JP6106961B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式が採用される画像形成装置として、各色に対応して設けられる複数の感光体を備え、各感光体上に形成された現像剤像を直接用紙に転写するダイレクトタンデム方式のカラープリンタが知られている。
例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色に対応して設けられる4つの感光体ドラムと、全ての感光体ドラムに接触されるように用紙を搬送する搬送ベルトと、4つの感光体ドラムのそれぞれに対応して設けられる4つの転写ローラとを備えるカラープリンタが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
このカラープリンタでは、モノクロ印刷時に、カラー印刷用の感光体ドラムと転写ローラとの間に転写電流を流すことにより、モノクロ画像が転写された用紙からカラーの感光体ドラムへのモノクロ画像の逆転写を抑制している。
特開2010−276976号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載のカラープリンタでは、複数枚の用紙に連続してモノクロ印刷する場合に、紙間(先に印刷される用紙が通過した後に、その次に印刷される用紙が給紙されるまでの期間)においても、カラー印刷用の感光体ドラムと転写ローラとの間に用紙の通過時と同じ転写電流を流しているため、消費電力を抑えることが困難な場合がある。
そこで、本発明の目的は、消費電力を抑えることができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、用紙を搬送するための搬送ベルトと、黒色用の第1感光ドラムと、第1感光ドラムとの間で搬送ベルトを挟んで第1ニップを形成する第1転写部とを有し、モノクロモードにおいてモノクロ画像を形成するための第1画像形成部と、黒以外の色用の第2感光ドラムと、第2感光ドラムとの間で搬送ベルトを挟んで第2ニップを形成する第2転写部とを有し、カラーモードにおいてカラー画像を形成するための第2画像形成部と、第2ニップに流れる転写電流を制御するための制御装置とを備える。
制御装置は、モノクロモード時に搬送ベルトによって第1用紙および第2用紙がこの順で連続して搬送されるときに、第1用紙および第2用紙が第2ニップを通過している第1期間において第1転写電流を、第1用紙と第2用紙との紙間である第2期間において第1転写電流よりも小さい第2転写電流を流す。
このような構成によれば、制御装置は、第1用紙と第2用紙との紙間である第2期間において、第2ニップには、第1転写電流よりも小さい第2転写電流を流す。
そのため、モノクロモード時において連続して搬送される複数の用紙(第1用紙および第2用紙)に印刷する場合に、カラー画像を形成するための第2画像形成部の消費電力を抑制することができる。
その結果、画像形成装置の消費電力を抑えることができる。
(2)第2転写電流は、0であってもよい。
このような構成によれば、モノクロモード時の連続印刷の場合において、第2画像形成部の消費電力を、より抑制することができる。
(3)制御装置は、カラーモード時に搬送ベルトによって第1用紙および第2用紙がこの順で連続して搬送されるときに、第1期間において、第1転写電流よりも大きな第3転写電流を流してもよい。
このような構成によれば、モノクロモード時の連続印刷における第1転写電流を、カラーモード時の連続印刷における第3転写電流に対して、小さく設定することができる。
そのため、モノクロモード時の連続印刷の場合において、第2画像形成部の消費電力を、より抑制することができる。
(4)第1画像形成部は、第1感光ドラムの表面を帯電するための第1帯電部材を有してもよい。また、第2画像形成部は、第2感光ドラムの表面を帯電するための第2帯電部材を有してもよい。
この場合、制御装置は、第1帯電部材および第2帯電部材を制御することにより、モノクロモードで画像を形成するときに、第1感光ドラムを第1帯電バイアスに帯電させ、第2帯電部材を第1帯電バイアスよりも絶対値が小さい第2帯電バイアスに帯電させる。
このような構成によれば、モノクロモードで画像を形成するときに、カラー画像を形成するための第2感光ドラムの第2帯電バイアスの絶対値を、モノクロ画像を形成するための第1感光ドラムの第1帯電バイアスの絶対値よりも小さく設定することができる。
そのため、モノクロモード時の連続印刷の場合において、第2画像形成部の消費電力を、より抑制することができる。
(5)制御装置は、モノクロモードで画像を形成するときに、第2帯電バイアスが、カラーモードで画像を形成するときにおける第2感光ドラムの帯電電位としての第3帯電バイアスの絶対値よりも小さくなるように制御してもよい。
このような構成によれば、モノクロモード時の連続印刷の場合において、第2画像形成部の消費電力を、より抑制することができる。
(6)第2画像形成部は、第2感光ドラムに接触され、第2感光ドラムの表面に付着された現像剤を保持するための保持部材を有してもよい。
このような構成によれば、第1用紙と第2用紙との紙間において第2ニップに第1転写電流が流れ続けていると、カラー画像を形成するための第2感光ドラムと第2転写部との間に過度に電流が流れ、その電流によって、第2感光ドラムの帯電電位が、現像剤の帯電極性に対して変動し、保持部材で回収した現像剤が、第2感光ドラムへの再付着するおそれがある。
しかし、本発明の画像形成装置では、上記のように、第1用紙と第2用紙との紙間において、第2ニップに第1転写電流よりも小さい第2転写電流を流す。
そのため、第1用紙と第2用紙との紙間において、第2感光ドラムと第2転写部との間に過度に電流が流れることを抑制することができる。
その結果、第2感光ドラムの帯電極性が変動することを抑制することができ、保持部材で回収した現像剤が、第2感光ドラムへの再付着することを抑制することできる。
(7)制御装置は、第2帯電部材を制御することにより、モノクロモードで画像を形成するときに、第1期間に対応する期間において、第2感光ドラムを第2帯電バイアスに帯電させ、第2期間に対応する期間において、第2感光ドラムを第2帯電バイアスの絶対値よりも大きい第4帯電バイアスに帯電させてもよい。
このような構成によれば、予め、第2期間に対応する期間において、第2感光ドラムを、第2帯電バイアスの絶対値よりも大きい第4帯電バイアスで帯電させることで、第2期間において、第2感光ドラムと第2転写部との間に過度に電流が流れることを予防することができる。
その結果、保持部材で回収した現像剤が第2感光ドラムへの再付着することを、確実に抑制することできる。
(8)第1帯電部材および第2帯電部材は、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
このような構成によれば、第1帯電部材および第2帯電部材から発生するオゾンを低減することができる。
(9)第1画像形成部は、用紙搬送方向において、第2画像形成部よりも上流側に配置されてもよい。
このような構成によれば、第1画像形成部により用紙上に形成された現像剤像が、用紙搬送方向において下流側の第2画像形成部において、第2感光ドラムに逆転写するおそれがある。
しかし、本発明の画像形成装置では、上記のように、第1用紙および第2用紙が第2ニップを通過している第1期間において、第2ニップに第1転写電流を流している。
そのため、第1画像形成部により用紙上に形成された現像剤像が第2感光ドラムに逆転写することを抑制できる。
(10)本発明の画像形成装置は、黒以外の色用の第3感光ドラムと、第3感光ドラムとの間で搬送ベルトを挟んで第3ニップを形成する第3転写部と、第3感光ドラムの表面を帯電するための第3帯電部材を有し、カラーモードにおいて第2画像形成部とともに使用されてカラー画像を形成するための第3画像形成部をさらに有してもよい。また、第3画像形成部は、用紙の搬送方向において、第1画像形成部の直後の下流、かつ、第2画像形成部より上流に配置されてもよい。
この場合、制御装置は、第3帯電部材を制御することにより、モノクロモードで画像を形成するときに、第3感光ドラムを第2帯電バイアスよりも絶対値が大きい第5帯電バイアスに帯電させてもよい。
このような構成によれば、第5帯電バイアスによって、第3感光ドラムの帯電電位の絶対値を高く設定することができる。
そのため、第1画像形成部により形成された用紙上の現像剤像が、第3感光ドラムに逆転写することを抑制できる。
(11)制御装置は、第3ニップに流れる転写電流を制御し、モノクロモード時に搬送ベルトによって第1用紙および第2用紙がこの順で連続して搬送されるときに、第1用紙および第2用紙が第3ニップを通過している第3期間および第1用紙と第2用紙との紙間である第4期間において第5転写電流を流してもよい。
このような構成によれば、モノクロモード時において、第3ニップに、常時、第5転写電流を流すことができる。
そのため、第1画像形成部により形成された用紙上の現像剤像が、第3感光ドラムへ逆転写することを、より抑制することができる。
(12)制御装置は、第1用紙内に区画される画像形成領域の後端と、第1用紙の後端との間の部分が、第2ニップを通過するときに、第2転写電流を流してもよい。
このような構成によれば、第1用紙の後端が第2ニップを通過する前において、確実に、第2ニップに第2転写電流を流すことができる。
(13)制御装置は、第2用紙内に区画される画像形成領域の先端と、第2用紙の先端との間の部分が、第2ニップを通過するときに、第1転写電流を流してもよい。
このような構成によれば、画像形成領域内において、第1画像形成部により用紙上に形成された現像剤像が第2感光ドラムに逆転写することを、確実に抑制できる。
本発明の画像形成装置によれば、画像形成装置の消費電力を抑えることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタを示す側断面図である。 図2は、モノクロモードで画像を形成する場合であって、1枚目の用紙の後端がブラック感光ドラムとブラック転写ローラとの間を通過し、2枚目の用紙の先端がブラック感光ドラムとブラック転写ローラとの間に給紙される様子を説明する説明図である。 図3は、モノクロモードで画像を形成する場合であって、1枚目の用紙の後端がマゼンタ感光ドラムとマゼンタ転写ローラとの間を通過する様子を説明する説明図である。 図4は、モノクロモードで画像を形成する場合であって、2枚目の用紙の先端がマゼンタ感光ドラムとマゼンタ転写ローラとの間を通過する様子を説明する説明図である。 図5は、モノクロモードで画像を形成する場合であって、1枚目の用紙の後端がシアン感光ドラムとシアン転写ローラとの間を通過する様子を説明する説明図である。 図6は、モノクロモードで画像を形成する場合における転写バイアスのON、OFF切り替えを示すタイミングチャートである。 図7は、本発明の第2実施形態を説明する説明図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラーレーザプリンタである。
なお、以下の説明において、方向について言及する場合には、プリンタ1を水平に載置した状態を基準として、図1における紙面左側を前側とし、図1における紙面右側を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。
プリンタ1は、略ボックス形状の本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2の前端部には、本体ケーシング2の内外を連通する本体開口部3が形成されている。また、本体ケーシング2の前壁には、本体開口部3を開閉するフロントカバー4が設けられている。
また、プリンタ1は、本体ケーシング2内において、スキャナ部5、プロセス部6、搬送部7、および定着部8を備えている。
スキャナ部5は、本体ケーシング2の上端部に配置されている。スキャナ部5は、プロセス部6の感光ドラム11(後述)に向かって、画像データに基づいてレーザービームを出射し(図1破線参照)、感光ドラム11(後述)を露光する。
プロセス部6は、スキャナ部5の下側であって、搬送部7の上側に配置されている。プロセス部6は、前後方向にスライド可能であり、本体開口部3を介して本体ケーシング2外に引き出し可能に構成されている。
プロセス部6は、第1画像形成部の一例としてのブラックプロセス部6K、第3画像形成部の一例としてのイエロープロセス部6Y、第2画像形成部の一例としてのマゼンタプロセス部6Mおよびシアンプロセス部6C、を有している。
各プロセス部6K、6Y、6M、6Cは、ブラック、イエロー(カラーの一例)、マゼンタ(カラーの一例)、シアン(カラーの一例)の順に、互いに前後方向(並列方向および搬送方向)に間隔を隔てて並列配置されている。各プロセス部6K、6Y、6M、6Cは、感光ドラム11と、スコロトロン型帯電器12と、ドラムクリーニングローラ9と、現像カートリッジ10と、転写ローラ19とを備えている。
各感光ドラム11は、左右方向に長手の円筒形状に形成されており、対応するプロセス部6に回転可能に支持されている。また、感光ドラム11は、接地されている。
なお、ブラックプロセス部6Kに支持されるブラック感光ドラム11Kが第1感光ドラムの一例であり、マゼンタプロセス部6Mに支持されるマゼンタ感光ドラム11M、および、シアンプロセス部6Cに支持されるシアン感光ドラム11Cが第2感光ドラムの一例であり、イエロープロセス部6Yに支持されるイエロー感光ドラム11Yが第3感光ドラムの一例である。
各スコロトロン型帯電器12は、対応する感光ドラム11の後上側に間隔を隔てて対向配置されている。
なお、ブラック感光ドラム11Kに対向されるスコロトロン型帯電器12Kが第1帯電部材の一例であり、マゼンタ感光ドラム11Mに対向されるスコロトロン型帯電器12M、および、シアン感光ドラム11Cに対向されるスコロトロン型帯電器12Cが第2帯電部材の一例であり、イエロー感光ドラム11Yに対向されるスコロトロン型帯電器12Yが第3帯電部材の一例である。
各ドラムクリーニングローラ9は、対応するスコロトロン型帯電器12の後下側に配置され、対応する感光ドラム11に後側から接触されている。
なお、マゼンタ感光ドラム11Mに対向されるドラムクリーニングローラ9M、および、シアン感光ドラム11Cに対向されるドラムクリーニングローラ9Cが保持部材の一例である。
各現像カートリッジ10は、対応する感光ドラム11の上側において、対応するプロセス部6に着脱自在に支持されている。また、現像カートリッジ10は、現像ローラ13を備えている。
現像ローラ13は、現像カートリッジ10の下端部において、後側から露出されるように回転可能に支持されている。また、現像ローラ13は、感光ドラム11に対して上側から接触されている。
なお、現像カートリッジ10は、現像ローラ13にトナーを供給する供給ローラ14、現像ローラ13に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード(図示せず)を備え、それらの上側の空間には、各色に対応する現像剤の一例としてのトナーが収容されている。
各転写ローラ19は、対応する感光ドラム11に対して、後述する搬送ベルト18の上側部分を挟んで対向配置されている。転写ローラ19には、負極性の転写バイアスが印加される。この転写バイアスにより、転写ローラ19と感光ドラム11との間に転写電流が流れる。
なお、ブラック感光ドラム11Kに対向されるブラック転写ローラ19Kが第1転写部の一例であり、マゼンタ感光ドラム11Mに対向されるマゼンタ転写ローラ19M、および、シアン感光ドラム11Cに対向されるシアン転写ローラ19Cが第2転写部の一例であり、イエロー感光ドラム11Yに対向されるイエロー転写ローラ19Yが第3転写部の一例である。
搬送部7は、各プロセス部6の下側に配置されている。搬送部7は、駆動ローラ16、従動ローラ17および搬送ベルト18を備えている。
駆動ローラ16は、搬送部7の後端部に配置されている。
従動ローラ17は、駆動ローラ16の前側に間隔を隔てて対向配置されるように、搬送部7の前端部に配置されている。
搬送ベルト18は、その上側部分がすべての感光ドラム11と接触するように、駆動ローラ16および従動ローラ17の周りに巻回されている。搬送ベルト18は、駆動ローラ16の駆動、および、従動ローラ17の従動により、その上側部分が前側から後側へ向かって移動するように、周回移動される。
定着部8は、搬送部7の後側に配置され、加熱ローラ20、および、加熱ローラ20に対向する加圧ローラ21を備えている。
そして、プリンタ1の画像形成動作が実施されると、現像カートリッジ10内のトナーは、供給ローラ14と現像ローラ13との間で正極性に摩擦帯電され、層厚規制ブレード(図示せず)により、一定厚さの薄層として現像ローラ13の表面に担持される。
一方、感光ドラム11の表面には、感光ドラム11の後上側に対向配置されるスコロトロン型帯電器12によって一様に帯電された後、スキャナ部5によって所定の画像データに基づいて露光されることにより、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ13に担持されるトナーが感光ドラム11の表面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム11の表面上にトナー像(現像剤像)が担持される。
用紙Pは、本体ケーシング2の底部に設けられる給紙トレイ22内に収容されており、各種ローラによって、後上側へUターンするように搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム11と搬送ベルト18との間に給紙される。そして、搬送ベルト18によって、感光ドラム11と転写ローラ19との間を前側から後側に向かって搬送される。このとき、転写バイアスにより、用紙Pにトナー像が転写される。
そして、トナー像が転写された用紙Pは、加熱ローラ20と加圧ローラ21との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Pにトナー像が熱定着される。
その後、用紙Pは、前上側へUターンするように搬送されて、本体ケーシング2の上面に設けられる排紙トレイ23に排紙される。
2.スコロトロン型帯電器、転写ローラおよびドラムクリーニングローラの詳細
(1)スコロトロン型帯電器
スコロトロン型帯電器12は、図2に示すように、グリッド31と帯電ワイヤ32とを備えている。
グリッド31は、左右方向に延び、上端部が後上側へ向かって開放された断面視略U字形の筒形状に形成されている。
帯電ワイヤ32は、グリッド31内に配置されている。帯電ワイヤ32は、左右方向に延びる略直線形状に形成されている。
(2)転写ローラ
転写ローラ19は、転写ローラ軸33と転写ローラ本体34とを備えている。
転写ローラ軸33は、金属から左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。
転写ローラ本体34は、導電性の樹脂の弾性材料などから、左右方向に延びる略円筒形状に形成され、転写ローラ軸33の左右方向両端部を露出するように、転写ローラ軸33を被覆している。
(3)ドラムクリーニングローラ
ドラムクリーニングローラ9は、ドラムクリーニングローラ軸35とドラムクリーニングローラ本体36とを備えている。
ドラムクリーニングローラ軸35は、金属からなり、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。
ドラムクリーニングローラ本体36は、半導電性のシリコーン樹脂やウレタン樹脂の発泡体などから形成されている。ドラムクリーニングローラ本体36は、左右方向に延びる略円筒形状に形成され、ドラムクリーニングローラ軸35の左右方向両端部を露出するように、ドラムクリーニングローラ軸35を被覆している。
3.プリンタの電気的構成
本体ケーシング2内には、図2に示すように、プリンタ1の動作を制御するための制御装置の一例としての制御部41と、センサ40とが設けられている。
制御部41は、電源基板42と、CPU43とを備えている。
電源基板42は、電源44と、スコロトロン型帯電器12に電力を供給するための帯電回路45と、転写ローラ19に電力を供給するための転写回路46と、ドラムクリーニングローラ9に電力を供給するためのドラムクリーニング回路47とを備えている。
電源44は、電源基板42内において、配線を介して、帯電回路45、転写回路46、および、ドラムクリーニング回路47に電気的に接続されている。
帯電回路45は、配線を介して、スコロトロン型帯電器12のグリッド31および帯電ワイヤ32に電気的に接続されている。帯電回路45は、CPU43の制御に基づいて、電源44からの電圧を、所定の電圧に調整してスコロトロン型帯電器12のグリッド31および帯電ワイヤ32に印加する。
転写回路46は、配線を介して、転写ローラ19の転写ローラ軸33に電気的に接続されている。転写回路46は、CPU43の制御に基づいて、電源44からの電圧を、所定の転写バイアスに調整して転写ローラ軸33に印加する。
ドラムクリーニング回路47は、配線を介して、ドラムクリーニングローラ9のドラムクリーニングローラ軸35に電気的に接続されている。ドラムクリーニング回路47は、CPU43の制御に基づいて、電源44からの電圧を、所定のドラムクリーニングバイアスに調整してドラムクリーニングローラ軸35に印加する。
CPU43は、信号配線を介して、帯電回路45、転写回路46、および、ドラムクリーニング回路47に電気的に接続されている。
センサ40は、最前方のブラック感光ドラム11Kの前側に配置されている。センサ40は、信号配線を介して、CPU43に電気的に接続されている。センサ40は、光センサやアクチュエータを備えるメカセンサなどからなり、ブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの間への用紙Pの先端(搬送方向下流側端部)および後端(搬送方向上流側端部)の通過を検知して、検知信号をCPU43に送信する。
4.画像形成動作
(1)カラーモード
プリンタ1は、図1に示すように、用紙Pにカラー画像を形成するときには、全ての現像ローラ13がそれぞれ対応する感光ドラム11に接触されて、カラーモードに切り替えられる。
(1−1)電力の供給
カラーモードで上記した画像形成動作が実施されるときには、制御部41は、すべてのスコロトロン型帯電器12の帯電ワイヤ32およびグリッド31のそれぞれに、所定の電圧を印加する。
より具体的には、ブラック感光ドラム11Kの表面は、スキャナ部5によって露光される前において、例えば、+820Vの帯電電位で帯電される。
また、イエロー感光ドラム11Yの表面は、スキャナ部5によって露光される前において、例えば、+820Vの帯電電位で帯電される。
また、マゼンタ感光ドラム11Mおよびシアン感光ドラム11Cの表面は、スキャナ部5によって露光される前において、例えば、第3帯電バイアスV3の一例である、+820Vの帯電電位で帯電される。
これにより、すべての感光ドラム11の表面は、スキャナ部5によって露光される前において、例えば、+820Vの帯電電位で帯電される。
なお、感光ドラム11の帯電電位は、転写電流が流れたときに負極性とならないように、調整される。
また、制御部41は、複数の転写ローラ19のそれぞれに転写バイアス(負極性)を印加する。なお、制御部41は、感光ドラム11と、対応する転写ローラ19との間に流れる転写電流を一定に保つように、転写バイアスを制御する(定電流制御)。
これにより、ブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの間には、例えば、−11μAの転写電流が流される。
また、イエロー感光ドラム11Yとイエロー転写ローラ19Yの間には、例えば、−8μAの転写電流が流される。
また、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mの間、および、シアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cの間には、例えば、−10μAの転写電流(第3の転写電流の一例)が流される。
また、制御部41は、複数のドラムクリーニングローラ9K、9Y、9M、9Cのそれぞれに、例えば、−300Vのドラムクリーニングバイアスを印加する。
(1−2)転写動作
そして、カラーモードにおいて、連続して搬送される複数(2枚)の用紙Pに対して上記した画像形成動作が実施されると、各用紙Pが感光ドラム11と転写ローラ19との対向部分を通過するときに、感光ドラム11に担持されているトナー像が用紙Pに転写される。
なお、このとき、感光ドラム11の周面には、用紙Pに転写されなかったトナーが残存する場合がある。
感光ドラム11の周面に残存する転写残トナーは、感光ドラム11の回転(右側面視反時計回り方向の回転)に伴って、ドラムクリーニングローラ9に対向される。すると、転写残トナーは、ドラムクリーニングバイアスによって、ドラムクリーニングローラ9の周面に静電気的に保持される。
(2)モノクロモード
プリンタ1は、図2に示すように、用紙Pにモノクロ画像を形成するときには、ブラックの現像ローラ13がブラック感光ドラム11Kに接触されるとともに、公知の離間機構によりカラー(イエロー、マゼンタ、シアン)の現像ローラ13がそれぞれ対応する感光ドラム11から離間されて、モノクロモードに切り替えられる。
(2−1)電力の供給
モノクロモードで上記した画像形成動作が実施されるときには、ブラック感光ドラム11Kの表面は、スキャナ部5によって露光される前において、例えば、第1帯電バイアスV1の一例である、+760Vの帯電電位で帯電される。
また、イエロー感光ドラム11Yの表面は、例えば、第5帯電バイアスV5の一例としての、+760Vの帯電電位で帯電される。
また、マゼンタ感光ドラム11Mおよびシアン感光ドラム11Cの表面は、紙間に相当する期間において、例えば、第4帯電バイアスV4の一例である、+400Vの帯電電位で帯電され、それ以外の期間において、第2帯電バイアスV2の一例である、例えば、+100Vの帯電電位で帯電される。
なお、紙間に相当する期間とは、先に印刷される用紙(例えば、後述する1枚目の用紙P1)と、その次に印刷される用紙(例えば、後述する2枚目の用紙P2)との間に相当する期間である。
また、ブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの間には、例えば、−11μAの転写電流が流される。
また、イエロー感光ドラム11Yとイエロー転写ローラ19Yの間には、例えば、−8μAの転写電流(第5転写電流の一例)が流される。
また、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mの間、および、シアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cの間には、例えば、−3μAの転写電流(第1転写電流の一例)が流される。
また、制御部41は、複数のドラムクリーニングローラ9K、9Y、9M、9Cのそれぞれに、例えば、−300Vのドラムクリーニングバイアスを印加する。
(2−2)転写動作
ここでは、モノクロモードにおいて、連続して搬送される複数(2枚)の用紙Pに対しての転写動作について説明する。
画像形成動作が実施されると、まず、第1用紙の一例としての1枚目の用紙P1の先端が、上記したように、ブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの対向部分(第1ニップ)に給紙される。
すると、センサ40によって、1枚目の用紙P1の先端の通過が検知される(図6におけるT)。
そして、センサ40により1枚目の用紙P1の先端が検知されると、ブラック転写ローラ19Kに転写バイアスが印加される。
そして、用紙P1の画像形成領域Iがブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの対向部分を通過するときに、1枚目の用紙P1の画像形成領域Iに、黒色のトナー像が転写される。
なお、画像形成領域Iは、用紙P(1枚目の用紙P1、および、2枚目の用紙P2(後述))の周端縁から前後左右に所定のマージンが形成されるように、用紙P内に区画されている。
次いで、1枚目の用紙P1の先端は、イエロー感光ドラム11Yとイエロー転写ローラ19Yとの対向部分(第3ニップ)を通過した後、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの対向部分(第2ニップ)を通過し(図6におけるT)、その後、シアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cとの対向部分(第2ニップ)を通過する(図6におけるT)。
なお、1枚目の用紙P1の先端がシアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cとの対向部分を通過した直後に、センサ40によって、1枚目の用紙P1の後端の通過が検知される(図6におけるT)。
その後、図2および図6に示すように、1枚目の用紙P1に連続して、第2用紙の一例としての2枚目の用紙P2がブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの対向部分に給紙される。
このとき、センサ40によって、2枚目の用紙P2の先端の通過が検知される(図6におけるT)。
そして、制御部41は、図3および図6に示すように、1枚目の用紙P1の後端(画像形成領域Iの後端と、用紙P1の後端との間の部分)が、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの対向部分を通過するとき(図6におけるT)に、マゼンタ転写ローラ19Mに対する転写バイアスの印加をOFFする(図6におけるT〜Tは、第1期間に相当する。)。
これにより、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mの間には、転写電流が流れない。すなわち、第2転写電流は、0である。
なお、マゼンタ転写ローラ19Mに対する転写バイアスの印加をOFFする時点(T)は、用紙P1の後端がセンサ40によって検知された時点(T)を基準として、用紙P1の後端がマゼンタ感光ドラム11Mに接触される時点として設定される。具体的には、マゼンタ転写ローラ19Mに対する転写バイアスの印加をOFFする時点(T)は、用紙P1の後端がセンサ40によって検知された時点(T)から、例えば、1.5秒後に設定される。
また、制御部41は、1枚目の用紙P1の画像形成領域Iがマゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの対向部分を通過しているときには、マゼンタ転写ローラ19Mに転写バイアスを印加し続ける。
また、制御部41は、1枚目の用紙P1の後端が、ブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの対向部分およびイエロー感光ドラム11Yとイエロー転写ローラ19Yとの対向部分を通過した後でも、ブラック転写ローラ19Kおよびイエロー転写ローラ19Yには、転写バイアスを印加し続ける。
つまり、制御部41は、1枚目の用紙P1がイエロー感光ドラム11Yとイエロー転写ローラ19Yとの対向部分を通過している期間(第3期間)、および、紙間に相当する期間(第4期間)において、−8μAの転写電流(第5転写電流の一例)を流し続ける。
また、このとき、2枚目の用紙P2の先端は、イエロー感光ドラム11Yとイエロー転写ローラ19Yとの対向部分を通過し、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの対向部分の手前(前側)まで搬送されている。2枚目の用紙P2の画像形成領域Iには、上記した1枚目の用紙P1の画像形成領域Iと同様に、ブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの対向部分を通過するときに、黒色のトナー像が転写される。
そして、制御部41は、図4および図6に示すように、2枚目の用紙P2の先端(用紙P2の先端と、画像形成領域Iの先端との間の部分)が、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの対向部分を通過するとき(図6におけるT)に、マゼンタ転写ローラ19Mに対する転写バイアスの印加をONする(図6におけるT〜Tは、第2期間に相当する)。
なお、マゼンタ転写ローラ19Mに対する転写バイアスの印加をONする時点(T)は、用紙P2の先端がセンサ40によって検知された時点(T)を基準として、用紙P2の先端がマゼンタ感光ドラム11Mに接触される時点として設定される。
そして、制御部41は、図5および図6に示すように、1枚目の用紙P1の後端(画像形成領域Iの後端と、用紙P1の後端との間の部分)が、シアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cとの対向部分を通過するとき(図6におけるT11)に、シアン転写ローラ19Cに対する転写バイアスの印加をOFFする(図6におけるT〜T11は、第1期間に相当する。)。
これにより、シアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cの間には、転写電流が流れない。すなわち、転写電流は、0となる。
なお、シアン転写ローラ19Cに対する転写バイアスの印加をOFFする時点(T11)は、用紙P1の後端がセンサ40によって検知された時点(T)を基準として、用紙P1の後端がシアン感光ドラム11Cに接触される時点として設定される。
また、制御部41は、1枚目の用紙P1の画像形成領域Iがシアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cとの対向部分を通過する前には、シアン転写ローラ19Cに転写バイアスを印加し続ける。
その後、制御部41は、図6に示すように、2枚目の用紙P2の先端(用紙P2の先端と、画像形成領域Iの先端との間の部分)が、シアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cとの対向部分を通過するとき(図6におけるT12)に、シアン転写ローラ19Cに対する転写バイアスの印加をONする(図6におけるT11〜T12は、第2期間に相当する)。
なお、シアン転写ローラ19Cに対する転写バイアスの印加をONする時点(T12)は、用紙P2の先端がセンサ40によって検知された時点(T)を基準として、用紙P2の先端がシアン感光ドラム11Cに接触される時点として設定される。
その後、センサ40によって、2枚目の用紙P2の後端の通過が検知された(図6におけるT13)後、制御部41は、2枚目の用紙P2の後端がブラック感光ドラム11Kとブラック転写ローラ19Kとの対向部分を通過した後、ブラック転写ローラ19Kに対する転写バイアスの印加をOFFするとともに、2枚目の用紙P2の後端がイエロー感光ドラム11Yとイエロー転写ローラ19Yとの対向部分を通過した後、イエロー転写ローラ19Yに対する転写バイアスの印加をOFFする。
また、制御部41は、2枚目の用紙P2の後端が、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの対向部分を通過するとき(図6におけるT14)に、マゼンタ転写ローラ19Mに対する転写バイアスの印加をOFFする(図6におけるT〜T14は、第1期間に相当する。)。
また、制御部41は、2枚目の用紙P2の後端が、シアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cとの対向部分を通過するとき(図6におけるT15)に、シアン転写ローラ19Cに対する転写バイアスの印加をOFFする(図6におけるT12〜T15は、第1期間に相当する。)。
そして、連続して搬送される2枚の用紙Pに対しての転写動作が終了する。
(2−3)帯電動作
ここでは、図6を参照して、上記した転写動作に連動して実施される帯電動作について説明する。
制御部41は、マゼンタ転写ローラ19Mに対する転写バイアスの印加をOFFする(図6におけるT)直前に、スコロトロン型帯電器12Mを制御して、マゼンタ感光ドラム11Mの帯電電位を、第4帯電バイアスV4(+400V)に調整する(図6におけるT)。
その後、制御部41は、紙間に相当する期間の経過後、スコロトロン型帯電器12Mを制御して、マゼンタ感光ドラム11Mの帯電電位を、再び、第2帯電バイアスV2(+100V)に調整する(図6におけるT)。すなわち、図6におけるT〜Tは、紙間に対応している。
詳しくは、マゼンタ感光ドラム11Mの帯電電位を第2帯電バイアスV2から第4帯電バイアスV4へ変更する時点(T)は、2枚目の用紙P2の先端がセンサ40によって検知された時点(T)を基準として、2枚目の用紙P2の先端がマゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの対向部分を通過する時点(T)から、マゼンタ感光ドラム11Mのスコロトロン型帯電器12Mに対する対向部分から第3ニップまでの右側面視反時計回り方向の周方向距離を周回する時間(例えば、0.35秒)と、マゼンタ感光ドラム11Mの1周分の時間(例えば、0.6秒)とを差し引いた時点として設定される。
また、マゼンタ感光ドラム11Mの帯電電位を第4帯電バイアスV4から第2帯電バイアスV2へ変更する時点は(T)は、2枚目の用紙P2の先端がセンサ40によって検知された時点(T)を基準として、2枚目の用紙P2の先端がマゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの対向部分を通過する時点(T)から、マゼンタ感光ドラム11Mのスコロトロン型帯電器12Mに対する対向部分から第3ニップまでの右側面視反時計回り方向の周方向距離を周回する時間(例えば、0.35秒)を差し引いた時点として設定される。
また、制御部41は、シアン転写ローラ19Cに対する転写バイアスの印加をOFFする(図6におけるT11)直前に、スコロトロン型帯電器12Cを制御して、シアン感光ドラム11Cの帯電電位を、第4帯電バイアスV4(+400V)に調整する(図6におけるT)。
その後、制御部41は、紙間に相当する期間の経過後、スコロトロン型帯電器12Cを制御して、シアン感光ドラム11Cの帯電電位を、再び、第2帯電バイアスV2(+100V)に調整する(図6におけるT10)。すなわち、図6におけるT〜T10は、紙間に対応している。
詳しくは、シアン感光ドラム11Cの帯電電位を第2帯電バイアスV2から第4帯電バイアスV4へ変更する時点(T)は、2枚目の用紙P2の先端がセンサ40によって検知された時点(T)を基準として、2枚目の用紙P2の先端がシアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cとの対向部分を通過する時点(T12)から、シアン感光ドラム11Cのスコロトロン型帯電器12Cに対する対向部分から第3ニップまでの右側面視反時計回り方向の周方向距離を周回する時間(例えば、0.35秒)と、シアン感光ドラム11Cの1周分の時間(例えば、0.6秒)とを差し引いた時点として設定される。
また、シアン感光ドラム11Cの帯電電位を第4帯電バイアスV4から第2帯電バイアスV2へ変更する時点は(T10)は、2枚目の用紙P2の先端がセンサ40によって検知された時点(T)を基準として、2枚目の用紙P2の先端がシアン感光ドラム11Cとシアン転写ローラ19Cとの対向部分を通過する時点(T12)から、シアン感光ドラム11Cのスコロトロン型帯電器12Cに対する対向部分から第3ニップまでの右側面視反時計回り方向の周方向距離を周回する時間(例えば、0.35秒)を差し引いた時点として設定される。
4.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図6に示すように、制御部41は、1枚目の用紙P1がマゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との対向部分を通過しているときに、−3μAの転写電流を流し、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2との紙間(図6におけるT〜T、または、T11〜T12)において、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に転写電流を流さない(すなわち、転写電流は、0となる。)。
そのため、モノクロモード時において連続して搬送される複数の用紙(用紙P1および用紙P2)に印刷する場合に、カラー画像を形成するためのマゼンタプロセス部6Mおよびシアンプロセス部6Cの消費電力を抑制することができる。
その結果、プリンタ1の消費電力を抑えることができる。
(2)また、このプリンタ1によれば、カラーモードにおいて、連続して搬送される複数(2枚)の用紙Pに対して画像形成動作が実施される場合に、制御部41は、1枚目の用紙P1がマゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との対向部分を通過している期間(図6におけるT〜T、T〜T14、T〜T11、T12〜T15)に、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に−10μAの転写電流を流す。
つまり、モノクロモード時の連続印刷において、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に流す転写電流(−3μA)を、カラーモード時の連続印刷における転写電流(−10μA)に対して、小さく設定することができる。
そのため、モノクロモード時の連続印刷の場合において、マゼンタプロセス部6Mおよびシアンプロセス部6Cの消費電力を、より抑制することができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、モノクロモードで画像を形成するときに、マゼンタ感光ドラム11Mおよびシアン感光ドラム11Cの帯電電位(+100V)を、ブラック感光ドラム11Kの帯電電位(+760V)よりも小さく設定することができる。
そのため、モノクロモード時の連続印刷の場合において、マゼンタプロセス部6Mおよびシアンプロセス部6Cの消費電力を、より抑制することができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、制御部41は、モノクロモードで画像を形成するときに、マゼンタ感光ドラム11Mおよびシアン感光ドラム11Cの帯電電位(+100V)が、カラーモードで画像を形成するときにおけるマゼンタ感光ドラム11Mおよびシアン感光ドラム11Cの帯電電位(+820V)よりも小さくなるように制御する。
そのため、モノクロモード時の連続印刷の場合において、マゼンタプロセス部6Mおよびシアンプロセス部6Cの消費電力を、より抑制することができる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図1に示すように、各プロセス部6は、感光ドラム11の表面に付着された転写残トナーを保持するためのドラムクリーニングローラ9を有している。
この場合、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2との紙間において、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に転写電流が流れ続けていると、1枚目の用紙P1が通過したときに、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に過度に電流が流れる場合がある。すると、その電流によって、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)の帯電電位が、トナーの帯電極性に対して変動し、ドラムクリーニングローラ9で回収した転写残トナーが、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)への再付着するおそれがある。
しかし、このプリンタ1では、上記し、図6に示すように、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2との紙間(図6におけるT〜T、または、T11〜T12)において、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との対向部分に流れる転写電流を低減する。
そのため、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2との紙間において、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に過度に電流が流れることを抑制することができる。
その結果、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)の帯電極性が変動することを抑制することができ、ドラムクリーニングローラ9で回収した転写残トナーが、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)への再付着することを抑制することできる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図6に示すように、予め、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2との紙間(図6におけるT〜T、または、T11〜T12)に対応する期間(図6におけるT〜T、または、T〜T10)において、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)の帯電電位を、+100Vから+400Vに増大させる。
そのため、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2との紙間(図6におけるT〜T、または、T11〜T12)において、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に過度に電流が流れることを予防することができる。
その結果、ドラムクリーニングローラ9で回収した転写残トナーがマゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)への再付着することを、確実に抑制することできる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図1に示すように、スコロトロン型帯電器12を備えている。
そのため、発生するオゾンを低減することができる。
(8)また、このプリンタ1によれば、図1に示すように、ブラックプロセス部6Kは、マゼンタプロセス部6Mおよびシアンプロセス部6Cよりも前側(用紙Pの搬送方向において上流側)に配置されている。
そのため、ブラックプロセス部6Kにより用紙P上に形成されたトナー像が、マゼンタ感光ドラム11Mやシアン感光ドラム11Cに逆転写するおそれがある。
しかし、このプリンタ1では、上記し、図6に示すように、1枚目の用紙P1および2枚目の用紙P2がマゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との対向部分を通過している期間(図6におけるT〜T、T〜T14、T〜T11、T12〜T15)において、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に−3μAの転写電流を流している。
そのため、ブラックプロセス部6Kにより用紙P上に形成されたトナー像が、マゼンタ感光ドラム11Mやシアン感光ドラム11Cに逆転写することを抑制できる。
(9)また、このプリンタ1によれば、図6に示すように、制御部41は、モノクロモードで画像を形成するときに、イエローのスコロトロン型帯電器12Yを制御して、イエロー感光ドラム11Yを、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)の帯電電位(+100V)よりも大きな帯電電位(+760V)に帯電させる。
そのため、イエロー感光ドラム11Yの帯電電位によって、ブラックプロセス部6Kにより用紙P上に形成されたトナー像がイエロー感光ドラム11Yに逆転写されることを、抑制することができる。
(10)また、このプリンタ1によれば、図6に示すように、モノクロモード時において、イエロー感光ドラム11Yとイエロー転写ローラ19Yとの対向部分に、常時、−8μAの転写電流を流すことができる。
そのため、ブラックプロセス部6Kにより用紙P上に形成されたトナー像がイエロー感光ドラム11Yに逆転写されることを、より抑制することができる。
(11)また、このプリンタ1によれば、図3および図5に示すように、1枚目の用紙P1の後端がマゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との対向部分を通過する前(図6におけるT、または、T11)において、確実に、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間の転写電流を低減することができる。
(12)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、制御部41は、2枚目の用紙Pの先端が、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との対向部分を通過するとき(図6におけるT、または、T12)に、マゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)とマゼンタ転写ローラ19M(または、シアン転写ローラ19C)との間に、−3μAの転写電流を流す。
そのため、画像形成領域I内において、ブラックプロセス部6Kにより用紙P上に形成されたトナー像がマゼンタ感光ドラム11M(または、シアン感光ドラム11C)に逆転写することを、確実に抑制できる。
5.第2実施形態
図7を参照して、プリンタ1の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、感光ドラム11をスコロトロン型帯電器12で帯電させている。
対して、第2実施形態では、図7に示すように、感光ドラム11を帯電ローラ51で帯電させる。
また、上記した第1実施形態では、各プロセス部6は、前側(用紙搬送方向上流側)から後側(用紙搬送方向下流側)へ向かって、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順に、互いに間隔を隔てて並列配置されている。
対して、第2実施形態では、各プロセス部6を、前側(用紙搬送方向上流側)から後側(用紙搬送方向下流側)へ向かって、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に、互いに間隔を隔てて並列配置する。
詳しくは、帯電ローラ51は、複数(4つ)の感光ドラム11のそれぞれに1つずつ対応するように、4つ、設けられている。帯電ローラ51は、対応する感光ドラム11に後上側から接触されている。なお、ブラック感光ドラム11Kに対向される帯電ローラ51が第1帯電部材の一例であり、マゼンタ感光ドラム11Mおよびシアン感光ドラム11Cに対向される帯電ローラ51が第2帯電部材の一例であり、イエロー感光ドラム11Yに対向される帯電ローラ51が第3帯電部材の一例である。
また、帯電ローラ51は、対応する感光ドラム11を帯電させるときに、対応する感光ドラム11の表面に付着している付着物が帯電ローラ51の表面に静電気的に保持される場合がある。付着物としては、例えば、紙粉や逆転写残トナーなどが挙げられる。
すなわち、ブラック感光ドラム11Kに対向される帯電ローラ51は、第1保持部材としても作用する。また、マゼンタ感光ドラム11Mおよびシアン感光ドラム11Cに対向される帯電ローラ51は、第2保持部材としても作用する。また、イエロー感光ドラム11Yに対向される帯電ローラ51は、第3保持部材としても作用する。
第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
6.変形例
(1)上記した第1実施形態では、1枚目の用紙P1の後端がマゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの間を通過するときに、マゼンタ転写ローラ19Mに対する転写バイアスの印加をOFFしている。
しかし、1枚目の用紙P1の後端がマゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの間を通過するときに、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの間に流れる転写電流の絶対値を下げるように、マゼンタ転写ローラ19Mに印加される転写バイアスを制御することもできる。
この場合、1枚目の用紙P1の後端がマゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの間を通過するときには、マゼンタ感光ドラム11Mとマゼンタ転写ローラ19Mとの間に、例えば、−1μAの転写電流(第2転写電流)を流す。
この変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(2)また、上記した実施形態では、連続して搬送される2枚の用紙Pに対しての転写動作について説明したが、連続して搬送される用紙が、3枚、4枚など数が増えた場合でも、2枚目の用紙Pと3枚目の用紙Pとの紙間や、3枚目の用紙Pと4枚目の用紙Pとの紙間において、上記した実施形態と同様に、転写動作および帯電動作を実施することができる。
これらの場合にも、上記した実施形態と同様の効果を得ることができる。
1 プリンタ
9 ドラムクリーニングローラ
11 感光ドラム
12 スコロトロン型帯電器
18 搬送ベルト
19 転写ローラ
41 制御部
51 帯電ローラ

Claims (13)

  1. 用紙を搬送するための搬送ベルトと、
    黒色用の第1感光ドラムと、前記第1感光ドラムとの間で前記搬送ベルトを挟んで第1ニップを形成する第1転写部と、を有する第1画像形成部と、
    黒以外の色用の第2感光ドラムと、前記第2感光ドラムとの間で前記搬送ベルトを挟んで第2ニップを形成する第2転写部と、を有する第2画像形成部と、
    モノクロモードにおいて、前記第1画像形成部および前記第2画像形成部のうちの前記第1画像形成部のみによりモノクロ画像を形成し、カラーモードにおいて、前記第1画像形成部および前記第2画像形成部によりカラー画像を形成する制御部と、を備え、
    前記モノクロモードにおいて、前記第2感光ドラムは、前記搬送ベルトと接触し、前記カラーモードにおいて、前記第2感光ドラムは、前記搬送ベルトと接触し、
    前記制御部は、
    前記モノクロモードにおいて、前記搬送ベルトによって第1用紙および第2用紙がこの順で連続して搬送されるときに、前記第1用紙および前記第2用紙が前記第2ニップを通過している第1期間において第1転写電流を、前記第1用紙と前記第2用紙との紙間である第2期間において絶対値が前記第1転写電流よりも小さい第2転写電流を、前記第2ニップに流し、
    前記カラーモードにおいて、前記第1期間と前記第2期間とにわたって、前記第2ニップに流れる転写電流の絶対値を一定に保つことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2転写電流は、0であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記カラーモードにおいて、前記搬送ベルトによって第1用紙および第2用紙がこの順で連続して搬送されるときに、前記第1期間において、絶対値が前記第1転写電流よりも大きな第3転写電流を流すことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1用紙内に区画される画像形成領域の後端と、前記第1用紙の後端との間の部分が、前記第2ニップを通過するときに、前記第2転写電流を流すことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記第2用紙内に区画される画像形成領域の先端と、前記第2用紙の先端との間の部分が、前記第2ニップを通過するときに、前記第1転写電流を流すことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1画像形成部は、前記第1感光ドラムの表面を帯電するための第1帯電部材を有し、
    前記第2画像形成部は、前記第2感光ドラムの表面を帯電するための第2帯電部材を有し、
    前記制御部は、前記第1帯電部材および前記第2帯電部材を制御することにより、前記モノクロモードで画像を形成するときに、前記第1感光ドラムを第1帯電バイアスに帯電させ、前記第2感光ドラムを前記第1帯電バイアスよりも絶対値が小さい第2帯電バイアスに帯電させることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記モノクロモードで画像を形成するときに、前記第2帯電バイアスが、前記カラーモードで画像を形成するときにおける前記第2感光ドラムの帯電電位としての第3帯電バイアスの絶対値よりも小さくなるように制御することを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2画像形成部は、前記第2感光ドラムに接触され、前記第2感光ドラムの表面に付着された現像剤を保持するための保持部材を有することを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記第2帯電部材を制御することにより、前記モノクロモードで画像を形成するときに、前記第1期間に対応する期間において、前記第2感光ドラムを前記第2帯電バイアスに帯電させ、前記第2期間に対応する期間において、前記第2感光ドラムを前記第2帯電バイアスの絶対値よりも大きい第4帯電バイアスに帯電させることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1帯電部材および前記第2帯電部材は、スコロトロン型の帯電器であることを特徴とする、請求項6ないし9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1画像形成部は、用紙搬送方向において、前記第2画像形成部よりも上流側に配置されていることを特徴とする、請求項6ないし10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 黒以外の色用の第3感光ドラムと、前記第3感光ドラムとの間で前記搬送ベルトを挟んで第3ニップを形成する第3転写部と、前記第3感光ドラムの表面を帯電するための第3帯電部材を有し、カラーモードにおいて前記第2画像形成部とともに使用されてカラー画像を形成するための第3画像形成部をさらに有し、
    前記第3画像形成部は、用紙の搬送方向において、前記第1画像形成部の直後の下流、かつ、前記第2画像形成部より上流に配置され、
    前記制御部は、前記第3帯電部材を制御することにより、前記モノクロモードで画像を形成するときに、前記第3感光ドラムを前記第2帯電バイアスよりも絶対値が大きい第5帯電バイアスに帯電させることを特徴とする、請求項6ないし11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記第3ニップに流れる転写電流を制御し、前記モノクロモードにおいて、前記搬送ベルトによって第1用紙および第2用紙がこの順で連続して搬送されるときに、前記第1用紙および前記第2用紙が前記第3ニップを通過している第3期間および前記第1用紙と前記第2用紙との紙間である第4期間において第5転写電流を流すことを特徴とする、請求項12に記載の画像形成装置。
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