JP6117069B2 - ワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
ワイヤハーネスの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6117069B2 JP6117069B2 JP2013197138A JP2013197138A JP6117069B2 JP 6117069 B2 JP6117069 B2 JP 6117069B2 JP 2013197138 A JP2013197138 A JP 2013197138A JP 2013197138 A JP2013197138 A JP 2013197138A JP 6117069 B2 JP6117069 B2 JP 6117069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- horizontal plate
- intermediate assembly
- connector
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
また、特許文献2には、複数のサブアッセンブリを、コネクタが本結束時にセットされる順番に並置された中結束用図板上にセットして、コネクタに前工程で未挿入だった端子を挿入して中結束用図板上で中間アッセンブリを作製し、その複数の中間アッセンブリを布線盤に移し替えて布線盤上で結束することでワイヤハーネスを製造することが開示されている。
一方、特許文献2のように中結束用図板を用いて中間アッセンブリを作製すると、端子挿入誤り判定装置を中結束用図板に設置することで端子挿入作業ごとの挿入誤り判定を行うことができる。
しかし、中結束用図板では、コネクタが横一列に配置されるため、回路数(電線数)が増えると、コネクタ間で届かない電線が発生するおそれがある。たとえ電線が届いても、コネクタ間隔に対して電線長に余裕がないと、作業中に引っ張られて断線等の障害に繋がる。
また、横一列配置のコネクタに対して端子挿入を行うと、複数の電線が互いに錯綜し、ワイヤハーネスの幹線や枝線、その分岐点の識別が困難となりやすく、布線盤への移動が難しいという問題もある。
さらに、中間アッセンブリの回路数が多くなると横一列配置のコネクタの配置長さが長くなるため、二人以上の作業が必要となるが、作業者の作業エリアの重複が発生するため、作業性が悪くなってしまう。特に、水平配置される中結束用図板上に配置されるコネクタの端子挿入口に対して作業者目線が斜め方向となっているので、端子挿入口への挿入作業がやりにくい。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、水平板は平面視が多角形であることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1の構成において、水平板は平面視が円形であることを特徴とするものである。
本形態のワイヤハーネスの製造工程では、まず最初に自動切圧機を用いて電線の計尺、切断、ストリップ(皮剥ぎ)を行い、各電線の端末に端子を圧着して端子付き電線を得る。
次に、複数の端子付き電線を組み合わせてサブアッセンブリを作製する。すなわち、図1に示すように、端子付き電線1の端末に圧着した所定の端子2をコネクタ3に差し込むことで、サブアッセンブリ4,4・・が作製される。これは、図示しないパーソナルコンピュータを用いてコネクタ3とそのコネクタ3に挿入する端子2とをモニタに表示させて作業のガイドを行うことで誤挿入なく行われる。但し、端子2のコネクタ3への挿入までを自動的に行う装置を用いてもよい。
また、サブアッセンブリの作製に圧接コネクタを用いて電線同士を接続したり、電線同士の溶接や端子圧着による接続を用いてもよい。
この作業台20は、上端に位置する平面視六角形の水平板21と、その水平板21の各辺から前下り傾斜する6枚の傾斜板22,22・・とを図示しない基台で支持してなり、各傾斜板22は、底辺が上辺よりも長くなる台形状に形成されて、隣接する傾斜板22,22同士は連続状に繋がっている。各傾斜板22上には、複数の保持具10を直線状に並べて保持する下側ホルダ23と、端子2を挿入したコネクタ3を直線状に保持する上側ホルダ24とが配設されている。
次に、作業者Mは、モニタ25を見ながら該当する端子2を保持具10から取り外して予め用意されたコネクタ3に挿入し、上側ホルダ24に保持させる作業を行う。こうして傾斜板22ごとに作業者Mが入ることで、同時進行で作業が可能となり、作業エリアの重複がなくなる。
そして、幹線−枝線、枝線−枝線間に跨がる回路(電線)の受け渡し距離(コネクタの間隔)が近くなるため、作業がしやすくなる。
また、ここではパーソナルコンピュータによる端子挿入のアシストと端子挿入正誤判定センサとが連動しているため、端子挿入ガイドと端子挿入正誤判定とを一回路ごとに行うことができる。一回路ごとの正誤判定で端子挿入が誤っていた場合、その時点で修正することによって誤挿入以降の端子挿入作業への影響をなくすことになる。
なお、端子挿入が完了した幹線、枝線の端末に関しては、コネクタ首下に外装材(テープ、コルゲートチューブ等)を作業台20上で取り付けることにより、幹線、枝線の端末部の絡まりを抑制するようにしてもよい。
布線盤30上には、幹線32と、幹線32から分岐する分岐線33,33・・とを有する布線経路31が表示されて、その布線経路31上に、上端がU字状若しくはワイヤハーネスを構成する部品を保持する複数の布線治具34,34・・が所定間隔をおいて配置されると共に、幹線32及び分岐線33の端部でコネクタ4を保持するコネクタホルダ35,35・・が配置されている。
Claims (3)
- 端部にコネクタや端子を取り付けた複数の電線を作業台上でコネクタを介して接続して中間アッセンブリを作製し、その中間アッセンブリを布線盤上で所定の布線経路に沿って配線して結束するワイヤハーネスの製造方法であって、
前記作業台を、平面視が所定形状の水平板と、その水平板の周囲に配置され、前記水平板の外周から離れるに従って下り傾斜する傾斜板とを含んでなるものとして、前記電線を前記水平板上にセットして端部を前記傾斜板上に垂らした状態で前記中間アッセンブリを作製した後、
前記中間アッセンブリを水平に配置された前記布線盤上に移して配線して結束することを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。 - 前記水平板は平面視が多角形であることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの製造方法。
- 前記水平板は平面視が円形であることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013197138A JP6117069B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013197138A JP6117069B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015064969A JP2015064969A (ja) | 2015-04-09 |
JP6117069B2 true JP6117069B2 (ja) | 2017-04-19 |
Family
ID=52832716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013197138A Active JP6117069B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6117069B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018097958A (ja) * | 2016-12-09 | 2018-06-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284008A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-15 | 住友電装株式会社 | ワイヤハ−ネス用組立図板 |
JP3640151B2 (ja) * | 1999-10-29 | 2005-04-20 | 住友電装株式会社 | 布線台 |
JP5400314B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2014-01-29 | 古河電気工業株式会社 | ワイヤハーネス製造補助装置 |
JP5169418B2 (ja) * | 2008-04-14 | 2013-03-27 | 住友電装株式会社 | ワイヤーハーネス用組立図板装置およびワイヤーハーネス組立方法 |
-
2013
- 2013-09-24 JP JP2013197138A patent/JP6117069B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015064969A (ja) | 2015-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2017038479A1 (ja) | ワイヤーハーネス組立装置及びワイヤーハーネスの製造方法 | |
US9768575B2 (en) | Device for stripping a cable | |
JP6124940B2 (ja) | ワイヤーハーネスの製造方法及び布線治具 | |
WO2016158339A1 (ja) | ワイヤーハーネスの製造方法及びコネクタ保持部支持装置 | |
TW201424176A (zh) | 電線分類夾具及電線分類方法 | |
JP4222095B2 (ja) | ワイヤーハーネスの製造方法及び製造装置 | |
JP6117069B2 (ja) | ワイヤハーネスの製造方法 | |
JP6109005B2 (ja) | 布線盤及びワイヤハーネスの製造方法 | |
WO2014156587A1 (ja) | ワイヤーハーネスの製造方法 | |
JP6041211B2 (ja) | 自動変速機用保持プレート、およびこれを備えた配線ユニット | |
JP6424800B2 (ja) | ワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤーハーネス | |
JP6558936B2 (ja) | ワイヤハーネス製造装置及びワイヤハーネス製造方法 | |
JP6427000B2 (ja) | ワイヤハーネス製造装置およびワイヤハーネスの製造方法 | |
WO2017038477A1 (ja) | コネクタ保持治具及びコネクタバー | |
JP6705697B2 (ja) | 電線付きコネクタの製造装置 | |
JP2002109976A (ja) | ワイヤーハーネス及び電線圧接位置識別方法 | |
JP6254924B2 (ja) | ワイヤーハーネスの組み付け方法及びワイヤーハーネスモジュール | |
JP2017117709A (ja) | コネクタバー及びワイヤーハーネスの製造方法 | |
US20230051533A1 (en) | Wire harness manufacturing device | |
JP2022190442A (ja) | ワイヤハーネス製造方法及びワイヤハーネス製造装置 | |
CN210668963U (zh) | 一种集整线、分线于一体的连接器固定座 | |
JP2012239313A (ja) | 電線保護具及びワイヤハーネス | |
JP2010011614A (ja) | 配線冶具および配線方法 | |
JP3428211B2 (ja) | ワイヤーハーネスの製造方法 | |
JP4082038B2 (ja) | ジャンクションボックスを用いたワイヤハーネスの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160614 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170322 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6117069 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |