JP6135554B2 - 画像形成装置、シート搬送方法およびシート搬送プログラム - Google Patents

画像形成装置、シート搬送方法およびシート搬送プログラム Download PDF

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Description

画像形成装置が有するベルトに電荷を付与して、当該ベルトにシートを電気的に吸着させる技術に関する。
従来から、シートを安定して搬送するために、搬送ベルトに電荷を付与して、当該搬送ベルトにシートを電気的に吸着させる機能を有する画像形成装置がある(特許文献1)。具体的には、この画像形成装置は、電荷付与部、および、導電性接地ローラを有し、電荷付与部にバイアスを印加することで搬送ベルトに電荷を付与して、搬送ベルトと導電性接地ローラとが対向する対向位置で、シートを搬送ベルトに吸着させる。また、この画像形成装置は、ベルトのうちシート全体が位置する搬送部分が上記対向位置にある期間の全体に亘って、電荷付与部に一定のバイアスを印加し続ける。
特開2002−169385号公報
しかし、従来の画像形成装置は、上記搬送部分が上記対向位置にある期間の全体に亘って、電荷付与部に一定のバイアスを印加し続けるため、その分だけ、電力が消費されてしまうという問題がある。
本明細書では、電力消費を抑制しつつ、シートを安定して搬送することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される画像形成装置は、ベルトと、吸着部と、印加部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記ベルトを回動させて、シートを搬送する搬送処理と、前記ベルトのうち、搬送方向におけるシートの先端が位置する先端部分が、前記ベルトと前記吸着部との対向位置にあるとき、前記印加部から前記吸着部に吸着バイアスを印加させて前記先端部分に電荷を付与する先端処理と、前記ベルトのうち、前記先端部分と、シートの後端が位置する後端部分との間に位置する中間部分が前記対向位置にあるとき、前記先端部分が前記対向位置にあるときよりも、前記吸着バイアスを小さくする中間処理と、を実行する。
ベルトのうち、シートの中間が位置する中間部分は、シートの先端が位置する先端部分に比べて、シートが不安定になりにくく、先端部分と同等レベルの吸着バイアスによって電荷を付与する必要性は低い。そこで、この画像形成装置は、中間部分が対向位置にあるとき、先端部分が対向位置にあるときよりも吸着バイアスを小さくする。これにより、ベルトのうち、シートを搬送する搬送部分の全長に亘って、一定のバイアスを吸着部に印加する構成に比べて電力消費を抑制しつつ、シートを安定して搬送することができる。
上記画像形成装置では、像担持体を備え、前記吸着部は、前記ベルトを介して前記像担持体と対向する転写体を有し、前記制御部は、前記印加部から前記転写体に転写バイアスを印加させて、当該像担持体に形成されたトナー像を、前記ベルト側に転写する転写処理を実行し、前記先端処理における前記吸着バイアスは、前記転写バイアスよりも小さくてもよい。
この画像形成装置によれば、先端処理における吸着バイアスが転写バイアスと同等の大きさである構成に比べて、電力消費を抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記搬送方向に沿って並ぶ複数の像担持体を備え、前記吸着部は、前記ベルトを介して前記複数の像担持体それぞれと対向する複数の転写体を有し、前記制御部は、前記複数の転写体のうち一部の転写体である形成転写体に、前記印加部から転写バイアスを印加させて、当該形成転写体に対向する像担持体に形成されたトナー像を、前記ベルト側に転写する転写処理を実行し、前記転写処理の対象でない非形成転写体のうち少なくとも1つに対して、前記先端処理および前記中間処理を実行してもよい。
この画像形成装置によれば、一部の形成転写体によってトナー像をシートに転写させつつ、非形成転写体によって、電力消費を抑制しつつ、シートを安定して搬送することができる。
上記画像形成装置では、前記先端処理および前記中間処理を実行する前記非形成転写体は、前記形成転写体よりも前記搬送方向の上流に位置する非形成転写体でもよい。
この画像形成装置によれば、非形成転写体によってシートの搬送を安定させた後に、形成転写体によってトナー像をシートに転写させることができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記ベルトのうちシート全体が位置する搬送部分が、前記形成転写体よりも前記搬送方向の下流に位置する少なくとも1つの非形成転写体と前記ベルトとの対向位置にある間、当該非形成転写体に対して、前記印加部から前記転写バイアス以下のバイアスを印加する下流側処理を実行してもよい。
この画像形成装置によれば、形成転写体よりも下流に位置する非転写体において、シートに形成されたトナーが逆転写することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記複数の転写体それぞれに対応する複数の帯電部を備え、前記制御部は、前記印加部から前記非形成転写体に対応する帯電部に帯電バイアスを印加させて、当該非形成転写体に対向する像担持体を帯電させる非形成帯電処理を実行してもよい。
この画像形成装置によれば、非形成転写体に対向する像担持体を帯電させない場合に比べて、像担持体が劣化することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記印加部から前記形成転写体に対応する帯電部に帯電バイアスを印加させて、当該形成転写体に対向する像担持体を帯電させる形成帯電処理を実行し、前記非形成帯電処理における帯電バイアスは、前記形成帯電処理における帯電バイアスより小さくてもよい。
この画像形成装置によれば、非形成帯電処理における帯電バイアスが、形成帯電処理における帯電バイアスと同じである場合に比べて、電力消費を抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記非形成帯電処理において像担持体を帯電させる範囲は、前記ベルトのうち前記非形成転写体によって電荷が付与される部分と前記対向位置で重なる範囲でもよい。
この画像形成装置によれば、非形成帯電処理に使用する電力消費を、より効果的に抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記複数の転写体それぞれに対応する複数の帯電部を備え、前記制御部は、前記印加部から前記非形成転写体に対応する帯電部に帯電バイアスを印加しなくてもよい。
この画像形成装置によれば、非形成転写体に吸着バイアスを印加しても、シートの抵抗成分によって、像担持体の劣化が抑制される。これより、非形成転写体に対応する帯電部に帯電バイアスを印加する場合に比べて、電力消費を抑えつつ、像担持体の劣化を抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記先端処理において、前記先端処理および前記中間処理を実行する前記非形成転写体が複数ある場合、前記搬送方向の下流側に位置する前記先端処理および前記中間処理を実行する非形成転写体ほど、前記吸着バイアスを小さくすること、および、前記吸着バイアスによって電荷が付与される範囲を狭くすることの少なくとも一方を行ってもよい。
シートは、搬送方向の上流側に位置する非形成転写体によって電荷が付与されるため、下流側に位置する非形成転写体では吸着バイアスによる吸着力を弱めても、シートの搬送が不安定になりにくい。そこで、この画像形成装置によれば、電力消費を抑えつつ、シートを安定して搬送することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記ベルトのうち、搬送方向におけるシートの後端が位置する後端部分が、前記対向位置にあるとき、前記中間部分が前記対向位置にあるときよりも、前記印加部から前記吸着部に大きい吸着バイアスを印加させて前記後端部分に電荷を付与する後端処理を実行してもよい。
この画像形成装置によれば、後端部分に電荷を付与しない場合に比べて、シートを安定して搬送することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記中間処理において、前記印加部から前記吸着部に吸着バイアスを印加させなくてもよい。
この画像形成装置によれば、電力消費を、より効果的に抑制することができる。
なお、この発明は、画像形成装置、シート搬送方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した不揮発性の記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、電力消費を抑制しつつ、シートを安定して搬送することができる。
一実施形態に係るプリンタの機械的構成を示す概要図 プリンタの電気的構成を示すブロック図 制御処理を示すフローチャート バイアス制御処理を示すフローチャート 吸着処理を示すフローチャート シートの搬送位置とバイアスとの関係を示すタイムチャート
一実施形態のプリンタ1について図1〜図6を参照しつつ説明する。以下の説明では、同図の紙面右側をプリンタ1の前側(F)とし、紙面奥側をプリンタ1の右側(R)とし、紙面上側をプリンタ1の上側(U)とする。プリンタ1は、例えば4色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)を用いてカラー画像を形成可能な直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタである。プリンタ1は、画像形成装置の一例である。以下の説明では、プリンタ1の各構成部品や用語を色毎に区別する場合、その構成部品等の符号の末尾に各色を意味するK(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)を付すものとする。図1では、各色間で同一の構成部品については、適宜符号が省略されている。
プリンタ1は、供給部2、画像形成部3、搬送機構4、定着部5、離間機構6、および、センサ7を備える。
供給部2は、プリンタ1の最下部に設けられ、複数枚のシートWを収容可能なトレイ11、ピックアップローラ12、搬送ローラ13,および、レジストレーションローラ14を有する。トレイ11に収容されたシートWは、ピックアップローラ12により1枚ずつ取り出され、搬送ローラ13,レジストレーションローラ14を介して搬送機構4に送られる。
搬送機構4は、シートWを搬送するためのものであり、ベルト23が駆動ローラ21と従動ローラ22との間に架け渡された構成である。駆動ローラ21が回動すると、ベルト23は、感光ドラム34と対向する側の表面が、図1上の左方向へ移動する。これにより、レジストレーションローラ14から送られてきたシートWが、画像形成部3から定着部5へと搬送される。なお、ベルト23は、導電性を有する材料で形成されている。ベルト23内には、後述する4つの転写ローラ24K〜24Cが、シートWの搬送方向に沿って、すなわち左右方向に並んでいる。
画像形成部3は、4個のプロセス部31K〜31Cおよび4個の露光部32を有する。4個のプロセス部31K〜31Cは、上記搬送方向に沿って並んでいる。以下、4個のプロセス部31K〜31Cは、トナーの色以外は、同様の構成であるものとし、ブラックに対応するプロセス部31Kを例に挙げて具体的構成を説明する。
プロセス部31Kは、転写ローラ24K、帯電器33K、感光ドラム34K、ケース35、現像ローラ36K、および、供給ローラ38を有する。感光ドラム34Kは像担持体の一例である。
感光ドラム34Kは、例えば、アルミニウム製の基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものである。帯電器33Kは、例えばスコロトロン型またはコロトロン型の帯電器であり、後述する正極性の印刷時帯電バイアスVC1等が印加されると、感光ドラム34Kの表面を一様に帯電させる。
露光部32は、例えば、感光ドラム34Kの回転軸方向に沿って一列状に並んだ複数の発光素子(例えばLED)を有し、複数の発光素子を、後述する印刷命令に対応する画像データに応じて発光制御することにより、感光ドラム34Kの表面に静電潜像を形成する。なお、露光部32はLED方式に限らず、ポリゴンスキャニング方式などでもよい。
ケース35Kは、各色の例えば正帯電性のトナーを収納する。供給ローラ38は、回転することによって、ケース35K内のトナーを現像ローラ36Kに供給する。これにより、トナーは、供給ローラ38Kと現像ローラ36Kとの間で正に摩擦帯電される。そして、現像ローラ36Kは、その正帯電されたトナーを感光ドラム34K上へ供給することによって静電潜像を現像して、感光ドラム34K上にブラックのトナー像を形成する。
転写ローラ24Kは、ベルト23を介して、感光ドラム34Kに対向するように配置されている。転写ローラ24Kとベルト23との対向位置は、対向位置の一例であり、以下、転写ローラ24Kとベルト23との対向位置を転写位置X1Kという。また、以下、感光ドラム34の回転方向において、帯電器33Kが感光ドラム34Kを帯電する帯電位置から後述する転写位置X1Kまでの距離を、帯電転写距離L1Kいう。転写ローラ24Kは、感光ドラム34Kとの間にトナーの帯電極性とは逆極性(ここでは、負極性)の転写バイアスVT1が印加されることで、感光ドラム34上に形成されたトナー像をシートWに転写する。転写ローラ24Kは、吸着部、および、転写体の一例である。
こうして各色のトナー像が転写されたシートWは、搬送機構4により定着部5へと搬送され、定着部5にてトナー像が熱定着され、プリンタ1の上面に排出される。
離間機構6は、CPU41の制御により、4つのプロセス部31K〜31Cを個別に変位させる。具体的には、離間機構6は、各プロセス部31を、現像ローラ36が感光ドラム34に接触または接近してトナーを供給可能な現像可能位置(図1参照)と、現像ローラ36が感光ドラム34から離間してトナーを供給不能な現像不能位置とに変位させることができる。
センサ7は、レジストレーションローラ14と搬送機構4との間の検出位置X2におけるシートWの有無に応じた検出信号を出力する。なお、このセンサ7によるシートWの先端の検知タイミングに基づいて、各プロセス部31がシートWに画像を書き出すタイミングが決定される。以下、検出位置X2から転写位置X1までの距離を、検出転写距離L2という。
図2に示すように、プリンタ1は、上述した供給部2,画像形成部3、搬送機構4、離間機構6,センサ7などに加え、中央処理装置(以下、CPU)41、ROM42、RAM43、不揮発性メモリ44、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)45、表示部46、受付部47、バイアス印加部48を有する。
ROM42には、各種のプログラムが記憶されており、各種のプログラムには、例えば、後述する制御処理等を実行するためのプログラムや、プリンタ1の各部の動作を制御するためのプログラムが含まれる。RAM43は、CPU41が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。不揮発性メモリ44は、NAVRAM、フラッシュメモリ、HDD、EPPROMなどの書き換え可能なメモリであればよい。
CPU41は、制御部の一例である。CPU41は、ROM42から読み出したプログラムに従って、プリンタ1の各部を制御する。ASIC45は、例えば画像処理専用のハード回路である。表示部46は、液晶ディスプレイやランプ等を有し、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。受付部47は、複数のボタンを有し、ユーザによる各種の入力指示を受け付け可能な操作部や、無線通信方式または有線通信方式により、図示しない外部装置と通信を行う通信部などである。
バイアス印加部48は、印加部の一例であり、現像ローラ36に対して現像バイアスを印加し、帯電器33に対して上記印刷時帯電バイアスVC1等のバイアスVCを印加し、転写ローラ24に対して上記転写バイアスVT1等のバイアスVTを印加する。また、バイアス印加部48は、CPU41の制御により、各バイアスVC、VTのバイアス値を変更可能である。
図3から図6を参照して、CPU41が実行する制御内容について説明する。プリンタ1の電源がオンされると、CPU41は、図3に示すように、受付部47が印刷命令を受け付けたか否かを判断する(S1)。この印刷命令には、カラー印刷であるかモノクロ印刷であるかの指定や、シートの印刷枚数等に関する情報が含まれるものとする。
CPU41は、印刷命令を受け付けていないと判断したことに応じて(S1:NO)待機し、印刷命令を受け付けたと判断したことに応じて(S1:YES)、供給部2および搬送機構4に、トレイ11に収容されているシートWを搬送する動作を開始させる(S2)。このS2の処理は搬送処理、搬送工程の一例である。その後、CPU41は、バイアス制御処理を実行する(S3)。
図4を参照して、バイアス制御処理について説明する。このバイアス制御処理は、CPU41により、プロセス部31K〜31Cそれぞれに対して個別に実行される処理であり、各プロセス部31が有する転写ローラ24および帯電器33にどのようなバイアスを印加するかを決定する処理である。以下、バイアス制御処理について、マゼンタのプロセス部31Mを例に挙げて説明する。
CPU41は、転写ローラ24Mが吸着処理の実行条件を満たすか否かを判断する(S11,S12)。この実行条件は、転写ローラ24Mが、上記印刷命令に基づく印刷処理の使用対象でなく、かつ、印刷処理の使用対象である他の転写ローラ24よりも搬送方向の上流に位置することとする。
具体的には、CPU41は、転写ローラ24Mが印刷処理の使用対象であるか否かを判断する(S11)。CPU41は、例えば印刷命令でカラー印刷が指定されていれば、転写ローラ24Mは印刷処理の使用対象であると判断する。このとき、転写ローラ24Mは形成転写体の一例である。一方、CPU41は、例えば印刷命令でモノクロ印刷が指定されていれば、転写ローラ24Mは印刷処理の使用対象でないと判断する。このとき、転写ローラ24Mは非形成転写体の一例である。
CPU41は、転写ローラ24Mが印刷処理の使用対象であると判断したことに応じて(S11:YES)、プロセス部31Mに、マゼンタのトナー像をシートWに形成させる動作を行わせる形成処理を実行する。つまり、転写ローラ24Mは、吸着処理の実行条件を満たさないため、当該転写ローラ24Mに対して吸着処理は実行されない。
具体的には、図6の上から2段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、帯電器33Mに対して、上述した印刷時帯電バイアスVC1を印加する動作を開始させる(S15)。この処理は形成帯電処理の一例である。印刷時帯電バイアスVC1は、形成帯電処理時における帯電バイアスの一例であり、現像ローラ36Mからのトナーが付着しない程度に、感光ドラム34Mの表面を帯電させることが可能な大きさであり、例えば5kV〜8kVである。
また、図6の上から3段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、転写ローラ24Mに対して、上述した転写バイアスVT1を印加する動作を開始させる(S15)。転写バイアスVT1は、転写バイアスの一例であり、感光ドラム34M上に形成されたトナー像をシートWに転写することが可能な程度の大きさであり、例えば−8kVである。なお、図6では、CPU41は、S15の処理を、例えば搬送方向におけるシートWの先端が検出位置X2に到達する前に開始している例が示されている。しかし、これに限らず、CPU41は、S15の処理を、シートWの先端が検出位置X2を通過後、転写位置X1Mに到達する前に開始してもよい。
次に、CPU41は、露光部32に、帯電した感光ドラム34Mの表面に静電潜像を形成させる(S16)。すると、その静電潜像は、現像バイアスが印加された現像ローラ36Mによって現像されてマゼンタのトナー像になる。そして、そのトナー像は、上記転写バイアスVT1が印可された転写ローラ24MによってシートWに転写される(S16)。上記S15、S16の処理は転写処理の一例である。
CPU41は、S16の処理の実行後、次のシートWに対する印刷処理に備えて、印刷時帯電バイアスVC1および転写バイアスVT1を維持したまま図3のS4に進む。
図4のS11で、CPU41は、転写ローラ24Mが印刷処理の使用対象でないと判断したことに応じて(S11:NO)、当該転写ローラ24Mは、印刷処理の使用対象である転写ローラ24よりも搬送方向の上流に位置するか否かを判断する(S12)。例えば転写ローラ24Cだけが印刷処理の使用対象であれば、転写ローラ24Mは吸着処理の実行条件を満たすことになり、CPU41は、肯定判断し(S12:YES)、これに応じて、吸着処理を実行する(S13)。
図5を参照して吸着処理について説明する。CPU41は、離間機構6に、現像ローラ36Mを現像不能位置に変位させる動作を行わせる(S21)。これにより、マゼンタのトナーが感光ドラム34M、ひいてはシートWに付着することを抑制することができる。
次に、CPU41は、ベルト23のうち、シートWの先端が位置することが想定される先端部分が帯電開始位置X3Mに到達したか否かを判断する(S22)。ここで、先端部分は、ベルト23のうち、シートW全体が位置する搬送部分の先端からLFまでの部分であり、後端部分は、搬送部分の後端から、先端に向かってLBまでの部分である。この帯電開始位置X3Mは、図1に示すように、転写位置X1Mよりも帯電転写距離L1Mだけ上流の位置である。具体的には、CPU41は、センサ7からの検出信号に基づき、シートWの先端が検出位置X2に到達した否かを判断する。
そして、CPU41は、シートWの先端が検出位置X2に到達したと判断した時点から(図6のT1参照)、搬送機構4が、シートWを、検出転写距離L2Mから帯電転写距離L1Mを差し引いた距離(=L2M−L1M)だけ搬送したか否かを判断する。なお、CPU41は、例えば搬送機構4の駆動源であるステッピングモータに与えるステップ数や搬送時間などに基づき、搬送機構4が、シートWを各距離だけ搬送したか否かを判断することができる。
CPU41は、搬送機構4が未だシートWを上記距離(=L2M−L1M)だけ搬送していないとき、先端部分が帯電開始位置X3Mに到達しないと判断し(S22:NO)、待機する。一方、CPU41は、搬送機構4がシートWを上記距離(=L2M−L1M)だけ搬送したとき、先端部分が帯電開始位置X3Mに到達したと判断する(S22:YES)。これに応じて、図6の上から4段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、帯電器33Mに対して、先端帯電バイアスVC2を印加する動作を開始させる(S23 図6のT2参照)。
これにより、吸着処理において、後述する先端吸着バイアスVT2等が印加される転写ローラ24Mに対向する感光ドラム34Mを帯電させない場合に比べて、感光ドラム34Mが劣化することを抑制することができる。S23の処理は非形成帯電処理の一例である。先端帯電バイアスVC2は、非形成帯電処理時における帯電バイアスの一例であり、上記印刷時帯電バイアスVC1に対して絶対値が同じでも小さくてもよく、シートWをベルト23に電気的に吸着できる程度の大きさであればよい。但し、先端帯電バイアスVC2が、印刷時帯電バイアスVC1よりも小さければ、印刷時帯電バイアスVC1と同じである場合に比べて、電力消費を抑制することができる。
CPU41は、先端帯電バイアスVC2の印加開始後、先端部分が帯電開始位置X3Mを通過したか否かを判断する(S24)。具体的には、CPU41は、先端部分が帯電開始位置X3Mに到達したと判断した時点から(S22:YES)、搬送機構4が、シートWを、未だ搬送方向における先端部分の幅寸法LFだけ搬送していないとき、先端部分が帯電開始位置X3Mを通過していないと判断し(S24:NO)、待機する。
一方、CPU41は、先端部分が帯電開始位置X3Mに到達したと判断した時点から(S22:YES)、搬送機構4が、シートWを、上記幅寸法LFだけ搬送したとき、先端部分が帯電開始位置X3Mを通過したと判断する(S24:YES)。これに応じて、図6の上から4段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、帯電器33Mに対して、中間帯電バイアスVC3を印加する動作に切り替えさせる(S25 図6のT3参照)。中間帯電バイアスVC3は、先端帯電バイアスVC2に対して絶対値が同じでも小さくてもよい。また、CPU41は、S25で、バイアス印加部48に、帯電器33Mに対してバイアスを印加することを停止させてもよい。
CPU41は、中間帯電バイアスVC3の印加開始後、先端部分が転写位置X1Mに到達したか否かを判断する(S26)。具体的には、CPU41は、シートWの先端が検出位置X2に到達したと判断した時点から、搬送機構4が、未だシートWを検出転写距離L2Mだけ搬送していないとき、先端部分が転写位置X1Mに到達しないと判断し(S26:NO)、待機する。
一方、CPU41は、シートWの先端が検出位置X2に到達したと判断した時点から、搬送機構4が、シートWを検出転写距離L2Mだけ搬送したとき、先端部分が転写位置X1Mに到達したと判断する(S26:YES)。これに応じて、図6の上から5段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、転写ローラ24Mに対して、先端吸着バイアスVT2を印加する動作を開始させる(S27 図6のT4参照)。これにより、ベルト23が負極の電荷を付与して、このベルト23にシートWの先端側が電気的に吸着される。S27の処理は先端処理および先端工程の一例であり、先端吸着バイアスVT2は吸着バイアスの一例である。
先端吸着バイアスVT2は、シートWをベルト23に電気的に吸着可能な大きさであり、転写バイアスVT1に対して絶対値が同じでも小さくてもよい。但し、後者であれば、先端吸着バイアスVT2が転写バイアスVT1と同じである場合に比べて、電力消費を抑制することができる。
CPU41は、先端吸着バイアスVT2の印加開始後、先端部分が転写位置X1Mを通過したか否かを判断する(S28)。具体的には、CPU41は、先端部分が転写位置X1Mに到達したと判断した時点から(S26:YES)、搬送機構4が、未だシートWを上記幅寸法LFだけ搬送していないとき、先端部分が転写位置X1Mを通過していないと判断し(S28:NO)、待機する。
一方、CPU41は、先端部分が転写位置X1Mに到達したと判断した時点から(S26:YES)、搬送機構4が、シートWを上記幅寸法LFだけ搬送したとき、先端部分が転写位置X1Mを通過したと判断する(S28:YES)。これに応じて、図6の上から5段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、転写ローラ24Mに対して、中間吸着バイアスVT3を印加する動作に切り替えさせる(S29 図6のT5参照)。中間吸着バイアスVT3は吸着バイアスの一例である。
中間吸着バイアスVT3は、先端吸着バイアスVT2よりも絶対値が小さい。ベルト23上において上記先端部分と、シートWの後端が位置すると想定される後端部分との間の任意の位置が中間部分の一例であり、S29の処理は中間処理、中間工程の一例である。
CPU41は、中間吸着バイアスVT3の印加開始後、ベルト23のうち、シートWの後端が位置することが想定される後端部分が帯電開始位置X3Mに到達したか否かを判断する(S30)。具体的には、CPU41は、センサ7からの検出信号に基づき、シートWの後端が検出位置X2に到達した否かを判断する。
そして、CPU41は、シートWの後端が検出位置X2に到達したと判断した時点から(図6のT6参照)、搬送機構4が、シートWを、検出転写距離L2Mから帯電転写距離L1Mおよび後端部分の幅寸法LBを差し引いた距離(=L2M−L1M−LB)だけ搬送したか否かを判断する。なお、後端部分の幅寸法LBは、先端部分の幅寸法LFに対して同等でもよいし、短くてもよい。
CPU41は、搬送機構4が、未だシートWを上記距離(=L2M−L1M−LB)だけ搬送していないとき、後端部分が帯電開始位置X3Mに到達しないと判断し(S30:NO)、待機する。一方、CPU41は、搬送機構4がシートWを上記距離(=L2M−L1M−LB)だけ搬送したとき、後端部分が帯電開始位置X3Mに到達したと判断する(S30:YES)。これに応じて、図6の上から4段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、帯電器33Mに対して、後端帯電バイアスVC4を印加する動作を開始させる(S31 図6のT7参照)。
これにより、吸着処理において、後述する後端吸着バイアスVT4等が印加される転写ローラ24Mに対向する感光ドラム34Mを帯電させない場合に比べて、感光ドラム34Mが劣化することを抑制することができる。後端帯電バイアスVC4は、上記印刷時帯電バイアスVC1に対して絶対値が同じでも小さくてもよく、さらに、先端帯電バイアスVC2に対して絶対値が小さくてもよく、シートWをベルト23に電気的に吸着できる程度の大きさであればよい。但し、後端帯電バイアスVC4が、印刷時帯電バイアスVC1や先端帯電バイアスVC2よりも小さければ、電力消費を抑制することができる。
CPU41は、後端帯電バイアスVC4の印加開始後、後端部分が帯電開始位置X3Mを通過したか否かを判断する(S32)。具体的には、CPU41は、後端部分が帯電開始位置X3Mに到達したと判断した時点から(S30:YES)、搬送機構4が、未だシートWを上記幅寸法LBだけ搬送していないとき、後端部分が帯電開始位置X3Mを通過していないと判断し(S32:NO)、待機する。
一方、CPU41は、後端部分が帯電開始位置X3Mに到達したと判断した時点から(S30:YES)、搬送機構4が、シートWを上記幅寸法LBだけ搬送したとき、後端部分が帯電開始位置X3Mを通過したと判断する(S32:YES)。これに応じて、図6の上から4段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、帯電器33Mに対して、バイアスVCを印加する動作を停止させる(S33 図6のT8参照)。
CPU41は、バイアスVCの停止後、後端部分が転写位置X1Mに到達したか否かを判断する(S34)。具体的には、CPU41は、シートWの後端が検出位置X2に到達したと判断した時点から、搬送機構4が、シートWを、検出転写距離L2Mから後端部分の幅寸法LBを差し引いた距離(=L2M−LB)だけ搬送していないとき、後端部分が転写位置X1Mに到達しないと判断し(S34:NO)、待機する。
一方、CPU41は、シートWの後端が検出位置X2に到達したと判断した時点から、搬送機構4が、シートWを上記距離(=L2M−LB)だけ搬送したとき、後端部分が転写位置X1Mに到達したと判断する(S34:YES)。これに応じて、図6の上から5段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、転写ローラ24Mに対して、後端吸着バイアスVT4を印加する動作を開始させる(S35 図6のT9参照)。これにより、シートWの後端側がベルト23に電気的に吸着されるため、後端部分を帯電させない場合に比べて、シートを安定して搬送することができる。S35の処理は後端処理の一例であり、後端吸着バイアスVT4は吸着バイアスの一例である。
後端吸着バイアスVT4は、シートWをベルト23に電気的に吸着可能な大きさであり、転写バイアスVT1に対して絶対値が同じでも小さくてもよく、さらに、先端吸着バイアスVT2に対して絶対値が小さくてもよい。但し、後端吸着バイアスVT4が転写バイアスVT1よりも小さければ、電力消費を抑制することができる。
CPU41は、後端吸着バイアスVT4の印加開始後、後端部分が転写位置X1Mを通過したか否かを判断する(S36)。具体的には、CPU41は、後端部分が転写位置X1Mに到達したと判断した時点から(S34:YES)、搬送機構4が、未だシートWを上記幅寸法LBだけ搬送していないとき、後端部分が転写位置X1Mを通過していないと判断し(S36:NO)、待機する。
一方、CPU41は、後端部分が転写位置X1Mに到達したと判断した時点から(S34:YES)、搬送機構4が、シートWを上記幅寸法LBだけ搬送したとき、後端部分が転写位置X1Mを通過したと判断する(S36:YES)。これに応じて、図6の上から5段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、転写ローラ24Mに対して、バイアスVTを印加する動作を停止させ(S37 図6のT10参照)、図3のS4に進む。
ここで、上述したように、先端部分が帯電開始位置X3Mに到達したとき(S22:YES)、帯電器33Mに対する先端帯電バイアスVC2の印加が開始され(S23)、先端部分が転写位置X1Mに到達したとき(S26:YES)、転写ローラ24Mに対する先端吸着バイアスVT2の印加が開始される(S27)。即ち、感光ドラム34Mのうち帯電された範囲と、先端部分とが略同時に転写位置X1Mに到達する。
また、後端部分が帯電開始位置X3Mを通過したとき(S32:YES)、帯電器33Mに対するバイアスVCの印加が停止され(S33)、後端部分が転写位置X1Mを通過したとき(S36:YES)、転写ローラ24Mに対するバイアスVTの印加が停止される(S37)。即ち、感光ドラム34Mのうち帯電された範囲と、後端部分とが略同時に転写位置X1Mを通過する。これにより、感光ドラム34Mの帯電範囲とベルト23の帯電範囲とを転写位置X1Mにて過不足無く重ねることができ、吸着処理に使用する電力消費を、より効果的に抑制することができる。
図4のS11、S12で、CPU41は、転写ローラ24Mが、印刷処理の使用対象でなく、且つ、印刷処理の使用対象である転写ローラ24よりも搬送方向の上流に位置しないと判断したことに応じて(S11:NO、且つ、S12:NO)、逆転写抑制処理を実行する。
具体的には、図6の上から6段目のタイムチャートに示すように、CPU41は、バイアス印加部48に、転写ローラ24Mに対して、逆転写抑制バイアスVT5を印加する動作を開始させる(S14)。逆転写抑制バイアスVT5は、転写バイアス以下のバイアスの一例であり、転写バイアスVT1や吸着バイアスVT2〜VT4に対して絶対値が同じでも小さくしてもよく、シートWからトナーが感光ドラム34Mに付着することを抑制することが可能な程度の大きさであればよい。S14の処理は下流側処理の一例である。
これにより、上流の転写ローラ24K、24YによってシートWに転写されたトナーが、感光ドラム34Mに逆転写することを抑制することができる。CPU41は、S14の処理の実行後、図3のS4に進む。
図3のS4では、CPU41は、印刷命令で指定された印刷枚数分、シートに対する印刷処理を完了したか否かを判断する。CPU41は、印刷処理を完了していないと判断したことに応じて(S4:NO)、S3に戻り、次のシートWに対してバイアス制御処理を開始する。一方、CPU41は、印刷処理を完了したと判断したことに応じて(S4:YES)、バイアス印加部48にバイアスVC、VTの印加を停止させ、また、搬送機構4にシートWの搬送動作を停止させ(S5)、S1に戻る。
ベルト23のうち上記中間部分は、上記先端部分に比べて、シートが不安定になりにくく、先端部分と同等の大きさの吸着バイアスによって電荷を付与する必要性は低い。そこで、本実施形態によれば、中間部分が転写位置X1にあるとき、先端部分が転写位置X1にあるときよりも吸着バイアスを小さくする。これにより、ベルトのうち搬送部分の全長に亘って、一定の吸着バイアスを印加する構成に比べて電力消費を抑制しつつ、シートを安定して搬送することができる。
また、印刷処理の使用対象でない転写ローラ24に対して吸着処理が実行される(図4のS11参照)。これにより、一部の転写ローラ24によってトナー像をシートWに転写させつつ、他の転写ローラ24によって、電力消費を抑制しつつ、シートを安定して搬送することができる。
更に、印刷処理の使用対象の転写ローラ24よりも上流に位置する転写ローラ24に対して吸着処理が実行される(図4のS12参照)。これにより、上流の転写ローラ24によってシートWの搬送を安定させた後に、下流の転写ローラ24によってトナー像をシートに転写させることができる。
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
「画像形成装置」は、直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタに限らず、例えば中間転写方式や、4サイクル方式など他の方式の画像形成装置でもよい。また、画像形成装置は、カラーの画像形成装置のみならず、モノクロ専用の画像形成装置でもよい。また、画像形成装置は、ポリゴンスキャニング方式以外の電子写真方式、例えばLED方式などでもよい。更に、画像形成装置は、インクジェット方式でもよい。更に、画像形成装置は、プリンタ単体、コピー機、ファクシミリ装置、複合機でもよい。
また、プリンタ1は、正帯電性のトナーを使用して印刷を行う構成であったが、これに限らず、負帯電性のトナーを使用して印刷する構成でもよい。この構成の場合、上記バイアスVCが負極性であり、バイアスVTが正極性になる。
「像担持体」は、感光ドラム52等の感光体に限らず、中間転写体などでもよい。
「吸着部」は、転写体に限らず、ベルト23に対向して配置される吸着ローラおよび電荷付与部でもよい。
「制御部」は、1つのCPU41により図3〜5の各処理を実行する構成であった。しかし、これに限らず、制御部は、複数のCPUにより図3等の各処理を実行する構成、ASIC45などの専用のハード回路のみにより図3等の各処理を実行する構成や、CPUおよびハード回路により図3等の各処理を実行する構成でもよい。
図4のバイアス処理において、CPU41は、ブラックに対応するプロセス部31Kに対して、印刷処理の使用対象でないと判断したことに応じて(S11:NO)、S12の処理をせずに、S13の処理に進んでもよい。また、CPU41は、シアンに対応するプロセス部31Cに対して、印刷処理の使用対象でないと判断したことに応じて(S11:NO)、S12の処理を実行せずに、S14に進んでもよい。
図4のバイアス処理において、CPU41は、転写ローラ24Mが印刷処理の使用対象でないと判断したことに応じて(S11:NO)、S12の処理をせずに、S13に進んでもよい。また、吸着処理の実行条件は、S11、S12の条件に限らず、例えば、転写ローラが、全ての転写ローラ24K〜24Cのうち最上流に位置することでもよい。また、CPU41は、吸着処理の実行条件を満たす転写ローラ24が複数ある場合、それらの全てに対して吸着処理を実行しなくてもよい。例えば、CPU41は、吸着処理の実行条件を満たす複数の転写ローラ24のうち、シートWの搬送が不安定になり易い、上流側の転写ローラ24だけ吸着処理を実行してもよい。
シートWは、搬送方向の上流側に位置する転写ローラ24によって電荷が付与されるため、下流側に位置する転写ローラ24では吸着バイアスによる吸着力を弱めても、シートWの搬送が不安定になりにくい。そこで、CPU41は、吸着処理の実行条件を満たす転写ローラ24が複数ある場合、下流側に位置する転写ローラ24ほど、吸着バイアスVT2〜VT4を小さくすること、および、吸着バイアスVT2〜VT4によって電荷が付与されるベルト23の範囲を狭くすることの少なくとも一方を行ってもよい。これにより、電力消費を抑えつつ、シートを安定して搬送することができる。
先端処理および中間処理、即ち、図5の吸着処理は、受付部47が印刷命令を受け付けない場合に実行されてもよい。例えばプリンタ1のエラー発生した際など、印刷処理をせずにシートWを搬送して排出する場合がある。吸着処理は、このような場合に実行されてもよい。この場合、CPU41は、S11,S12の処理をせずにS13に進んでもよい。
図5の吸着処理において、CPU41は、S21の処理をせずに、S22に進んでもよい。
図5のS29で、CPU41は、バイアス印加部48に、転写ローラ24Mに対してバイアスを印加することを停止させてもよい。シートWの中間は、先端や後端に比べて、転写ローラ24に巻きつくなど、搬送が不安定になる可能性が低いからである。これにより、電力消費を、より効果的に抑制することができる。
図4のS14では、ベルト23のうち、シートW全体が位置する搬送部分、またはその一部が転写位置X1を通過しているときだけ、バイアス印加部48が、転写ローラ24Mに対して[0]、逆転写抑制バイアスVT5を印加してもよい。また、S14では、バイアス印加部48は、更に、帯電器33Mに対してバイアスVCを印加してもよい。
図5の吸着処理において、バイアス印加部48は、転写ローラ24Mに対応する帯電器33MにバイアスVCを印加しなくてもよい。転写ローラ24Mに吸着バイアスVT2等を印加しても、シートWの抵抗成分によって、感光ドラム34Mの劣化が抑制され得るからである。これより、帯電器33MにバイアスVCを印加する場合に比べて、電力消費を抑えつつ、感光ドラム34Mの劣化を抑制することができる。
1:プリンタ 23:ベルト 24:転写ローラ 34:感光ドラム 33:帯電器 48:バイアス印加部 W:シート X1:転写位置

Claims (20)

  1. ベルトと、
    吸着部と、
    印加部と、
    制御部と、
    シートの搬送方向に沿って並ぶ複数の像担持体と、を備え、
    前記吸着部は、前記ベルトを介して前記複数の像担持体それぞれと対向する複数の転写体を有し、
    前記制御部は、
    前記ベルトを回動させて、シートを搬送する搬送処理と、
    前記ベルトのうち、搬送方向におけるシートの先端が位置する先端部分が、前記ベルトと前記吸着部との対向位置にあるとき、前記印加部から前記吸着部に吸着バイアスを印加させて前記先端部分に電荷を付与する先端処理と、
    前記ベルトのうち、前記先端部分と、シートの後端が位置する後端部分との間に位置する中間部分が前記対向位置にあるとき、前記先端部分が前記対向位置にあるときよりも、前記吸着バイアスを小さくする中間処理と、を実行
    前記複数の転写体のうち一部の転写体である形成転写体に、前記印加部から転写バイアスを印加させて、当該形成転写体に対向する像担持体に形成されたトナー像を、前記ベルト側に転写する転写処理を実行し、
    前記転写処理の対象でない非形成転写体のうち少なくとも1つに対して、前記先端処理および前記中間処理を実行し、
    前記先端処理において、前記先端処理および前記中間処理を実行する前記非形成転写体が複数ある場合、前記搬送方向の下流側に位置する前記先端処理および前記中間処理を実行する非形成転写体ほど、前記吸着バイアスを小さくすること、および、前記吸着バイアスによって電荷が付与される範囲を狭くすることの少なくとも一方を行う画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって
    記先端処理における前記吸着バイアスは、前記転写バイアスよりも小さい、画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
    前記先端処理および前記中間処理を実行する前記非形成転写体は、前記形成転写体よりも前記搬送方向の上流に位置する非形成転写体である、画像形成装置。
  4. 請求項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記ベルトのうちシート全体が位置する搬送部分が、前記形成転写体よりも前記搬送方向の下流に位置する少なくとも1つの非形成転写体と前記ベルトとの対向位置にある間、当該非形成転写体に対して、前記印加部から前記転写バイアス以下のバイアスを印加する下流側処理を実行する、画像形成装置。
  5. 請求項からのいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記複数の転写体それぞれに対応する複数の帯電部を備え、
    前記制御部は、
    前記印加部から前記非形成転写体に対応する帯電部に帯電バイアスを印加させて、当該非形成転写体に対向する像担持体を帯電させる非形成帯電処理を実行する、画像形成装置。
  6. 請求項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記印加部から前記形成転写体に対応する帯電部に帯電バイアスを印加させて、当該形成転写体に対向する像担持体を帯電させる形成帯電処理を実行し、
    前記非形成帯電処理における帯電バイアスは、前記形成帯電処理における帯電バイアスより小さい、画像形成装置。
  7. 請求項またはに記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記非形成帯電処理において像担持体を帯電させる範囲は、前記ベルトのうち前記非形成転写体によって電荷が付与される部分と前記対向位置で重なる範囲である、画像形成装置。
  8. 請求項5から7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、 前記非形成帯電処理において、
    前記ベルトのうち、前記先端部分が、前記ベルトと前記像担持体の対向位置よりもシートの搬送方向上流側の帯電開始位置にあるとき、前記印加部から前記帯電部に先端帯電バイアスを印加させ、
    前記ベルトのうち、前記中間部分が前記帯電開始位置にあるとき、前記印加部から前記帯電部に印加させる帯電バイアスを前記先端帯電バイアスよりも小さくする、画像形成装置。
  9. 請求項からのいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記複数の転写体それぞれに対応する複数の帯電部を備え、
    前記制御部は、
    前記印加部から前記非形成転写体に対応する帯電部に帯電バイアスを印加しない、画像形成装置。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記ベルトのうち、搬送方向におけるシートの後端が位置する後端部分が、前記対向位置にあるとき、前記中間部分が前記対向位置にあるときよりも、前記印加部から前記吸着部に大きい吸着バイアスを印加させて前記後端部分に電荷を付与する後端処理を実行する、画像形成装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記中間処理において、前記吸着バイアスを0にする、画像形成装置。
  12. ベルトと、
    吸着部と、
    印加部と、
    制御部と、
    像担持体と、
    前記像担持体の表面を帯電させる帯電部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記ベルトを回動させて、シートを搬送する搬送処理と、
    前記ベルトのうち、搬送方向におけるシートの先端が位置する先端部分が、前記ベルトと前記吸着部との対向位置にあるとき、前記印加部から前記吸着部に吸着バイアスを印加させて前記先端部分に電荷を付与する先端処理と、
    前記ベルトのうち、前記先端部分と、シートの後端が位置する後端部分との間に位置する中間部分が前記対向位置にあるとき、前記先端部分が前記対向位置にあるときよりも、前記吸着バイアスを小さくする中間処理と、
    前記ベルトのうち、前記先端部分が、前記ベルトと前記像担持体の対向位置よりもシートの搬送方向上流側の帯電開始位置にあるとき、前記印加部から前記帯電部に先端帯電バイアスを印加させる処理と、
    前記ベルトのうち、前記中間部分が前記帯電開始位置にあるとき、前記印加部から前記帯電部に印加させる帯電バイアスを前記先端帯電バイアスよりも小さくする処理と、を実行する、画像形成装置。
  13. 請求項12に記載の画像形成装置であって、
    前記吸着部は、前記ベルトを介して前記像担持体と対向する転写体を有し、
    前記制御部は、
    前記印加部から前記転写体に転写バイアスを印加させて、当該像担持体に形成されたトナー像を、前記ベルト側に転写する転写処理を実行し、
    前記先端処理における前記吸着バイアスは、前記転写バイアスよりも小さい、画像形成装置。
  14. 請求項12または13に記載の画像形成装置であって、
    前記像担持体は、前記搬送方向に沿って並ぶ複数設けられ、
    前記吸着部は、前記ベルトを介して前記複数の像担持体それぞれと対向する複数の転写体を有し、
    前記制御部は、
    前記複数の転写体のうち一部の転写体である形成転写体に、前記印加部から転写バイアスを印加させて、当該形成転写体に対向する像担持体に形成されたトナー像を、前記ベルト側に転写する転写処理を実行し、
    前記転写処理の対象でない非形成転写体のうち少なくとも1つに対して、前記先端処理および前記中間処理を実行する、画像形成装置。
  15. 請求項14に記載の画像形成装置であって、
    前記先端処理および前記中間処理を実行する前記非形成転写体は、前記形成転写体よりも前記搬送方向の上流に位置する非形成転写体である、画像形成装置。
  16. 請求項15に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記ベルトのうちシート全体が位置する搬送部分が、前記形成転写体よりも前記搬送方向の下流に位置する少なくとも1つの非形成転写体と前記ベルトとの対向位置にある間、当該非形成転写体に対して、前記印加部から前記転写バイアス以下のバイアスを印加する下流側処理を実行する、画像形成装置。
  17. 請求項14から請求項16のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記印加部から前記形成転写体に対応する帯電部に帯電バイアスを印加させて、当該形成転写体に対向する像担持体を帯電させる形成帯電処理を実行し、
    前記非形成帯電処理における帯電バイアスは、前記形成帯電処理における帯電バイアスより小さい、画像形成装置。
  18. 請求項14から請求項17のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記非形成帯電処理において像担持体を帯電させる範囲は、前記ベルトのうち前記非形成転写体によって電荷が付与される部分と前記対向位置で重なる範囲である、画像形成装置。
  19. 請求項12から18のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記ベルトのうち、前記搬送方向におけるシートの後端が位置する後端部分が、前記対向位置にあるとき、前記中間部分が前記対向位置にあるときよりも、前記印加部から前記吸着部に大きい吸着バイアスを印加させて前記後端部分に電荷を付与する後端処理を実行する、画像形成装置。
  20. 請求項12から19のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記中間処理において、前記吸着バイアスを0にする、画像形成装置。
JP2014038961A 2014-02-28 2014-02-28 画像形成装置、シート搬送方法およびシート搬送プログラム Active JP6135554B2 (ja)

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