JP2002174965A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002174965A
JP2002174965A JP2000371404A JP2000371404A JP2002174965A JP 2002174965 A JP2002174965 A JP 2002174965A JP 2000371404 A JP2000371404 A JP 2000371404A JP 2000371404 A JP2000371404 A JP 2000371404A JP 2002174965 A JP2002174965 A JP 2002174965A
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JP
Japan
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image
toner image
image forming
forming apparatus
developing
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Application number
JP2000371404A
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English (en)
Inventor
Tomokazu Kurita
知一 栗田
Kazuyoshi Hagiwara
和義 萩原
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 FCOTやFPOTの短縮と稼動コストの低減とを高
次元で両立することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 トナー像が担持されて回転する像担持体
と、像担持体からトナー像が転写されて回転する中間転
写体と、中間転写体を挟み像担持体に圧接して像担持体
上のトナー像を中間転写体上へと転写させる転写手段と
を備える画像形成装置において、当該転写手段を中間転
写体に対して接離するリトラクト手段を有することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を
用いた画像形成装置に関し、より詳しくは、これらの画
像形成装置の転写装置の離間技術の改良に係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真方式を採用するフル
カラーの画像形成装置として、例えばイエロー、シア
ン、マゼンタ、ブラックの各色のトナー像が電子写真プ
ロセスにより形成される複数の感光体と、それら複数の
感光体からトナー像が転写される中間転写体とを備える
ものが広く知られている。このような画像形成装置形成
装置においてフルカラー画像を得る場合には、各感光体
上に形成される各色のトナー像が、中間転写体上に一次
転写されて順次重ね合わされ、フルカラーのトナー像と
なり、最終的に記録シートへ二次転写されフルカラー画
像を得る。一方、このような画像形成装置において単
色、ここではモノクロ画像を得る場合には、対応する感
光体上にのみ形成されるブラックのトナー像が、中間転
写体上に一次転写され、そのブラックのトナー像が記録
シートへ二次転写されてモノクロ画像を得る。
【0003】ここでモノクロ画像を得る場合に、使用さ
れないイエロー、シアン、マゼンタにそれぞれ対応する
各感光体と中間転写体とを、互いに離間させる態様と
(例えば、特開平9−292753号公報、特開平10
−293437号公報、特開平10−319664号公
報)、接触させる態様とが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】互いに離間させる態様
では、使用されない感光体への一次転写バイアスの供給
を停止することが可能となる等、稼動コストの低減を図
ることが容易になる反面、白黒−フルカラーの画像形成
モードの切り替え毎に感光体と中間転写体とが圧接、離
間されるため、位置決め精度を確保するためには画像形
成前に互いの位置調整のための制御時間が必要となり、
ファースト・コピー・アウトプット・タイム(FCOT)や
ファースト・プリント・アウトプット・タイム(FPOT)
が遅延してしまう。
【0005】一方、互いに接触したままの態様では、白
黒−フルカラーの画像形成モードの切り替え毎に感光体
と中間転写体とが圧接、離間されないため、位置決め精
度が確保され、位置調整のための制御時間が不要であ
り、FCOTやFPOTを短縮することが可能になる反面、使用
されない感光体へも一次転写バイアスを供給し続けなけ
ればならない等、稼動コストの上昇を招いてしまう。
【0006】本発明はこれらの問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、FCOTやFPOTの短縮と稼動コス
トの低減とを高次元で両立することができる画像形成装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題を
解決するために、本発明は、トナー像が形成される像担
持体と、当該像担持体からトナー像が転写される中間転
写体と、当該中間転写体を挟み像担持体に圧接して像担
持体に形成されるトナー像を中間転写体上へと転写させ
る転写手段とを備える画像形成装置において、当該転写
手段を中間転写体に対して接離するリトラクト手段を有
するものである。
【0008】画像形成装置をこのように構成することに
より、一の画像形成動作において、ある像担持体にトナ
ー像が形成されない場合には、その像担持体に対応する
転写手段を中間転写体に対して離間させ、その像担持体
に関わる稼動コストを低減することができる。一方、他
の画像形成動作において、その像担持体にトナー像が形
成される場合には、その像担持体に対応する転写手段を
中間転写体に対して圧接させ、像担持体と中間転写体と
の位置調整を行うことなく、直ちにその画像形成動作を
行うことができる。すなわちこの画像形成装置では、あ
る像担持体にトナー像が形成されるか否かに関わらず、
像担持体と中間転写体との位置関係が変化しないため
(像担持体と中間転写体とが接触する状態を維持するた
め)FCOTやFPOTの短縮と稼動コストの低減とを高次元で
両立することができる。
【0009】なお、像担持体、中間転写体はいずれもド
ラム状、無端ベルト状の回転体等を採用することができ
るが、像担持体と中間転写体との位置調整を行うことな
くFCOTやFPOTの短縮するという本発明の効果が顕著に発
揮されるのは、少なくとも一方が無端ベルト状のもので
ある。例えば、像担持体がドラム状であり、中間転写体
が(複数のロールに張架される)無端ベルト状のものと
することができる。また、転写手段としては像担持体と
の間に転写電界を生じさせる転写バイアスが印加される
転写ロールを採用することができる。なお、一般に、像
担持体に比べて転写手段は小型軽量であるため、像担持
体を(中間転写体に対して)接離させるよりも転写手段
を(中間転写体に対して)接離させる方が画像形成装置
の構成も簡易となる。
【0010】このような画像形成装置の一態様として、
(一の中間転写体に対して)単色のトナー像がそれぞれ
形成され得る複数の像担持体と、各像担持体に対応する
複数の転写手段と、各転写手段の一部又は全部を接離す
るリトラクト手段とをそれぞれ備え、当該リトラクト手
段は、いずれの像担持体上に転写すべきトナー像が形成
されるかに基づいて各転写手段の一部又は全部を接離す
るものが挙げられる。
【0011】さらにこのような画像形成装置の一態様と
して、当該リトラクト手段は、単色のトナー像により画
像を形成する単色モードと多色のトナー像により画像を
形成する多色モードとの別に基づいて各転写手段の一又
は複数を接離するものが挙げられる。
【0012】図1は、このような画像形成装置の概念を
説明するものである。例えば同図に示すように、単色モ
ードとしてはブラックのトナー像により画像を形成する
モノクロ画像形成モード、多色モードとしてはイエロ
ー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像により画像
を形成するフルカラー画像形成モードを備えるものが挙
げられる。そして、フルカラー画像形成モードにおいて
は、すべての像担持体上に転写すべきトナー像が担持さ
れるため、(図示しない)リトラクト手段により、すべ
ての転写手段を中間転写体に圧接させる(図1(a)参
照)。一方、モノクロ画像形成モードにおいては、ブラ
ックに対応する像担持体上に転写すべきトナー像が担持
されるため、(図示しない)リトラクト手段により、ブ
ラックに対応する転写手段のみを中間転写体に圧接さ
せ、他のイエロー、シアン、マゼンタに対応する転写手
段を中間転写体から離間させる(図1(b)。
【0013】他にも、単色モードとしてイエロー、シア
ン、マゼンタのうちの一色のトナー像により画像を形成
するもの、多色モードとしてはイエロー、シアン、マゼ
ンタのトナー像により画像を形成するフルカラー画像形
成モード、イエロー、シアン、マゼンタのうち任意の二
色で画像形成をするものを挙げることができる。
【0014】本発明は、このような画像形成装置を前提
とし、それぞれ像担持体を有し所定の稼動条件により単
色のトナー像を各像担持体上に形成し得る複数の画像形
成ユニットを備え、トナー像を像担持体上に形成しない
画像形成ユニットの稼動条件は、トナー像を像担持体上
に形成する画像形成ユニットの稼動条件と異なるように
設定されるものでもよい。さらにこのような画像形成装
置とは独立に(転写手段のリトラクトに有無に関係な
く)、それぞれ像担持体を有し所定の稼動条件により単
色のトナー像を各像担持体上に形成し得る複数の画像形
成ユニットを備える画像形成装置において、トナー像を
像担持体上に形成しない画像形成ユニットの稼動条件
は、トナー像を像担持体上に形成する画像形成ユニット
の稼動条件と異なるように設定されるものでもよい。
【0015】より具体的には、トナー像を像担持体上に
形成しない画像形成ユニットの稼動条件は、トナー像を
像担持体上に形成する画像形成ユニットの稼動条件より
も画像形成装置が長寿命となるように設定される。画像
形成装置をこのように構成することにより、画像形成装
置の稼動コストが低減されるとともに、画像形成装置
(画像形成ユニット及びその構成部分)の寿命を延長す
ることができるなどのメリットが得られる。
【0016】ここで、画像形成ユニットの稼動条件とし
ては、例えば、像担持体の回転速度、転写バイアス
の電圧値、現像スリーブの回転速度、現像バイアス
の電圧値、帯電バイアスの電圧値などを挙げることが
できる。以下、これらの稼動条件を順に説明する。
【0017】第一に、像担持体の回転速度について説明
する。一方において、消費電力等の観点からはある像担
持体上にトナー像が形成されない場合にはその像担持体
の回転を停止することが好ましい。他方、像担持体と中
間転写体とは(たとえ転写手段が圧接していなくても)
互いに接触する場合があり、像担持体と中間転写体の磨
耗を考慮する観点からは像担持体と中間転写体との間に
大きな回転速度差が生じるのは好ましくない。そこで、
稼動コストの低減と像担持体や中間転写体の磨耗防止と
を両立するために、ある像担持体上にトナー像が形成さ
れない場合には、トナー像が形成される場合に比べてよ
り遅い速度でその像担持体を回転させる又は像担持体を
回転させない回転制御手段を有することが好ましい。さ
らに、ある像担持体上にトナー像が形成されない場合に
も、前記回転制御手段は、(少なくとも中間転写体の回
転中には)その像担持体の回転を停止させないことがよ
り好ましい。すなわち、回転制御手段により像担持体の
回転速度を変更可能とすることができる。
【0018】第二に、転写バイアスの電圧値について説
明する。一方において、ある像担持体上にトナー像が形
成されない場合には、消費電力等の観点からは対応する
転写手段は転写バイアスの印加を停止することもでき
る。他方、中間転写体から像担持体へのトナーの移動を
防止する観点からはトナー像が担持されない場合にもあ
る程度の転写バイアスを印加しておくことが好ましい。
そこで、稼動コストの低減と逆転写防止とを両立する観
点から、ある像担持体上にトナー像が形成されない場合
には、対応する転写手段は、トナー像が形成される場合
に比べてより小さい転写バイアスを印加すること又は転
写バイアスを印加しないことが好ましい。或いは、ある
像担持体上にトナー像が形成されない場合にも、前記転
写手段は、(少なくとも中間転写体の回転中には)その
転写バイアスの印加を停止させてもよい。すなわち、
(回転制御手段により変更される)像担持体の回転速度
に応じて転写バイアスを可変とすることができる。
【0019】第三に、現像スリーブの回転速度について
説明する。像担持体上の静電潜像を回転するスリープ上
に保持される磁気ブラシで摺擦しトナー像として現像す
る現像手段を備える画像形成装置においては、ある像担
持体上にトナー像が形成されない場合には、消費電力等
の観点からは対応する現像手段はそのスリーブの回転を
停止させることもできる。他方、スリーブの回転が完全
に停止してしまうとトナーの帯電量が低下し、トナー劣
化が進行するおそれもある。そこで、稼動コストの低減
とトナーの劣化防止とを両立する観点から、像担持体上
の静電潜像を回転するスリープ上に保持される磁気ブラ
シで摺擦しトナー像として現像する現像手段を備え、あ
る像担持体上にトナー像が形成されない場合には、対応
する現像手段は、トナー像が形成される場合に比べてよ
り遅い速度でそのスリーブを回転させること又はスリー
ブを回転させないが好ましい。或いは、ある像担持体上
にトナー像が形成されない場合にも、前記現像手段は、
(少なくとも中間転写体の回転中には)そのスリーブの
回転を停止させてもよい。すなわち、中間転写体の回転
速度又は像担持体の移動速度(回転速度)に応じてスリ
ーブの回転速度を可変とすることができる。
【0020】第四に、現像バイアスの電圧値について説
明する。像担持体上の静電潜像を回転するスリープ上に
保持される磁気ブラシで摺擦しトナー像として現像する
現像手段を備える画像形成装置においては、ある像担持
体上にトナー像が形成されない場合には、消費電力等の
観点からは対応する現像手段は現像バイアスの印加を停
止することもできる。他方、現像バイアスの印加を完全
に停止してしまうと、像担持体上にかぶりトナーが現像
され、転写材が汚れるという不都合がある。そこで、稼
動コストの低減と転写材の汚れ防止とを両立する観点か
ら、ある像担持体上にトナー像が形成されない場合に
は、対応する現像手段は、トナー像が形成される場合に
比べてより小さい現像バイアスを印加すること又は現像
バイアスを印加しないことが好ましい。或いは、ある像
担持体上にトナー像が形成されない場合にも、前記現像
手段は、(少なくとも中間転写体の回転中には)その現
像バイアスの印加を停止させてもよい。すなわち、中間
転写体の回転速度又は像担持体の移動速度(回転速度)
に応じて現像バイアスを可変とすることができる。
【0021】第五に、帯電バイアスの電圧値について説
明する。像担持体上の表面電位を一様に帯電させる帯電
手段を備える画像形成装置においては、ある像担持体上
にトナー像が形成されない場合には、消費電力等の観点
からは対応する帯電手段は帯電バイアスの印加を停止す
ることもできる。一方、帯電バイアスの印加を完全に停
止してしまうと、像担持体上全面にトナー像が形成さ
れ、転写材が汚れるという不都合がある。そこで、稼動
コストの低減と転写材の汚れ防止とを両立する観点か
ら、ある像担持体上にトナー像が形成されない場合に
は、対応する帯電手段は、トナー像が形成される場合に
比べてより小さい帯電バイアスを印加すること又は停電
バイアスを印加しないことが好ましい。或いは、ある像
担持体上にトナー像が形成されない場合にも、前記帯電
手段は、(少なくとも中間転写体の回転中には)その帯
電バイアスの印加を停止させてもよい。すなわち、中間
転写体の回転速度又は像担持体の移動速度(回転速度)
に応じて帯電バイアスを可変とすることができる。
【0022】
【発明の実施による態様】以下、図面を適宜参照しつ
つ、本発明の実施による態様を説明する。図2は、本発
明を適用することができる画像形成装置1の断面概略図
である。まず、この画像形成装置1の基本構成及び基本
動作について説明する。
【0023】この画像形成装置1は、大きく分けてブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する各
画像形成ユニット10K〜Yと、露光ユニット13、中間
転写系、給紙系などにより構成されている。
【0024】図3は、一の画像形成ユニット10の周辺
構成を説明するものである。各画像形成ユニット10は
それぞれ、図中矢印Aの方向に回転駆動される感光体ド
ラム(感光体)11、帯電ロール(帯電手段)12、現
像ユニット(現像手段)14、一次転写ロール(転写手
段)15、感光体クリーニングユニット16を備えてい
る。
【0025】帯電ロール12には所定の帯電バイアス電
圧が印加される。現像ユニット14には、回転オーガー
などともに現像スリーブ140を備えている。この現像
スリーブ140は、内部に固定的に設けられる磁石と外
側に回転自在に設けられる導電性のスリーブ本体とを備
えている。なお、各現像ユニット14K〜Yには各トナー
タンク19K〜Yからトナーが適宜供給される。スリーブ
本体には、所定の現像バイアス電圧が印加されている。
一次転写ロール15は、中間転写ベルト(中間転写体)
21を挟み感光体ドラム11と対峙している。この一次
転写ロール15には、所定の一次転写バイアス電圧が印
加されている。
【0026】露光ユニット13は、画像形成信号に基づ
いて各色に応じたレーザー光LB−K〜LB−Yを照射する発
光源と、レーザー光LBをそれぞれの光路に振り分けるポ
リゴンミラー17、レーザー光LB−K〜LB−Yの光路を確
保する透明体18などを備えている。
【0027】中間転写系は、図中矢印Bの方向に回転駆
動される無端ベルト状の中間転写ベルト21、中間転写
ベルト21を回転駆動させる駆動ロール23、中間転写
ベルトを挟み駆動ロール23と対峙する中間転写ベルト
クリーニングユニット35、バックアップロール22、
張架ロール、中間転写ベルト21を挟みバックアップロ
ールと対峙している二次転写ロール30、二次転写ロー
ル30に当接する二次転写ロールクリーニングユニット
36などを備えている。
【0028】給紙系は、ある程度の記録シートを保持し
ておく記録シートトレイ40、記録シートを順次搬送す
る搬送ロール対41、42、48、記録シート上に二次
転写されるトナー像を定着する定着装置45などを備え
ている。この定着装置45は、加熱ロール46と加圧ロ
ール47とを備えている。
【0029】このような構成の画像形成装置1は、次の
ようにして記録シート上にトナー画像を形成する。この
画像形成装置1は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シ
アンの各色に対応するすべての画像形成ユニット10K
〜Yを用いて画像形成を行うフルカラーモード(多色モ
ード)と、ブラックに対応する画像形成ユニット10K
のみを用いて画像形成を行うモノクロモード(単色モー
ド)とを備える。
【0030】○フルカラーモード フルカラーモードでは各画像形成ユニット10K〜Yのす
べてを用いて画像形成が行われる。すなわち、各画像形
成ユニット10K〜Yの各感光体ドラム11K〜Yの表面
は、各帯電ロール12K〜Yにより一様に帯電される。そ
して、各色に対応するレーザー光LB−K〜Yが露光ユニッ
ト13から各感光体ドラム11K〜Yへ所定タイミングで
照射され、各感光体ドラム11K〜Y表面の露光部分は非
露光部分との電位差により静電潜像が形成される。
【0031】各感光体ドラム11K〜Y上の静電潜像に
は、各現像ユニット14K〜Yの各現像スリーブ140K
〜Y上の磁気ブラシが摺擦することにより、所定の現像
バイアスにより各色のトナーが付着し、トナー像として
顕像化される。各感光体ドラム11K〜Y上の各色のトナ
ー像は、各一次転写ロール15K〜Yと対峙する部分に達
し、所定の一次転写バイアスにより中間転写ベルト21
上へ順次静電的に転写され、重ねあわされる。そして最
終色であるブラックのトナー像が中間転写ベルト21上
に一次転写され、フルカラートナー像が中間転写ベルト
21上に完成する。
【0032】そのフルカラートナー像は、二次転写ロー
ル30と対峙する部分に達し、そのタイミングに同期さ
せて記録シートトレイ40から記録シートが二次転写ロ
ール30と対峙する部分に達し、フルカラートナー像は
所定の二次転写バイアスにより記録シート上へ転写され
る。表面にフルカラートナー像を保持する記録シート
は、定着装置45を通過し、その通過の際の熱と圧力と
の作用により、フルカラートナー像は記録シート上に定
着される。その後、記録シートは搬送ロール対48によ
り画像形成装置1外へと排出される。
【0033】○モノクロモード 一方モノクロモードではブラックに対応する画像形成ユ
ニット10Kのみを用いて画像形成を行う。すなわち、
すなわち、ブラックの画像形成ユニット10Kの感光体
ドラム11Kの表面は、帯電ロール12Kにより一様に帯
電される。そして、ブラックに対応するレーザー光LB−
Kが露光ユニット13から感光体ドラム11Kへ所定タイ
ミングで照射され、感光体ドラム11K表面の露光部分
は非露光部分との電位差により静電潜像が形成される。
【0034】感光体ドラム11K上の静電潜像には、現
像ユニット14Kの現像スリーブ140K上の磁気ブラシ
が摺擦することにより、所定の現像バイアスによりブラ
ックのトナーが付着し、トナー像として顕像化される。
各感光体ドラム11K上のブラックのトナー像は、一次
転写ロール15Kと対峙する部分に達し、所定の一次転
写バイアスにより中間転写ベルト21上へ静電的に転写
される。
【0035】そのブラックトナー像は、二次転写ロール
30と対峙する部分に達し、そのタイミングに同期させ
て記録シートトレイ40から記録シートが二次転写ロー
ル30と対峙する部分に達し、ブラックトナー像は所定
の二次転写バイアスにより記録シート上へ転写される。
表面にブラックトナー像を保持する記録シートは、定着
装置45を通過し、その通過の際の熱と圧力との作用に
より、ブラックトナー像は記録シート上に定着される。
その後、記録シートは搬送ロール対48により画像形成
装置1外へと排出される。
【0036】◎実施例 ところで本発明では、FCOTやFPOTの短縮と稼動コストの
低減とを高次元で両立するために、次のような構成を採
用している。
【0037】図4は、この画像形成装置1がFCOTやFPOT
の短縮と稼動コストの低減とを両立するための制御系を
制御ブロック図により説明するものである。同図に示す
制御系において、計測対象としてはパーソナルコンピ
ュータ101から送信される画像形成信号、より詳細に
は形成すべき画像がフルカラーか白黒かを識別する信号
と、回転センサ151から送信されるリトラクトモー
タ51の回転状態を示す信号とが存在する。なお、回転
センサ151は、リトラクトモータ51が初期状態から
どの程度回転しているかを光学的に計測するものであ
る。
【0038】また、制御対象としては、シアン、マゼ
ンタ、イエローの各色にそれぞれ対応する一次転写ロー
ル15C〜Yの状態位置、各一次転写ロール15K〜Yに
印加する各一次転写バイアス電圧VTK〜VTY、各帯電ロ
ール12K〜Yに印加する各帯電バイアス電圧VCK〜VCY
各感光体ドラム11K〜Yの回転速度、各現像スリー
ブ140K〜Yの回転速度、各現像スリーブ140K〜Y
に印加される現像バイアス電圧VDK〜VDYが存在する。
【0039】そして、計測対象に基づいて制御対象を制
御するものとして、主制御部100、リトラクトモータ
ドライバ50、一次転写バイアス電圧制御部150、帯
電バイアス電圧制御部120、感光体モータドライバ1
10、現像モータドライバ141、現像バイアス電圧制
御部143が存在する。なお、一次転写ロール15C〜Y
のリトラクト、感光体ドラム11K〜Y、現像スリーブ1
40K〜Yの回転は、それぞれリトラクトモータ(リトラ
クト手段)51、感光体モータ111、現像モータ14
2からの駆動力が一次転写ロール15C〜Y、感光体ドラ
ム11K〜Y、現像スリーブ140K〜Yに伝達されること
により行われる。
【0040】図5、図6はいずれもリトラクトモータ5
1の回転運動を一次転写ロール15C〜Yのリトラクト動
作に変換するためのリトラクト機構(リトラクト手段)
の構成、及びその動作を説明するものである。図5は、
各一次転写ロール15C〜Yが中間転写ベルト21に対し
て当接している状態を示している。一方、図6は各一次
転写ロール15C〜Yが中間転写ベルト21に対して当接
している状態を示している。
【0041】このリトラクト機構は、リトラクトモータ
51の回転がギアなどの駆動伝達系を介して伝達される
変心カム52、変心カム52と接する押し当て部材5
3、押し当て部材53に固定的に取り付けられるスライ
ドロッド54、スライドロッド54のスライド方向に沿
ってガイドするガイド部材55C〜Y、55A、スライド
ロッド54の長手方向に所定間隔で設けられる3つの圧
接部56C〜Y、その一端が圧接部56C〜Yと圧接される
とともにその他端が各一次転写ロール15C〜Yを抱えそ
の略中心部分で回転自在に保持される略L字状のリトラ
クトレバー57C〜Yを備えている。
【0042】次にこのリトラクト機構の動作を説明す
る。図5に示す当接状態から、リトラクトモータ51が
ある方向に回転することにより、変心カム52が図中矢
印Cの方向に回転する。すると変心カム52の外面形状
に沿って押し当て部材53が押され、スライドロッド5
4が各ガイド部材55C〜Y、55Aに沿って図中矢印Dの
方向にスライドする。するとスライドロッド54に取り
付けられる各圧接部56C〜Yが各リトラクトレバー57
C〜Yの一端を圧接し、各リトラクトレバー57C〜Yを図
中矢印Eの方向に回転させる。すると各リトラクトレバ
ー57C〜Yの他端に抱えられる各一次転写ロール15C
〜Yのロール軸が図中矢印Fの方向に持ち上げられ、各一
次転写ロール15C〜Yは中間転写ベルト21から離間
し、図6に示す状態となる。
【0043】一方、図6に示す離間状態から、リトラク
トモータ51が逆方向に回転すると、各一次転写ロール
15C〜Yはその自重などにより中間転写ベルト21に当
接し、図5に示す状態となる。この際、各一次転写ロー
ル15C〜Yのロール軸を抱える各リトラクトレバー57
C〜Yの他端は、図中矢印E'の方向に回転し、それととも
に押し当て部材53が押し戻され、スライドロッド54
が各ガイド部材55C〜Y、55Aに沿って図中矢印D'の
方向にスライドする。以上、リトラクト機構の構成及び
その動作を詳細に説明した。
【0044】一次転写バイアス電圧制御部150は、主
制御部100の制御命令に基づいて各一次転写ロール1
5K〜Yへ印加する一次転写バイアス電圧VTK〜VTYを制御
するものである。この一次転写バイアス電圧制御部15
0は、少なくとも一次転写ロール15Kへ印加する一次
転写バイアス電圧VTKと一次転写ロール15C〜Yへ印加
する一次転写バイアス電圧VTC〜VTYとを独立の値とする
ことができるものである。勿論、各一次転写バイアス電
圧VTC〜VTYを独立の値とすることができるものでもよ
い。なお、一次転写バイアス電圧VTK〜VTYは連続的に制
御できるものでもよいし、非連続に制御できるものでも
よい。また、一次転写バイアス電圧VTK〜VTYが直流電圧
に交流電圧を重畳して得られる場合には、直流電流又は
交流電流のいずれか一方を制御することもできる。
【0045】帯電バイアス電圧制御部120は、主制御
部100の制御命令に基づいて各帯電ロール12K〜Yへ
印加する帯電バイアス電圧VCK〜VCYを制御するものであ
る。この帯電バイアス電圧制御部120は、少なくとも
帯電ロール12Kへ印加する帯電バイアス電圧VCKと帯電
ロール12C〜Yへ印加する帯電バイアス電圧VCC〜VC Y
を独立の値とすることができるものである。勿論、各帯
電バイアス電圧VCC〜VCYを独立の値とすることができる
ものでもよい。なお、帯電バイアス電圧VCK〜VCYは連続
的に制御できるものでもよいし、非連続に制御できるも
のでもよい。また、転写バイアス電圧VCK〜VCYが直流電
圧に交流電圧を重畳して得られる場合には、直流電流又
は交流電流のいずれか一方を制御することもできる。
【0046】感光体モータドライバ110は、主制御部
の制御命令に基づいて各感光体ドラム11K〜Yの各回転
速度vPK〜vPYを制御するものである。この感光体モー
タドライバ110は、少なくとも感光体ドラム11Kの
回転速度vPKと感光体ドラム11C〜Yの回転速度vPC
PYとを独立の値とすることができるものである。勿
論、各感光体ドラム11C〜Yの回転速度vPC〜vPYを独
立の値とすることができるものでもよい。なお、各回転
速度vPK〜vPYは連続的に制御できるものでもよいし、
非連続に制御できるものでもよい。
【0047】現像モータドライバ141は、主制御部の
制御命令に基づいて各現像スリーブ140K〜Yの各回転
速度vSK〜vSYを制御するものである。この現像モータ
ドライバ141は、少なくとも現像スリーブ140Kの
回転速度vSKと現像スリーブ140C〜Yの回転速度vSC
〜vSYとを独立の値とすることができるものである。勿
論、各現像スリーブ140C〜Yの回転速度vSC〜vSY
独立の値とすることができるものでもよい。なお、各回
転速度vSK〜vSYは連続的に制御できるものでもよい
し、非連続に制御できるものでもよい。
【0048】現像バイアス電圧制御部143は、主制御
部100の制御命令に基づいて各現像スリーブ140K
〜Yへ印加する現像バイアス電圧VDK〜VDYを制御するも
のである。この現像バイアス電圧制御部143は、少な
くとも現像スリーブ140Kへ印加する現像バイアス電
圧VDKと各現像スリーブ140C〜Yへ印加する現像バイ
アス電圧VDC〜VDYとを独立の値とすることができるもの
である。勿論、各現像バイアス電圧VDC〜VDYを独立の値
とすることができるものでもよい。なお、現像バイアス
電圧VDK〜VDYは連続的に制御できるものでもよいし、非
連続に制御できるものでもよい。また、現像バイアス電
圧VDK〜VDYが直流電圧に交流電圧を重畳して得られる場
合には、直流電流又は交流電流のいずれか一方を制御す
ることもできる。
【0049】図7は、フルカラーモードとモノクロモー
ドとの画像形成が連続的に行われる場合の各種タイミン
グを示すタイミングチャートである。このタイミングチ
ャートでは、上から順に、(1)中間転写ベルト21の
駆動モータの駆動タイミング、(2)リトラクトモータ
51の駆動タイミング、(3)回転センサ151のオン
オフタイミング、(4)ブラックに対応する感光体ドラ
ム11Kの駆動タイミング、(5)シアン、マゼンタ、
イエローに対応する感光体ドラム11C〜Yの駆動タイミ
ング、(6)ブラックに対応する帯電ロール12Kへの
帯電バイアス電圧の印加タイミング、(7)シアン、マ
ゼンタ、イエローに対応する帯電ロール12C〜Yへの帯
電バイアス電圧の印加タイミング、(8)ブラックに対
応する一次転写ロール15Kへの一次転写バイアス電圧
の印加タイミング、(9)シアン、マゼンタ、イエロー
に対応する一次転写ロール15C〜Yへの一次転写バイア
ス電圧の印加タイミング、(10)ブラックに対応する
現像スリーブ140Kの駆動タイミング、(11)シア
ン、マゼンタ、イエローに対応する現像スリーブ140
C〜Yの駆動タイミング、(12)ブラックに対応する現
像スリーブ140Kへの現像バイアス電圧の印加タイミ
ング、(13)シアン、マゼンタ、イエローに対応する
現像スリーブ140C〜Yへの現像バイアス電圧の印加タ
イミング、(14)露光や二次転写、定着などの画像形
成動作をそれぞれ示している。
【0050】次に、このような制御系の各制御動作につ
いて、上述のフルカラーモードとモノクロモードとの画
像形成が連続的に行われる場合を図7に基づいて時系列
に沿って説明する。
【0051】○フルカラーモード 時間T1においてフルカラー画像形成が開始される。主
制御部100は、PC101から送信される画像形成命令
を解析し、それがフルカラー画像形成命令であると判断
し、それぞれリトラクトモータドライバ50、一次転写
バイアス電圧制御部150、帯電バイアス電圧制御部1
20、感光体モータドライバ110、現像モータドライ
バ141、現像バイアス電圧制御部143にそれぞれ適
切な制御命令を送信する。
【0052】リトラクトモータドライバ50は、主制御
部100からの制御命令に基づいて、リトラクトモータ
51を所定方向に回転させる(図7(2)参照)。する
と、上述のリトラクト機構により、それまで離間してい
たシアン、マゼンタ、イエローに対応する各一次転写ロ
ール15C〜Yが中間転写ベルト21側に移動を開始す
る。
【0053】一次転写バイアス電圧制御部150は、主
制御部100からの制御命令に基づいて、各一次転写ロ
ール15K〜Yに対してそれぞれ適切な一次転写バイアス
電圧VTK〜VTYを印加する(図7(8)(9)参照)。こ
こで、各一次転写バイアス電圧VTK〜VTYは、VTK≒VTC
VTM≒VTYの関係にある。このような一次転写バイアスを
印加することにより、各感光体ドラム11K〜Yと中間転
写ベルト21との間に適切な一次転写電界が生じる。
【0054】感光体モータドライバ110は、主制御部
100からの制御命令に基づいて、感光体モータ111
を所定方向に回転させる(図7(4)(5)参照)。す
ると、駆動伝達機構により、それまで停止していたブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローに対応する各感光体
ドラム11K〜Yがそれぞれ図2中の矢印Aの方向に適切
な回転速度vPK〜vPYで回転駆動される。
【0055】帯電バイアス電圧制御部120は、主制御
部100からの制御命令に基づいて、各帯電ロール12
K〜Yに対してそれぞれ適切な帯電バイアス電圧VCK〜VCY
を印加する(図7(6)(7)参照)。ここで、各帯電
バイアス電圧VCK〜VCYは、VC K≒VCC≒VCM≒VCYの関係に
ある。このような帯電バイアス電圧を印加することによ
り、各感光体ドラム11K〜Yの表面は、適切かつ一様な
電位に帯電される。
【0056】現像モータドライバ141は、主制御部1
00からの制御命令に基づいて、現像モータ143を所
定方向に回転させる(図7(10)(11)参照)。す
ると、駆動伝達機構により、それまで停止していたブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローに対応する各現像ス
リーブ140K〜Yがそれぞれ図2中の矢印の方向に適切
な回転速度vSK〜vSYで回転駆動される。
【0057】現像バイアス電圧制御部143は、主制御
部100からの制御命令に基づいて、各現像スリーブ1
40K〜Yに対してそれぞれ適切な現像バイアス電圧VDK
〜VDYを印加する(図7(12)(13)参照)。ここ
で、各現像バイアス電圧VDK〜V DYは、VDK≒VDC≒VDM≒V
DYの関係にある。このような現像バイアス電圧を印加す
ることにより、各現像スリーブ140K〜Yの磁気ブラシ
に保持されるトナーは、各感光体ドラム11K〜Y表面の
静電潜像上に静電的に移動し得る。
【0058】時間T2において当接が完了する。すなわ
ち、主制御部100は、回転センサ151から送信され
る検知信号に基づいて、シアン、マゼンタ、シアンに対
応する一次転写ロール15の当接が完了したと判断し
(図7(3)参照)、フルカラー画像形成を開始する。
そしてリトラクトモータドライバ50は、主制御部10
0からの制御命令に基づいて、リトラクトモータ51の
回転を停止する(図7(2)参照)。すると、シアン、
マゼンタ、イエローに対応する各一次転写ロール15C
〜Yの中間転写ベルト21側への移動が止まる。
【0059】図8は、時間T2における画像形成装置1
の中間転写ベルト21と各一次転写ロール15K〜Yとの
状態を説明するものである。同図に示すように、すべて
の一次転写ロール15K〜Yは中間転写ベルと21と当接
している。そして、感光体ドラム11C〜Yと中間転写ベ
ルト21との位置関係は変化しないため直ちに(感光体
ドラム11C〜Yと中間転写ベルト21との位置関係を調
整することなく)、上述のフルカラー画像形成モードに
より記録シート上にフルカラーのトナー画像が形成され
る(図7(14)参照)。
【0060】時間T3において、カラー画像形成が終了
する(図7(14)参照)。主制御部100は、PC10
1から送信されたフルカラー画像形成命令の処理が終了
したと判断し、一次転写バイアス電圧制御部150、帯
電バイアス電圧制御部120、感光体モータドライバ1
10、現像モータドライバ141、現像バイアス電圧制
御部143にそれぞれ適切な制御命令を送信する。
【0061】一次転写バイアス電圧制御部150は、主
制御部100からの制御命令に基づいて、各一次転写ロ
ール15K〜Yに対して一次転写バイアス電圧VTK〜VTY
印加を停止する(図7(8)(9)参照)。感光体モー
タドライバ110は、主制御部100からの制御命令に
基づいて、感光体モータ111の回転を停止させる(図
7(4)(5)参照)。すると、駆動伝達機構により、
それまで回転していたブラック、シアン、マゼンタ、イ
エローに対応する各感光体ドラム11K〜Yがそれぞれ停
止される。
【0062】帯電バイアス電圧制御部120は、主制御
部100からの制御命令に基づいて、各帯電ロール12
K〜Yに対して帯電バイアス電圧VCK〜VCYの印加を停止す
る(図7(6)(7)参照)。現像モータドライバ14
1は、主制御部100からの制御命令に基づいて、現像
モータ14の回転を停止させる(図7(10)(11)
参照)。すると、駆動伝達機構により、それまで回転し
ていたブラック、シアン、マゼンタ、イエローに対応す
る各現像スリーブ140K〜Yがそれぞれ停止される。現
像バイアス電圧制御部143は、主制御部100からの
制御命令に基づいて、各現像スリーブ140K〜Yに対し
て現像バイアス電圧VDK〜VDYの印加を停止する(図7
(12)(13)参照)。
【0063】○モノクロモード 時間T4においてモノクロ画像形成が開始される。主制
御部100は、PC101から送信される画像形成命令を
解析し、それがモノクロ画像形成命令であると判断し、
それぞれリトラクトモータドライバ50、一次転写バイ
アス電圧制御部150、帯電バイアス電圧制御部12
0、感光体モータドライバ110、現像モータドライバ
141、現像バイアス電圧制御部143にそれぞれ適切
な制御命令を送信する。
【0064】リトラクトモータドライバ50は、主制御
部100からの制御命令に基づいて、リトラクトモータ
51を所定方向に回転させる(図7(2)参照)。する
と、上述のリトラクト機構により、それまで当接してい
たシアン、マゼンタ、イエローに対応する各一次転写ロ
ール15C〜Yが中間転写ベルト21側から離れ始める。
【0065】一次転写バイアス電圧制御部150は、主
制御部100からの制御命令に基づいて、一次転写ロー
ル15Kに対してそれぞれ適切な一次転写バイアス電圧V
TKを印加する一方、一次転写ロール15C〜Yに対しては
一次転写バイアス電圧を印加しない(図7(8)(9)
参照)。このように一次転写バイアスを印加することに
より、感光体ドラム11Kと中間転写ベルト21との間
にのみ適切な一次転写電界が生じる。
【0066】感光体モータドライバ110は、主制御部
100からの制御命令に基づいて、感光体モータ111
を所定方向に回転させる(図7(4)(5)参照)。す
ると、駆動伝達機構により、それまで停止していたブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローに対応する各感光体
ドラム11K〜Yのうち、感光体ドラム11Kのみが図2
中の矢印Aの方向に適切な回転速度vPKで回転駆動され
る。
【0067】帯電バイアス電圧制御部120は、主制御
部100からの制御命令に基づいて、帯電ロール12K
に対して適切な帯電バイアス電圧VCKを印加する一方、
感光体ロールC〜Yに対しては帯電バイアス電圧を印加し
ない(図7(6)(7)参照)。このように帯電バイア
ス電圧を印加することにより、感光体ドラム11Kの表
面のみが適切かつ一様な電位に帯電される。
【0068】現像モータドライバ141は、主制御部1
00からの制御命令に基づいて、現像モータ143を所
定方向に回転させる(図7(10)(11)参照)。す
ると、駆動伝達機構により、それまで停止していたブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローに対応する各現像ス
リーブ140K〜Yのうち、現像スリーブ140Kのみが
図2中の矢印の方向に適切な回転速度vSKで回転駆動さ
れる。
【0069】現像バイアス電圧制御部143は、主制御
部100からの制御命令に基づいて、現像スリーブ14
0Kに対してそれぞれ適切な現像バイアス電圧VDKを印加
する一方、現像スリーブ140C〜Yに対しては現像バイ
アス電圧を印加しない(図7(12)(13)参照)。
このように現像バイアス電圧を印加することにより、現
像スリーブ140Kの磁気ブラシに保持されるトナーの
みが、感光体ドラム11K表面の静電潜像上に静電的に
移動し得る。
【0070】時間T5において離間が完了する。すなわ
ち、主制御部100は、回転センサ151から送信され
る検知信号に基づいて、シアン、マゼンタ、シアンに対
応する一次転写ロール15の離間が完了したと判断し
(図7(3)参照)、モノクロ画像形成を開始する。
【0071】そしてリトラクトモータドライバ50は、
主制御部100からの制御命令に基づいて、リトラクト
モータ51の回転を停止する(図7(2)参照)。する
と、シアン、マゼンタ、イエローに対応する各一次転写
ロール15C〜Yの中間転写ベルト21逆側への移動が止
まる。
【0072】図9は、時間T5における画像形成装置1
の中間転写ベルト21と各一次転写ロール15K〜Yとの
状態を説明するものである。同図に示すように、一次転
写ロール15Kは中間転写ベルと21と当接している
が、一次転写ロールC〜Yは中間転写ベルトC〜Yと離間し
ている。そして、感光体ドラム11C〜Yと中間転写ベル
ト21との位置関係は変化しないため直ちに(感光体ド
ラム11C〜Yと中間転写ベルト21との位置関係を調整
することなく)、上述のモノクロ画像形成モードにより
記録シート上にブラックのトナー画像が形成される(図
7(14)参照)。
【0073】時間T6においてモノクロ画像形成が終了
する(図7(14)参照)。主制御部100は、PC10
1から送信されたモノクロ画像形成命令の処理が終了し
たと判断し、一次転写バイアス電圧制御部150、帯電
バイアス電圧制御部120、感光体モータドライバ11
0、現像モータドライバ141、現像バイアス電圧制御
部143にそれぞれ適切な制御命令を送信する。
【0074】一次転写バイアス電圧制御部150は、主
制御部100からの制御命令に基づいて、一次転写ロー
ル15Kに対して一次転写バイアス電圧VTKの印加を停止
する(図7(8)(9)参照)。感光体モータドライバ
110は、主制御部100からの制御命令に基づいて、
感光体モータ111の回転を停止させる(図7(4)
(5)参照)。すると、駆動伝達機構により、それまで
回転していたブラックに対応する各感光体ドラム11K
が停止される。
【0075】帯電バイアス電圧制御部120は、主制御
部100からの制御命令に基づいて、帯電ロール12K
に対して帯電バイアス電圧VCKの印加を停止する(図7
(6)(7)参照)。現像モータドライバ141は、主
制御部100からの制御命令に基づいて、現像モータ1
4の回転を停止させる(図7(10)(11)参照)。
すると、駆動伝達機構により、それまで回転していたブ
ラックに対応する現像スリーブ140Kが停止される。
現像バイアス電圧制御部143は、主制御部100から
の制御命令に基づいて、現像スリーブ140Kに対して
現像バイアス電圧V DKの印加を停止する(図7(12)
(13)参照)。
【0076】以上、フルカラーモードとモノクロモード
との画像形成が連続的に行われる場合を図7に基づいて
時系列に沿って説明した。
【0077】このように画像形成装置1においては、フ
ルカラーモードとモノクロモードとの切り替え時におい
て、感光体ドラム11C〜Yと中間転写ベルト21との位
置関係が変化せず常に接触した状態を保つため、感光体
ドラム11K〜Yや中間転写ベルト21を空回転して両者
の位置関係を調整する必要が無い。よって、モード切替
後に直ちに画像形成を行うことができ(図7(14)参
照)、ファースト・コピー・アウトプット・タイム(FC
OT)やファースト・プリント・アウトプット・タイム
(FPOT)の短縮を図ることができる。
【0078】また、この画像形成装置1においては、モ
ノクロモードにおいては、一次転写バイアス電圧VTC〜V
TYの印加(図7(8)(9)参照)、各感光体ドラム1
1K〜Yの回転駆動(図7(5)参照)、帯電バイアス電
圧VCC〜VCYの印加(図7(6)(7)参照)、各現像ス
リーブ140C〜Yの回転駆動(図7(11)参照)、現
像バイアス電圧VDK〜VDYの印加(図7(12)(13)
参照)をいずれも停止するため、稼動コストを大幅に低
減することができる。
【0079】◎変形例1 本実施例ではモノクロモードにおいて、一次転写バイア
ス電圧VTC〜VTYの印加(図7(8)(9)参照)、帯電
バイアス電圧VCC〜VCYの印加(図7(6)(7)参
照)、現像バイアス電圧VDK〜VDYの印加(図7(12)
(13)参照)をいずれも停止したが、例えば、0<V
TC〜VTY<VKYとなるような一次転写バイアス電圧VTC〜V
TYとすることもできる。また、一次転写バイアス電圧V
TK〜VTYが直流電圧に交流電圧を重畳して得られる場合
には、直流電流又は交流電流のいずれか一方を制御する
こともできる。帯電バイアス電圧VCC〜VCY、現像バイア
ス電圧VD K〜VDYについても同様である。
【0080】◎変形例2 本実施例ではモノクロモードにおいて、各感光体ドラム
11C〜Yの回転駆動(図7(5)参照)、各現像スリー
ブ140C〜Yの回転駆動(図7(11)参照)をいずれ
も停止したが、例えば、感光体ドラム11C〜Yの回転速
度を0<vPC〜vPY<vPKとなるような回転速度とする
こともできる。現像スリーブ140C〜Yの回転速度につ
いても同様である。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、FCOTやFPOTの短縮と稼動コストの低減とを高次元
で両立することができる画像形成装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の概念を説明するものである。
【図2】図2は、実施例に係る画像形成装置の断面概略
図である。
【図3】図3は、図2の一部を詳細に説明するものであ
る。
【図4】図4は、実施例に係る画像形成装置の制御系を
説明するブロック図である。
【図5】図5は、実施例に係る画像形成装置のリトラク
ト機構(圧接状態)を説明するものである。
【図6】図6は、実施例に係る画像形成装置のリトラク
ト機構(離間状態)を説明するものである。
【図7】図7は、実施例に係る画像形成装置の制御タイ
ミングを説明するタイミングチャートである。
【図8】図8は、実施例に係る画像形成装置のフルカラ
ーモードを説明する断面概略図である。
【図9】図9は、実施例に係る画像形成装置のモノクロ
モードを説明する断面概略図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、11…感光体ドラム(像担持体)、
21…中間転写ベルト(中間転写体)、15…一次転写
ロール(転写手段)、50…リトラクトモータドライバ
(リトラクト手段)、51…リトラクトモータ(リトラ
クト手段)、52…変心カム(リトラクト手段)、53
…押し当て部材(リトラクト手段)、54…スライドロ
ッド(リトラクト手段)、55…ガイド部材(リトラク
ト手段)、56…圧接部(リトラクト手段)、57…リ
トラクトレバー(リトラクト手段)、100…主制御
部、150…一次転写バイアス電圧制御部、120…帯
電バイアス電圧制御部、110…感光体モータドライ
バ、140…現像スリーブ、141…現像モータドライ
バ、143…現像バイアス電圧制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EA01 EA03 EA05 EC14 ED02 ED03 ED08 ED09 ED24 EE03 FA28 2H030 AB02 AD02 AD07 AD16 BB33 BB34 BB42 BB46 BB53 BB54 2H032 AA05 AA15 BA09 BA23 CA02 CA04 CA12 CA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が形成される像担持体と、当該
    像担持体からトナー像が転写される中間転写体と、当該
    中間転写体を挟み像担持体に圧接して像担持体に形成さ
    れるトナー像を中間転写体上へと転写させる転写手段と
    を備える画像形成装置において、 当該転写手段を中間転写体に対して接離するリトラクト
    手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 単色のトナー像がそれぞれ形成され得る
    複数の像担持体と、各像担持体に対応する複数の転写手
    段と、各転写手段の一部又は全部を接離するリトラクト
    手段とをそれぞれ備え、 当該リトラクト手段は、いずれの像担持体上に転写すべ
    きトナー像が形成されるかに基づいて各転写手段の一部
    又は全部を接離する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 当該リトラクト手段は、単色のトナー像
    により画像を形成する単色モードと多色のトナー像によ
    り画像を形成する多色モードとの別に基づいて各転写手
    段の一又は複数を接離する請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 それぞれ像担持体を有し所定の稼動条件
    により単色のトナー像を各像担持体上に形成し得る複数
    の画像形成ユニットを備え、トナー像を像担持体上に形
    成しない画像形成ユニットの稼動条件は、トナー像を像
    担持体上に形成する画像形成ユニットの稼動条件と異な
    るように設定される請求項2又は3に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 それぞれ像担持体を有し所定の稼動条件
    により単色のトナー像を各像担持体上に形成し得る複数
    の画像形成ユニットを備える画像形成装置において、 トナー像を像担持体上に形成しない画像形成ユニットの
    稼動条件は、トナー像を像担持体上に形成する画像形成
    ユニットの稼動条件と異なるように設定されることを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 トナー像を像担持体上に形成しない画像
    形成ユニットの稼動条件は、トナー像を像担持体上に形
    成する画像形成ユニットの稼動条件よりも画像形成装置
    が長寿命となるように設定される請求項4又は5に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 ある像担持体上にトナー像が形成されな
    い場合には、トナー像が形成される場合に比べてより遅
    い速度でその像担持体を回転させる回転制御手段を有す
    る請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 ある像担持体上にトナー像が形成されな
    い場合にも、前記回転制御手段は、その像担持体の回転
    を停止させない請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 ある像担持体上にトナー像が形成されな
    い場合には、対応する転写手段は、トナー像が形成され
    る場合に比べてより小さい転写バイアスを印加する又は
    転写バイアスを印加しない請求項1〜8のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 像担持体上の静電潜像を回転するスリ
    ープ上に保持される磁気ブラシで摺擦しトナー像として
    現像する現像手段を備え、 ある像担持体上にトナー像が形成されない場合には、対
    応する現像手段は、トナー像が形成される場合に比べて
    より遅い速度でそのスリーブを回転させる又はスリーブ
    を回転させない請求項1〜9のいずれかに記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 像担持体上の静電潜像を回転するスリ
    ープ上に保持される磁気ブラシで摺擦しトナー像として
    現像する現像手段を備え、 ある像担持体上にトナー像が形成されない場合には、対
    応する現像手段は、トナー像が形成される場合に比べて
    より小さい現像バイアスを印加する又は現像バイアスを
    印加しない請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 像担持体上の表面電位を一様に帯電さ
    せる帯電手段を備え、 ある像担持体上にトナー像が形成されない場合には、対
    応する帯電手段は、トナー像が形成される場合に比べて
    より小さい帯電バイアスを印加する又は帯電バイアスを
    印加しない請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成
    装置。
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