JP2007000463A - カテーテル組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】生体組織に対し、安全かつ確実に穿刺を行なうことができるカテーテル組立体の提供。
【解決手段】X線透過画像下で確認しながら、カテーテル2の先端開口33を中隔17の卵円窩171に密着させる。この密着状態を維持しつつ、カテーテル2のY型分岐コネクタ7に接続されているシリンジ20を吸引操作する。これにより、ルーメン31内が負圧状態となり、先端開口33が卵円窩171に吸着する。このように先端開口33が卵円窩171に吸着する吸着口として機能する為、当該先端開口33が卵円窩171に確実に固定され、卵円窩171に対する先端開口33の位置ズレが生じるのを確実に防止することができる。密着状態(負圧状態)で穿刺ワイヤ10を先端方向へ押し込み、針先91が前記吸着口(先端開口33)を通過して卵円窩171を穿刺する。先端開口33が卵円窩171に確実に固定されている為、針先91が卵円窩171を確実に穿刺する。
【選択図】図6
【解決手段】X線透過画像下で確認しながら、カテーテル2の先端開口33を中隔17の卵円窩171に密着させる。この密着状態を維持しつつ、カテーテル2のY型分岐コネクタ7に接続されているシリンジ20を吸引操作する。これにより、ルーメン31内が負圧状態となり、先端開口33が卵円窩171に吸着する。このように先端開口33が卵円窩171に吸着する吸着口として機能する為、当該先端開口33が卵円窩171に確実に固定され、卵円窩171に対する先端開口33の位置ズレが生じるのを確実に防止することができる。密着状態(負圧状態)で穿刺ワイヤ10を先端方向へ押し込み、針先91が前記吸着口(先端開口33)を通過して卵円窩171を穿刺する。先端開口33が卵円窩171に確実に固定されている為、針先91が卵円窩171を確実に穿刺する。
【選択図】図6
Description
本発明は、カテーテル組立体に関する。
人間の心臓は、一般的に、右心室と、右心房と、左心室と、左心房とに区画する(分ける)ことができる。
右心房は、上大静脈および下大静脈に連通している。この右心房は、中隔により左心房と区画(隔離)されている。
左心房は、主に、心臓不整脈治療を行なう場合に、肺静脈の電気的隔離を行なうアブレーション治療や僧帽弁形成術を行なうために、カテーテルをアクセスする部位である。
しかし、この左心房は、心臓の各房室のうちで、カテーテルをアクセスするのが最も困難な部位である。換言すれば、肺動脈を経由して(通して)カテーテルを左心房にアクセスすることは、不可能であり、また、左心房に僧帽弁を介して隣接する左心室から当該左心房にカテーテルをアクセスするのも困難である。
このような左心房にアクセスするためのカテーテルとしては、例えば、特許文献1〜3に記載されたカテーテル(カテーテル組立体)が知られている。
特許文献1には、右心房に挿入されたカテーテルの先端開口を中隔(特に卵円窩)に当接しつつ、前記先端開口から針体(中隔通過針)を突出して卵円窩を穿刺する方法(経中隔カテーテル法)が記載されている。これにより、中隔に孔を形成することができ、よって、当該孔を介して、左心房にアクセスすることができる。
しかしながら、特許文献1のカテーテル(方法)では、カテーテルの先端開口が中隔に当接しているのみである、すなわち、確実に固定されていないため、先端開口の位置ズレが生じて、針体を操作した(先端方向に移動した)とき、中隔と異なる部位(例えば、大動脈や右心房)に孔を形成するという問題があった。また、中隔に孔を形成することができたとしても、その後の針体の過剰な移動により、例えば左心房の内壁を損傷させることがあった。
また、特許文献2および3には、センサを用いて卵円窩を検知して、当該検知された卵円窩にカテーテルを当接する装置が記載されている。
しかしながら、特許文献2および3の装置は、センサを有しているため、複雑な構成となり、すなわち、大型化し、当該装置の製造コストが高くなる。また、特許文献2および3の装置は、前記特許文献1のカテーテルと同様に、カテーテルの先端開口が確実に固定されていないため、先端開口の位置ズレが生じて、針体を先端方向に移動したとき、中隔と異なる部位に孔を形成するという問題があった。また、前記特許文献1のカテーテルと同様に、中隔に孔を形成することができたとしても、その後の針体の過剰な移動により、例えば左心房の内壁を損傷させることがあった。
本発明の目的は、生体組織に対し、安全かつ確実に穿刺を行なうことができるカテーテル組立体を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(14)の本発明により達成される。
(1) 可撓性を有し、内腔が先端に開口したチューブ状のカテーテル本体と、
前記カテーテル本体の前記内腔を負圧にする負圧発生手段と、
前記カテーテル本体の前記内腔に挿入可能であり、鋭利な針先を備える針部を先端に有する穿刺ワイヤとを備え、
前記針部は、自然状態で、湾曲または屈曲し、前記針先が先端方向と異なる方向を向くよう構成されていることを特徴とするカテーテル組立体。
(1) 可撓性を有し、内腔が先端に開口したチューブ状のカテーテル本体と、
前記カテーテル本体の前記内腔を負圧にする負圧発生手段と、
前記カテーテル本体の前記内腔に挿入可能であり、鋭利な針先を備える針部を先端に有する穿刺ワイヤとを備え、
前記針部は、自然状態で、湾曲または屈曲し、前記針先が先端方向と異なる方向を向くよう構成されていることを特徴とするカテーテル組立体。
(2) 前記カテーテル本体の先端開口は、該先端開口を生体組織に密着させた密着状態で前記負圧発生手段を作動させて前記内腔を負圧にする、前記生体組織に吸着する吸着口として機能するものである上記(1)に記載のカテーテル組立体。
(3) 前記密着状態で前記穿刺ワイヤを先端方向へ移動することにより、前記針先が前記吸着口を通過して前記生体組織を穿刺する上記(2)に記載のカテーテル組立体。
(4) 前記自然状態での前記針部の形状は、ほぼJ字状をなす上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のカテーテル組立体。
(5) 前記カテーテル本体の前記内腔に前記針部が収納された状態では、該針部は、伸直した状態となる上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のカテーテル組立体。
(6) 前記穿刺ワイヤは、その全長に渡って、外径が前記カテーテル本体の内径より小さいものである上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のカテーテル組立体。
(7) 前記穿刺ワイヤの構成材料は、超弾性合金である上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のカテーテル組立体。
(8) 前記負圧発生手段は、前記カテーテル本体の前記内腔内の空気を吸引し得るシリンジで構成されている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載のカテーテル組立体。
(9) 前記カテーテル本体の基端部に着脱自在に装着されるハブを有する上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のカテーテル組立体。
(10) 前記ハブは、管状のハブ本体と、該ハブ本体の途中から分岐する分岐部とを有する上記(9)に記載のカテーテル組立体。
(11) 前記ハブ本体の基端部には、必要時に開閉する弁体が設けられている上記(10)に記載のカテーテル組立体。
(12) 前記穿刺ワイヤは、前記弁体を通過して、前記カテーテル本体に挿入される上記(11)に記載のカテーテル組立体。
(13) 前記弁体は、前記穿刺ワイヤの通過状態/抜去状態に関わらず、遮蔽機能を発揮するものである上記(12)に記載のカテーテル組立体。
(14) 前記分岐部に、前記負圧発生手段が接続されている上記(10)ないし(13)のいずれかに記載のカテーテル組立体。
本発明によれば、例えば心臓不整脈治療において、心臓(右心房)の中隔の卵円窩(生体組織)に対し穿刺を行なった後、針部が自然状態で湾曲または屈曲し、針先が先端方向と異なる方向に向く。このため、中隔と異なる部位(例えば中隔に対向する左心房の壁部(生体組織))に、前記針先が向くのが防止され、よって、前記部位を不本意に(誤って)穿刺するのを防止することができる、すなわち、安全かつ確実に中隔を穿刺することができる。
また、カテーテル本体の先端開口を、生体組織に吸着する吸着口として機能させた場合には、生体組織に対する先端開口の位置ズレを防止することができる、すなわち、先端開口を生体組織に確実に固定することができる。これにより、目的部位としての生体組織をより確実に穿刺することができる。
以下、本発明のカテーテル組立体を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のカテーテル組立体の実施形態を示す全体図、図2は、図1中の領域[A]の拡大図、図3は、図1に示すカテーテル組立体が有するハブの部分縦断面図、図4は、図3に示すハブに設置されている弁体の斜視図、図5〜図8は、それぞれ、本発明のカテーテル組立体の使用方法の一例を示す図である。なお、説明の都合上、図1〜図3中の右側を「先端」、左側を「基端」といい、図4中の上側を「基端」、下側を「先端」という。
図1に示すように、本発明のカテーテル組立体1は、カテーテル2と、穿刺ワイヤ10と、負圧発生手段(吸引手段)としてのシリンジ20と有している。
カテーテル2は、可撓性を有するチューブ状のカテーテル本体3と、カテーテル本体3の基端部に着脱自在に設けられた(装着された)Y型分岐コネクタ7とで構成されている。
カテーテル2は、可撓性を有するチューブ状のカテーテル本体3と、カテーテル本体3の基端部に着脱自在に設けられた(装着された)Y型分岐コネクタ7とで構成されている。
図2に示すように、カテーテル本体3の内部には、カテーテル本体3のほぼ全長にわたってルーメン(内腔)31が形成されている。このルーメン31は、先端に開口している。このようなルーメン31は、例えば造影剤、薬液、洗浄液のような液体を移送する流路や、より細径の治療用カテーテル等を案内する案内路として機能するものである。
カテーテル本体3の先端開口33は、ルーメン31内の液体を外部に噴出させたり、被案内カテーテルの先端を突出させたりすることができる。
また、カテーテル本体3の先端開口33は、その縁部331が丸みを帯びている。これにより、カテーテル2を血管等の生体内に挿入する際に、挿入をより円滑に行うことができ、血管内壁へダメージを与えることも防止することができ、挿入の操作性および安全性が向上する。
カテーテル本体3は、好ましくは複数の層の積層体で構成されている。すなわち、図2に示すように、カテーテル本体3は、内層5aと外層5bとを積層してなるものである。
内層5aおよび外層5bの構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル(PET、PBT、PEN等)、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリカーボネート、フッ素系樹脂(ポリテトラフルオロエチレン等)、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、その他各種のエラストマー(例えば、ポリアミド系、ポリエステル系等の熱可塑性エラストマー)等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。なお、内層5aと外層5bの構成材料は、同じでも異なっていてもよい。
内層5aと外層5bの構成材料が異なる場合、それらの柔軟性(剛性)が異なる材料を用いることができる。
また、内層5aは、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、高密度ポリエチレン等の比較的摺動生の高い材料で構成し、外層5bは、例えば、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル等の比較的柔軟な合成樹脂で構成することにより、カテーテル本体3のルーメン31内における穿刺ワイヤ10やガイドワイヤの摺動性を向上し、かつ、カテーテル本体3の血管への挿入時の摺動性を向上し、挿入操作をより円滑かつ確実に行うことができる。
図2に示すように、カテーテル本体3の管壁の内部、すなわち、内層5aと外層5bとの間には、補強部材6が設置(埋設)されているのが好ましい。これにより、カテーテル2およびカテーテル組立体1におけるトルク伝達性、押し込み性、耐キンク性、追従性等が向上し、血管への挿入の際の操作性が向上するとともに、ルーメン31の内圧(液圧)が高まった際の耐圧性が向上する。
補強部材6は、カテーテル本体3のほぼ全長にわたって配設されているが、カテーテル本体3の先端部32には、配設されていないのが好ましい(図2参照)。これにより、先端部32の柔軟性を確保することができ、血管への挿入時の追従性、安全性をより向上することができる。
このような補強部材6としては、線状体61で構成されたものが好ましく、特に、線状体61を網状またはコイル状に形成したものがより好ましい。このような補強部材6は、線状体61の材料、線径、線状体61の配設密度(網目の大きさやコイルの巻き数等に依存する)等の条件を適宜選択することにより、容易に、補強部材6の強度を所望の強度に調整することができるという利点がある。
線状体61の構成材料としては、例えば、ステンレス鋼、タングステン、ピアノ線、Ni−Ti系合金等の金属材料や、アラミド、ケブラー等の強化樹脂繊維、炭素繊維等が挙げられる。
また、線状体61の線径は、特に限定されないが、3〜70μm程度が好ましく、20〜40μm程度がより好ましい。
カテーテル本体3が、内層5a、外層5bおよびこれらの間に介挿される補強部材6で構成される場合、まず内層5aの表面に補強部材6を設置し、その上から外層5bを被せ、これらを例えば加熱により一体化することにより製造することができる。このとき、外層5bとして、熱収縮チューブを用いることもできる。また、内層5aおよび外層5bのいずれか一方は、例えばコーティング、ディッピング、スプレー等の塗布法により形成された塗膜であってもよい。
なお、本発明において、カテーテル本体3は、単一の層で構成されているものでもよいことは、言うまでもない。この場合、補強部材6を設けるときは、カテーテル本体3を構成する層中に埋設するのが好ましい。
図示されていないが、カテーテル本体3の先端部32(またはその他の箇所)には、造影性、特にX線造影性を有する例えばリングまたはコイル状の部材が設置(埋設)されていてもよい。これにより、X線透視下で生体内におけるカテーテル本体3の先端部32の位置を確認することができる。X線造影性は、外層5bもしくは内層5aを構成する樹脂中に30〜70wt%程度のX線不透過金属粉末を混入することで得ることもできる。上記X線不透過金属粉末としては、例えば、硫酸バリウム、酸化ビスマス、タングステンが好ましい。
カテーテル本体3の基端部には、カテーテル本体3に対し着脱自在なY型分岐コネクタ7が設けられている。以下、この構成について、図1および図3に基づき説明する。
図1および図3に示すように、Y型分岐コネクタ7は、コネクタ本体71と、該コネクタ本体71の中央部711付近(途中)から分岐する分岐部72とで構成されている。
コネクタ本体71は、形状が管状をなすものである。
コネクタ本体71の先端部712には、カテーテル本体3の基端部が接続されており、コネクタ本体71と連通している。
コネクタ本体71の先端部712には、カテーテル本体3の基端部が接続されており、コネクタ本体71と連通している。
また、コネクタ本体71の基端部713には、弁体8が設けられている。この弁体8を通過して、例えば穿刺ワイヤ10やガイドワイヤが、ルーメン31(カテーテル本体3)内に挿入される(図1および図3参照)。
分岐部72は、形状が管状をなすものであり、コネクタ本体71と中央部711付近で連通している。この分岐部72は、コネクタ本体71の中心軸に対し傾斜した方向に突出して(延在して)いる。
分岐部72の端部721には、チューブ30を介して、シリンジ20が接続されている。
このように、Y型分岐コネクタ7では、穿刺ワイヤ10やガイドワイヤを挿入・抜去する部位と、シリンジ20が接続される部位とが分けられている。これにより、カテーテル本体3に対する穿刺ワイヤ10やガイドワイヤの挿入・抜去操作と、カテーテル本体3(ルーメン31内)に対する負圧発生操作(シリンジ20の操作)とが、互いに悪影響を及ぼすのを防止することができる、すなわち、カテーテル組立体1の操作性が向上する。なお、この悪影響としては、例えば、前記挿入・抜去操作により、ルーメン31内の負圧状態が維持され難くなること等が挙げられる。
なお、Y型分岐コネクタ7の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、各種金属材料や各種プラスチック等を単独または組み合わせて用いることができる。
図1に示すように、シリンジ20は、外筒202と、プランジャ201とで構成されている。プランジャ201の先端部には、外筒202内を摺動するガスケット(図示せず)が固定されている。
このシリンジ20は、外筒202に対してプランジャ201を引く(操作する)ことにより、カテーテル本体3のルーメン31内の流体(予めカテーテル2内に注入された生理食塩水)を吸引することができる。先端開口33を生体組織(例えば心臓の中隔)に密着させた密着状態で、このような吸引操作を行なうことにより、ルーメン31内を確実に負圧にすることができる。
前述したように、コネクタ本体71の基端部713には、弁体8が設けられている。
図4に示す弁体8は、円盤状(平板状)をなす弾性体で構成されている。
図4に示す弁体8は、円盤状(平板状)をなす弾性体で構成されている。
弁体8は、必要時に、すなわち、穿刺ワイヤ10やガイドワイヤの挿入・抜去に伴って、開閉する第1のスリット81と、第2のスリット82とを有している。
図4に示すように、第1のスリット81は、弁体8の内部から弁体8の基端面(頂面)83にのみ到達するように形成されている。また、この第1のスリット81は、その形状が平面視で一文字状をなしている。これにより、第1のスリット81を簡単な形状(構成)とすることができ、よって、第1のスリット81が容易かつ確実に開閉することができる。
第2のスリット82は、弁体8の内部から弁体8の先端面(底面)84にのみ到達するように形成されている。また、この第2のスリット82は、その形状が平面視で一文字状をなしている。これにより、第2のスリット82を簡単な形状(構成)とすることができ、よって、第2のスリット82が容易かつ確実に開閉することができる。
また、このような第1のスリット81と第2のスリット82とは、弁体8の内部において部分的に交差している。図示の構成では、両スリット81、82は、十文字状に交差している、すなわち、両スリット81、82の交差角度は、90°となっているが、この交差角度は、90°に限定されない。
このような構成の弁体8は、当該弁体8に対し穿刺ワイヤ10が通過した状態(通過状態)と、弁体8に対し穿刺ワイヤ10が抜去されている(通過していない)状態(抜去状態)とに関わらず、閉じる、すなわち、遮蔽機能を発揮することができる。
カテーテル2の先端開口33を生体組織に密着させてシリンジ20を操作したとき、ルーメン31内が負圧状態となり、この負圧状態は、前記遮蔽機能によって、確実に維持される。
なお、弁体8の構成材料は、特に限定されないが、例えば、天然ゴム、またはイソプレンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム等の各種合成ゴム、ポリアミド系、ポリエステル系等の各種熱可塑性エラストマー等の弾性材料が挙げられる。
弁体8の構造は、上記のものに限定されず、例えば、キャップ状の基端部713を回転させて締め付けることにより内径が圧縮(縮径)されるリング状のものでもよい。
図1に示すように、穿刺ワイヤ10は、カテーテル本体3のルーメン31に挿入可能な可撓性を有する線状体で構成されており、先端部に針部(穿刺部)9を有している。
針部9は、鋭利な針先91を備えている。
この針部9は、自然状態で、湾曲しており、針先91が先端方向と異なる方向、すなわち、ほぼ基端方向を向いている。換言すれば、自然状態での針部9の形状は、ほぼJ字状をしている。ここで、「自然状態」とは、外力を付与しない状態のことをいう。
この針部9は、自然状態で、湾曲しており、針先91が先端方向と異なる方向、すなわち、ほぼ基端方向を向いている。換言すれば、自然状態での針部9の形状は、ほぼJ字状をしている。ここで、「自然状態」とは、外力を付与しない状態のことをいう。
また、カテーテル組立体1として、Y型分岐コネクタ7の弁体8から穿刺ワイヤ10を挿入し、針部9がルーメン31内に収納された状態では、当該針部9は、ルーメン31の内周面に規制されて、伸直した状態(以下、単に「伸直状態」という)となる(図6参照)。すなわち、穿刺ワイヤ10は、カテーテル本体3よりも剛性が低い。
この伸直状態の針部9は、針先91が目的部位の生体組織を穿刺して、当該生体組織から突出した後、J字状をなすこととなる(図8参照)。これにより、針先91の突出方向に位置する他の生体組織を針先91で穿刺する(傷つける)のを確実に防止することができる、すなわち、安全かつ確実に生体組織を穿刺することができる。
図1に示すように、穿刺ワイヤ10は、その全長に渡って、外径がカテーテル本体3の内径より小さいものである。これにより、穿刺ワイヤ10を容易かつ確実にルーメン31内に挿入することができる。
なお、穿刺ワイヤ10の外径は、カテーテル本体3の内径にもよるが、例えば、0.25〜1.5mm程度が好ましく、0.5〜1mm程度がより好ましい。
穿刺ワイヤ10(線状体)の構成材料(素材)としては、特に限定されず、例えば、ステンレス鋼、コバルト系合金、擬弾性を示す合金(超弾性合金を含む)、ピアノ線等の各種金属材料が挙げられる。
ステンレス鋼としては、例えば、SUS304、SUS303、SUS316、SUS316L、SUS316J1、SUS316J1L、SUS405、SUS430、SUS434、SUS444、SUS429、SUS430F、SUS302等SUSの全品種が挙げられる。
コバルト系合金は、ワイヤとしたときの弾性率が高く、かつ適度な弾性限度を有しているため、これを用いた穿刺ワイヤ10は、座屈等の問題が極めて生じ難い。コバルト系合金としては、構成元素としてCoを含むものであれば、いかなるものを用いてもよいが、Coを主成分として含むもの(Co基合金:合金を構成する元素中で、Coの含有率が重量比で最も多い合金)が好ましく、Co−Ni−Cr系合金を用いるのがより好ましい。このような組成の合金を、穿刺ワイヤ10として用いることにより、前述した効果がさらに顕著なものとなる。また、このような組成の合金は、弾性係数が高く、かつ高弾性限度としても冷間成形可能で、高弾性限度であることにより、座屈の発生を十分に防止しつつ、小径化することができ、所定部位に対して挿入または穿刺するのに十分な柔軟性と剛性を備えるものとすることができる。
Co−Ni−Cr系合金としては、例えば、28〜50wt%Co−10〜30wt%Ni−10〜30wt%Cr−残部Feの組成からなる合金や、その一部が他の元素(置換元素)で置換された合金等が好ましい。置換元素の含有は、その種類に応じた固有の効果を発揮する。例えば、置換元素として、Ti、Nb、Ta、Be、Moから選択される少なくとも1種を含むことにより、穿刺ワイヤ10の強度のさらなる向上等を図ることができる。なお、Co、Ni、Cr以外の元素を含む場合、その(置換元素全体の)含有量は30wt%以下であるのが好ましい。
また、Co、Ni、Crの一部は、他の元素で置換してもよい。例えば、Niの一部をMnで置換してもよい。これにより、例えば、加工性のさらなる改善等を図ることができる。また、Crの一部をMoおよび/またはWで置換してもよい。これにより、弾性限度のさらなる改善等を図ることができる。Co−Ni−Cr系合金の中でも、Moを含む、Co−Ni−Cr−Mo系合金が特に好ましい。
Co−Ni−Cr系合金の具体的な組成としては、例えば、(1)40wt%Co−22wt%Ni−25wt%Cr−2wt%Mn−0.17wt%C−0.03wt%Be−残部Fe、(2)40wt%Co−15wt%Ni−20wt%Cr−2wt%Mn−7wt%Mo−0.15wt%C−0.03wt%Be−残部Fe、(3)42wt%Co−13wt%Ni−20wt%Cr−1.6wt%Mn−2wt%Mo−2.8wt%W−0.2wt%C−0.04wt%Be−残部Fe、(4)45wt%Co−21wt%Ni−18wt%Cr−1wt%Mn−4wt%Mo−1wt%Ti−0.02wt%C−0.3wt%Be−残部Fe、(5)34wt%Co−21wt%Ni−14wt%Cr−0.5wt%Mn−6wt%Mo−2.5wt%Nb−0.5wt%Ta−残部Fe等が挙げられる。「Co−Ni−Cr系合金」とは、これらの合金を包含する概念である。
擬弾性を示す合金(以下「擬弾性合金」と言う)は、比較的柔軟であるとともに、復元性があり、曲がり癖が付き難いので、穿刺ワイヤ10をこの材料で構成することにより、穿刺ワイヤ10は、少なくとも先端部(針部9)に十分な柔軟性と曲げに対する復元性が得られる。また、穿刺ワイヤ10が湾曲・屈曲変形を繰り返しても、優れた復元性により曲がり癖が付かないので、穿刺ワイヤ10の使用中に曲がり癖が付くことによる操作性の低下を防止することができる。
擬弾性合金には、引張りによる応力−ひずみ曲線のいずれの形状も含み、As、Af、Ms、Mf等の変態点が顕著に測定できるものも、できないものも含み、応力により大きく変形(歪)し、応力の除去により元の形状にほぼ戻るものは全て含まれる。
擬弾性合金には、超弾性合金が含まれる。この超弾性合金の好ましい組成としては、49〜52原子%NiのNi−Ti合金等のNi−Ti系合金、38.5〜41.5重量%ZnのCu−Zn合金、1〜10重量%XのCu−Zn−X合金(Xは、Be、Si、Sn、Al、Gaのうちの少なくとも1種)、36〜38原子%AlのNi−Al合金等が挙げられる。このなかでも特に好ましいものは、上記のNi−Ti系合金である。
また、穿刺ワイヤ10の少なくとも針部9の表面には、低摩擦材料で構成された被覆層が形成されているのが好ましい。穿刺ワイヤ10のルーメン31に対する挿入および抜去の操作を容易かつ円滑に行うことができ、操作性が向上する。また、生体組織に対し、針部9が円滑に穿刺することができ、よって、患者に対する負担を軽減することができる。低摩擦材料としては、湿潤状態で潤滑する親水性材料が好ましい。なお、穿刺ワイヤ10の表面(外周面)に前記被覆層が形成されているのが好ましいが、これに限定されず、例えば、カテーテル本体3の内周面にも前記被覆層が設けられていてもよし、カテーテル本体3の内周面のみに前記被覆層が設けられていてもよい。
また、自然状態での針部9は、J字状に湾曲したものに限定されず、例えば、L字状に屈曲したものであってもよく、長軸方向(長手方向)に対して90°以上先端方向が曲がっているのが好ましい(望ましい)。
また、穿刺ワイヤ10の全長は、カテーテル2の全長より、十分長く設定されているのが好ましい。これにより、穿刺ワイヤ10の基端部101を把持して、穿刺ワイヤ10を容易に操作することができる。
また、穿刺ワイヤ10は、カテーテル本体3より柔軟性が高いのが好ましい。これにより、ルーメン31内の針部9を容易に伸直状態とすることができる。
本発明のカテーテル組立体1は、カテーテル2と穿刺ワイヤ10とを組み立てた状態で、針部9がルーメン内に収納された状態(以下、この状態を「収納状態」という)と、針部9が先端開口33から突出する状態(以下、この状態を「突出状態」という)とを取り得る。
次に、このようなカテーテル組立体1の使用方法(作用)の一例について、図5〜図8を参照しつつ説明する。なお、以下に示す操作は、いずれも、X線透視下でカテーテル組立体1の位置や姿勢を確認しながら行われる。
[1] まず、カテーテルイントロデューサー(図示せず)を大腿静脈14に穿刺し、該カテーテルイントロデューサーのシース内に、カテーテル2を挿入する。このとき、カテーテル本体3のルーメン31内には、予めガイドワイヤ13を挿入しておく。そして、このガイドワイヤ13を先行させ、カテーテル2の先端開口33をシースの先端開口から大腿静脈14内へ挿入する。
次に、図5に示すように、ガイドワイヤ13を心臓15に向けて先行させつつ徐々に送り、カテーテル2の先端開口33を心臓15の右心房16内に挿入する。
[2] 次に、カテーテル2からガイドワイヤ13を抜去する。その後、図6に示すように、カテーテル2に穿刺ワイヤ10を挿入して、カテーテル組立体1を収納状態とする。このとき、針部9(針先91)がカテーテル2の先端開口33より若干基端側(Y型分岐コネクタ7側)に位置するように、穿刺ワイヤ10を操作する。
また、図6に示すように、X線透過画像下で確認しながら、カテーテル2の先端開口33を中隔17の卵円窩171に密着させる(以下、この状態を「密着状態」という)。この密着状態を維持しつつ、カテーテル2のY型分岐コネクタ7に接続されているシリンジ20を吸引操作する。これにより、ルーメン31内が負圧状態となり、先端開口33が卵円窩171に吸着する。このように先端開口33が卵円窩171に吸着する吸着口として機能するため、当該先端開口33が卵円窩171に確実に固定され、よって、卵円窩171に対する先端開口33の位置ズレが生じるのを確実に防止することができる。
[3] 次に、図7に示すように、密着状態(負圧状態)で穿刺ワイヤ10を先端方向へ押し込む(移動する)。これにより、針先91が前記吸着口(先端開口33)を通過して卵円窩171を穿刺する。前述したように、先端開口33が卵円窩171に確実に固定されているため、針先91が卵円窩171を確実に穿刺することができる。
また、図8に示すように、針先91の穿刺後、カテーテル組立体1は、突出状態となり、針部9が左心房18内でJ字状をなす。
穿刺ワイヤ10を左心房18内にさらに押込み、針部9が左心房18の壁部181に到達したとしても、針部9がJ字状をなすため、当該針部9(針先91)が壁部181を穿刺する、すなわち、傷つけるのを確実に防止することができる。
[4]次に、カテーテル2を穿刺ワイヤ10に沿わせて、カテーテル2の先端部32を左心房18内に挿入する。その後、穿刺ワイヤ10をカテーテル2から抜去する。これにより、カテーテル2の先端部32が左心房18に留置される。この留置されたカテーテル2を介して、左心房18内に治療用または診断用デバイスを挿入し、治療または診断を行なう。
なお、治療用デバイスとしては、特に限定されないが、例えば、超音波アブレーションカテーテルが挙げられる。
また、診断用デバイスとしては、特に限定されないが、例えば、センサ付カテーテルが挙げられる。
以上、本発明のカテーテル組立体を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、カテーテル組立体を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、負圧発生手段としては、シリンジで構成されたものに限定されず、例えば、ポンプ(吸引ポンプ)であってもよい。
1 カテーテル組立体
2 カテーテル
3 カテーテル本体
31 ルーメン
32 先端部
33 先端開口
331 縁部
5a 内層
5b 外層
6 補強部材
61 線状体
7 Y型分岐コネクタ
71 コネクタ本体
711 中央部
712 先端部
713 基端部
72 分岐部
721 端部
8 弁体
81 第1のスリット
82 第2のスリット
83 基端面(頂面)
84 先端面(底面)
9 針部(穿刺部)
91 針先
10 穿刺ワイヤ
101 基端部
13 ガイドワイヤ
14 大腿静脈
15 心臓
16 右心房
17 中隔
171 卵円窩
18 左心房
181 壁部
20 シリンジ
201 プランジャ
202 外筒
30 チューブ
2 カテーテル
3 カテーテル本体
31 ルーメン
32 先端部
33 先端開口
331 縁部
5a 内層
5b 外層
6 補強部材
61 線状体
7 Y型分岐コネクタ
71 コネクタ本体
711 中央部
712 先端部
713 基端部
72 分岐部
721 端部
8 弁体
81 第1のスリット
82 第2のスリット
83 基端面(頂面)
84 先端面(底面)
9 針部(穿刺部)
91 針先
10 穿刺ワイヤ
101 基端部
13 ガイドワイヤ
14 大腿静脈
15 心臓
16 右心房
17 中隔
171 卵円窩
18 左心房
181 壁部
20 シリンジ
201 プランジャ
202 外筒
30 チューブ
Claims (14)
- 可撓性を有し、内腔が先端に開口したチューブ状のカテーテル本体と、
前記カテーテル本体の前記内腔を負圧にする負圧発生手段と、
前記カテーテル本体の前記内腔に挿入可能であり、鋭利な針先を備える針部を先端に有する穿刺ワイヤとを備え、
前記針部は、自然状態で、湾曲または屈曲し、前記針先が先端方向と異なる方向を向くよう構成されていることを特徴とするカテーテル組立体。 - 前記カテーテル本体の先端開口は、該先端開口を生体組織に密着させた密着状態で前記負圧発生手段を作動させて前記内腔を負圧にする、前記生体組織に吸着する吸着口として機能するものである請求項1に記載のカテーテル組立体。
- 前記密着状態で前記穿刺ワイヤを先端方向へ移動することにより、前記針先が前記吸着口を通過して前記生体組織を穿刺する請求項2に記載のカテーテル組立体。
- 前記自然状態での前記針部の形状は、ほぼJ字状をなす請求項1ないし3のいずれかに記載のカテーテル組立体。
- 前記カテーテル本体の前記内腔に前記針部が収納された状態では、該針部は、伸直した状態となる請求項1ないし4のいずれかに記載のカテーテル組立体。
- 前記穿刺ワイヤは、その全長に渡って、外径が前記カテーテル本体の内径より小さいものである請求項1ないし5のいずれかに記載のカテーテル組立体。
- 前記穿刺ワイヤの構成材料は、超弾性合金である請求項1ないし6のいずれかに記載のカテーテル組立体。
- 前記負圧発生手段は、前記カテーテル本体の前記内腔内の空気を吸引し得るシリンジで構成されている請求項1ないし7のいずれかに記載のカテーテル組立体。
- 前記カテーテル本体の基端部に着脱自在に装着されるハブを有する請求項1ないし8のいずれかに記載のカテーテル組立体。
- 前記ハブは、管状のハブ本体と、該ハブ本体の途中から分岐する分岐部とを有する請求項9に記載のカテーテル組立体。
- 前記ハブ本体の基端部には、必要時に開閉する弁体が設けられている請求項10に記載のカテーテル組立体。
- 前記穿刺ワイヤは、前記弁体を通過して、前記カテーテル本体に挿入される請求項11に記載のカテーテル組立体。
- 前記弁体は、前記穿刺ワイヤの通過状態/抜去状態に関わらず、遮蔽機能を発揮するものである請求項12に記載のカテーテル組立体。
- 前記分岐部に、前記負圧発生手段が接続されている請求項10ないし13のいずれかに記載のカテーテル組立体。
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