前記折曲部により折り曲げるように操作したとき、前記折曲部よりも前記他端部側の第1の部分、前記折曲部よりも前記一端部側の第2の部分とが接近するとともに、前記一対の翼のうちの一方の翼の前記第2の部分と、他方の翼の前記第2の部分とが前記ハブを覆うように接近するように構成されていることを特徴とする翼状針。
(2) 前記折曲部は、その厚さが当該折曲部以外の部分の厚さより薄くなるように形成された薄肉部で構成されている上記(1)に記載の翼状針。
(3) 前記各翼は、前記折曲部における前記翼の折り曲げ操作を補助可能な突片をさらに有する上記(1)または(2)に記載の翼状針。
(4) 前記第1の部分の厚さが、前記第2の部分の厚さより大きく、かつ、前記第1の部分の長さが前記第2の部分の長さより短い上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の翼状針。
(5) 前記第1の部分の厚さが、前記第2の部分の厚さより大きく、かつ、前記第1の部分の長さが前記第2の部分の長さより長い上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の翼状針。
(6) 前記各翼は、それぞれ、外力を付与しない自然状態で、前記折曲部において屈曲した屈曲形状をなしている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の翼状針。
(7) 前記各翼は、それぞれ、前記屈曲形状を維持するための維持部材を有する上記(6)に記載の翼状針。
また、本発明の翼状針では、前記ハブは、筒状をなすものであり、前記各翼は、それぞれ、前記ハブの中心軸を中心に回動可能であることが好ましい。
また、本発明の翼状針では、さらに、前記維持部材は、前記翼から突出形成され、前記一端部と前記他端部とが離間するのを阻止するリブで構成されていることが好ましい。
また、本発明の翼状針では、前記維持部材は、可撓性を有する材料で構成されていることが好ましい。
上記翼状針を操作する操作方法であって、前記針管を被検体に穿刺した状態で、前記各翼を、それぞれ、前記一端部と前記他端部とが接近するように操作して、前記折曲部において折り曲げ、この折り曲げ状態で、前記針管を前記被検体から抜去することを特徴とする操作方法。
本発明によれば、各翼を折曲部にて折り曲げることができ、よって、その折り曲げ状態では、血液が付着している可能性のある翼の裏面に触れるのが防止される。これにより、血液感染の危険性を低減しつつ、針体を生体から抜去することができる。
図1は、本発明の翼状針の第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、本発明の翼状針の第1実施形態を示す斜視図である。 図3は、本発明の翼状針の第1実施形態を示す斜視図である。 図4は、図1に示す翼状針をその先端側から見た図(正面図)である。 図5は、本発明の翼状針の第2実施形態を示す斜視図である。 図6は、本発明の翼状針の第2実施形態を示す斜視図である。 図7は、本発明の翼状針の第2実施形態を示す斜視図である。 図8は、本発明の翼状針の第3実施形態を示す斜視図(自然状態)である。 図9は、図8に示す翼状針をその先端側から見た図(正面図)である。 図10は、本発明の翼状針の第4実施形態における折曲部を示す拡大横断面図である。
以下、本発明の翼状針を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図3は、それぞれ、本発明の翼状針の第1実施形態を示す斜視図である。なお、図1は、翼状針の自然状態を示し、図2は、翼状針を生体に穿刺して固定した状態を示し、図3は、翼状針の翼を閉じた状態を示す図である。また、図4は、図1に示す翼状針をその先端側から見た図(正面図)である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図3中の左下側を「先端」、右上側を「基端」と言う。
図1〜図3に示すように、翼状針(留置針)1は、針体2と、針体2の基端側に設けられたハブ3と、一対の翼4a、4bと、ハブ3の基端側に接続された可撓性を有するチューブ5とを有している。
針体2は、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金のような金属材料で構成され、その先端には、鋭利な針先21が形成されている。この針体2は、血液等の体液あるいは輸液等の流路となる中空部を有する針管で構成されており、針体2の先端部には、液体が出入りする出入口が形成されている。
針体2の基端部外周には、円筒状のハブ3が液密に固着されている。ハブ3の内部には、液体の流路となる中空部が形成されている。
翼4a、4bは、ハブ3を介して互いに反対方向に向かって突出している。図4に示すように、翼4a、4bは、ハブ3と一体的に形成されているのが好ましい。また、同図に示すように、翼4a、4bは、それらの根元部(ハブ3側の一端部)同士が連結部44で連結して1枚の平板状をなし、この連結部44上にハブ3が接合した状態になっている。
なお、翼4a、4bは、その一端部がハブ3に当接するように、すなわち、ハブ3から直接側方に突出するように、ハブ3と一体的に形成されていてもよい。
翼4a、4bは、可撓性を有し、全体として屈曲および湾曲することにより、開閉可能に構成されている。これらの翼4a、4bは、ハブ3(連結部44)側の一端部(固定端)と、この一端部と反対側の他端部(自由端)との間に折曲部41a、41bを有している。図1に示すように、翼4a、4bは、外力を付与しない自然状態で、折曲部41a、41bにおいて、当該部分が上側に凸となるように屈曲した屈曲形状をなしている。
また、翼4a、4bは、折曲部41a、41bよりも一端部側に、第2の部分43a、43bと、他端部側に、第2の部分43a、43bより厚さの大きい第1の部分42a、42bとを有している。また、第1の部分42a、42bの長さaが第2の部分43a、43bの長さbと同じかそれ以上長くなっている。このような構成により、翼4a、4bの開閉操作を容易にすることができる。
針体2を生体に対し穿刺する際または生体から抜去する際には、翼4a、4bの第1の部分42a、42bを指で摘んで、一端部と他端部とを接近させ、第2の部分43a、43bの上面(表側の面)同士が対向するように閉じた状態(図3参照)とし、穿刺操作または抜去操作を行う。また、針体2を留置する際には、翼4a、4bを開いた状態(図2参照)とし、翼4a、4bを粘着テープ等により皮膚に固定する。
第1の部分42a、42bの長さ(針体2の中心軸とほぼ直交する方向の長さ、以下同様)aは、10〜20mm程度であるのが好ましく、12〜15mm程度であるのがより好ましい。
第2の部分43a、43bの長さbは、5〜20mm程度であるのが好ましく、7.5〜15mm程度であるのがより好ましい。
連結部44の長さcは、ハブ3の大きさに応じて適宜設定され、通常、好ましくは3〜15mm程度、より好ましくは5〜10mm程度とされる。
また、第1の部分42a、42bの厚さTは、0.5〜5mm程度であるのが好ましく、1〜3.5mm程度であるのがより好ましい。
第2の部分43a、43bの厚さtは、0.1〜3mm程度であるのが好ましく、0.3〜2mm程度であるのがより好ましい。
図1〜図3に示すように、ハブ3の基端側には、体液あるいは輸液等の流路となる可撓性を有するチューブ5が液密に接続されており、このチューブ5の内腔は、針体2の内腔に連通している。
ハブ3、翼4a、4b、チューブ5の構成材料としては、それぞれ、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリアミド、ポリエステル等が挙げられる。なお、内部の視認性を確保するために、これらは、透明または半透明な材料で構成されているのが好ましい。
次に、翼状針1の使用方法の一例について説明する。
[1] 針体2を生体に穿刺する操作を行う際には、翼4a、4bの第1の部分42a、42bを指で摘む。これにより、翼4a、4bの一端部と他端部とが接近して、第2の部分43a、43bの上面同士が対向し、折曲部41a、41bにおいて、翼4a、4bが屈曲する。すなわち、翼4a、4bの上面(表側の面)が外側かつ下面(裏側の面)が内側となるように、翼4a、4bを閉じた状態とする(図3参照)。この状態で、針体2が生体(血管)に穿刺される。
[2] 翼4a、4bから指を放すと、翼4a、4bは、その弾性力により開いた状態となる(図1参照)。その後、翼4a、4bを粘着テープ等により皮膚に固定することにより、翼状針1が生体に留置される(図2参照)。
[3] 翼状針1の使用後は、粘着テープを剥がして皮膚に対する固定を解除する。そして、前記[1]と同様に、翼4a、4bを閉じた状態として針体2を生体から抜去する。このとき、生体から出血(皮膚上に流血)した血液が、ハブ3や翼4a、4bに付着したとしても、翼状針1では、抜去操作に際しては、翼4a、4bの第1の部分42a、42bの上面(血液が付着する可能性が極めて低い部分)を指で触れるだけである。したがって、指に血液が付着することを防止することができ、血液感染の危険性を回避(低減)することができる。
<第2実施形態>
図5〜図7は、それぞれ、本発明の翼状針の第2実施形態を示す斜視図である。なお、図5は、翼状針の自然状態を示し、図6は、翼状針を生体に穿刺して固定した状態を示し、図7は、翼状針の翼を閉じた状態を示す図である。なお、以下では、説明の都合上、図5〜図7中の左下側を「先端」、右上側を「基端」と言う。
以下、第2実施形態について、前記第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態の翼状針1は、翼4a、4bに追加の部材を有すること以外は、前記第1実施形態と同様である。
すなわち、図5〜図7に示すように、第2実施形態では、翼4a、4bは、さらに、折曲部41a、41bに設けられ、第1の部分42a、42bおよび第2の部分43a、43bと一体的に形成された突片45a、45bを有する。これらの突片45a、45bは、図5に示す自然状態で、図5中の上側に向かって起立する(立設している)。また、図6に示すように、翼状針1を生体に留置するときには、突片45a、45bは、傾倒する。
このような突片45a、45bを指で把持することにより(図7参照)、翼4a、4bの折り曲げ操作をより容易かつ確実に行うことができるようになる。すなわち、突片45a、45bは、折曲部41a、41bにおける翼4a、4bの折り曲げ操作を補助する機能を有する。
突片45a、45bの長さ(高さ)dは、3〜15mm程度であるのが好ましく、5〜10mm程度であるのがより好ましい。
このような第2実施形態の翼状針1によっても、前記第1実施形態の翼状針1と同様の作用・効果を生ずる。
なお、突片45a、45bは、第1の部分42a、42bまたは第2の部分43a、43bに設けるようにしてもよい。ただし、翼4a、4bの折り曲げ操作のし易さを考慮した場合、突片45a、45bは、翼4a、4bの他端部から3mm以上、それらの根元部から5mm程度の位置に設けるのが好ましい。
<第3実施形態>
図8は、本発明の翼状針の第3実施形態を示す斜視図(自然状態)、図9は、図8に示す翼状針をその先端側から見た図(正面図)である。なお、以下では、説明の都合上、図8中の左下側を「先端」、右上側を「基端」と言う。
以下、第3実施形態について、前記第1および第2実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態の翼状針1は、翼4a、4bに追加の部材を有すること以外は、前記第2実施形態と同様である。
すなわち、図8、図9に示すように、第3実施形態の翼4a、4bは、さらに、翼4a、4bの自然状態での屈曲形状を維持するための維持部材46a、46bを有する。本実施形態では、維持部材46a、46bは、翼4a、4bの下面(裏面)に板状に突出形成され、一端部と他端部とが過剰に離間するのを阻止するリブで構成されている。
このような維持部材46a、46bを翼4a、4bに設けることにより、自然状態での翼4a、4bの屈曲形状がより確実に維持され、突片45a、45bが起立した状態とすることができる。このため、突片45a、45bをより把持し易くなる。
維持部材46a、46bの構成材料としては、前記第1実施形態でハブ3等の構成材料として挙げたもの中でも、特に可撓性を有する材料が好ましい。これにより、翼4a、4bの折曲操作時に、維持部材46a、46bが邪魔になることなく、この操作を容易に行うことができる。
このような第3実施形態の翼状針1によっても、前記第2実施形態の翼状針1と同様の作用・効果を生ずる。
なお、突片45a、45bを構成するリブの数は、1つに限らず、複数であってもよい。
<第4実施形態>
図10は、本発明の翼状針の第4実施形態における折曲部を示す拡大横断面図である。
以下、第4実施形態について、前記第1〜第3実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第4実施形態の翼状針1は、折曲部の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
すなわち、図10に示すように、第4実施形態では、翼4a、4bは、折曲部41a、41bが、その厚さを折曲部41a、41b以外の部分の厚さより薄くなるように形成した薄肉部で構成されている。具体的には、折曲部41a、41bには、例えば、レーザー加工、切削加工、翼4a、4bの成形時に同時に形成する方法等により形成された溝がある。これにより、折曲部41a、41bの翼4a、4bにおける折り曲げ操作をより容易かつ円滑に行うことができる。
このような第4実施形態の翼状針1によっても、前記第1実施形態の翼状針1と同様の作用・効果を生ずる。
以上、本発明の翼状針を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、翼状針を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明では、前記第1〜第4実施形態の任意の構成を組み合わせるようにしてもよい。
また、例えば、翼状針は、さらに、翼状針に対し長手方向に相対的に移動可能または回動可能に設けられ、使用後の針体を収納可能なプロテクタを備えていてもよい。
また、各翼は、前記各実施形態ではハブに対して固定的に設けられていたが、これに限
定されず、例えば、ハブの中心軸を中心に回動可能に設けられていてもよい。
折曲部は、2つの翼を指でつまんだときに、一対の翼の各翼がそれぞれの折曲部で折り曲がり易くなるものであればよく、翼の他の部分に較べ厚さを薄くして溝形状を設けたもの、他の部分より柔らかい材質で折り曲げ易くしたもの、予め折り曲げ易く形状付けられたものなどでもよい。
本発明の翼状針は、先端に鋭利な針先を有する針管と、前記針管の基端側に設けられたハブと、前記ハブに設けられ、該ハブを介して互いに反対方向に向かって突出した一対の翼とを備え、前記各翼は、それぞれ、前記ハブ側の一端部と、該一端部と反対側の他端部と、当該翼を折り曲げ可能な少なくとも1つの折曲部とを有し、当該翼を前記折曲部により折り曲げるように操作したとき、前記一端部と前記他端部とが接近するように構成されていることを特徴とする。そのため、針体の生体からの抜去操作に際し、血液感染の危険性を低減する。
従って、本発明の翼状針は、産業上の利用可能性を有する。
1 翼状針(留置針)
2 針体
21 針先
3 ハブ
4a、4b 翼
41a、41b 折曲部
42a、42b 第1の部分
43a、43b 第2の部分
44 連結部
45a、45b 突片
46a、46b 維持部材
5 チューブ
a、b、c、d 長さ
T、t 厚さ

Claims (7)

  1. 先端に鋭利な針先を有する針管と、
    前記針管の基端側に設けられたハブと、
    前記ハブに設けられ、該ハブを介して互いに反対方向に向かって突出した一対の翼とを備え、
    前記各翼は、それぞれ、前記ハブ側の一端部と、該一端部と反対側の他端部と、当該翼を折り曲げ可能な1つの折曲部とを有し、
    前記各翼をそれぞれ前記折曲部により折り曲げるように操作したとき、前記折曲部よりも前記他端部側の第1の部分、前記折曲部よりも前記一端部側の第2の部分とが接近するとともに、前記一対の翼のうちの一方の翼の前記第2の部分と、他方の翼の前記第2の部分とが前記ハブを覆うように接近するように構成されていることを特徴とする翼状針。
  2. 前記折曲部は、その厚さが当該折曲部以外の部分の厚さより薄くなるように形成された薄肉部で構成されている請求項1に記載の翼状針。
  3. 前記各翼は、前記折曲部における前記翼の折り曲げ操作を補助可能な突片をさらに有する請求項1または2に記載の翼状針。
  4. 記第1の部分の厚さが、前記第2の部分の厚さより大きく、かつ、前記第1の部分の長さが前記第2の部分の長さより短い請求項1ないし3のいずれか1項に記載の翼状針。
  5. 前記第1の部分の厚さが、前記第2の部分の厚さより大きく、かつ、前記第1の部分の長さが前記第2の部分の長さより長い請求項1ないし3のいずれか1項に記載の翼状針。
  6. 前記各翼は、それぞれ、外力を付与しない自然状態で、前記折曲部において屈曲した屈曲形状をなしている請請求項1ないし5のいずれか1項に記載の翼状針。
  7. 前記各翼は、それぞれ、前記屈曲形状を維持するための維持部材を有する請求項6に記載の翼状針。
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