JP6109005B2 - 布線盤及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
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また、特許文献2においては、サブアッセンブリを中結束用図板上でそれぞれのコネクタハウジングに端子挿入を行い中間アッセンブリを作製し、布線盤に移し替えることが記載されている。
また、コネクタへの端子誤挿入なく中間アッセンブリを作製することも目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、端部にコネクタや端子を取り付けた複数の電線をコネクタを介して接続して中間アッセンブリを作製し、その中間アッセンブリを布線盤上で、幹線と複数の分岐線とを有する所定の布線経路に沿って配線して結束するワイヤハーネスの製造方法であって、布線盤を、幹線の布線経路と分岐線の布線経路との間及び/又は分岐線の布線経路同士の間に、外周から内側へ向けて切り込まれる切欠部を形成した布線盤として略水平に設置し、布線盤の切欠部にそれぞれ配置した作業者によって中間アッセンブリの配線及び結束を行うことを特徴とするものである。
なお、ここでの「略水平」とは、厳密な水平を含んで若干の傾きを許容する趣旨である。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、中間アッセンブリを、背中合わせでハの字状に配置される一対の傾斜板と、その傾斜板の上端間に位置する水平板とからなる台形状の作業台を用い、電線を一対の傾斜板上にそれぞれ振り分けてセットした状態で作製することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、台形状の作業台を使用するので、一枚の作業台を使用する際のように全てのコネクタを直線上に並べる必要がなくなり、コネクタを一対の傾斜板に振り分けて並べることができる。よって、一枚の作業台の場合のように両端に電線が届かなくなる事態が生じるおそれがなく、好適な作業性が確保できる。また、コネクタへの端子の誤挿入なく中間アッセンブリを作製することも可能となる。
本形態のワイヤハーネスの製造工程では、まず最初に自動切圧機を用いて電線の計尺、切断、ストリップ(皮剥ぎ)を行い、各電線の端末に端子を圧着する。但し、端子のコネクタへの挿入までを自動で行う装置を用いてもよい。
次に、複数の電線を組み合わせてサブアッセンブリを作製する。すなわち、図1に示すように、電線2の端末に圧着した所定の端子3をコネクタ4に差し込むことで、サブアッセンブリ1,1・・が作製される。これは、図示しないパーソナルコンピュータを用いてコネクタ4とそのコネクタ4に挿入する端子3とをモニタに表示させて作業のガイドを行うことで誤挿入なく行われる。
なお、この保持具の構造は一例であり、作製されたサブアッセンブリに傷をつけず、整理した状態に保てる機能を有する構造であれば特に規定はない。
こうして全ての端子3の挿入が完了し、幹線、分岐線端末部に外装材の取付が完了すれば、図4のように電線2が全て繋がった中間アッセンブリ5が得られる。
布線盤30上には、幹線32と、幹線32から分岐する分岐線33,33・・とを有する布線経路31が表示されて、その布線経路31上に、上端がU字状、若しくはワイヤハーネスを構成する部品を保持する複数の布線治具34,34・・が所定間隔をおいて配置されると共に、幹線32及び分岐線33の端部に位置するコネクタホルダ35,35・・が配置されている。
また、この布線盤30においては、幹線32と分岐線33との間と、分岐線33,33同士の間とには、外周から内側に向けて切り込まれる切欠部36,36・・が形成されている。
また、ワイヤハーネスの製造方法も上記形態に限らず、例えば保持具を異なる形状としたり、保持具自体の使用を省略したりすることができる。さらに、作業台も、一対の傾斜板を有する台形状のものに限らず、一枚の傾斜板を有するものに代えてもよい。さらに、図3の作業台で作製した中間アッセンブリを従来の布線盤に布線し、結束作業(テープ巻きやバンド巻き、コルゲート管の外装等)を行ってもよい。
Claims (3)
- 幹線と複数の分岐線とを有する所定の布線経路に沿ってワイヤハーネスを布線するための布線盤であって、
前記幹線の布線経路と前記分岐線の布線経路との間及び/又は前記分岐線の布線経路同士の間に、外周から内側へ向けて切り込まれる切欠部が形成されていると共に、上面に前記幹線と前記分岐線との布線経路が表示されていることを特徴とする布線盤。 - 端部にコネクタや端子を取り付けた複数の電線をコネクタを介して接続して中間アッセンブリを作製し、その中間アッセンブリを布線盤上で、幹線と複数の分岐線とを有する所定の布線経路に沿って配線して結束するワイヤハーネスの製造方法であって、
前記布線盤を、前記幹線の布線経路と前記分岐線の布線経路との間及び/又は前記分岐線の布線経路同士の間に、外周から内側へ向けて切り込まれる切欠部を形成した布線盤として略水平に設置し、前記布線盤の前記切欠部にそれぞれ配置した作業者によって前記中間アッセンブリの配線及び結束を行うことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。 - 前記中間アッセンブリを、背中合わせでハの字状に配置される一対の傾斜板と、その傾斜板の上端間に位置する水平板とからなる台形状の作業台を用い、前記電線を前記一対の傾斜板上にそれぞれ振り分けてセットした状態で作製することを特徴とする請求項2に記載のワイヤハーネスの製造方法。
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