JP6107886B2 - 情報コード読取システム、情報コード読取装置、及び情報コード形成媒体 - Google Patents
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Description
照明光を照射する照明手段と、前記照明手段によって照明光が照射された前記情報コード形成媒体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像から前記情報コードを抽出して解読する解読手段と、を備えた情報コード読取装置と、
を有する情報コード読取システムであって、
前記情報コード形成媒体は、
少なくとも可視光領域を含む第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成されてなり、
前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされ、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされたものであり、且つ前記第1波長帯の光が照射されたときに前記情報コードの全領域において前記暗色モジュールの全領域と前記明色モジュールの全領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であり、
前記照明手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光照射手段を備え、
前記撮像手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像し、
前記解読手段は、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像において前記反転領域と前記非反転領域とを区別して検出することで前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて前記情報コードを解読し、
前記情報コード形成媒体に形成される前記情報コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部含む一部非公開コードであり、
前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの形成領域の周囲には、当該形成領域と連続する構成で前記反転領域又は前記非反転領域からなる背景領域が形成され、
前記背景領域は、前記情報コード形成媒体に対して、一方の縁部の中間部位から対向する他方の縁部の中間部位に至るまで連続するように長手状に配置され、
前記情報コードの形成領域は、前記一方の縁部から前記他方の縁部に向かう前記背景領域の一方の辺部と他方の辺部とに対して前記一方の辺部の中間部位と前記他方の辺部の中間部位との双方に沿うように配置されることを特徴とする。
照明光を照射する照明手段と、前記照明手段によって照明光が照射された前記情報コード形成媒体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像から前記情報コードを抽出して解読する解読手段と、を備えが情報コード読取装置と、
を有する情報コード読取システムであって、
前記情報コード形成媒体は、
少なくとも可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成されてなり、
前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされ、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされたものであり、且つ、前記第1波長帯の光が照射されたときに前記情報コードの全領域において前記暗色モジュールの全領域と前記明色モジュールの全領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であり、
前記照明手段は、
前記情報コード形成媒体に対して前記第1波長帯の照明光を照射可能な第1照明光照射手段と、
前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光照射手段と、を備え、
前記撮像手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第1波長帯及び前記第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像し、
前記解読手段は、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像において前記反転領域と前記非反転領域とを区別して検出することで前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて前記情報コードを解読し、
前記情報コード形成媒体に形成される前記情報コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部含む一部非公開コードであり、
前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの形成領域の周囲には、当該形成領域と連続する構成で前記反転領域又は前記非反転領域からなる背景領域が形成され、
前記背景領域は、前記情報コード形成媒体に対して、一方の縁部の中間部位から対向する他方の縁部の中間部位に至るまで連続するように長手状に配置され、
前記情報コードの形成領域は、前記一方の縁部から前記他方の縁部に向かう前記背景領域の一方の辺部と他方の辺部とに対して前記一方の辺部の中間部位と前記他方の辺部の中間部位との双方に沿うように配置されることを特徴とする。
前記照明手段によって照明光が照射された前記情報コード形成媒体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像から前記情報コードを抽出して解読する解読手段と、
を備えた情報コード読取装置であって、
前記情報コード形成媒体は、
可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成されてなり、
前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされ、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされたものであり、且つ前記第1波長帯の光が照射されたときに前記情報コードの全領域において前記暗色モジュールの全領域と前記明色モジュールの全領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であり、
前記照明手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光照射手段を備え、
前記撮像手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像し、
前記解読手段は、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像において前記反転領域と前記非反転領域とを区別して検出することで前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて前記情報コードを解読し、
前記情報コード形成媒体に形成される前記情報コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部含む一部非公開コードであり、
前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの形成領域の周囲には、当該形成領域と連続する構成で前記反転領域又は前記非反転領域からなる背景領域が形成され、
前記背景領域は、前記情報コード形成媒体に対して、一方の縁部の中間部位から対向する他方の縁部の中間部位に至るまで連続するように長手状に配置され、
前記情報コードの形成領域は、前記一方の縁部から前記他方の縁部に向かう前記背景領域の一方の辺部と他方の辺部とに対して前記一方の辺部の中間部位と前記他方の辺部の中間部位との双方に沿うように配置されることを特徴とする。
可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、
前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とを備え、
前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされ、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされており、且つ前記第1波長帯の光が照射されたときに前記情報コードの全領域において前記暗色モジュールの全領域と前記明色モジュールの全領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であり、
前記情報コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部含む一部非公開コードであり、
前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの形成領域の周囲には、当該形成領域と連続する構成で前記反転領域又は前記非反転領域からなる背景領域が形成され、
前記背景領域は、前記情報コード形成媒体に対して、一方の縁部の中間部位から対向する他方の縁部の中間部位に至るまで連続するように長手状に配置され、
前記情報コードの形成領域は、前記一方の縁部から前記他方の縁部に向かう前記背景領域の一方の辺部と他方の辺部とに対して前記一方の辺部の中間部位と前記他方の辺部の中間部位との双方に沿うように配置されることを特徴とする。
そして、情報コードの明色モジュール及び暗色モジュールの内、一方のモジュールの領域が反転領域又は非反転領域の一方の領域とされ、他方のモジュールの領域が反転領域又は非反転領域の他方の領域とされている。
この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成媒体の情報コードの部分において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも同種の反射特性を示すことになる。これにより、例えば、人が情報コード付近を見たときには情報コード部分が全体的に暗色領域又は明色領域として視認されることになる。また、一般的な読取装置によって情報コード部分を読み取ろうとしても、可視光を当てただけでは情報コード部分が全体的に暗色領域又は明色領域と認識されるため、読取不能となる。従って、通常時にはそもそも上記のような情報コードが存在していること自体が把握され難く、ユーザによる読み取り作業自体が行われ難くなる。また、仮に一般的な読取装置によって前記情報コードの読み取りが試みられたとしても、読み取ることができないため情報コードのセキュリティ性をより確実に高めることができる。
一方、情報コード読取装置は、情報コード形成媒体に対して第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像しているため、撮像画像においては、反転領域が反転して撮像され、非反転領域が反転せずに撮像されることになる。つまり、撮像されるコード画像では、明色モジュール及び暗色モジュールの内、いずれか一方が反転した構成となり他方が反転しない構成となるため、明色モジュールの領域と暗色モジュールの領域とを明確に区別することができる。
そして、解読手段は、このような情報コード形成媒体の画像において反転領域と非反転領域とを区別して検出することで明色モジュール及び暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて情報コードを解読しており、この構成によれば、情報コードをより確実に解読することが可能となる。
具体的には、情報コード形成媒体において、反転領域は、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す領域とされ、非反転領域は、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す領域とされている。そして、情報コード形成媒体に形成される情報コードは、暗色モジュールの領域が非反転領域とされ、明色モジュールが反転領域とされている。
この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成媒体の情報コードの部分において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも暗色の反射特性を示すことになる。即ち、情報コード部分が全体的に暗色領域として視認されることになるため、当該位置に情報コードが配置されていることを特定することが困難となる。
一方、撮像されたコード画像では、明色モジュールが反転した明色構成となり暗色モジュールが反転しない暗色構成となるため、暗色モジュールをより際立たせることができる。従って、読み取り時に情報コードの明瞭化を図りやすく、ひいては、より確実に読み取りを行うことができる。
また、この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成媒体の情報コードの部分において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも暗色の反射特性を示すことになるため、通常時には、仮にコピー機などによってコピーされてしまったとしても、情報コード部分全体が暗色となってしまい、情報コードの形で(即ち、明色モジュールと暗色モジュールとが分離された解読可能な形で)コピーすることができなくなる。従って、コピーによって漏洩、転用等がなされることを効果的に防止することができる。
また、情報コード形成媒体に形成される情報コードが、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部有する一部非公開コードとして構成されている。この構成では、通常状態において情報コードの位置を把握し難くすることでセキュリティ性を高め、更に、情報コードのデータ自体についても秘匿性を高めることができる。従って、情報コードからのデータ漏洩防止をさらに高めることができ、セキュリティ面をさらに高めることができる。
また、情報コード形成媒体において、情報コードの形成領域の周囲に、当該形成領域と連続する構成で反転領域又は非反転領域からなる背景領域が形成されている。この構成では、第2波長帯の照明光が照射されていない通常時には、情報コードの形成領域と背景領域とが同種の反射特性を示すことになり、情報コードの形成領域と背景領域とが一体的なものとして区別なく視認されることになるため、情報コードの位置を特定することがより困難となる。従って、セキュリティ性をより高めることができる。
そして、情報コードの明色モジュール及び暗色モジュールの内、一方のモジュールの領域が反転領域又は非反転領域の一方の領域とされ、他方のモジュールの領域が反転領域又は非反転領域の他方の領域とされている。
この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成媒体の情報コードの部分において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも同種の反射特性を示すことになる。即ち、情報コード部分が全体的に暗色領域又は明色領域として視認されることになるため、当該位置に情報コードが配置されていることを特定することが困難となる。従って、通常時には情報コードが読み取られ難くなり、情報コードのセキュリティ性を高めることができる。
一方、情報コード読取装置は、情報コード形成媒体に対して第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像しているため、撮像画像においては、反転領域が反転して撮像され、非反転領域が反転せずに撮像されることになる。つまり、撮像されるコード画像では、明色モジュール及び暗色モジュールの内、いずれか一方が反転した構成となり他方が反転しない構成となるため、明色モジュールの領域と暗色モジュールの領域とを明確に区別することができる。更に、第2波長帯の照明光と併せて第1波長帯の照明光をも照射して撮像しているため、反転領域の反転画像と非反転領域の非反転画像がより明瞭に撮像されることになる。
そして、解読手段は、このような情報コード形成媒体の画像において反転領域と非反転領域とを区別して検出することで明色モジュール及び暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて情報コードを解読しており、この構成によれば、情報コードをより確実に解読することが可能となる。
具体的には、情報コード形成媒体において、反転領域は、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す領域とされ、非反転領域は、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す領域とされている。そして、情報コード形成媒体に形成される情報コードは、暗色モジュールの領域が非反転領域とされ、明色モジュールが反転領域とされている。
この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成媒体の情報コードの部分において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも暗色の反射特性を示すことになる。即ち、情報コード部分が全体的に暗色領域として視認されることになるため、当該位置に情報コードが配置されていることを特定することが困難となる。
一方、撮像されたコード画像では、明色モジュールが反転した明色構成となり暗色モジュールが反転しない暗色構成となるため、暗色モジュールをより際立たせることができる。従って、読み取り時に情報コードの明瞭化を図りやすく、ひいては、より確実に読み取りを行うことができる。
また、この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成媒体の情報コードの部分において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも暗色の反射特性を示すことになるため、通常時には、仮にコピー機などによってコピーされてしまったとしても、情報コード部分全体が暗色となってしまい、情報コードの形で(即ち、明色モジュールと暗色モジュールとが分離された解読可能な形で)コピーすることができなくなる。従って、コピーによって漏洩、転用等がなされることを効果的に防止することができる。
また、情報コード形成媒体に形成される情報コードが、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部有する一部非公開コードとして構成されている。この構成では、通常状態において情報コードの位置を把握し難くすることでセキュリティ性を高め、更に、情報コードのデータ自体についても秘匿性を高めることができる。従って、情報コードからのデータ漏洩防止をさらに高めることができ、セキュリティ面をさらに高めることができる。
また、情報コード形成媒体において、情報コードの形成領域の周囲に、当該形成領域と連続する構成で反転領域又は非反転領域からなる背景領域が形成されている。この構成では、第2波長帯の照明光が照射されていない通常時には、情報コードの形成領域と背景領域とが同種の反射特性を示すことになり、情報コードの形成領域と背景領域とが一体的なものとして区別なく視認されることになるため、情報コードの位置を特定することがより困難となる。従って、セキュリティ性をより高めることができる。
このようにすると、読み取りに際し第2波長帯の照射が必要となるコード(即ち、前記情報コード読取装置が必要となる前記情報コード)と、一般的な読取装置で読み取り可能なコード(第2の情報コード)とを同一の情報コード形成媒体で併用することができ、特徴の異なる2種類のコードを利用して情報コード形成媒体の利便性を高めることができる。例えば、一方の前記情報コードには重要度或いは秘匿性が高い情報を記録し、他方の第2の情報コードには重要度の低い情報を記録し、一方の前記情報コードの読み取りについては正規設備(前記情報コード読取装置を備えた設備)のみで行い得るようにし、正規設備以外では、第2の情報コードのみが扱えるようにするといった方法などを採用することができる。
一方、情報コード読取装置は、上記のような情報コード形成媒体を前提として、少なくとも所定の時期に、第1照明光照射手段による照明光の照射と、第2照明光照射手段による照明光の照射とが同時に行われ、撮像手段は、情報コード形成媒体に対して第1波長帯及び第2波長帯の照明光が同時に照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像するように構成されている。そして、解読手段は、その撮像された情報コード形成媒体の画像において前記情報コード及び第2の情報コードをいずれも抽出し、両種のコードを解読している。
この構成によれば、上述のように反射態様の異なる二種類のコードによって利便性が高められた構成において、更に、両コードの画像をいずれも解読可能な状態(即ち、明暗パターンが明瞭化された状態)で同時期に取得できるようになり、コードの読み取り時間を効果的に短縮化することができる。
この構成によれば、それぞれのコードを別々のインクで印刷する場合と比較してインク種を削減することができ、製造コストや製造工程の削減を図ることができる。
更に、情報コードの暗色モジュールが第2発色媒体によって形成されており、第2発色媒体によって形成される暗色モジュールの全領域が、第1発色媒体の形成領域に囲まれる構成で当該第1発色媒体内に重ねて形成されている。
この構成では、情報コードの形成領域が全体的に第1発色媒体の形成領域内に埋没した状態となるため、情報コードの位置を把握することが一層困難となる。
この構成では、認識手段による情報コード形成媒体の認識をトリガとして第2波長帯の照明光を照射することができるため、第2波長帯の照明光を無闇に照射せずに効果的に省電力化を図ることができる。他方、上記構成では、第2波長帯の照明光を照射しなければ情報コードを解読できず、読み取りの迅速化を図る上で第2波長帯の照明光をいつ照射すべきかが問題となるが、請求項14では、情報コードが付された情報コード形成媒体を認識したタイミングに応じて第2波長帯の照明光を照射しており、これにより、その認識後に読取体制を予め整えておくことが可能となる。従って、第2波長帯の照明光が照射された情報コードの画像をより早期に取得することができ、当該情報コードをより迅速に読み取ることが可能となる。
また、この情報コード形成媒体では、第2反射光を照射可能な読取装置を用い、第2反射光を照射しながら撮像を行えば、明色モジュールと暗色モジュールとを良好に区別し得るコード画像が得られるため、特定の許可者のみに解読を良好に行わせることができる。
以下、本発明に係る情報コード読取システム等を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(情報コード読取システムの概要)
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報コード読取システムを概念的に説明する説明図である。図1に示す情報コード読取システム1は、明色モジュール及び暗色モジュールを有してなる情報コードC(図2、図3参照)が形成された情報コード形成媒体10(以下、単に媒体10ともいう)と、この媒体10に形成された情報コードCを読取可能な情報コード読取装置40(以下、単に読取装置40ともいう)とによって構成されており、媒体10に形成された情報コードCを読取装置40が抽出、解読することで、情報コード内のデータを取得し出力し得るようになっている。以下では、これら媒体10及び読取装置40について詳述する。
図2は、図1の情報コード読取システムで用いられる情報コード形成媒体の一例を概略的に説明する説明図である。
情報コード形成媒体10は、紙、樹脂部材、金属部材の物体に情報コードCが形成されてなるものである。情報コードCは、バーコードなどの一次元コードや二次元コード(QRコード、データマトリックスコード、マキシコード等)或いは後述する一部非公開コードなどによって構成されており、公知の方法でデコード可能な構成となっている。
図3は、図1の情報コード読取システムで用いられる情報コード読取装置の要部を概略的に例示するブロック図である。図4(A)は、図2の情報コード形成媒体を一般的な読取装置で撮像した撮像画像を説明する説明図であり、図4(B)は、図2の情報コード形成媒体を図3の読取装置で撮像した撮像画像を説明する説明図である。
次に、情報コード形成媒体10の製造方法について説明する。
情報コード形成媒体10において反転領域及び非反転領域の具体的構成は様々に考えられるが、以下では、図7(B)のような構成を代表例とし、このような構成のものを製造する方法について説明する。図7(B)の例では、情報コード形成媒体10における、文字、図形、記号、模様等のデザインが、例えば、第1のインクと第2のインクとによって形成されている。そして、上記反転領域は、第1のインクD1によって形成された領域とされており、非反転領域は第2のインクD2によって形成された領域、又は第1のインクD1と第2のインクD2とが重なった領域として構成されている。
次に、上記情報コード読取システム1の具体例について説明する。
図10には、情報コード読取システム1を駐車場システム100に適用した例を示している。この例では、駐車場が入場ゲート103、発券機101、駐車スペース、通路、柵、退場ゲート104、精算機102などによって構成されている。
本実施形態に係る情報コード読取システム1では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成媒体10の情報コードの部分において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも同種の反射特性を示すことになる。これにより、例えば、人が情報コードCの付近を見たときには情報コード部分が全体的に暗色領域又は明色領域として視認されることになる。また、一般的な読取装置によって当該情報コード部分を読み取ろうとしても、可視光を当てただけでは情報コード部分が全体的に暗色領域又は明色領域と認識されるため、読取不能となる。従って、通常時にはそもそも上記のような情報コードCが存在していること自体が把握され難く、ユーザによる読み取り作業自体が行われ難くなる。また、仮に一般的な読取装置によって前記情報コードの読み取りが試みられたとしても、読み取ることができないため情報コードのセキュリティ性をより確実に高めることができる。
一方、情報コード読取装置40は、情報コード形成媒体10に対して第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体10を撮像しているため、撮像画像においては、反転領域が反転して撮像され、非反転領域が反転せずに撮像されることになる。つまり、撮像されるコード画像では、明色モジュール及び暗色モジュールの内、いずれか一方が反転した構成となり他方が反転しない構成となるため、明色モジュールの領域と暗色モジュールの領域とを明確に区別することができる。更に、第2波長帯の照明光と併せて第1波長帯の照明光をも照射して撮像しているため、反転領域の反転画像と非反転領域の非反転画像がより明瞭に撮像されることになる。
そして、解読手段は、このような情報コード形成媒体10の画像において反転領域と非反転領域とを区別して検出することで明色モジュール及び暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて情報コードを解読しており、この構成によれば、情報コードをより確実に解読することが可能となる。
この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成媒体10の情報コードCの部分において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも暗色の反射特性を示すことになる。即ち、情報コード部分が全体的に暗色領域として視認されることになるため、当該位置に情報コードが配置されていることを特定することが困難となる。
一方、撮像されたコード画像では、明色モジュールが反転した明色構成となり暗色モジュールが反転しない暗色構成となるため、暗色モジュールをより際立たせることができる。従って、読み取り時に情報コードの明瞭化を図りやすく、ひいては、より確実に読み取りを行うことができる。
更に、情報コードCの暗色モジュールが第2発色媒体によって形成されており、第2発色媒体によって形成される暗色モジュールの全領域が、第1発色媒体の形成領域に囲まれる構成で当該第1発色媒体内に重ねて形成されている。
この構成では、情報コードCの形成領域C1、C2が全体的に第1発色媒体の形成領域内に埋没した状態となるため、情報コードの位置を把握することが一層困難となる。
次に、第2実施形態について説明する。
図12(A)は、第2実施形態の情報コード読取システムに用いる情報コード形成媒体の例を概略的に説明する説明図であり、図12(B)は、図12(A)の情報コード形成媒体を図3の読取装置で撮像した撮像画像を説明する説明図である。図13は、第2実施形態の情報コード読取システムを駐車場管理システムに適用した具体例を説明する説明図である。図14は、第2実施形態の情報コード読取システムの電気的構成を例示するブロック図である。図15は、他の実施形態で用いられる情報コード形成媒体の例を概略的に説明する説明図である。
なお、図12の情報コード形成媒体10において、領域B2〜B7は第1実施形態と同様の構成であるので詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態では、検出センサ201及び制御部41が「認識手段」の一例に相当し、情報コード形成媒体10を認識するように機能する。
第2実施形態の構成でも第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、第2実施形態の構成では、図12のように、読み取りに際し第2波長帯の照射光(赤外光)が必要となるコード(即ち、図1のような情報コード読取装置1によって読み取る必要がある情報コードC)と、一般的な読取装置で読み取り可能なコード(第2の情報コードC2)とを同一の情報コード形成媒体10で併用することができ、特徴の異なる2種類のコードを利用して情報コード形成媒体10の利便性を高めることができる。例えば、一方の情報コードCには重要度或いは秘匿性が高い情報を記録し、他方の第2の情報コードC2には重要度の低い情報を記録し、一方の情報コードCの読み取りについては正規設備(図1のような情報コード読取装置1を備えた設備)のみで行い得るようにし、正規設備以外では、第2の情報コードC2のみが扱えるようにするといった方法などを採用することができる。
この構成では、認識手段によって情報コード形成媒体10が認識されたことをトリガとして第2波長帯の照明光(赤外光)を照射することができるため、第2波長帯の照明光を無闇に照射せずに効果的に省電力化を図ることができる。
他方、上記構成では、第2波長帯の照明光(赤外光)を照射しなければ情報コードCを解読できず、読み取りの迅速化を図る上で第2波長帯の照明光(赤外光)をいつ照射すべきかが問題となるが、本実施形態では、情報コードCが付された情報コード形成媒体10を認識したタイミングに応じて第2波長帯の照明光(赤外光)を照射しており、これにより、その認識後に読取体制を予め整えておくことが可能となる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
このように背景領域に意匠性を持たせることで、第2波長帯の照明光(赤外光)が照射されていない通常時には、情報コードCの形成領域がデザイン領域内において当該デザイン領域と同種の反射特性を示すことになり、情報コードの形成領域がデザイン領域の一部として区別なく視認されることになる。従って、情報コードの位置を特定することがより一層困難となり、セキュリティ性をより高めることができる。また、デザイン領域とは別で情報コードCの領域を設ける必要が無いため、デザイン領域のスペースを大きく確保し易くなり、情報コードCがデザイン領域のデザイン性を阻害するといった問題も生じにくくなる。
また、このように情報コードCの周囲の背景領域を情報コード形成媒体の一方面の略全体に広がらせ且つ暗色領域として構成する場合、反転領域とせずに非反転領域としてもよい。この場合、情報コードCを明暗反転コードとして構成し、明色モジュールとして構成されるべき部分を非反転領域として構成し、暗色モジュールとして構成されるべき部分を反転領域とすればよい。これにより、第2照明光を照射して読み取る場合に、媒体全体に広がる暗色の背景の中から暗色モジュールとして構成されるべき部分(反転領域)が明暗反転の明色領域として浮き上がり、明色モジュールとして構成されるべき部分が明暗反転の暗色領域として浮き上がるため、読み取りを良好に行うことができる。
このような駐車場システム100では、車に乗りながら精算することが想定され、精算機に車両が近づいたときには駐車券として構成される情報コード形成媒体が提示され撮像範囲に入ってくる可能性が高い。従って、このような車両の接近を検出して第2波長帯の照明光(赤外光)を照射する構成とすれば、省電力化を図りつつ、駐車券精算時には読み取りの準備を迅速に進めることができ、精算の流れを極力止めることなく迅速に精算処理を行うことができる。なお、読み取りの準備は、第2波長帯の照明光(赤外光)の発光だけでなく、他の装置を駆動(例えば、駐車券を挿入口から引き込むためのローラの駆動等)するようにしてもよい。
また、このような構成に限られることはなく、例えば検出センサ201を「人感センサ」として構成し、当該検出センサ201から一定範囲内に人が近づいたときに第2照明光を照射するといった構成としてもよい。
10…情報コード形成媒体
40…情報コード読取装置
41…制御部(解読手段)
42…撮像部(撮像手段)
43…第1照明光源(照明手段、第1照明光照射手段)
44…第2照明光源(照明手段、第2照明光照射手段)
A2…背景領域(反転領域)
A3…暗色モジュールの領域(非反転領域)
A4…明色モジュールの領域(反転領域)
C…情報コード
Ca…第2の情報コード
D1…第1発色媒体
D2…第2発色媒体
Claims (20)
- 明色モジュール及び暗色モジュールを有すると共にコードの存在を認識するための固定形状の特定パターンを備えた二次元コードからなる情報コードが形成された情報コード形成媒体と、
照明光を照射する照明手段と、前記照明手段によって照明光が照射された前記情報コード形成媒体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像から前記情報コードを抽出して解読する解読手段と、を備えた情報コード読取装置と、
を有する情報コード読取システムであって、
前記情報コード形成媒体は、
少なくとも可視光領域を含む第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成されてなり、
前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされ、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされたものであり、且つ前記第1波長帯の光が照射されたときに前記情報コードの全領域において前記暗色モジュールの全領域と前記明色モジュールの全領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であり、
前記照明手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光照射手段を備え、
前記撮像手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像し、
前記解読手段は、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像において前記反転領域と前記非反転領域とを区別して検出することで前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて前記情報コードを解読し、
前記情報コード形成媒体に形成される前記情報コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部含む一部非公開コードであり、
前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの形成領域の周囲には、当該形成領域と連続する構成で前記反転領域又は前記非反転領域からなる背景領域が形成され、
前記背景領域は、前記情報コード形成媒体に対して、一方の縁部の中間部位から対向する他方の縁部の中間部位に至るまで連続するように長手状に配置され、
前記情報コードの形成領域は、前記一方の縁部から前記他方の縁部に向かう前記背景領域の一方の辺部と他方の辺部とに対して前記一方の辺部の中間部位と前記他方の辺部の中間部位との双方に沿うように配置されることを特徴とする情報コード読取システム。 - 明色モジュール及び暗色モジュールを有すると共にコードの存在を認識するための固定形状の特定パターンを備えた二次元コードからなる情報コードが形成された情報コード形成媒体と、
照明光を照射する照明手段と、前記照明手段によって照明光が照射された前記情報コード形成媒体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像から前記情報コードを抽出して解読する解読手段と、を備えが情報コード読取装置と、
を有する情報コード読取システムであって、
前記情報コード形成媒体は、
少なくとも可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成されてなり、
前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされ、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされたものであり、且つ、前記第1波長帯の光が照射されたときに前記情報コードの全領域において前記暗色モジュールの全領域と前記明色モジュールの全領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であり、
前記照明手段は、
前記情報コード形成媒体に対して前記第1波長帯の照明光を照射可能な第1照明光照射手段と、
前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光照射手段と、を備え、
前記撮像手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第1波長帯及び前記第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像し、
前記解読手段は、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像において前記反転領域と前記非反転領域とを区別して検出することで前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて前記情報コードを解読し、
前記情報コード形成媒体に形成される前記情報コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部含む一部非公開コードであり、
前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの形成領域の周囲には、当該形成領域と連続する構成で前記反転領域又は前記非反転領域からなる背景領域が形成され、
前記背景領域は、前記情報コード形成媒体に対して、一方の縁部の中間部位から対向する他方の縁部の中間部位に至るまで連続するように長手状に配置され、
前記情報コードの形成領域は、前記一方の縁部から前記他方の縁部に向かう前記背景領域の一方の辺部と他方の辺部とに対して前記一方の辺部の中間部位と前記他方の辺部の中間部位との双方に沿うように配置されることを特徴とする情報コード読取システム。 - 前記第2照明光照射手段の光源数が前記第1照明光照射手段の光源数よりも多いことを特徴とする請求項2に記載の情報コード読取システム。
- 前記情報コード形成媒体は、前記情報コードとは異なる第2の情報コードが配置されており、
前記第2の情報コードの明モジュールは、前記第1波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示し、前記第2の情報コードの暗モジュールは、前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示すものであり、
少なくとも所定の時期に、前記第1照明光照射手段による照明光の照射と、前記第2照明光照射手段による照明光の照射とが同時に行われ、
前記撮像手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第1波長帯及び前記第2波長帯の照明光が同時に照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像し、
前記解読手段は、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像において前記情報コード及び前記第2の情報コードをいずれも抽出し、両種のコードを解読することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報コード読取システム。 - 前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの前記暗色モジュールと前記第2の情報コードの前記暗モジュールとが同一のインクによって形成されていることを特徴とする請求項4に記載の情報コード読取システム。
- 前記背景領域は、文字、図形、記号、模様、又はこれらの結合からなる所定形状のデザイン領域として構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
- 前記第1波長帯の光が照射されたときに、前記暗色モジュールの全領域と、前記明色モジュールの全領域と、前記背景領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
- 前記情報コードの外縁部に配置される前記特定パターンの外側に隣接して前記背景領域が設けられ、前記第1波長帯の光が照射されたときに、前記特定パターンの領域と前記背景領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
- 複数の前記情報コードが設けられ、複数の前記情報コードを囲む構成で前記背景領域が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
- 前記情報コード形成媒体は、感熱紙であり、
前記情報コードは、前記感熱紙において感熱により形成され、
前記背景領域は、インク媒体によって形成されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。 - 前記情報コード形成媒体は、
前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す第1発色媒体と、
前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す第2発色媒体と、が付されており、
前記情報コードの前記暗色モジュールが前記第2発色媒体によって形成され、
前記第2発色媒体によって形成される前記暗色モジュールの全領域が、前記第1発色媒体の形成領域に囲まれる構成で当該第1発色媒体内に重ねて形成されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。 - 前記情報コード読取装置は、
前記情報コード形成媒体を認識する認識手段を備え、
前記照明手段は、前記認識手段が前記情報コード形成媒体を認識した場合に、少なくとも前記第2波長帯の照明光を照射することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。 - 明色モジュール及び暗色モジュールを有すると共にコードの存在を認識するための固定形状の特定パターンを備えた二次元コードからなる情報コードが形成された情報コード形成媒体に対して照明光を照射する照明手段と、
前記照明手段によって照明光が照射された前記情報コード形成媒体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像から前記情報コードを抽出して解読する解読手段と、
を備えた情報コード読取装置であって、
前記情報コード形成媒体は、
可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成されてなり、
前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされ、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされたものであり、且つ前記第1波長帯の光が照射されたときに前記情報コードの全領域において前記暗色モジュールの全領域と前記明色モジュールの全領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であり、
前記照明手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光照射手段を備え、
前記撮像手段は、前記情報コード形成媒体に対して前記第2波長帯の照明光が照射された状態で当該情報コード形成媒体を撮像し、
前記解読手段は、前記撮像手段によって撮像された前記情報コード形成媒体の画像において前記反転領域と前記非反転領域とを区別して検出することで前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて前記情報コードを解読し、
前記情報コード形成媒体に形成される前記情報コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部含む一部非公開コードであり、
前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの形成領域の周囲には、当該形成領域と連続する構成で前記反転領域又は前記非反転領域からなる背景領域が形成され、
前記背景領域は、前記情報コード形成媒体に対して、一方の縁部の中間部位から対向する他方の縁部の中間部位に至るまで連続するように長手状に配置され、
前記情報コードの形成領域は、前記一方の縁部から前記他方の縁部に向かう前記背景領域の一方の辺部と他方の辺部とに対して前記一方の辺部の中間部位と前記他方の辺部の中間部位との双方に沿うように配置されることを特徴とする情報コード読取装置。 - 前記第1波長帯の光が照射されたときに、前記暗色モジュールの全領域と、前記明色モジュールの全領域と、前記背景領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であることを特徴とする請求項13に記載の情報コード読取装置。
- 前記情報コードの外縁部に配置される前記特定パターンの外側に隣接して前記背景領域が設けられ、前記第1波長帯の光が照射されたときに、前記特定パターンの領域と前記背景領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であることを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の情報コード読取装置。
- 複数の前記情報コードが設けられ、複数の前記情報コードを囲む構成で前記背景領域が設けられていることを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか一項に記載の情報コード読取装置。
- 明色モジュール及び暗色モジュールを有すると共にコードの存在を認識するための固定形状の特定パターンを備えた二次元コードからなる情報コードが物体に形成された情報コード形成媒体であって、
可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、
前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とを備え、
前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされ、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされており、且つ前記第1波長帯の光が照射されたときに前記情報コードの全領域において前記暗色モジュールの全領域と前記明色モジュールの全領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であり、
前記情報コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域を少なくとも一部含む一部非公開コードであり、
前記情報コード形成媒体において、前記情報コードの形成領域の周囲には、当該形成領域と連続する構成で前記反転領域又は前記非反転領域からなる背景領域が形成され、
前記背景領域は、前記情報コード形成媒体に対して、一方の縁部の中間部位から対向する他方の縁部の中間部位に至るまで連続するように長手状に配置され、
前記情報コードの形成領域は、前記一方の縁部から前記他方の縁部に向かう前記背景領域の一方の辺部と他方の辺部とに対して前記一方の辺部の中間部位と前記他方の辺部の中間部位との双方に沿うように配置されることを特徴とする情報コード形成媒体。 - 前記第1波長帯の光が照射されたときに、前記暗色モジュールの全領域と、前記明色モジュールの全領域と、前記背景領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であることを特徴とする請求項17に記載の情報コード形成媒体。
- 前記情報コードの外縁部に配置される前記特定パターンの外側に隣接して前記背景領域が設けられ、前記第1波長帯の光が照射されたときに、前記特定パターンの領域と前記背景領域とが同一の暗色で一体化された表示状態となる構成であることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の情報コード形成媒体。
- 複数の前記情報コードが設けられ、複数の前記情報コードを囲む構成で前記背景領域が設けられていることを特徴とする請求項17から請求項19のいずれか一項に記載の情報コード形成媒体。
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