JP2002109976A - ワイヤーハーネス及び電線圧接位置識別方法 - Google Patents

ワイヤーハーネス及び電線圧接位置識別方法

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JP2002109976A
JP2002109976A JP2000304138A JP2000304138A JP2002109976A JP 2002109976 A JP2002109976 A JP 2002109976A JP 2000304138 A JP2000304138 A JP 2000304138A JP 2000304138 A JP2000304138 A JP 2000304138A JP 2002109976 A JP2002109976 A JP 2002109976A
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Katsutoshi Hanzawa
勝利 半澤
Mitsufumi Kawahito
充史 川人
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Yonezawa Densen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト化されたワイヤーハーネスと、この
低コストなワイヤーハーネスの製造に用いて好適な圧接
位置識別方法の提供を課題とする。 【解決手段】 圧接位置Aまたはその近傍に、圧接すべ
き電線13aであることと圧接位置Aとを指し示すマー
キング15を施すものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用ワイヤーハ
ーネス等の製造に用いて好適なワイヤーハーネス及び電
線圧接位置識別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の車には様々な種類のエレクトロニ
クス機器が搭載されており、これらエレクトロニクス機
器は、多数の電線等を束ねたワイヤーハーネスによって
互いに配線接続されることで、エンジン、メータ、ライ
ト等を正確に制御及び動作させることが可能となってい
る。この種のワイヤーハーネスの製造においては、多数
ある電線間の接続作業を容易かつ短時間で行える圧接ジ
ョイントコネクタが使用されつつある。この圧接ジョイ
ントコネクタの一例を図5に示す。同図に示す圧接ジョ
イントコネクタcは、導通用の金属部品c1を内蔵した
樹脂成形品であり、3本の電線d1〜d3をそれぞれ溝
に押し込んで圧接することで、図6(a),(b)に示
すように、金属部品c1が各電線d1〜d3の被覆を裂
いて導通し、三本の電線を一括接続させることが可能と
なっている。
【0003】この圧接ジョイントコネクタcを、ワイヤ
ーハーネス製造装置に適用した例を図7に示す。同図に
おいて、符号1は盤面であり、符号Dは複数の電線支持
治具2によって盤面1上に敷設された電線dの電線束で
あり、符号mは各電線dの末端に接続されたコネクタや
電気回路等であり、符号3は各圧接ジョイントコネクタ
毎に配置されてそ圧接作業を行う複数台の圧接治工具で
ある。なお、各圧接治工具3は、圧接で用いられる圧接
ジョイントコネクタと同数台が、盤面1上の、各電線束
D間の隙間スペースに固定されている。
【0004】同図に示すように、このワイヤーハーネス
製造装置において各電線d間を圧接ジョイントコネクタ
で接続する場合には、電線束Dの各電線dの中から圧接
すべき電線dのみを作業者が選び出して盤面1に沿って
平行に引き出し、これを各圧接治工具3に保持されてい
る圧接ジョイントコネクタcにはめ込んで圧接すること
で接続が行われる。この際、本当にそれが圧接すべき電
線dであるか否かについての確認は、例えば電線dの色
とサイズとを作業者が目視で識別していたため、類似色
があり、識別に労力を使っていた。また、電線dをUタ
ーンさせるなどの長さでの対応は、該Uターン部で電線
dが絡み作業性の悪化を招く恐れがある。さらには、電
線長が長くなると、これをテーピングする手間が必要と
なり、処理が面倒なものとなる。
【0005】図8に示すように、圧接後の各電線dは、
圧接ジョイントコネクタcと共に圧接治工具3より取り
外された後、引き出した部分を細く束ねてテープ巻きt
し、さらにこれを電線束Dに沿うように畳み込んでから
テープ巻きや保護チューブ内に通して保護することが行
われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記説明の
従来の電線を用いたワイヤーハーネスの製造において
は、下記の問題を有していた。すなわち、昨今では搭載
されるエレクトロニクス機器数の増大及び複雑化に伴
い、これらの間を接続配線するワイヤーハーネスの電線
数やコネクタ数も増大する傾向にある。このような関係
上、電線束Dを構成する電線dは多数本となり、この中
から選択すべき電線を作業者が手作業で選別するのに手
間を要するという問題を有していた。もし、後々のチェ
ック工程(例えば完成後のワイヤーハーネスに対する導
通チェック)で接続ミスと判定されたときには、不良個
所の限定とその修理に膨大な時間がかかることとなり、
ワイヤーハーネスの製造コストを高めてしまう恐れがあ
った。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、低コスト化されたワイヤーハーネスと、この低
コストなワイヤーハーネスの製造に用いて好適な圧接位
置識別方法との提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段を採用した。すなわち、請求項
1記載のワイヤーハーネスは、複数本にまとめられて束
をなし、この束の中から圧接すべきものを選び出してそ
の圧接位置において圧接ジョイントコネクタを介して圧
接される電線を備えたワイヤーハーネスであり、前記圧
接位置またはその近傍に、圧接すべき電線であることと
圧接位置とを指し示すマーキングが施されていることを
特徴とする。上記請求項1記載のワイヤーハーネスによ
れば、圧接作業を行う作業者は、圧接ジョイントコネク
タを用いた圧接作業を行うに際し、多数本の電線の中か
らマーキングが設けられている電線のみを選び出すと共
に、そのマーキング位置を圧接位置の目印として圧接作
業を行う。
【0009】請求項2記載のワイヤーハーネスは、請求
項1記載のワイヤーハーネスにおいて、前記圧接位置が
前記電線の長手方向に沿って複数箇所有り、これら圧接
位置毎に前記マーキングが異なっていることを特徴とす
る。上記請求項2記載のワイヤーハーネスによれば、例
えば電線を圧接作業用の盤面上に敷設して各圧接位置を
それぞれ圧接する場合、電線を間違った位置に敷設して
圧接してしまうなどの作業ミスを防止することができる
ようになる。
【0010】請求項3記載の電線圧接位置識別方法は、
複数本の電線を束ねた電線束の中から圧接すべき電線を
選び出した後、該電線の圧接位置を圧接ジョイントコネ
クタで圧接する際に用いられる圧接位置の識別方法であ
り、前記電線束のうち、圧接すべき電線の圧接位置また
はその近傍に、電線切断時または該電線切断時以降の工
程時に自動的または半自動的にマーキングを施し、該マ
ーキングの有無及びその位置により、圧接すべき電線で
あることと圧接位置との両方を識別することを特徴とす
る。上記請求項3記載の電線圧接位置識別方法によれ
ば、圧接作業を行う作業者は、多数本の電線の中からマ
ーキングが設けられている電線のみを選び出すと共に、
そのマーキング位置を圧接位置の目印として圧接作業を
行うことができる。また、マーキングを、電線切断時ま
たはそれ以降の工程において、自動機または半自動機を
用いて自動的または半自動的に設けることで、確実かつ
効率的に設けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のワイヤーハーネス及び電
線圧接位置識別方法の一実施形態を、図面を参照しなが
ら以下に行うが、本発明がこれに限定解釈されるもので
ないことは勿論である。なお、図1は、本実施形態の電
線、及びこの電線を用いたワイヤーハーネス及び電線圧
接位置識別方法を示す図であって、ワイヤーハーネス製
造装置の盤面上に敷設された電線束の斜視図である。ま
た、図2は、同電線束より選び出された電線と、これら
電線が圧接される圧接ジョイントコネクタとを示す平面
図である。また、図3は、同電線を同圧接ジョイントコ
ネクタに圧接した状態を示す図であって、(a)は平面
図であり、(b)は電気的結線状態を示す説明図であ
る。また、図4は、同電線のマーキングの変形例を示す
部分拡大図である。
【0012】図1において、符号10はワイヤーハーネ
ス製造装置の盤面であり、該盤面10上には、複数の電
線支持治具11によってワイヤーハーネス12が敷設さ
れている。このワイヤーハーネス12は、複数本の電線
13aを束ねてかつ複数に枝分かれしている電線束13
と、該電線束13の各末端に接続されたコネクタや電気
回路等(図示せず)とから構成されている。また、枝分
かれした電線束13の延在方向に沿って、盤面10上に
は電線仮置き治具14と圧接治工具(図示せず)とがそ
れぞれ複数台づつ設けられている。
【0013】各電線支持治具11は、概略Y字状をな
し、盤面10に対して垂直をなすように固定されてい
る。そして、そのY字の部分に電線束13を挟み持つよ
うになっている。各電線仮置き治具14は、電線支持治
具11間に敷設されている電線束13のうち、圧接のた
めに一時的に選り分けられた電線13aを仮置きするた
めの治工具である。そして、これら電線仮置き治具14
は、盤面10上にボルト固定された支持部14aと、該
支持部14a上に固定された脚部14bと、該脚部14
b上に固定されて電線13aを保持する保持部14cと
から構成されている。
【0014】保持部14cはブロック体であり、選び出
された電線13aを挟み込ませるためのスリットが上部
に開口して形成されている。本実施形態の各電線13a
は、複数本にまとめられて電線束13をなすものであ
り、図2及び図3に示すように、この電線束13の中か
ら圧接すべきものを選び出してその圧接位置Aにおいて
圧接ジョイントコネクタcを介して圧接されるようにな
っている。そして、これら電線13aは、圧接位置Aま
たはその近傍に、圧接すべき電線であることと、圧接す
べき圧接位置Aとを指し示すマーキング15が施されて
おり、このマーキング15が前記圧接作業ミスの防止手
段となっている。
【0015】すなわち、電線束13を構成する各電線1
3aのうち、圧接すべき電線13a(図2,図3では例
えば3本)に、マーキング15としてのテープが貼り付
けられており、その他の圧接すべきでない電線13aに
は、このマーキング15が貼り付けられていないように
なっている。さらには、このマーキング15は、圧接ジ
ョイントコネクタcが取り付けられて圧着されるべき圧
接位置A(電線13aの延在方向の位置)をも同時に目
視確認できるようになっている。
【0016】また、図1に示すように、圧接位置Aは電
線13aの長手方向(電線束13の長手方向)に沿って
複数箇所有るが、これら圧接位置A毎にマーキング15
が異なったものとなっている。その具体例を同図を参照
して説明すると、例えば紙面右下の圧接位置Aにおける
マーキング15(テープ)が赤色、紙面真ん中上部の圧
接位置におけるマーキング15(テープ)が青色、紙面
左のマーキング15(テープ)が黄色と色分けされてお
り、これらと同色の印(図示省略)が各電線仮置き治具
14もしくは盤面10上に設けられている。
【0017】これにより、盤面10上に電線束13を敷
設して圧接する際に、全ての電線13aのマーキング1
5の色が、電線仮置き治具14もしくは盤面10の前記
印の色と一致しているかを確認するだけで、誤った配線
をして電線13aを他の圧接位置Aに圧接させてしまう
などの圧接ミスを防げるようになっている。もちろん、
盤面10上の印とマーキング15とを対応させる方法と
しては、この色分けに限るものではなく、圧接位置番号
等により各圧接位置を区別するなど、その他の区別手段
を採用しても良い。なお、これら全てのマーキング15
は、電線切断時または該電線切断時以降の工程時におい
て、圧接すべき電線の圧接位置またはその近傍に、自動
機または半自動機(図示せず)によって、自動的または
半自動的に貼り付けられるものである。
【0018】以上説明の電線13aからなる電線束13
を用いてワイヤーハーネス製造装置上でワイヤーハーネ
ス12を製造するにあたっての圧接作業と、該圧接作業
時の電線圧接位置識別方法との説明を中心として以下に
説明する。まず、作業者は、盤面10上の各電線支持治
具11を縫うように電線束13を敷設していく。この
時、既に各電線13aには、各圧接位置A毎にマーキン
グ15が貼り付けられているので、これらにより下記
(a),(b)を目視で確認する。 (a)各電線13aのマーキング15の位置(圧接位置
A)と、盤面10上の各前記圧接治工具の位置とが正し
く一致しているか? (b)各電線13aのマーキング15の色と、盤面10
もしくは各電線仮置き治具14の印の色とが正しく一致
しているか?
【0019】盤面10上への電線束13の敷設が完了し
た後、作業者は、電線束13の中から圧接すべき電線1
3aを選び出してその圧接位置Aを圧接ジョイントコネ
クタcで圧接する圧接作業に取りかかる。すなわち、ま
ず各圧接位置Aにおいて、電線束13の中うち、圧接す
べき電線13aの圧接位置Aにはマーキング15が施さ
れているので、該マーキング15の有無及びその位置に
より、圧接すべき電線13aであることと圧接位置Aと
の両方を、作業者が同時に目視で識別して選り分ける。
そして、この選り分けた電線13aを、その圧接位置A
に対応した位置の電線仮置き治具14の前記スリットに
収めていく。
【0020】各圧接位置Aの全てにおいて、圧接すべき
電線13aの電線仮置き治具14上への仮置きが済ませ
た後、作業者は、前記各圧接治工具に対する各圧接ジョ
イントコネクタcの取り付けを行う。そして、各圧接位
置A毎に、電線仮置き治具14に仮置きされている電線
13aを1本づつ取り出し、図2に示すように各電線挿
入溝c2にはめ込んでいく。そして、全ての電線13a
のはめこみが完了したら、前記圧接治工具を操作して第
1回目の圧接を行う。すると、図3(a),(b)に示
すように、金属部品c1が各電線13aの被覆を裂いて
導通し、三本の電線13aを一括接続させる。次に、圧
接ジョイントコネクタc上に蓋を被せた後(図示せ
ず)、第2回目の圧接を行う。これにより、圧接ジョイ
ントコネクタcへの前記蓋の圧着がなされる。そして、
電線13aを手で持って前記圧接治工具より引き上げる
ことで、圧接ジョイントコネクタcが自然と取り外さ
れ、圧接作業が完了する。
【0021】以上説明の本実施形態のワイヤーハーネス
12及び電線圧接位置識別方法によれば、圧接位置Aま
たはその近傍に、圧接すべき電線13aであることと圧
接位置Aとを指し示すマーキング15を施したことで、
圧接作業を行う作業者は、圧接ジョイントコネクタcを
用いた圧接に際し、電線束13の中から圧接すべき電線
13aの選別と、その圧接位置Aとを容易に確認するこ
とができる。したがって、作業性の向上により不良発生
率を極めて低く抑えられるので、低コストなワイヤーハ
ーネスを提供することが可能となる。また、マーキング
15を、電線切断時またはそれ以降の工程において、前
記自動機または半自動機を用いて自動的または半自動的
に貼り付けるようにすることで、確実かつ効率的に設け
ることが可能となる。
【0022】また、本実施形態のワイヤーハーネス12
によれば、圧接位置Aが電線13aの長手方向に沿って
複数箇所有り、これら圧接位置A毎にマーキング15の
色などが異なるようにしたことで、該電線13aを圧接
作業用の盤面10上に敷設して各圧接位置Aをそれぞれ
圧接する際に、電線13aを間違った位置に敷設して圧
接してしまうなどの作業ミスを容易に防止することがで
きる。
【0023】なお、本実施の形態では、マーキング15
としてテープの貼り付けを採用したが、圧接すべき電線
13aと圧接すべきでない電線13aとの区別と、圧接
位置Aとが判別できれば良く、例えば図4(a)〜
(c)に示すようなその他のマーキング15も採用可能
である。すなわち、図4(a)は、電線13aの被覆表
面にレーザー光線の焼き付けによるマーキング15を施
した場合であり、また図4(b)は電線13aの被覆表
面にインクジェットの印刷によるマーキング15を施し
た場合であり、また図4(c)は電線13aの被覆表面
に凹凸を施した場合を示している。これらのように、マ
ーキング15としては、テープの他に、レーザー加工等
による刻印、印刷、塗料の塗りつけ、タグの取り付けな
ど、各種構成が適用可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のワイヤーハーネ
スによれば、圧接位置またはその近傍に、圧接すべき電
線であることと圧接位置とを指し示すマーキングを施し
たことで、圧接作業を行う作業者は、圧接ジョイントコ
ネクタを用いた圧接に際し、電線束の中から圧接すべき
電線の選別と、その圧接位置とを容易に確認することが
できる。したがって、作業性の向上により不良発生率を
極めて低く抑えられるので、低コストなワイヤーハーネ
スを提供することが可能となる。
【0025】また、請求項2記載のワイヤーハーネスに
よれば、圧接位置が電線の長手方向に沿って複数箇所有
り、これら圧接位置毎にマーキングが異なるようにした
ことで、例えば電線を圧接作業用の盤面上に敷設して各
圧接位置をそれぞれ圧接する際に、電線を間違った位置
に敷設して圧接してしまうなどの作業ミスを容易に防止
することができる。
【0026】また、請求項3記載の電線圧接位置識別方
法によれば、電線束のうち、圧接すべき電線の圧接位置
またはその近傍にマーキングを施し、該マーキングの有
無及びその位置により、圧接すべき電線であることと圧
接位置との両方を識別する方法を採用した。この識別方
法によれば、圧接作業を行う作業者が、圧接ジョイント
コネクタを用いた圧接に際し、電線束の中から圧接すべ
き電線の選別と、その圧接位置とを容易に確認すること
ができるので、圧接作業の作業性を向上させることが可
能となる。また、マーキングを、電線切断時またはそれ
以降の工程において、自動機または半自動機を用いて自
動的または半自動的に設けることで、確実かつ効率的に
設けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のワイヤーハーネス及び電線圧接位置
識別方法の一実施形態を示す図であって、ワイヤーハー
ネス製造装置の盤面上に敷設された電線束の斜視図であ
る。
【図2】 同電線束より選び出された電線と、これら電
線が圧接される圧接ジョイントコネクタとを示す平面図
である。
【図3】 同電線を同圧接ジョイントコネクタに圧接し
た状態を示す図であって、(a)は平面図であり、
(b)は電気的結線状態を示す説明図である。
【図4】 同電線のマーキングの変形例を示す部分拡大
図である。
【図5】 圧接ジョイントコネクタと、これに取り付け
られる従来の電線とを示す平面図である。
【図6】 (a)は圧接後の電線を示す平面図であり、
(b)はその電気的結線状態を示す説明図である。
【図7】 同電線を束ねた電線束によりワイヤーハーネ
スを製造するワイヤーハーネス製造装置の正面図であ
る。
【図8】 圧接された後の電線引き出し部分を折り畳ん
でテープ巻きする状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
12・・・ワイヤーハーネス 13・・・電線束(束,電線束) 13a・・・電線 15・・・マーキング A・・・圧接位置 c・・・圧接ジョイントコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 43/01 H01R 43/01 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本にまとめられて束をなし、この束
    の中から圧接すべきものを選び出してその圧接位置にお
    いて圧接ジョイントコネクタを介して圧接される電線を
    備えたワイヤーハーネスであり、 前記圧接位置またはその近傍に、圧接すべき電線である
    ことと圧接位置とを指し示すマーキングが施されている
    ことを特徴とするワイヤーハーネス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイヤーハーネスにおい
    て、 前記圧接位置が前記電線の長手方向に沿って複数箇所有
    り、 これら圧接位置毎に前記マーキングが異なっていること
    を特徴とするワイヤーハーネス。
  3. 【請求項3】 複数本の電線を束ねた電線束の中から圧
    接すべき電線を選び出した後、該電線の圧接位置を圧接
    ジョイントコネクタで圧接する際に用いられる圧接位置
    の識別方法であり、 前記電線束のうち、圧接すべき電線の圧接位置またはそ
    の近傍に、電線切断時または該電線切断時以降の工程時
    に自動的または半自動的にマーキングを施し、該マーキ
    ングの有無及びその位置により、圧接すべき電線である
    ことと圧接位置との両方を識別することを特徴とする電
    線圧接位置識別方法。
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