JP2014071465A - 情報コード読取システム、情報コード読取装置、及び情報コード表示体 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常環境下では物品に付された情報コードの存在自体を認識困難とすることができ、情報コード読取装置で読み取る場合には情報コードをより正確に把握して解読を行うことができる構成を提供する。
【解決手段】情報コード表示体100は、コード形成対象物101に対して可視光が当てられているときに情報コードCが表示されずに透明状態で維持され、可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに第2波長帯の光によって情報コードの像が生成される。一方、情報コード読取装置40は、第1波長帯の照明光を照射可能な照明光源43を有し、情報コード表示体100に対して第1波長帯の照明光が照射されているときの受光センサ42aでの受光結果に基づいて、情報コードCを解読する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報コード読取システム、情報コード読取装置、及び情報コード表示体に関するものである。
バーコードや二次元コード等の情報コードは、色々な用途で広く使用されており、その使い方も様々である。例えば、特許文献1の技術では、情報コードを付す上で審美的に問題とならず、情報を付与する際のスペース上の問題を回避しようとする技術が提供されている。この技術では、情報コードを付すべき物品上にコーティング剤層を含んでなる不可視情報表示層を配置しており、コーティング剤層については、紫外線を照射した場合に可視光線以外(赤外光)の被励起光線を発するように構成している。
特開2006−318010公報
特許文献1の技術では、コーティング剤層をバーコードや二次元バーコードの形状にする旨も記載されており、このようにすれば、通常時には情報コードの部分を不可視情報表示層として認識し難くすることができ、紫外光を当てたときにはこの部分から発せられる赤外光を検出することで情報コードを把握することができるようになる。
しかしながら、特許文献1の構成では、情報コードを付すべき物品の外部に別途コーティング剤層を塗布等しなければならず、物品の表面上に凹凸などの形状ができやすくなってしまう。特に、コーティング剤層をバーコードや二次元バーコードの形状にする場合、物品の表面に複雑な凹凸ができてしまうため、例えばこのような凹凸の外観(特に斜め横から見た場合に浮かび上がる凹凸の影など)や手触り等によって審美性が損なわれる懸念がある。或いは、コーティング剤層を不可視情報表示層として構成したとしても、物品の表面に付されたコーティング剤層の凹凸により、情報コードの形状が特定されてしまう虞もある。仮に情報コードの形状が特定できないとしても、何らかの情報が付されていると推測されてしまう懸念があり、セキュリティ面で万全とはいえない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、通常環境下では物品に付された情報コードの存在自体を認識困難とすることができ、情報コード読取装置で読み取る場合には情報コードをより正確に把握して解読を行うことができる構成を提供することを目的とする。
第1の発明は、情報コード読取システムに係るものであり、
光を透過する透明性のコード形成対象物を有すると共に、前記コード形成対象物の内部に情報コードが形成され、前記コード形成対象物に対して可視光が当てられているときに前記情報コードが表示されずに当該コード形成対象物が透明状態で維持され、前記コード形成対象物に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光によって情報コードの像が生成される情報コード表示体と、
前記情報コード表示体に形成された前記情報コードを読み取る情報コード読取装置と、
を備え、
前記情報コード読取装置は、
前記第1波長帯の照明光を照射する照明光源と、
前記情報コード表示体に対して前記第1波長帯の照明光が照射されているときに、前記情報コードからの前記第2波長帯の光を受光する受光センサと、
前記受光センサによる受光結果に基づいて前記情報コードを解読する解読手段と、
を有することを特徴とする。
第2の発明は、情報コード読取装置に係るものであり、
光を透過する透明性のコード形成対象物を有すると共に、前記コード形成対象物の内部に情報コードが形成され、前記コード形成対象物に対して可視光が当てられているときに前記情報コードが表示されずに当該コード形成対象物が透明状態で維持され、前記コード形成対象物に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の反射光によって情報コードの像が生成される情報コード表示体を読取対象とし、
前記第1波長帯の照明光を照射する照明光源と、
前記情報コード表示体に対して前記第1波長帯の照明光が照射されているときに、前記情報コードからの前記第2波長帯の反射光を受光する受光センサと、
前記受光センサによる受光結果に基づいて前記情報コードを解読する解読手段と、
を有することを特徴とする。
第3の発明は、情報コード表示体に係るものであり、光を透過する透明性のコード形成対象物を有すると共に、前記コード形成対象物の内部に情報コードが形成され、前記コード形成対象物に対して可視光が当てられているときに前記情報コードが表示されずに当該コード形成対象物が透明状態で維持され、前記コード形成対象物に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の反射光によって情報コードの像が生成される構成をなしており、
前記コード形成対象物が板状又はシート状に構成され、
前記コード形成対象物の厚さ方向一方面には接着媒体が付さされていることを特徴とする。
請求項1の発明において、情報コード表示体は、コード形成対象物に対して可視光が当てられているときに情報コードが表示されずに当該コード形成対象物が透明状態で維持され、コード形成対象物に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに第1波長帯とは異なる第2波長帯の光によって情報コードの像が生成されるようになっている。この構成によれば、可視光が当てられる通常環境下では情報コードを視認困難とすることができるため、通常環境下で情報コードを視認させたくない用途で有利となる。
一方、情報コード読取装置は、照明光源を有するため、情報コード表示体に対して第1波長帯の照明光を照射することができる。情報コード表示体は第1波長帯の照明光が照射されているときに第2波長帯の光によって情報コードの像が生成されるため、受光センサでは、第2波長帯の光によって生成される情報コードの像が撮像されることになる。つまり、通常環境下で視認困難な情報コードであっても、情報コード読取装置を有してさえいれば支障なく撮像し、解読することができるため、特定の者に選択的に読み取らせるべき用途で非常に有利になる。
請求項2の発明において、前記情報コード読取装置は、前記第2波長帯の光の透過度合いが、前記第2波長帯から外れた所定波長帯の光の透過度合いよりも大きくなるように構成された波長選択フィルタを有し、前記受光センサは、前記波長選択フィルタを透過した前記第2波長帯の光を受光可能に構成されており、前記解読手段は、前記受光センサによる前記第2波長帯の光の受光結果に基づいて前記情報コードを解読するように構成されている。
この構成によれば、受光センサに向かおうとする光において第2波長帯から外れた所定波長帯の光を抑えることができるため、受光センサでは、第2波長帯の光を選択的に受光可能となる。従って、背景からの反射光や外乱光等、情報コードとは関係の無いノイズを効果的に除去することができる。
請求項3の発明では、前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物に対して前記第1波長帯の照射光が当てられたときに所定色の可視光の波長帯で前記情報コードの像が生成されるように構成されており、前記情報コード読取装置に設けられた前記波長選択フィルタは、前記所定色の可視光の透過度合いが、前記所定色とは波長帯の異なる他色の可視光の透過度合いよりも大きくなるように構成されており、前記解読手段は、前記受光センサによる前記所定色の光の受光結果に基づいて前記情報コードを解読するように構成されている。
この構成では、所定色(情報コードの表示色)から外れた他色の波長帯の光を抑制できるため、情報コードと背景画像をより確実に分離しやすくなる。特に、本システムでは、情報コードが形成される部位が透明性のコード形成対象物であるため、情報コードと後方の物体の画像が重なって撮像されてしまい、情報コードの形状が正確に認識できなくなる懸念があるが、上記構成では、情報コードの色を選択的に認識することで背景とは分離した形で情報コードの形状をより正確に把握することができ、ひいては情報コードをより確実にデコードすることが可能となる。
請求項4の発明では、前記受光センサは、複数の画素を有すると共に、各画素に小フィルタがそれぞれ割り当てられてなるカラーセンサからなり、前記小フィルタとして、少なくとも第1色の波長帯の光を通し当該第1色の波長帯から外れた第1所定波長帯の光を抑制する第1フィルタと、第2色の波長帯の光を通し当該第2色の波長帯から外れた第2所定波長帯の光を抑制する第2フィルタと、第3色の波長帯の光を通し当該第3色の波長帯から外れた第3所定波長帯の光を抑制する第3フィルタとを有し、前記第1フィルタ、前記第2フィルタ、前記第3フィルタが分散して配置されており、前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物に対して前記第1波長帯の照射光が当てられたときに前記第1色の可視光の波長帯で前記情報コードの像が生成されるように構成され、前記波長選択フィルタは、分散して配置される複数の前記第1フィルタによって構成され、前記解読手段は、前記受光センサによる前記第1色の光の受光結果に基づいて前記情報コードを解読するように構成されている。
この構成では、カラーセンサを用いた構成においてハード的な変更を大きく加えることなく情報コードをからの光を選択的に認識できるようになる。
請求項5の発明では、前記受光センサは、所定範囲に亘る受光領域全体に前記波長選択フィルタを透過した光が入射するように構成されており、前記解読手段は、前記受光領域での受光結果に基づいて前記情報コードを解読するように構成されている。
このようにすることで、受光センサの受光領域全体において第2波長帯から外れた所定波長帯の光の入射が抑えられることになる。つまり、受光センサのより広い領域を、情報コードを認識しやすい領域として用いることができる。
請求項6の発明では、前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物に対して前記第1波長帯の照明光が照射されているときに、可視光の波長帯の反射光によって前記情報コードの像が生成されるように構成されており、前記受光センサは、前記情報コードの像を構成する可視光の波長帯の反射光を受光可能に構成されている。
この構成では、通常時には情報コードを視認困難な状態で維持しつつ、読み取り時には情報コードを視認可能とすることができるため、読み取り作業を行うユーザには、情報コードの位置を正確に把握させて読み取り操作を行わせることができ、その結果、撮像位置のずれに起因するデコード不良を抑制しやすくなる。
請求項7の発明では、前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物に対して紫外光の照明光が照射されているときに、紫外光とは異なる波長帯の反射光によって前記情報コードの像が生成されるように構成されており、前記照明光源は、紫外光の照明光を照射可能とされている。
この構成では、通常環境下では多く当たりにくい紫外光を「第1波長帯の照明光」としているため、情報コードが偶然表示される可能性を低く抑えることができる。
請求項8の発明では、前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物は板状又はシート状に構成され、当該コード形成対象物の厚さ方向一方面に接着媒体が付されてなるシール部材として構成されている。
この構成によれば、情報コード表示体を他の物体に貼り付けて使用することができ、有用性、利便性の面で有利となる。例えば、直接情報コードを形成することが望ましくない物体(高価品や材質上形成に不向きな物体など)に対しても、通常時に視認困難な情報コードを付すことができ、当該物体を特徴的な情報コードと対応付けて管理することができる。
請求項9の発明では、前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物が板状又はシート状に構成され、且つ当該コード形成対象物の厚さ方向一方面が他の物体の外面に固着されるものとなっている。
この構成によれば、情報コード表示体を他の物体に固着して一体的に使用することができ、有用性、利便性の面で有利となる。例えば、直接情報コードを形成することが望ましくない物体(高価品や材質上形成に不向きな物体など)に対しても、通常時に視認困難な情報コードを付すことができ、当該物体を特徴的な情報コードと対応付けて管理することができる。
請求項10の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏する情報コード読取装置を実現できる。
請求項11の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏する情報コード表示体を実現できる。更に、他の物体に貼り付けて使用することができ、有用性、利便性に優れた情報コード表示体となる。例えば、直接情報コードを形成することが望ましくない物体(高価品や材質上形成に不向きな物体など)に対しても、通常時に視認困難な情報コードを付すことができ、当該物体を特徴的な情報コードと対応付けて管理することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報コード読取システムの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図2(A)は、図1の情報コード読取システムで用いる情報コード表示体について、通常環境下での視認状態を説明する説明図であり、図2(B)は、その情報コード表示体についての紫外光照射環境下での視認状態を説明する説明図である。 図3は、図1の情報コード読取システムで用いられる波長選択フィルタの特性を示すグラフである 図4は、図1の情報コード読取システムにおける読取処理の例を示すフローチャートである。 図5は、第1実施形態の変形例における情報コード表示体を説明する説明図である。 図6は、第2実施形態に係る情報コード読取システムで用いられるフィルタ及び受光素子を概略的に説明する説明図である。 図7は、Rフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタの各々の透過特性を示す例示するグラフである。 図8は、他の実施形態に係る情報コード読取システムの構成を概略的に説明する説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(情報コード読取装置)
情報コード読取システム1は、主として情報コード表示体100と情報コード読取装置40によって構成されている。以下では、まず情報コード読取装置40について説明する。
情報コード読取装置40は、QRコード(登録商標)等の二次元コードやバーコードなどからなる情報コードを撮像し、読み取る機能を有しており、更には、後述する情報コード表示体100(図2)に形成された情報コードC(図2(B)参照)を読み取る機能を有している。
この情報コード読取装置40は、CPU等からなる制御部41、受光センサ(例えば、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成される撮像部42、紫外線領域の波長帯の照明光を照射する照明光源43、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの記憶手段からなる記憶部45などを備えている。また、情報コード読取装置40には、液晶表示器などからなる表示部(図示略)や、各種操作キーなどからなる操作部(図示略)なども設けられている。
制御部41は、情報コード読取装置40全体を制御可能なマイコン等によって構成され、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を備え、情報処理機能を有している。この制御部41は、後述する記憶部45と共に各種演算処理や制御処理を行い得る情報処理装置として機能している。
撮像部42は、例えば、一対の紫外光光源43a,43bの間に配置されており、情報コード表示体100が撮像範囲に配置されたときに、この情報コード表示体100からの反射光(具体的には、後述の波長選択フィルタ42bを通過した反射光)を受光センサ42aの受光面に結像させ、情報コード表示体100の画像データを生成するように機能している。受光センサ42aは、情報コード表示体100に照射されて反射した反射光を受光可能に構成されるもので、例えば、C−MOSやCCD等の固体撮像素子である受光素子を2次元に配列したエリアセンサが、これに相当する。この受光センサ42aは、情報コード表示体100に対して紫外光領域の第1波長帯(後述)の照明光が照射されているときに、情報コードCからの可視光領域の第2波長帯(後述)の光を受光するように機能する。
波長選択フィルタ42bは、特定波長帯の光の透過度合が高く、特定波長帯以外の光の透過度合が低いフィルタであり、例えば図3のような特性を有している。具体的には、例えば、後述する第2波長帯(紫外光が照射されたときに情報コードCから発せられる光の波長帯)の中の所定波長(図3では、ピーク波長として中央の破線で図示)及びその所定波長付近が最も透過率が高く、その所定波長から波長が大きくなるにつれて、又は小さくなるにつれて透過率が低くなるように構成されている。例えば、第2波長帯が600nm〜700nmであれば、630nm〜650付近をピークとし、少なくとも600〜700nmの範囲では、透過率が60%以上であり、550nm以下、750nm以上であれば、透過率が60%未満となるように構成されている。
また、結像レンズ42cは、例えば、鏡筒とこの鏡筒内に収容される複数の集光レンズとによって構成されており、受光センサ42aの受光面に情報コードC(後述)のコード画像を結像するように機能している。光学系の受光センサ42aから出力される画像信号は、例えば記憶部45の画像データ蓄積領域に蓄積されるようになっている。
照明光源43は、例えば撮像部42(受光光学系)を挟んだ両側にそれぞれ設けられている。この照明光源43は、例えば10〜380nmの紫外光の波長帯(より詳しくは、例えば波長200nm〜300nmの波長帯)の照明光を照射する一対の紫外光光源43a,43bによって構成されており、撮像部42の撮像範囲に対して紫外光を照射するように構成されている。なお、紫外光の波長外が「第1波長帯」の一例に相当する。
記憶部45は、半導体メモリ装置などによって構成され、例えばRAM(DRAM、SRAM等)やROM(EPROM、EEPROM等)がこれに相当する。この記憶部45のうちのRAMには、前述した画像データ蓄積領域のほかに、制御部41が算術演算や論理演算等の各処理時に利用する作業領域や読取条件テーブルも確保可能に構成されている。またROMには、各種処理等を実行可能な所定プログラムやその他、照明光源、受光センサ42a等の各ハードウェアを制御可能なシステムプログラム等が予め格納されている。
(情報コード表示体100)
次に情報コード表示体100について説明する。
この情報コード表示体100は、コード形成対象物101に対して情報コードCを形成してなるものである。コード表示体100の基部となるコード形成対象物101は、光を透過する光透過性(例えば透明性)の部材によって構成されており、例えばシリカガラスなどが好適に用いられる。このコード形成対象物101の内部に情報コードCが形成されており、コード形成対象物101に対して可視光領域の所定波長帯の光(例えば、380nm〜750nmの波長帯の光)が当てられているときに情報コードCが表示されず(即ち、視認されるように現れず)、当該コード形成対象物101が透明状態で維持されるようになっている。図2(A)は、可視光が照射されている通常環境下での情報コード表示体100の見え方を示しており、コード領域C’には情報コードCが現れず、領域外と同様に透明状態となっている。つまり、人には情報コードCが見えないようになっている。
一方、コード形成対象物101に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯(例えば10〜380nmの紫外光の波長帯(より詳しくは、例えば、波長200nm〜300nmの波長帯))の照射光が当てられたときに、この第1波長帯とは異なる第2波長帯(例えば、380nm〜750nmの可視光の波長帯(より詳しくは、例えば、波長600nm〜700nmの赤色色の波長帯)の光によって情報コードCの像が生成されるように構成されている。つまり、コード形成対象物101に上記第1波長帯の照射光が当てられたときには、情報コードCの部分が第2波長帯の光によって発光し、このとき、人によって情報コードCが視認可能となり、撮像部42によっても情報コードCの領域及び各セルを特定し得るように撮像できることになる。図2(B)は、波長200nm〜300nmの紫外光が照射されているときの情報コード表示体100の見え方を示しており、このときには、380nm〜750nmの可視光の波長帯の光によって情報コードCの暗色セルの各部分が発光(例えば赤色で発光)するようになっている。なお、明色セルの各部分には特別な加工が施されていないため、領域C’の外部と同様に透明状態(発光しない領域)で視認されることになる。
可視光領域の所定波長帯の光が当てられているときにシリカガラス等に形成した図柄が表示されず、紫外光の波長帯の照射光が当てられたときに紫外光の波長帯とは異なる波長帯の光によって図柄が表示されるように形成する方法としては、公知の、長焦点深度ホログラムを用いたシリカガラスへのフェムト秒レーザ加工技術を用いて好適に行うことができる。具体的な方法としては、文献1(発表日:2011年1月25日、主催者:SPIE、学会名:Photonics West 2011(The Moscone Center,San Francisco California,USA)、タイトル「Invisible two-dimensional barcode fabrication inside a synthetic silica grass by femtosecond laser processing using a computer-generated hologram」、著者:Hayato Kawashima,Masahiro Yamaji,Jun’ichi Suzuki,Shuhei Tanaka)、文献2(発表日:2011年11月28日〜30、主催者:日本光学会、学会名:日本光学会年次学術講演会、「書き換え可能な透明マーキングの石英ガラスへの実現」、著者:川島勇人、田中修平)、文献3(発表日:2011年12月5日、主催者:レーザ加工学会、学会名:第76回レーザ加工学会講演会、タイトル:「フェムト秒レーザを用いたシリカガラス内部への透明マーキング」、著者:川島勇人、田中修平)などに開示された方法を用いることができる。
(読取処理)
次に、情報コード読取装置40による情報コード表示体100の読取処理を説明し、併せて、関連する機能についても説明する。なお、以下の代表例では、例えば、時計の文字盤を覆うガラスや、グラス、一部又は全部がガラスで構成された飾り物のガラス部分などの光透過性(例えば透明性)を有する部分がコード形成対象物101であり、このコード形成対象物101に、所定の識別情報が付された例について説明する。なお、製品としては、コート形成対象物100のみによって構成されていてもよく、コート形成対象物100が他の物品と組み合わされて構成されていてもよい。なお、識別情報は、コード形成対象物101毎に固有に付される識別番号であってもよく、予め決められた一定番号であってもよい。そして、このような識別情報は、情報コード読取装置40の記憶部45に予め記憶されているものとする。
図4に示す読取処理では、まず、照明光源43によって第1波長帯の照明光を発光し、情報コード表示体100に対して第1波長帯の照明光を照射する。本実施形態の代表例では、第1波長帯が例えば10〜380nmの紫外光の波長帯(より詳しくは、例えば、波長200nm〜300nmの波長帯))であるため、S1では、情報コード表示体100に対して紫外光が照射されることになる。
本実施形態では、情報コード表示体100は、コード形成対象物101に対して第1波長帯の照射光が当てられたときに所定色の可視光の波長帯で情報コードCの像が生成されるように構成されている。つまり、S1の処理で上記第1波長帯の光が照射されると、情報コード表示体100が所定色の可視光の波長帯(第2波長帯)の光で発光することになり、S2では、受光センサ42aによってこの光を受光する。より具体的には、情報コード表示体100は、紫外光が照射されたときに情報コードCの暗色セルの部分が赤色光(600nm〜700nmの波長帯の光)で発光するようになっており、S2では、このような発光状態の画像を受光センサ42aによって撮像することになる。
また、本実施形態に係る情報コード読取装置40は、第2波長帯の光の透過度合いが、この第2波長帯から外れた所定波長帯の光の透過度合いよりも大きくなるように構成された波長選択フィルタ42bを有しており、受光センサ42aは、波長選択フィルタ42bを透過した第2波長帯の光を受光して撮像する。より具体的には、上述の所定色の可視光の透過度合いが、所定色とは波長帯の異なる他色の可視光の透過度合いよりも大きくなるように構成されている。例えば、「所定色の可視光」が赤色光であれば、波長選択フィルタ42bは、赤色光の透過度合いが他色光(例えば緑色光や青色光)の透過度合いよりも大きくなるように構成され、受光センサ42aは、波長選択フィルタ42bを透過した赤色光(例えば波長600nm〜700nmの光)を選択的に受光して撮像する。また、受光センサ42aは、所定範囲に亘る受光領域全体に波長選択フィルタ42bを透過した光が入射するように構成されており、後述する解読処理(S3)では、この受光領域での受光結果に基づいて情報コードCを解読するように構成されている。
S2での撮像後には、S2で得られた情報コードCの画像を公知の方法で解析し、情報コードの解読(デコード)を行う(S3)。そして、S4では、S3での解読が成功したか否かを判断する。S3で解読が成功しなかった場合(例えば、情報コード自体が認識できなかったり、情報コードが想定する種類とは異なる種類のコードであった場合、或いは情報コードの記録内容が暗号化キーによって暗号化されておりその暗号データが解読できない場合等)、S4にてNoに進み、コード形成対象物101或いはコード形成対象物101が付された物品が贋物であると判断する(S9)。
一方、S4でYesに進む場合には、S3で解読した内容が所定情報であるか否かを比較によって判断する。上述したように、本実施形態では、正規の情報コードに記録されるべき識別情報が単一情報として、或いはリストとして記憶部45に記憶されており、S5では、S3で解読した情報において、記憶部45に登録された識別情報が含まれているか否かを判断する。例えば、識別情報が単一情報であれば、S3で解読した情報の中に、記憶部45に登録された識別情報が存在するか否かを判断する。また、記憶部45に識別情報のリストが記憶される場合には、S3で解読した情報の中に、記憶部45に記憶された識別情報のいずれかが存在するか否かを判断する。そして、S5での比較内容が同一である場合(即ち、S3で解読した情報に記憶部45に登録された識別情報が含まれている場合)には、S6にてYesに進み、コード形成対象物101或いはコード形成対象物101が付された物品が本物であると判断する(S7)。一方、S5での比較内容が同一でない場合(即ち、S3で解読した情報に記憶部45に登録された識別情報が含まれていない場合)には、S6にてNoに進み、コード形成対象物101或いはコード形成対象物101が付された物品が贋物であると判断する(S8)。
本実施形態では、制御部41が「解読手段」の一例に相当し、受光センサ42aによる受光結果に基づいて情報コードCを解読するように機能し、具体的には、受光センサ42aによる第2波長帯の光の受光結果(より詳しくは、受光センサ42aによる所定色(代表例では赤色)の光の受光結果)に基づいて情報コードCを解読するように機能する。
また、制御部41は、「判定手段」の一例に相当し、解読手段による解読結果に基づいて正規の情報コードが解読されたか否かを判定するように機能しており、コードの解読が失敗した場合には情報コード表示体100を偽物と判定し、少なくとも解読手段によるコードの解読が成功することを条件として情報コード表示体100を本物と判定している。具体的には、解読手段による解読が成功した場合に、その解読されたデータと予め用意された所定情報(例えば情報コード読取装置40に記憶された識別情報)とを比較し、その比較結果に基づいて正規の情報コードが解読されたか否かを判定している。
また、情報コード読取装置40の上記記憶部45は、「所定情報記憶手段」の一例に相当し、上記所定情報(識別情報)を記憶するように機能する。そして、判定手段に相当する制御部41は、解読手段による解読が成功した場合に、その解読されたデータと記憶部45(所定情報記憶手段)に記憶された所定情報とを比較し、その比較結果に基づいて正規コードが解読されたか否かを判定するように機能している。
(上記構成の主な効果)
上記構成では、情報コード表示体100は、コード形成対象物101に対して可視光が当てられているときに情報コードCが表示されずに当該コード形成対象物101が透明状態で維持され、コード形成対象物101に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに第1波長帯とは異なる第2波長帯の光によって情報コードCの像が生成されるようになっている。この構成によれば、可視光が当てられる通常環境下では情報コードCを視認困難とすることができるため、通常環境下で情報コードCを視認させたくない用途で有利となる。
一方、情報コード読取装置40は、照明光源43を有するため、情報コード表示体100に対して第1波長帯の照明光を照射することができる。情報コード表示体100は第1波長帯の照明光が照射されているときに第2波長帯の光によって情報コードCの像が生成されるため、受光センサ42aでは、第2波長帯の光によって生成される情報コードCの像が撮像されることになる。つまり、通常環境下で視認困難な情報コードCであっても、情報コード読取装置40を有してさえいれば支障なく撮像し、解読することができるため、特定の者に選択的に読み取らせるべき用途で非常に有利になる。
また、情報コード読取装置40は、第2波長帯の光の透過度合いが、第2波長帯から外れた所定波長帯の光の透過度合いよりも大きくなるように構成された波長選択フィルタを有し、受光センサは、波長選択フィルタを透過した第2波長帯の光を受光可能に構成されており、解読手段は、受光センサによる第2波長帯の光の受光結果に基づいて情報コードCを解読するように構成されている。
この構成によれば、受光センサに向かおうとする光において第2波長帯から外れた所定波長帯の光を抑えることができるため、受光センサでは、第2波長帯の光を選択的に受光可能となる。従って、背景からの反射光や外乱光等、情報コードCとは関係の無いノイズを効果的に除去することができる。
また、情報コード表示体100は、コード形成対象物101に対して第1波長帯の照射光が当てられたときに所定色の可視光の波長帯で情報コードCの像が生成されるように構成されており、情報コード読取装置40に設けられた波長選択フィルタは、所定色の可視光の透過度合いが、所定色とは波長帯の異なる他色の可視光の透過度合いよりも大きくなるように構成されており、解読手段は、受光センサによる所定色の光の受光結果に基づいて情報コードCを解読するように構成されている。
この構成では、所定色(情報コードCの表示色)から外れた他色の波長帯の光を抑制できるため、情報コードCと背景画像をより確実に分離しやすくなる。特に、本システムでは、情報コードCが形成される部位が透明性のコード形成対象物101であるため、情報コードCと後方の物体の画像が重なって撮像されてしまい、情報コードCの形状が正確に認識できなくなる懸念があるが、上記構成では、情報コードCの色を選択的に認識することで背景とは分離した形で情報コードCの形状をより正確に把握することができ、ひいては情報コードCをより確実にデコードすることが可能となる。
また、受光センサは、所定範囲に亘る受光領域全体に波長選択フィルタを透過した光が入射するように構成されており、解読手段は、受光領域での受光結果に基づいて情報コードCを解読するように構成されている。このようにすることで、受光センサの受光領域全体において第2波長帯から外れた所定波長帯の光の入射が抑えられることになる。つまり、受光センサのより広い領域を、情報コードCを認識しやすい領域として用いることができる。
また、情報コード表示体100は、コード形成対象物101に対して第1波長帯の照明光が照射されているときに、可視光の波長帯の反射光によって情報コードCの像が生成されるように構成されており、受光センサ42aは、情報コードCの像を構成する可視光の波長帯の反射光を受光可能に構成されている。この構成では、通常時には情報コードCを視認困難な状態で維持しつつ、読み取り時には情報コードCを視認可能とすることができるため、読み取り作業を行うユーザには、情報コードCの位置を正確に把握させて読み取り操作を行わせることができ、その結果、撮像位置のずれに起因するデコード不良を抑制しやすくなる。
また、情報コード表示体100は、コード形成対象物101に対して紫外光の照明光が照射されているときに、紫外光とは異なる波長帯の反射光によって情報コードCの像が生成されるように構成されており、照明光源43は、紫外光の照明光を照射可能とされている。この構成では、通常環境下では多く当たりにくい紫外光を「第1波長帯の照明光」としているため、情報コードCが偶然表示される可能性を低く抑えることができる。
更に、解読手段による解読結果に基づいて正規の情報コードが解読されたか否かを判定する判定手段が設けられているため、情報コードCが付される対象物を管理或いは運用する上でのセキュリティ性を一層高めることができる。例えば、一般的な第三者は、情報コード表示体100を見ても情報コードCが付されていること自体が把握できないため、当該情報コードCを不正利用するきっかけすら得にくくなる。また、万が一、情報コードCの存在が第三者に把握されたとしても、同様の情報コードを物体に付すことは非常に困難であるため、情報コードの不正利用(例えば模倣等)を効果的に防止することができる。更には、正規の情報コードが解読されたか否かを判定できるため、セキュリティ面で万全となる。
また、判定手段は、解読手段による解読が成功した場合に、その解読されたデータと予め用意された所定情報とを比較し、その比較結果に基づいて正規の情報コードが解読されたか否かを判定する。この構成では、予め用意された所定情報と比較して真贋判定を行うので、正規コードが解読されたか否かをデータ照合に基づいて正確に判断できるようになる。
また、情報コード読取装置40は、所定情報を記憶する記憶部45(所定情報記憶手段)を備え、判定手段は、解読手段による解読が成功した場合に、その解読されたデータと所定情報記憶手段に記憶された所定情報とを比較し、その比較結果に基づいて正規コードが解読されたか否かを判定している。この構成によれば、認証用のデータ(所定情報)を情報コード読取装置内に保存しておくため、認証処理を短時間で行うことができ、真贋判定を高速化できる。
また、判定手段は、解読手段によるコードの解読が失敗した場合には情報コード表示体100を偽物と判定し、少なくとも解読手段によるコードの解読が成功することを条件として情報コード表示体100を本物と判定している。この構成では、コードが解読できない場合には基本的に全て偽物と判定されるため、セキュリティ面を強化することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、第2実施形態は、情報コード表示体100の構成のみが第1実施形態と異なっている。従って、情報コード読取装置40についての説明は省略する。図5に示す情報コード表示体100は、物品Mに付されて用いられるものとされており、コード形成対象物101が板状又はシート状に構成され(例えば、単独では可撓性を有する薄い部材として構成され)、コード形成対象物101の厚さ方向一方面には接着剤や糊等の接着媒体103が付さされている。そして、情報コード表示体100の全体がシール部材として構成されている。なお、物品Mの種類は特に限定されるものではなく、様々な物品を対象とすることができる。
この構成によれば、情報コード表示体100を他の物体に貼り付けて使用することができ、有用性、利便性の面で有利となる。例えば、直接情報コードCを形成することが望ましくない物体等(高価品や材質上形成に不向きな物体など)に対しても、通常時に視認困難な情報コードCを付すことができ、当該物体を特徴的な情報コードCと対応付けて管理することができる。
なお、図5の例では、板状又はシート状に構成されたコード形成対象物101を接着媒体103によって物品Mに付す例を示したが、コード形成対象物101の厚さ方向一方面が物品M(他の物体)の外面に融着などによって固着されるものとなっていてもよい。例えば、コード形成対象物101又は物品Mの表面を熱的作用又は化学的作用によって溶融させ、それを固化することによってコード形成対象物101と物品Mとを接着するようにしてもよい。この構成でも、情報コード表示体100を他の物体に固着して一体的に使用することができ、有用性、利便性の面で有利となり、図5の例と同様の効果を奏することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、撮像部42の構成のみが第1実施形態とは異なり、他の部分は第1実施形態と同様である。具体的には、波長選択フィルタ42bを省略し、小フィルタ(Rフィルタ201、Gフィルタ202、Bフィルタ203)を設けている点が第1実施形態と異なっている。これ以外の構成は、第1実施形態又は第2実施形態と同様であるため、図1〜図5を参照して説明する。
第3実施形態に係る情報コード読取装置40では、受光センサ42aは、複数の画素(受光素子42a’)を有すると共に、各画素に小フィルタがそれぞれ割り当てられてなるカラーセンサとして構成されている。このカラーセンサは、例えば図6のような構成をなし(なお、図6では、一部の画素のみを図示)、小フィルタとして、少なくとも第1色の波長帯(具体的には赤色光の波長帯)の光を通し当該第1色の波長帯から外れた第1所定波長帯の光を抑制するRフィルタ201(Rフィルタ201は、第1フィルタに相当)と、第2色の波長帯(具体的には緑色光の波長帯)の光を通し当該第2色の波長帯から外れた第2所定波長帯の光を抑制するGフィルタ202(Gフィルタ202は、第2フィルタに相当)と、第3色の波長帯(具体的には青色光の波長帯)の光を通し当該第3色の波長帯から外れた第3所定波長帯の光を抑制するBフィルタ203(Bフィルタ203は、第3フィルタに相当)とを有している。そして、いずれかの画素にはいずれかの小フィルタが割り当てられる形で(具体的には、各画素を小フィルタが覆う形で)、Rフィルタ201、Gフィルタ202、Bフィルタ203が分散して配置されている。なお、各フィルタの特性は、例えば図7のようになっており、一点鎖線の「B」は、Bフィルタ203における波長と透過率との関係を示し、破線の「G」は、Gフィルタ202における波長と透過率との関係を示し、実線の「R」は、Rフィルタ201における波長と透過率との関係を示している。なお、図6の例では、Rフィルタ201、Gフィルタ202、Bフィルタ203の配列が公知のベイヤ配列となっている例を示しているが、他の配列であってもよい。
本実施形態でも、情報コード表示体100は、コード形成対象物101に対して第1波長帯の照射光(例えば、第1実施形態と同様の紫外光)が当てられたときに第1色の可視光の波長帯(例えば、波長が600nm〜700nmの赤色光の波長帯)で情報コードCの像が生成されるように構成され、この光を選択的に通すべき波長選択フィルタは、分散して配置される複数のRフィルタ201によって構成されている。このRフィルタは、Bフィルタ、Gフィルタの透過率のピーク波長での透過率が10%未満となっており、緑色光や青色光を抑制する機能が高くなっている。そして、解読手段に相当する制御部41は、受光センサ42aによる第1色の光の受光結果(即ち、Rフィルタ201が割り当てられた画素によって生成される画像)に基づいて情報コードCを解読するように構成されている。なお、Gフィルタ202、Bフィルタ203が割り当てられた画素からの信号は削除或いは無視するようにすればよい。
この構成では、カラーセンサを用いた構成においてハード的な変更を大きく加えることなく情報コードCをからの光を選択的に認識できるようになる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
情報コード読取装置40のケース内に照明光源43が設けられた例を示しているが、このような構成に限られない。即ち、情報コード読取装置40は、複数の装置によって構成されていてもよく、照明光源43は、撮像部42を収容するケースとは別体の照明器具として構成されていてもよい。また、撮像部42によって撮像されたデータを解読する解読手段は、撮像部42を収容するケースとは別体の装置であってもよい。
図1の構成に加え、図8のような管理装置60を設けてもよい。図8の管理装置60は、第1実施形態で示した情報コード読取装置40とインターネットや専用回線等を介して通信可能に構成されており、この構成では、記憶部45の代わりに管理装置60において上述の所定情報(識別情報)を記憶することができる。この場合、管理装置60の記憶部65が「所定情報記憶手段」に相当する。この場合、図4のS5では、情報コード読取装置40から管理装置60に対して所定情報(識別情報)を要求し、管理装置60では、情報コード読取装置40からの所定情報(識別情報)の要求に応じて、記憶部65(所定情報記憶手段)に記憶された所定情報(識別情報)を読み出し、情報コード読取装置40に送信する。なお、管理装置60の制御部61及び通信部62は「制御手段」の一例に相当する。
そして、S5の比較処理及びS6の判定処理では、このように管理装置60から取得した所定情報(識別情報)に基づいて第1実施形態と同様の比較・判定を行えばよい。なお、この場合も、S5、S6の処理を実行する制御部41が「判定手段」の一例に相当し、管理装置60に対して所定情報(識別情報)を要求すると共に、当該管理装置60から所定情報(識別情報)を受信した場合には、その受信した所定情報(識別情報)と解読手段によって解読されたデータとを比較し、その比較結果に基づいて正規の情報コードが解読されたか否かを判定するように機能する。
この構成によれば、認証用のデータ(所定情報)を情報コード読取装置40の内部に保存しておかないため、セキュリティ面で一層有利になる。
また、情報コード表示体100に付された情報コードCには、認証用のデータを所定の暗号化キー及び所定の暗号化方式に基づいて暗号化してなる暗号データが記録されていてもよい。この場合、情報コード読取装置40の記憶部45を「解読キー記憶手段」として機能させて前記暗号化キーに対応する解読キー(例えば、情報コードCを生成したときの暗号化キーと同一のデータ)を記憶しておくか、又は、図8のような構成において管理装置60の記憶部65に上記暗号化キーを記憶しておき、S3の処理において、解読キーを外部(管理装置60)から取得するようにすればよい。また、この場合、情報コードCの暗号化に用いた暗号化アルゴリズム(暗号化プログラム)に対応する復号化アルゴリズム(即ち、その暗号化アルゴリズムで生成された暗号データを復号化するための復号化プログラム)を記憶部45に記憶しておけばよい。そして、解読手段に相当する制御部41は、S3の処理において、解読キー記憶手段に予め用意された前記解読キー、又は解読キー取得手段によって外部から取得された前記解読キーを用い、前記暗号化方式に従って情報コードCに記録された暗号データの解読を行えばよい。具体的には、上記解読キーと上記復号化アルゴリズムによって暗号データの復号化を行うことになる。
この場合、判定手段に相当する制御部41は、解読手段による暗号データの解読が成功することを条件として正規の情報コードが解読されたと判定することになる。
このように、特徴的な情報コード表示体100において、情報コードCの内部を更に暗号化した構成とすればセキュリティ性が極めて高くなる。
1…情報コード読取システム
40…情報コード読取装置
41…制御部(解読手段、判定手段)
42…撮像部(受光手段)
42b…波長選択フィルタ
43…照明光源
45…記憶部(所定情報記憶手段)
100…情報コード表示体
101…コード形成対象物
103…接着媒体
201…Rフィルタ(第1フィルタ)
202…Gフィルタ(第2フィルタ)
203…Bフィルタ(第3フィルタ)
C…情報コード

Claims (11)

  1. 光を透過する透明性のコード形成対象物を有すると共に、前記コード形成対象物の内部に情報コードが形成され、前記コード形成対象物に対して可視光が当てられているときに前記情報コードが表示されずに当該コード形成対象物が透明状態で維持され、前記コード形成対象物に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光によって情報コードの像が生成される情報コード表示体と、
    前記情報コード表示体に形成された前記情報コードを読み取る情報コード読取装置と、
    を備え、
    前記情報コード読取装置は、
    前記第1波長帯の照明光を照射する照明光源と、
    前記情報コード表示体に対して前記第1波長帯の照明光が照射されているときに、前記情報コードからの前記第2波長帯の光を受光する受光センサと、
    前記受光センサによる受光結果に基づいて前記情報コードを解読する解読手段と、
    を有することを特徴とする情報コード読取システム。
  2. 前記情報コード読取装置は、前記第2波長帯の光の透過度合いが、前記第2波長帯から外れた所定波長帯の光の透過度合いよりも大きくなるように構成された波長選択フィルタを有し、
    前記受光センサは、前記波長選択フィルタを透過した前記第2波長帯の光を受光可能に構成されており、
    前記解読手段は、前記受光センサによる前記第2波長帯の光の受光結果に基づいて前記情報コードを解読することを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
  3. 前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物に対して前記第1波長帯の照射光が当てられたときに所定色の可視光の波長帯で前記情報コードの像が生成されるように構成されており、
    前記情報コード読取装置に設けられた前記波長選択フィルタは、前記所定色の可視光の透過度合いが、前記所定色とは波長帯の異なる他色の可視光の透過度合いよりも大きくなるように構成されており、
    前記解読手段は、前記受光センサによる前記所定色の光の受光結果に基づいて前記情報コードを解読することを特徴とする請求項2に記載の情報コード読取システム。
  4. 前記受光センサは、複数の画素を有すると共に、各画素に小フィルタがそれぞれ割り当てられてなるカラーセンサからなり、
    前記小フィルタとして、少なくとも第1色の波長帯の光を通し当該第1色の波長帯から外れた第1所定波長帯の光を抑制する第1フィルタと、第2色の波長帯の光を通し当該第2色の波長帯から外れた第2所定波長帯の光を抑制する第2フィルタと、第3色の波長帯の光を通し当該第3色の波長帯から外れた第3所定波長帯の光を抑制する第3フィルタとを有し、前記第1フィルタ、前記第2フィルタ、前記第3フィルタが分散して配置されており、
    前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物に対して前記第1波長帯の照射光が当てられたときに前記第1色の可視光の波長帯で前記情報コードの像が生成されるように構成され、
    前記波長選択フィルタは、分散して配置される複数の前記第1フィルタによって構成され、
    前記解読手段は、前記受光センサによる前記第1色の光の受光結果に基づいて前記情報コードを解読することを特徴とする請求項3に記載の情報コード読取システム。
  5. 前記受光センサは、所定範囲に亘る受光領域全体に前記波長選択フィルタを透過した光が入射するように構成されており、
    前記解読手段は、前記受光領域での受光結果に基づいて前記情報コードを解読することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報コード読取システム。
  6. 前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物に対して前記第1波長帯の照明光が照射されているときに、可視光の波長帯の反射光によって前記情報コードの像が生成されるように構成されており、
    前記受光センサは、前記情報コードの像を構成する可視光の波長帯の反射光を受光可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
  7. 前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物に対して紫外光の照明光が照射されているときに、紫外光とは異なる波長帯の反射光によって前記情報コードの像が生成されるように構成されており、
    前記照明光源は、紫外光の照明光を照射可能とされていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
  8. 前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物が板状又はシート状に構成され、当該コード形成対象物の厚さ方向一方面に接着媒体が付されてなるシール部材として構成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
  9. 前記情報コード表示体は、前記コード形成対象物が板状又はシート状に構成され、且つ当該コード形成対象物の厚さ方向一方面が他の物体の外面に固着されるものであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
  10. 光を透過する透明性のコード形成対象物を有すると共に、前記コード形成対象物の内部に情報コードが形成され、前記コード形成対象物に対して可視光が当てられているときに前記情報コードが表示されずに当該コード形成対象物が透明状態で維持され、前記コード形成対象物に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の反射光によって情報コードの像が生成される情報コード表示体を読取対象とし、
    前記第1波長帯の照明光を照射する照明光源と、
    前記情報コード表示体に対して前記第1波長帯の照明光が照射されているときに、前記情報コードからの前記第2波長帯の反射光を受光する受光センサと、
    前記受光センサによる受光結果に基づいて前記情報コードを解読する解読手段と、
    を有することを特徴とする情報コード読取装置。
  11. 光を透過する透明性のコード形成対象物を有すると共に、前記コード形成対象物の内部に情報コードが形成され、前記コード形成対象物に対して可視光が当てられているときに前記情報コードが表示されずに当該コード形成対象物が透明状態で維持され、前記コード形成対象物に対して可視光の波長帯とは異なる第1波長帯の照射光が当てられたときに前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の反射光によって情報コードの像が生成される構成をなしており、
    前記コード形成対象物が板状又はシート状に構成され、
    前記コード形成対象物の厚さ方向一方面には接着媒体が付さされていることを特徴とする情報コード表示体。
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